TOP PAGEへ

シーン3 軍神の使者
No.22
Blue meets White

<セレクト ラビアンローズ>
ラビアンローズ内でνガンダムの最終調整を行うアムロ・レ
イの前に、ギガノスの蒼き鷹が舞い降りる。はたして、その
勝負の行方は…?

【シナリオデモ開始】
ラビアンローズ

アムロ「この話…信用していいのだな?」
ゴート「ええ、必ず大尉のお役に立つかと」
アムロ「しかし…何故、ネルガルの社員である君がこのサイコフレームを?」
ゴート「…それは先の大戦でネオ・ジオンがアナハイムへ開発を依頼したものだと思われます」「そして、大尉もご存じのとおり、ハマーン・カーンがエゥーゴと連邦軍に敗れたため…」「それは彼らの手に渡ることなく、アナハイムで封印されるはずでした」
アムロ「そこを君達が非合法手段で入手したというわけだな?」
ゴート「ご想像はお任せしますが、そのサイコフレームはこの世に存在しないはずの物なのです」
アムロ「だから、俺がどう使おうと勝手だということか?」
ゴート「はい」
アムロ「だが、君らは企業という組織に属する以上、利益を求めなければならないはず…」「見返りは何だ?」
ゴート「新型のガンダムを完成させ…ナデシコBにご協力いただければ、それで」
アムロ「…了解した。俺も近い内にブライトの部隊へ合流するつもりだったからな」
ゴート「では…」
アムロ「ああ、そちらの会長によろしく」
〔通信を切る音〕
チェーン「アムロ大尉…」
アムロ「聞いての通りだ、チェーン。すぐにνガンダムの最終調整を頼む」
チェーン「本当に信用していいんでしょうか?」
アムロ「…ネルガル重工会長のアカツキ・ナガレ氏と面識はないが…」「かつて、彼はナデシコAにも乗り込んでいたと聞く。だから、現場の事情を理解しての判断だと思いたいな」
チェーン「私から言うのも何ですが、彼についてはあまりいい噂を聞きません…」「やはり、何か裏があるのでは…?」
アムロ「あの男も、向こう側にいれば同じことをしただろうな…」
チェーン「え?」
アムロ「いや、何でもない。それより、フレームの交換作業を急いでくれ」
チェーン「はい」
〔電話のベル〕
エマリー「…アムロ大尉、至急ブリッジへ上がって下さい。お伝えしたいことがありますので」
アムロ「了解した。すぐに行く」

アムロ「ナデシコBがこちらへ向かっているだと?」
エマリー「はい。月面での作戦を終え、本艦へ補給の要請がありました」
カッシュ博士「ナデシコか…。確か、ドモンとレイン君が乗っていたな」「では、ちょうどいい。再調整が済んだライジングガンダムをレイン君に渡すことが出来る」
アムロ「彼女もこの戦いに?」
カッシュ博士「うむ。私は止めたのだが…息子と同じく、強情な子でね」
エマリー「ふふ、私は彼女がうらやましいですわ」「戦いの中とは言え、愛する二人が一緒にいられるなんて…」
アムロ「艦長代理、あまりブライトを困らせないでやってくれ」「奴はああ見えて恐妻家っぽい所があるんだ」
エマリー「ご心配なく。ブライト艦長は私の心の恋人ですから」「でも、一度でいいからレインさんのように激しく告白されてみたい…」
カッシュ「君もアムロ大尉と同じであの場に居合わせていたのかね?」
エマリー「いえ、私は軍の記録映像で観ました」
アムロ「やれやれ、ドモンに同情するよ」
〔通信のコール音〕
エマリー「アムロ大尉、ギガノスのメタルアーマーがこちらへ接近中です!」
アムロ「! ギガノスが…」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
Blue meets White


