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No.37
鋼鉄の華


サブタイトル
「鋼鉄の華」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃準備〉
浩一「俺は…俺は…!」
〔ファクター覚醒〕
浩一「うわぁぁぁぁぁぁ…!!」
[イベントデモ「ラインバレルmode-C覚醒」]
〔浩一、変形〕
シン「ラインバレルが…!?」
イクサー1「いけない、このままでは…!」
森次「ついに真の覚醒を果たしたか…!」
浩一「城崎ぃぃぃぃぃぃっ!!」
イクサー3「浩一の心…泣いてる…?」
イクサー1「それにこれは…城崎さんを守りきれなった自分自身への怒り…?」
矢島「浩一…」
マサキ「搭乗者の感情によってスペックが左右される、非効率的な機体…。我々の世界にはふような存在だ」
〔敵ユニット出現〕
一鷹「浩一、危ねえ!」
浩一「うおおおおおおおっ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、紫に発光〕

クラン「敵のマキナの動きが止まった…!?」
森次「すべてのマキナを止める叫び声…カウンターマキナとしての力か…!」
浩一「うあああああっ!!」
〔斬撃音〕
〔敵ユニット撃破〕

浩一「何が…正義の味方になるだ…。何がみんなを守るだ…!」「目の前の女の子ひとり守れなくて…! くそぉぉぉぉぉ…!!」
〔浩一、前進〕
〔敵ユニット撃破〕

浩一「うわあああああっ!!」
シズナ「あかん! 早瀬の奴、完全に正気を失っとるで!」
シンジ「早瀬先輩、しっかりしてください…!」
カトル「早瀬君、その感情に流されていけない! それでは君自身までもが…!」
矢島「よせ、浩一!」
浩一「殺してやる…殺してやる…!」
マサキ「我々の動きを止めるか…だが…」
〔浩一、マサキへ隣接〕
[イベント戦闘「浩一vsマサキ」]
浩一「…!?」
マサキ「そのマキナの力は既に解析済みだ」
〔浩一にダメージ〕
〔浩一、後退〕

浩一「ぐっ…!」
〔敵ユニット出現〕
磁偉倶「奴らのマキナが再び動き始めたぞ!」
マサキ「これ以上の対話は効率的ではない。LOTUSの殲滅を開始する」
宗美「了解…すべてをひとつに…」
ユリアンヌ「宗美…もう、あんたは…」
森次「葛城一佐…。早瀬の事は心配だが、我々は今ここで退くわけにはいかない」
ミサト「ええ、わかっているわ。みんな! 浩一君をサポートしつつ、周りの敵を撃退してちょうだい!」「次元回廊を破壊するにはラインバレルの力が必要不可欠よ。くれぐれも破壊されないようにして!」
杏奈「了解! 絵美ちゃんの仇…!」
ゴオ「浩一…早く正気に戻れ…!」
浩一「殺してやる…殺してやる…っ!!」
<戦闘開始>

<一鷹vsマサキ>
一鷹「もう後がねえだろ! 博士の居場所を教えやがれ!」
マサキ「セントラルに不利益をもたらす情報だ。教える事はできない」「そして、我らに敗北はありえない。後続の部隊、残り540万がもうじき次元回廊より現れる」
一鷹「だったらその前にてめえを倒す! その後でゆっくりGreATを探してやるぜ!」

<ヒイロvsマサキ>
ヒイロ「菅原マサキ…いや、統一意思セントラル。セントラルに未来はない」
マサキ「ゼロシステムによる未来予測か…。そんなものは当てにならんぞ」
ヒイロ「ゼロに頼らずとも、それくらいはわかる。俺は人間だからな…!」

<キラvsマサキ>
キラ「僕達の世界は僕達が守る! だから、もう…!」
マサキ「人間の力では限界がある。SEEDの発現やゼントラ化などでは地球圏の防衛を達成する事はできない」
キラ「あなた達は拡大への欲求を都合のいい理屈で誤魔化しているだけだ!」「セントラルだって人間の欲望と決別できてはいない!」

