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シーン6 果てなき闘争
No.46
騎士、炎の空より

<ラスト 南西諸島>
衛星軌道上より落下してくるガルファの戦艦・アルデバラン。
その中にいる電童を救うため、ネェル・アーガマはナデシコ
Bとの合流ポイントへ向かう…。

【シナリオデモ1開始】
ボス「いや~…みんな、心配かけて悪かった、悪かった」
ライト「しかし、まあ…よくあんな化け物に食われて無事だったもんだ」
ジュン「ホントよ。一時はどうなることかと思ったわ」
さやか「甲児君と鉄也さんなんか、ボスのことでケンカしちゃったのよ?」
ボス「あいつらもたまにはぶつかりあった方がいいわさ」
さやか「あっきれた! 原因はボスだってのに」
ボス「おれだって好きこのんであいつに食われたわけじゃねえよ!」
チボデー「おいおい、ケンカするな。結果オーライってことにしとこうぜ」
〔扉の開閉音〕
ケーン「みんな、大変だ!!」
さやか「どうしたの、ケーン?」
ケーン「とにかく、大変なんだよ! またすぐに出撃するみたいだぜ!!」
ボス「な、何!?」

マサト「ナデシコがガルファの戦艦と交戦中ですって!?」
ミサト「ええ…ちょうど私達がドラゴノザウルスと戦っている間にね」
マリア「じゃあ、すぐに助けに行かなきゃ!!」
ミサト「いえ、ナデシコ隊の奮戦のおかげで勝敗は決しつつあるわ。ただ…」「敵戦艦内に突入した電童がそのまま取り残されてしまったらしいの」
サイ・サイシー「な、何だって!?」
竜馬「今、ガルファの戦艦はどこに!?」
ミサト「まもなく大気圏内へ突入…ニライカナイの近くにある有曽名島付近へ落下すると予測されているわ」
ブライト「現在、ナデシコはそれを追って地球へ降下中だ…」「我々も彼らと合流するため、直ちに有曽名島へ向かう!」

螺旋城「墜ちるか、アルデバランが…電童と凰牙もろともに」
ギガアブゾルート「全て無に帰せば、それもまた…」
螺旋城「そうでなくてはならんぞ、グルメイ」

〔メテオの警報〕
メテオ「軌道上のガルファ戦艦…現在、地球に向け、降下中」
渋谷長官「状況はどうなっとるんだ!? 映像はまだ入らんのか!? ナデシコはどうした!?」
愛子「戦艦の予想落下地点、南西諸島の有曽名島付近です!」
メテオ「連邦軍沖縄基地より上空映像…最大望遠です」

圭介「ああっ…!!」
西園寺「「………」
井上博士「北斗君、銀河君、副司令…!」
渋谷長官「彼らと通信は取れんのか!?」
愛子「は、はい! ナデシコもガルファ戦艦を追って大気圏へ突入のため、通信不能です!」
渋谷長官「ぬうう…! 今の我々に出来るのは、彼らの無事を祈ることだけか…!!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「騎士、炎の空より」