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
マイヨ「こちらはギガノス親衛隊、マイヨ・プラート大尉だ」「ラビアンローズ艦長に告げる…直ちに武装を解除し、降伏せよ」
アムロ「マイヨ・プラート…ギガノスの蒼き鷹と呼ばれるエースか」
マイヨ「60秒の猶予を与える。なお、受け入れぬ場合は攻撃を開始する」
アムロ「…艦長、ナデシコBがこの宙域へ来るまでの時間は?」
エマリー「早くて5、6分後です」
アムロ「なら、俺がνガンダムで時間を稼ぐ」
チェーン「無茶です! あれだけの数を相手に!」
アムロ「かと言って、あの機体を敵に奪われるわけにはいかない」「俺はラビアンローズから脱出し、ナデシコを連れて戻ってくる」
チェーン「ア、アムロ…」
アムロ「チェーン、心配はいらない。他の機体にプロテクトをかけ、艦長達と一緒に最深部のブロックに閉じこもるんだ」
チェーン「わ、わかりました…」
〔味方ユニット出現〕
ダン「! ガンダムタイプか!?」
ウェルナー「見慣れん機体…新型だな」
アムロ「月に、地球…カペラ、ベガ。ナデシコが来るのは、あの方向か」
〔カーソル、目的地を指定〕
アムロ「よし、4分以内にあそこへ行けば…」
マイヨ「あの機体のパーソナルマーク…もしや、アムロ・レイか?」
カール「何!?」
ダン「ア、アムロ・レイと言えば、あのファーストガンダムの…」
マイヨ「ああ。かつてジオン軍から白い悪魔と呼ばれ、恐れられた機体に搭乗していた男だ」
カール「そのアムロ・レイが、どうしてこんな所に…!?」
マイヨ「おそらく、あの新型機の開発に関わっていたのだろう」「フフフ…これはまさに天恵だな。私は一度あの男と会ってみたかった」
アムロ「さて、どこまで連中を引きつけられるか…」
マイヨ「私はアムロ・レイとあのガンダムをだ捕する。プラクティーズは私に続け。他の者はラビアンローズを占拠しろ」

<敵がラビアンローズへ接近・味方援軍1&敵増援1出現>
アムロ「ラビアンローズのエリアに侵入されたか。エマリー艦長代理、もうしばらく耐えてくれよ…!」
〔敵ユニット出現〕
アムロ「! 伏兵がいたのか!?」
北辰衆「マイヨ殿、助太刀致す」
マイヨ「貴様らにそのようなことを頼んだ覚えはないぞ」
北辰衆「承知している。だが、彼奴らをここへ引きつけておく必要がある故」
マイヨ「ナデシコのことか。好きにするがいい」
北辰衆「もとより、そのつもりだ」
アムロ「何だ、あの機体は…!?」
チェーン「エ、エマリー艦長代理、このままでは…!」
エマリー「……!」
アムロ「やむを得ん、戻るしかないか!」
???(ジョルジュ)「…その必要はありません」
???(チボデー)「ああ、ここは俺達に任せてもらおうか!」
アムロ「!」
〔味方ユニット出現〕
〔クィーン・ザ・スペードの紋章〕
〔チボデー、変形〕
〔ジャック・イン・ダイヤの紋章〕
〔ジョルジュ、変形〕

アムロ「あれは…!」
カッシュ博士「ガンダムローズにマックスター…!」
マイヨ「シャッフル同盟か!」
チボデー「イエェス! クィーン・ザ・スペード、チボデー・クロケットと…」
ジョルジュ「ジャック・イン・ダイヤ、ジョルジュ・ド・サンド…大輪のバラを守りに参上しました」
アムロ「こちらはアムロ・レイだ。すまないが、ラビアンローズの守りを頼む」
チボデー「OK、任せな!」

≪味方援軍2出現前≫
<マイヨHP40%以下>

マイヨ「フッ、やるな。だが、私も簡単に引き下がるわけにはいかん」
〔マイヨ、回復〕

<アムロが目的地へ到達・味方援軍2出現>
アムロ「この反応は…! 間に合ってくれたか」
〔味方戦艦出現〕
ルリ「こんにちは。連邦宇宙軍所属、ナデシコB艦長のホシノ・ルリです。これより、貴艦を援護します」
エマリー「こちらラビアンローズ、了解。援護を感謝します」
北辰衆「来たな、ナデシコ」
※※先にNo23をクリアしている場合のセリフ※※
リョーコ「あいつら、こんな所にも!!」
サブロウタ「なるほど…。火星の後継者とギガノスはグルだったってわけね」
※※先にNo23をクリアしていない場合のセリフ※※
ジュドー「あの機体…京都で出てきた奴だぜ!」
サブロウタ「じゃ、正体を拝ませてもらうとしましょうかねェ」

