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No.40
刻の翼

【戦闘マップ1開始】
〔画面、フォールド〕
〔味方戦艦表出〕
〔味方ユニット表出〕

ミーナ「LOTUS各機、通常空間に戻りました。デフォールド及び、ワープアウト成功です!」
城崎「各艦、異常なし。フラッグの航行システムにも問題ありません」
ミサト「…敵性反応も…なしか」
〔カーソル、マップ上を指定〕
一鷹「ひでえ…! 何だよ、これ…!」
ランカ「こんな…。こんなのってないよ…」
シェリル「あたり一面焼け野原…か。人の気配も感じられないわね」
美和「各施設との連絡はどうなのです…!?」
ラム「ダンナーベース、ビルドベース、および各研究機関、応答ありません!」
ちずる「どこも応答がないなんて…! そんな…まさか…!」
ミサト「状況の確認をお塩で。地球全域でどれだけの被害が出ているか、想像もつかないわ」
ミーナ「しかし、衛星通信網は依然沈黙。通常回線もジャミングがかけられていて…」
鉄也「情報網を遮断した後に各拠点を同時制圧したのか…? しかし、そんな事が可能とは…」
ユリアンヌ「別に、不可能な話じゃないわ」
イザーク「何だと…!?」
森次「実際、桐山のクーデターは入念な下準備と根回しにより、短時間で日本を制圧できたんだ」
ルル「けど、今回は地球規模ですよ…? そんな事ができるのは…」
〔戦艦の警報〕
メイリン「急速接近する機影あり! 機体識別…これはGreATです!」
〔敵ユニット出現〕
一鷹「その機体、HL-1か!」
HL-1「その通りだ、南雲 一鷹」
一鷹「この街の惨状…まさか、てめえらの仕業なのかっ!?」
HL-1「我々以外の誰に可能だと?」
ディック「しかし簡単にできるものでもない。教えてもらいたいね。どんな手品を使ったのか…」
HL-1「別段不思議な事でもない。全世界に普及しているGreAT製電子機器類用の一般流通部品…」「それが一斉に動作不良を起こした…。たった、それだけの事だ」
牧「…そうか! GreAT社製の部品を使うアリス君の改造プランが途中放棄されていたのは…」
レイチェル「部品の欠陥に気づいて、GreATに信用がおけなくなったからってわけ…?」
HL-1「それは私のあずかり知らぬところだ。さて、既に地球の主要国、およびプラントは我々の制圧下にある」
カガリ「焼いたのか!? 国を…!!」
カトル「抵抗してくてもできない人達を…!」
HL-1「落ち着いて欲しいな。これでも非戦闘員の犠牲は極力避けたのだ」
ラクス「すでにセントラルは倒れ、あなた達の地球は統合政府による統治を取り戻したはずです」
ミサト「この期におよんでこちらの世界を攻撃する理由を聞かせてもらおうかしら?」
HL-1「その質問に答える前にまずはこれを見てもらおう」
〔通信モニターの開く音〕
???(四ッ谷)「………」
十三「…なんやて…!?」
???(弓)「………」
???(リリーナ)「………」
さやか「お父様! リリーナ様も!」
ヒイロ「………」
HL-1「それだけではない。葵霧子博士、司馬遷次郎博士…地球の頭脳はおおよそ、こちらの手の中だ」
???(グライフ)「………」
アリス「あれは…博士! 博士っ!」
一鷹「てめえ! 博士達に何をした!」
〔モニターの開閉音〕
???(グロリア)「安心したまえ。全員、眠ってもらっているだけだ。今のところはね」
