TOP PAGEへ

シーン6 果てなき闘争
No.43
暴悪の鎧武者

<セレクト 富士樹海>
試作型メタルアーマー・ギルガザムネを駆り、ケーン達に最
後の決着を挑もうとするグン・ジェム。だが、ギルガザムネ
には恐るべき秘密が隠されていた…。

【シナリオデモ開始】
ギガノス軍前線基地

ミン「大佐、格納庫に運び込まれているあの馬鹿デカいメタルアーマー…ありゃ一体何だい?」
グン・ジェム「おう…お前らも見たか。あれがわしの切り札、ギルガザムネよ」
ジン「噂に聞いたことがある…アジア地区で極秘扱いの試作機のテストが行われていると…」
グン・ジェム「お前の予想通りよ、あのギルガザムネはテスト中の最新鋭機というわけだ」「わしが研究所の連中に無理言って、持ってこさせたのよ」
ガナン「すげえぜ、大佐! あいつがあればドラグナーなんぞ目じゃねえぜ」
グン・ジェム「わしの使う機体だからな。特別にあのボディに見合う実剣も付けてもらったわ」
ゴル「お、おでも乗ってみてえな、アレ!」
グン・ジェム「やめとけ、ゴル。お前じゃあいつを使いこなすのは無理ってもんよ」
ジン「………」
ミン「どうした、ジン? 難しい顔してさ…」
ジン「大佐…あれに積んであるシステムの話は知っているのかい…?」
グン・ジェム「バイオフィードバックシステムのことか? もちろんよ」
ゴル「バイ…バイ…何だ、そで?」
ジン「バイオフィードバックシステム…俺も噂でしか知らねえが…」「パイロットの脳波を機体制御の補助に使うシステムらしい」
グン・ジェム「そうよ。そいつのおかげで反応速度と追従性はぐんと跳ね上がるって話だ」
ミン「だけどさ、大佐…それってまだテスト中なんだろ…。大丈夫なのかい?」
グン・ジェム「ミン…お前まで研究所の青ビョウタンみてえなことを言うなよ」 「確かにそのシステムは実践中で、実戦テストもロクにしてないシロモノだ」「だがよ…ドラグナーとマグネイト・テンをぶっ潰すには圧倒的なパワーが必要なんだよ…!」「おめえらも聞いてるだろ、月の本国の状況をよ?」
ガナン「ああ…連邦の野郎共が月に向けて大反撃作戦を展開中らしいな」
グン・ジェム「正直言や、本国のことはどうでもいいが、わしはわしの戦で負けるわけにはいかねえ…!」「ドラグナーの小僧共とマグネイト・テンの連中には何度も煮え湯を飲まされてきたんだ…」「負けっぱなしってのはわしのプライドが許さねえんだよ!!」
ミン「でも…」
ガナン「やめとけ、ミン。大佐は一度決めたら、テコでも動かねえのはお前も知っての通りだ」
ゴル「た、大佐ならやれる…どんな機体でも動かしてみせるって!」
ミン「…あたいだって大佐の腕と度胸は知っているさ…」「だがね、今回ばかりはどうにも気が進まないんだよ……」
ジン「どうしちまったんだい? いつものあんたらしくねえぜ」
ミン「だって、何かとっても不安になっちまってさ…」
ジン「女のカンってやつだね」
ミン「あたいのカンは外れたことがないんだよ!!」
グン・ジェム「ありがとよ、ミン。だが、わしには敗北はねえ…! わしは奴らを必ず叩き潰す!!」
ミン「………」
グン・ジェム「だが、ギルガザムネの調整にはちょいと時間がかかる。そこでだ…」
ガナン「わかってるって、大佐。俺とゴルでマグネイト・テンを足止めしておくさ」
グン・ジェム「頼むぞ、ガナン、ゴル。だが、張り切りすぎて連中を潰しちまうなよ」「奴らはわしの獲物だからな」
ガナン「そいつは約束出来ねえな。何しろ連中には俺もゴルも借りがあるんでね」
ゴル「お、おでも奴らをぶっ壊したい!」
グン・ジェム「ぐはっはっは! 頼もしい奴らよ」
ミン(頼むよ、ガナン、ゴル…。大佐があれを使う前に出来れば片をつけちまっておくれ…)(でないと…何だかいやな予感がするんだよ…)

