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No.32
奏でられた曲は

【シナリオデモ1開始】
地球圏エリア
ダイダロス基地/格納庫
連合士官「よくぞ、ここまで…。ご無事で何よりです、ジブリール様」
ジブリール「この私がこのような無様な生き方を…。許さんぞ、コーディネイターどもめ…」「おい、例のモノの準備はできているな?」
連合士官「はい。既に準備の方は済んでおります」
ジブリール「そうか…。フフ、デュランダルの恐怖に歪む顔を見られないのが残念だな」
リリーナ「ロード・ジブリール…。あなたはいったい何をしようと…?」
ジブリール「なに、曲を1曲奏でるだけですよ」
リリーナ「曲…?」
ジブリール「そうです。宇宙の化物どもに送るレクイエムをね…」

フラッグ/ブリッジ
ハイネ「高蓋然性世界の半分を牛耳る統一意思セントラルの存在…。マキナ人間による意思統一…」「そして加藤機関の真の目的は、そいつらの侵略への対抗だった、ね」
健一「石神社長の死も、森次さんの裏切りもすべて計画通りだったという事か…」
石神「私の肉体が死に、JUDA…もとい、巨大戦艦フラッグと一体化しなければフラッグの起動もできなかったんだ」「森次君は汚れ役を引き受けるついでに早瀬君の成長を促してくれてたんだよ」
沢渡「もっとも、俺達は知らずにお前達と戦ってたがな。察しのいいオデコちゃんは別にしてもだ」
五飛「俺とて目的を知っていたわけではない。貴様らの言う『想像』はしていたがな。勘違いしないでもらおう」
ユリアンヌ「ま、とにかくよろしく頼むわね、正義の味方さん」
レイ「その話が本当だったとしても、加藤機関のやってきた事決して許されるものではない」
浩一「俺だってそうさ。でも、今は世界を守ることが先決だ。だからレディさんも提案を受け入れたんだ」
ルナマリア「確かに浩一君の言う通りよね。今は人間同士で争っている状況じゃないもの…」
エイーダ「私もそう思います…」
ちずる「エイーダさん…本当にあなたがあのR-ダイガンのパイロットだったの?」
エイーダ「はい…。今まですみませんでした」
つばき「でも、どうして…?」
F.S.「それは私が説明しよう」
剣児「おわっ! だ、誰だよ、このおっさん…!?」
葵「彼はF.S.…フォグ・スウィーパー…」「今、私達とランデブーしてるダンクーガの基地、ドラゴンズハイヴの総司令官ってところかしらね」
剣児「基地って…龍の形をした戦艦の方か? もう一隻、でけえ世感も一緒に飛んでるし、一度には覚えられねえよ!」
一鷹「えーと…仲間になった加藤機関の旗艦がシャングリラで…」「JUDA本社の中に隠してた巨大戦艦が今俺達が乗ってるフラッグ…」
アリス「龍の戦艦でダンクーガの基地だったのがドラゴンズハイヴです」
剣児「あー、やっぱ覚えらんねんや。けど、俺達の母艦は今まで通りなんだろ? なら別に困らねえからいいか!」
柳生「馬鹿が話の腰を折ってしまってすまない。改めて聞かせてくれないか? R-ダイガンが戦っていた理由を…」
F.S.「R-ダイガンは元々ダンクーガを更なる高みへと進化させるための存在だったのだよ」「すべては人類の敵となる使徒と月のWILLに対抗するためにね…」
アルト「WILL…?」
F.S.「遙か太古、この宇宙が生まれる前から人類の存在を監視し続けている無機生命体だ」「地球を見守ってきたWILLは我々人類に可能性を感じ、ダンクーガを託してドラゴンズハイヴにいるが…」「後からやってきた月のWILL…」「ムーンWILLは人類をこの宇宙にとって危険な存在と判断、絶滅すべきと考えた」
柳生「だから、ダンクーガとR-ダイガンを…」
宙「加藤機関がこちらの世界の人間とあえて敵対し、戦う意志を育ててきたようにか」
F.S.「そういう事だ。だが、今の君達なら人類を護る事ができるはずだ」「マックスゴッドへと進化したダンクーガ、そして数々の戦いを経て成長した今の君達ならね…」
葵「護ってみせるわ。ダンクーガのゴッドビーストモード、そして合神したマックスゴッドの力でね…!」
甲児「俺のカイザー、鉄也さんの真のグレートも手を貸すぜ!」
浩一「ラインバレルだってペインキラーだって強くなったんだ。負ける気がしないぜ!」

