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シーン3 激動の大陸
No.17
双翼に絆を乗せて

<ファースト 宇宙科学研究所>
ダブルスペイザー受け取りのため、宇宙科学研究所へ向かう
大介達。そこで、彼は思わぬ人物と再会する…。

【シナリオデモ開始】
スカルムーン基地

ガンダル「何? グレンダイザーの弱点を見つけただと?」
バレンドス「そうだ。そして、グレンダイザーを倒すに相応しい男を用意した」
〔扉の開閉音〕
ジグラ「ベガ大王親衛隊隊員、コマンダージグラ…入るぜ」
バレンドス「本星よりはるばるよく来てくれたな、ジグラよ」
ジグラ「隊長、堅苦しい挨拶は抜きにしてもらいましょうや。ご存知の通り、俺は型にはまったことが大嫌いなんでね」
ブラッキー「この男も親衛隊の一員なのか?」
ジグラ「フ…本星では地球征服が進まぬことにベガ大王様が腹を立てておいででな。それで俺が派遣されたわけだ」
ガンダル「では、お前の任務とは?」
ジグラ「無論、グレンダイザーを叩き潰すことだ」「それに、俺は強い奴には無性に戦闘心をかき立てられるんでな…」「今からグレンダイザーと戦うのが楽しみだぜ」
バレンドス「フフフ、お前も変わらんな。ところで、俺が送っておいたグレンダイザーのデータを見たか?」
ジグラ「もちろん。隊長のおっしゃる通り、無敵と言われるグレンダイザーにも致命的な弱点がありましたぜ」
ブラッキー「何だ、それは?」
ジグラ「ふん…どうせ、お前のトンガリ頭じゃ理解できないことさ」
ブラッキー「き、貴様っ!」
バレンドス「ジグラよ、すでに奴らの動きはつかんでいる。存分にやるがいい」
ジグラ「了解。では、早速出撃しますぜ」

ブライト「…グレンダイザーの支援戦闘機だと?」
大介「はい。僕の父から、完成したという連絡が入りました」「ですから、重慶へ行く前に受け取りに行きたいのです」
ブライト「だが、ただでさえも今の我々は戦力が半分になっている。単独行動は危険だ」
ミサト「…艦長、重慶に行くのはラーゼフォンが私達の部隊に合流してからのことです」「ここは減少した戦力を少しでも補充するためにも、彼を宇宙科学研究所へ行かせてみてはいかがでしょうか?」
ブライト「………」
大介「お願いします、艦長。ダブルスペイザーがあれば、螺旋城で何かあっても対処することが出来ます」「北斗君や銀河君が無事地球へ帰って来られるようにするためにも、是非」
ブライト「…わかった。ただし、護衛として甲児やゲッターチームを連れて行け。いいな?」
大介「はい、ありがとうございます」

甲児「ホントか、大介さん!? ダブルスペイザーが完成したのか!?」
大介「ああ、今から受け取りに行く。甲児君、君も来てくれ」
甲児「ヘヘッ、頼まれなくたってついてくぜ」
アスカ「何なの? ダブルスペイザーって」
甲児「グレンダイザーの支援メカさ。もちろん、スペイザーと同じように合体も出来る」
ライト「要はドラグナーのリフターみたいな物か?」
甲児「ああ。しかも、合体時間はスペイザーより短くなっているんだ」
ライト「つまり、より隙がなくなるってことね」
大介「じゃあ、ライト君、アスカ君…すまないが、留守番を頼む」
ライト「ああ、わかったぜ」
アスカ「甲児、前の時みたいに道草食って敵に捕まったりしないでよ?」
甲児「へいへい。じゃ、行って来るぜ」

トーレス「艦長、TERRAの紫東遙大尉より入電…あと5分で本艦へラーゼフォンが到着するそうです」
ブライト「了解した。葛城一尉、彼らの出迎えを頼む」
ミサト「わかりました」