剣児「…!? 誰だ、てめえ!」
???(グロリア)「加藤久嵩から聞いているのではないかね?」
キラ「では、あなたが…!」
グロリア「ほとんどの方とはお初にお目にかかる。私こそが新統合政府大統領、ルド・グロリア…」「こちらの世界ではGreATの創始者と言った方が有名かも知れんがね」
ジョニー「…確かに、ルド・グロリア…。『月刊男の起業』で見た覚えがあります」
グロリア「さて、さきほどの葛城一佐の質問への答弁を行なおうか」「答えは簡単だよ。私はこの地球が欲しいのだ」
山下「なっ…! それじゃ、まるっきりセントラルと同じじゃないッスか!」
グロリア「サトル君、それは違うな。私の最終目的は世界平和だよ。もちろん世界とは我々の世界の事だがね」「セントラルは勢力拡大のためだったが、私は資源不足に悩まされる同胞のためにこの世界を必要としているのだよ」
森次「それがセントラルの侵攻時に姿を見せなかった理由か?」
グロリア「この世界を手に入れるだけならセントラルとの共同作戦通りでも良かったんだがね」「しかし、私は信じていた。君達ならセントラルを倒す事ができると!」
アルト「俺達を信じる…? 何を言ってるんだ、あいつは!?」
オズマ「いや…そういう事か…!」
キャシー「途中まで利用しあっていたグレイスとレオン、まったく別の思惑でふたりに手を貸していたビルラー氏と同じで…!」
グロリア「ご名答。目的が同じでもすべての思惑が一致する事などありえない。君達だってそうだろう?」「だから、計画を大幅に修正したんだ。彼らとの共同作戦ではなく私達だけの独自計画にね」
剣児「要するにセントラルの旗色が悪いってんで仲間割れを起こしたってわけかかよ」
グロリア「私はセントラルを仲間だと思った事は一度もないよ」「彼らとは休戦状態にあり、技術交流もしてはいたが…それは一時的なものに過ぎない」
一鷹「一時的なものって…! あんたはセントラルとの和平交渉で支持を得た大統領じゃなかったのか?」
グロリア「あれはセントラルが消耗戦を続けるよりも人間を利用した方が発展の可能性が高いと判断したからこそ成立したのだよ」「実際、国民には知らされていないが、マキナ人間の越境の黙認をはじめとする不平等な密約を含んでいる」「見返りに彼らも口裏を合わせてくれてはいたがね。いずれ戦争再開は避けられなかったはずだ」
一平「国民を騙して、てめえは権力の中枢か? 気に入らえな」
グロリア「嫌われたものだね。しかし私は君達とは是非とも友好的な関係を築きたいと望んでいるんだ」「博士達を無事に保護している事がその証だと思ってもらいたいな」
鉄也「…それで、何が望みなんだ」
グロリア「話が早くて助かるよ。まずは平和的な話し合いをしよう」「ダンナーベースで待っている。そこで博士達も引き渡そう。無論、早い方が助かる。では…」
〔通信の閉じる音〕
HL-1「メッセージは伝えた。LOTUSよ、賢明な判断を期待しているぞ」
〔敵ユニット離脱〕
モニカ「GreAT、現空域から離脱しました…」
ミサト「………」
一鷹「嫌われたものだね、だと…? どの口が言いやがるんだ、そんな事…」
〔カーソル、マップ上を指定〕
一鷹「友好的な関係を築きたい奴がやる事かよ、これが…! 嫌うに決まってんだろうがよ…!!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ開始】

