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No.33
選ばれた未来

【シナリオデモ1開始】
地球圏エリア
フラッグ/ブリッジ
一鷹「デスティニープラン…?」
ラクス(ミーア)「突然の事で驚かれた方が多いでしょう。ですが、どうか私達の話に耳を傾けて下さい」
アスラン「ミーア…」
ラクス「………」
ラクス(ミーア)「先程、議長が仰られた通り、我々の世界は様々な脅威に晒されています」「もしかしたら、明日あなたの大切な人の命が危険に晒されるかもしれない…。そんな時、あなたはどうしますか…?」
シン(父さん、母さん…マユ…)
ラクス(ミーア)「誰かの助けが来るのを待ちますか? それでは大切な人の命が失われるかもしれません…」「そんな時、あなた自身が守るのです! 大切な人の命を! 私達にはそうなれる力が眠っています」「議長のデスティニープランはそのお手伝いをさせていただくに過ぎません」
デュランダル「ラクス様の方からご説明頂いたが、まだ混乱されている方も多いでしょう。ですが、考えて下さい…」「あなた方の大切な人々の明日を守るにはどうすべきなのか、という事を…」
美海「大切な人を守るための力…」
杏奈「そんなものが本当にあるとしたら…」
レイ(SEED)「ああ、存在する」
シン「え…レイ…!?」
健一「君はデスティニープランの事を知っていたのか…?」
レイ(SEED)「ええ、議長は俺に教えてくれました」「人類に進化を促し、我々自身の手で地球を守る手段…それがデスティニープランです」
ルル「地球を守る手段…?」
レイ(SEED)「ひとつはゼントラ化因子」「レオン・三島から提供されたデータを研究した結果、地球人にもゼントラーディ同様の巨躯となれる者がいるとの事です」
キャシー「いつの間にそんなデータを…」
オズマ「奴の事だ。プラントとの技術提供でてめえの手駒の戦力を増強しようって腹積もりだったんだろうよ」
レイ(SEED)「そして、もうひとつはSEED。これは既に俺達の中に発現している者が存在します」「シン、お前やそこのキラ・ヤマトがその一例だ」
シン「俺が…」
キラ「………」
レイ(SEED)「デスティニープランの目的は遺伝子にこれらを持つ人間の発見、そして…」「その者達を集めて地球圏を侵略者から守り抜くための部隊を作り上げる事です」
ダイヤ「何だって…?」
オズマ「確かに、最初から戦闘の素養がある者だけをスカウトすれば、軍隊としては合理的だが…」
レイ(SEED)「軍隊だけではありません。個人に秘められた才能を解析すれば、道に迷う事なくその才能を発揮できる」「研究開発や芸術活動…すべての人間が、意味のある人生を送る事ができるんです」
キラ「本当に、そうなのかな…?」
レイ(SEED)「なに…?」
キラ「たとえ戦いの才能があったとしても、人の可能性はひとつだけじゃないんじゃないかな…」
レイ(SEED)「ならば、お前は自分自身の可能性を否定できるのか!?」「スーパーコーディネイターとして生まれ、それほどの才能を持ちながら、他の生き方を望むというのか!?」
キラ「才能があるから戦うんじゃない。叶うとわかってるから望むんじゃない」「叶えたいという想いこそが人の運命を切り開くんじゃないかな…」
ゴオ「キラの言う通りだな。運命を決めるのは人の意志だ。誰にも強制されるものじゃねえ」
レイ(SEED)「………」
ミサト「ねえ、レイ君。私はね、成功する事だけが意味がある人生じゃないと思うの」「ツラい事、悲しい事、そういうのも全部ひっくるめて人生なんじゃない?」
レイ(SEED)「なぜです…? 人は誰しも強いわけじゃない。敗者となり心を病む者も多い」「それを救う事だってできるんです…!」
シンジ「確かに、誰だってツラい事は嫌だ…。言う事だけ聞いていれば楽かもしれない…」
レイ(EVA)「でも、私達は人形じゃない」
レイ(SEED)「!!」
アスラン「俺達だってスーパーヒーローじゃない。たとえ才能があったって、悩む事もあれば泣きも怒りもする…」
健一「確かに、才能の有無だけで連行されて本当に最後まで戦えるのかなんて誰にもわかりやしない…」
シン「レイ。俺、お前に言ったよな? 運命なんて言葉で生き死にを決められるのは嫌だって…」「人生だってそうだよ…。俺は戦って来て、そう思うようになった」
レイ(SEED)「シン…」
一鷹「なあ、レイさん…。俺にゃ才能なんてねえかもしれねえけどさ…。それでも博士は助けてえんだよ、この手で」
レイ(SEED)「…では、あなた方は議長の計画に賛同しないと…?」
ミサト「そうね…。私個人の想いもそうだけど、今の私達はLOTUS。部隊として勝手な判断は許されないわ」
美和「私も同感です。話し合い、皆が納得する答えを出すための努力なくしては…」
レイ(SEED)「ですが、我々には時間がありません。防衛戦力の強化は急務だとわかっているはずです…!」「御協力いただけないのであれば、強硬手段を執るよりほかはありませんね…」
浩一「なっ…強硬手段…!?」
剣児「デスティニープランってのを無理やり進めるつもりかよ!」
レイ(SEED)「デスティニープランなくして人類の存続はありえないんです!」「これが混沌から人類を救う最後の道…。議長の計画に協力しない者は全力で排除させてもらう!」
タリア「ならば、我々は議長の暴挙を阻止するまでです」
レイ(SEED)「…!? 艦長、あなたまで議長を裏切るおつもりですか?」
タリア「私はFAITHです。自らの意志と信念に従って行動させてもらうわ」
レイ「では、私のFAITHとして自らの意志と信念に従って議長の計画に協力させてもらいます」「…失礼します」
〔ドアの開閉音〕
シン「レイ!」
ルウ「…止めても無駄。あの人もあの人自身が信じる事のために戦っているから…」
城崎「レジェンド、発進します!」
〔バーニアの噴射音〕
シン「レイ…」

