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No.27
戦うべき敵

【シナリオデモ1開始】
地球圏エリア
ミネルバ/ブリーフィングルーム
一鷹「浩一、城崎さんは特に問題ねえのか?」
浩一「ああ。加藤久嵩が俺を呼び出すためのエサに使いたかっただけみたいで…」
城崎「検査の結果にも特に異常は見当たりませんでした」
ジョニー「意外と紳士だった、というわけですか。それで、浩一君はヘッドハンティングを?」
浩一「…! やっぱ、わかるもんッスか」
イズナ「加藤久嵩が、わざわざJUDAに出向いてまで、早瀬さんを引き抜きに来たのは有名ですから…」
浩一「あ、そうか。…ジョニーさんの予想通りですよ。矢島とも少し話しました」
カトル「本当に矢島君は加藤機関の一員いなってしまったんでしょうか…」
浩一「………」
〔戦艦の警報〕
静流「もうすぐザフトとの合流ポイントね」
ミラ「ジブリール…今度こそ捕まえられればいいのだけど」
剣児「だいたい、ジブリールなんかを匿うなんてオーブの…奴ら何考えてんだ!」「ユニウスセブンの時からあの国はおかしいぜ!」
つばき「ちょ、ちょっと剣児…。あんた、もう少しデリカシーってもんをね…」
シン「………」
剣児「あ…! す、すまねえ…シン…」
イクサー3「変なの…。どうして謝ってるの?」「ジブリールは悪いヤツなんでしょ? じゃあ匿ってるオーブって国も悪いヤツらじゃないの?」
霞 渚「イクサー3…!」
シン「いいんですよ、ホントの事ですから」「オーブの政治家どもは住んでる人間の事なんてこれっぽっちも考えちゃいないんだ」
ルナマリア「シン…」
ゴオ「だが、アスハ代表はどうにか状況を変えようと奮闘していた。それはお前も知っているだろう?」
シン「…謎の組織とかってのに構いすぎて国の事をやらないんじゃ、一緒ですよ」
鉄也「あの後アークエンジェルともども音沙汰がないが…無事だと思いたいな」
リー「オーブではジブリールの手勢だけじゃなくオーブ軍も相手にしなきゃならねえんだろ? できれば、あいつらの手も借りたいけどねえ」
ルカ「こちらは戦力の配分も考えないといけませんね…」
レイ「…初手から全機出る事もない。シン、お前は待機していろ」
シン「いや、俺も行く。オーブを撃つなら…俺が撃つ!」
アスラン「シン…本当に撃てるのか…? オーブを…」
シン「撃てますよ。あなたこそ、どうなんです?」
アスラン「お、俺は…」
ノイン「ふたりとも、それぐらいにしておけ」
オズマ「アスラン、ジブリールがオーブにいる以上、俺達は戦わざるをえない」「心に迷いがあるまま戦えば、自分だけでなく、周囲も巻き込む。わかるな…?」
アスラン「………」

ミネルバ/通路
アスラン(俺は…何をしているんだ…あの時、誓ったはずなのに…!)
ゴオ「ここにいたのか、アスラン」
アスラン「猿渡さん…」
ゴオ「オーブと戦う事、迷っているんだな…」
アスラン「猿渡さんは平気なんですか…?」
ゴオ「同じ人間同士で戦うんだ。平気なはずがないさ」
アスラン「なら、どうして…?」
ゴオ「俺は、かつての友をこの手にかけた」「やむを得ない状況とはいえ、助けたかったという想いもある…。だが、俺は後悔していない」
アスラン「なぜ…ですか…?」
ゴオ「俺自身が決断した事だからさ」「他の誰でもない自分自身が選び抜いて決めた事だから、すべてを背負い、前を向く事ができるんだ」
アスラン「自分自身で…」
ゴオ「俺やオズマ隊長と違って、お前はまだ若い。そう簡単には割り切れねえだろう。けど…そういう立場を選んだなら、貫け」
アスラン「………」

アークエンジェル/ブリッジ
ミリアリア「ザフト軍、オーブ近海にて部隊を展開し始めたようです」
マリュー「やはりザフトとオーブの戦闘は避けられそうにないようね…」「本艦はまだ出られないの?」
マードック「無理ですよ! まだエンジンの修理が終わってねえんですから!」「って、お嬢ちゃん!」
〔モニターの開閉音〕
カガリ「ラミアス艦長、私だけでも先に行かせてもらう」
マリュー「たった1機でなんて無茶よ! せめて宇宙に上がったキラ君が戻るまでは…!」
カガリ「オーブが再び焼かれようとしているんだ! 悠長に待ってなどいられるか!」「それに、私にはお父様から頂いたこのアカツキがある…!」
〔モニターの開閉音〕
〔バーニアの噴射音〕

