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シーン4 暗雲
No.26
Strange bait

<セレクト 光子力研究所>
マジンガーZの再調整のため、兜甲児は光子力研究所へ帰還。
そして、そこへギャンドラーが攻撃を仕掛けてくる…。

【シナリオデモ開始】
螺旋城

グルジオス「…久しぶりだな、ディオンドラ。データウェポンの収集は進んでおらんようだが?」
ディオンドラ「そういう台詞は、こっちに来てから言ってもらいたいもんだね」
グルジオス「ガデス様はお怒りだ。このままでは、お前の格下げは確実だぞ」
ディオンドラ「フン、余計なお世話だよ」
デビルサターン6(自分かて格下げになりかけたクセに、よう言うで)
グルジオス「それで、我らギャンドラーの邪魔をしておるのは、ロムの一味か?」
デビルサターン6「さいで。あいつら、こんな辺境の惑星までワイらを追いかけて来おってからに…」「ホンマ、しつこいですわ」
ディオンドラ「その件に関して、あの小僧が妙なことを言ってたねぇ…」
グルジオス「ほう…何だ?」
デビルサターン6「あのボケ、何を勘違いしたんか知りまへんが…」「ワイらをとっくの昔のイテこましたとか、ぬかしおったんですわ」
ディオンドラ「そう…確かにギャンドラーを倒した、とね」
グルジオス「ふむ…妙な話だな。念のため、ガデス様に報告しておく」
ディオンドラ「…妙と言えば、一つ疑問に思ってることがあるんだけどねえ」
グルジオス「何だ?」
ディオンドラ「私達がガデス様から捜索を命じられているデータウェポン…」「あれは本当にギャンドラーにとって必要な物なのかい?」
グルジオス「何故、そう思う?」
ディオンドラ「データウェポンを全て手に入れた者は宇宙の王になれると聞いているが…」「実際に奴らを捕獲しても、それを使えるのは電童と凰牙のみ」「私達は、ガルファ皇帝にだまされているんじゃないのかい?」
グルジオス「データウェポンの捜索はガデス様ご自身の意思でもある」「お前達はガルファに協力し、奴らを追えばいいのだ」
ディオンドラ「納得がいかないね。ロム達に劣勢を強いられ…」「ハイリビードが発動したせいで、こんな辺境に飛ばされた上にガルファへ協力するなんてさ」
グルジオス「ふふふ…そう思うのも仕方がないか」
ディオンドラ「何? どういう意味だい?」
グルジオス「…地球という惑星は、クロノス星以上の宝の山だ。今はそれだけ教えておこう」
ディオンドラ「宝の山…?」
グルジオス「とにかく、お前達はデータウェポンを追え。いいな?」
〔通信を切る音〕
ディオンドラ「……出るよ、デビルサターン6。さっさと準備をおし」
デビルサターン6「へ!? ど、どこへでっか?」
ディオンドラ「データウェポンが出そうな所へだよ」
デビルサターン6「でも、行き先のアテはあるんでっか?」
ディオンドラ「とりあえず、地球に降りる。後は…賭けだね」