チボデー「遅かったな、ドモン!」
ドモン「チボデー、ジョルジュ…! お前達が来てくれていたとは…」
ジョルジュ「どうやら、事はデビルガンダムの復活だけでは済みそうにありませんからね…」「遅ればせながら、私達もこの戦いに参加させていただきます」
銀河「す、すげえ…! シャッフル同盟が2人も!」
ビーチャ「ほ、本物だよな、あの人達…?」
ドモン「ああ、間違いない。シャッフルの紋章の輝きがそれを証明している」
チボデー「とにかく、話は後だ! 今はこいつらを片づけちまおうぜ!」
ドモン「ああ、わかった!」
ルリ「それじゃ、皆さん…出撃して下さい」
〈出撃準備〉

<アムロvsマイヨ(1回目)>
マイヨ「アムロ・レイ! 私はこの出会いを神に感謝するぞ!」
アムロ「やはり、俺を狙って来たか!」

<アムロvsマイヨ(2回目)>
マイヨ「エゥーゴやカラバに与した男が、何故、我々ギガノスと戦う!?」
アムロ「それは、お前達がネオ・ジオンと大差のない連中だからだ!」

<アムロvsカール>
カール「こちらは電子戦機だ…。このミノフスキー粒子下ならこちらに分がある…!」
アムロ「センサーに頼ったやり方では戦場では生き残れないぞ!」

<アムロvsウェルナー>
ウェルナー「このヤクト・ゲルフの火力ならやれる!」
アムロ「火力差があろうと当たらなければどうということはない…!」

<アムロvsダン>
ダン「ガンダムとアムロ・レイ…奴を落とすことが出来れば…!」
アムロ「まだ若い兵か…! 命を粗末にするなよ…!」

<ジュドーvsマイヨ>
ジュドー「鷹さんよ! あんた、ケーンさん達を追うのはやめたのかよ!」
マイヨ「私は大局を見据えている。D兵器打倒よりも優先すべき任務がある故、宇宙に上がったのだ!」
ジュドー「そうかよ! だったら尚更、あんたを逃がすわけにはいかないな!」

<ドモンvsマイヨ>
ドモン「兵を退け、蒼き鷹! 貴様はギガノスのやり方が正しいと思っているのか!」
マイヨ「時代に手段を論じる猶予はない! その根底の理想に大義ある限り、私は自分の行いに誇りを持つ!」

<チボデーvsマイヨ>
マイヨ「目を覚ませ、シャッフル同盟! 大義は我らギガノスにある!」
チボデー「ハ! 地球に石コロぶち込んどいて大義とは恐れ入るぜ!」

<ジョルジュvsマイヨ>
ジョルジュ「ギガノスの蒼き鷹! 理想の実現のために力を使えば、それは暴力と変わりありません!」
マイヨ「だが、連邦はジオンやティターンズの過ちから何も学んではいない…!」「このままでは人類は持たんところまで来ているのだ!」

<カール撃破>
カール「うああっ! 大尉殿っ!!」

<ウェルナー撃破>
ウェルナー「くっ、次こそは我らが勝つ!」

<ダン撃破>
ダン「た、大尉殿ぉおーーっ!」

≪味方援軍2出現後≫
<マイヨ撃破orHP40%以下・勝利条件達成>

※※撃破の場合のセリフ※※
マイヨ「うぬっ! この私をここまで追い詰めるとは…!」「やむを得ん、後退する!」
※※HP40%以下の場合のセリフ※※
マイヨ「これ以上の損害を出すわけにはいかん…! 全機、後退するぞ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット離脱〕
ハーリー「艦長、敵機の反応が全て消えました」
ルリ「それじゃ、ナデシコをラビアンローズのドックへ入れて下さい」
ハーリー「了解!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

