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シーン5 冥王計画
No.35
「心」を蝕むもの

<セレクト 砂漠>
エルデ・ミッテの策略により更なる進化を遂げたメディウス
・ロクス。火中のツェントル・プロジェクト研究所からは
新たな指示が与えられる。混乱するルリ達に届いたのは、
八卦ロボの大半を失った鉄甲龍進軍の報せだった…。

【シナリオデモ開始】
委員A「…鉄甲龍が例の計画の最終段階へ入ったようだ」
委員B「早過ぎるな」
委員A「ああ、まだその時ではない」
キール「やはり、あの男のせいか…」
委員A「次も抑止力が上手く働くとは限らん」「下手をすれば、こちらまで影響を及ぼしかねんぞ」
委員B「だが、彼らは来るべき時のために必要な力…ここで失うわけにはいかん」
キール「…やむを得ん。スケジュールを一部修正する」
委員A「彼の好きにさせるというのか?」
委員B「計画の一部を知る男が、バーベムの下へ行けば面倒なことになるぞ」
キール「問題はない。あの男の望みは、自らの手で冥府への扉を開けること…」「バーベムが目指すものとは程遠い」
委員A「むしろ、我々に近いということか」
キール「そうだ。…いずれにせよ、あの男の望みは果されることになる」「例え、彼がそれを否定しようともな」

ラストガーディアン基地

沖「…了解しました。では、そのように」
〔モニターの閉じる音〕
美久「沖さん…」
沖「…ハウドラゴンに動きがあった。3体の八卦ロボが日本へ向かっている」
美久「3体!? じゃ、じゃあ…」
沖「ああ。彼らはゼオライマーに匹敵する力を持つと言われている最後の八卦ロボ…雷のオムザックを完成させた」「…ハウドラゴンは我々に最後の戦いを挑むつもりなのかも知れん」
美久「……!!」
沖「先程、お前達のマグネイト・テンへの出向命令が解かれた。以後は再び私の指揮下に入ってもらう」
美久「それじゃ、私達は…!?」
沖「…マグネイト・テンは連邦軍部隊と連携し、八卦ロボの迎撃を担当する」「そして、お前達はゼオライマーでハウドラゴンの本拠地を叩くのだ」
美久「……わ、わかりました。あの人に……伝えます」
〔扉の開閉音〕
沖(…我々に責任を取らせるつもりだな、上の連中は……)