甲児「…ハーリー、俺に用って何だ?」
ハーリー「あ、甲児さん。光子力研の弓教授から通信が入ってるんです」
甲児「先生が? じゃあ、つないでくれ」
ハーリー「はい」
〔通信を入れる音〕
弓教授「…わざわざ呼び出してすまないな、甲児君」
甲児「いえ。それで、何の用です?」
弓教授「ああ、君に一度研究所の方へ戻ってきてもらいたいと思ってね」
甲児「何故ですか?」
弓教授「これからのことを考えて、今の内にこちらの設備でマジンガーZの総点検をしておいた方がいいだろう」
甲児「なるほど…」
弓教授「それに、博物館へ納める時に外した武装もある…」「この機会にマジンガーZを元の状態へ戻したいのだが、どうかね?」
甲児「わかりました、先生。すぐに行きます」
弓教授「では、くれぐれも気をつけてな」
〔通信を切る音〕
甲児「…ってなわけで、ちょっくら行ってくるぜ!」
ハーリー「あ! 甲児さん!」
〔扉の開閉音〕
ハーリー「行っちゃった…」
エリス「大丈夫かな、甲児さん…」
ハーリー「どういうこと?」
エリス「前に一人で出て行って、ベガ星連合軍に捕まっちゃったことがあるの」
ハーリー「ええっ!? ま、まずいですよ、艦長!」
ルリ「大丈夫ですよ。他の人もついてくでしょうし」
サブロウタ「少なくとも、四人…いや、五人かな?」
エリス「五人って…さやかさんとボスさん、ヌケさんにムチャさんですよね」
ハーリー「あと一人って、誰だろう? 鉄也さんか、大介さんかな?」
サブロウタ「さァ、誰なんだろうねェ」
ハーリー「?」

UNKNOWN
百鬼要塞島

ブライ「…グラーよ、地上制圧作戦の準備の進行具合はどうだ?」
グラー「現在、急ピッチで百鬼メカと百鬼兵士の生産を進めておりますが…」「予定数に達するまでは、今しばらくの時間がかかるかと」
ブライ「ならば、ヒドラーよ。地上の現状の様子を報告せよ」
ヒドラー「現在は小康状態…連邦軍とギガノスの間では小競り合いが続き…」「MUや鉄甲龍も目立った動きを見せておりません」
ブライ「では、宇宙はどうだ?」
ヒドラー「火星の後継者なる者達が蜂起しましたが、具体的な次の行動には出ておりません」「また、異星人共も同じでございます」
ブライ「そうか…」
ヒドラー「ブライ大帝、今こそ我ら百鬼帝国が地上を制圧する好機かと」
ブライ「焦るでない、ヒドラー。この戦い…時勢を見極めた者が最後に勝利する。それ故、今は力を蓄えることが先決だ」
ヒドラー「はっ」
ブライ「そして、我が百鬼要塞島をより強固な物にするには…」「ゲッター線増幅炉や光子力反応炉、ゼオライマーが必要なのだ」
ヒドラー「ははっ、次こそは必ず…!」
ブライ「ならば、出撃せよ。地上の者共がにらみあいをしておる内に、ワシが望むものを手に入れるのだ」
ヒドラー「百鬼、ブラァァァイ!」

光子力研究所

さやか「ただいま、お父様!」
弓教授「おお、さやか。お前も一緒だったのか」
さやか「ええ、甲児君のボディーガードでね」
ムチャ「一人で行かせると、敵にとっ捕まるかも知れねえもんな」
甲児「その話はもう勘弁してくれよな」
ヌケ「それにしても、ボス…ここへ来るのは久しぶりでしゅね」
ボス「そうだな。兜がアメリカへ留学した後は、鉄也達の所へ行ってたからな」
マリア「ふ~ん、そうだったんだ」
弓教授「君は?」
マリア「初めまして。あたし、グレース・マリア・フリードです」
弓教授「フリード…。では、君が宇門大介君の妹さんだね?」
マリア「ええ」
さやか「それより、あたしはあなたをここへ招待した覚えはないんだけど?」
マリア「だって、甲児が暮らしてた所を見たかったんだもの」
甲児「へ? 何で?」
マリア「何でって…興味あるからに決まってんじゃない」「それに、あなたとさやかを二人きりになんてさせないんだから」
さやか「あ、あたしはそんなつもりなんてないわよ!」
マリア「さ~あ、どうかしら? 魂胆見え見えなんだから」
さやか「それ、どういう意味よ!?」
甲児「おいおい、けんかはよせよ」「別にマリアちゃんに研究所を見せたっていいじゃないか、減るモンじゃねえんだしさ」
さやか「んも~! 甲児君のバカッ!!」
〔扉の開閉音〕
弓教授「お、おい、さやか…」
甲児「? さやかさん、何怒ってんだ?」
マリア(それに気づかない甲児も甲児だけど…。まだまだ見込みはありそうね)
ボス「う~むむむ…」
ヌケ「あ~、ボス…兜の奴がうらやましいんでしょ?」
ボス「うるせえ! そんなこと、これっぽっちも思ってねえだわさ!」
ムチャ「またまた、無理しちゃって。顔に書いてあるぜ」
弓教授「…ところで、甲児君。早速、作業を始めたいんだが」
甲児「わかりました。俺も手伝います」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
Strange bait


