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エピローグ

【シナリオエンドデモ開始】
地球圏エリア
セレモニー会場
リリーナ「私達は今、大いなる困難の中にいます。しかしこれは人と人が手を結び合う大いなるチャンスでもあります」
ラクス「異世界からの侵攻に傷ついた地球の復興に、私どもプラントも協力を惜しみません…」
リリーナ「これから、ゆっくりとではありますが、もうひとつの地球とも交流が始まります」「ですが、身構える必要はありません。私達はフロンティア船団とも手を取り合い、地球を守ってきたのです」
ラクス「ナチュラル、コーディネイター、インプラント、ゼントラーディ…世界は相違に満ちています」「けれど、今こそ私達は互いの垣根を越えて力を合わせるべき時なのです」
リリーナ「完全平和…実現への道は遠くとも私達は自分自身の手で平和を掴み取らなければなりません」「そのために、皆さんの…」
カガリ「ラクスとリリーナ外交官による共同宣言は世界中の人々におおむね好意的に受け止められているようだな」
マリュー「人々の心には平和への想いが根付いたはず…。それが私達の希望の光…」
キラ「今はまだ小さな光かも知れない。けど、僕達が守っていかなくちゃならない光…」「僕はラクスの傍でその光を守っていくつもり。アスランはこのままオーブに残るの?」
アスラン「ああ。今度こそ、カガリと一緒にオーブの復興に力を尽くしたいと思ってる。また、しばらくは会えないな…」
イザーク「FAITHの証は俺が預かっておいてやる。あれをつけたまま好き勝手やられては困るからな!」
ディアッカ「やりやれ、まったく素直じゃないねえ。んな事しなくても、アスランはプラントにちゃんと来るだろうに」

セレモニー会場/ロビー
ハイネ「シンは、やっぱりオーブに残るのか」
シン「ああ。やっとステラも戦いから解放されたし、ゆっくり休ませてやりたいんだ」
ステラ「うん! ステラ、シンと一緒!」
ハイネ「いい機会だからシンも休めよ。墓参りとか、やりたい事も色々あるだろ?」
シン「そうだな…」
ルナマリア「じゃあ私も一緒に行こうかなぁ。ちょうど休暇も溜まってる事だし。平和になったんだから羽を伸ばさないとね」
シン「ちょっ、ルナ! 別は俺は遊ぶためにオーブに残るんじゃないんだぞ!」
ルナマリア「…冗談よ。でも、慰霊碑にお花を供えるくらい…一緒に、いいでしょ?」
シン「ルナ…」
ルナマリア「だから、全部終わったら必ずプラントに帰ってきなさいよ。その子も連れてね」
レイ「待っている。お前の居場所を空けてな…」
シン「ああ、必ず…! それが議長に託された、俺達の…」

セレモニー会場/裏手
トロワ「会場の襲撃を予告していたテロリストはこれですべて押さえた」
五飛「こちらもだ。半径3kmの安全を確認」
カトル「ふう…。平和になるのは嬉しいですが、リリーンさんがあの調子だと当分心配は絶えないでしょうね」
ヒイロ「…問題ない。あいつの道を遮る障害はすべて排除する…」
デュオ「まったく過激な王子様だねぇ。まぁ、あのお嬢さんにつき合うにはこれぐらいが丁度いいかな」
ヒルデ「そろそろ報われてもいいよね、デュオ達の戦い…」
ヒイロ「いや、俺達はずっと火消しのままでいい。人々の心には、もう希望がある…。ガンダムで表舞台に立つ必要はない」

オーブ行政府
レディ「世界は平和への第一歩を踏み出したが、まだまだ安定しているとは言えない。これからも共に戦ってもらえるか?」
光司「超オッケー! 静流さんと一緒ならどこまでも!」
静流「調子に乗るんじゃない!」
甲児「任せといて下さい! これまでだってずっとこの地球を守ってきたんだ!」
鉄也「これからだって悪党どもの好きにはさせませんよ。俺の目の黒いうちはね…!」
さやか「ところで猿渡さん達は? 会場では見なかったけど…」
ミラ「安心して。ゴオ達はダンナーベースの復興に当たっているわ」

