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No.38
トゥルー・ビギン

【シナリオデモ1開始】
銀河系エリア
宇宙空間
〔BGM「アイモ」〕
グレイス「妹さんとの逃避行は楽しかった? トレーサーを切って私の支配から逃れたつもりだったんでしょうけど…」
ブレラ「………」
グレイス「そう簡単にはいかないのよ。いつまでもあなたは私の人形…」「さて、あとはリトルクィーンを仕上げるだけね」
ランカ「………」
ブレラ「バジュラネットワークの量子プロトコル解析、92.3%が終了しました」
グレイス「フフ、単純なものね…。バジュラ同士の通信を傍受してもどうしても解析できなかったプロトコルが…」「一度、人の意識を介するだけでこんな簡単に解析可能になるなんて…」
ブレラ「大佐、一度ダルフィムへお戻り下さい。そろそろ私も出ます」
グレイス「そうね…」「…見えるでしょ、ランカさん? バジュラ達の故郷を侵そうとしている者達が攻めてきているわ」
ランカ「あれが…敵…?」
グレイス「そうよ。お兄さんと一緒にこの美しい星を守らなくっちゃね」
ブレラ「そうだ、ランカ…。それが俺達にできる償い…」
ランカ「うん…お兄ちゃん…」

地球圏エリア
マクロス・クォーター/ブリーフィングルーム
アルト「ランカの歌によるフォールド波ってのは本当なのか!?」
ラム「はい。そちらにデータを回します」
〔通信スクリーンの開く音〕
ルカ「これは」」
〔BGM「アイモ」〕
オズマ「確かに…ランカの歌だ…」
浩一「まさか…俺や城崎が聞いた破滅の歌ってのは、ランカさんの歌って事なのか…!?」
アルト「そんな…! あいつの歌が破滅の歌だなんて事があってたまるかよ! あいつは!」
ハルノ「だが記録によれば、ランカ・リーの歌はバジュラを呼び寄せ、時には活性化させたと…」
ミシェル「そりゃま、学園ライブの時は確かにそうだったけどよ…」
アリス「ですが、ハルノ。ランカさんの歌はバジュラを静める事だってできたんです」
城崎「破滅の歌は想いを乗せた翼によって希望の歌へと姿を変える…この言葉の意味が気になりますね」
カガリ「ともかく、フロンティア船団が危険にさらされているのは確かだ」
浩一「俺達が見たフロンティア船団壊滅のビジョン…あんな未来には絶対にさせちゃいけねえ」
剣児「で、フロンティア船団の所にはすぐに行けんのか!?」
ルカ「はい。このフォールド波を辿れば、まもなくバジュラ本星の座標が判明するはずです」
ラム「通信波が発せられたのは時間のズレを考えてもつい先ほどです。まだ戦闘は継続中と思われます」
宙「船団を率いている三島は機に食わんが、船団に住む何万人もの市民を見殺しにはできん」
一鷹「ランカさんもな…! いくらブレラの奴が一緒にいたって危険な事には変わりねえんだ」
ミサト「そうね。それに、浩一君達の聞いた『世界の混沌を導こうとする』という言葉も気になるわ」「これを放置しておけば、フロンティアだけじゃなく全世界が混沌に包まれるのかもしれない」
〔通信パネルの開く音〕
レディ「その通りだ」
ノイン「レディ!」
レディ「バジュラが並行世界を自由に行き来できるのは、既に諸君も承知の通りだ」「ここでバジュラを刺激すれば、少なくともふたつの宇宙でバジュラが暴れ回る事になる」
鏡「確かに混沌…。地獄絵図になるだろうな」
レディ「最悪、全並行世界の危機に繋がる恐れもある。LOTUSはは所在が判明次第、出撃を!」
ミサト「了解しました」
〔通信パネルの閉じる音〕
ミーナ「バジュラ本星の座標、確定しました。最終調整の後、ワープ航法とフォールドの併用で戦闘宙域に向かいます」
健太郎「これならば、ゼロタイムとはいかないがフロンティア船団の救出は間に合うはずだ」
イズナ「でも、僕達にバジュラを止める事ができるんでしょうか…?」
シズナ「戦う前から弱気になってどないすんねや! …と言いたいトコやけど、確かにウチらじゃ戦う事しかでけへん…」
沢渡「んなもん、全滅させりゃいいだけの話だろ?」
鏡「本星と言うからにはおびただしい数のバジュラを相手にする事になる。楽観視はできないな」」
デュオ「戦いは数とはよく言ったもんだぜ。アイランド1や3での戦いを考えると今度こそ命の保証はねえな…」
トロワ「倒せても、1機あたり100体強が限度だろうな。それ以上となると厳しいかもしれん」
ボス「んな事を言えるのはおめえだけだよ!」
シェリル「つまり、バジュラをおとなしくさせればいいんでしょ。だったら私の出番じゃない」
小介「シェリルさん!」
シェリル「V型感染症末期の私の歌はバジュラに対抗する力がある…。そうじゃなかったかしら?」
カトル「そうですが…シェリルさんに負担をかけるわけにはいきません。戦うのは僕達の役目なんです」
ルナマリア「そうよ、何もあなたが無理をしなくても!」
イズナ「アルトさんからも何か言ってあげてください!」
アルト「シェリル…。止めても聞かないんだろうな」
シェリル「さすがによくわかってるわね。それじゃ、作戦が始まったら呼んでちょうだい」「ああ、それとアリスさん? 『WITCH CRAFT』、余った分は返しておくわね」
〔ドアの開閉音〕
アリス「…!」
つばき「どうしたの?」
アリス「薬、こんなに余るはずがないんです…。これじゃ、自分から症状を悪化させているような…」「…! まさか…!? データ検索…!」
〔ゲージの発光音〕
アリス「やっぱり…。バジュラへの歌声の効果は、症状が末期に近づけば近づくほど強まるんだわ…!」
霞 渚「まさか、シェリルさん…最初からこうなる事を予期して…?」
レイ「馬鹿な…。薬を飲まずにいれば、想像を絶する苦しみが襲うはずだぞ」
鏡「苦しいだけじゃない…。彼女は確実に死に近づいているんだ。精神的な恐怖も尋常ではないはず…」
アルト「………」