【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現〕
トーレス「ブライト艦長、ガルファ戦艦の予測落下エリア内へ到達しました!」
ブライト「よし、各機はそのままスタンバっておけ! いつでも出られるようにな!」
〔レーダー反応〕
リンダ「艦長、ナデシコが降下してきます!」
〔味方戦艦出現〕
ルリ「…お待たせです。ブライト艦長、わざわざすみません」
ブライト「いや、構わん。それより、電童との通信は回復したのか?」
ルリ「それが…まだ敵艦の中にいるみたいで…」
ブライト「何だと…!?」
ミサト「じゃあ、ベガは!?」
ルリ「敵艦内から電童が救出しましたが…その後は消息不明です」
ミサト「そんな…!」
遙「ミサト…きっと大丈夫よ。あの子達は私達が思っている以上にしっかりしてる…」「だから、ベガ副司令と一緒に無事でいるわ」
ミサト「遙…」
ケーン「そうだぜ、ミサトさん。あいつらもボス達に負けず劣らずタフな連中だからな」
ドモン「ああ、銀河と北斗は必ず俺達の所へ帰ってくる…必ずな」
ヒカル「ここまで来てアンハッピーエンドなんて、漫画のネタにもならないもんね」
イズミ「あれはドテラ? あ、ハッピです…」
ライト「…あの二人は?」
リョーコ「俺の昔の仲間達で、元ナデシコAのクルーさ」
ヒカル「こんな時に何だけど、これからよろしくね~」
〔メテオの警報〕
ハーリー「上空よりガルファ戦艦が落下してきます!」
ルリ「ディストーション・フィールド、最大、消化班、及び救助班は待機」「総員、敵艦落下時の衝撃に備えて下さい」
ハーリー「了解!」
[イベントデモ「アルデバラン 地上へ落下」]
エリス「ああっ…!!」
吉良国「北斗君! 銀河君!!」
〔味方ユニット出現〕
吉良国「あ、あれは!!」
ハーリー「電童です!! 電童が脱出に成功ししました!!」
ドリル「よっしゃあ!!」
カミーユ「二人共、無事か!?」
銀河「ああ、見ての通り、ピンピンしてるぜ! カミーユさん!」
アムロ「北斗、副司令は…!?」
北斗「無事です! アムロさんと約束した通り、助けることが出来ました!」
アムロ「そうか…!」
リョーコ「ふ~っ、やれやれ…」
ヒカル「なかなかやるじゃん、あの子達」
サブロウタ「まったくだ。一時はどうなることかと思ったぜ」
ルリ「…救助班は直ちに出動。各員は第2種戦闘配置のまま、待機して下さい」「あ、それから…GEAR本部への報告をよろしく。皆さん、きっと心配しているでしょうから」
ハーリー「はい!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