甲児「行っちまったのか、レイの奴…」
アルト「自分が信じる人のために最後まで信念を貫く、か…」
ダイヤ「俺たちレイさんと戦わなきゃならねえのか…?」
キラ「もし、デュランダル議長やあの彼が暴走するのなら…僕達が止めなくちゃいけない」
カガリ「私達もLOTUSに参加する時が来たみたいだな…」
シン「あんた達…」
キラ「こうして話すのは2回目だね。アスランから聞いたよ、君の事」
シン「…!?」「…見覚えがあるなと思ってたけど確か、オーブの慰霊碑の前で会った…。そうか、あなたがフリーダムのキラ…」
マリュー「改めて紹介するわ。ストライクフリーダムのパイロット、キラ・ヤマトよ」
キラ「シン…だよね。君にはいつか謝らなくちゃって思ってた。ベルリンで気味の大切な人を傷つけて…」
シン「…いいんです。ステラはちゃんと生きてる。それでいいんです」「それに、俺だってあなた達にいっぱい助けられてる。その借りを返さなきゃいけませんから」
ミサト「アスハ代表、それではアークエンジェルやエターナルもLOTUSに合流すると?」
カガリ「ああ。いずれにせよ、GreATを追っている場合ではなくなっていたんだ」「それに、私達だけの力ではもはやどうにもできない局面に来ている。このまま参加を許可してもらえるか?」
ミサト「断る理由はないわ。LOTUSはあなた達を歓迎します」
浩一「いよいよもって大所帯だよなぁ」
一鷹「オーブの国家代表にアークエンジェル、フリーダムにジャスティス…」「本物のラクス・クラインにエターナルの面々、か」
霞 渚「思えば、凄い事だよね。色んな人がここに集まってくる…」
石神「いいじゃないか。これこそがレディ・アンや私が願っていたLOTUSの姿だよ」
バルトフェルド「これだけの力を運用する…。責任重大だな」
ラクス「だからこそ、私達はその力の矛先を間違えてはならないのです」「私達の言葉が届けば、戦わなくてもいいのでしょうけれど…」
ヒルダ「どうしても避けられない戦いならあたし達が出るだけだ。ラクス様のためならね…!」
マーズ「ああ。ここまで戦ってきたんだ」
ヘルベルト「今さら恐れるものなんてありゃしないぜ」
剣児「おっ、頼りになりそうじゃねえか。頑張ろうぜ、3人とも!」
ヒルダ「あんたこそ、ラクス様を困らせるんじゃないよ!」
〔通信のコール音〕
〔モニターの開閉音〕

緒川「レディ・アンから通達。現在、月周辺のザフト艦隊の動きが活発になっている」「LOTUSはこの動向を見守ると共に最悪の事態に備えよ、との事です」
ミサト「来たわね…。全員、所定の配置に戻って!」
ダイヤ「わかった!」
ミサト「緒川さん、地球のリリーナさんと連絡が取れるか確認を。もしかすると、もしかするわ」
緒川「はい!」

ミネルバ/通路
シン「………」
ルナマリア「大丈夫、シン…?」
シン「ルナ…」
ルナマリア「考えてたんでしょ、レイの事」
シン「ああ…。なあ、ルナはどうしてこっちに残ったんだ?」
ルナマリア「そうね…。私が今まで歩んできた人生を否定されるのが嫌だったから…かな?」
シン「ルナの人生?」
ルナマリア「そう。失敗もいっぱいあったけど、私はいつだって自分自身で選んだ道を歩いてきた…」「誰かに与えられた人生なんて、そんなの私の生き方じゃないわ」
シン「ああ、そうだよな…」
ルナマリア「だから私はここにいる。これからもシンと一緒にみんなを守っていきたいの」
シン「俺だってそうさ。この俺の手でルナやみんなを守っていきたい…」
ルナマリア「シン…」
ステラ「ステラも、シンを守る!」
シン「ス、ステラ! いつの間に! って、ちょっとくっつき過ぎだって!」
ルナマリア「…それじゃ、先に出撃準備、しとくわね」
シン「おいルナ、ちょっと待てよ!」
ステラ「それとね、ルナも守ってあげるの!」
ルナマリア「えっ…?」
ステラ「ステラ、今までみんなに迷惑かけた。だからね、これからはステラがみんなを幸せにしてあげるの」
ルナマリア「ステラ…」「そうね…幸せになりましょう。私達みんなでね」
ステラ「うん!」