マクロス・クォーター/個室
シェリル「私に残された時間はあとわずか…。でも、もうじきアイツはランカちゃんを助けに行ける…!」「だから、それまでもって…私の体…!」
アルト「シェリル、入るぞ」
シェリル(!! …こんな顔、アイツに見せらんないわね…。そうよ、私はシェリル…)「アイツの前では、いつだって元気なシェリル・ノームでいたいから…!」
〔ドアの開閉音〕
アルト「シェリル…」
シェリル「心配そうね、私が歌う事」
アルト「そりゃあ、な…」
シェリル「でも私だって、アルトの事、心配なのよ」
アルト「………」
シェリル「私にも力があるのなら、戦うわ。アルトと一緒に」
アルト「シェリル…俺は帰ってくる。この戦いを生き抜いて、必ず帰ってくる」「人はひとりじゃ飛べない。飛んじゃいけない。…それがわかったから」
シェリル「…あっと気づいたの? ほんとにニブいんだから」
アルト「フッ…帰す言葉もないよ」「…なあ、シェリル…。俺は…」
シェリル「…言わないで。今、言われたら、それがどんな言葉でもきっと私は…歌えなくなる」「ねえ、アルト。死と隣り合わせなのはあなたも一緒でしょ。戦うっていうのはそういう事でしょ…」
アルト「そう…だな。俺も、お前も…」
シェリル「次の戦い、必ず無事に帰ってきなさい。もちろんランカちゃんも一緒に、ね? 言いたい事があったら、その後聞いてあげる」
アルト「シェリル…」
シェリル「覚えておきなさい、アルト。こんないい女、めったにいないんだからね…!」
アルト「フッ…。ああ、まったくだな…!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「トゥルー・ビギン」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕
〔バジュラ(幼生)、三島へ攻撃〕
〔三島に爆発〕