【戦闘マップ開始】
弓教授「…よし、これで武装取り付けは終了だ」「甲児君が手伝ってくれたおかげで、予想以上に作業が早く終わったよ」
甲児「ヘヘッ、TFOを造った時の経験で、メカのことが前より良くわかるようになりましたからね」
弓教授「ふふふ…やはり、君は兜家の一員だな」「もっと勉強すれば、十蔵博士や剣造博士以上になれるかも知れん」
甲児「おだてないで下さいよ、先生。俺じゃ、おじいさんやお父さんには逆立ちしたってかなわないし…」「今は世界に平和を取り戻すって大事な役目もありますからね」
弓教授「うむ…そうだな」
甲児「ところで、先生。さっきから気になってたんですが…」「格納庫の端にあるアレ…もしかして、新型の光子力ロケットエンジンですか?」
弓教授「ああ、現在開発中のものだ」
甲児「ちょっと起動させてみていいですか?」
弓教授「うむ、構わんよ」
甲児「え~と、制御パネルはこれですね? よし、これでスイッチ・オンっと」
〔エンジンの起動音〕
甲児「おおっ、こりゃすげえパワーだ」
弓教授「グレートの物をさらに改良していてね。いずれはマジンガーZにも…」
甲児「!?」
弓教授「どうしたのかね?」
甲児「コンピュータの調子が…」「いや、待てよ。この現象は、確か…!」
〔第4軍ユニット出現〕
ガトリングボア「………」
ボス「イ、イノシシの化け物!?」
マリア「違うわ、あれは…!」
甲児「デ、データウェポンだ…!」
ボス「何でここに現れたんだわさ!?」
ヌケ「そんなの、わからないでしゅよ~!」
甲児「あのデータウェポン、光子力研究所の近くに潜んでやがったのか!」「先生、すぐにこのことをマグネイト・テンへ連絡して下さい!」
弓教授「うむ、わかった!」
マリア「待って! 空から何か来る!!」
甲児「!!」
〔敵ユニット出現〕
デビルサターン6「よっしゃ、ビンゴでっせ! あいつはガトリングボアや!」
ガトリングボア「………」
ディオンドラ「ふふふ…読みが当たったねえ」
デビルサターン6「読み? アネゴは奴がここに現れるとわかっとったんでっか?」
ディオンドラ「さっき、あそこの建物から高エネルギー反応があったからね」「それにひかれて出てくるんじゃないかと思ったのさ」
デビルサターン6「な、なるほど…そのエネルギー反応がエサ代わりっちゅうことでんな」
ディオンドラ「エサ…?」
デビルサターン6「どないしました、アネゴ?」
ディオンドラ「お前、今…エサって言ったね?」
デビルサターン6「そうでっけど…」
ディオンドラ「ふ、ふふふ…そうか…そういうことか」
デビルサターン6「そういうことかって…どういうことでっか?」
ディオンドラ「いや、何でもないよ。それより、さっさとデータウェポンを捕らえておしまい!」
ファルゴス「ガデッサー!!」
甲児「先生、俺は出撃します!」
弓教授「うむ、頼んだぞ!」
[イベントデモ「マジンガーZ 登場」]
〔味方ユニット出現〕
甲児「みんな! 銀河や北斗達が来るまで、あのデータウェポンと研究所を奴らから守り抜くぞ!!」
マリア「わかったわ!」
ボス「任せとき!」
<戦闘開始>