GEAR本部

リンダ「…次はこちらのデータを比較…」
ケーン「何してんだ、リンダちゃん?」
リンダ「あ…ケーン…。あなたとグン・ジェムの戦力比較よ」
ケーン「へえ…で、結果は?」
リンダ「…やはり1対1ではグン・ジェムには勝てないわ…。どういう状況下でも…」
ケーン「そうか…やっぱり、あれは正夢だったんだな…」
リンダ「え…?」
ケーン(言えねえよな…。このところグン・ジェムにやられる悪夢のおかげで寝不足なんてよ…)「な、何でもないって! …さあ、それでは今日もはりきって修行に行って参ります!」
リンダ「無理をしないでね、ケーン…。最近、あまり寝られてないんでしょ…」
ケーン「え…どうしてそれを…」
リンダ「見ていれば、わかるわよ…それ位のことは…」
ケーン「大丈夫だって! 月のムーンレイカー作戦も大詰めでギガノスの連中は尻に火が点いてんだ」「地球にいる連中も今頃は大慌てだろうぜ」
リンダ「ええ…だから…グン・ジェムも決戦を挑んでくるかも知れないわ…」
ケーン「心配無用! このケーン・ワカバ様はいつだって何とかしてきたんだぜ!」「今度も何とかするさ…必ずな」
リンダ「ケーン…」
ケーン(だからよ、そんな顔をすることなんてねえぜ…!)