<シンvsマサキ>
マサキ「なぜ、融和の道を選択しない? お前達の切り札、ラインバレルはもはや風前の灯」
シン「…城崎から聞いた。あんた達の目指す世界には花がないって」
マサキ「その情報は間違いだ。我々の世界には必要なだけの植物があり、生態系も維持されている」
シン「必要かそうでないかはあんた達が決める事じゃない! そんな傲慢、許されるものかっ!!」

<甲児vsマサキ>
マサキ「我らとひとつになれば、人類は新たなステージへ到達できる。それは進化の必然だ…」
甲児「そうだとしても、お前の態度が気に入らねえ」「地球が欲しいなら、地球が欲しいってそう言いやがれ!」

<鉄也vsマサキ>
マサキ「『偉大』『勇者』…どれも判断基準の曖昧な言葉でしかない」
鉄也「お前にとっちゃそうかもしれん。だが、人間ならその言葉から様々なものを感じ取る…!」「そして、燃え上がらせるんだ。内なる闘志を。希望を!」

<豹馬vsマサキ>
豹馬「俺は信じてるぜ。浩一が最後にうまくやってくれるってな!」
マサキ「感情を制御できない人間、早瀬浩一をなぜ信頼できる?」
大作「そんなもん、決まっとるばい!」
マサキ「…?」
豹馬「あいつが俺達の仲間だからだ!」
マサキ「理由とするための根拠…なし。理解不能」
豹馬「それがわからなきゃ、俺達にゃ勝てねえぜ!」

<健一vsマサキ>
マサキ「剛健一。我らの存在は我らの地球の人類が望んだ姿なのだ」
健一「だからといって統一意思の強制を認められると思うのか! 事実、お前達は新統合政府と争いを起こしている!」
マサキ「拡大こそが平和、そして発展の礎なのだ」
一平「へっ、そいつは征服者の論理だぜ」
健一「今も昔も、俺達は絶対に人類への侵略を許しはしない! お前達は…ここで倒す!」

<葵vsマサキ>
朔哉「発展発展って…その先にゃいったい何があるんだよ?」
マサキ「恒久的な平和だ。価値観の違いによる争いなど起こりえない平和な世界…」
くらら「人の星までケンカ売りに来といてよくそんな事が言えるわね」
ジョニー「これからも、平和のためと称して様々な世界に攻め入るのが目に見えていますよ」
葵「統一意思セントラル…何度でも聞かせてあげるわ」「私達は人間なの! みんなお節介が好きみたいだけど、あんた達のお節介はごめんなのよ!」

<シンジvsマサキ>
シンジ「もう一息なんだ…! 早瀬先輩が作戦を成功させてくれるまで…!」
マサキ「その可能性はゼロだ。早瀬浩一では作戦成功は望めない」
シンジ「そんな事ない…! 僕だって今、こうして戦えてるんだ」「だったら早瀬先輩だって必ずやってくれるはずだっ!」

<ダイヤvsマサキ>
マサキ「これは…さらに炎の力が上昇している?」
ダイヤ「感じられるならわかるだろ!? これが人間の心ってやつだ! 決して効率だけでは判断はしねえんだ!」

<アルトvsマサキ>
マサキ「お前も伝統芸能に関わった者ならわかるだろう。衆知を集めた経験則の有用性を…」
アルト「残念だったな。俺はその格式ってヤツが嫌いで家を飛び出したんだ!」「マニュアルなんかに縛られない自由な大空を求めてな!」

<剣児vsマサキ>
マサキ「我々を受け入れろ。地球の発展は人類、セントラル共通の望み」「何ひとつ無駄のない社会…。少ない資源から発展を生み出せるのは我々、統一意思セントラルのみだ」
剣児「お断りだっつってんだろ! メシも笑いながら食えねえんじゃ、死んでんのと一緒だぜ!」

<ゴオvsマサキ>
マサキ「ゴーダンナーによる宇宙戦闘…やはり合理的とは言えない…」
ゴオ「だからってボーッとしてるのは俺の性にあわねえ。俺はロボット乗りなんだ。どんな奴だろうと戦うぜ!」「俺達の地球を滅茶苦茶にしようとしてる奴が相手なら、なおさらだ!」