<ディオンドラorデビルサターン6にダメージor3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

ボス「か、兜ぉ! このまま戦闘が長引けば、こっちが不利になるだわさ!」
甲児「泣き言をいうな、ボス!」
さやか「そうよ! ドクター・ヘルと戦ってた時だって、これぐらいのピンチは何度もくぐり抜けてきたでしょ!」
甲児「さやかさんの言う通りだぜ! だから、マグネイト・テンが来るまでもう少し頑張るんだ!」
ボス「お、おう! わかってるわさ!」
マリア「……!」「みんな、気をつけて! 別の敵が来るわ!」
甲児「な、何!?」
〔敵ユニット出現〕
ムチャ「ひゃ、百鬼帝国だ!!」
弓教授「よりにもよって、こんな時に…!」
甲児「奴らの狙いはデータウェポン…いや、光子力反応炉の方か!?」
デビルサターン6「何や、あいつら? こっちの邪魔をする気かいな!」
ディオンドラ「気にすることはない。お前達は自分の仕事に専念おし」
デビルサターン6「ヘッヘッヘッヘ…アネゴ、ここまで来たら、もういただきでっせ」「仮にあのボケが出て来おったとしても…」「あ、アカンアカン。噂をすれば、ボケ…もとい、影」「ホンマに現れおったら、シャレにならへんからな」
ディオンドラ「どのみち、電童と他の連中がここへやって来るのは時間の問題…。早くガトリングボアを捕まえるんだ」
デビルサターン6「ガデッサー!」
マリア「甲児、敵は一気に仕掛けてくるみたいよ!」
甲児「くっ…!」
〔味方ユニット出現〕
デビルサターン6「あ、あいつらは!?」
ドリル「よっしゃあ! 見つけたぜ、データウェポン!」
ガトリングボア「!」
レイナ「ドリル! 相手を驚かせちゃダメよ!」
ドリル「わかってる、わかってる! さあ、データウェポンちゃん、怖がることはないからな…」
ガトリングボア「……!」
〔第4軍ユニット離脱〕
デビルサターン6「あっ! ガトリングボアが!!」
ジム「に、逃げてしまいましたよ!」
レイナ「もう、ドリルったら! だから言ったじゃないの!」
ドリル「俺、まだ何もしてないって!」
ジェット「…まあいい。結果的にギャンドラーからあれを逃がすことに成功したからな」
ボス「あいつら、何者なんだわさ!?」
さやか「データウェポンを捜してたみたいだけど…」
ボス「じゃ、あいつらもギャンドラーやガルファかよ!?」
甲児「いや、あの姿はもしかして…」
ディオンドラ「ふ…ふふふ…ははははははは!」
レイナ「そのいやらしい笑い方はディオンドラね!?」「ロム兄さんから聞いてるわよ…あなた達が復活したって!」
ディオンドラ「フン、尻の青い小娘が…。わけのわからないことをお言いでないよ」
レイナ「何ですって!?」
ジム「レイナお嬢様に失礼なことを言わないで下さい!」
ドリル「それに、レイナちゃんのヒップはな…青じゃなくて、キレイなピンク…」
〔殴打音〕
ドリル「いってぇ! 何すんだよ、レイナちゃん!」
レイナ「余計なことは言わなくていいのっ!」
ディオンドラ「お遊びはそこまでにして…お宝を逃がした報いを受けてもらうよ?」
レイナ「誰があんたなんかにデータウェポンを渡すもんですか! イーッ、だ!」
デビルサターン6「相っ変わらず生意気なガキやな~!」「ま…でも、ロムがおらんのやったら、お前らなんざ怖くはないで」
ジェット「フッ…それはどうかな? お前達が何度甦ろうと、俺の剣のサビになることに違いはない」
甲児「あんた達、ひょっとして…ロム・ストールの知り合いか!?」
ジェット「いかにも。俺の名はブルー・ジェット…あなた達の話はロムから聞いている」
レイナ「この場は私達もお手伝いします!」
甲児「すまねえ、助かるぜ!」
デビルサターン6「ええい、こうなったらまとめていてもうたらあ!!」
ジェット「ならば、行くぞ…! ジェーーット!!」