ケーン「なろっ! このやろっ!!」
〔剣の交わる音〕
ジョルジュ「それでは駄目です。コンビネーションとがむしゃらな攻撃は似て非なるものですよ」「そして、焦りは隙を生み、結果はこうなります…!」
〔剣の交わる音〕
ケーン「おわっ!!」
ジョルジュ「チェック…。これが実戦なら確実にあなたは死んでいましたよ」
サイ・サイシー「これで修行の開始から数えて138回目の死亡確認だね」「これじゃ見切りを身に付ける頃には、爺さんになって本当に死んじゃうんじゃないの?」
ケーン「うるせえ! 150回までには、その見切りってのを体得してやるぜ!!」
ジョルジュ「その意気です。さあ、剣を拾いなさい。もう一度行きますよ」
ケーン「おう! 行くぜーっ!!」
〔剣の交わる音〕
アスカ「飽きずもせずによくやるわね…。これでかれこれ3日目よ」
シンジ「うん…」
アスカ「あんたも鍛えてもらったら?」
シンジ「い、いや、僕は…」
恵「でも、本当にあんなので『見切り』ってのが身に付くの?」
綾人「さあ…わかんないよ、そんなの…」
ドモン「剣の奥義は、これ見切りなり…」「見切りとは相手の切っ先を紙一重でかわすこと…。攻防、これ紙の裏表のごとし…」
美久「確かに実戦における技術ですね。相手の攻撃が見える、見えないで戦いの運び方は全然変わりますから」
綾人「ケーンはジョルジュさんとの特訓でその見切りを身に付けようとしてるのか…」
恵「ふ~ん…あと2、3日ぐらいで何とかなるものなの?」
ドモン「無理だな」
恵「え?」
アスカ「ま、そうでしょうね。ゲームとかじゃないんだから、そう簡単に体得できるはずないもの」
シンジ「じゃあ、ケーンさんはどうして見切りを…?」
ドモン「見切りとは相手の剣の紙一重のところに自分の身をさらすこと…。わずかな恐怖心があっても叶わぬ…」「それには己の剣技に絶対の自信がなくてはならない…」「確かにケーンはD-1で修羅場をくぐりぬけてはきた…」「しかし、絶対の自信に至るにはその道は果てし無く遠い…。わずか数日の修行で望むべくもない…」
アスカ「だったら、早く本人に教えてあげなさいよ。そんなことをしても無駄だってね」
恵「アスカ…キツイよ、それ…」
マサト「まるっきり無駄ってことはないと思うけど…。少なくとも練習しないよりした方がいいと思うし…」
アスカ「あんたねえ…考えてみなさいよ。あいつはグン・ジェムに対抗意識を持っているかも知れないけど…」「だからって、あいつの得意のチャンバラに付き合うことはないのよ!」
綾人「そういえばそうだな…。距離をとって射撃戦に持ち込めば勝機もあると思うけど」
シンジ「まさか、ケーンさん…気づいてないのかな…」
ドモン「そんな戦い方ではあの男、グン・ジェムに勝つことは出来ん…」「そして、ケーン自身もそのような決着は望んでないだろう」
シンジ「え…」
ドモン「奴が身に付けるべくは剣術だけではない。戦うために必要な心だ」
レイン「それって、あなたがシュバルツに教えられた明鏡止水の心のこと?」
ドモン「明鏡止水か…。それとは少し違うな」「ケーンは武道家ではない…。今、奴に必要なのは生き残るために必死になること…」「甘えを捨て、恐怖を乗り越え、己の力を生命力を極限まで研ぎ澄ますことだ」「それが出来た時、奴はグン・ジェムにおびえる自分を乗り越えることが出来るだろう」
美久「そのために剣術の修行を?」
ドモン「うむ…。ジョルジュとサイ・サイシーなら、必ず奴の心を目覚めさせてくれるに違いない」
アスカ「ところで、こういうのが好きそうな連中はどうしたのよ? 姿が見えないけど」
綾人「本当だ…。甲児とか洸とかアレンビーがいないや…」
レイン「彼らならケーンに刺激されて自分自身の修行や特訓をしているわ」
マサト「じゃあ、ここにいる僕達って…」
アスカ「あ、あたしは今さら特訓なんて必要ないわよ!!」
ジョルジュ「はあっ…!」
〔剣の交わる音〕
ケーン「く、くそっ!!」
タップ「これで何回目の死亡だ?」
ライト「144回目…。宣言した150回まで、あと6回だ」
ケーン「もう1回だ! 出来るまで何度でもやるぜ!!」
ジョルジュ「そのもう1回という発想は捨てるべきでしょうね」
ケーン「え…?」
サイ・サイシー「ケーン、本当の戦いじゃ1回死んだ時点で終わりなんだぜ?」
ジョルジュ「私達は真剣を用いていますがあなたは心のどこかで、私が生命まではとらないと思っているのでしょう」「だから、失敗しても次があるという考えが生まれるのです」
ケーン「………」
ジョルジュ「未熟なあなたでは生きるか死ぬかのギリギリまで自分を追い込まねばなりません…」
サイ・サイシー「確かに頑張ってるのは認めるけどさ…やっぱ無理だよ、見切りを短期間で修得するなんてさ…」
ケーン「でもよ…やらなきゃよ…。そうでないと俺は…あのグン・ジェムの野郎に…」
タップ「ケーン…」
〔レーダー反応〕
アレンビー「みんな、敵が接近中よ! 相手はグン・ジェム隊だって!!」
ケーン「チッ、来やがったか!」
アレンビー「かなりの数らしいよ! 今回は向こうも本気みたい!」
ケーン「くそ…グン・ジェムの奴、ここで決着をつける気か…! 行くぜ、タップ、ライト!!」
ジョルジュ「お待ちなさい、ケーン。あなたは行ってはなりません」
ケーン「何言ってやがる! グン・ジェムが来るんだぜ! 奴は絶対に俺を狙ってくるんだ!」
ジョルジュ「死にに行くのですか?」
ケーン「!」
ジョルジュ「どうせ死ぬのならその生命…私との修行に懸けてみてはどうです?」
ケーン「し、しかしよ…」
タップ「心配するな、ケーン。お前が見切りを身に付けるまでは俺達で何とかするからよ」
ライト「ただし、チャンスは1回きりだ。次があるなんて考えてるなよ」
ケーン「お前ら…」
サイ・サイシー「んじゃ、後は頼むぜ、ジョルジュのアニキ」
ジョルジュ「お任せと。と言っても、次はケーンの生命は保証しかねますがね…」
ケーン「………」
ライト「急げよ、ケーン!」
タップ「俺達、待ってるからな!」
〔走る足音〕
ケーン「タップ、ライト…みんな…」
ジョルジュ「彼らを信じましょう…。それにあなたは絶対に負けられない理由があるはずでしょう?」
ケーン「え…」
ジョルジュ「待っている戦友…守るべき世界…」「そして、自分を信じてくれる可憐な一輪の花のため…私達は勝たなくてなりません…」
ケーン(リンダ…)
ジョルジュ「それが私の騎士道です。あなたもサムライの子孫なら、武士道をみせてください」
ケーン「へ…やっとわかったぜ…。あんたが師匠役を任された訳がよ…」
ジョルジュ「辞世の句はいりませんね? では、行きます…!」
ケーン「ああ! こいつで決めるぜ!!」
〔剣の交わる音〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
暴悪鎧武者