遙「TERRA作戦部所属、紫東遙大尉です」
ミサト「ネルフ本部戦術作戦部より出向中の葛城ミサト一尉です」
遙「あら…?」
ミサト「お互い、似たような所の所属ですね」
遙「もしかして…」
ミサト「歳も?」
遙「………」
ミサト「………」
シンジ「あの2人、耳打ちして何を話してんだろ?」
レイ「お互いの年齢を教え合っているんじゃないかしら」
ミサト「…やっぱり?」
遙「同い年じゃないかなって思ったわ」
ミサト「ひょっとして、お酒も…」
遙「ええ、イケる口よ」
洸「意気投合するのが随分早いなぁ」
シンジ「う、うん…」
恵「ちょっと、お姉ちゃん! 私と綾人の照会はどうなってんの!?」
遙「あ…ご、ごめんなさい。忘れてたわけじゃないのよ?」
綾人「……忘れてたよな」
恵「うん、絶対に」
遙「いいからいいから、自己紹介なさい」
恵「私は紫東恵…オペレーターとしてネェル・アーガマ隊へ参加することになりました」
ミサト「苗字が同じってことは…2人は姉妹なの?」
恵「はい、そうです」

宇宙科学研究所

???(マリア)「…ここが宇宙科学研究所…」「フリード王家のペンダントの反応が強くなっている…。やはり、ここにグレンダイザーがあるのね」「…今は亡きお父さん、お母さん、そして、お兄ちゃん…」「フリード星の守護神グレンダイザーは必ずあたしが悪魔達の手から取り返してみせるわ…!」

弁慶「へ~え、あれがダブルスペイザーか。グレンダイザーのスペイザーより一回り小さいんだな」
甲児「ああ。その分、機動性が上がってるのさ」
さやか「今から合体テストをやるんでしょ? 操縦は誰が担当するの?」
甲児「そりゃもちろん、この俺さ。TFOに乗ってた時から、大介さんとの連係プレーをバッチリやってたからな」
さやか「あ~ら、そんなこと言ってると、鉄也さんがすねちゃうわよ」
甲児「あの人にゃ、ジュンさんっていうパートナーがいるじゃねえか」「俺と大介さんがコンビを組んだって、大丈夫だぜ」
さやか「じゃあ、あたしはどうなるの?」
甲児「どうなるって…さやかさんにはダイアナンがあるだろ?」
さやか「んもう、バカ! 甲児君なんて知らない!!」
〔扉の開閉音〕
ボス「お、おい、さやか! どこ行くんだよ!?」
甲児「…さやかさん、なに怒ってんだ?」
隼人「フッ…お前にゃ理由はわからんだろうぜ」
ミチル「ホント。さやかさんに同情しちゃうわ」
甲児「???」「じゃ、おれと大介さんでコンビを組むのがマズいってんなら、鉄也さんと大介さんってのはどうだ?」
ムチャ「そのコンビは…こ、濃すぎるな…」
ボス「まったくだわさ。戦闘中に敵に説教しそうだぜ」
甲児「んじゃあ、ここは大介さんと強いきずなで結ばれてる俺しかいねえよな」
ひかる「大介さんとの絆なら、私だって…! 私、ダブルスペイザーのパイロットに立候補するわ!」
甲児「へ!?」
ひかる「甲児君…私、負けないから!」
甲児「い、いや、負けるも何も…」
ボス「く~っ! 大介といい、甲児といい…何であいつらばっかりモテるんだ?」
ヌケ「そりゃきっと、顔の差でしゅね」
ボス「何ぃ!? てめえ、もう一度言ってみやがれ!!」
ヌケ「ボ、ボス…く、苦しい…!」
竜馬「…ところで、肝心の大介さんはどこへ行ったんだ?」
ひかる「今、ダブルスペイザーのテストの件で宇門のおじ様と打ち合わせをしているわ」
甲児「じゃ、俺も顔を出してくるとするか…」
〔走る足音〕
???(マリア)「悪魔共、覚悟!」
甲児「うわっ! 何だ!?」
〔光線銃の銃声〕
???(マリア)「フリード星の守護神グレンダイザーを奪ったベガ星連合軍め! あたしは絶対にお前達を許さない!」
ボス「お、おい! いったい、何のことなんだわさ!?」
???(マリア)「とぼけるつもり!? あたしの故郷のフリード星を滅ぼした悪魔のくせに!!」
ひかる「待って! あなた、今…フリード星って言ったわね!?」
???(マリア)「問答無用よ! あたしはグレンダイザーを取り戻すためにここへ来たんだから!」
〔光線銃の銃声〕
ひかる「きゃあっ!」
〔走る足音〕
大介「危ない、ひかるさん!」
〔人の倒れる音〕
???(マリア)「ああっ!!」
甲児「ナイスタックルだぜ、大介さん!」
???(マリア)「う、ううっ…!!」
大介「動くな! 動かなければ、手荒な真似はしない…!」
???(マリア)「くっ、放して!」
大介「大人しくするんだ、君。何故、僕達を襲ったか…その理由を聞かせてもらおう」
???(マリア)「放せ! 放せ、悪魔め!!」
大介「!? そ、そのペンダント…! どうして、君がそれを!?」
???(マリア)「うるさい! ベガ星連合軍の手先め、グレンダイザーを返せ!」
大介「君は誰だ!? 君はいったい…!?」
マリア「私はフリード王の娘、グレース・マリア・フリード!」
大介「!!」
甲児「フリードだって!?」
マリア「覚えておきなさい! フリード星の守護神は必ずあたしが取り返す!」
〔走る足音〕
大介(マリア…グレース・マリア・フリード…! ま、まさか…あの子なのか…!?)
ひかる「ど、どういうことなの、大介さん…?」
隼人「とにかく、追いかけた方がいい。あの女はベガ星連合軍のスパイかも知れん…!」
甲児「待てよ、ハヤト君! あの子、俺達を奴らの手先だって言ったんだぜ!?」
ミチル「そうよ、フリード王の娘だとも言っていたわ! それが本当なら、もしかして大介さんの…」
大介「……!」
隼人「だが、グレンダイザーを狙って来たのは事実だ」「あの女の正体が何にせよ、ベガ星連合軍がここに現れる可能性は高いぜ?」
大介「…わかった、ハヤト君。万が一に備えて、出撃しよう…!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「双翼にを乗せて」