マリュー「カガリさん!」
〔モニターの開閉音〕
ネオ「立て込んでるところすまないがね。俺はいつ解放してくれるんだ?」
マリュー「………」
ネオ「どうも捕虜ってのは性に合わないんだ。何だったら、解放を条件に一仕事してやっても…」
マリュー「もう怪我も治ったでしょう。どうぞ行って…」
ネオ「え…!?」
マリュー「格納庫に戦闘機があるわ。それを使っていいから…」
ネオ「お、おい! いいのかよ!?」
マリュー「あなたはムウじゃない…ムウじゃないんでしょ…!」
ミリアリア「艦長…」

アークエンジェル/格納庫
〔通信の閉じる音〕
ネオ「やれやれ…」(泣かせたままってのは後味悪いよな、やっぱ…)
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「戦うべき敵」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔第3軍ユニット出現〕

〈出撃準備〉
ジブリール「来たか…ミネルバ。そしてLOTUS」「では、ユウナ・ロマ。手筈通りにな…。負ける側につきたくはないだろう?」
ユウナ「わ、わかりました…」
〔通信の閉じる音〕
リリーナ「愚かな…。己の保身のために一国をも犠牲にするとは」「今からでも遅くありません。彼らに投降なさい!」
ジブリール「愚かな事を。私が宇宙に上がりさえすれば、奴らなどは恐るるに足らんよ」「それより、君は自分の心配をすべきではないのかね…?」
リリーナ「………」
メイリン「艦長! オーブ軍から通信です!」
タリア「オーブから!? 繋いでちょうだい」
〔モニターの開閉音〕
ユウナ「ユウナ・ロマ・セイランである。オーブ政府を代表して回答する」「何度も伝えた通り、貴官らが引き渡しを要求するロード・ジブリールなる人物は我が国内には存在しない!」「またこのような武力をもっての恫喝は一主権国家としての我が国の尊厳を強く侵害する行為として…」
ミサト「あくまでシラを斬り通すつもりね。そんな大嘘が通用するとでも思ってるのかしら?」
デュランダル「もはやどうにもならんようだな。この期におよんでこんな茶番に付き合えるわけもない」「我らの想いにこのような虚偽をもって応ずるというのなら…」「私は正義と切なる平和への願いをもって断固これに立ち向かう!」「ロード・ジブリールをオーブから引きずり出せ!」
タリア「はっ! 総員、戦闘開始!」
<戦闘開始>

<敵全滅or2PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方ユニット出現〕
ヒイロ「ロード・ジブリール…リリーナを返してもらう!」
デュオ「へへ…やっぱり来たか」
リリーナ「ヒイロ…!」
ジブリール「愛しのナイト様のご登場か。だが、それも予想済みだ!」
〔敵ユニット出現〕
トロワ「………」
鉄也「あのガンダムは…!」
ジブリール「名無しのパイロットよ、貴様をここまで取り立ててやった恩を今こそ返してみせろ!」
ヒイロ「トロワか…遠慮はしない」
トロワ「全力で来い…ヒイロ」

<アスラン(ブレイズザクウォーリア搭乗)vsオーブ兵>
アスラン「戦いたくはない…。だけど、戦わないわけにはいかない。俺は…どうすればいい? キラ…!」

<シンvsオーブ兵>
シン「戦火を避けるため、連合に迎合したのはまだ理解できた…。だけど、この状況でロゴスをかばって何の意味があるんだ!?」「国としての理念を捨てて…国民に不幸を押し付けて…! …こんな国なら、俺は…っ!」

<敵全滅or4PP・味方援軍2&敵増援2出現>
ユウナ「何してるんだ、我が軍は!! このままじゃオーブは…!! あーもう、どうすりゃいいんだ…!!」
〔レーダー反応〕
メイリン「高熱源体接近! 所属不明機です!」
〔味方ユニット出現〕
タリア「金色の…モビルスーツ…!?」
デュランダル「ほう…最前線であのカラーリングとはなかなか度胸がある」
カガリ(お父様…私は…)
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