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
恵「敵メタルアーマー、河口湖上に侵入!」
リンダ「敵は22機です!!」
遙「第一波にしては、今まで以上に多いわね…!」
ベン「もしや、あの連中…ここで決着をつける気なのでは!?」
ブライト「総員、迎撃準備!」
〔敵ユニット出現〕
ガナン「フフフ、長げえようで短い付き合いだったが…」「おめえらの顔を見るのも今日で最後だぜ、マグネイト・テン!」
ゴル「ぜ、ぜぜ、絶対にブッ殺すぅぅ!!」
ガナン「ゴル、俺達の役目は大佐が来るまでの時間稼ぎだ。おめえはうかつに前へ出るんじゃねえぞ」
ゴル「う、うう…む、むぅぅ…!!」
タップ「まったく…あいつらの執念深さにゃ感心するぜ」
ライト「ああ、月の本国じゃ大騒ぎだってのにな」
デューク「だが、それ故に彼らは不退転の決意を固めているかも知れん。油断は禁物だぞ」
チボデー「愛国心とかにはあんまり縁のなさそうな連中だが…一理あるか」
鉄也「それより、グン・ジェムの機体が見当たらんぞ」
綾人「ほ、本当だ…」
さやか「性懲りもなく、また奇襲を仕掛けてこようって魂胆じゃないかしら?」
綾人「だったら、ジョルジュさんの読みが当ったってことか」
タップ「…ケーンの奴、何とか間に合えばいいんだが」
ライト「ああ、お得意のぶっつけ本番も、今回ばかりは難しそうだからな…」
ドモン「心配はいらん。ジョルジュなら、奴を上手く導けるはずだ」
アルゴ「うむ。それに、ケーンには素質もある。後は時間の問題だ」
タップ「なら、ここは運天ってことで、あいつらの相手をするか!」
ライト「ああ!」
ガナン「…来るか、マグネイト・テン!」
ゴル「ガ、ガ、ガナン! デ、デデ、D-1がいねえぞ!」
ガナン「フェヘヘヘ、どうやら大佐の青龍刀に脅えて隠れちまったみてえだな」「ま、奴がいようがいまいが構いやしねえ! 野郎共、やっちまえ!」
<戦闘開始>

<ゴルが行動>

ガナン「動くな、ゴル! 大佐の命令を忘れたのか!?」
ゴル「お、おでがD-1をあの艦がら引きずり出じでやるぅぅ!!」「それで大佐に誉めてもらうど!!」
ガナン「チッ、馬鹿が…!」

<ブライトvsゴル>
ゴル「で、出て来い、D-1!! おでと勝負じろぉぉぉ!!」
サエグサ「敵機が本艦へ突撃してきます!」
ブライト「何っ!?」
リンダ「あ、ああっ!!」
ブライト「弾幕を張りつつ、回避急げっ!!」