日本エリア
フラッグ/ブリッジ
杏奈「あのグロリアって人、私達をおびき寄せてどうするつもりなのかな…」
ミラ「何らかの罠なのはまちがいないでしょうね」
アスラン「どちらにしろ人質がいる以上、こちらは相手の出方を待つしかない…」
〔モニターの開閉音〕
サリィ「…ようやく繋がったわ…!」
カトル「サリィさん! 無事だったんですね!」
サリィ「急いで通信機をでっち上げてはみたけど、通信衛星は死んだままだからそっちに回線を繋ぐのに苦労したわ」
ノイン「サリィ、早速ですまないが状況を教えて欲しい。地球は今、どうなっている…?」
サリィ「世界各地のほとんどの軍事施設が制圧されてしまったわ」「まだ抵抗を続けている施設もいくつかあるけれど、状況は芳しくない状態よ」
柳生「くっ…だが、いくら世界中が電子機器の障害で混乱したからといって敵の戦力展開が早過ぎる…!」
サリィ「奴らは空間転送技術を用い、部隊単位で戦力を送り込んでくるの」「各国のベースも防衛網の穴を突かれて対抗できなかったのよ」
〔モニターの開閉音〕
加持「こちらで掴んだ情報も伝えるよ。各地に投入されているのは君達と交戦記録のある例の赤い機体だ」
ミサト「加持君!」
加持「心配してくれるのか、葛城?」
ミサト「あんたの心配なんてする暇ないわよ! それよりもその情報、確かなんでしょうね?」
加持「確かなスジからの情報だ。信頼してくれていい。ついでに言うと、俺もこの目で見たしな」
ミサト「…! 加地君、本当に今、無事なの!?」
加持「…大丈夫、その辺は上手くやるさ。だからそう動揺した顔を見せるな。シンジ君達まで動揺しちまうぞ?」
悠「赤い機体…俺が一度敗北し、オーブやダイダロスに現れたあれが…」
健一「あれが各地に投入されているとなると苦戦は免れないな…」
加持「今のところ、どの国も自国の防衛でていっぱいでそちらに戦力は送れそうにない」「こんな時に役に立てずにすまないな、葛城」
ミサト「いいえ。ありがとう、加地君。サリィ少佐も、くれぐれも無事で…」
サリィ「そちらもね」
〔通信の閉じる音〕
悠「………。葛城一佐、お話が」
ミサト「何? 悠君」
悠「GreATが使っている次元転移装置…そいつは、おそらく俺のじいさん…グライフ博士が作ったものです」
ミサト「以前、GreATが現れた時、彼らの戦力は博士の頭脳が生み出したと言っていたけど…心当たりがあるのね?」
ハルノ「ラッシュバードおよびストレイバードに搭載されている次元コンバーター…」「あれを発展させれば、生身の人間を含む転送技術が完成するはずでした」「もっとも、予算不足とスポンサーの指定した活用方針が気に入らないとかで、頓挫していましたが」
悠「奴らにはボアザンの脳波解析装置がある。時間をかければかけるほど、敵の戦力は増強されてしまうでしょう」「じいさんだけじゃない…。他の博士達の頭脳まで解析される恐れがあります」
森次「そしてそれは、いつか用済みになる…か。セントラルが我々の観察をやめ、始末にとりかかったように…」
ミサト「対抗策を練っていたら、博士達の命も危ないし、こちらも危険になるかもしれない…という事ね?」「わかったわ、急ぎましょう」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「刻の翼」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
一鷹「さあ…どう出てきやがる…!」
〔敵ユニット出現〕
〔モニターの開閉音〕