<浩一vsマサキ>
浩一「城崎ぃぃぃぃっ!! ちきしょおおおおおおっ!!」
マサキ「活性率こそ上がっているが、それまでだな」

<浩一vs宗美>
宗美「我らと…ひとつに…」
浩一「…今、楽にしてやるぜ…。それが俺にできるせめてもの…!」

<森次or山下or美海orシズナor矢島vsマサキ>
マサキ「もはや、城崎天児の技術から得るものはない。削除を開始する」
山下「そうやってタカをくくってると足をすくわれるッスよ!」
美海「私達だって、浩一君やみんなと一緒に頑張ってきた!」
イズナ「JUDA特務室のチームワーク、見せてあげますよ!」
矢島「俺もみんなを助けたい…! そのためなら、俺は!」
シズナ「森次さん、最後はビシっと締めたってや!」
森次「JUDA特務室はこれより統一意思セントラルとの交戦に入る! 各機…死ぬなよ!」

<沢渡orユリアンヌorジャックvs宗美>
ユリアンヌ「元仲間の情けよ…。私達でケリをつけてあげましょう!」
ジャック「…許せよ…!」
沢渡「宗美…てめえとはもう一度話をしたかったぜ…!」

<イクサー1vsマサキ>
マサキ「イクサー1、お前の望むシンクロとやらは統一意思セントラルによっても果たされる」
イクサー1「私と渚のシンクロは単なる意識の統一ではありません」「パートナーの優しさを力に変える…それが私と渚のシンクロです!」
渚「勝ってね。イクサー1! 私、信じてるから!」
イクサー1「いきますよ、統一意思セントラル!」

<イクサー3vsマサキ>
マサキ「お前は初戦闘で非効率な戦いをし、友軍を窮地に追いやるというミスを犯した」「そのミスを二度と犯さぬためにも我らとひとつになるべきだ…」
霞 渚「あなた達は一度の失敗で未来の可能性をすべて否定するの!?」
マサキ「往々にして失敗は繰り返される。そのような危険性をセントラルは放置しない」
イクサー3「なんでわかんないの!? あたしは渚達と出会って成長したんだ! もう昔のあたしじゃない!」

<宗美撃破>
宗美「あり…がとう…これで…これで…ようやく…僕も逝ける…」「…薫…さん…今あなた…のもとに…」
〔敵ユニット撃破〕
沢渡「すまねえ…宗美…」
ユリアンヌ「いつか私達もあんたの所に行くからさ…」

<マサキ撃破・敵増援1出現>
山下「やった…のか?」
マサキ「………」
一鷹「いや、まだだ…! あのマキナ、まだ動けるみてえだ!」
浩一「くそおおおっ!! なんで倒れないんだよぉぉぉっ!!」
マサキ「城崎天児の設計理念は理解不能」「激発する感情の力をもって現状を打破する…。不確定要素に依存した非現実的な戦略だ」
〔光の放射音〕
〔画面、金色にフラッシュ〕
〔敵ユニット消失〕
〔敵ユニット表出〕

マサキ「削除を開始する」
ムウ「何だ…? あの馬鹿でかい奴と合体したのか?」
サコン「どうやら、あれが統一意思セントラルの本体のようですね…」
〔カーソル、セントラルを指定〕
〔戦艦の警報〕

ミリアリア「これは…! 信じられません! 機動兵器としては桁違いのエネルギーです!」
浩一「てめえがラスボスか…。上等だぜぇぇぇっ!!」
〔浩一、セントラルへ隣接〕
〔浩一、セントラルへ攻撃〕

[イベント戦闘「浩一vsセントラル」]
浩一「テメェがラスボスかぁぁぁっ! ブッ壊してやるぅぅぅっ!!」「うおりゃぁぁぁっ!」「だあぁぁぁっ!」「これで終わりだあぁぁぁっ!!」
セントラル「………」「………」
浩一「ぐぅっ…くっそぉぉぉーっ!」