???
ウズミ(顔グラはSOUND ONLY)「カガリよ…」
カガリ「お父様の、声…!?」
ウズミ(顔グラはSOUND ONLY)「もしもお前が力を欲する日来たれば、その希求に応えて私はこれを贈ろう…」「守るための剣…今必要ならば、これをとれ」
カガリ「守るための剣…黄金の…モビルスーツ…!」
ウズミ(顔グラはSOUND ONLY)「意志のまま…お前が定めた為すべき事を為すためならば…!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
カガリ(お父様…あなたから託された黄金の意志を今、守るための剣として…!)「私はウズミ・ナラ・アスハの子、カガリ・ユラ・アスハ! 双方、今すぐ戦いを中止せよ!」
アスラン「カガリ…!」
ユウナ「カガリ! カガリー! 来てくれたんだね、マイハニー! 指揮官は僕、僕だよぉ!」
カガリ「ユウナ。私を本物と…オーブ連合首長国代表首長カガリ・ユラ・アスハと認めるか?」
ユウナ「もちろんもちろんもちろん! 僕にはちゃーんとわかるさ。君は本物だ!」
カガリ「ならばその権限において命ずる。将兵達よ、直ちにユウナ・ロマを国家反逆罪で逮捕、拘束せよ!」
ユウナ「え? ちょっ! カガリ!」
カガリ「オーブ全軍に告ぐ! 我が国はロゴスの存在を良しとしない!」「ロゴスに与する者達をただちにオーブから排除するのだ!」
ジブリール「アスハの娘め…余計な真似を!」「こうなれば、この国もろとも奴らを消し去ってくれる!」
〔敵ユニット出現〕
柳生「オーブなんてお構いなしに私達をここで消すつもりね!」
タリア「各機へ! これより我が艦は連合軍を撃破しつつ、ジブリール確保に当たります!」
アーサー「よろしいのですか…!?」
タリア「議長が命じたのはジブリールの確保よ。オーブと戦えとは聞いていない。無益な戦いをする必要はないわ」「そちらもよろしいでしょうか? アスハ代表」
カガリ「聡明な判断、感謝する」
ミサト「みんな、聞いての通りよ! 力を合わせて、まずは連合軍を撃退して!」

<敵全滅or5PP・味方援軍3&敵増援3出現>
〔味方ユニット出現〕
浩一「あれは、アークエンジェル…!? けどボロボロじゃないか…!」
カガリ「ラミアス艦長! そんな状態で来るなんて!」
マリュー「あなたひとりを行かせられるわけないでしょ!」
カガリ「すまない…。だが、私は…!」
〔敵ユニット出現〕
マリュー「…!」
連合兵「そんな状態で戦場に出てくるとはな! 落ちろ…!」
〔ウィンダム、マリューへ接近〕
???(ネオ)「させるかよっ…!」
〔味方ユニット出現〕
マリュー「え…!?」
〔ネオ、ウィンダムへ攻撃〕
〔ビームの発射音〕
〔ウィンダムにダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕

チャンドラ「スカイグラスパー!?」
ネオ「すまんな、余計な真似して」
マリュー「あ、あなた…! どうして…!?」
ネオ「あのジブリールって奴、実は俺も嫌いでね。少しおせっかいをさせてもらうぜ!」
一鷹「よし、これだけ数が揃えば、ジブリールだって…!」
ジブリール「おのれ…デストロイを出せ!」
〔敵ユニット出現〕
〔デストロイガンダム、活性化〕

メイリン「連合の巨大モビルスーツが出現! 長距離高エネルギー砲きます!」
レイ「あの位置…避難シェルターに直撃するぞ!」
カガリ「そんな事させてたまるか! このアカツキで…!」
〔カガリ、デストロイガンダムへ接近〕
〔デストロイガンダム、カガリへ攻撃〕

[イベント戦闘「カガリvsデストロイガンダム」]
連合兵「デストロイの最大火力で破壊してやる! 金色のモビルスーツ!」
カガリ「くっ…だが、どれほど強力なビームでも、アカツキの特殊装甲ならば防げる!」

ネオ「…!?」
カガリ「ぐぅっ…! さすがに衝撃までは防げないか…!」
ネオ(こ、この光景…前にも…どこかで…!)
アスラン「よせ、カガリ! いくらその機体でも無茶だ! 君が死んでは、オーブは!」
カガリ「もう…退くものか!」「私は、この国を…民を! 二度と焼かせたりなどしない…!」
ネオ(!? そうだ! 俺は…俺は!)
〔デストロイガンダム、カガリへ攻撃〕
〔主砲の発射音〕
〔カガリにスパーク〕

カガリ「クッ! うぐうぅぅぅっ…!」
アスラン「カガリ!」
ムウ「うおおおおおおおっ!」
〔ムウ、デストロイガンダムへ攻撃〕
〔主砲の発射音〕
〔デストロイガンダムに爆発〕
〔ムウ、カガリへ隣接〕