美久「…お願いです。ゼオライマーを出動させて下さい」
マサキ「出動させてどうする?」「……くっ……無駄な戦いだ…」
美久「どうしてです…!? あなたが天のゼオライマーを奪ったのは…」「いつかハウドラゴンがこんな暴挙に出る時、阻止するためだったんでしょう…?」
マサキ「ハッ! 俺がそんな善人に見えるか?」「マグネイト・テンの連中のように、自らを犠牲にしてでも戦う善人に?」
美久「!」
マサキ「俺がゼオライマーを奪ったのは、単に保険を掛けたに過ぎん…」
美久「保険…?」
マサキ「俺が冥王となるための…保険だ…!」
美久「……!」
マサキ「…フッ、その身体…成長記憶シリコンとはとても思えんな」「その芝居も推論型AIにしては良くやっている…」「だが、所詮は人形だ」
美久「それを造ったのは、あなたでしょう!」
マサキ「そうだ…」「俺はあの頃、ハウドラゴンにいようと、そこから逃げようと…」「いつかは殺されることを予期していた」「奴らは俺からゼオライマーと次元連結システムを奪いたかったのだ…」「扉の向こう側の世界にいる『神』をサルベージするためにな」
美久(扉の向こう側…? 神…?)
マサキ「…だから、、俺は自分の死後目覚めるあるいくつもの布石を打った。成長するガラクタ…お前もその一つだ」
美久「やめてください!」
〔殴打音〕
美久「ああっ! うう…っ…」
マサキ「…俺はハウドラゴンを脱出する時、奴らの本拠地を破壊したが…」「いずれ復活を遂げ、冥王計画を再開すると計算した」「そして…逃げた先の日本と、ハウドラゴンの両方に…」「自分自身の血を残したのだ。クッ…クックック…」
美久「………」
マサキ「連邦とハウドラゴン…そのどちらが勝利しても、俺のクローンは残る」「わかったか、出撃しない理由が…!?」「俺が冥王となるなら、八卦共が荒野を作った後でいい」「俺を利用しようとした老人共や、黒き月に群がる連中を…一人残らず冥府へ叩き込んだ後でな!」
美久「………」
マサキ「…ククク、もし俺が八卦共に敗れたとしても…」「それは同時にハウドラゴンにいるもう一人の俺が冥王となる瞬間なのだ…!」「この俺自身が二人、世界をかけて戦う! これ以上のゲームがあるか…!?」
美久「も、もしや、ハウドラゴンに残したクローンって…!?」
マサキ「人形が知る必要は…ない…!」「ぐっ!? く、うう…! うぐ…!」
美久「! マサ…ト…君?」
マサキ「触るなッ!!」
美久「!?」
マサキ「く、くそっ…頭が…!」
〔扉の開閉音〕
沖「…マサト…いや、木原マサキ」
マサキ「何の用だ、沖…?」
沖「日本政府の代表として、改めて君に依頼する…」
〔銃を構える音〕
「ゼオライマーで出動せよ」
マサキ「…嫌だと言ったら?」
沖「不本意だが、精神操作も余儀ないだろう」
マサキ「…また俺を殺すのか? 沖…
沖「!!」
マサキ「…15年前、お前はハウドラゴンから脱走してきた俺を射殺した」「ゼオライマーとあれに登録された受精卵を受け取った後で…」「俺の予想通りに、な」
沖「………」
マサキ「…そして、お前はゼオライマーのコックピットから美久を発見し…」「受精卵だった俺は仮の親に預けられ、育てられた」「自分が捜し求めるゼオライマーの中枢、次元連結システムが美久自身だと気づかずにな…」
沖「………」
マサキ「その後、ラストガーディアンを結成し、いずれはゼオライマーを我が物にして…」「己の野望を成し遂げようとでも思ったのだろうが…甘かったな」「お前はゼオライマーを操るために、その手で殺したはずの男を…そう、この木原マサキを甦らせたのだ」
沖「………」
マサキ「クッ…クックック…ご苦労だったな、沖」
沖「どうするつもりだ、木原…?」
マサキ「決まっている…。俺が冥府の王となるためにハウドラゴンを滅ぼすのだ…!」

アクア「………」(どうして…どうしてミッテ先生がメディウスに…)(先生も…あの機体の奪取に関わっていたの…?)(何故、あの人は私を…?)(わからない…。色々なことがありすぎて、どうしていいのかわからない…)「………」(ミッテ先生…私、先生が何を閑雅ているのか知りたい…)(どうして私達が戦わなければならないのか…)(何故、あの時に私を見逃したのか…そのわけが知りたい…)
〔通信のコール音〕
アクア「……!」