グロリア「ようこそ、諸君。来てくれると信じていたよ」
一鷹「出やがったな! 博士達を返せッ!」
グロリア「その前にまずは礼を言わせてほしい」「君達から得たデータだが、地球を制圧する上で非常に有効だったよ」「HL-1、彼らに披露して差し上げなさい」
HL-1「了解です。…発射!」
〔武器の発射音〕
〔画面、紫に明滅〕

デュオ「ありゃあディメンションイーターって奴か!?」
ルカ「しかも小型の…! つまり、MDE弾…!」
HL-1「それだけではない。こういうのもある」
〔光の放出音〕
〔画面、赤に発光〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、震動〕

ジュン「そんな! あれは…マジンガーの…!?」
グロリア「君達の技術、そしてそれを使いこなすために重ねて来た努力は素晴らしいよ」
アルト「こっちの技術は解析済み、しかも実用化済みってわけか…」
グロリア「諦めなければ夢は叶う、そう教わったろう? そう、私は決して諦めなかった」「自分を信じ、そして不断の努力を続けてきた。だから今、夢が叶おうとしている」
ピュリア「聞こえがいい言葉で飾りやがって。結局、その夢ってのは世界征服だろうが」
グロリア「そう受け取ってもらっても結構。君達も努力を続けてきた人種だろう? ならば、私の気持ちがわかるはずだ」「君達に頼り切りで、ただ平和を甘受してきたこの世界の民衆達はどうだ?」「彼らに守られる資格はあるのかね? 義務も責任も感じずにただ安穏と毎日を過ごす連中に…」
ムウ「同じ努力を知る者同士、俺達に仲間になれって? 本気とは思えないがね」
グロリア「おかしいかね? 信念と努力の大切さを知る私は有能な為政者になれると思うんだがね」「ただ目先の感情に左右される祝儀政治が何を生み出した?」「たかが遺伝子技術の可否だけでいまだに人類同士の争いさえ続けていたではないか」
シン「それは…!」
レイ「…よせ、シン…。俺たちの戦争の歴史は否定できない…」
グロリア「私は君達のように努力する人間を正当に評価する!」「最初は混乱があるだろうが、必ず平和な社会を築いてみせるよ。現に向こうの世界は実現している」「それとも、これまでの体制に戻す方が本当に人々にとって幸せだと…」「私が支配する世界より正しいとそう、君達に言い切れるかね…!」
カガリ「当たり前だ!」
グロリア「何…!?」
カガリ「貴様が支配したなら貴様が間違った時、誰が止める! 現に今、貴様は間違っている!」
葵「フン。あんた、自分だけは間違えないなんて思ってたの? とんだ甘ちゃんね」
浩一「俺は何度も間違った…。それでも正しい道に戻って来られたのは本気で止めてくれた仲間がいたからだ!」
渚「私がツラい時、いつも傍には支えてくれる仲間がいたわ」
イクサー1「ルド・グロリア…。あなたには仲間がいるのですか…? 心を許す事のできる仲間が…」
キラ「間違ってもいいんだ。自分の手でつかんだ正しさじゃないと人は大切にできないから…」
甲児「だけど、人はそうして成長していくんだ! 生きている限り、死を迎えるその日までな!」
一鷹「議長も、グレイスも、あんたも完全な社会とか究極の進化とか結論を急ぎ過ぎなんだよ!」「人間にはもっと時間が必要なんだ! そして心に絆がある限り、未来が明るくならないわけがねえっ!」
グロリア「交渉は決裂か…残念だよ。君たちには本当に感謝していたんだ。では…」
〔敵ユニット出現〕
ヒイロ「やはり、待ち伏せされていたか」
グロリア「これは心ばかりのお礼だよ。受け取ってくれたまえ」「さようなら、LOTUSの諸君…」
〔通信の閉じる音〕
ハルノ「敵データ確認…。GreAT以外の機体も多数確認できます」
〔カーソル、ウィンダムを指定〕
森次「ウィンダム…! しかも核搭載型か…!」
ミシェル「ゴーストまで調達とはね。V9ゴーストじゃないだけマシってとこか」
鉄也「ここと見極めた選挙区への戦力の集中投入…。妥当な判断だな」
ダイヤ「へっ、だけどこの程度の数で俺達は負けやしない…!」
ゴオ「数を相手にするのはもう慣れちまったからな…!」
豹馬「ミサトさん、おっちゃん達の救出は!?」
ミサト「今、救出部隊を向かわせたわ! そっちはプロに任せて、みんなは敵機動兵器の無力化を!」
悠「じいさん達を…頼む…!」
シンジ「EVAのA.T.フィールドは…きっと誰かを守るためにあるんだ! 守ってみせる! 地球も、みんなも!」
アリス「一鷹さん、計器オールグリーン! まったく問題ありません!」
一鷹「勝つ…! 勝ってあの野郎から地球を取り戻す!」
<戦闘開始>