カガリ「! 少佐…!?」
ムウ「ようやく思い出した…! 自分が誰なのか…俺が今、なぜここにいるのか!」
マリュー「あ、あなた…記憶が…!?」
ムウ「守ってみせるさ。なんたって俺は…」「不可能を可能にする男だからな!」
マリュー「ムウ…!」
〔デストロイガンダムの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

ジブリール「ええい、何をしている! 早く落とせ! あの装甲とて、カメラやバーニアまで覆っているわけではないだろう!」
〔デストロイガンダム、活性化〕
メイリン「巨大モビルスーツに高エネルギー反応! 一斉掃射、来ます!」
サコン「いかん! あれだけの攻撃を受けては金色のモビルスーツごとアークエンジェルも!」
アスラン「カガリィィィィッ!!」
〔ビーム砲の発射音〕
〔画面、黄色にフラッシュ〕
〔味方ユニット表出〕

キラ「………」
ルナマリア「フリーダム…!? いや、違う…あの機体は!?」
キラ「そう…あの日、僕達が噛み締めた思いはもう誰にも味わわせちゃいけない」「だから、僕はオーブを…この世界を守りたいんだ!」
〔キラ、気力上昇〕
〔デストロイガンダム隊へ照準〕

[キラ、MAP兵器「ハイマットフルバースト」使用]
キラ「あのときの大型モビルスーツ…! オーブを焼かせるわけにはいかない!」「ストライクフリーダムには、ラクスの願いが込められている…」「今、その願いを!!」

〔デストロイガンダムの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕
〔デストロイガンダム隊、HP減少〕

シン「キラ・ヤマト…」
アスラン「キラ、それがお前の…」
〔味方ユニット出現〕
ラクス「あれがキラの想い。想いを成し遂げるための新しい剣」
アスラン「エターナル…!? どうしてここへ…!」
ラクス「アスラン、あなたに渡したいものがあります。こちらへ来て下さい」
アスラン「俺に…?」
〔アスラン(ブレイズザクウォーリア搭乗)、ラクスへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕

【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

地球圏エリア
アスラン「これは…!」
ラクス「インフィニットジャスティス…あなたのための、新しい剣ですわ」
アスラン「新しい剣…。だが、今の俺には…」
ラクス「怖いのは閉ざされてしまう事。こうなのだ、ここまでだと終えてしまう事です」「力はただ、力です。それを望むか、どう使うか…決めるのはあなたですわ」
アスラン「決めるのは、自分…」
ゴオ(回想)「俺自身が決断した事だからさ」「他の誰でもない自分自身が選び抜いて決めた事だから、すべてを背負い、前を向く事ができるんだ」
アスラン「………」「ジャスティス…もう一度、俺と共に…!」「アスラン・ザラ、ジャスティス、出る…!」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
〔味方ユニット出現〕

バルトフェルド「届け物は渡し終わったようですな。どうします、我々も加わりますか?」
ラクス「いえ、我々はここにいるべきではない存在。後はキラ達に任せましょう」
ダコスタ「了解、後退します!」
〔味方ユニット離脱〕
タリア(エターナル…今はまだ表舞台に立つ時ではないという事かしら…)
〔敵ユニット出現〕
カガリ「まだ来るのか…!? だが、戦力は残り少ないようだな!」
アスラン「カガリ! ここは俺達が抑える! お前は早くジブリールを見つけるんだ!」
カガリ「わかった! フラガ少佐、私達は退くぞ!」
ムウ「了解! あとは頼んだぜ!」
〔味方ユニット離脱〕

<ヒイロvsトロワ>
トロワ「…いくぞ、ウイングガンダム」
ヒイロ「気にするな。障害を取り除くのは当然だ。そして、俺も気にするつもりはない」

<デュオvsトロワ>
トロワ「………」
デュオ「相変わらずの朴念仁だな、おい。本気で裏切ったかと疑っちまうぜ」
トロワ「余計な口を利ける状況ではない。悪く思うな」
デュオ「苦労してんな、お互いよ。それじゃ、いくとしますかね…!」

<カトルvsトロワ>
カトル「ここで終わらせるよ、ガンダム!」
トロワ「…俺もそうしたいが、裏がまだわからん。それなりの抵抗はさせてもらう」

<トロワ撃破>
トロワ「…ここまでか。さすがだな、LOTUS」(すまない、ヒイロ。隙を作る事はできなかった。俺は俺の任務を続ける)
〔敵ユニット離脱〕
ダイヤ「あれ? あのガンダム、逃げてくぜ?」
ミサト「今は無理して追う必要はないわ。残っている連合軍の相手に専念して!」
シン「了解! あと少しなんだ。やったやるさ!」
ジブリール「ええい、役たたずのガンダムめ! こうなれば…!」