一鷹「加藤機関が仲間入りして森次さんが帰ってきてくれたのはいいッスけどまだまだ敵はいるんですよね…」
森次「ああ。LOTUSとしては敵が加藤機関からセントラルに変わっただけの話だ。数は減っていない」
鉄也「バジュラに月のWILL、ロゴスの残党、統一意思セントラル、そしてクトゥルフ…」
ルカ「それにアークエンジェルが追っている謎の組織も残っています」
一平「あいつら、俺達がフロンティアを離れた時にも現れやがったが、明らかに俺達を観察してたぜ」
加藤「彼らの正体は、高蓋然性世界における人類政府…新統合政府の首脳陣だ」
ルカ「え…!?」
加藤「キャサリン・グラス、君はフロンティア船団が旅立ってからの地球の状況をどこまで知っている?」
キャシー「私がレオンから聞いたのは新統合政府が何者かと戦争状態に陥ったという事だけ…」
加藤「その統合政府と戦争を起こしたのが統一意思セントラルだ」
一鷹「ちょっと待ってくれ、加藤さん。あんた達が最初に御崎町を襲った時、奴らの戦闘機を見逃したって聞いてる」「そん時は加藤機関だってセントラルの味方を装ってたんだろ? なんで戦わなかったんだよ?」
沢渡「そういや、言ってたな…敵じゃねえから見逃せってな」
五飛「いい機会だ。説明してもらおうか」
加藤「結論から言ってしまえば、現在の統合政府とセントラルは敵同士ではない」
豹馬「なんだって!?」
ゴオ「統一意思セントラルは自分の有用な何かをもたらす可能性のある存在を観察すると言っていたな」「つまり、統合政府全体を観察しているという事か?」
加藤「我々が暮らしていた地球は慢性的なエネルギー不足と、いつ来るともしれない異星人の影に悩まされていた」
アルト「だから、人類という種を残すために移民船団を宇宙に…だったよな」
加藤「そうだ。そしてエネルギー不足に対して統合政府が取った策のひとつが人類のインプラント化だ」「インプラント化は、今でこそ一部の移民船団で合法とされているが、やはり奇異の目で見られるものだった」「フルインプラント化した人間は特区に集められ…当時のマキナ人間は世間の目から隔離された」
霞 渚「そんな事があったんだ…」
加藤「知らぬのも無理はない」「新機軸AI…シャロン・アップルの暴走をはじめ統合政府はこの手の情報を隠匿している」「この辺りの事情はルカ君が詳しいと思うが、それはまた別の話だ」
ミサト「教えてもらえるかしら? 統合政府とセントラルがどのように戦い…そして敵ではなくなったのか」
加藤「隔離されたマキナ人間は秘かに数を増やし、意思統一による効率化を図って戦闘用マキナを生産し…」「そして、人類に戦線布告をした」「人類はエネルギー不足もあり、マキナ相手に苦戦を強いられた…」「そこで停戦交渉をまとめ上げたのが新統合政府の反戦派だったのだ」「反戦派は英雄扱いさ。瞬く間に勢力を拡大し、セントラルに領土を与え、人類との交流都市まで作った」
城崎「それじゃ、お父さんやお兄ちゃんと一緒に暮らしていたあの街は…」
加藤「思い出してきたか、絵美…。あそこは、人類がどんな技術を開発するか観察するための技術交流都市だ」「ファクターの技術の発掘、侵略様のあらゆるマキナの開発…並行世界への移動手段…」「父さんはセントラルの顔色をうかがいながら研究を続け、最強のマキナ殺し…ラインバレルを密かに作り上げた」「そして…自己に見せかけて開発中の侵略用マキナをこちらの世界に転送したのだ」
浩一「だから城崎の父さんはセントラルに不要と判断されたのか…」
加藤「俺は20年前のこちらの世界に飛び、加藤機関を作り上げると共に父さんの送ったマキナを探し始めた」「だが、セカンドインパクトの直後…俺が向こうを出たのとほぼ同じ時間からひとりの人間がやってきた」
一鷹「まさか、そいつが…!」
加藤「ルド・グロリア大統領…こちらの世界でGreATの創始者となった男だ」
レイチェル「犯人第一候補、ドンピシャだったのね」
加藤「彼は、人類のマキナ化を逃れるためにセントラルに有益となる技術や頭脳を探し出し、献上する立場をとっている」「もちろん、こちらの世界ではセントラルの尖兵たる加藤機関と協力体制にあったのだが…」
ダイヤ「が、何だよ? ここまで来て言えねえって事はねえだろ?」
加藤「彼との取引や交渉はすべて、セントラルの一員である菅原マサキの役割だった」「言えないのではない。知らないのだ…恥ずかしい話だがな」
一鷹「いや…知らないなら仕方ねえさ。長々とすまねえな」
アリス「こちらを観察していたり、博士をさらったりしたのは、新技術をセントラルに貢ぐためだったんですね」
ゼクス「なるほどな…。我々LOTUSは様々なテクノロジーを保有している」
くらら「しかも、人間の可能性ってやつはWILLも期待してるくらいだしね。いいサンプルよね、私達」
宙「ならば、GreATが再び俺達の前に姿を現す可能性があるという事か…」
甲児「へっ、正体がわかっちまえばビビるこたあねえ」
レイ「それよりも、今はダイダロス基地に到着した後のジブリールへの対応を考えるべきだ」
ミサト「そうね。今、彼を捕り逃がしたら、また同じ事の繰り返しになる」
オズマ「それにあの手の奴は、追い詰められると何をしでかすかわからんしな」
ダイヤ「ダイダロス基地までは、あと…」
〔警報〕
城崎「これは…!?」
浩一「どうしたんだ、城崎!?」
城崎「プ、プラントのヤヌアリウスが謎の攻撃により甚大な被害が出たそうです!」「今、モニターに表示します!」
〔通信スクリーンの開く音〕
デュオ「なっ…!?」
ルナマリア「ひ、ひどい…」
シン「どうして…こんな…?」
〔通信のコール音〕
城崎「プラントからの緊急通信です!」
タリア「繋いでちょうだい!」
〔モニターの開閉音〕
デュランダル「LOTUSの諸君、今のプラントの惨状は既に知っての通りだ」
タリア「議長、プラントにいったい何があったのです…!?」
デュランダル「完全にジブリールにしてやられたよ。月の裏のダイダロスから直接攻撃してきたのだ…!」
朔哉「月の裏側から直接…だって!?」
カトル「ですが、位置的に月の裏側から直接プラントは狙えないはずでは…?」
デュランダル「我々も君達と同様の認識で、プラント側のアルザッヘル基地だけを警戒していたのが裏目に出てしまった」「まさか、ダイダロスにあのような物があるとは…」
〔通信の開閉音〕
レイ「このデータ…奴らは廃棄コロニーを改造して大型のビーム偏向装置に…?」
デュランダル「そうだ。それを使ってビームを屈曲させてプラントを狙い撃ったのだ」
ゴオ「ジブリールめ…まだこんな物を…!」
デュランダル「改造コロニーが数基ある事から、あの兵器は月の裏側からどこでも狙い撃つ事ができると推測される」
めぐみ「それじゃ、逃げ場はないと…?」
デュランダル「撃つ者の意志ひとつでそこに生きる人々のすべてを奪い去る…。まさしく悪魔の業だよ…」
レイ「…これはジブリールを討てなかった俺達全員の責任だ…」
シン「レイ、それは…」
タリア「既に起きてしまった事よりあれを何とかする方が先決よ」
デュランダル「グラディス艦長の言う通りだ。今は一刻も早くダイダロス基地を何とかしなければいけない」「もはや後はない。ジブリールの討伐、頼んだぞ…!」
ミサト「はい。今度こそ、この不応な争いに終止符を打ってみせます」
デュランダル「幸運を祈る…!」