ベガ「え…? アクア用のドラグーンが送られてきた?」
ルリ「はい、先程」
ベガ「どういうことなの?」
ハーリー「それが…ツェントル・プロジェクトの研究所から一方的に輸送されてきて、そのまま…」
京四郎「△△△△△△の代わりってことか?」
ハーリー「そう…みたいです」
京四郎「冷たいもんだな。ヒューゴがああなっちまったのに…」
隼人「パートナーがどうなろうが、与えられた任務を遂行しろということか」
竜馬「ツェントル・プロジェクトの人間はヒューゴさん達を何だと思っているんだ…!」
隼人「…だいたいの見当はつくがな」
レイン「でも、今のアクアをドラグーンで戦わせるなんて…」
ドモン「ああ…酷だな」
ベガ「とにかく…アクアはこのことを知っているの?」
ハーリー「ええ、機体の受け取りに立ち会っておられますから…」
〔扉の開閉音〕
アクア「………」
レイン「アクア…」
ベガ「プロジェクト側はあなたに何を言ってきたの?」
アクア「新型のTEアブゾーバーの調整が終わるまで、あのドラグーンで人型兵器の操縦と戦闘に慣れろと…」
ベガ「……!」
レイン「無茶だわ。まだあなたのケガも治ってないのに…」
銀河「そうだよ! そんな命令を聞くことなんてねえ!」
ルリ「とは言え、送られてきた物はしょうがありませんね」
アクア「………」
竜馬「艦長、まさか…」
ルリ「とりあえず、受け取っておきます。後であれをどうするかは、こちらで判断するということで」
レイン「じゃあ、アクアをあの機体には乗せないと?」
ルリ「はい。アクアさんにはしばらく静養してもらいます」「ハーリー君、ツェントル・プロジェクトへの報告は適当によろしく」
ハーリー「わかりました」
アクア「…いえ、艦長。私、あのドラグーンで戦います」
ルリ「………」
レイン「アクア…!」
アクア「私は…メディウス・ロクスに挑まなければならないんです」「自分のためにも…そして、ヒューゴのためにも…」
隼人「あんた、一人でロボットに乗ったことがあるのか?」
アクア「ええ、訓練中にね。それに、あのドラグーンには特別にDFCシステムが搭載されているわ」
北斗「で、でも、無茶ですよ。あんなことがあた後なのに…」
アクア「そんなことは言ってられない…」「私は…もっと経験を積まなきゃならないの」(でなきゃ、ミッテ先生の考えを知ることなんて出来ない…)
ルリ「…わかりました。あなたがそうおっしゃるのなら、止めはしません」「でも、無理はしないで下さいね」
アクア「わかっています、艦長」
〔メテオの警報〕
ドモン「何だ!?」
ハーリー「ネェル・アーガマより緊急通信! 八卦ロボが動いたそうです!」
ルリ「ラストガーディアン側から何か連絡は?」
ハーリー「ありません!」
ルリ「…では、ナデシコはこれよりネェル・アーガマと合流し、八卦ロボを迎撃します」「各員、戦闘配置について下さい」
ベガ「了解!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
『心』蝕むもの」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
祇鎗「…今から冨士へ向かうだと!? 塞臥、何のつもりだ!?」
塞臥「どうした? ゼオライマーが怖いのか、堅物?」
祇鎗「何だと!?」
ロクフェル「………」
塞臥「…前回の戦いで、ゼオライマーは次元連結システムを取り戻した」「そして、我らが動き出したにも関わらず、奴が出動しないからには何かある…」「あるいは、パワーアップ改造を受けているのかも知れん」「そうなる前に我ら3機で倒すが得策とは思わぬか?」
祇鎗「貴様…!」
塞臥「フッ…それに、日本の破壊はいつでも出来る」
祇鎗「幽羅帝はゼオライマーに手出し無用と仰った。それに背くというのか!?」
ロクフェル「…いや、塞臥の言葉にも一理ある」「確かにゼオライマーを倒さぬことには我らの勝ち目はない」「富士へ向かい…天との決着をつけよう、祇鎗」
祇鎗「ロクフェル、お前…!」「いや、お前が行くと言うのであれば、俺は…」
ロクフェル「決まりだな」
塞臥(フッ……)
祇鎗「だが、せめて幽羅帝に報告するべきではないのか?」
塞臥「その必要はない。天を倒した者を、帝もお叱りになるわけにもいくまいが?」
祇鎗(…塞臥…いったい、何を企んでいる?)
ロクフェル「! これは…! 塞臥、祇鎗! センサーに反応が!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〔ボアドライブ、インストール〕
〔銀河、変形〕

ブライト「よし、出撃せよ!」
〈出撃準備〉
ブライト「各機へ! 八卦ロボの日本地区への侵攻を許すな!」
北斗「はいっ!」
銀河「アクアさん! 危なくなったら、すぐに後ろへ下がってくれよ」
アクア「ええ、気を遣ってくれてありがとう」(ヒューゴ、見ていて。私も戦ってみせるわ…!)(そして、私はもう一度ミッテ先生と会い、あの人の意志を確かめる…!)
祇鎗「…奴らもいずれ倒さねばならぬ相手…! 行くぞ、ロクフェル!」
ロクフェル「ああ!」
塞臥「待て…動くな、二人共」
祇鎗「どういうことだ!? 目の前に敵がいるのだぞ!」
塞臥「わからんのか? ゼオライマーはマグネイト・テンと別行動を取っている…」「もしかしたら、奴は鉄甲龍要塞へ直接向かっているのかも知れんぞ」
祇鎗「だから、様子を見ると言うのか? フン、見え透いた言い訳を!」「怖じ気づいたのなら、お前はそこで見ていろ!」
ロクフェル「………」
塞臥(フフフ…そうだ、祇鎗…それでいい…)
<戦闘開始>

<1EP>

〔祇鎗、前進〕
祇鎗「む…! どうした、ロクフェル。何故、動かん」
ロクフェル「………」
祇鎗「ロ、ロクフェル…!」
塞臥(フフフ…後は奴が来るのを待つだけ…)(来なければ、祇鎗にあの連中の相手をさせ…俺が富士へ赴くまでよ)