メサイア/司令室
デュランダル「やあ、よく戻ってきてくれたわね、レイ。先の戦いは本当にご苦労だった」
レイ「いえ…。これもギルのためです。それよりも、ついにギルの理想が形となるんですね」
デュランダル「ああ、だがまだ始まったばかりだ。本当に大変なのはこれからだよ」「だからこそLOTUSの協力を得たかったのだがね…」
レイ「ザフトから参加しているミネルバのクルーからも賛同を得られなかったのは予想外でした」
デュランダル「LOTUSを懐柔するために追うり込んだミネルバが逆に取り込まれるとはな」「彼らは…特にシンは私の考えに共感してくれると思っていたのだがね…」
〔扉の開閉音〕
マサキ「失礼します」
レイ「…!?」
デュランダル「…必要なデータは渡したはずだが?」
マサキ「LOTUSがこちらへ向かっています」
デュランダル「…!」
マサキ「デスティニープランはセントラルが世界を管理する上で有用となる技術と評価した」「プラン成功のため、セントラルからも迎撃部隊を出させてもらいます」
デュランダル「わかった…」
レイ「………」
マサキ「………」
〔扉の開閉音〕
レイ「…ギル、なぜ彼らと手を? セントラルの目的は知っているはずでは…」
デュランダル「レイの言いたい事はわかる。だが、彼らの協力抜きではデスティニープランは完成しなかった」「そして、デスティニープランさえ導入されれば、セントラルとの共存も夢ではない。全人類のマキナ化だけは防がなくては…」
レイ「ギル…」
デュランダル「私は政治家なのだよ。常に最悪の事態に備えておかねばならんのだ」「だから、私は私なりのやり方で人類の未来を守る…! 手伝ってくれるね、レイ…」
レイ「………。ギルがそう言うなら、俺はギルに従うまでです」「この世界と人類を守るためには、ギルの計画が必要だと信じているから…」
デュランダル「ありがとう。頼りにしているよ、レイ」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「選ばれた未来」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
ディアッカ「要塞まで月軌道に持ってきてあんな奴らと手を結ぶなんて…。ったく、どうなっちまうのかね、ザフトは…」
イザーク「戦闘前に無駄口を叩くな。俺達はプラントを守る事を考えていればいいんだ」
ディアッカ「だけどよ、これは流石に…」
イザーク「わかっている! …そんな事はな…」
ディアッカ「イザーク…」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
レイ「来たか…シン。そしてLOTUS」
シン「レイ…」
イクサー3「戦わなくちゃだめなんだ…。レイと…」
〔カーソル、メサイアを指定〕
タリア「…あれは宇宙要塞メサイア…!? あんなものまで配備して…」
〔カーソル、ストライクヴァレイを指定〕
剣児「おい、セントラルの機体まで混じってやがるぜ!」
浩一「デュランダル議長、セントラルと手を組んだのか!?」
磁偉倶「デスティニープランを実現するためなら手段を選びはしないという事か…!」
〔カーソル、量産型マキナを指定〕
ユリアンヌ「あの機体…初めて見るわね…?」
宗美「地球人よ…抵抗は無意味だ…。我々とひとつになれ…」
沢渡「その声…宗美か!?」
宗美「…我々とひとつに…」
森次「だが、あの様子では奴も桐山と同様、マキナ人間化されたか…」
浩一「あいつら…俺達人間を何だと思ってやがるんだ!」
デュランダル「ようこそ、LOTUSの諸君。私を止めに来た…そういう事なのだろう?」
タリア「ギルバート…」
デュランダル「君達の考えている通り、私はデスティニープランを力を以って推し進めようとしている」「できれば君達とは…いや、互いに譲れぬ想いがある以上、もはや多くは語るまい…」「どちらが人類の未来を担うに相応しいか、この一戦で決めようではないか」
ミサト「なぜです、議長! どうしてそこまで答えを急ぐのですか!」
ゴオ「議長、あなたは互いに譲れぬ想いがあると言うが…」「人々の未来を守りたいという想いは我々もあなたも同じです!」
デュランダル「理想は同じでも、手段が違う。それは君達もわかっているはずだ」「さて、これ以上の議論はもはや不要だと思うがね?」
タリア「わかりました…。ならば、我々は自らの信念に従い、今ここであなたを討ちます!」
レイ「…残念です。グラディス艦長…」
シン「いくぞ…レイ…!」
<戦闘開始>

<イザークorディアッカorレイor宗美撃破or敵36機以下or2PP・味方援軍1出現>

ラクス(ミーア)「地球圏の皆さん、ラクス・クラインです」
アスラン「!? この放送は…!?」
ラクス(ミーア)「ご覧ください。今、ザフトはLOTUSという新たな驚異に晒されております」「彼らは地球圏を守るという言葉を盾に様々な戦力を抱えてきました。そう、ロゴスと同じように…」
デュオ「この期に及んで、また情報操作かよ!」
ミサト「やはり、ミーア・キャンベルを使ってきたか。ならばこちらも…」
ラクス(ミーア)「もう戦争をしたくない…なくしたいと思っているのに、彼らは自分の意にそぐわぬ…」
〔モニターの開閉音〕
ラクス「その方の姿に惑わされないでください…。私はラクス・クラインです」
ラクス(ミーア)「…!?」
〔味方ユニット出現〕
ディアッカ「あれはエターナル…。じゃあ、あれは本当に…」
ラクス「私と同じ顔、同じ声、同じ名の方がデュランダル議長と共にいらっしゃる事は知っています」
ラクス(ミーア)「わ、私は…」
ラクス「私はデュランダル議長の言葉と行動を支持しておりません」
〔モニターの開閉音〕
リリーナ「かといって、戦争をなくしたいという想いまで否定するわけではありません」
ディアッカ「おいおい…。リリーナ・ドーリアンまで…?どうなってんだよ、こりゃ」
ラクス「確かにデュランダル議長の言う方法で皆が平和に暮らす事ができるかもしれません」
リリーナ「ですが、その言葉をそのまま受け止めず、私達はもっと考えなければいけません。今進むとする先に待つ、世界の姿を…」
ラクス「あえてデュランダル議長の言葉を借ります…」「皆さんひとりひとりで考えてください…。皆さんの大切な人々の明日を守るにはどうすべきなのか、という事を…」
イザベル「以上、イザベル・クロンカイトが中継をお伝えしました」
〔通信の閉じる音〕
ディアッカ「どうすべきなのか…ね…」
イザーク「………」
ラクス(ミーア)「ぎ、議長…」
デュランダル「フフフ…。二人のクィーンにしてやられたか…」「だが、まだチェックメイトではない」