【戦闘マップ開始】
マリア「くっ、失敗した…! だけど、絶対にあきらめない! あきらめてたまるもんですか!」
〔味方ユニット出現〕
マリア「あれは…グレンダイザー!」
〔デューク、マリアがいる地点へ接近〕
マリア「追って来た!?」
デューク「待つんだ、君!」
マリア「殺すなら殺しなさいよ! ベガ星連合軍の手先め!」
デューク「!」
マリア「全部知っているんだから!」「あんた達ベガ星連合軍がフリード星を襲い、あたしの両親やお兄ちゃんを殺してグレンダイザーを奪ったことを!!」
デューク「それを…誰から聞いた…!?」
マリア「あたしをフリード星から連れ出してくれた人…あたしのもう一人のお父様…!」「でも、ベガ星連合軍の攻撃に巻き込まれて死んでしまった…!」「だから、あたしはもう独りぼっち…あたしはフリード星最後の生き残り…!」「けど、絶対にあきらめはしない…!」「あんた達からグレンダイザーを取り戻し、お父様達の仇を討ってみせるわ!」
デューク「……許してくれ……」
マリア「!?」
デューク「許してくれ、マリア……!」
マリア「え…!?」(あの人…あの声……どこか懐かしい……)
デューク「僕は…」
〔敵ユニット出現〕
竜馬「何っ!?」
甲児「ベガ星連合軍かっ!?」
ジグラ「ふはははは! 見つけたぞ、デューク・フリード!!」
マリア「デュ、デューク・フリード!?」
デューク「危ない、マリア! 逃げるんだ!」
〔ジグラ、デュークへ接近〕
デューク「くうっ! シュート・イ…!!」
ジグラ「分離など、させるものかよ!!」
〔ジグラ、デュークへ攻撃〕
[イベント戦闘「デュークvsジグラ」]
〔デュークに爆発〕
デューク「う、うぐっ!!」
〔デューク、変形〕
甲児「ああっ、スペイザーが!!」
竜馬「スペイザーがやられた…!?」
ジグラ「敗れたり、デューク・フリード!」
デューク「な、何っ!?」
ジグラ「ククク、俺は知っているんだよ。グレンダイザーはスペイザーと分離する7.5秒の間、無防備に近い状態となる」「そして、スペイザーを失ったグレンダイザーの戦闘力は半分以下…」「つまり、貴様は半身をもがれたも同然というわけだ! フハハハハ!!」
デューク「くうっ…! 奴は最初からスペイザーを…!?」
ジグラ「無様だな、デューク・フリード! 己の不運を呪って、この地で果てるがいい!!」
デューク「お、おのれ…!!」
マリア「あ、あの人が…デューク・フリード…!」「あたしの…あたしのお兄ちゃん…!? 生きて…生きていたっていうの!?」
デューク「に、逃げろ、マリア…! ここから逃げるんだ…!!」
マリア「あ、あなたは…!?」
デューク「いいから、逃げろ! 僕はこの宇宙にたった一人の妹を失いたくはない!!」
マリア「お兄ちゃん! あなた、やっぱりあたしのお兄ちゃんなのね!?」
デューク「早く行け! 僕は…グレンダイザーは決して負けはしない!!」
マリア「う、うん!!」
ジグラ「ほう…戦場で女をかばうとは大した余裕だな、デューク・フリード。ならば、そいつごと地獄へ送ってやる!」
デューク「うぬっ…!」
甲児「待ってろ、デューク・フリード! 今すぐ助けにいくぜ!」
ジグラ「おっと! お前達の相手は用意してある!」
〔敵ユニット出現〕
隼人「あの野郎、グレンダイザーをなぶり殺しにする気か!?」
竜馬「そんなことはさせん! みんなでデューク・フリードを助けるんだ!!」
甲児「おう!!」
ジグラ「ククク、こうなれば高見の見物よ。さあ、円盤獣共! 奴らを皆殺しにするのだ!!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