三島「調子に乗るなよ、虫ケラどもめ…! MDE対応弾頭は全機に搭載されているのだろう?」
新統合軍士官「はっ!」
三島「ならば、臆する事はない! 各機、攻撃の手を緩めるな!」
〔ミサイルの発射音〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、震動〕
〔敵ユニット撃破〕

三島「いける…! これならば、歌なぞなくとも勝てるぞ!」
〔モニターの開閉音〕
???(グレイス)「ウフフ…オモチャを手に入れてずいぶんとご満悦の様子ね」
三島「!? 誰だ!」
グレイス「お久しぶりですわ、三島閣下。大統領の椅子の座り心地はいかがかしら?」
三島「グレイス・オコナー!?」(馬鹿な、奴はもはや用済みとして始末を命じておいたはず…!)
グレイス「フフフフフ…」
〔画面、赤にフラッシュ〕
〔巨大ランカ、出現〕
〔BGM「アイモ」〕

新統合軍士官「な、何だ…!? ランカ・リー…巨大なランカ・リーだと!? ここは宇宙だぞ!?」
〔バジュラの鳴き声〕
〔敵ユニット出現〕

三島「なっ…ランカ・リーの歌誤嚥呼応するようにバジュラが…!?」「どういう事だ、グレイス・オコナー!」
グレイス「銀河の支配者はひとりで十分…そして、それはあなたじゃないって事ね」
新統合軍兵「大統領!」
三島「うろたえるな! 対艦用弾頭…ディメイションカッターを使え!!」
〔ミサイルの発射音〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、震動〕
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

新統合軍士官「大統領、数が多すぎます! このままでは…!」
三島「おのれ、ランカ・リー…! バジュラの操り人形めが!」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、震動〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃準備〉
健一「フロンティア船団は無事か!?」
〔カーソル、三島を指定〕
ボビー「前衛の護衛船団は壊滅、バトルフロンティアのみ健在…って感じかしら…?」
モニカ「艦長、後方宙域にフロンティア船団です! 数は減っていますが、アイランド1ほか複数の艦の無事を確認!」
ジェフリー「三島め、どれだけ無茶をしてこの宙域まで来たのか…!」
杏奈「ちょっと、あれ…!」
〔カーソル、ランカを指定〕
ランカ「………」
アルト「ランカ…!?」
豹馬「どうなってんだ!? ランカちゃんがゼントランのクォーターだって話は聞いてたけどよ…!」
レイ「光学データ確認…。1000m以上あるわ」
剣児「巨人ってレベルじゃねえだろ!」
ミサト「まずはバトルフロンティアを戦闘宙域から退避させましょう。ワイルダー艦長、勧告を!」
ジェフリー「バトルフロンティアおよび統合軍に告ぐ! すぐに戦闘を中止し、この宙域から離脱せよ!」
新統合軍士官「マクロス・クォーターだと…!?」
三島「艦長、耳を貸す必要はない! 約束の地が、我らのフロンティアがそこにあるのだ! 作戦続行だ!」
新統合軍士官「了解…!」
オズマ「待て! その男はグラス大統領を暗殺した大罪人だ! そいつに指揮権はない!」
三島「!」
新統合軍士官「前大統領を暗殺? あの男はいったい何を…?」
ミセル「まあ、そうなるのが普通だ罠」
ジェフリー「我々の言葉を裏付ける証拠はここにある。モニカ君!」
モニカ「はい!」
〔ジェフリー、三島へ攻撃〕
〔通信パネルの開く音〕