フラッグ/レストルーム
シン「ジブリール…。これ以上、犠牲を出さないためにも俺が…!」
杏奈「思い詰めすぎちゃダメだよ…。オーブで逃がしたのは、GreATが邪魔に入ってきたせいもあったんだから」
シン「そう気楽にはなれませんよ…。さっき討たれた人達の命は二度と帰ってこないんですから…!」
アリス「シンさん、出撃前にすみません。今のうちに会わせたい人がいるんです」
シン「俺に会わせたい人…?」
アリス「はい。フラッグの施設はJUDA本社のものですから…」
ステラ「シィィィィィィン!」
〔打撃音〕
〔画面、振動〕

シン「ス、ステラ! どうして!? 起きても大丈夫なのか!?」
ステラ「ステラ、元気になったの! だからね、シンに会いに来たの!」
シン「元気になったって…本当に…?」
アリス「ええ、皆さんの研究の甲斐あって、エクステンデッドの後遺症を治療する事ができました」
シン「それじゃあ、これでステラも普通の女の子として生きていく事ができるんだな!」
アリス「はい!」
シン「よかったな…ステラ」
ステラ「ううん。ステラもシンと一緒に戦う!」
シン「一緒に戦うって…」「そ、そんなのタメだよ! ステラはもう戦争なんてしなくていいんだよ」
ステラ「シン達はステラを助けてくれた…。今度はステラがみんなを助けたいの!」
シン「ステラ…」
杏奈「私はその子の気持ちがわかるよ」「大切な人が危ない時にただ見ているだけっていうのは結構ツライよ…」
ゴオ「その子を戦いに巻き込みたくないという気持ちは分かる」「だが大切に思うからこそ、相手の意思を尊重してやる事も大事な時があるんだ」
シン「杏奈さん…ゴオさん…」「…わかったよ、ステラ。だけど無理だけはしないでくれよ。次の作戦は今までにない戦いになるんだ」
ステラ「うん! ステラね、頑張る!」