<2PP・敵増援1&第3軍増援1出現>
〔レーダー反応〕
トーレス「艦長! 上空より急速接近中の物体あり!」
ブライト「何!?」
〔敵ユニット出現〕
〔ラゴウの鳴き声〕

ラゴウ「………」
銀河「何だ、ありゃ!?」
北斗「ガルファの機獣…!?」
〔馬の嘶き〕
ユニコーンドリル「………」
〔獅子の咆哮〕
レオサークル「………」
銀河「な、何だ、お前ら!?」
北斗「みんな、どうしたんだ!?」
ベガ「北斗君、銀河君! 何があったの!?」
北斗「あの機獣を見た途端、データウェポン達が騒ぎ出して…!」
ベガ「何ですって…!?」
〔第4軍ユニット出現〕
銀河「お、お前ら!」
〔龍の咆哮〕
ドラゴンフレア「………」
〔ラゴウの鳴き声〕
ラゴウ「………」
マリア「データウェポンがあんなに敵意をむき出しにして…!」
ジュドー「あの化け物と何か関係があるっていうのか…!?」
塞臥(フッ…何者かは知らんが、奴らを狙っているのなら俺にとっては好都合…)(後はゼオライマーが現れるのを待てばいい)

<3PP・敵増援2出現>
〔メテオの警報〕
ハーリー「艦長! また上空から敵機が!!」
ルリ「識別は?」
ハーリー「ガルファです!」
〔敵ユニット出現〕
銀河「あいつら、あの二本首を捕まえに来たのか!?」
ケーン「どのみち、ガルファなら、やっつけるしかねえ!」
塞臥(フン、少々面倒なことになってきたが…)(これでマグネイト・テンの足は確実にここで止まる)

<4PP・第3軍増援2出現>
塞臥(…もはや、ここにいる意味はない。こちらから富士へ出向いてやる…)
祇鎗「どこへ行く、塞臥?」
塞臥「知れたこと…富士だ」
祇鎗「俺達を置いて、一人でか? 貴様…いったい、何を企んでいる?」
塞臥「フッ、それをお前に……」
ロクフェル「待て、二人共!」
〔第4軍ユニット出現〕
マサキ「クックックッ…」
祇鎗「ゼ、ゼオライマー!!」
鉄也「どういうことだ…!? ゼオライマーはハウドラゴンの本拠地へ向かったんじゃなかったのか?」
隼人「それ以前に、あの中にいるのはどっちのマサトなんだ…!?」
塞臥「フフフ…待っていたぞ、ゼオライマー」
マサキ「八卦の生き残りが集まったところで…この天を倒すことなど出来ん…!」
ロクフェル「ほざけ、秋津マサト! ここで死ぬがいい!!」
〔ロクフェルに爆発〕
マサキ「!?」
ロクフェル「どうして…!? 塞臥!!」
塞臥「フフ…フフフフ……」
マサキ「く……うう………! こいつ…何を…?」
塞臥「…秋津マサト……取り引きをしたい」
マサキ「な…に?」
塞臥「このオムザックのプロトン・サンダーはゼオライマーに唯一対抗し得る…」
マサキ「…くっ…だ…から?」
塞臥「だから逆に…我ら2体が組めば、この世に敵はないと言うことになる…!」
祇鎗「塞臥!!」
〔祇鎗、塞臥へ接近〕
祇鎗「貴様、帝へ謀反を起こすつもりか!?」
塞臥「それがどうした? ただのミサイルしか持たん『山』など、『雷』の餌食とわからぬか?」
祇鎗「……!」
アスカ「あいつら、何をやってるの…!?」
カミーユ「仲間割れか…!?」
マサキ「う…うぐ…!」
塞臥「ちょうどいい…俺が本気ということを見るがいい、秋津マサト!」
〔塞臥、気力上昇〕
祇鎗「塞臥!!」
〔祇鎗、気力上昇〕
塞臥「! それは!?
祇鎗「これが山のバーストンの切り札…!」「1発でここが跡形もなくなる核弾頭付きだ!」「どうする、塞臥!? 俺はお前の野望と心中することを厭わぬぞ!
塞臥「ふざけろ、祇鎗! くらえ、プロトン・サンダー!!
祇鎗「シューート!!
〔ロクフェル、祇鎗へ接近〕
ロクフェル「もうやめて、祇鎗! 塞臥を撃つなら、私を!!
マサキ「!!」
祇鎗「愛しているというのか、奴を!? 奴はお前のことを利用しているだけだ!
ロクフェル「それでも…構わない!
祇鎗「ロクフェル、俺は…!
マサキ(く…うううぐ…うう…っ!)
塞臥「ハッハッハッハ! 口上は終わりか、祇鎗!?
マサキ(ぐ…うう…! くうう…!!)
塞臥「愛しているぞ、ロクフェル。何度でも言ってやる!! 愛しているぞ」「ハッハッハッハ!!
マサキ「やめろぉぉ! やめろ、やめろぉぉぉっ!!
塞臥「!!」
祇鎗「!?」
マサキ「愛だと…!? ふざけるな、八卦共!」「貴様らは、遺伝子操作で俺が造り上げた一組のクローンだ!」「同じ受精卵に手を加えた…」「いわば、貴様らは兄弟どころか同一人物!」「俺は貴様らの造物主にして…冥王なのだッ!!
塞臥「!!」
祇鎗「!!」
ロクフェル「…それが…どうしたというのだ?」「例え、私達を造ったのがお前だとしても…私は生きてきた」「そして、虚無の日々の中で塞臥に出会い、戦士として尊敬し、愛した!」「私の意思でだ!
〔ロクフェル、気力上昇〕
ロクフェル「お前に、この恋心まで否定させない!!
マサキ「それも全てプログラムに過ぎない…!