<タップvsゴル>
ゴル「おめえに用はねえぇ!! D-1を、ドラグナーを出せぇぇ!!」
タップ「何言ってやがる、俺の機体だってドラグナーだぜ!!」

<タップvsガナン>
ガナン「月並みな台詞だがよ、今日こそ死んでもらうぜ、ドラグナー!!」
タップ「じゃあ、こっちも月並みな台詞! 『返り討ちにしてやるぜ』!!」

<ライトvsゴル>
ゴル「どけ、どけぇぇぇ!! ドラ焼きなんぞに用はねえんだ!!」
ライト「ド、ドラ焼き!? 随分なこと言ってくれるじゃないの!」

<ライトvsガナン>
ガナン「ヒャヒャヒャ! そのデケェ面も見飽きた! あの世へ逝っちまいな!!」
ライト「悪いが、行くのはせいぜい月止まりにさせてもらうぜ!!」

<ゴル撃破>
ゴル「お…おら、おらやる…! 今度奴らにあったら、か、必ず…ぐ…ぶっとばす…
〔敵ユニット撃破〕
※※まだガナン健在の場合、セリフ追加※※
ガナン「ゴ、ゴル!! ば、馬鹿な奴だぜ…。大佐が来るまで待てねえとはよ…」「だが、てめえの仇は討ってやるぜ…!」


<ガナン撃破>
ガナン「たっ、助けてくれぇぇっ!! んがぁっ!!
〔敵ユニット撃破〕
※※まだゴル健在の場合、セリフ追加※※
ゴル「ガ、ガナン!!」「う、ううう…! よぐも!! マグネイト・テンめ、よぐも!! ガナン、おでが仇を討っでやるど!!」


<敵全滅・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
タップ「な、何だ、あいつは!?」
アクア「メタルアーマー!? そ、それにしてはサイズが…!」
ヒューゴ「ああ…! あれじゃ、特機だ!」
隼人「それにあの姿…まるで鎧武者だぜ」
ジン「大佐! ゴルとガナンの奴がいねえぜ!」
ミン「ま、まさか…やられちまったのかい!?」
グン・ジェム「馬鹿言うんじゃねえ! あいつらが…ワシの可愛いあいつらがそう簡単に死ぬはずがねえ!!」
ミン「でも、脱出したのしても、応答がないんだよ!!」
ジン「間違いねえ…! あの二人は…!!」
グン・ジェム「ゆ、許さねえ…!! 許さねえぞ、マグネイト・テン!!」「よくも! よくも、ゴルとガナンを!! 許さねぇぇぇぇっ!!!」
〔グン・ジェム、気力上昇〕
〔グン・ジェム、精神コマンド「必中」「ひらめき」「鉄壁」使用〕

アルゴ「むうっ! あの気迫は!?」
チボデー「ハッ、脳天にきやがったみたいだな!」
グン・ジェム「あの二人の弔い合戦だ!! 野郎共、奴らを骨も残さずブッ潰せ!!」
ミン「わかったよ、大佐!!」
ジン「楽に死ねると思うんじゃぇぞ! マグネイト・テン!!」