エマリー「ありがとうございました、少佐。おかげで助かりました」
ルリ「いえ、何とか間に合って良かったです」「早速ですみませんが、ナデシコへの補給をお願いできますか?」
エマリー「ええ、わかりました」
カッシュ「…久しぶりだな、ドモン」
ドモン「父さん…ラビアンローズに来ていたんですか?」
カッシュ博士「そうだ。ここでライジングガンダムの再調整を行わせてもらっていたのだよ」
レイン「それでは…?」
カッシュ博士「ライジングは君が使ってくれたまえ。そして、これからもドモンを助けてやって欲しい」
レイン「ええ、わかりました」
ドモン「それで、父さん…DG細胞のことなんですが…」
カッシュ博士「ああ…。まさか、完全廃棄したはずのあれが復活するとはな…」
ジョルジュ「私も初めに聞いた時は自分の耳を疑いました…」
チボデー「しかも、俺達やサイ・サイシー、アルゴのクローンまで現れたらしいな?」
ドモン「ああ…」
レイン「チボデー、あなた達はデスアーミーと遭遇したの?」
チボデー「いや。俺とジョルジュはコロニーを中心に調査をしていたんだが…」「前回、デビルガンダムが乗っ取ろうとしたネオジャパンコロニーを含めて、奴らが現れた形跡はなかった」
レイン「じゃあ、今のところ彼らは地上にしか現れていないのね…」
ジョルジュ「もしかしたら、アルゴやサイ・サイシー、アレンビー達が何か手掛かりをつかんでいるかも知れません」
レイン「それじゃ、あの3人は地球に?」
ジョルジュ「ええ、サイ・サイシーがいる少林寺で、合流しているはずです」
チボデー「その後でネェル・アーガマ隊に接触するつもりだと言ってたぜ」
ドモン「ならば、久々にシャッフル同盟が勢揃いするというわけか」
ジョルジュ「はい。シャッフルの紋章を受け継ぐ者として、地球圏の危機を見過ごすわけにはいきませんからね」
レイン「…それで、カッシュ博士、私からお送りしたデータを見ていただけましたか?」
カッシュ博士「うむ。君が予測した通り、未知の技術によって再生された物のようだ」
ドモン「未知の技術…? 父さんにもわからないんですか?」
カッシュ博士「ああ。私が作ったワクチンを受け付けないどころか、以前に比べて性能も上がっている…」「無論、今も分析を続けているのだが…不明な点が多すぎる」「ただ一つ確実なのは…何者かの手によってデビルガンダムが復活を遂げつつあるということだ」
レイン「そうですね…。デスアーミーが現れた以上、その母体がどこかに存在しているはずですから」
ドモン「………」
ジョルジュ「…いずれにせよ、私達がやらねばならぬことは決まっていますね」
チボデー「ああ。奴が何度甦ろうと、俺達の拳で叩き潰してやればいい」
ドモン「わかっている。あの悲劇を二度と繰り返させはしない」
カッシュ博士「ドモン…」
ドモン「父さん、俺は行くよ。師匠やキョウジ兄さん、シュバルツ…そして俺達自身のために」「そして、今度こそあの悪魔を倒してみせる…!」

チェーン「…先程の戦闘データを検討しましたが、サイコミュ周りに異常は見られませんでした」
アムロ「ああ、俺との相性もいいようだ」
チェーン「結果的に機体重量が3キロ減ることになりますが…」
アムロ「許容範囲だな。では、このまま持って行く」
チェーン「あの、大尉…」
アムロ「何だ?」
チェーン「νガンダムにはまだ調整が必要です。それに…」
アムロ「時間がない。微調整はナデシコの中でやるさ」
チェーン「…私についてくるなと言うことですか? アムロ…」
アムロ「チェーン…」
チェーン「νガンダムはあなたが設計し、私が整備している機体です。だから、私も…」
アムロ「駄目だ。君はここに残り、エマリー艦長代理の手助けをするんだ」
チェーン「アムロ…」
アムロ「…ドラグーンが実戦配備されれば、連邦軍は月面のギガノス本国に対して大規模な攻略作戦を仕掛ける…」「そして、その時にこのラビアンローズは補給と整備の要となるはずだ」
チェーン「………」
アムロ「だから、君はここで俺の帰りを待っていてくれ」
チェーン「……わかりました」
アムロ「すまないな、チェーン」
チェーン「………」
アムロ「…じゃあ、行ってくる」
チェーン「はい…お早いお帰りを…」

ハーリー「艦長、補給作業とνガンダム、ライジングガンダムの搬入作業が終了しました」
※※先にNo23をクリアしている場合のセリフ※※
ルリ「では、これより本艦は地球へ向かいます」
※※先にNo23をクリアしていない場合のセリフ※※
ルリ「では、これより本艦はヒサゴプランの調査任務を遂行します」

ハーリー「了解!」
【シナリオエンドデモ終了】


● 螺旋城 → No21「揺れる螺旋、甦る記憶」  へ戻る

● アマテラスステーション → No23「キミノオモイデ」 へ進む

● 火星周辺宙域 → No24「火星からの逃亡者」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦MX」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。