デューク「くっ…! このままでは、いずれやられる…!!」
ジグラ「フフフ…そろそろ奴にトドメを刺す時が来たようだな」
甲児「スペイザーだ…スペイザーさえありゃ、グレンダイザーは! 宇門博士、ダブルスペイザーは出せないんですか!?」
宇門博士「出撃準備は終わっているが、パイロットがいないのだ!」
甲児「じゃあ、俺が今からそっちへ行きます!」
さやか「ダメよ、甲児君! それじゃ、敵を研究所に引き入れてしまうわ!」
甲児「だったら、どうしろっていうんだよ!?」
宇門博士「やむを得ん…! 非常に危険な賭けだが、ダブルスペイザーを自動操縦で…」
マリア「待って! その役目、あたしにやらせて!!」
宇門博士「! 君は!?」
マリア「グレース・マリア・フリード…デューク・フリードの妹です!」
宇門博士「だ、大介の…!?」
マリア「お願いです! あたしを信じて下さい!」「あたし…あたし、お兄ちゃんを助けたいんです!!」
宇門博士「……!
マリア「せっかく出会えたお兄ちゃんを、ここで失いたくないんです!」
宇門博士「…わかった。君に全てを賭けよう…!」
竜馬「甲児君、マジンガーとドラゴンでグレンダイザーを運ぼう!」
ボス「そ、それじゃお前らが標的になっちまうだわさ!!」
デューク「みんな、僕のことは気にするな! ここは何とか自力で切り抜けてみせる!」
甲児「何言ってんだ、デューク・フリード! 動けねえグレンダイザーでどうするつもりなんだよ!?」
デューク「…甲児君、みんな…妹のことを頼むぞ」
甲児「バ…バッキャロー!! 俺はそんな安っぽい芝居なんざ観る気はねえ!!」「ここであきらめちまったら、全部終わっちまうんだぞ!!」
デューク「だが、このままでは君達も巻き添えに…!」
マリア「ダブルスペイザー、エンジンスタート!」
甲児「!?」
宇門博士「ダブルスペイザー、発進せよ!!」
〔味方ユニット出現〕
さやか「あ、あれは!?」
甲児「ダブルスペイザー! いったい誰が乗っているんだ!」
マリア「あたしよ!」
デューク「マリア! マリアなのか!?」
宇門博士「マリア君、ダブルスペイザーでグレンダイザーを救出するんだ!」
マリア「わかりました!」(待っていてね、兄さん…! 今、あたしが行くから!)