エターナル/ブリッジ
バルトフェルド「GreATの部隊、ダイダロス基地に向かっているようだな」
ムウ「さしずめ奴らの目的は月にあるレクイエムってところかね?」
バルトフェルド「巨大ビーム砲とビーム変更装置に改造した廃棄コロニーを複数利用して、全方位を狙い撃つアレか…」
マリュー「LOTUSからの情報では彼らはセントラルの技術開発部のようなもの…」「おそらくレクイエムが狙いと見て間違いないでしょうね」
キラ「ラクス、僕達も…」
ラクス「ええ、我々も表舞台に立つ時が来たのかもしれません」「行きましょう、ダイダロスへ」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「奏でられた曲は」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
連合兵「ザフト軍、衛星軌道上で戦闘を開始しました!」
ジブリール「ふん、無駄な足掻きを…」「レクイエムの次の一撃で今度こそデュランダルのいるアプリリウスはお終いだ」
リリーナ「あなたという人は…なんという物を…」
ジブリール「これは必要な事なのですよ。この宇宙から異物を排除するためにね」「それが終わった暁にはあなたには地球圏を統治してもらう」「かつてのクイーン・リリーナのように…」
リリーナ「何を馬鹿な事を! 私はそのような事をするつもりはありません!」
ジブリール「あなたにその気があろうとなかろうと関係ないのですよ」「表向きにそう見えれば良いだけの事。そのための手段は幾らでもあるのですからね」
リリーナ(このままでは私は…! ヒイロ…!)
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
ジブリール「馬鹿な、あれはLOTUS! どうやってここまで!」
メイリン「他部隊、作戦通り衛星軌道上の艦隊と交戦中!」
タリア「上手くいったようね。このまま我々はダイダロス基地を一気に攻め落とします!」
ジブリール「ええい、基地に残る全戦力を投入しろ! 何としてでもここを守り切るのだ!」
〔敵ユニット出現〕
スティング「ヒャッハッハッハ! 鬱陶しいハエどもが! 全部たたき落としてやるぜ!」
シン「あの声…ヘブンズベースでも戦ったエクステンデッド…!」
ステラ「スティング、もうやめよう! ステラと一緒に帰ろう!」
スティング「ステラ…? そんな奴は知らねえな! 今まで通り俺ひとりで全部燃やしてやるよぉぉ!!」
カトル「あのエクステンデッド…調整が進みすぎて、もう…」
森次「ああなってしまった以上、楽にしてやるのがせめてもの情けだろう」
ステラ「そんな…スティング…」
<戦闘開始>

<敵全滅or2PP・味方援軍1出現>

ジブリール「ええい、何をやっている! レクイエムのチャージはまだ終わらないのか!?」
連合兵「現在70%です! もうしばらく時間が…!」
ジブリール「それで構わん! 奴らに向けて撃つんだ! 奴らさえ始末してしまえば、後はどうとでもなる…!」
〔戦艦の警報〕
メイリン「…!」「ダイダロス基地から高エネルギー反応! おそらくプラントを撃ったあれが!」
タリア「全機、回避運動!」
メイリン「ダメです、ここからでは間に合いません…!」
ジブリール「これでお別れだ。さようなら、LOTUS」
〔レクイエムに爆発〕
〔画面、振動〕

ジブリール「くっ…! な、何が起こったといのだ…!?」
連合兵「何者かの攻撃によってレクイエム発射口が…破壊されました…!」
ジブリール「何だと…!?」
〔味方ユニット出現〕
五飛「来たか、ヒイロ」
デュオ「ったく…! 相変わらず美味しいタイミングで出てくるじゃねえか!」
ヒイロ「ロード・ジブリール…今度こそリリーナを返してもらう!」
ジブリール「おのれ…ヒイロ・ユイ…! よくも私のレクイエムを…ッ!」「だが、これで終わりではない! ええい、次の潜伏先の手配はどうなっているのだ!?」
連合士官「ジブリール様、駄目です! あの方と連絡が繋がりません!」
ジブリール「なっ!? ま、まさかこの私が切り捨てられたというのか…?」
リリーナ「可哀想な人ですね…。今になって自分が踊らされている事に気がつくなんて」
ジブリール「だ、黙れ…! まだ終わっていない! この戦いに勝ちさえすれば…」

<ステラvsスティング>
ステラ「スティング! こっちに来て…ステラ達と一緒にいこう!そんなところ、いちゃダメ!」
スティング「ああん!? 誰だ、てめえ!」「ちょうどいい。てめえからデストロイで焼いてやるよ! 気分は最高だぜ!」

<スティング撃破>
スティング「ヒャッハッハッハ! 燃えた! 燃えちまった! 世界も、何もかもな…!」
ステラ「スティィィィング…!」
スティング「…!」「ス…テラ…?」
ステラ「スティング!?」
浩一「あいつ、正気に戻ったのか!?」
スティング「そうか…生きてた…んだな…ステラ…」
ステラ「スティングも一緒に生きよう! 私、もう誰にも…死んでほしくない…!」
スティング「その…言葉…戻れた…んだな…普通の…女の子に…。よかった…な…ステラ…」
ステラ「スティング、早く脱出して! 死ぬの、ダメ!」
スティング「悪い…な…。…あいつが…アウルが…寂し…がると…いけないんでな…」「ステラ…幸せに…なれ…よ…」
〔敵ユニット撃破〕
ステラ「スティィィィング…!」
鏡「エクステンデッド…彼らも戦争の犠牲者か…」
ステラ「ありがとう…さよなら…スティング…」