<敵10機以下・敵増援4出現>
〔基地の警報〕
ミリアリア「新たな熱源が接近中! 熱紋ライブラリ照合…該当あり!」
〔敵ユニット出現〕
キラ「!? あれは、僕達が追っていた…!」
〔画面、インペリアルヴァレイを表示〕
アーサー「艦長、見た事のない新型もいます!」
タリア「あの軍勢とは一度戦闘になったきりだけど…何が目的だというの…?」
〔カーソル、ORF-59 リーヴスを指定〕
一鷹「あの戦闘機は…! 間違いねえ、博士をさらった奴らだ!」
アリス「では、アークエンジェルが追っていたのは私達が捜していたのと同じ…!」
一鷹「あれがGreATと関係あるかどうかはこの際、どうでもいい! 捕まえちまえば、あとは!」
メイリン「所属不明機へ全チャンネルで呼びかけましたが、応答ありません!」
兵士「さて…LOTUS。その疲弊した状態でどれ程の力を発揮できるか、見せてもらうぞ」「各機、連合は放っておけ。目標はLOTUSのだ!」
デュオ「チッ! 奴ら、どうやら狙いは俺達のようだぜ!」
アスカ「上等じゃないの! どこの誰かは知らないけど、降りかかる火の粉は払うまでよ!」
ジブリール「どこの組織かは知らんが、この機を利用させてもらうぞ。早くシャトルを出せ!」
リリーナ「どちらへ逃げようと無駄です。もう諦めなさい!」
ジブリール「黙れ! 私には君と、そしてまだもうひとつの切り札が残っている」
リリーナ「切り札…? あなたは、この期に及んでまで何か企みを…!」
ジブリール「ククク…。地上や宇宙のバケモノ達なぞ、すぐに消し去ってくれるわ!」
〔敵ユニット出現〕
メイリン「本島2区に発進する機影! これは…セイラン所有のシャトルです!」
〔シャトル、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

ハイネ「ジブリールめ! また逃げ出すつもりかよ!」
ヒイロ「…逃がしはしない、ジブリール!」
〔ヒイロ、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

デュオ「いつもながら動きの速い事で…」
カトル「ジブリールは彼に任せて、僕らはオーブの防衛を!」
オズマ「よし、気合を入れていくぞ!」

<敵増援4出現の次PP・第3軍増援1出現>
〔ステルス作動〕
〔第3軍ユニット出現〕

悠「………」
一鷹「悠兄さん! どうしてここへ…!?」
悠「俺に構うな、一鷹。今は目の前の敵に集中しろ」
一鷹「え!? 悠兄さん…?」
ハルノ「データ照合完了…。悠さん、やはりあの機体に使われている技術は…」
悠「くっ…! これ以上、じいさんの発明を悪用されてたまるものか…!」「ハルノ、俺達で奴を止めるぞ!」
ハルノ「了解!」
〔悠、精神コマンド「集中」使用〕
ジェフリー「む…? 過去の出現例では例外なく敵対行為をしていたはずだが…」
ミサト「どんな心変わりか知らないけど、敵対する意思はないようね」「各機、彼に攻撃する必要はないわ! 所属不明機撃退の後、ただちにジブリール追撃に移ります!」
一鷹「了解!」

<アスラン(∞ジャスティスガンダム搭乗)が戦闘>
アスラン「俺はもう力を振るう事を迷わない! 未来を閉ざさないためにも、この新しい剣でオーブも世界も守り抜く!」「それが俺自身の決断だ!」

<兵士と戦闘(戦闘後)>
キラ「あの機動性…。マリューさん、やはり…!」
マリュー「ええ。戦う度に期待の性能が上がって、仕様もマイナーチェンジされているわ」
キラ「それだけの力があって…どうして…どうして戦う事しか考えられないんだ!」
シン「キラ・ヤマト…」

<一鷹vs兵士>
一鷹「…!? あの外装フレームは…!」
アリス「ええ。ごくわずかですが、ラッシュバードやストレイバードとの類似点が認められます…!」
兵士「御崎町で見逃した40m級か。確か、あの機体はもはや過去の遺物。我々には不要との判断が下されていたはず」
アリス「…! 来ます!」
一鷹「考える暇すら与えちゃくれねえってか!こうなりゃ、やってやる!」