愛子「ナデシコより入電! 電童は脱出に成功! 副司令も無事救出されたそうです!!」
井上博士「ほ、本当ですか!?」
愛子「はい!」
渋谷長官「北斗君、銀河君、ベガ君…そして、マグネイト・テン…よく頑張ってくれた」
圭介「お義父さん…」
西園寺「うむ…あの子達の想いが、力が織絵を救ったのだ」
圭介「…はい…!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
北斗「か、母さん…!」
ベガ「北斗…!!」
北斗「母さん…良かった…本当に…!!」
ベガ「ごめん…ごめんね、北斗…! 今まで本当のことを黙っていて…!」
北斗「ううん、母さんが…母さんが無事ならそれでいいんだ…」
銀河「………」
北斗「…あの人…アルテアさん…髪、母さんと同じ色だったんだね…」
ベガ「…ええ…」
北斗「目も…?」
ベガ「ええ…同じだったわ…。う、ううっ…」
北斗「……!」
ベガ「兄上…うう…う…」
北斗(…母さん…)
シンジ「…ベガさんが北斗君のお母さんだったなんて…」
マリア「あの人も…私や兄さんと同じで…故郷の星を追われ、地球へ逃げてきた…」
大介「ああ、僕達より10年以上も前に…」
レイナ「それに…ベガさんと凰牙のパイロットって、兄妹だったんでしょう?」
ロム「…そうだ」
レイナ「つらかったでしょうね、ベガさん…。生き別れのお兄さんと戦わなきゃならなかったなんて…」
マリア「うん…」
銀河「お、俺は…!」「俺はもう許さねえ…!」
北斗「銀河…」
銀河「前からずうっと許してねえけど、今度こそホントに! もう絶対に許さねえからな!!」「ガルファのバッカヤロォォォォ!!」
〔メテオの警報〕
銀河「!?」
ハーリー「上空にガルファ機獣群の反応! こちらへ降下してきます!!」
吉良国「くそ、追い打ちか!!」
〔敵ユニット出現〕
ギガグルメイ「フン、電童め…しぶとい奴よ」
銀河「あ、あいつ…! 螺旋城にいた偉そうな奴その2か!!」
北斗「母さんはナデシコへ行って! あいつの相手は僕達がする!」
ベガ「北斗…!」
北斗「大丈夫! だから、早く!」
ベガ「え、ええ!」
ブライト「各機、直ちに出撃! 敵機を迎撃しろ!」
〈出撃準備〉
ギガグルメイ「出てきたな…! だが、今まで通りに行くと思うなよ!」
[イベントデモ「エネルギーフィールド 展開」]
ルリ「!」
ヒューゴ「出力がイエローゾーンに入った!? 何だ、今のは!?」
エリス「あ、あれは…!!」
銀河「何をやったか知らねえが、さっさとファイナルアタックであいつをブッ飛ばしちまおうぜ!!」
北斗「わかった! ユニコーンドライブ! インストーーーール!!」
〔光線の放射音〕
銀河「よおし、いっけぇぇぇっ!!」
北斗「ま、待って! ユニコーンが出てこない!!」
銀河「馬鹿言え! データウェポンはあの時に全部取り戻したんだぞ!!」
北斗「そ、そうだけど…!」
銀河「なら、俺がやる! ファイルロード! レオサークル!!」
〔光線の放射音〕
銀河「レ、レオ!? お前もか!?」
ギガグルメイ「フフフフ…どうやら上手くいったようだな」
ヒューゴ「アクア! TEエンジンの出力がどんどん下がってるぞ!」
アクア「ダ、ダメ! 止められない!」
銀河「いったい、何が起きてんだ!?」
エリス「間違いない、これは電磁干渉波だわ!」
銀河「!?」
エリス「あの機獣から放射された電磁干渉波がデータウェポンの物質化を妨害しているのよ!」「このエリア内にいる限り、データウェポンは物質化に必要な変換信号をかく乱されて…」「武器となることも、実体化することも出来ないわ!」
北斗「そ、そんな…!!」
ハーリー「それどころか、他の機体のエネルギー変換にも影響が!」「このままじゃ、ナデシコ以外の機体がエネルギー切れで動けなくなってしまいます!」
ケーン「ど、どうにかならねえのかよ!?」
ハーリー「解決方法は一つ…! あの機獣を倒すしかありません!!」
ギガグルメイ「ふはははは! 貴様らのエネルギー切れが先か、身が砕けるのが先か!」「いずれにせよ、俺が作りだしたバトルフィールド内でお前達は全力を出すことなど出来ん!」
銀河「ち、ちっきしょう…! 電童のエネルギーがどんどん減ってく!」
クワトロ「時間が経てば、我々が不利になる一方か…!」
ルリ「けど、ここで退くわけにはいきません」
銀河「そうだ! こっちのエネルギーが切れる前に、あのガルファ野郎をブッ倒してやる!」
ギガグルメイ「さあ来い、人間共! ここをお前達の墓場にしてくれるわ!」
<戦闘開始>