<ディオンドラorデビルサターン6HP50%以下or5PP・味方援軍2出現>
弓教授「甲児君、マグネイト・テンが来てくれたぞ!」
〔味方戦艦出現〕
デューク「甲児君、マリア! 大丈夫か!?」
マリア「ええ、兄さん!」
甲児「ありがてえ! これで形勢逆転だぜ!」
ブライト「各機、直ちに出撃! 甲児達を援護し、光子力研究所を防衛せよ!」
〈出撃準備〉
ディオンドラ「フン、こっちも手ぶらで帰るつもりはないからね…相手をしてあげるよ!」

<クワトロvsデビルサターン6>
デビルサターン6「おうおう! どかんか、ボケ! えぐるで!」
クワトロ「…御し難いな…。こういったむき出しの感情は…!」
デビルサターン6「何や、ワレ! むつかしい言葉で人を煙に巻くんか!」

<甲児vsディオンドラ>
ディオンドラ「ありがとうよ。お前達のおかげで重要なヒントが手に入ったよ」
甲児「何を言ってんだか知らねえが悪党にくれてやるのは俺のパンチだけだぜ!」

<甲児vsデビルサターン6>
甲児「やいやい、漫才集団! また懲りずに俺達にやられに出てきたのかよ!」
デビルサターン6「繰り返しはギャグの基本やで! もっとも、今日は負けへんがな!!」

<さやかvsディオンドラ>
さやか「光子力研究所には絶対に近づけさせないわよ!」
ディオンドラ「健気だねぇ…。そういう娘ってのは、いたぶり甲斐があるってもんだよ!」

<さやかvsデビルサターン6>
デビルサターン6「おうおう…カワイコちゃん。今から、ぎょうさん可愛がってやるで!」
さやか「女だからってナメてると許さないわよ! 今日の私は機嫌が悪いんだから!」

<ボスvsディオンドラ>
ボス「おうおう! ここで会ったが100年目、俺達がいる限り研究所には指一本触れさせねえぜ!!」
ヌケ「かっこいい~ボス!」
ムチャ「よ、大統領! マグネイト・テンの大エース!」
ディオンドラ「フ…どこの星にもこういうお調子者はいるものだな…!」

<ボスvsデビルサターン6>
デビルサターン6「どけや、ボケェ! 今日は本気でイテまうど!!」
ボス「そうはさせんタイ! ここは絶対に通さないだぎゃ!」
デビルサターン6「オンドレはどこの出身や!!」

<鉄也vsデビルサターン6>
デビルサターン6「何や、ワレ!? イテまうぞ、コラァ!!」
鉄也「フ…口で相手を威嚇するのは雑魚かチンピラのやり口だぜ!」
デビルサターン6「な、何やて!?」
鉄也「つまり、お前は自分から雑魚だと白状してるようなもんだぜ!」

<マリアvsディオンドラ>
マリア「甲児の見ている前でさやかに負けられないんだから!」
ディオンドラ「何を力んでるのか知らないが、八つ当たりは勘弁して欲しいね!」

<マリアvsデビルサターン6>
デビルサターン6「げへへ、このお嬢ちゃん、新顔やで!」
マリア「馬鹿にしないでよ! 兄さんがいなくたってあんた達なんかに負けないんだから!」
デビルサターン6「に、兄さんってあんた…まさか…!」
マリア「あたしはマリア! デューク・フリードの妹よ!」
デビルサターン6「あかん! この子イジめると、きっと兄さんが出てきよるで!」「ワイら、兄さんキャラとは相性が悪いんや!」