<キラvs連合兵>
キラ「これ以上悲しみは広げさせない…。そのための力なら、僕は!」

<シンvsトロワ>
シン「まだジブリールの味方をするのかよ! あんたはいったい何なんだ!」
トロワ「名もない連合の犬だ。今はそれでいいだろう」

<シンvs兵士>
兵士「あのパイロットは過去に一度、妙な力を見せている。新型機とあわせてもう少し見ておくか…!」
シン「何だ、こいつら…? 俺を見てるのか?」

<レイvs連合兵orオーブ兵>
レイ「望む未来…もう少しで手が届く。もう少しなんだ…!」

<ルナマリアvs連合兵orオーブ兵>
ルナマリア「ジブリールを逃がすために盾になるなんて…! ロゴスもジブリールも、もう後がないのよ!?」

<甲児vs兵士>
甲児「このクソ忙しい時に出てきやがって! おかげでジブリールの野郎に逃げられちまったじゃねえか!」
兵士「マジンカイザーに搭乗していない貴様に興味はない。戦場の片隅で吼えているがいい」

<豹馬vs兵士>
兵士「コン・バトラーV…。稼動から既に半年以上か。必要なデータは揃っているようだが…」
小介「みなさん、敵の力は未知数です! ここはしばらく様子を見た方が…!」
豹馬「心配するな、小介! コン・バトラーは無敵のロボットだ!」「奴らが何者だろうが勝利のVサインを決めてみせるぜ!」

<健一vs兵士>
兵士「ボルテスV…! せっかくだ、じっくり相手をするとしよう」
日吉「もう少しでジブリールを捕まえられたかもしれないのに!」
健一「日吉、悔しがる暇があるなら一秒でも戦闘を早く終わらせるんだ!」
めぐみ「そうね。今はオーブを守る事だけを考えましょう!」

<葵vsORF-59 リーブス>
兵士「パワーが以前より上昇しているな。どこまで成長するか…楽しみな事だ」
くらら「こいつら、御崎町でグライフ博士を連れ去った奴らよね?」
ジョニー「映像を確認しましたが、まず間違いありませんね」
朔哉「あの時、俺達がもう少し早く到着していれば…」
葵「ちょっと責任感じちゃうわね。ここは一鷹君のために人肌脱ぎましょ!」

<シンジvs兵士>
シンジ「式波の言う通り、火の粉は払うしかない…!」
兵士「決戦兵器エヴァンゲリオン…情報の隠蔽率は異常ですらある。いったいどんな秘密が隠されていると…?」

<アルトvs兵士>
アルト「出方をうかがって手遅れになるとまずい…。速攻で片付けさせてもらうぜ!」
兵士「あれがフロンティア船団独自開発のVF―25か。確かにVF-19からの性能の向上が著しい…」「わずか十数年でここまでとは、注目すべき発展速度だな…!」

<剣児or磁偉具vs兵士>
剣児「お前らがどこの誰かは知らねえが、やるってんなら相手してやるぜ!」
磁偉具「奴らの狙いがわからん! 突っ込みすぎるなよ、剣児!」
兵士「鋼鉄ジーグ…。銅鐸の力、この目で確かめさせてもらう」

<ダイヤvs兵士>
ダイヤ「お前達の狙いは何だ! ここを戦場にする気なら許さないぞ!」
兵士「NEXに送り込んだスパイの情報よりも大きく出力が増加している…。あれが炎とやらの特殊な力か」「充分なデータは得られたかと思っていたが、まだまだ観察が必要なようだな」

<ゴオvs兵士>
兵士「擬態獣を根絶に追い込んだ力、プラズマドライブだけによるものだとは考えにくい…」「別の切り口から観察すれば、何かがわかるかもしれんな」

<浩一vs兵士>
浩一「ジブリールがいなくなったならオーブを攻める理由もないんだ!だったら俺はオーブを守る!」
兵士「ラインバレルか…。お前の『可能性』は管轄外だが…」

<イクサー3vs兵士>
兵士「イクセリオに関してはデータが少なすぎる…。これ以上のデータ収集もできそうにないな」
イクサー3「なんだ、じっーっとこっち見て…。気持ち悪い奴!」

<インペリアルヴァレイ撃破>
兵士「やるな、LOTUS! だが、ここまでは予測済みだ」「Dコンバータ変換効率最大! 機体の実験をさせてもらう!」
〔インペリアルヴァレイ、キラへ隣接〕
〔キラにダメージ〕

キラ「!? なにっ…!?」
兵士「フフフ…新型と言っても所詮はフリーダムの延長線上の機体! この機動力にはついてこれまい!」
〔インペリアルヴァレイ、キラの周囲を移動〕
〔キラに爆発〕
〔キラ、HP減少〕