<ギガグルメイHP80%以下or5PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔メテオの警報〕
ハーリー「か、艦長! こちらへ接近してくる物体群が!!」
ルリ「識別は?」
ハーリー「ギャンドラーです!」
ロム「何っ!?」
〔敵ユニット出現〕
ディオンドラ「アハハハ! いいザマだねえ、ロム・ストール!」
ロム「ディオンドラ!」
ドリル「ちっきしょう、こんな時に出てきやがって!」
ディオンドラ「だからさ! この機会、存分に利用させてもらうよ!」
アシュラ「ここで貴様らを倒せば、メテオキューブの捜索も楽になるというもの…!」「まとめてあの世へ送ってやるぞ! グハハハハ!!」
ギガグルメイ「ギャンドラーめ、余計な真似をしおって…!」
ディオンドラ「おやおや、昔のよしみであんたを手伝ってやろうってのに…礼の一つもないのかい?」
ギガグルメイ「貴様らにそんな義理などないわ。邪魔立てすると許さぬぞ」
ディオンドラ「フン、身体だけでなく頭も固い奴だね。まぁいい…こっちはこっちで勝手にやるさ」「いいかい、お前達! ここでロム達にトドメを刺すんだよ!!」
ザリオス「ガデッサー!!」
銀河「く、くっそぉぉぉ…! このままじゃ、ヤバいぜ!!」
北斗「あいつを…! あの機獣を何とかして倒さなきゃ!!」
ベガ「北斗…銀河君…! みんな…!!」
〔メテオの警報〕
ベガ「!?」
ハーリー「じょ、上空より降下してくる物体を感知しました!!」
エル「ま、まだ敵が来るっていうの!?」
ベガ「待って、あれは…!!」
[イベントデモ「騎士凰牙 地上へ降下② 砂漠へ」]
〔味方ユニット出現〕
ギガグルメイ「むうっ!?」
ベガ「まさか…!!」
銀河「あ、あいつは!?」(同時)
北斗「あ、あいつは!?」(同時)
アルテア「………」
ベガ「兄上!!」
〔アルテア、気力上昇〕
[デモムービー「バイザーオープン(凰牙)」]
〔アルテア、変形〕
ベガ「凰牙の仮面が…!!」
ロム「あれが騎士凰牙の真の姿か…!」
ギガグルメイ「うぬぅぅ…! アルテアめ、脱出しておったのか!!」
アルテア「………」
ディオンドラ「いい所に来たねえ、アルテア! これでロム達の死が確実になるってものさね!」
アルテア「…私はもうお前達が知るアルテアではない…」
ディオンドラ「何をお言いだい!?」
アルテア「我が身を縛りつけていた鎖はすでに解き放たれた…」「ベガと電童の子ら…そして、マグネイト・テンの手によってな!!」
ディオンドラ「!!」
アルテア「見るがいい! 騎士凰牙の真の力を!!」「バイパードライブ! インストォォォォォォル!!」
〔バイパードライブ、インストール〕
〔アルテア、変形〕

ギガグルメイ「ぬうっ!?」
アルテア「我が一撃を受けよ! グルメイ!!」
〔アルテア、ギガグルメイへ接近〕
〔アルテア、ギガグルメイへ攻撃〕

[イベント戦闘「アルテアvsギガグルメイ」]
ギガグルメイ「グ、グオァァァァ!!」
〔ギガグルメイにスパーク〕
[イベントデモ「エネルギーフィールド 消去」]
エリス「! 電磁干渉波が消えたわ!!」
アクア「出力が…上がっていく!」
アルテア「グルメイ、これでお前のフィールドは消失した…!」
ギガグルメイ「お、おのれ! おのれ、アルテアァァッ!!」
洸「お…凰牙は俺達を助けてくれたのか…?」
マリ「そ、そうみたい…」
綾人「でも…前とは何か感じが違ってるような…」
ドモン「もしや、奴は…!」
ルリ「…詳しいことは後で説明しますが、あの凰牙は私達の味方です」
ミサト「それ、本当なの!?」
ルリ「はい」
ミサト「あの凰牙が…味方になるなんて…!」
ドモン「………」
アルテア「ドモン・カッシュよ。信じられぬだろうが、今の私は…」
ドモン「いや、事情を聞かずとも俺にはわかる。お前が本当の自分を取り戻したということがな」
アルテア「……!」
北斗「ア、アルテア…さん……」
アルテア「行くぞ、電童! そして、マグネイト・テン! 一気に奴らを倒すのだ!!」
北斗「! は、はいっ!!」
ベガ「ギアが…! 二つのGEAR戦士が共に…!!」
ギガグルメイ「ぬ、ぬうう…!!」
ディオンドラ「フン、あいつのフィールドを破ったところで、お前達が不利なことに違いはないんだよ!」
ドリル「何言ってやがる! 本当の勝負はこれからだぜ!!」
ロム「その通りだ! 容赦はせんぞ、ディオンドラ!」
ブライト「全機、攻撃を再開しろ!」