<敵増援1出現の次PP・味方援軍1出現>
グン・ジェム「ええい! 雑魚をいちいち相手にしてても仕方がねえ!! 一気に頭をブッ潰してやる!!」
〔グン・ジェム、ブライトへ接近〕
ドモン「! 奴の身のこなしは!?」
ライト「でけえ図体のくせに何てスピードだ!」
アレンビー「モビルファイターだとでも言うの!?」
マリア「待って! あいつ、ネェル・アーガマを狙う気よ!」
ライト「何っ!?」
グン・ジェム「グハハ! 沈めぇぇっ!!」
ブライト「急速回頭! 面舵!!」
トーレス「駄目です! 間に合いません!!」
ブライト「くっ! 総員、衝撃に備えろ!!」
〔グン・ジェム、ブライトへ攻撃〕
[イベント戦闘「ブライトvsグン・ジェム」]
ローズ「きゃあああっ!!」
ベン「大丈夫ですか、パテントン少尉!?」
ブライト「損傷状況、知らせ!」
恵「さ、左舷第5ブロック、大破!」
リンダ「同じく左舷カタパルト、使用不能!!」
サエグサ、メインエンジン、出力低下!!」
グン・ジェム「ようし、次でトドメだ! 念仏でも唱えろぃ!!」
リンダ「ああっ! ケーン!!」
〔味方ユニット出現〕
グン・ジェム「ぬうっ! 来たか!!
ライト「遅かったじゃないの!
タップ「必勝法は手に入れてきたか!?
ケーン「まっかせなさぁーい!!
グン・ジェム「貴様らに倒された部下の恨み! 今日こそ晴らさせてもらうぞっ!!
〔グン・ジェム、ケーンへ攻撃〕
[イベント戦闘「ケーンvsグン・ジェム」]
グン・ジェム「き、貴様っ!!」
ケーン「どうだ! てめえの青龍刀、見切ったぞ!!」
グン・ジェム「見切っただと!? ただのまぐれだろうが!!」
リンダ「ケーン…!!」
ケーン「見ていてくれたかい、リンダちゃん! もうあいつなんか怖くねえ! 俺が必ず君を守ってみせるぜ!!」
リンダ「ありがとう、ケーン…!」
タップ「ヒュ~ッ!ケーンの奴、マジでやりやがったぞ!!」
ドモン「ああ、見事だ!」
ケーン「ヘヘッ、何せ先生が優秀だからね!」
グン・ジェム「小僧、いつの間にあんな技を!? ま、まさか!?」
ジョルジュ「ウィ、ムッシュ」「このジャック・イン・ダイヤ…ジョルジュ・ド・サンドが彼に手ほどき致しました」
グン・ジェム「シャッフル同盟…! 貴様らが…!!」
ケーン「だから、まぐれじゃねえんだよ! グン・ジェム野郎!!」
グン・ジェム「クソ生意気な! まずは貴様から始末してやる!!」
ケーン「かかってきやがれ! その刀、ヘシ折ってやらあ!!」

≪グン・ジェムHP50%以上≫
<ケーンvsグン・ジェム>

ケーン「行くぞ、グン・ジェム! そのバカでかいメタルアーマーをお前の棺桶にしてやるぜ!!」
グン・ジェム「負けられねえ…負けられねえんだ! 可愛いあいつらのカタキを取るまで負けられねえんだよ!」

<ミン撃破>
ミン「くううっ!! ゴルやガナン達の仇も討てずに!!」「だ、脱出を!!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだジン健在の場合、セリフ追加※※
ジン「ミ、ミン!!」

グン・ジェム「お、おのれぇぇ!! うおおおおっ!!!」
〔グン・ジェム、精神コマンド「必中」「ひらめき」「鉄壁」「熱血」使用〕
グン・ジェム「許さんぞ、貴様ら! ズタズタに切り裂いてやる!!」

<ジン撃破>
ジン「じょ、冗談じゃァねぇぇ!! この俺がぁぁ!! この俺がぁぁぁぁぁっ!?」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだミン健在の場合、セリフ追加※※
ミン「ジ、ジン!!」

グン・ジェム「おおおお、ジン!! ジンよぉぉぉおっ!!!」「ぬおおおおおっ!!」
〔グン・ジェム、精神コマンド「必中」「ひらめき」「鉄壁」「熱血」使用〕
グン・ジェム「もう絶対に許せねえ!! 必ず殺す!!」

<グン・ジェムHP50%以下>
グン・ジェム「ま、まだだ! この程度でワシの怒りの炎を消せると思うなぁぁっ!!」
〔グン・ジェム、システム起動〕
〔グン・ジェム、精神コマンド「必中」「ひらめき」「鉄壁」「熱血」使用〕