キラ「くっ! あの動きは…!?」
ハルノ「敵機の機体温度、上昇中! 空間に歪みが生じ始めています!」
悠「…! まずい! あれが暴走すれば、この辺り一帯は跡形もなく吹き飛ぶ!」「ハルノ、俺達で止めるぞ!」
ハルノ「ダメです、想定臨界点を突破! 撃墜するだけでは、もう止まりません!」
アスラン「キラ!」
シン「うおおおおおーっ!!」
〔シン、インペリアルヴァレイへ隣接〕
〔インペリアルヴァレイに爆発〕
〔インペリアルヴァレイにスパーク〕

兵士「うぐっ…!」
キラ「君…!?」
シン「あんたは俺に教えてくれたはずだ! 誰かを守る事の素晴らしさを! そのための覚悟を!」
アスラン「シン、お前…」
シン「あんた、オーブを…この世界を守るんだろ!? こんな所でやられるつもりかよ!」
キラ「そうだ…僕達は負けられない! 誰かを守るために…! この世界のために、命をかけて!」
兵士「フン、たかが1機に何ができる!」
シン「させるかあっ!」
〔インペリアルヴァレイにダメージ〕
兵士「なにっ…!?」
シン「今だ! いけええぇぇぇっ…!」
キラ「アスラン!」
アスラン「わかってる!」
〔アスラン、キラへ隣接〕
〔キラ、インペリアルヴァレイへ攻撃〕

[イベント戦闘「キラvsインペリアルヴァレイ」]
アスラン「シンが作ったこのチャンス、逃すわけにはいかない!」
キラ「動きは合わせる! 行って、アスラン!」「敵の足を止める!」
アスラン「もらったっ!」
キラ「まだだっ!」
アスラン「攻撃の手を緩めるな、キラ!」
キラ「ええいっ!」
アスラン「タイミングを合わせろ!」
キラ「これで…!」
アスラン「最後だっ!」
兵士「もう無理だ! 機体を破棄する…!」
キラ「アスラン…ありがとう」
アスラン「キラ…シンにも助けられたな…」

兵士「バ、バカな…!? 貴様達は…いったい…!?」
〔敵ユニット撃破〕
アルト「前後から敵を挟んで…!? あんなのが即興でできるのか…!」
キラ「アスラン…」
アスラン「キラ…!」
悠「1機が動力部を狙って動きを止め、その一瞬の隙を突いて残る2機が波状攻撃を仕掛ける、か」
ハルノ「今日のところは彼らに救われましたね」
悠「………」
ハルノ「悠さん…あなたにはもうわかっているはずです」「私達の力だけで彼らに立ち向かう事は…」
悠「…黙れ、ハルノ。これは俺の戦いであり、問題だ。誰にも邪魔はさせない…!」
〔ステルス作動〕
〔第3軍ユニット離脱〕

アリス「ああっ! ストレイバードが!」
朔哉「前回同様、誰かさんみたいに帰る時はさっさと帰っちまうんだな」
一鷹(悠兄さん…。あんたはいったい何をしようとしてるんだ…)

<敵全機・勝利条件達成>
メイリン「連合、所属不明軍、共に後続の反応ありません!」
カガリ「すまない、こちらに来てくれないか? ジブリール、そして所属不明の軍の事で話し合いたい」
タリア「了解しました、アスハ代表」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

地球圏エリア
アプリリウスワン/議長の執務室
デュランダル「まさか沈んだと思っていたアークエンジェルが現れるとはね…」
タリア「彼等の偽装を見抜けなかったのは艦長である私の責任です。どのような処罰も受ける覚悟です」
デュランダル「その件で君に責を課すつもりはない。むしろ、さすがはアークエンジェルといったところだろう…」
タリア「よろしいのですか…?」
デュランダル「君達にはベルリンやヘブンズベース、LOTUS下での十分すぎる功績もある」「ミネルバはこのままLOTUSへの協力を続けてもらいたい」「ジブリールの行方は、プリベンターのエージェントにも追ってもらっている。行方がわかり次第、また連絡する」
タリア「了解しました」
〔通信の閉じる音〕
デュランダル「アークエンジェル…。今はまだ利用させてもらおうか。この世界のために必要な力として…」