<イザークorディアッカorレイor宗美撃破or敵28機以下or4PP>
デュランダル「さすがはLOTUS。セントラルの助力を得たとて簡単には勝たせてくれんか…」「…あれの準備を頼む」
ザフト兵「了解! ニュートロンジャマーキャンセラー起動、ニュークリアカートリッジ、撃発位置へ」
〔戦艦の警報〕
ミリアリア「…! 敵要塞で高エネルギー体収束!」
イザーク「…くっ! LOTUS! 射線上の奴らを退がらせろ、早く!」
アスラン「イザーク…!?」
イザーク「メサイアが撃ってくるぞ! アレを…ジェネシスをな! おそらく狙いはエターナルだ!!」
一鷹「ジェネシス…?」
五飛「巨大なガンマ線レーザーだ! エターナル、何をやっている!」
〔エネルギーの充填音〕
デュランダル「すべては、人類の未来のためだ…!」
ラクス「!!」
〔光の放射音〕
〔画面、青に発光〕

甲児「み、みんな…無事か!?」
〔カーソル、ラクスを指定〕
モニカ「LOTUS、かろうじて大きな損害なし。エターナル、健在です!」
〔レーダー反応〕
メイリン「こ、これは…」
タリア「どうしたの、メイリン!」
メイリン「い、今の一撃で…後方に展開していたザフトの艦隊に被害が…!」
カガリ「なんだと…!?」
タリア「ギルバート…あなた…!」
浩一「こ、これが地球のため…? 人類のためだって言うのかよ!? ふざけるなよ、デュランダル!」
カトル「これじゃ、せっかく薄まった宇宙に住む人達への恐怖心が強まってしまう…!」
ディアッカ「…悪いな、イザーク。俺はもう我慢の限界だ」「議長の言う世界が正しいとしても、こんな事を認めちまったら、またザフトはおかしくなっちまう!」
イザーク「俺達の任務はザフトの援護だ」
ディアッカ「イザーク…!」
イザーク「だから、ミネルバとエターナルの援護に入るんだ! あれはザフトの艦だからな!」
ディアッカ「…! まったく…本当にお前って奴は…」
〔イザーク、敵から味方へ〕
〔ディアッカ、敵から味方へ〕

〔ディアッカ、イザークとPU統合〕
〔イザーク、マリューへ隣接〕

ミリアリア「これは…グフとザクの識別信号が! …ディアッカ…!?」
ディアッカ「…こちらディアッカ・エルスマン。LOTUSの援護に回るぜ」
アスラン「イザーク、ディアッカ…。ふたりとも協力してくれるのか?」
イザーク「フン…! お前に後で言ってやりたい事がある。覚悟していろ!」
アスラン「ああ…了解だ」
バルトフェルド「ネオジェネシスの次発までどれだけの時間があるかわからん! 次はどこが狙われるか…!」
ミサト「もう一度あれを撃たれたら最悪の事態になりかねないわ。メサイアの制圧を急いで!」「ザフトのふたりも、いいわね!?」
イザーク「ああ!」
シン「議長は…俺達が止める!」

<宗美と戦闘>
宗美「リンクを確認…。我らとひとつに…」
沢渡「チッ、桐山の野郎よりもよほど統一意思ってのに汚染されてるみてえだ」
ユリアンヌ「私達じゃどうする事もできないの?」
美海「あの人…かわいそう…」
浩一「くそっ、どっかにあのグラン・ネイドルってのがいるはずだろ!? 卑怯だぞ、出てこい!」
宗美「抵抗は無意味…だが…」
ミサト「来るわよ、迎撃を!」

<一鷹vsレイ>
一鷹「レイさん、あなたはLOTUSを議長の戦力として利用するつもりだったのか?」
レイ「そうだ。思い通りにはいかなかったがな」「だが、お前も自分の目的のためにLOTUSを利用しただろう。俺と同じだ」
一鷹「確かに俺は、博士を助けるためにLOTUSに参加した…」「でも、だからってLOTUSを裏切ったりなんかしねえ!」
レイ「ならば、もし博士かLOTUSを選べと言われたら、お前はどうする?」
一鷹「俺は馬鹿で貧乏性だからな。どうにか両方取ろうとして…」
アリス「ハッピーエンドを勝ち取るんです!」