<敵全滅・味方援軍2&敵増援1出現>
ミラ「これで全部…みたいね」
ジブリール「そこまでだ、LOTUSの諸君」
くらら「ロード・ジブリール…! ついに観念したってわけ?」
ジブリール「勘違いしないでもらおう。こちらにドーリアン外務次官がいる事をお忘れかな…?」
ゴオ「ジブリール…お前という奴は…」
シズナ「小悪党みたいな真似しようってからに!」
ジブリール「戦いは勝ちさえすれば良いのだよ。さあ、直ちに武装を解除してこちらへ投降するのだ」
アーサー「か、艦長…」
タリア「………」
ジブリール「さあ…どうするのかね…?」
リリーナ「皆さん、私に構う事はありません! このままジブリールを!」
ジブリール「ふん、奴らにそのような事ができるわけなかろう」
ヒイロ「………」
〔ヒイロ、レクイエムへ接近〕
ジブリール「なっ! 話を聞いていなかったのか!? こちらには…」
リリーナ「構いませんヒイロ。そのまま私ごと撃ちなさい」
ヒイロ「任務…了解」
ジブリール「ハ、ハハハ…。あんなものはただの脅しに過ぎん。本当に撃つはずが…」
〔ヒイロ、レクイエムへ攻撃〕
[ヒイロ、MAP兵器「ツインバスターライフル」使用]
ヒイロ「リリーナ、今度こそ救い出す!」「ツイン・バスター・ライフル出力最大…!」「攻撃目標、レクイエム…!」「破壊する…!」

浩一「本当に撃っちまった!?」
カトル「皆さん! ここはヒイロに任せて下さい」
〔ヒイロ、レクイエムへ攻撃〕
〔レクイエムに爆発〕
〔画面、振動〕

ジブリール「や、奴め! 正確にここを狙って…! この女がどうなってもいいというのか…?」
リリーナ「彼にそんな脅しは通用しません。諦めて投降するべきです」
ジブリール「くっ! まだだ…月の裏側のアルザッヘル…あそこまで行けば…!」
剣児「あいつ、また逃げ出すつもりか!」
ヒイロ「ジブリール…今度は逃がしはしない」
〔ヒイロ、レクイエムへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

地球圏エリア
ダイダロス基地/通路
ヒイロ(…待っていろ、リリーナ)
トロワ「ヒイロ、こっちだ」
ヒイロ「ジブリールに近づき、情報をLOTUSに流すお前の任務…それも終わりだな」
トロワ「その話は後だ。ジブリールはこっちだ。ついて来い」

連合兵「いたぞ! あそこだ!」
トロワ「ヒイロ、ジブリールはこの先だ。ここは俺に任せて、お前は行け」
ヒイロ「すまない。先に行かせてもらう…!」

ジブリール「まだだ、まだ死ぬわけには…」
〔銃を構える音〕
ヒイロ「止まれ、ジブリール。リリーナは返してもらう」
リリーナ「ヒイロ!」
ジブリール「それ以上、動くな! この女の命がどうなってもいいのか!」
リリーナ「撃ちたければどうぞ。覚悟はできています」
ジブリール「な、何を…やせ我慢を…」
ヒイロ「撃ちたければ撃て。だが、その瞬間に…」「お前を…殺す」
ジブリール「ッ…!」「く、くそ!」
〔空を舞う音〕
リリーナ「きゃっ!」
ヒイロ「リリーナ!」
ジブリール「今だ!」
〔扉の開閉音〕
ヒイロ「大丈夫か、リリーナ…!」
リリーナ「ありがとう、ヒイロ…。でもジブリールが…」
ヒイロ「…奴なら問題ない」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔敵ユニット出現〕

ジブリール「急げ! アルザッヘル基地に行くのだ! あそこに行けば、まだ私は…」」
〔シン、ジブリールへ隣接〕
ジブリール「な、何…!?」
シン「逃がしはしない! 俺のような人間を生み出す世界をこれで…終わらせるんだ!」
ジブリール「や、やめろぉぉぉぉ…ッ!」
〔シン、ジブリールへ攻撃〕
[イベント戦闘「シンvsジブリール」]
シン「ジブリール! 俺はあんたを許さない!」「絶対に!!」「お前のせいで、大勢の人が死んだ!!」「もうこれ以上、戦争を生み出させない!」「これでどとめだぁぁぁっ!!」
ジブリール「うおぉおぉっ! 私は…私はっ!!」