日本エリア
ダンナーベース/格納庫
〔衝突音〕
〔画面、震動〕

ゴオ「ふう…。ダンナーでの荷物運びもけっこう疲れるな…」
杏奈「ゴオちん! そんな置き方じゃ、隣にコンテナ置けないじゃない! 10cmくらいズラして!」
ゴオ「ゴーダンナーはそんな繊細な作業には向いてねえんだ!」
杏奈「そんな事言ってる場合じゃないでしょ!重機も人手も全然足りてないんだから。ホラ、それはもっと右だって!」
森本「あ、やっぱそのコンテナ、こっちッス」
忍「兄さん! 向こうで兄さんを呼んでる人がいたよ!」
ゴオ「あーっ! うるさい! うるさい! うるさい!」
剣「猿渡ゴオ…。戦いがなくなれば、ああもなるか…」
ルウ「信じられる? あれが『巨神戦争の英雄』でLOTUSの一員だったって…」
ぴんぴん「ニャーン?」
霧子「フフ、まったくだね。でもね、本当は英雄なんて生まれない平和な世界が一番なのさ」「ずっとあんな情けないゴオでいて欲しい…。私はそう思うよ」

拘置所
サリィ「国家反逆罪に動乱罪…数え上げればきりがないわ。本来なら極刑はまぬがれないところね」
森次「犯した罪は償う。すべて覚悟の上だ」
サリィ「でもあなた達の同期はこちらの世界を救う事にあった…」「その今次作戦における貢献を考慮して超法規的な恩赦が出る事になりそうよ」
沢渡「そりゃあ、ありがてえな」
サリィ「ただし、しかるべき機関の監視付きという条件でね」
ジャック「しかるべき機関…?」
ノイン「LOTUSは解体されたが、国連直属の諜報機関としてプリベンターは常に人員不足なのだ」
ユリアンヌ「ま、苦手ってわけじゃないけれど…。本当にいいの?」
ゼクス「死ぬ覚悟があるのなら、生まれ変わって別の人生を歩んでみるのも一興だろう」「…何も仮面をつけろとまでは言わん」
森次「フッ、火消しのウインドが冗談を言うとは…さすがにこの事態は加藤久嵩も想像していなかっただろうな…」

第3新東京市立第壱中学校/教室
レイ「…おはよう、碇君」
シンジ「おはよう。…どうしたの、その手? 絆創膏だらけじゃないか…」
レイ「さっき、赤木博士が巻いてくれたの」
シンジ「そうじゃなくて…。どうして怪我を? 大丈夫なの?」
レイ「秘密。…もう少し上手くなったら話す」(碇君と一緒にいるとぽかぽかする…。私も碇君にぽかぽかして欲しい…)(碇司令と仲良くなってぽかぽかして欲しい…。だから…)「…碇君。今度、食事会を開こうと思ってるの。よかったら…碇君も…」
シンジ「綾波…」

〔教室の扉の開く音〕
浩一「いたいた、碇!」
シンジ「早瀬先輩!? それにJUDAの…。どうして、ここに…」
道明寺「JUDAの任務でさ、迷惑かけちまった人達に、JUDA出資のリゾート施設のご案内をしてんだよ」「碇もよかったら、綾波や式波を連れてくるといいぜ。早瀬や矢島が屋台出してっからさ」
浩一「俺の焼きそばはプロの域だぜ。碇の弁当には負けてられねえからな!」
シズナ「張り合ってどうすんねや、アホっ!」
〔殴打音〕
〔画面、震動〕

浩一「って~! 加減しろよな!」
イズナ「そうだよ、姉さん。もう僕達、ファクターの力がなくなりかけてるんだから…」
矢島「前みたいに遠慮なくツッコんでたら浩一が死んじまうぞ」
シンジ「そうだったんですか…」
アスカ「超人になくなったにしちゃ、まだまだ戦う気があるみたいじゃない」
浩一「当ったり前だろ! ラインバレルが動かなくなったって俺は正義の味方だからな!」
山下「ま、僕達はこれからもJUDA特務室ッスからね」
美海「みんなを笑顔にしていく仕事…これも戦いだもんね」
アスカ「フフッ、言ってくれるじゃないの。さて、今日も訓練訓練…っと」
〔教室の扉の開く音〕
トウジ「おお、居た居た。碇の先輩方、なんやあっちであんたらを探しとる人がおったで」
ケンスケ「えっと…黒髪ロングの…」
浩一「あ、城崎とも待ち合わせしてたんだ…! やべえ…!」
〔教室の扉の開く音〕
山下「せわしない奴だなぁ、早瀬は…」

アスカ(さっき、私…笑ってた…?)(…そっか。私、笑えるんだ…)