<ドモン(風雲再起騎乗)vsラゴウ>
風雲再起「!」
ドモン「どうした、風雲再起!?」
ラゴウ「………」
ドモン「風雲再起が怯えている…。この獣…それだけの力があるのか…!」

<銀河vsラゴウ>
銀河「こいつ、今までの機獣とはケタが違うぞ!」
北斗「長引くとこっちに不利だよ! 早めに勝負をつけよう!」
銀河「おう! 了解だ!!」

<祇鎗vsマサキ>
祇鎗「貴様ぁ! 我々をもてあそんだ貴様だけは絶対に許さぬ!」
マサキ「許さぬだと? 創造主に向かって、そのような口を利くとはな!」

<ロクフェルvsマサキ>
マサキ「馬鹿め…! まだ己の立場が理解出来んか!」
ロクフェル「黙れ! お前が誰であろうと私の心まで否定させはしない!!」

<塞臥vsマサキ>
塞臥「貴様が我々を造ったとしても貴様の存在を消せば全ては解放される!」
マサキ「騒がしいぞ、八卦共! 創造主である俺に歯向かう愚を思い知るがいい!!」

<ラゴウHP30%以下>
〔ラゴウの鳴き声〕
ラゴウ「………」
〔ラゴウ、気力上昇〕
〔ラゴウ、回復〕

銀河「!? あ、あいつ!!」
ユニコーンドリル「!!!」
〔ラゴウ、ユニコーンドリルへ隣接〕
[イベント戦闘「ユニコーンvsラゴウ」]
〔ユニコーンドリル、気力低下〕
〔ラゴウ、レオサークルへ隣接〕

[イベント戦闘「レオサークルvsラゴウ」]
〔レオサークル、気力低下〕
銀河「レ、レオ!!」
北斗「ユニコーン!!」
ユニコーンドリル「!?!?!?」
レオサークル「!?!?!?」
銀河「レオ! どうしたんだよ、レオ!?」
エリス「こ、これは…もしかして!?」
〔ラゴウの鳴き声〕
ラゴウ「………」
〔敵ユニット離脱〕
ベガ「! 逃げた…!?」
エリス「ホシノ少佐、ユニコーンドリルとレオサークルの回収をお願いします!」「ただし、オモイカネには…」
ルリ「アクセスさせないように、ですね」
エリス「ええ!」
ルリ「わかりました。ハーリー君、ユニコーンとレオを回収した後…」「焦らず急いでスキャニングと応急ワクチンの作成を」
ハーリー「はい!」
〔第4軍ユニット離脱〕
銀河「ど、どういうことなんだよ!?」
エリス「話は後! 今は残っている敵を何とかして!」

<祇鎗orロクフェルor塞臥HP30%以下>
マサキ「く…うう…! そろそろ…終わらせてやるぞ…八卦共!」
ロクフェル「!!」
〔マサキ、気力上昇〕
〔マサキ、ロクフェルへ隣接〕
〔マサキ、ロクフェルへ攻撃〕