ジブリール「わ、私はこの世界の盟主になるべき男なのだ…!」「それが、こんな…ぐおぉぉぉぉぉぉ…!」
〔敵ユニット撃破〕
五飛「ロゴスの最後か…」
〔味方ユニット出現〕
トロワ「終わったようだな」
カトル「ヒイロ、トロワ! 無事だったんだね」
デュオ「その様子だと嬢ちゃんは無事助け出せたみたいだな」
リリーナ「LOTUSの皆さん、ありがとうございます」「ジブリールが倒れ、ロゴスの主要メンバーは全員確保されました。これでロゴスは事実上消滅したと言っていいでしょう」
シン「父さん、母さん…マユ…。やったんだ…俺…」「小さな一歩かもしれないけど、これで戦争は…」
ルナマリア「シン…」
アスラン「安心するのはまだ早いぞ、シン!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ジュン「アークエンジェル! それにエターナル!」
ラクス「気をつけてください。彼らが…来ます!」
〔戦艦の警報〕
メイリン「戦闘空域に近づく機影あり! この反応は…GreATです!」
〔敵ユニット出現〕
???(HL-1)「あれだけの包囲網を潜り抜け、レクイエムを破壊するとは…。我々の想像以上に成長しているようだな」「私のAIも完璧なはず…。さあ、試させてもらおうか」
一鷹「性懲りもなく俺達のデータを取りに来やがったのか!」「…待てよ、その声は!?」
アリス「ハルノ、あなたなのですか!?」
HL-1「勘違いしないでもらいたい。私はHL-1…」「クラール・グライフ博士の頭脳が生み出した新たなる防衛機構の『可能性』だ」
サコン「なるほど…。姉妹機、というわけですか」
HL-1「設計思想は大きく異なるがな。…もっとも、私を設計する際に博士の意図など、どこにも存在しないがな」
一鷹「なんだと…!?」
アルト「tえめえ…望まない事をやらされる事がどれだけツラいかわかってんのか!?」
HL-1「勘違いするな。無理矢理ではない。少しばかり脳波を解析させてもらった…。ボアザンの技術は素晴らしいよ」
森次「…念のため聞いておこう。何が目的だ?」
HL-1「お前達が知っている通りだ。LOTUSの所持する技術…兵器…」「セントラルが有用と判断する可能性があるものを観察しているに過ぎない」
剣児「上から目線もそこまでだ。お望みとあらば何度でも見せつけてやるぜ。俺達の力ってやつをな!」
HL-1「私に感じさせてくれ…地球圏最強の部隊の力とやらを」
タリア「全機、態勢を立て直して! ここで敗北しては水の泡だわ!」
ヒイロ「任務…了解」

<味方援軍2出現の次PP・第3軍増援1出現>
〔ステルス作動〕
〔第3軍ユニット出現〕

一鷹「悠兄さん!」
ミサト「やはり、彼の目的はGreATだけの絞られているようね」
悠「以前の俺達ではない…。今度こそ奴を…倒す…!」
ハルノ「悠さん、熱くならないで下さい。我々だけでGreATに対抗する事は不可能だとわかったはずです」「戦術アドバイザーとしてはLOTUSとの協力を進言します」
悠「…その必要はない。俺とお前、そしてストレイバードなら…!」「いくぞ…!」
ハルノ「…了解…!」
〔悠、精神コマンド「集中」使用〕
HL-1「あの機体とパイロットには既に伸びしろはない…。破壊は許可されているな。ならば…」

<HL-1にダメージ>
ハルノ「敵機体の損傷を確認、今ならば可能性はあります」
悠「ああ、一気に決めさせてもらう…!」
〔悠、HL-1へ隣接〕
HL-1「なるほど、少しは腕も性能も上がっているようだ。だが…」
〔悠、HL-1へ攻撃〕
[イベント戦闘「HL-1vs悠」]
悠「何…!?」
HL-1「このインペリアルヴァレイはお前達の戦闘データを元に造られ、すべてにおいてお前達を上回る」「多少、想定データを上回った程度ではこの私とインペリアルヴァレイの敵ではない」
悠「まだだ…!」「じいさんは俺が…俺だけが!」
ハルノ「くっ…。やはり私達だけでは…!」
HL-1「終わりだ。やはり『可能性』には成り得なかったな」
〔HL-1、活性化〕
一鷹「させるかよっ…!」
〔一鷹、HL-1へ隣接〕
〔HL-1にダメージ〕
〔HL-1、前進〕

HL-1「くっ…!」
悠「一鷹、余計な真似を…」
一鷹「馬鹿野郎!!」
悠「…!」
一鷹「いつまで意地を張ってやがんだ! いい加減目を覚ましてくれよ!」「自分の力が足りない時は素直に仲間を頼ればいい!」「逆に仲間が困っていたら、自分が助けてやればいい!」「自分ひとりでは弱くても、お互いに助け合う事で人はどこまでも強くなれるんだ!」
悠「一鷹…」
ハルノ「悠さん…。あなたはもう気づいているはずです。自分自身の弱さに…」
悠「助け合う事で、どこまでも、か…」「自分達だけで戦う俺達と仲間の絆と共に戦うお前…それが俺とお前の差なんだな…」
〔レーダー反応〕
アリス「…!」「気をつけてください! 敵機体から高エネルギー反応!」
一鷹「しまった…!」
〔悠、一鷹へ隣接〕
〔HL-1、一鷹へ攻撃〕