<一鷹vsHL-1>

一鷹「俺達の技術をどれだけ実用化したか知らねえが、付け焼刃で使いこなせると思うんじゃねえぞ!」
アリス「私達の努力、そう簡単にものにはできませんよ!」
HL-1「確かに、まだインペリアルヴァレイに搭載する事はできていない…」「だが、それも時間の問題だ。インペリアルヴァレイの改修、私のアップデートは近日中に終わる」
一鷹「だったらその前にてめえらを倒すさ…! 博士達の知恵を悪用されねえようにな!」

<悠vsHL-1>
悠「ついにここまで来た…!」
ハルノ「博士達を救ってしまえば、残るはGreATとの正面決戦ですね」
HL-1「そう思惑通りに行くと思うか? お前達に残された『可能性』は限りなくゼロだ」
悠「機械的な判断だな。そんなもの、覆してみせる。俺達の培ってきた絆でな…!」

<HL-1撃破・敵増援1出現>
〔HL-1、前進〕
HL-1「なるほど、確かに強い。だが、ダイダロス基地での戦いよりこの機体も私も成長を遂げている」
〔HL-1、回復〕
レイチェル「これは…Dソイルの活性化!? …ううん、反応は違う…!」
HL-1「さすがに、私のような機械にファクターの理論を応用する事は出来なかった」「だが、ナノマシンを利用した緊急リペアシステムは、失敗作を経てついに完成させる事ができたのだ」
葵「努力は認めるけど…何か腹立つわね、盗んだ技術を堂々と自慢されるのって」
HL-1「では、我々のオリジナルをお見せしよう」
〔HL-1、発光〕
HL-1「オーブで実験できなかった分をここで試させてもらう」
〔HL-1、前進〕
キラ「あれは、僕がやられた…!」
HL-1「あの時と同じ手は通じない。これで、お前達にDコンバーターを停止させる手段はないはずだ」
〔HL-1、前進〕
HL-1「敵機の温度、上昇…! 空間の歪みも確認!」
悠「まさにあの時と同じか…!」
豹馬「くそおっ、一度解析された技は二度と通用しねえなんて…!」
十三「小介、この状況はどうにもならんのかいな!」
小介「待って下さい! 今、こちらも分析しています…!」
〔HL-1、前進〕
レベッカ「推定爆発臨界まであと180秒を切りました…!」
一鷹「どうすりゃいいんだ! アリス、いつもみたいに何か思いつかねえか!?」
アリス「ごめんなさい…! まったく、何ひとつ思いつきません!」
悠「…ハルノ、お前は次元コンバーターの制御に自信はあるか?」
ハルノ「悠さんの補助があれば、現状の出力の3倍程度までの制御は可能と思われます」
悠「補助があって3倍、か…。だが、一鷹達なら…」
ハルノ「悠さん、何を…!?」
悠「一鷹! 俺達の機体の次元コンバーターをリンクさせるんだ!」「ストレイバードの翼…そしてラッシュバードの次元コンバーターを使えば、希望はある!」
ハルノ「しかし、悠さん! 2基の同時稼動は制御不可能だと過去に判断されたのはあなたです!」「制御に失敗すれば、私立が破壊者になってしまいます!」
悠「ハルノ、お前と俺となら3倍だ。だが、あいつらなら…一鷹とアリスなら…」「2基の同時稼働…5倍以上の出力制御を成し遂げてくれると信じている!」「やれるか、一鷹!」
一鷹「どうせ考える時間もねえし、成功させなきゃ博士達も死んじまう…。だったらやるしかねえよな…!」
アリス「で、ですが…!」
一鷹「多分大丈夫だ。俺の…俺達の努力を信じろ!」「最初に山下さ達に教えてもらった事! 猿渡さんに! 静流さんに! 鉄也さんに! ノインさんに…!」「今まで教わったもの、全部突っ込む! 俺達のありったけをな!」
アリス「…! 了解。今まで私が積み重ねてきたもの…そのすべてを…!」
〔HL-1、前進〕
メイリン「推定爆発臨界まで、あと60秒!」
一鷹「ぶっつけ本番だ! いくぜえええええっ!!」
〔一鷹、HL-1へ攻撃〕
[イベント戦闘「一鷹vsHL-1」]
悠「一鷹、お前にストレイバードの翼を託す!」
ハルノ「2基の次元コンバーター、見事制御してみせろ!」
アリス「今までの戦いの経験…すべてをこの一瞬に!」
一鷹「す、すげえパワーだ…!」
一鷹「よし…いくぜ、アリス!」
アリス「全エネルギーを、ラッシュバードの防御と推力へ回します!」
アリス「制御…できましたっ!!」
一鷹「こっちも…コントロールできた!!」「うおおおおおおおっ!!」
HL-1「グロリア様、申し訳ありま…せ…」