<ヒイロvsレイ>
ヒイロ「お前が命令ではなく、守りたい者のために戦う事は否定しない。だが…この戦いの先に、お前は何を得る?」
レイ「俺は人間以下の存在だ。不器用な生き方しかできないのだろう「ギルを守るためなら俺の命など捨てても惜しくはない」
ヒイロ「かつての俺は、命令されるがままに殺戮を繰り返す戦闘マシーンだった」「心を押し殺して命など安いものと言い聞かせて…」「だが、人の命は安いものではないんだ! 俺の命も、お前の命も!」

<キラvsレイ>
レイ「キラ・ヤマト…。俺は、お前の存在を認める事はできない…!」
キラ「…! 君は、どうしてそこまで…!」
レイ「わかるだろう、お前には! 俺は…ラウ・ル・クルーゼだ!」
キラ「ラウ・ル・クルーゼ…!?」
アスラン「そんなはずは…! 彼はヤキンでキラが確かに!」
鏡「…クローンか」
レイ「そうだ…。人の手で創られた生命…誰のものでもない、からっぽの器…」
キラ「違う! 命は何にだってひとつだ! だからその命は君のものだ! 君は君だ…彼じゃない!」
レイ「黙れ! お前もまた、人の手で創られた生命でありながらなぜこうまで俺達と違う!」「なぜお前だけが、意味のある人生を送る事ができるんだ!?」
シン「レイ、お前…!」
レイ「人の夢、人の未来…その素晴らしき結果、キラ・ヤマト!」「ならばお前も、消えなくてはならない! 俺達と一緒に…生まれ変わる、この世界のために!」

<アスランvsレイ>
アスラン「いい加減にしろ、レイ! 議長のやり方では本当の幸せは手に入らない!!」
レイ「ならばラクス・クラインにはそれができるというのですか、アスラン!?」「俺には、そう思えない! 一番確実な方法を取りたいんです。だから俺は…!」
アスラン「この馬鹿野郎! お前は議長以外の言葉に耳を塞いでいるだけだ!!」「デスティニープランは阻止しなければならない! それがジャスティスを託された俺の選んだ道だ!!」

<ムウvsレイ>
レイ「ムウ・ラ・フラガ…。お前も消えなくてはならない」「お前の父親のクローン…世界を闇に包もうとしたラウ・ル・クルーゼの犯した罪と共に!」
ムウ「ついでに言っちまえば、俺にはファントムペイン時代に犯した罪もある。だが、それは生きて償う!」「だからお前も戻って来い! 仲間達のところに…!」
レイ「たわ言を! 俺はギルのために戦わねばならない!」
ムウ「よせ! そうやって、ひとりで闇を抱えたままじゃクルーゼと同じになっちまうぞ!」

≪キラvsレイ発生前≫
<シンvsレイ>

シン「レイ! もうやめろ!」
レイ「俺はギルの望む世界を作るために今日まで生きてきた…! お前はどうなんだ、シン!」
シン「戦争のない世界を作るって、そう決めたんだ、俺は! そのためには…!」
レイ「戦争がなくなっても、不幸は常につきまとう! それすらもなくすんだ、ギルは!」
シン「だとしても、やり方が間違ってる! だから、レイ!」

≪キラvsレイ発生後≫
<シンvsレイ>

レイ「シン…お前さえ来てくれれば…」
シン「レイ! お前が俺を気にかけたのは、お前が誰かだったからなのか!?」
レイ「………」
シン「そうじゃないはずだ! お前自身の意思でそうしたいと思ったからじゃないのか!?」
レイ「それは…」
シン「俺にとってお前はラウ・ル・クルーゼなんかじゃない! レイ・ザ・バレル、俺の…友達だ!」
レイ「…!」「シン…だがそれでも俺は…俺の運命は…!」
シン「来い、レイ! お前が運命に囚われるなら…俺がそれを断ち切ってやる!」

<ルナマリアvsレイ>
ルナマリア「レイ…私達、アカデミー時代からずうっと仲間だったじゃない! それなのに、こんな形で戦うなんて…」
レイ「あの頃から俺はプラントを…世界を守る事を考えていた」「ギルにはそれができるんだ! LOTUSのやり方ではいずれ、地球がもたなくなる!」

<タリアvsレイ>
タリア「来たわね、レイ。悪いけど、ギルバードの計画は阻止させてもらうわ」「私の息子にも未来を自由に選ばせてあげたいの」
レイ「こちらも退く気はありません。グラディス艦長…たとえあなたでもギルの邪魔をするのならば討つ!」

<甲児vsレイ>
甲児「何で俺達が戦わなきゃならねえんだ! 同じ釜の飯を食った仲じゃねえか!」
レイ「戦場ではよくある事だ。俺達の関係など、その程度のもの…」
甲児「戦場だけじゃなかったろ!? アイドルコンテストの裏方だって一緒にやったじゃねえか!」「俺達の…LOTUSのメンバーの関係はそんな薄っぺらいものじゃなかったはずだ!!」
レイ「…来い。もはや語る言葉はない…!」

<豹馬vsレイ>
豹馬「お前、何でそんなに議長の事を信じられるんだ!?」「俺は、あの何とかプランにはついていけねえよ!」
レイ「理解などしなくていい。黙って見ていろ。そうすればギルが理想の世界を作ってくれる…」
豹馬「冗談じゃねえ! 俺達が今まで戦って来たのはな、自分の手で未来を掴むためなんだよ!」