新統合軍士官「このデータは…!」
キャシー「レオン、言い逃れなんてさせないわよ! お父様を殺した罰を受けなさい!」
三島「こ、これは何かの間違いだ! わ、私は…」
新統合軍士官「この男を連行しろ!」
〔銃を構える音〕
三島「な、何をする! 離せ! 離すんだぁぁ!」
ジェフリー「…艦長、これは勧告などではなく同胞としての願いです」「この戦いは我々に任せ、宙域からの離脱を!」
新統合軍士官「す、すまない…!」
〔味方ユニット離脱〕
オズマ「キャシー、父親の無念は晴らせたな」
キャシー「ええ、ありがとう。でも喜ぶのは後でもできるわ。今は…」
ボビー「バジュラを操っているランカちゃんの歌をどうにかしないと…」
ミサト「LOTUSは現宙域のバジュラを撃退、後方船団の安全を確保して!」
シン「了解!」
ミサト「ランカちゃんへの対応はアルト君、あなたにお願いするわ。いい? 必ず彼女を救い出すのよ!」
アルト「ランカ…! きっとお前を連れ戻す!」
<戦闘開始>

<2EP>

ランカ「アイモ…アイモ…♪」
アルト「くそっ、ランカ! お前、どうしちまったんだ! ランカァァァァッ!!」
グレイス「無駄よ。彼女にはもう私の言葉しか届かないわ」
キャシー「! この声、グレイス?」
グレイス「お久しぶりね、LOTUSのみなさん」
浩一「あの時のマネージャー…! 本当にあんたが…!」
グレイス「ブレラもランカさんも、私のために働いてもらわないといけないの」「だから、私の声以外は何も聞かないようにさせてもらったのよ」
渚「それって、まさか…!」
イクサー2「…精神制御か」
さやか「どうしてそんな事をするの!?」
グレイス「それが、この子の罪だからよ。でも、この子は償う方法を知らないわ。だから手を貸してあげてるの」
オzマ「ランカの罪だと!? いったい何の事だ!」
グレイス「義理とはいえ、お兄さんであるあなたに思い当たるフシがないとは言わせないわ」「あなた達は疑問に思わなかった? V型感染症とは無縁のランカさんの歌がなぜバジュラ達に通じるのか…」
エイーダ「…確かに私達はバジュラの事は何も知らない…。襲ってくるから倒していた、それだけ…」
グレイス「バジュラはフォールド波を放つ腸内細菌で情報の伝達を行う超時空生命体よ」「人間がその最近に感染しても腸内には定着しないわ。それどころか最近は脳を冒し、死をもたらす…」
アリス「そう、それがV型感染症…」
霞 渚「シェリルさん…」
グレイス「でも、母親の胎内で感染した場合、人間の胎内と最近は共存しようとする…」
オズマ「…! ランカの母親がランカを妊娠中に感染していたのか!」
グレイス「ランカさんも、彼女の母親もそれに気付かなかったわだから、11年前にあの悲劇が起こったの」
キャシー「11年前…バジュラに襲われて壊滅した第117調査船団の事…?」
モイン「…説明願えるか、グラス中尉」
キャシー「第117調査船団…。当時謎の生物だったバジュラの捕獲に初めて成功し、研究を始めた船団よ」「その船団はバジュラの襲撃を受けて壊滅した…。オズマやランカさんはその生き残りなの」
健一「それじゃ、前にオズマ隊長が言っていた『11年前、あの子の家族を守れなかった』っていうのは、その事件の…!」
オズマ「確かに、あの時俺は何もできなかった。だが、それがランカの罪にどう繋がるって言うんだ!」
グレイス「あの悲劇は無意識にバジュラ達を呼び寄せたランカさんの歌が起こしたもの…」「彼女が招いた惨劇なのよ。結果、多くの人の命もバジュラ達の命も失われた」「私もあの事件で生身の体を失ったわ。もっとも、このフルインプラントの体になったからこそ、ここまで来れたのだけどね」
アルト「貴様…その事実を突き付けてランカのトラウマを利用し、あいつの心を支配したってわけか…!」
グレイス「ウフフ、理解が早くて助かるわ」「おしゃべりはここまでにしましょう。さぁ、リトルクィーン…あなたの力を見せてあげなさい」
クラン「くっ…! フォールド波の反応がより強くなっている!?」
ネネ「お姉様! あれを!」
〔画面、赤にフラッシュ〕
オズマ「バジュラが凶暴化している…! これがランカの歌の力だと言うのか!?」
ルカ「それだけじゃない! バジュラのネットワークがランカさんの歌を増幅しているんです!」
シン「くそっ、俺達の声は届かないのかよ!」
キラ「諦めちゃダメだ、シン」
ステラ「そうだよ、シン! 呼ぶの!」
シン「よ、よし…! ランカァァァァッ!!」「…ルナも! 呼ぶんだ!」
ルナマリア「あなたが伝えたい歌は破滅の歌なんかじゃないでしょ!? ランカーッ!!」
豹馬「アルト、お前も! お前が呼ばなくて誰が呼ぶんだよ!」
アルト「ランカ! ランカァァァッ!!」
ランカ「………」