≪味方援軍1出現後≫
<ドモンvsアシュラ>

アシュラ「馬鹿め! このシュラ様に向かって来た事を地獄で後悔するがいい!」
ドモン「ふ…念仏は唱え終わったようだな!」

<一矢vsディオンドラ>
一矢「頼みの綱の凰牙は俺達と共にある! お前の負けはもう見えたぜ!」
ディオンドラ「フン…こっちはガルファの親衛隊長なんざ最初から相手にしてないんだよ!」「ギャンドラーの力を甘く見たことを後悔させてやるよ!」

≪味方援軍1出現後≫
<一矢vsアシュラ>

アシュラ「中々の使い手のようだが所詮は井の中の蛙!」「全宇宙を股にかけるギャンドラーの最強コマンダーであるこの俺に勝てるか!」
一矢「ならば、試してみるがいい! 背負う者がある俺の拳と悪党のお前、どちらが勝つか!!」

≪味方援軍1出現後≫
<一矢vsギガグルメイ>

一矢「お前の切り札は失われた! 観念するんだな!」
ギガグルメイ「人間風情がなめた口を! このグルメイのパワーを甘く見るなよ!」
一矢「来い! 正面から来るなら俺の空手でねじ伏せるだけだ!!」

<ロムvsディオンドラ>
ロム「ディオンドラ! 既に勝敗は決した! ガルファと共に地球から去るがいい!」
ディオンドラ「ガルファの事は知らないがまだこっちにはやることがあるんでね」「そういう訳で退場を願うのはお前の方だよ!」

<ロムvsアシュラ>
アシュラ「ロム・ストール! ガデス様はお前の死のお望みだ!」
ロム「何だと!? 天空魔城にはガデスもいるのか!?」
アシュラ「ここで死ぬお前が知る必要もないことだ!」

≪味方援軍1出現後≫
<ロムvsギガグルメイ>

ロム「アルテアを縛る鎖は解かれた! ギアを失ったガルファに勝利はない!」
ギガグルメイ「黙れ、黙れい! ここでお前達共々、奴らを倒せば全て方はつく!」
ロム「ならば、その身で知るがいい! 真実を取り戻した男の力…そして俺の怒りの技を!!」

<銀河or北斗vsディオンドラ>
ディオンドラ「こういうガキ共を野放しにしておくとロムみたいになるんだろうね!」
北斗「野放しに出来ないのはそっちの方だよ!」
銀河「そうだ! おめえらを放っておけるかよ!!」

<銀河or北斗vsアシュラ>
アシュラ「小僧共、コマンダーランキングNo.1の実力を見せてやる!」
北斗「悪い奴の中のトップなんて威張れることじゃないよ!」
銀河「1位どころか、最下位にしてやらあ!!」

≪味方援軍1出現後≫
<銀河or北斗vsギガグルメイ>

ギガグルメイ「こうなれば凰牙もろとも葬ってくれるわ!」
銀河「そうはいくかっての!」
北斗「せっかく母さんを助け出したんだ! このままやられてなるものか!!」

<アルテアvsディオンドラ>
ディオンドラ「どういう事情か知らないが、こちらの敵に回るなら潰してやるよ!」
アルテア「黙れ、ギャンドラー! ガルファに手を貸す以上、お前達も私が討つ!」
ディオンドラ「受けて立つよ! 前からお前のことは気に食わなかったからね!」