<一矢vsデビルサターン6>
デビルサターン6「何や! こいつも拳法を使うんか! つくづくワイらと相性の悪い星やな!」
一矢「俺の技は空手だ! 覚えておけよ、悪党め!!」

<レイナvsディオンドラ>
ディオンドラ「久しぶりだね、小娘。少しは色気が増えたかい?」
レイナ「あんたみたいなオバンには関係ないですよーだっ!!」
ディオンドラ「…生意気ぶりは相変わらずだね! 今日こそは痛い目を見させてやるよ!!」

<レイナvsデビルサターン6>
デビルサターン6「久しぶりやなぁ、レイナちゃん! 相変わらずピチピチで可愛いやん!」
レイナ「黙りなさい! 私も天空宙心拳創始者キライの娘…甘く見ていると許しませんよ!」

<ジェットvsディオンドラ>
ディオンドラ「ロムの奴もそうだけどお前達もしつこいんだよ!」
ジェット「フ…それはこっちの台詞だ。『憎まれっ子、世にはばかる』とはよく言ったものだぜ!」

<ジェットvsデビルサターン6>
ジェット「お前達も相変わらずだな。雑魚のくせに大きな顔をして!」
デビルサターン6「ワイらはコマンダーランキングのナンバー1や! 雑魚といっしょにせんといてや!」

<ドリルvsディオンドラ>
ドリル「やいやい! 別の星まで来て悪事を働こうとはお前達、いい加減にしやがれよ!」
ディオンドラ「そっちこそいい加減におし! こんな星までわざわざ追っかけてくるとは!」

<ドリルvsデビルサターン6>
デビルサターン6「久しぶりやな! 相変わらずもぐっとるか?」
ドリル「人をモグラみたいに言うな! お返しにお前達をぶっ倒して地面に埋めてやるぜ!」

<ジムvsディオンドラ>
ジム「わ、私がいる限り、お嬢様には指一本触れさせやしませんよ!」
ディオンドラ「フン…震えた声で言われても怖くも何ともないんだよ!」

<ジムvsデビルサターン6>
ジム「懲りない人達ですね! いい加減にしないとさすがの私も本当に怒りますよ!」
デビルサターン6「じゃあ見せてもらおうやないけ! その本気ってやつを!」

<リョーコvsデビルサターン6>
デビルサターン6「ちっこいナリしてワイらに向かってくるとはええ度胸やないか!」
リョーコ「黙んな、エセ関西人! こっちは下んねえギャグや漫談は誰かのせいで聞き飽きてんだよ!!」

<デビルサターン6撃破>
デビルサターン6「コマンダーランキングが下がってまうがな!」

<ディオンドラ撃破・勝利条件達成>
ディオンドラ「ええい、癪だねえ…! けど、手掛かりは色々と掴めた。今日の所は引きあげだよ!」
〔敵ユニット離脱〕
トーレス「敵機の反応、全て消えました」
ブライト「よし…各員、警戒態勢へ移行」
ルリ「エリスちゃん、データウェポンの行方は?」
エリス「反応はすでにロスト…。どこへ行ったかもわかりません」
ルリ「そうですか…」
ジェット「とりあえず、この場は収まったようだな」
ジム「ええ」
レイナ「じゃ、ロム兄さんとの合流予定地点に向かいましょう」
甲児「お、おい! もう行っちまうのかよ!」
ジェット「先を急ぐ故、これにて御免! ジェーーット!!」
〔味方ユニット離脱〕
甲児(あいつらはいったい…?)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