<3PP>
朔哉「ちっ、厄介だな…。あの歌を何とかしねえと、バジュラが元気になる一方だぜ」
アルト「…あいつの歌が世界を滅ぼすために利用されるのなら、力ずくでも…命を奪ってでも、あいつを止める!」「それが俺のあいつへの…」
シェリル「こら、馬鹿アルト! やる前から諦めてるんじゃないわよ!」
アルト「シェリル!」
シェリル「ようやく準備ができたわ。それよりも…!」「ランカちゃんと一緒に帰ってきなさいって言ったでしょ! 私も力を貸してあげるから絶対ランカちゃんを助けなさい!」
アルト「シェリル…。すまない! わかった!」
シェリル「まったく、世話が焼けるんだから…」
〔鞭で叩く音〕
シェリル「…いくわよ、みんな! あたしの歌を聴けぇーっ!!」
[イベントデモ「シェリルの歌」]
〔画面、青にフラッシュ〕
〔BGM「射手座☆午後九時Don’t be late」〕

静流「…! バジュラの動きが鈍った!」
モニカ「バジュラの展開速度、3分の1以下に低下! 連携と思しき動きも認められません!」
ミサト「今がバジュラの数を減らすチャンスよ! アルト君はランカちゃんの所へ!」
アルト「了解!」

≪アルトがランカを説得前≫
<アルトが戦闘>

アルト「ランカァァァァ! 俺の…俺の声が聞こえるか!! すぐにそっちへ行く!」

≪アルトがランカを説得前≫
<ランカと戦闘>

ランカ「………」
ミサト「ランカちゃんの状況は不明…か」「あの歌がバジュラを活性化させている以上、攻撃の手を緩める事は許されない…」
サコン「とにもかくにも、アルト君があの巨大なランカ君の歌を止める鍵になっているのは確かです」
ミサト「アルト君、急いで…!」

≪アルトがランカを説得前≫
<敵12機以下・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ディアッカ「ちっ、数が多いのはセントラル同様か…!」
ミリアリア「弱音をオープンチャンネルで言わないで! あんたひとりのせいで士気が低下したらどうするの!?」
カガリ「アルト、急いでくれ! 囚われの姫君を助けるのが騎士ではなく姫であってもいいじゃないか!」
アスラン「カガリ…すまない。本当なら、キラでなく俺が君を…」
カガリ「バ、バカ! そういう意味じゃない! いいから今は戦いに集中しろ!」

<アルトがランカを説得・敵増援2出現>
アルト「ランカ! 正気に戻れ! 俺達を滅ぼそうとするなんて!」
〔敵ユニット出現〕
ブレラ「俺の妹から離れろ!」
〔ブレラ、アルトへ隣接〕
〔ブレラ、アルトへ攻撃〕
〔アルトに爆発〕

ブレラ「貴様らごときに俺の妹を傷つけさせはしない!」
アルト「妹だと! 貴様が…!? これはどういう事だ! お前がランカを守るんじゃなかったのか!」
ブレス「守るさ。俺がランカも、この星も…」
レイチェル「これは…!? アルト、そのバルキリーからも微弱なフォールド通信波が出ているわ!」
城崎「バルキリーと常時リンクしているのは…」
〔カーソル、グレイスを指定〕
城崎「わかりました、後方のもう1機のバルキリーです!」
アルト「まさか、お前も操られて…!? 目を覚ますんだ、ブレラ! ランカはそんな事を望んじゃいない!」「今すぐ攻撃をやめろ! でないと、俺はお前達を…!」
ブレラ「これが俺達の使命だ! バジュラの暮らす星を侵略者から守る事が!」「散れ! 銀河の果てへ!」
〔ブレラ、アルトへ攻撃〕
[イベント戦闘「アルトvsブレラ」]
ブレラ「終わりだっ! 散れ、銀河の果てへ!」
アルト「くそっ…ブレラッ、貴様ぁぁぁ!」