[イベント戦闘「一鷹vsHL-1」]
HL-1「茶葉はそのくらいにしてもらう!」「逃がさん!」
悠「一鷹!」
ハルノ「悠さん…」
悠「これで、いいんだろう? ハルノ…」

一鷹「兄さん…助けてくれたのか…?」
〔悠、第3軍から味方へ〕
悠「俺は弱かった…力も心も…」「だから今は見極めさせてもらおう…。共に戦う事の強さを…!」
一鷹「悠兄さん…!」
悠「行くぞ、一鷹!」
一鷹「ああ! 俺達の力を奴に見せてやろうぜ!」

<ヒイロが戦闘>
ヒイロ「俺は必ずリリーナを取り戻す…。障害は取り除かせてもらう…!」

<トロワが戦闘>
トロワ「ロゴス中枢部への潜入調査も終わりだ。これからはプリベンターのトロワ・バートンと名乗らせてもらおう」

<シンが戦闘>
シン「もう誰も悲しませない…! このデスティニーでロゴスを討つ!」

<レイが戦闘>
レイ「ギルの望む世界にロード・ジブリールの存在する余地はない。これ以上ジブリールの好きにはさせない…!」

<HL-1と戦闘>
HL-1「機体の調子は万全。私の動作も…うむ、不審な挙動はない」「さて、私の試運転に付き合ってもらうぞ…!」

<一鷹vsHL-1>
一鷹「てめえがアリスの姉妹機だろうと容赦をするつもりはねえ! 博士を返しやがれ!」
HL-1「その要求には応じられない。博士の頭脳にはまだ利用価値がある」「新たな『可能性』を生み出しうる素材である事がわかっているのでな」
アリス「素材って…! 博士はモノじゃありません! 絶対に私達が救い出してみせます!」

≪悠が仲間にいる≫
<悠vsHL-1>

HL-1「お前達が新たな『可能性』になり得ない事は、既に証明されている。無駄な抵抗はやめるのだな」
悠「…確かに俺の心は弱かった」「だが、一鷹の成長を見届けた今なら、俺は…!」

<HL-1撃破>
HL-1「なぜだ…? データ上では私は奴らのすべてを上回っているはず…」「奴らはデータでは測れない何かを持っているというのか…?」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
アリス「敵部隊の全滅を確認! 後続部隊の反応ありません」
ゴオ「あの指揮官機の強さ…。俺達のデータを元にしているというのは本当らしいな」
イクサー3「あたし達が宇宙で戦った時と違って正々堂々と戦ってた…。なんでだろ?」
オズマ「何か実験をしようとしていたのかもしれんな。いずれにせよ、奴らは異常なスピードで機体やパイロットを強化している…」
ゼクス「パイロットに関しては今日の戦闘を見る限り、アンドロイドでのテストも行っているようだな」
ヴェスターヌ「あれがセントラルに渡ろうとしているのか…」
一鷹「けど、どれだけ強化されようと俺達は負けはしない…。そうだろ、悠兄さん」
悠「………」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

地球圏エリア
フラッグ/格納庫
一鷹「悠兄さん! 戦いが終わったばかりだってのにどこに行くつもりなんだ…!?」
悠「今までお前達には迷惑をかけてきた…。そんな俺が今更一緒に戦うなど…」
一鷹「…覚えてるか、悠兄さん。さっきの助け合えばいいって言葉…あれは昔…兄さんに教わった事だぜ…」
悠「俺に…?」
一鷹「兄さんにとっちゃ、親を亡くして落ち込んでた俺を励ますための何気ない言葉だったかもしれない…」「けど、あの言葉とみんなのおかげで俺は今日まで生きてこれたんだ」
悠「一鷹…」
一鷹「兄さん…俺達に力を貸してほしい…。今度は俺じゃなくて、博士とこの世界を守るために…!」
悠「………」

フラッグ/ブリッジ
さやか「ようやくジブリールを討つ事ができたわね…」
トロワ「ここまで手間取らせてしまい、すまなかった」
シン「あんたがあのガンダムのパイロットなのか…?」
トロワ「プリベンターのトロワ・バートンだ」
一鷹「レディさん達も人が悪いぜ。言ってくれりゃ、少しは手加減もできたってのによ」
トロワ「任務の特性上、素性を明かすわけにはいかなかった」
デュオ「敵を欺くにはまず味方からってね。安心しな、こいつのしぶとさは折り紙つきだ」
五飛「フン…ヒイロもな」
ヒイロ「………」
シン「ヒイロ・ユイ…」
ヒイロ「お前には世話になったな。ヘブンズベースでの借りは必ず返す。1回は1回だ」「構わないな、リリーナ?」
リリーナ「ええ。あなたはあなたの戦いを続けなさい。私は地球で待っています」「完全平和の実現のための礎として…ガンダムで皆に希望を与えてください」
イクサー3「いいの? 近くで守ってもらわなくても不安じゃないの?」
リリーナ「私は今、地球の未来を見ています。そのためなら、少しの恐怖なんてちっぽけなものだわ」
ダイヤ「でっけえなあ…。あれがリリーナさんのオーラか…」
ゼクス「………」