銀河「チェッ、もう少し早く着いてりゃ、ガトリングボアをセーブできてたかも知れねえのによ」
北斗「しょうがないよ、銀河。ギャンドラーに捕まらなかっただけでもラッキーだったんだから」
吉良国「そう言えば、さっきの彼ら…何となくあのロム・ストールに感じが似ていたような気がするけど…」
甲児「そういや、俺達の話をロムから聞いてるっていってたな」
北斗「だから、甲児さんを助けてくれたんですね?」
甲児「ああ」
大介「では、彼らもクロノス人か…」
銀河「でも、飛行機や車に変形した人までいましたよ?」
京四郎「人というより、ありゃメカだぜ」
サイ・サイシー「そうそう、モビルスーツとかに近い感じだよな」
吉良国「もしかしたら、ガルファと同じで機械生命体なのかも知れない…」
アスカ「前からずうっと思ってたんだけど…非常識なのよね、あの連中」「何もない所からロボットは出てくるわ、宇宙から来たくせに関西弁を喋る奴はいるわ…」「人、それをイロモノって言うのよ。あの手の奴はガンダムファイターだけで充分だってのに」
サイ・サイシー「何だとぉ!? そりゃどういう意味だ!」
アスカ「戦闘中にいきなり金色に光ったりするのが、イロモノ以外に何だってのよ!」
サイ・サイシー「うるせえ、おめえのロボットだって変じゃねえか!」「金魚のフンみてえにケーブル引きずっちゃってさぁ!」
アスカ「な、何ですってぇ!?」
大介「…とにかく、ガルファやギャンドラーはこれからも執ようにデータウェポンを狙ってくるだろう」「それに、百鬼帝国もエネルギー獲得のために再び活動を始めている…」「一刻も早く、残りのデータウェポンを捜し出さなければならないな」
北斗「はい…!」

ルリ「なるほど…データウェポンの追跡プログラムですか」
エリス「はい。色々と問題があって、開発が遅れてしまってるんですが…」「データウェポンが何らかのエネルギーに反応し…」「そこへ現れる性質をもっていることを利用したものです」
ルリ「じゃ、そのエネルギーが何なのか判明すればいいわけですね?」
エリス「ええ。ずっと検索を行なっているんですが、なかなか絞り込めなくて…」
ルリ「そうですか…。それじゃ、オモイカネにも手伝ってもらうことにしましょう」
エリス「え…? いいんですか?」
ルリ「非戦闘中なら構いませんよ。データウェポンの捜索は私達にとって重要な任務の一つですからね」
エリス「はい、ありがとうございます!」
ハーリー「艦長、ネェル・アーガマから発艦準備が整ったと連絡が入りました」
ルリ「じゃ、ナデシコも発進。引き続き日本地区の警戒任務に就きます」

螺旋城

アルテア「ガトリングボアの件…何故早急に私へ知らせなかった?」
ディオンドラ「あんたは単独行動中だっていうから、気を遣ってやったのさ」
アルテア「フン…。例え、お前達がデータウェポンを手に入れても…」「あれらは電童と凰牙にしか使えぬ物であるということ…わかっておろうな?」
ディオンドラ「ああ、言われるまでもないさ」
アルテア「ならば、余計な手出しは控えてもらおう。かえって私の任務の邪魔になるのでな」
〔扉の開閉音〕
デビルサターン6「ホンマにいけ好かん奴でんな、あのナイフ仮面は」
ディオンドラ「言わせておけばいいさ。それより、お前の言葉で重要なことがわかったよ」
デビルサターン6「ワイの言葉? ナイフ仮面っちゅうのが何かのヒントになったんでっか?」
ディオンドラ「バカ、違うよ。エサという言葉さね」
デビルサターン6「エサ?」
ディオンドラ「ああ…。おかげでガデス様がどうして私達をここへ送り込んだか、それがわかった」
デビルサターン6「な、何でっか、それは?」
ディオンドラ「データウェポンは電童以外に追い求めるものがある…」「つまり、それは奴らのエサとも言える高エネルギー…」「そいつこそがガデス様が求めておられる新たな『ハイリビード』なのさ」
【シナリオエンドデモ終了】


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● 富士樹海 → No27「二つの顔を持つ男」 へ進む

  日本海沿岸 → No28「タイムラグは90秒」 へ進む

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