〔浩一に爆発〕
〔浩一、後退〕

浩一「ぐっ…!」
タリア「ラインバレルの信号は!?」
メイリン「健在です! ですが、あのままでは!」
シズナ「いい加減に目ぇ覚ましいや、早瀬!」
〔セントラル、活性化〕
セントラル「すべてをひとつに…。抵抗は無意味だ…我らとひとつになれ…」
静流「マズい! あいつ、ラインバレルにとどめを刺すつもりだわ!」
矢島「浩一ぃぃぃっ!」
〔光の放射音〕
〔画面、金色にフラッシュ〕
〔矢島にスパーク〕

矢島「うぐっ…! に、二度も死ぬのは…ごめんだぜ」
浩一「…矢島…!?」
イクサー1「落ち着いてください、浩一」
ゴオ「城崎を守れなかった自分を恨むお前の気持ちは俺にもわかる…! だが、自分を見失うな!」
ミラ「あなたにそんな戦い方をして欲しくて絵美ちゃんはあなたを助けたんじゃないのよ! 目を覚ましなさい!」
浩一「…!」
矢島「浩一…。お前が本当にやりたかった事はこんな事じゃなかったはずだ…!」
浩一「お、俺は…」
〔浩一、発光〕
浩一「…え…?」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ1開始】

???
〔画面、発光〕
城崎「浩一さん…」
浩一「え…。き…ざき…?」
城崎「あなた…私に約束しましたよね…。絶対に正義の味方になってこの世界を守り抜くって…」「なのに、これは何ですか…? たかが私が死んだぐらいで我を忘れて…。それでも正義の味方ですか?」
浩一「ごめん…」
城崎「本当に…あなたは最低です…。…だけど石神社長や兄と同じ様に…私も…あなたの事を…」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
浩一「…今のは…夢…だったのか?」
城崎「………」
浩一「やっぱり厳しいな、城崎は…。けど、おかげで目が覚めたぜ…」
セントラル「己の感情に身を任せ暴走する…やはり人類とは不完全な存在だ。我々の手で管理しなければ…」
浩一「ああ…。確かに俺達人類はお前が言うように不完全な存在かもしれない…」「…けど、お前達の管理なんて必要ない!」「例え不完全だったとしても、俺達が力を合わせれば、どんな困難でも乗り越えていけるんだからな…!!」
ノーザ「…どうやら、いつもの馬鹿なアイツに戻ったようだな…」
ルナマリア「だけど、やっぱりあの子はこうでなくっちゃ!」
浩一「みんな…すまなかった…」「こんな馬鹿な俺だけど、みんなの力を貸して欲しい…。この世界を守るために…!」
剣児「まったく…。今さら何言ってんだよ!」
豹馬「困ってる奴に力を貸さねえなんて、正義のヒーローじゃねえんだろ?」
道明寺「軍団長を助けるのは軍団員の役目だぜ!」
山下「特務室の仲間だって…」
一鷹「クラスメイトだってLOTUSの仲間だっているんだぜ!」
五飛「フン…今のお前は自分の正義の何たるかを理解している。望むなら、力を貸してやらん事もない」
浩一「みんな…」
セントラル「我々と違い、意思が統一されていないお前たちがどれだけ集まろうとも無力である事に変わりはない」
浩一「人間を甘く見るなよ、デカブツ野郎…」「お前達に見せてやるぜ…! この世界を守る俺達の力をな…!!」

<浩一vsセントラル>
浩一「あの中心をぶった斬るまで…それまで頑張ってくれ、ラインバレル…!」
セントラル「無駄だ…。その出力では次元回廊の破壊はかなわない」
浩一「だからって、このままやられっぱなしってわけにもいかねえ!」「最後の最後まであがくんだ! でなきゃ、城崎に最低ですって言われちまうしな!」

<セントラル撃破・敵増援2出現>
タリア「敵マキナの動きが止まった!」
ミサト「浩一君!」
浩一「ああ! これでトドメだ!!」
〔浩一、セントラルへ隣接〕
〔光の放射音〕
〔画面、金色にフラッシュ〕