第3新東京市立第壱中学校/校舎裏
浩一「悪い、城崎! ほんとごめん! 碇に会って、話はずんじまって…!」
城崎「もう怒ってません…。こうなる事は予想ついてましたから」「浩一さんは一度、調子に乗ると他の事は考えられなくなる人です」
浩一「『浩一さん』…?」「…そういやさあ、セントラルとの戦いの時も俺、浩一さんって呼ばれた気がする…」「城崎が記憶失ってる時も俺の事、そう呼んでたのな? …改めて聞くと、恥ずかしいな」
城崎「そうですか? じゃあ…『浩一』」
浩一「なっ…!? それも、その、あの…城崎…」
城崎「私は名前で呼んだんですから、あなたもちゃんと名前で呼んでください!」
浩一「な、名前って…」
城崎「『絵美』です」
浩一「いや…わかってるけど、そ、そのぉ…」
城崎「フフッ…あなた、最低です!」

第3新東京市立第壱中学校/屋上
シンジ「それにしても賑やかな一日だったなぁ…。JUDAリゾートか…」「…今度、ミサトさんにも声をかけてみようかな」「仕事が休みの日にでも、加地さんやリツコさんと一緒にどうですかって…」
マリ「あー、せっかく日本に来たのに私の出番はなしだなんてにゃ…。残念無念。君も残念でしょ?」
シンジ「うわっ! き、君は…!?」
マリ「通りすがりのワケあり女子よ。これからよろしくね、NERVのわんこ君!」
シンジ「は、はぁ…」

レーシングサーキット
つばき「剣児ーっ、頑張ってーっ!」
早乙女「こら、剣児!! 私達がレースクィーンをやってるんだから負けたら承知しねぇぞ!」
身堂「剣児と鏡…隊長はどちらが勝つと思われますか?」
柳生「さて…案外ダークホースがいるかもよ?」
〔バイクの走行音〕
剣児「鏡! 今日という今日こそ決着をつけてやる!」
鏡「フッ、手加減はしないぞ」
〔バイクの走行音〕
葵「熱~い友情で盛り上がってるとこ悪いけど、今日の優勝は私がいただくわよ」
剣児「葵ぃぃ!?」
葵「マグナム走法、見せてあげる!」
〔バイクの走行音〕
くらら「凄いデッドヒート…葵、F01のレーサーで、しかも3年連続チャンプだったんだって?」「朔哉、知ってた?」
朔哉「ああ。プロのモデルだったって聞いた後、ちょいと調べてな」
くらら「あんたも葵も、隠し事多過ぎよ」
朔哉「別に隠してたわけじゃねえんだけどなぁ。おっ、ジョニー。そろそろエイーダのライブの時間じゃなんじゃないか?」
ジョニー「そこは抜かりはありません。ほら、このノートパソコンで…」
〔通信モニターの開閉音〕
イザベル「復興支援チャリティーコンサート! 今日のゲストは若手ナンバー1人気のエイーダ・ロッサと…」「ラクス・クラインの影武者であったと衝撃のカミングアウトで話題沸騰のミーア・キャンベルです!」
朔哉「イザベルも多方面で活躍するようになったし、エイーダは前にも増して人気が出たし…」
ジョニー「まったくです。彼女が載った『月刊男の歌姫』の記事をスクラップするだけでも一苦労ですよ」
くらら「ジョニー…恋人なんだからそれくら工面してもらえばいいのに…」

楽屋
エイーダ「またこうしてミーアさんと一緒に歌えるなんて私、感激です!」
ミーア「そんな! 私なんてまだまだ新人だし、エイーダさんに言われるような立場じゃ…」
エイーダ「そんなの関係ないですよ! 替え玉だったって自ら発表して…」「一部でバッシングを受けても、まっすぐに自分の歌を歌っている今のミーアさんは素敵です!」
ミーア「ありがとう、エイーダさん…! 苦しむ人達の力になれるよう精一杯歌いましょう!」
エイーダ「はい! …本当はシェリルさんやランカさんもいたらよかったんですけど…」
ミーア「うん…。そろそろマクロス・クォーターが出発する頃ね…」

地球圏エリア
マクロス・クォーター/ブリッジ
キャシー「バジュラの力で元の宇宙に戻れるですって?」
ボビー「ええ。ランカちゃんの話だとバジュラ本星ごと元の世界に戻れるみたいよ」
オズマ「こっちの世界とも名残惜しいが、これから統合政府の新大統領とこっちの国連との交流も始まる…」
ジェフリー「二度と会えないわけではない。我々はS.M.Sとしての本来の任務に戻るぞ」