<健一vsレイ>
健一「君は…俺達と遭遇した時から俺達を利用しようと考えていたのか…?」
レイ「否定はしない。来るべき時のためにギルには力が必要だったからな」
一平「そうかい…。だが、思い通りにならなくて残念だったな!」
健一「俺達は議長だけの力にはならない! ボルテスはいつだって地球の希望だ!」

<葵vsレイ>
葵「君にとって、デュランダル議長の言葉は絶対なのかしら?」
レイ「ムーンWILLの言う通り、今のままでは人類はいずれ滅ぶ!」「だからギルに導いてもらうんだ! この世界を存続させるために!!」
葵「悪いけど、そんな事はさせないわ! 人類滅亡も、デスティニープランも私達が防いでみせる!」

<シンジvsレイ>
レイ「お前は以前、言っていたそうだな。父親に認められたいと」「俺も一緒だ…。ギルが俺を認めてくれるから、俺は生きていられる」
シンジ「確かに、父さんに褒めて欲しかった。よくやったって言われた時にはすごく嬉しかった」「でも僕は決めたんだ。たとえ父さんが認めてくれなくても、自分の意思で選んだ道を進もうって…!」「その方がきっと父さんも喜ぶ…!」

<ダイヤvsレイ>
ダイヤ「帰って来い、レイさん! 議長のやり方は間違ってるよ! レイさんも止めるのを手伝ってくれ!」
レイ「それはできないと言ったはずだ…! 脅威が差し迫っている今、プランの導入実行は急ぐ必要がある!」
ダイヤ「大丈夫だよ! レイさんや俺達で地球を守ろう! じゃねえと寂しいじゃねえかよ!」

<アルトvsレイ>
アルト「レールの上に仕組まれた人生は辛いぜ。自分で選んだ道でつまづくより、ずっとな!」
レイ「デスティニープランが発動すれば、誰も道に迷わない。敗者が虐げられる世界は終わるんだ!」
アルト「そいつはどうかな。人の心には自由に憧れる翼がある! それを縛る事なんて、できやしない!」

<剣児vsレイ>
剣児「お前、クール気取ってたけど、結構いいヤツだったじゃねえか!」
レイ「命令に従っただけだ」「LOTUSに溶け込み、デスティニープラン発動時に可能ならば味方に引き込めという、な」
剣児「マジかよ…。全部お芝居だったってのか? 俺は信じねえぞ!」

<ゴオvsレイ>
ゴオ「デスティニープランは子供達の未来を奪う!」「それが世界の在り方として正しいとは思えない!」
レイ「ルウ・ルーの事を気にしているのですか? 問題ありませんよ」「選ばれた強靭な兵士達による地球圏の防衛…もう侵略者によって不幸が生み出される事もないでしょう」「子供達には進むべき道を正しく示す事ができます」
ゴオ「子供にだって自分の道を選ぶ力がある! 間違えそうになった時は大人が導いてやりゃいいんだ!」「最初から一本道を提示するだけじゃ、子供達の可能性が失われていく!」

<浩一vsレイ>
レイ「お前ひとりの正義で救えるほど、この世界は狭くない」
浩一「俺に力が足りないなんてとっくにわかってるさ! でも、俺はひとりで戦ってるんじゃない…」「LOTUSの仲間がいてくれるから、俺は正義の味方でいられるんだ!!」

<イクサー3vsレイ>
イクサー3「アトロスとだって友達になれたのになんでレイと戦わなきゃならないの!?」
霞 渚「お願い! 考え直して、レイ君!」
レイ「俺は子供じゃない。そしてこれは、俺が望んだ事だ」「それに俺は…お前とは友達になれない」
イクサー3「そんな事ないよ! 絶対友達になれるもん!」

<レイ撃破>
※※シンが撃破の場合のセリフ※※
レイ「フ…成長したな、シン…」
※※シン以外が撃破の場合のセリフ※※
レイ「さすがだ…LOTUS…」「昨日からどうやって倒せばいいか何度もシミュレートしていたが、ついに攻略法は見出せなかった」
ルナマリア「レイ…! 前日になって慌てて詰め込もうとしても無理だって、あなたが言った事よ!?」
レイ「そう…だったな…」
シン「レイ! どうして!」
レイ「どうせ、俺にはもうあまり未来はない。テロメアが短いんだ…生まれつき…」
葵「だからって、命を捨てていいの!? こんな無茶までして!」
レイ「だからだ! 俺はギルの…議長のために残る命を使いたい…!」「美角鏡…お前ならこの気持ちがわかるはずだ…!」
鏡「………」

シン「戻って来い、レイ! 俺達と一緒に…」
レイ「すまない…。俺はギルを守りたい。これは、俺自身が決めた事だから…」
シン「レイ…!」
〔敵ユニット離脱〕

<宗美撃破>
マサキ「これ以上の戦闘はデスティニープランの存続に影響しない。いずれにしろ、終わりだ」「宗美、撤退しろ」
宗美「了解…」
〔敵ユニット離脱〕
浩一「撤退した…?」
森次「おそらくセントラルの目的はデスティニープラン…。だが、最後まで運命を共にするつもりはないという事か」
沢渡「宗美…お前は俺が…」

<敵全滅・勝利条件達成>
メイリン「メサイア沈黙…! 敵増援もありません!」
ルル「では、あとは…!」
キラ「ええ。まだ終わっていません。彼を…議長を止めないと」
シン「待っていろ、レイ!」
〔キラ&シン、メサイアへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

アスラン「やめろ、ふたりとも危険だ!」
〔アスラン、メサイアへ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