<アルテアvsアシュラ>
アシュラ「貴様も馬鹿な男よ! ガルファと我らギャンドラーに逆らうとはな!」「その力があればガルファ親衛隊長として思うままに生きられたものを!」
アルテア「過去を奪われ、操り人形としての生き方など無用! 私は自分の意志で生き、お前達を討つ!」

<アルテアvsギガグルメイ>
ギガグルメイ「おのれ、アルテア! 記憶を取り戻したか!」
アルテア「偽りの仮面はベガと電童の子らによって砕かれた!」「今ここにいるのはガルファに故郷を滅ぼされた男だ! 覚悟するがいい!」

<ディオンドラ撃破>
ディオンドラ「ガデス様に尽くし続けたのになぜ、助けにきてくれぬ!」

<アシュラ撃破>
アシュラ「コマンダーランキングナンバー1の、この俺がぁぁっ!!」

<ギガグルメイ撃破・勝利条件達成>
ギガグルメイ「ば、馬鹿な! この俺が人間ごときに!! 人間ごときにィィィィッ!!」「お、お館様!! グオアァァァァァッ!!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

リンダ「敵機の反応、全て消えました!」
ブライト「よし、各機を収容しろ」
アルテア「…フッ…これで…私は…」
〔アルテア、気力低下〕
銀河「お、おい、北斗! 凰牙が!!」
北斗「え…?」
ベガ「あ、兄上!? どうなされたのです!? 兄上!!」
ミサト「! いけない! リンダ、すぐに医療班を凰牙の所へ向かわせて!」
リンダ「は、はい!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ベガ「兄上…」
アルテア「ベガ…」
ベガ「兄上…しゃべってはいけません…」
北斗「母さん…」
アルテア「お前…が…?」
北斗「うん…」
ベガ「北斗よ、息子の…」
銀河「………」
アルテア「…そしてお前が…もう一人の電童のパイロット…」
銀河「うん…銀河ってんだ…」
アルテア「この子らが電童に選ばれし者…」
ベガ「ええ…」
アルテア「よい星なのだな…地球は……」
ベガ「ええ…」
アルテア「お前は…幸せに…」「うっ…!」
ベガ「兄上…!」
アルテア「凰牙をお前達に…」
銀河「え…」
北斗「え…」
アルテア「倒せ、ガルファを…。その力、強大だが…お前達なら……」
銀河「お…おい…!」
〔データウェポンの実体化音〕
バイパーウィップ「………」
ブルホーン「………」
アルテア「お前達も…新しい…契約者の下へ………」「く…!」
ベガ「兄上ーっ!!」
西園寺「心配は要らん、織絵。彼は眠りについただけだ…」
べが「しかし…」
西園寺「死なせはせん…彼もまた…まだ死んではならん者だ…」「彼はGEAR本部が預かる。お前達は自分の成すべきことをするのだ」
ベガ「はい…」
バイパーウィップ「………」
ブルホーン「………」
北斗「行こう、バイパーウィップ…」
銀河「俺達といっしょにガルファの奴らをぶっ潰そうぜ、ブルホーン…」
ベガ(兄上…その願い…我ら必ず果たしてみせます…)(ですから、今はお休み下さい…兄上………)