オーブ軍/司令室
〔殴打音〕
ユウナ「カガリ…!」
カガリ「お前だけを悪いとは言わない。己の任をまっとうできなかった私も十分に悪い!」「だが、これは何だ? 意見は違っても、国を守ろうという思いだけは同じだと思っていたのに!」
ユウナ「いや、だからそれは…ロゴスの影響力が…」
カガリ「しばらく頭を冷やしてこい! 連れて行け!」
〔扉の開閉音〕
デュオ「国を焼く原因を作った奴に随分と寛大だねぇ…」
アスラン「彼も止めたかったんだ…戦争になるのを…。ただ周りが見えていなかっただけで…」
カガリ「ああ、奴も過ちを犯した事を知った。そして知った事で、より大きく成長できるはずだ」「人の歴史が過ちと成長を繰り返してきたようにな」
ゴオ「だが、中には過ちを過ちと認めぬ者もいる…」
ルカ「ロード・ジブリール…いったい彼はどこへ…?」
ノイン「リリーナ様の事もある。一刻も早く見つけ出さなければ…」
カガリ「ジブリールに手を貸したのはオーブの責任だ。これからは全面協力を約束しよう」
剣児「それより、気になるのはあの連中だぜ。あいつら、まるで俺達を使って何かの実験をしてるみたいだったぞ」
甲児「ああ。奴ら、いったい何が目的なんだ?」
マリュー「まだわからないわ。目的も、背後関係すらもね」「ただひとつ言えるのは、彼らの機体は戦う度に強化されていくって事。それも、私達の技術を使ってね」
一鷹「…!?」
つばき「こちらの技術が盗まれてるって事…!?」
ゴオ「だが、データを集めたくらいでそう簡単にまねができるものなのか? 相当な技術力だぞ、それは」
ミサト「ラミアス艦長、アークエンジェルはこれからどうなさるおつもりですか?」
マリュー「宇宙を拠点に、ラクスさんと連携して引き続き例の勢力の調査に当たろうと思っています」
ムウ「当然、俺も一緒にな」
マリュー「ムウ…!?」
キラ「ムウさん…本当にもう記憶が…?」
ムウ「ああ、心配するな。何もかも思いだしたよ。俺が誰で、誰を愛してたかって事もな…」
マリュー「ムウ、あなた…」
カガリ「私も同行しよう。オーブの事は、トダカやキサカに任せておけばいい」
キラ「カガリ…本当にそれでいいの?」
カガリ「当たり前だ! それともお前は、私の部下の能力にケチをつけるつもりか?」
ゴオ「代表…彼は心配なんですよ。不完全な状態のアークエンジェルで連中を追うのは危険ですからね」
アスラン「なら、俺をアークエンジェルに同行させてください」
キラ「アスラン…!?」
アスラン「俺のジャスティスとキラのフリーダム、それにアカツキがあれば、奴らの戦力にも対抗できる」
シン「けど、それじゃあミネルバはどうなるんです? アスラン、またあなたは…」
アスラン「ミネルバにはお前がいるじゃないか」
シン「え…!?」
アスラン「シン、お前はもう一人前のFAITHだ。これからは、お前が中心となってミネルバを守るんだ」
シン「アスラン…」
アスラン「できるな、シン?」
シン「どれだけあなたの戦いを見てきたと思ってんです。やれますよ。やってみせます!」
ハイネ「シンの言葉も強がりじゃなさそうだな。頑張って来いよ、アスラン!」
アスラン「ああ!」
ゴオ「フ…どうやら、シンもアスランも迷いは吹っ切れたようだな」
一鷹(………)(あの連中の機体の事…悠兄さんは何か気付いてるみたいだった)(それに奴らの異常な解析能力…まさか、博士が…?)

???
兵士「現場からLOTUSに関する新たな報告が届いておりますが…」
???(グロリア)「ほう。Dコンバータの暴走を直前で止めて見せたか…」「やはりLOTUSには『可能性』が多々集まっているようだな。我々の選択肢も増えるというものだ」
兵士「いかがなさいますか?」
???(グロリア)「計画に変更はない。引き続き、彼らのデータ集めを西遊せ事項とするように」
兵士「かしこまりました」
???(グロリア)「私は機を見て宇宙へ上がる。博士の頭脳があれば、アレの完成も夢ではない事がわかったのでね」
兵士「了解。現在組み立て中のヒューマノイド型ももうじき完成しますが、そちらは?」
???(グロリア)「そのまま続行してくれたまえ。脳波解析も、完成までは続けて構わん」
兵士「はっ…」
???(グロリア)「さて、LOTUSの諸君…次はどんな力を見せてくれるかね?」

地球圏エリア
大空魔竜/ブリッジ
ミサト「なんですって!? 緊急帰還命令!?」
マコト「ええ。衛星軌道上にパターン青、また詳細は確認できませんが…」
ミサト「了解。すぐに向かうわ」
〔通信の閉じる音〕
ミサト「キャプテン、お願いできるかしら?」
ルル「もちろんです。各艦に通達、LOTUSはこれより第3新東京市に向かいます!」
【シナリオエンドデモ終了】


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