〔アルトに爆発〕
アルト「ぐああっ!!」
〔アルトにスパーク〕
シェリル「アルト!」
ランカ「…ト君…アルト君…」
アルト「この声は…! ランカ…そうか、わかったぞ…!」
クラン「アルト! 無事か!?」
アルト「あ、ああ! それより、あいつはランカじゃない! みんな、あのまやかしを撃て!」
一鷹「だ、大丈夫なのかよ!? 本当にやっちまってもいいのか!?」
アルト「俺は聞いたんだ! ランカの声を…! あのランカは偽物だ!」
ゼクス「よし、そうとわかれば遠慮は無用。あの偽りの偶像に攻撃を集中させる!」
ブレラ「そうは…させん!」

≪アルトがランカを説得後≫
<ランカと戦闘>

ランカ「………」
アルト「これ以上ランカの姿を利用させはしない!」
ミサト「LOTUS各機、バジュラから船団を守るためにもあの、あの虚像の正体を急いで暴いて!」

<ランカ撃破・敵増援3出現>
〔ランカにスパーク〕
道明寺「おーっし! 歌が止まったぜ!」
アリス「ランカさんの姿が揺らいでいきます…!」
アルト「さあ、正体を現せ!」
〔光の放射音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕

クラン「あれは…バトル・ギャラクシー!?」
めぐみ「ギャラクシーって…シェリルさんの故郷の!? バジュラにやられたはずじゃ…!」
シェリル(こっちの世界に呼び寄せたというわけね、グレイス…!)
アルト「だが、正体さえわかりゃこっちのもんだ。幽霊の正体見たり、枯れ尾花…ってな!」
ジェフリー「アルト少尉の言う通りだ。そして、例えギャラクシーが相手でも今の我々に退く事は許されん!」
森次「最後の仕上げだ。各機、バジュラを惑わせていた中枢を破壊するんだ!」

<ブレラと戦闘>
ブレラ「この星もランカも俺が守る! 侵略者どもよ、宇宙に散れ!」

<グレイスと戦闘>
グレイス「あら、こっちを狙ってきたのね。いいわ…それで気が済むのなら…」「…無駄だと思うけれど、ね」

<バトル・ギャラクシーHP50%以下or敵13機以下・敵増援4出現>
アルト「どこだ、ランカ…。あの時、お前の声が聞こえた。お前の心の叫びが…」「わかるはずだ…もう一度!」「思わざれば花なり、思えば花ならざりき。ただ感じるままに…」
ランカ(…ト君…たすけて…)
アルト「…! そこか! マクロス・クォーター! 頼む!」
モニカ「サウンドウェーブ、座標確認!」
ジェフリー「よし! マクロス・クォーターはこれよりギャラクシーに格闘戦を挑む!」「ボビー、突貫だ!」
ボビー「OK、ボス!」
アルト「クォーター、シェリル! 聞こえるか! 俺は今からランカを助けに行く! だから、お前の力を貸してくれ!」「お前の歌で、あいつの目を覚ましてやってくれ!」
シェリル「わかったわ。いくわよ…!」
[イベントデモ「シェリルの歌」]
〔BGM「ノーザンクロス」〕
ボビー「うおおおりゃああああっ!!」
〔ジェフリー、バトル・ギャラクシーへ隣接〕
〔ジェフリー、バトル・ギャラクシーへ攻撃〕

[イベント戦闘「ジェフリーvsバトル・ギャラクシー」]
ジェフリー「我々が奴に風穴を開ける! アルト少尉、必ず歌姫を取り戻せ!」
キャシー「ピンポイントバリア、主砲先端に集中!」
ボビー「うおりゃあぁぁぁーっ!」
バトル・ギャラクシー「………」