セントラル「不完全な存在に…我々が敗れるとは…。これが…我々の想像を…凌駕する…人間の力だと…いうのか…?」
アスラン「敵のマキナが…!」
※※まだ宗美健在の場合、セリフ追加※※
宗美「あり…がとう…これで…これで…ようやく…僕も逝ける…」「…薫…さん…今あなた…のもとに…」
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

セントラル「だが、お前達は…後悔するだろう…。自分達の手で…この世界を…消滅させるの…だからな…」
〔画面、爆発〕
〔敵ユニット撃破〕

緒川「敵巨大マキナ、沈黙を確認…! 重力異常もまったく確認できません…!」
カガリ「やった…!」
さやか「私達…この世界を守れたのね…!」
浩一「城崎…。俺…本当に正義の味方になれたかな…?」
〔レーダー反応〕
ルル「緒川さん、何が!?」
緒川「ポイントヘリオスに再び重力の異常を確認…!」
レイチェル「どうも、さっきの爆発の影響で次元構造が揺らぎ始めちゃったみたい…!」「このままではお互いの世界が量子レベルで崩壊してぐちゃぐちゃに混ざり合ってしまうわ!」
めぐみ「そ、そんな…!」
シンジ「それじゃ、僕達の戦いは無意味に終わってしまったんですか!?」
浩一「…俺があの穴の中心をぶった斬る…。それでいいんだろ…!!」
レイチェル「無理よ! どれだけ膨大なエネルギーが必要だと思ってるの?」「それに次元回廊が破壊できても、下手をしたら浩一が時空の狭間に飲み込まれてしまうわ…!」
ゼクス「戻れ、少年! 君にはまだ未来がある。危険な任務ならば、死人である私が!」
浩一「いや、ここは俺に任せてくれ」
一鷹「浩一、お前…」
浩一「…俺は力がないから何もできない…そう思って何もせずに生きてきた…」「けど必要なのは力じゃない…。何かしたいって強く想う気持ちなんだ!」「俺はこの世界を…みんなを守りたい…。だから俺は行く…! それが俺の正義なんだ…!!」
森次「…レイチェル、ファイナルフェイズを起動しろ」
レイチェル「でも、もうエネルギーを仲介する真シャングリラは…!」
森次「その分は私とヴァーダントが引き受ける…!」
シン「ファイナルフェイズ…? エネルギーを仲介…!?」
葵「最後の最後まで隠し玉? 説明してもらえるかしら?」
レイチェル「すべてのマキナのエネルギーを収束させ、ラインバレルに送り込むというプロジェクトJUDA緊急プログラム…」
美海「なら、今すぐそれを…!」
レイチェル「だけど…その直後はDソイルが完全枯渇してマキナは停止するの…。そうなればファクターの命も保障できない…」
葵「…!」
森次「構わん…。ヴァーダントをラインバレルにリンクしろ…!」
美海「私とペインキラーのエネルギーも浩一君に届けて…!」
矢島「どうせ一度はなくした命だ…! これでみんなを守れるなら…惜しくないさ…!」
浩一「いいのかよ、みんな…! そんな事をしたら…!」
シズナ「早瀬…この世界を守りたいのはお前だけやない…。みんな、命をかけてでも守りたいんや!」
浩一「わかった…! みんなの命…俺に預けてくれ…!!」
〔浩一&森次&山下&美海&シズナ&矢島、後退〕
山下「頼むぜ、早瀬…!」
緒川「いくわよ…みんな…!」
牧「プロジェクトJUDAファイナルフェイズ…起動…!!」
〔プログラムの起動音〕
〔浩一、発光〕
〔森次、発光〕
〔山下、発光〕
〔美海、発光〕
〔シズナ、発光〕
〔矢島、発光〕