マサト「あ、あいつ…何なんだ!?」
グン・ジェム「まだまだこれからよ! グハハハハハ!!」
〔システムの暴走音〕
グン・ジェム「う!! ぐああっ!!」
ケーン「どうしたんだ、あいつ!?」
グン・ジェム「うあああぁぁ!! 死ね! 死ねぇぇぇぇっ!! 野郎ぉぉぉぉぉっ!!
〔グン・ジェム、マップ内を迷走〕
※※既にミン&ジン撃破の場合のセリフ※※
グン・ジェム「うわあああーっ!! そこかぁぁっ! 死ねぇぇぇぇっ!」「ぬがああぁぁ!! むうううう!!
洸「いったい、奴に何があったんだ!?」
※※まだミン&ジン健在の場合のセリフ※※
ジン「大佐の様子が変だぜ!
ミン「大佐…! ジン、大佐を止めるんだ!!
ジン「わかった!
〔ジン、グン・ジェムへ隣接〕
ジン「大佐! どうしちまったんだい!?
グン・ジェム「うわあああーっ!! そこかぁぁっ! 死ねぇぇぇぇっ!
ジン「大佐ぁ!?
〔ジンに爆発〕
ジン「ひ、ひでぇ…これはないぜ…大佐…!!
〔敵ユニット撃破〕
ミン「な!! 何てことすんだよ、大佐ぁぁぁぁ!!
グン・ジェム「ぬがああぁぁ!! むうううう!!
デューク「味方を斬った…!?」
ボス「な、仲間割れかよ!?」
ジュン「それにしては様子がおかしすぎるわ!」
※※まだミン健在の場合のセリフ※※
ミン「大佐! どうしちまったんだい!?」
〔ミン、グン・ジェムへ隣接〕
グン・ジェム「うわあああーっ!! そこかぁぁっ! 死ねぇぇぇぇっ!」
〔ミンに爆発〕
ミン「!? そ、そんな…!! 大佐、何であたいを!?」
グン・ジェム「死ね! 死ねぇ! 死ねぇぇぇっ!!」
ミン「くっ! 脱出を!!」
〔敵ユニット撃破〕
グン・ジェム「ぬがああぁぁ!! むうううう!!」
洸「味方を斬った…!?」
ボス「な、仲間割れかよ!?」
ジュン「それにしては様子がおかしすぎるわ!」
※※まだジン健在の場合のセリフ※※
〔ジン、グン・ジェムへ隣接〕
ジン「大佐! どうしちまったんだい!?
グン・ジェム「うわあああーっ!! そこかぁぁっ! 死ねぇぇぇぇっ!
ジン「大佐ぁ!?
〔ジンに爆発〕
ジン「ひ、ひでぇ…これはないぜ…大佐…!!
〔敵ユニット撃破〕
グン・ジェム「ぬがああぁぁ!! むうううう!!
洸「味方を斬った…!?」
ボス「な、仲間割れかよ!?」
ジュン「それにしては様子がおかしすぎるわ!」

マサト「美久、何かわからないのか!?」
美久「おそらく、機体の制御システムがパイロットの精神を圧迫しているのよ!」
アレンビー「そ、それって…バーサーカーシステムに似てる…!」
ドモン「何だと!?」
レイン「もしかしたら、あのメタルアーマーには思考コントロールシステムが…」「装備されているのかも知れないわ…!」
ライト「なるほど、道理で身のこなしがいいわけだ」
アクア「でも、あの手のシステムは機体にも人体にも負担をかける…。放っておいても自滅するわ」
ケーン「いや、グン・ジェムの執念深さを侮るわけにゃあいかねえ!」「ここできっちりケリをつけなきゃ、奴はどこまでも追ってきやがるぜ!!」
アレンビー「そうよ! あんなシステムは存在していちゃいけない!」
グン・ジェム「ぐあああ!! どこだ!? どこだ、小僧ぉぉぉぉっ!!」「殺してやる! ブッ殺してやるぞぉぉ!!」
ケーン「グン・ジェム! てめえは俺が止めてやるっ!!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<ドモンvsグン・ジェム>

ドモン「哀れなり、グン・ジェム…せめてもの情け…。お前の妄執は、この俺の拳が砕いてやる!!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<アレンビーvsグン・ジェム>

アレンビー「あたしにはわかるよ…。あんたの苦しみ…痛みが…だから、あたしが片をつける! こんな機械を二度と生み出させないためにも!!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<甲児vsグン・ジェム>