≪味方援軍1出現後、味方援軍2出現前≫
<デュークvsジグラ>

ジグラ「フハハハ! 無駄な抵抗はよせ! 貴様はもう無力だ!!」
デューク「マリアを残して死ねるものか…! 僕は…僕は二度とあのような想いをするのは御免だ!!」

<マリアがデュークへ隣接・味方援軍2&敵増援1出現>
マリア「兄さん、助けに来たわ!」
デューク「マリア…!」
宇門博士「マリア君、よく聞いてくれ! 君のスペイザーとグレンダイザーはコンビネーションクロスで合体可能だ!」「そうすれば、大介を助けることが出来る!」
マリア「わかりました!」
デューク「無茶だ、マリア! 合体に失敗すれば、お前まで死ぬことになるんだぞ!」
マリア「そんなの、やってみなきゃわからないわ!」
デューク「だが、コンビネーションクロスは…!!」
竜馬「大介さん、俺がマリアちゃんに合体のタイミングを教えます!」
デューク「何だって…!?」
隼人「リョウや俺達はコンマ0秒の世界でゲットマシンの合体をやってるんだ。アテにしてもらったって、大丈夫だぜ?」
デューク「し、しかし…!」
甲児「迷ってる暇はねえ! マリアちゃんを信じろ! あんたの妹なんだろ!?」
デューク「甲児君…!」
甲児「せっかく会えた妹なんだろ…!? カッコわりぃ所を見せるんじゃねえ!!」
デューク「わかった…! 行くぞ、マリア!」
マリア「はい、兄さん!」
竜馬「マリアちゃん、計器から目を離すな! 相対距離に気をつけろ!」
マリア「わ、わかったわ!」
竜馬「3、2、1!」
デューク「行くぞ…! 一度だけの命を賭けた勝負だ!」
竜馬「0! 今だっ!!」
マリア「ダブルスペイザー、ゴーッ!!」
デューク「スクランブルターン!」「コンビネーション・クロス!
〔デューク、合体〕
ひかる「やったわ! 成功よ!」
甲児「ヘヘッ、さすがは兄妹! 絶妙のタイミングだぜ!」
マリア「兄さん!」
デューク「マリア…よくやってくれた…!」
ジグラ「フン、味な真似を! 代用品のスペイザーと合体しても、結果は同じだということを教えてやるぜ!」
〔敵ユニット出現〕
弁慶「うおっ! まだ出て来やがるのか!?」
隼人「フッ、心配はいらねえ。助けが来たぜ」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
さやか「ネェル・アーガマ! 来てくれたのね!」
ブライト「各機、ベガ星連合軍を迎撃せよ!」
ジグラ「フン…邪魔者が勢揃いというならこちらとしても好都合だぜ! 改めて勝負だ! グレンダイザー!」
デューク「行くぞ、マリア! フリード星の守護神の力、見せてやるんだ!」
マリア「OK、兄さん!」
〔デューク、回復〕

≪味方援軍2出現後≫
<甲児vsジグラ>

甲児「残念だったな、ベガ星連合軍! 俺達がいる限り、グレンダイザーはそう簡単にやらせはしないぜ!」
ジグラ「言ってくれるぜ! ならば、お前らを倒してからグレンダイザーを始末するまでだ!」

≪味方援軍2出現後≫
<ボスvsジグラ>

ジグラ「地球の兵器は優秀だと聞いていたが、こんなポンコツも混じっているとはな!」
ボス「言ったな、この野郎! ボロットのパワーを甘く見た事をあの世で後悔させてやるぜ!」
ムチャ「ボス! それじゃ悪役の台詞ですよ!!」

≪味方援軍2出現後≫
<デュークvsジグラ>

ジグラ「そんな羽を付けたぐらいで、俺と互角に戦えると思うなよ!」
デューク「ならば、グレンダイザーの新たな力…お前に教えてやる!」
ジグラ「フハハハ、そいつはいい! 強い奴と戦うのは、俺にとっちゃこの上ない楽しみだからな!」
デューク「そのために、何人の人間が犠牲になった!?」「お前達の楽しみのために、いくつの星が滅びたんだ!?」
ジグラ「ハハハ、知らんな! もっとも、その中に貴様の星が入っているのは確実だぞ!?」
マリア「な、何て奴なの…!!」
デューク「笑うがいい、悪魔共…! いずれ、その笑いは後悔の叫びとなる! それを忘れるな!!」

≪味方援軍2出現後≫
<竜馬or隼人or弁慶vsジグラ>

ジグラ「ゲッターロボ! 噂に聞くお前の力、この俺が試してやるぜ!」
竜馬「こいつ…何て自信だ!」
ジグラ「俺は強い奴を倒すためにこの星へやってきたんだ。俺を失望させるなよ、ゲッターロボ!」