フラッグ/レストルーム
ジョニー「リリーナさんはもう発たれたんですか?」
城崎「はい。つい先ほど地球へ向かいました」
森次「護衛には加藤機関の精鋭をつけた。道中に問題はないだろう」
悠「加藤機関も仲間に、か…。一鷹もアリスもこんな環境で…」
一鷹「俺、恵まれてたんだよな。何だかんだ言って、浩一だっていたし山下さんだっていたし、それに…」「ああ、もう思い出すとキリがねえや。…とにかく色んな人に助けてもらった。いい部隊だと思うよ。素人ながらさ」
ダイヤ「おおい! そっちで何してんだよ、一鷹の兄ちゃん!」
悠「………」
イクサー3「今からブリーフィングっていうのをはじめるんだって! 早く来ないと怒られるよ!」
悠「だが、俺とハルノは…自分達の目的だけを優先し、LOTUSの邪魔を…」
シズナ「そんな昔の事、もう忘れてもうたがな」
悠「え…?」
イズナ「この世界を守りたいっていう気持ちに違いはないんですから」
アスカ「あんまり細かい事を気にしすぎると、バカシンジみたいにナヨナヨした奴になるわよ」
シンジ「なんで僕が出てくるんだよ!?」
アスカ「うるっさいわねぇ。いちいち反応しなくていいのよ、バカシンジ!」
沢渡「俺達が言えた義理じゃねえが確かにあのはねっ返りの言う通りだ。気にしすぎるとハゲるぜ」
アトロス「みんな優しいんだよ」
ハルノ「悠さん、恐れる事はありません。好意には甘えていいんです…」
悠「すまない…ありがとう…」

フラッグ/ブリッジ
カガリ「今後、ロゴスのような存在が現れないとも言い切れないが、ひとまず人類同士の戦争は終わった…」
ジェフリー「これからの地球圏は、リリーナさんやデュランダル議長のような穏健派によって運営されていくわけですな」
森次「だが、この世界を守るためにはまだ多くの障害が残っている」
アスラン「GreATも以前と違い、表舞台に出てくる事が多くなってきた…」
加藤「おそらく向こう側の軍勢が来る日が近づいているのだろう」「ハブ・ファウンテンのデータからするとディメンション・ピーラーの起動が近いようだ
オズマ「となると、本隊の到着前にセントラルの動きが活発化しているという事か…」
ラクス「では、私達も裏からGreATを追っている場合ではないようですわね…」
加藤「葛城一佐、シャングリラは別行動を取りたいと思う」
ミサト「何か問題でも?」
加藤「次元転移坑道を見張るためだ。もし、空間の歪みに異常があった場合、すぐさま対処を行なえる…」「無論、沢渡やユリアンヌはLOTUSに置いていく。安心してくれ」
ミサト「わかりました…。何かあればすぐに連絡を」
加藤「ああ、もちろんだ」
F.S.「さて…月のWILLの所在だが、我々もまだ掴めていない」
ジョニー「月にいる事は間違いないわけですよね」
WILL「もちろんだ。過去、私は彼と何度か交信している。だが、今となってはそれも途絶えた」
宙「この月のどこかにいるのがわかっているのに、手も足も出せんとは…!」
健一「フロンティア船団の所在もバジュラ本星の位置もわからない…」
タリア「では、我々が向かうべきは…」
城崎「…これは? みなさん、モニターを見てください! デュランダル議長からの緊急会見が!」
剣児「緊急会見だって…? いったい何を…?」
〔通信モニターの開閉音〕
デュランダル「この度、我々はロゴスの盟主であるロード・ジブリールを討ち取る事に成功しました」「ですが、これで世界が平和になったわけではありません」「まだ宇宙にはバジュラが依然存在し、皆さんの命が日夜脅かされています」「そして、我々が知り得ないだけで、この世界には我々の脅威となる生命体がまだ存在するやもしれません」
道明寺「何の声明だ、これ…? 議長は何を伝えようとしているんだ…?」
ハイネ「待て、まだ続きがある」
デュランダル「我々人類がこの先も生き残るのはもはや次なる段階へと体制を進化させる他に術はないのです!」「私は人類存亡を賭けた最後の防衛策として…」「デスティニープランの導入実行を今ここに宣言いたします…!」
【シナリオエンドデモ終了】


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