マクロス・クォーター/ブリーフィングルーム
豹馬「行っちまうのか…。ちぇっ、寂しくなるな」
健一「何十年も経ったと言っても故郷は故郷だからな…。やはり、自分達の地球に帰ってみようと思う」
十三「そういや、そっちの地球の統合政府はどうなったんや?」
左近寺「大統領に更迭されていた穏健派が実権がを取り戻したとの事でな。正式に和平の使者を送ってくれるそうだ」
小介「それはよかったですね!」
豹馬「けどよ、そっちの世界にゃ反統合政府組織ってのがいるって聞いたぜ?」
左近寺「なに、そういった奴らの不満を解決するのも我々の役目だ」
健太郎「ボアザン・地球間のワープルートも安定し、交流が始まったようだ。これからまだまだ忙しくなるぞ」
日吉「大丈夫だよ、お父さん! 平和のためなら、僕も頑張る!」
一平「しかし、アルト。俺が言うのもなんだがそろそろどちらか一方に決めた方がいいんじゃねえか?」
大作「そうたい。男がそげんフラフラしとったらいかんばい」
大次郎「おまんさぁにそん気がのうても向こうは本気じゃっど」
アルト「なんか、お前らに言われると重いな…。自分がとてつもない悪人に思えてきた…」
クラン「その通りだろう。どこかの誰かのようなマネはするなよ」
ミシェル「おいおい、クラン…。答えを出してもこれかよ」
クラン「今までの素行が素行だからな。死ぬまでずっと言い続けてやる」
ミシェル「そりゃ、気の長い話だな…。そうそうう死ぬつもりはないぜ、俺は」
クラン「わかっておる! だから、ずーっとだ!」
〔通信モニターの開閉音〕
ラム「アイランド1のナナセさんから通信です。そちらに出しますね」
ルカ「ナナセさん!?」
ナナセ「みんな、元気ですか? 早乙女君達が私達を守ってくれてたってさっき知って、びっくりしてます」「ザフトの人達やボルテスの人達だけじゃなかったんですね」
ルカ「ナナセさん、もう怪我の具合はいいんですか?」
ナナセ「ルカ君…ありがとう。怪我はもう大丈夫です。今日、やっと退院だったんです」
ランカ「良かったぁ! これでまた一緒に学校に通えるね!」
霞 渚「ナナちゃん、今度ゆっくり遊びに行こうね!」
ナナセ「ええ、この星で皆さんの帰りを待ってますからね!」
めぐみ「イクサー1達もフロンティア船団に同行するのね」
霞 渚「うん。クトゥルフの人達も、私達と一緒にバジュラの星に住める事になったの」
ランカ「イクサー3はバジュラと仲良しだったもんね」「そういえば、ずっとイクサー3はバジュラの気持ちがわかってたの?」
イクサー3「うーん…。ランカみたいに通じ合ってるわけじゃないけど、怒ってるか、喜んでるかくらいは…」
あい君(バジュラ(幼体))「………?」
イクサー3「あっ、何か虫さん困ってる? ごめんごめん、大好きだよ!」
アトロス「虫さんじゃなくてあい君! あたしも友達だよね、あい君!」
あい君(バジュラ(幼体))「ピュイ!」
シェリル「不思議ね…。イクサー3だけがこうしてバジュラや動植物の気持ちがわかるなんて」
イクサー1「これからのクトゥルフにはイクサー3のような親和性が必要とされるのでしょう」「イクサー3にとっての戦い…それは、優しさをどれだけ宇宙に広められるか…果てしない戦いです」
イクサー2「確かに戦士としては不完全…。しあし、不完全な戦士でなければ宇宙から争いをなくす事はできない…」
グレイ「遠い道のり…。ですが、私達は今までの罪を償うためにも戦い続けねばならないのです」「イクサー1…お伝えしていた通り、サー・バイオレットの後を継いでクトゥルフの長となってもらいます」
イクサー1「グレイ、本当にいいのですか…? 私は純粋なクトゥルフではない…。人造人間なのですよ」
渚「でも、人間と同じ心を持てたんでしょ? だったら、イクサー1は人間よ」
イクサー2「私も、お姉様に賭けてみたくなりました」
イクサー1「ありがとう…渚、イクサー2」
渚「イクサー1、これからは大忙しだね。無理はしないでね…あれ?」「えへへ…泣かないって決めてたのに…」
イクサー1「渚…。離れていても私達の絆は消えません。いつまでも私達はパートナーです…」
渚「うん、わかってる…。…ありがとう、イクサー1…。さよならは言わないよ…!」
イクサー1「はい…!」