〔敵ユニット撃破〕
一鷹「できた…できたんだ! 俺達…やったよ、悠兄さん!」
悠「ああ…。お前達が掴んだ勝利だ…!」
???(HL)「データリンク終了…戦闘データ受領」
城崎「…!? この反応…!」
〔ステルス作動〕
〔敵ユニット出現〕

豹馬「ちっ、世界中から集まってきやがったのかよ!」
ブレラ「そして、パイロットは…」
HL「戦闘データ受領。目標の殲滅を開始する」
HL「戦闘データ受領。目標の殲滅を開始する」
HL「均質な兵士によって構成される秩序ある軍隊こそがいかなる戦略をも可能とする」「感情や個性といった混沌を抱える不揃いな戦闘安易の寄せ集めでは私達に勝てない」
ダイヤ「勝てないかどうか見せてやる! 俺達はそれぞれ違うからこそお互いに高め合う事ができるんだ!」
健一「やはり、お前達は肝心な部分を学べていない!」
森次「なぜ、セントラルが敗北したのか…」
イクサー1「どうして、ビッグゴールドが私達に勝てなかったのか…!」
葵「それをちゃーんと教えてあげないといけないわね。人間だからこそできる事ってのを…!」
ルル「もうじき博士達の救出も終わるわ! みんなの魂をひとつに!」
ゴオ「了解だ! いくぞ、みんな!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ゴオ「よし! どうやらさっきので終わりだな」
ローサ「ダンナーベースに囚われていた博士達の救出も完了したわ。全員無事、何かされたもないわ!」
杏奈「よかった…お母さん達が無事で…」
ミサト「……ふう…。ひとまずは、終わったか」
一鷹「博士! 博士ぇぇぇっ!! 聞こえるか!?」
グライフ「う…。…一鷹か…?」
一鷹「そうだよ、博士! 俺だけじゃねえ、アリスや悠兄さん、ハルノもいるんだ!」「俺さ、色々あって国連のLOTUSってので戦っててさ、それで博士を…」
グライフ「ぐ…。LOTUS…?」「…い、いかん…! 艦長! 艦長はおるか!! 艦長につなげいっ!!」
ルル「どうしたのですか!?」
グライフ「すぐに避難するんじゃ! このエリアは消滅する!!」
ミサト「なんですって…!?」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔敵ユニット出現済み〕
グロリア「HL軍団が敗れたか…。さすがはLOTUS。だが、それも予想の範囲内だ」「半径数十kmを焦土に変えるこの超長距離砲撃から逃れるすべはない」「そこに集まった時点で君達の敗北は決定していたのだ…」
[グロリア、「レボリューションカノン」使用]
グロリア「ふむ…HL-1を倒した褒美が必要だな」「実に惜しいがね…」「危険を顧みず、数多の侵略者からこの世界を守りし戦士達…」「永久に眠ってもらうとしよう…!」「やれ、ガルトデウス!!」

【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕

メイリン「これは…衛星軌道上に超高エネルギー反応!」
悠「何だと!?」
マリュー「全機、現空域より緊急退避!」
ノイマン「ダメです! 間に合いません、直撃来ます!!」
一鷹「…!」
〔画面、爆発〕
【戦闘マップ3終了】

【戦闘マップ4開始】

〔敵ユニット出現済み〕
グロリア「さようなら、地球の守護者達よ…!」
【戦闘マップ4終了】


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