アスラン「今だ、アルト! あそこから内部へ突入するんだ!」
ボビー「行きなさい、姫!」
アルト「うおおおおおっ!」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ランカ「………」
アルト「ランカ! 聞こえるか? 俺の声が…シェリルの歌が!」
ランカ「……う…」
アルト「目を覚ませ、ランカ! お前の歌を…本当の歌を取り戻すんだ!」
ランカ「…ア…ルト…く…」
〔精神感応音〕
ランカ「アルト君…!」
〔機関銃の銃声〕
アルト「無事か、ランカ!」
〔滑空音〕
〔画面、震動〕

ランカ「…うんっ!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現〕
アルト「スカル4よりLOTUS全機へ! ランカは無事だ!」
ランカ「ごめんなさい、みんな…! ごめんなさい、ごめんなさい…!」
霞 渚「よかった…ランカちゃん…!」
オズマ「心配…かけやがって…!」
〔ブレラにスパーク〕
〔ブレラ、敵から味方へ〕
ブレラ「く…うう…っ。ラ、ランカ…?」
ランカ「お兄ちゃん!」
ブレラ「…どうやらランカとリクンしていたおかげで奴らの支配から逃れられたらしいな。礼を言う、早乙女アルト」
ランカ「よかった! お兄ちゃん! 行こう、私達と一緒に!」
ブレラ「ああ!」
〔アルト&ブレラ、後退〕
〔ブレラ、アルトとPU統合〕

アルト「このまま一気にケリをつける! 頼む、ランカ!」
シェリル「ランカちゃん、歌うのよ。今度こそあなたの心を…!」
ブレラ「悲しみも、怒りも、喜びも…。想いのすべてを歌に乗せて…!」
ランカ「アルト君、お兄ちゃんmシェリルさん…。みんな…みんな、ありがとう! 私、歌います! だから…」「抱きしめて! 銀河の果てまで!」
[イベントデモ「ランカの歌」]
〔BGM「星間飛行」〕
〔画面、青にフラッシュ〕
〔敵ユニット離脱〕

マリュー「バジュラ達の動きが止まった…?」
イクサー3「虫さん、怒ってなかった! わかってくれたんだ、あたし達が戦いに来たわけじゃないって!」
F.S.「そう…争うだけが人ではない…」
ブレラ「今度こそ、この戦いを止めてみせる。それが俺達兄妹の…償い!」
〔敵ユニット出現〕
モニカ「バトル・ギャラクシーより熱源多数!」
ミーナ「これは…ギャラクシーの無人戦闘機ゴーストV9です!」
ミシェル「それだけじゃない…。VF-27まで出てきやがったぜ」
オズマ「余計なものに気をとられるな! 全機、狙うはバトル・ギャラクシーだ!」
ダイヤ「了解!」
一鷹「頼もしい仲間も増えた事だしな! 混沌の世界とやらにはさせねえ!」
アルト「いくぞ、ギャラクシー…!」
グレイス「…準備ができたようね。ならば…」
〔敵ユニット離脱〕
シンジ「…!? あのバルキリー…逃げたのか…?」
ラクス「離脱する敵機を無理に追う事はありません。敵中枢はギャラクシーです」
タリア「正面の敵へ火線を集中! 終わらせるわよ、ここで!」

≪バトル・ギャラクシーHP50%以下or敵13機以下後≫
<アルトが戦闘>

アルト「俺は感じるままに飛ぶ! 誰にも止められやしない!」「だから、ランカは安心して歌い続けろ!」
ランカ「うん!」

<ブレラが戦闘>
ブレラ「スカル4、急げ! 放置しておけば第二波が来るぞ!」
ランカ「お兄ちゃん!」
ブレラ「ランカ、お前は歌え。俺は戦う…お前のために!」

<健一vsバトル・ギャラクシー>
健一「バトル・ギャラクシーはギャラクシー船団護衛艦隊の中核をなす艦だと聞いている…」「それがグレイスの企みに関係しているのか?いったいギャラクシー船団はどうなっているんだ…!?」
一平「わからん…。だが、あのバトル・ギャラクシーは無人のようだぞ」
日吉「もしかすると、船団の人達は何も知らないのかもしれないよ?」
めぐみ「可能性はあるわね。だとすると、私達がこの世界へ飛ぶ前のギャラクシーからの救援要請もフェイク…?」
健一「そうか…グレイスめ、最初から俺達をはめる気で…!」