甲児「ちっきしょう! ナントカに刃物とはよく言ったもんだぜ! こうなったら力尽くで押さえ込むしかねえ!!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<鉄也vsグン・ジェム>

鉄也「くそ…あのグン・ジェムの闘争本能が暴走しているんだ…! こいつはやっかいだぜ!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<デュークvsグン・ジェム>

デューク「力を求めた結果がこの男の心を破壊した…せめて苦しまぬように一撃で決める…!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<竜馬or隼人or弁慶vsグン・ジェム>

竜馬「みんな、気をつけろ! 危険なのは、このメタルアーマーではなく乗っている奴自身だ!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<洸vsグン・ジェム>

洸「このままではこいつが自滅する前にこちらがやられてしまう…! 中途半端な同情心を持てば負けるのはこちらだ…!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<ケーンvsグン・ジェム>

グン・ジェム「死ねぇ! 死ねぇ! ドラグナー!! 貴様は死ねぇ!!」
ケーン「くそ…そっちがその気ならここで勝負をつけてやるぜ!!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<タップvsグン・ジェム>

グン・ジェム「ドラグナー! 貴様らだけは…貴様らだけはワシの手で!!」
タップ「こ、こいつの気迫…まるで鬼か悪魔だぜ!!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<ライトvsグン・ジェム>

グン・ジェム「どこだ、ドラグナー!! ワシが…ワシがぶった切ってやる!!」
ライト「く…生半可な攻撃じゃこいつを止めることは出来ないぜ!」

≪グン・ジェムHP50%以下≫
<マサトvsグン・ジェム>

マサト「……」
美久「どうしたの、マサト君!?」
マサト「僕もこうだった…。こうやって、自分の心が自分で制御できなくなっていった…」
美久「マサト君…」
マサト「だから…だから、僕はこの人を解放してあげたい…! たとえ、それがこの人を倒すことだとしても!」

<グン・ジェム撃破・勝利条件達成>
グン・ジェム「な、何故だぁ!? 何故、ワシがあんなガキ共にぃぃっ!!」「ワシャ死なん!! 貴様らをブッ殺すまで、ワシャ死なんぞぉぉぉ!! うやああぁああ!!」
〔敵ユニット撃破〕
ケーン「た、倒した…倒したぞ…!」
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
ギガノス兵「た、大佐がやられた!! 退け、退けぇぇぇっ!!」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ローズ「敵機の反応、消えました!」
ブライト「よし…各機を回収しろ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ライト「これであのグン・ジェム隊も一巻の終わり、か…」
タップ「それにしてもギガノスの奴ら、とんでもねえメタルアーマーを作りやがって…」
さやか「あんなのが量産されでもしたら、大変ね」
ジュン「百鬼帝国やベガ星連合軍ならともかく…それはないんじゃない?」
アスカ「わかんないわよ。ギガノスって、割とああいうノリの連中が多そうだもの」「ガーッと作って、バーッと襲ってくるかも知れないわ」
さやか「あ、あり得るかも…」
リンダ「でも、ケーン…あなたのおかげで助かったわ」
ケーン「いや、礼はジョルジュ先生に言ってくれよ」「先生の教え方が上手かったから、見切りを体得できたんだしよ」
ジョルジュ「いえ、あなたには素質があったのですよ…サムライの素質がね」「それにプランセッスの存在も大きかったようですね」
ケーン「プランセッス? 何だ、そりゃ?」
アスカ「なるほど…」
ライト「そういうことか。ま、ケーンらしい理由だな」
ケーン「おい、2人で何納得してんだよ!?」
ローズ(ねえねえ、プランセッスって何?)
アスカ(フランス語でお姫様のことよ)
ローズ(あ、な~る…リンダのことね)
リンダ「?」
ケーン「コラ、そこ! 小声で何話してんだ!? 余計に気になるじゃねえか!」
アスカ「言うと変に調子に乗るから…」
ローズ「ええ、黙っときましょ」
【シナリオエンドデモ終了】


● 早乙女研究所 → No42「赤き龍の輝き」 へ戻る

● ムトロポリス → No44「奈落の底への招待状」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦MX PORTABLE」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。