GEAR本部

ケーン「しかし、驚いたぜ。ラゴウのウィルスで死ぬか生きるかだったレオとユニコーンが…」「元気になったどころか、合身まで出来るようになるとはよ」
北斗「その名も輝刃…電童の新しい力です」
エリス「きっと銀河と北斗の必死の叫びがデータウェポンの新たな力を引き出したのね」
マリア「もしかしたら残りのデータウェポンも合体出来るかも知れないわね」「4体ぐらいまとめて合体したら超獣王じゃなくて超獣の神様とかになるんじゃない?」
銀河「何言ってんだよ、マリアさん…。データウェポンにはゾウやヒョウやワシはいないぜ」
大介「…マリアの冗談はともかく確かに輝刃の力はすごいな」「ガルファがデータウェポンを血眼になって探していたのもうなずけるよ」
マリア「もう兄さん! そうやってすぐにまとめに入るんだから!」
タップ「兄さんと言えば驚きなのは、あのアルテアだよ」
ライト「まさか、あの仮面の男がベガさんの兄さんで、ガルファに精神を支配されていたとはな…」
ケーン「それ以上に驚きだったのはあのベガさんが北斗のママさんだったことだぜ」
タップ「つまり、ベガさんは子持ちの人妻ってことか…」
ライト「信じられないねえ…あのプロポーションで小学生の子供がいるとは…」
綾人「驚くところが微妙にズレてないか?」
大介「しかし、北斗君…アルテアさんは今後はどうするつもりなんだい?」
北斗「母さんの話ではあの人、まだ目を覚ましてないみたいでよくわかりません…」
大介「そうか…。かなり長い間、精神制御を受けていた上にあの傷だ…」「回復するまでには時間がかかるかも知れないな…」
北斗「………」
マリア「複雑な表情ね、北斗…」
リンダ「無理もないわ。この数日、立て続けにいろんなことが起きたんだし…」
ケーン「だがよ、あの手強い凰牙はもう敵にはいないんだ」
銀河「おう! ラゴウも倒したし、輝刃もいる! もうガルファなんて怖くないぜ!」
タップ「そうだな。ムーンレイカー作戦も成功してギガノスはマスドライバーを失い…」「月の本拠地も連邦軍が占拠したからな。流れは俺達の方に向いてきたぜ」
隼人「しかし、よくもあの厳重な防衛網を突破して、ギガノスを叩けたもんだ。今回ばかりは素直に感心するぜ」
ジュドー「そのことなんだけどさ…。実はマスドライバーを破壊したのは俺達じゃないんだ」
竜馬「どういうことだ?」
カミーユ「俺達が防衛網を突破して月本部にたどり着いた時、すでにマスドライバーは破壊されていたんだ」
ローズ「それって誰がやったの?」
ジュドー「答えは俺達が知りたいよ。そういうことをやりそうなロムさんは俺達とずっと一緒だったし…」
ライト「………」
ケーン「どうした、ライト? 難しい顔してよ」
ライト「実はそれについて軍内部で怪情報が飛び交っているんだ」
カミーユ「ああ…俺も耳にしている。しかし…」
タップ「もったいぶるなよ。知ってるんなら教えてくれ」
ライト「マスドライバーを破壊したのは…どうもギガノスの蒼き鷹らしいんだ」
リンダ「!」
ケーン「リンダ…」
ジュドー「ちょっと待ってくれよ! あの鷹さんはギガノスの理想に頭から爪先まで染まってたんだぜ!」「それなのに、どうしてギガノスの切り札を破壊するんだよ!?」
カミーユ「そのことだが、彼に関する噂がもう一つある」
ライト「ああ…マイヨ・プラートがギガノスのギルトール元帥を暗殺し、逃亡したってな」
ケーン「何!?」
リンダ「嘘よ! そんなはずないわ!!」「でも、兄さんが…あのマイヨ兄さんが暗殺だなんて…」「あの誰よりも公正さを重んじる兄さんが心から尊敬していた元帥を暗殺するなんてありえない…!!」
ケーン「リンダ…」
隼人「なら、マイヨ・プラートは元帥を暗殺した後、マスドライバーを破壊して逃走したと言うのか?」
ライト「ああ、そうらしいぜ」
ケーン「おい、ハヤト! ここにはリンダがいるんだぞ! 少しは気を遣えよ!!」