美海「………」
矢島「………」
ミサト「ごめんね、みんな…!」
サコン「こうなってしまっては我々には見守る事しかできない…」
〔敵ユニット出現〕
霞 渚「え…セントラルのマキナ!?」
光司「あいつら、まだ動きやがるのか…!?」
サコン「どうやらこの重力異常がセントラルのマキナ同士のネットワークに影響を与え、暴走させているようです…!」
ミサト「まずいわ! サトル君達はエネルギーをチャージしている間、無防備になる!」
デュオ「…へっ、俺達にもちゃんと仕事が残ってたじゃねえか」
イクサー1「渚やみなさんが愛した地球…こんなところで終わらせるわけにはいきません!」
鉄也「もう一働きする時が来たようだな」
一鷹「ここは俺達に任せろ、浩一! お前はオオトリなんだ。最後にはビシっと決めろよ!」
浩一「南雲…!」
悠「お前達だけに命をかけさせはしない。命に変えてでもお前達を守る…!」
沢渡「そういう事だ、坊主! てめえらにはあのでっけえ穴をブッ壊す事だけに専念してな…!」
浩一「すまない、みんな…!」
レイチェル「みんな、エネルギーの収束が完了するまで、あと4分かかるわ! それまで持ちこたえてちょうだい…!」

<敵増援2出現の次PP>
〔レーダー反応〕
緒川「ポイント・ヘリオス周辺の重力異常! 重力波、来ます!」
〔画面、闇の広がり〕
〔浩一&森次&山下&美海&シズナ&矢島、HP減少〕

浩一「ぐあっ…!」
豹馬「みんな、大丈夫か!?」
浩一「こ、こっちは大丈夫だ! 山下君達は!?」
山下「ハインドも元気ッスよ…!」
森次「早瀬、余計な事は考えるな! 仲間に背中を預けるんだ!」
オズマ「スカルリーダーより各機へ! ファイナルフェイズが失敗したら地球だけじゃない、すべてが終わる!」「ヘリオスからの重力波もある。浩一達にイカレマキナを近づけるなよ!」
甲児「了解! 1機たりとも通すものかよ!」

<敵増援2出現の2ターン後PP>
〔画面、闇の広がり〕
〔浩一&森次&山下&美海&シズナ&矢島、HP減少〕

美海「くっ…!」
カガリ「くそっ! マキナの侵攻は防げても、あれだけは!」
〔ゲージの発光音〕
レイチェル「マズイわ…。予定よりエネルギーが上がらない…!」
山下「くっ…! もっと…もっとだよ、ハインド…!」
レイチェル「あと2機…ううん、1機でもマキナがあれば…!」
〔レーダー反応〕
アリス「これは…フラッグから高エネルギー反応…!?」
レイチェル「このエネルギーは、タリスマンの…! けどファクターの反応がないのに…!」
沢渡「宗美が…俺達に力を貸してくれてるのか…」
レイチェル「これならいけるわ! エネルギー収束準備完了まであと1分! 頼んだわよ、みんな…!」
道明寺「みんな、もう一踏ん張りだ…! これが終わったら全員笑顔で南の島にでも行こうぜ…!」
アルト「あ! シェリルもランカも連れてな…!」
甲児「ファイナルフェイズ、絶対に成功させてみせるぜ!」

≪敵増援2出現後≫
<敵全滅・敵増援3出現>

〔敵ユニット出現〕

<敵増援2出現の3ターン後PP・勝利条件達成>
レイチェル「各マキナ、エネルギーチャージ完了!」
ミサト「よし…! 全機退避! 次元回廊破壊の余波に巻き込まれるわよ!」
〔味方ユニット離脱〕
〔全味方戦艦、マップ端へ移動〕

矢島「頼んだぞ、浩一…!」
浩一「ああ、みんなの命と願い…絶対に無駄には…」
〔レーダー反応〕
レイチェル「新たな重力波発生を確認! 気をつけて…! 今までで一番大きいのが来るわ!」
〔画面、闇の広がり〕
〔敵ユニット撃破〕

レイチェル「いけない…! 今のラインバレルにあれを受けきる力は…!」
美海「逃げて、浩一君…!」
浩一「今、逃げるわけにはいかねえ! 頼む! あと少しだけでいい! 耐えてくれ、ラインバレル…!!」
〔画面、闇の広がり〕
〔味方ユニット表出〕
〔A.T.フィールドの発生音〕