ラクス「行きましょう、私達も…」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

地球圏エリア
メサイア/司令室
レイ「ギル、早く脱出を!」
デュランダル「いや、どうやら、チェックメイトのようだ…」
〔扉の開閉音〕
キラ「デュランダル議長…」
レイ「!? お前達…」
デュランダル「LOTUSのパイロット諸君が総出でお出迎えとは…。私も幸せ者だな」
一鷹「デュランダル議長、あんたの計画はもう終わったんだ。諦めて投降してくれ…」
健一「あなたには感謝している…。俺達がこの世界に来た時からずっと…。だから…もう…!」
デュランダル「本当にこれでいいのかね…? デスティニープランなくして人類の存続は有り得ない」「ここでプランを導入しなければ、たとえ侵略者を追い払っても、世界はまた元の混迷の道へと逆戻りだ」
アスラン「確かにそうかもしれません…。でも、俺達はそうならない道を選ぶ事もできるはずです!」
ダイヤ「ダリウスと共存できたように…」
アルト「ゼントランとだって和解できたように…!」
デュランダル「…だが、人の誰もが君達のように強く、優しいわけではない」「それでも人は変わっていけると…わかり合えるといったい誰が言えるのかね?」
キラ「でも…僕達はそれを知っている。わかっていける事も…変わっていける事も」
シン「知っているからこそ、みんなに教えていけるはずです。俺がみんなと出会って変わったように…」
森次「デュランダル議長。あなたが考えているほど人は愚かではない」
ラクス「あなたが守りたかった世界…私達に託してはもらえませんか…?」
デュランダル「………」
〔扉の開閉音〕
タリア「ギルバート…もう終わりにしましょう」
デュランダル「タリア…」
タリア「未来は私達のような大人ではなく、彼らの様な若い子達が作るべきよ」「大人はその手助けをするだけ…。道を決めるべきではないわ。未来はあの子達のものなのだから」
デュランダル「未来は我々大人のものではない、か。…そうかもしれないな」「だが、君達が選んだ未来を作るのは決して簡単なことではにあ。それはわかっているはずだ」
キラ「覚悟は…あります」
シン「それがあなたの選んだ未来を否定した俺達の責任だから…」
デュランダル「そうか…もう何も言うまい。そこまで言うならば見せてもらおう。君達が作る未来を…」
シン「デュランダル議長…」
デュランダル「一言謝らせて欲しい…。ラクス・クライン、オーブで君を襲わせたのはこの私だ」
ラクス「………」
アスラン「議長…!?」
デュランダル「エンジェルダウン作戦の強行も…。すべて、セントラルからの技術供与を受けるために…」「GreATを探る大天使を消して欲しいと菅原マサキから言われていたのだ。欺いてしまった事はすまないと思う」
キラ「けど、僕達はここにいます。あなたは本気で僕達を始末しようとは思っていなかった…」「僕達を消そうと思えばできたはずだ。それなのに…」
デュランダル「………」
アルト「どうなんだ、デュランダル議長…?」
デュランダル「………。…さあ、行きたまえ。もうじきここも崩れる…」
アスラン「議長、あなたも俺達と一緒に!」
デュランダル「残念だが、それはできんよ。私にも自分が選んだ道に対する責任があるのだ」
タリア「………」「脱出するわよ、みんな…。彼の気持ち…わかってあげて…」
アスラン「くっ…!」
〔扉の開閉音〕
デュランダル「タリア、後は頼んだよ…。君があの子達を助けてやってくれ。…私のようになってしまわないようにね」
タリア「わかったわ…」「…さようなら、ギルバート…」
デュランダル「さようなら…タリア…」
〔扉の開閉音〕
デュランダル(私は止めて欲しかったのかもしれんな。心のどこかで…FAITHのタリア達やキラ君達に…)
レイ「ギル…?」
デュランダル「レイ、君も彼らと共に行くといい。そして見届けてくれ、この世界の行く末を…」
レイ「………」「…わかったよ、ギル…。けど、見届けるだけじゃない…」「俺は守ってみせるよ…。あなたが守ろうとしたこの世界を…」
デュランダル「ありがとう、レイ…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔メサイアに爆発〕
〔画面、ユニット出現〕

霞 渚「メサイアが…」
ヴェスターヌ「議長の理想が眠る墓標…といったところか…」
一平「デュランダル議長…」
〔レーダー反応〕
メイリン「これは…モビルスーツの反応です!」
ミサト「え…?」
〔味方ユニット出現〕
レイ「LOTUS…こちらに交戦の意思はない。投降許可を…」
シン「レイ…!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