<洸vsジグラ>
ジグラ「フフフ…次から次へと強い奴が集まってきやがる…。地球ってのは刺激的な星だぜ!」
洸「こいつ…戦いを楽しむ男か!」

<ケーンvsジグラ>
ケーン「毎度毎度、人の留守中に研究所を襲うとは芸のない野郎達だぜ!」
ジグラ「いきがるなよ、小僧! 生意気な口を利くと早死にするぜ!」

<ジグラ撃破>
ジグラ「フ、フフフ…! 楽しませてもらったぞ、デューク・フリード…!」「だが、いずれ貴様にもフリード星と同じ運命をたどらせてやるぜ!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
トーレス「艦長、敵機の反応が全て消えました」
ブライト「よし…全機を収容の後、艦を宇宙科学研究所に降ろせ」
サエグサ「了解!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マリア「兄さん…生きていてくれたのね…」
大介「…赦してくれ、マリア。僕はベガ大王の手からグレンダイザーを守るため、お前を見捨てて」「フリード星から脱出しなければならなかった…」
マリア「ううん、いいの。兄さんが生きていてくれれば、それで…」
大介「マリア…もう決して離しはしない…!」
マリア「兄さん…!」
洸「…大介さんに妹がいたなんてな…」
遙「…あの二人が小さい頃に生き別れたって話…本当なの?」
さやか「ええ、そうみたいです…」
遙「………」(辛かったでしょうね…)
ベン「………」
ケーン「あれ? 軍曹、もしかして泣いてんの?」
ベン「ば、馬鹿なことを言うな! 俺は泣いてなど…う、うう…」
ケーン「ありゃな…軍曹って、顔に似合わず涙もろかったのね」
ライト「でも、まあ…よくあのピンチを切り抜けられたもんだぜ」
タップ「ホント、ホント。甲児、詳しい話を聞かせてくれよ」
甲児「大介さんが…大介さんが…。ちきしょう、俺には上手く言えねえや! あの夕陽にでも聞いてみてくれ!」
アスカ「あんた、何言ってんの? 今は昼よ、昼」
ライト「まあまあ、それだけ感動的だったんでしょ」
マリア「…あの人達が、兄さんの仲間?」
大介「ああ。この地球を守るため、共に戦っている」
竜馬「俺は流竜馬。マリアちゃん、さっきの合体は見事だったぜ」
マリア「ううん、あなたがタイミングを教えてくれたおかげよ」
甲児「俺は兜甲児だ、よろしくな」
マリア「あたしと兄さんを励ましてくれた人ね? ありがとう…」
甲児「いいってことよ。マリアちゃんも今日から俺達の仲間だしな」
マリア「うん…兄さんの友達なら、あたしにとっても友達だもんね」
甲児「ヘヘッ、そういうこった」
さやか「あっきれた。一度は命を狙われたってのにもう仲良くなってるの?」
ボス「くっそ~! 何で兜の奴ばっかり…」
ヌケ「だから、顔の差でしゅよ、ボス」
ボス「何ぃ!? 二度目は許さねえぞ、二度目は!!」
ヌケ「ボ、ボス…く、苦しい…!」
タップ「何にせよ、こりゃライバル出現かもなあ」
ライト「言えてるねえ」
さやか「ちょ、ちょっと、二人共。何であたしを見てるの?」
アスカ「うかうかしてると、甲児を取られちゃうかもね」
さやか「も、もう! アスカまで!」

ブライト「そうか…彼女は君の生き別れの妹だったのか」
大介「ブライト艦長、ご相談があります。僕はマリアをパイロットとして本艦に乗艦させようと思います」
ブライト「こちらは構わんが、いいのか?」
大介「…マリアはフリード王家の人間です」「宇宙の破壊者であるベガ星連合軍と戦うことは、僕とマリアに与えられた使命なんです」
ミサト「艦長、せっかく再会した兄妹を引き離すのも酷な話です」「それに彼女のパイロットとしての腕は認めてもよろしいかと」
大介「それ以外にもマリアの力はきっと我々の助けになると思います」
ブライト「力? それはいったい…」
大介「予知能力です」
ミサオ「それ、ホントなの?」
大介「ええ。遠い未来がわかったり、常に使えたりするわけではないのですが」「ある出来事が起こる直前にそれがわかることがあるのです」「フリード星の少女の100人に1人ぐらいは、この能力を持っています」
ブライト「わかった。能力如何ではなく、君の大切な妹として乗艦を許可しよう」
大介「ありがとうございます、艦長」
ミサト「…じゃあ、いよいよ重慶基地へ出発ですね」
ブライト「ああ。そして、ケーン達はそこで任務を終えることになる…」
【シナリオエンドデモ終了】


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