シンジ「ぐうぅぅぅぅ…ッ!」
浩一「碇…!? それに式波と綾波まで…!」
ミサト「3人とも! いくらEVAのA.T.フィールドでも防ぎきれる保証なんてないのよ!」
〔画面、闇の広がり〕
浩一「下がっててくれ…! お前らまで巻き込まれちまう…!」
シンジ「い、嫌です…!!」
浩一「碇…!?」
シンジ「早瀬先輩は今まで何度も助けてくれた…。周りに流されるだけだった僕なんかを…それで自分が傷つくのも構わないで…」「だから今度は…僕が早瀬先輩を助ける番です…!!」
浩一「碇…」
アスカ「バカシンジが根性見せて頑張ってるのに私だけが何もしないわけにはいかないでしょ…!」
レイ「1機では無理でも、私達が協力すれば少しは持ちこたえる事ができる…」
シンジ「い、今のうちです…早瀬先輩…! 僕達が食い止めている間に次元回廊の破壊を…!!」
レイチェル「浩一! みんなの命と願いをあなたに託すわ! その力で世界を…!」
ダイヤ「頼んだぜ、浩一…! 俺達に見せてくれよ、正義の味方の力ってヤツを…!!」
浩一「みんな…!」
森次「早瀬…。他人の痛みがわかってもそこから救ってやれねば意味はない。そう…意味なんてないんだ…!」「久嵩と石神社長が守ろうとしたこの世界を守ってくれ…! 彼らがそうであったように…」「私も…お前が正義の味方である事を望む…!」
浩一「…わかりました!」「いこうぜ、ラインバレル…! 俺達とみんなの力で、あの穴をぶった斬るんだ…!!」
〔浩一、セントラルがいた地点へ攻撃〕
〔浩一、「ファイナルフェイズ」使用〕
浩一「俺はこの世界を守りたい…ここに住む全ての人達を守りたい!」「それが俺の正義だからなーっ!」
森次「全機、ヴァーダントへエネルギーを送れ!」
美海「私の全てを…浩一君にあげる!」
矢島「どうせ一度は失くした命だ…! これでみんなが守れるなら、惜しくないさ!」
山下「命を力に…か。本当にヒーローみたいでカッコイイッスね!」
イズナ「早瀬さんなら…絶対にやり遂げてくれる!」
森次「うぐぅ…うう…!」「届えぇぇぇーっ!!」
浩一「うおぉぉぉっ…!!」「これが…俺達の!」「正義だあぁぁぁーっ!!」

〔画面、爆発〕
〔味方ユニット撃破〕

朔哉「うまく…いったのか…?」
牧「ハブ・ダイナモ、次元回廊、共に消滅…。高蓋然性世界との接触は断ち切られた…しかし…」
レイチェル「ラインバレルのシグナル…ロスト…。全マキナ…完全に…沈黙…」
シンジ「そ、そんな…」
一鷹「マジかよ…浩一ぃぃぃっ!!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】

次元の狭間
???(浩一)「………」
???(城崎)「…おき…くだ…い…早…君…」
浩一「…ん…、き、ざき…?」「…! 城崎…!?」
城崎「おはようございます…早瀬君…」
浩一「き、城崎…どう…して…?」
城崎「ラインバレルが助けてくれたんです…最後の力を振り絞って…」
浩一「そうか…」「城崎…良かった…本当に…!」
城崎「早瀬君…」

城崎「これからどうしましょうか…? ラインバレルも力を使い果たして次元を超える事はできませんし…」
浩一「まあ、これからゆっくり考えればいいさ。もう俺達の戦いは終わったんだ…」「GreATとか、フロンティアの行方とかわからないのは癪だけどな。でも、後は残ったみんなが…」
???(マキナ)「まだ戦いは終わっていない…」
浩一「…!?」
〔光の放射音〕
〔画面、金色にフラッシュ〕

マキナ「………」
浩一「な、何だあのマキナは…!?」
城崎(あのマキナ…どこかラインバレルに…?)
マキナ「戦いはまだ終わっていない…。破滅の歌によって世界を混沌に導こうとする者がいる…」
〔耳鳴り〕
浩一「な、何だ…? 頭の中に何かが…これは…宇宙…? それにあれはフロンティア船団…?」
城崎「ひどい…バジュラの攻撃で…あれではもう誰も…」
マキナ「それは近い未来に起こりうる出来事。しかし…」
〔光の広がる音〕
〔画面、紫色にフラッシュ〕