隼人「俺は真実を知りたいだけだ。カミーユ…お前はこの話、どう見る?」
カミーユ「…暗殺や犯人の真偽はともかくギルトール元帥が失脚したのは事実だろう」
ケーン「もうやめろ! 少しはリンダの気持ちを考えろ!」
遙「待って、ケーン君…多分、蒼き鷹は犯人じゃないわ」
ケーン「え…」
隼人「さすがは遙さんだ。どうやら、あんたも俺と同じ考えらしい」
ミサト「説明してくれるわね、遙」
遙「あくまで推測だけどね…」「まず、この話が根本的におかしいのは情報があまりにも簡単に外部にもれているということよ」「考えてみて…。戦時中に統治者が内部の人間に暗殺されたという情報が簡単に敵国に流れると思う?」
ライト「確かに…。そんな情報は敵側に付け入る隙を与えるだけだな」
隼人「そこから考えられることは一つ…」
カミーユ「つまり、敵は故意にギルトール暗殺の方を流していると?」
遙「そう…そして、発信者にとって、その犯人はギガノスの蒼き鷹でなくてはならないみたいね」
北斗「一体、何のためにそんなことを!?」
遙「簡単な理屈よ。今回の件で最も利益を得た人間にとって彼が邪魔だからよ」
大介「確かに伝え聞く情報の多くは彼を故意におとしめているように聞こえる部分があるな」
竜馬「では、その最も利益を得た人間とは…?」
隼人「普通に考えればギルトールの後釜に収まった奴だな」
ケーン「もしかして、そいつ…自分で元帥を暗殺しておいて、それを鷹におっかぶせているんじゃねえか…!」
遙「あり得るわね…。これまでの戦いを見る限り、蒼き鷹がギルトールを暗殺する理由は見当たらないし」
ミサト「逆に元帥を暗殺した人間にとってギルトールに心酔していた彼は最も危険な人物であるわけだしね」
大介「つまり、彼に罪をかぶせる事は彼を討つ大義名分も同時に手に入れるわけですね」
隼人「ケーン…お前は奴とは何度も戦い、京都では実際に顔も合わせている…」「お前の方が奴の考えていることがわかるんじゃないのか?」
ケーン「俺は…」
リンダ「ケーン…」
ケーン「俺は…奴が暗殺なんて手を使うとは、とても思えねえ…」「あいつはいつも自信たっぷりで正々堂々と正面から向かってきた…」「たとえあいつがギガノスをひっくり返す気になったとしても暗殺なんてやり方は使わないはずだ…!」
ジュドー「カミーユさん、蒼き鷹の消息についての情報は?」
カミーユ「マスドライバーを破壊した後、追っ手に討たれたとのことだ…」
リンダ「ああ…兄さん…」
ローズ「しっかりして、リンダ!」
ケーン「あいつが簡単にやられるもんか…! 蒼き鷹は必ず生きている…必ずな…!」
ミサト「しかし、元帥暗殺の真相が仮に私達の推理通りだとしてもどうにもならないわね…」
遙「そうね…。所詮は敵の内部事情の話だし…」
大介「僕達が問題とすべきはギガノスが健在であることでしょう」
カミーユ「ええ…月本部を失ったもののギガノスは巨大要塞に戦力を集結させ徹底抗戦を貫く気のようです」
銀河「くそ…往生際が悪い連中だぜ…!」
カミーユ「いや…この混乱した戦況ではちょっとしたきっかけで形勢は簡単に逆転する」「ギガノスの要塞の規模や戦力がはっきりしない今、油断は命取りになるぞ」
ライト「つまり、まだまだギガノスは元気ってわけね…」
リンダ「………」
ケーン「リンダ…。俺、うまく言えないけどさ…」「このまま俺達がギガノスと戦っていれば、きっと鷹に会うことになると思うぜ…」
リンダ「ケーン…」
ケーン「だってよ…もしあいつが濡れ衣を着せられていたとしたら…」「あいつは絶対に自分の汚名を返上するために、自分をはめた奴を倒すと思う。だから…その…」
リンダ「ありがとう…ケーン…。私もあなたと同じく兄さんを信じるわ…。もちろん、兄さんが生きていることも…」
【シナリオエンドデモ終了】


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