[イベント戦闘「ロクフェルvsマサキ」]
〔敵ユニット撃破〕
祇鎗「ロ、ロクフェル…!!」
マサキ「抵抗は…やめろ! 同じ姿をさらすことに…なるぞ!!」
塞臥「お、おのれ…マサキ…!」
祇鎗「絶対に許さんぞ、ゼオライマー!!」
マサキ「ハァッ…ハァッ…ぞ、造物…主に…逆らう…とは……!!」
祇鎗「うおおおおっ!!」
〔祇鎗、マサキへ隣接〕
塞臥「やはり、貴様だけは…貴様だけはッ!!」
〔塞臥、祇鎗へ隣接〕
マサキ「う、うう…ううう!!」「うあああああああああああ!!!」
〔マサキから爆発の広がり〕
〔敵ユニット撃破〕

ブライト「な…何が起きたんだ!?」
マサト「う……うう……」
美久「マサト……マサト君……!」
マサト「…ぼ、僕は……僕は……!」
美久「マサト君…マサト君なのね…!?」
マサト「違う……僕は……!」
〔味方ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「…トーレス、敵機の反応は?」
トーレス「ハウドラゴン、ガルファ共になし。それに、ゼオライマーも……」
ブライト「…そうか」
ルリ「ブライト艦長、データウェポンの状態が芳しくありません」「ここは一度、GEAR本部に帰還するべきかと」
ブライト「ああ、わかった」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

螺旋城

〔ラゴウの鳴き声〕
ラゴウ「………」
ギガグルメイ「ようやく捕らえたか…」
ギガウィッター「よもや、あれが送られてくるとは…」「しかも、機獣をエサに…」
ギガアブゾルート「お館様…お館様より皇帝陛下にお伺いしていただけませんか?」「いったい何故、ラゴウを地球によこされたのかと?」
螺旋城「皇帝陛下のなさることに疑問をさしはさんではならん、一切…」
〔通信を入れる音〕
ガルファ皇帝「…どうしているか? ラゴウは」
螺旋城「こ、これは皇帝陛下…」
ガルファ皇帝「ラゴウに変わりはないであろうな?」
螺旋城「は…元気過ぎるほどに…」
ガルファ皇帝「外へ出さなかったせいで退屈している。しばらく遊ばせてやれ」「時には電童との戦いの役にも立とう」
螺旋城「は…」
ギガグルメイ「して、いつ頃そちらにお返しすればよろしいでしょうか…?」「こちらでは充分エサを与える準備もありませんので…」
ガルファ皇帝「エサにする役立たずはいくらでもいるであろう?」「いまだ何の戦果も挙げられぬ3人が…」
ギガグルメイ「ぐ…」
ギガウィッター「うう…」
ギガアブゾルート「これはご冗談を…」
ガルファ皇帝「冗談で済めばいいがな。くれぐれもラゴウに怪我などさせるでないぞ」
螺旋城「は…!」
〔通信を切る音〕
螺旋城「彼の力…陛下によってラゴウの中に厳重に封印されしもの…」「それが破られることなど、かつて一度たりともなかったこと…」
ギガアブゾルート「陛下の封印を…」
ギガグルメイ「では、それをラゴウが自力で破ったと?」
ギガウィッター「して、あの牙が持つ力とは? データウェポンに何が起こったのです?」
螺旋城「ラゴウに秘められし力、それは…」

GEAR本部

ユニコーンドリル「………」
レオサークル「………」
愛子「レーザースキャン開始!」
エリス「スキャニングデータはミッションルームへ転送して下さい!!」
レイン「ワクチンプログラム起動! 急いで下さい!」
井上博士「駄目です! このままでは追いつきません!」
アクア「無理でもやるしかないのよ、今は!」
北斗「エリス、これって一体…」
エリス「ギアコマンダーを出して! 早く!!」
銀河「お、おう…」
エリス「ブロック24から1835まで同じようにワクチンプログラムを入れて下さい!」
レイン「了解!」
北斗「エリス…どういうことなの、これは? どうしちゃったんだ、あいつら?」
エリス「ちょっと黙ってて!」
北斗「エリス…」
銀河「い、一体…レオとユニコーンに何が起きてるんだよ…!?」
【シナリオエンドデモ終了】


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