城崎「ラインバレルのDソイルが復活して…! …これは次元移動をしようとしているの!? ラインバレルが勝手に…!」
城崎(鋼鉄の華)「破滅の歌は想いを乗せた翼によって希望の歌へと姿を変える…」
城崎「どういう意味…? 私…いったいどうしたというの…?」
浩一(鋼鉄の華)「未来は変える事ができる…。大事なのはどうすればいいかじゃなく…自分がどうしたいかだ…」
浩一「その言葉…!?」
〔光の広がる音〕
〔画面、紫色にフラッシュ〕

城崎「あなた達…いった…」
〔光の放射音〕
〔画面、金色にフラッシュ〕

マキナ「…あれでよかったのか、R335?」
浩一(鋼鉄の華)「ああ、この宇宙はきっとアイツらが守ってくれるさ…」「それより…前にその名前で呼ぶなって言っただろ?」「俺の名前は…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方戦艦出現済み〕
ダイヤ「確かに世界は救う事ができたけどよ…。こんなの…やりきれねえよ…!」
緒川「浩一君…絵美ちゃん…みんな…」
〔緊急シグナル〕
緒川「…!」「ラインバレルからのシグナルを確認…!」
エイーダ「えっ…!?」
〔光の放射音〕
〔画面、金色にフラッシュ〕
〔味方ユニット表出〕

渚「ラインバレル…!」
浩一「みんな…ただいま…!」
城崎「早瀬、城崎両名、そちらへ帰還します」
杏奈「浩一君、それに絵美ちゃんも!」
〔通信の開く音〕
レイチェル「これは…!?」
〔味方ユニット出現〕
美海「絵美ちゃん!」
レイチェル「浩一や絵美だけじゃない…。サトルも…ミウミウも…みんな…みんな生きてる…!!」
霞 渚「みんな生きてたんだね…。よかた…!」
デュオ「あいつら、また死の淵から戻ってくるとはな…」
バルトフェルド「これこそ、神が与えた奇跡ってヤツですかね…?」
ラクス「いいえ…奇跡などではありません」「彼らの決意と意思があったからこそ、この結果がもたらされたのです…」
ユリアンヌ「この世界は救われたわ…。ありがとう…宗美…」
沢渡「あの世で嫁さんと幸せにな…」
森次「正義の味方…か…」
山下「森次さん…?」
森次「早瀬が正義の味方である事を本当に望む人々がいた…。…そして望みどおり世界は守られた…」「皆にそうあれと望まれ…人は初めて正義の味方になるんだな…」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

地球圏エリア
マクロス・クォーター/ブリーフィングルーム
一鷹「さてお立会い! 今日のヒーローのご帰還だ!」
〔ドアの開閉音〕
浩一「ど、どうも…」
甲児「ったく、どこに行ってたんだ! みんな心配したんだぜ!」
豹馬「そうだぜ。生きてるなら生きてるって連絡のひとつくらい…なあ?」
浩一「む、無茶言わないで下さいよ!」
キラ「そういえば、どうやって僕達の世界に帰ってこれたの?」
浩一「それが、実は…」

オズマ「バジュラ達の攻撃でフロンティア船団が壊滅状態になるだと…?」
剣児「ただの幻だっていう可能性もあるんじゃねえのか…?」
つばき「けど、ふたり同じ幻を見るなんて…。それにそのマキナの言った言葉、少し気になるわ…」
ジェフリー「ふたりが見たという映像、あながち間違いではないかもしれん…」
ルナマリア「どういう事ですか…?」
ジェフリー「先程、フロンティア船団はバジュラ本星が存在する宙域へ到着。戦闘を開始したそうだ
オズマ「何…!?」
モニカ「それだけではありません。その宙域には…ランカさんの歌によるフォールド波も確認されました…」
アルト「!? ランカの歌だと…!?」
【シナリオエンドデモ終了】


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