<オズマvsバトル・ギャラクシー>
オズマ「まさかバトル級と戦う事になるとはな…」「だが、世の中には試作機YF-19でマクロスの対空砲火を潜り抜けた猛者もいる…」「だったら俺も泣き言を言ってられんな!」

<ルカvsゴースト>
ルカ「こっちだってユダシステムをリリースしてるんだ!」「シモン、ヨハネ、ペテロ! 君達の真の力はギャラクシーの新鋭機にも負けないはずだ!」

<ジェフリーvsバトル・ギャラクシー>
ジェフリー「敵のサイズはこちらの4倍だ! だが、臆するなよ!」
ボビー「OK、ボス! サイズ差は腕でカバーするわ!」
シェリル(バトル・ギャラクシーだけ…? ギャラクシー船団の他の艦はこちらに呼ばれていないという事…?)

<バトル・ギャラクシー撃破・勝利条件達成>
渚「やったわ! 赤いマクロスの動きが止まった!」
ミサト「今よ、ワイルダー艦長! ギャラクシーの破壊を!」
ジェフリー「了解だ! ミーナ君、乱暴なやり方でいくぞ!」
ミーナ「メイン反応炉、出力上昇!」
ボビー「うおっしゃあああああっ!!」
〔ジェフリー、バトル・ギャラクシーへ攻撃〕
[イベント戦闘「ジェフリーvsバトル・ギャラクシー」]
〔画面、爆発〕
〔敵ユニット撃破〕

アルト「やった…!」
〔敵ユニット離脱〕
ゼクス「亡霊どもも浄化されたか…」
くらら「これで終わったのよね、ジョニー君…」
ジョニー「ええ、ランカさん達の歌のおかえでバジュラとの戦闘も避けられたようですし、これで何とか…」
城崎「後方、フロンティア船団の無事も確認されました!」
浩一「ふう…。あの光景が現実にならなくてよかったぜ…」
一鷹「そんじゃ、あとはフロンティア船団の…」
グレイス「………」「…つながったぁ…!」
〔画面、紫にフラッシュ〕
ミーナ「何、これ!?」
美和「何があったのです!?」
モニカ「強烈なフォールド波が! 今までとは桁違いです!」
〔ジェフリーにスパーク〕
シェリル「ううっ…!」
アルト「シェリル! 無事か!」
シェリル「え、ええ!」(もう少し…もう少しだけ私に時間をちょうだい…!)
〔バジュラの鳴き声〕
メイリン「こ、これは…!」
〔敵ユニット出現〕
〔バジュラの鳴き声〕

バジュラ「シャアアアアアアッ!!」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、震動〕

剣児「どうなってんだ!? バジュラがまた襲ってきやがったぞ!?」
霞 渚「イクサー3、バジュラはもう私達の事をわかってくれたんじゃないの!?」
イクサー3「わかんないよぉ~! 虫さん、怒ってないのにどうして…!?」
アルト「ランカ、これは…」
ランカ「みんな、どうして!? やめてぇっ! 私の歌が届いてないの!?」
???(グレイス)「フフフ、無駄よ…」
〔敵ユニット出現〕
早乙女「なんだ、あのデカブツは!?」
グレイス「聞くがいい、虫ケラども! 私は今、手に入れた!」「プロトカルチャーすらその力を恐れ、憧れ、ついには神格化してその姿を模した…超時空生命体、バジュラの力を!」
健太郎「グレイス・オコナー…!」
ミサト「あの巨大バジュラから…!?」
グレイス「さあ、ひれ伏しなさい! 運命すら支配する、神にも等しき我が力に!」
【戦闘マップ2終了】


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