地球圏エリア
フラッグ/ブリッジ
ミサト「プラントの臨時評議会からも停戦の申し入れがあったわ。終わったのね…ついに…」
レディ「避けられるならば、避けたい戦いだったがな…」
アスラン「デュランダル議長…人を守りたいっていう気持ちは同じだったはずなのに…」
キラ「だけど、彼も最後には僕達を信じてこの世界の未来を託してくれた…。その想いには応えなくちゃいけない」
ディアッカ「ああ。だからこそ、これからの戦いに俺達が決して負けるわけにはいかないぜ」
アスラン「ディアッカ、けどお前達は…」
イザーク「こんな状況で所属を気にしていられるか! 俺達は地球やプラントに住む人々を守るのが任務なんだからな!」
ディアッカ「ま、そういう事だ」
イザーク「デュエルとバスターもある。足手まといにはならんつもりだ…!」
ハイネ「おいおい、旧式を引っ張り出してきてどうするつもりだよ?」
ディアッカ「慌てなさんなって。ちゃんとOSから何からアップデートしてるからよ」
デュオ「なるほどな。どうせならかつての相棒と、ってか」
ディアッカ「ま、相棒の出自を考えると胸張って言える事じゃねえけどよ」
カガリ「………。平和のために使ってくれるのなら私はそれでいい」
イザーク「すまないな、アスハ代表」
ディアッカ「話もまとまった。改めてこれから世話になるぜ、みんな」
アスラン「イザーク、ディアッカ…ありがとう」
ミサト「では、あなたは再びLOTUSとして戦いたいと言うのね?」
レイ「はい。勝手なお願いなのはわかっています」「ですが、それが俺の意思であり、今できる事だと考えます」
ミサト「………」
ダイヤ「ミサトさん!」
タリア「私からもお願いします。ギルバートの最後の願い…叶えてやっていただけませんか?」
ミサト「…まあ、昨日今日に始まった事じゃないし、今さらどうこう言うつもりもないわ。でも、ケジメはつけるのよ」
イクサー3「それじゃあ…!」
ミサト「…おかえりなさい、レイ君」
レイ「ありがとうございます…!」
ルナマリア「よかったわ、レイ! アカデミー時代から一緒なんだもの。もういなくならないでよ!」
レイ「ああ…!」
シン「レイ、その…。議長の事は…」
レイ「いいんだ、シン…。あれがギルの選んだ未来だ」「俺にできるのは、彼が託したこの世界を守っていく事だけだ」「…俺を必要としてくれたお前達と共にな」
シン「レイ…」「ああ、守っていこう。俺達みんなで、これからもずっと」
ミーア(アスラン達と一緒に来てしまったけど…私は…これからどうしたら…)
ラクス「こんな所にいらっしゃったのですね」
ミーア「ラクス様!? それにLOTUSのみなさん…」
ラクス「ありがとう。あなたが私達を脱出口まで導いてくださらなければ、危ないところでした」
カガリ「あなたがいなければ、下手をすれば皆、死んでいた」「どうか、そう怯えずに皆の輪の中に入ってきて欲しい」
ミーア「偽者の私なんかが今さら…。本物のラクス様がいらっしゃるなら私はもう…」
アスラン「ミーア…。俺がラクスの代わりを務めてくれと言わなければ、君はこんなに苦しまずに…」
ラクス「ミーアさん。確かに姿や名前は偽りだったかもしれません…」「でも、あなたの歌によって心が癒された人達がいたのは偽りではないでしょう?」
ミーア「私の歌で…」
シェリル「…ディオキアでのあなたのライブ、聞いたわ。確かに、あれはラクス・クラインの歌じゃなかった…」「だけど、あれはミーアさん…あなただけの歌だったんでしょ?」
アルト「だから届いたんだ、みんなに…」
ミーア「シェリルさん…アルトさん…」
剣児「俺はあんたの歌、好きだぜ。なんてったって、元気になるからな!」
ミーア「皆さん…」
ラクス「これからも歌ってください、ミーアさん。あなたの歌を…」
ミーア「ラクス様…」「…私、もう一度やり直してみます。そして、歌を歌い続けます…。励ましたいって気持ちは嘘じゃないから…」
ラクス「ええ、それがいいですわ…」
シェリル「強い子よね…。今までのすべてを失ったも同然なのに、まだ歌い続けるって宣言できるんだから」
アルト「シェリル…」
シェリル「大丈夫よ、アルト。私もあなたからもらったから…。歌う続ける勇気をね…」
アルト「………」

ミサト「これで、本当に人類同士の戦いも終わったわけね」
オズマ「残るはバジュラ、セントラル、ムーンWILL、クトゥルフか…」
森次「久嵩からの連絡はまだない…。次元転移坑道に動きがないのであれば、それ以外の組織の対応を行ないたいが…」
〔センサー反応〕
豹馬「何だ!? 敵か!?」
城崎「月周辺を哨戒中のF.J-IIIから入電! 月内部より巨大な要塞が出現、要塞内から機動兵器多数!」「部隊構成からクトゥルフの物かと思わ…」「そ、そんな…。F.J-III、撃沈されました…」
レイチェル「あのF.J-IIIが、一瞬で…」
〔精神感応音〕
霞 渚「…!」「月から渚さんの気配を感じます…。多分ですけど、その要塞の中に…」
イクサー3「あたしも感じる…! 渚と同じ優しくて…暖かい感じ。お姉様の渚はそこにいるよ!」
アトロス「要塞、見られるの!?」
城崎「はい。モニターに出します」
〔通信の開く音〕
アトロス「あれだ…ネオス様の要塞!」
ゴオ「今まで姿を見せてこなかったてのにここに来て要塞ごと姿を現した…」
ムウ「何かしら勝算があっての事だろうな、やっぱり…」
鉄也「今までの戦いからすれば、クトゥルフがムーンWILLと手を組んでいるのは間違いない…」
葵「上等よ。どっちにしろムーンWILLを倒すために宇宙に上がったようなもんなんだし…」
一鷹「渚さんも救えるかも知れないなら一石二鳥ッスね…!」
ミサト「手をこまねいている暇はないわね。もう一度降りましょう、月へ」
【シナリオエンドデモ終了】


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