マクロス・クォーター/飛行甲板
ナオト「ダリウスの民を乗せた移民船もマクロス・クォーターと一緒に旅立つんですね」
ガリス「目的地は違うが、荷物の搬入など一度にした方が都合が良くてな」
ロンゴ「ナオト、俺が戦えねえ間、よく頑張ってくれたな」
ダイヤの母「ナオト君もダイヤもこれでしばらくはゆっくりできるね?」
ダイヤ「どうだろうな…。父さん、母さん…俺、ひとつわかった事があるんだ」
ダイヤの父「何だ、ダイヤ?」
ダイヤ「平和な世界を作るって本当に大変なんだなって…」「誰かが見えない所で真剣に頑張ってるから平和でいられるんだってさ」「今もどこかで、みんなが頑張ってる。だから、じっとしてられるかどうかわからねえんだ、俺」
ダイヤの母「本当にダイヤは頑張り屋ね」
ダイヤ「きっと、父さんに似たんだな。はははっ」
ピュリア「地上はアタシ達に任せて、大空魔竜はダリウスの方舟の護衛をよろしく頼むぜ!」
ノーザ「言われるまでもない!」
ヴェスターヌ「大地、天空の魔竜も一緒だ。どんな怪物が出てきても後れは取るまい」
ダイモン「ピュリアは心配しとる暇があったら少しは女を磨くんじゃな」
ピュリア「余計なお世話だよ!
ルル「ねえ、ダイヤ君。ダイヤ君はずっとずっと、大空魔竜の47番目の仲間だよ」
ダイヤ「ルル…これからだって困った事があれば、いつでも知らせてくれ」「たとえ宇宙の果てだって俺は駆け付ける。誓うよ」
ルル「ダイヤ君…!」
シェリル「さあ、ランカちゃん。もうじきお別れの地球のみんなに最後のステージを届けるわよ!」
ランカ「はい! 地球のみなさん、今まで本当にありがとうございました! みんなの事、忘れません!」「それじゃあ聞いて下さい!」
〔歓声〕

日本エリア
博士の家
一鷹「お待たせ、博士! 俺に見せたいものがあるって?」
グライフ「うむ。地下研究室も復旧した事じゃし、保険金も色々入ってきたんでな。またでっかいモノを作れるようになったんじゃ」「それで今度は、作る前にお前に設計図を見せておこうと思ってな」
一鷹「えー、いいよ。お披露目まで楽しみにさせてくれよ。どうせ見てもよくわかんねえしさ」「…あ、でも、何を作るかくらいは聞いておきたいな。気になってきた」
グライフ「フフフ…聞いて驚け! ラッシュバードとストレイバードの運用母艦を作るんじゃよ!」
一鷹「マジかよ、博士!?」
グライフ「JUDA本社の内部にはフラッグが隠してあったんじゃろ? こっちも負けておれんわい!」
悠「…やれやれ。また地下暮らしが始まるな」
アリス「元々悠さんは地下暮らしが長いんです。まったく問題ありません!」
悠「無理なフォローはいい。ハルノ、お前とアリスには訪問客の対応を任せる」
ハルノ「しかし、私のAIは家政婦向きではないと思いますが?」
悠「それでもやってみせろ。アリスにできてお前にできないわけがない」
アリス「ハルノ、お客様が来た時は?」
ハルノ「よく来たな。迎撃する」
アリス「何言ってるんですか!? 迎撃しちゃダメですよ!」
一鷹「それで、博士。運用母艦なんか作ってどうする気なんだ? もう世界は平和なのにさ」
グライフ「敵がいなくても人々の希望の象徴くらいにはなるわい。何より、ワシが作りたいから作るんじゃ」「それに、こいつは凄いぞ。エネルギーさえ用意できれば、高蓋然性世界にも行ける代物じゃ」
一鷹「それじゃ、またみんなと会えるのか!?」
グライフ「ああ、もちろんじゃ。さあ、明日から製作に取り掛かるぞ!」
悠「やれやれ…」

一鷹(こうして、俺は日常を取り戻した。何もかもが前のままじゃねえけど、未来だけは残ってる)(願わくば、こんな平和で楽しい日々が永遠に続きますように…!)

Thanks for your playing
Super Robot Wars 

【シナリオエンドデモ終了】


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