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シーン4 暗雲
No.28
タイムラグは90秒

<セレクト 日本海沿岸>
ケーン達は哨戒任務のため、日本海沿岸地区へ向かう。そし
て、そこで彼らが遭遇したのはギガノスの無法者達だった…。


【シナリオデモ1開始】
ヒューゴ「…デビルガンダム?」
アルベロ「そうだ。ネオジャパンコロニーで開発された新型、アルティメットガンダム…」「それが何らかの理由で暴走したものだという」
ヒューゴ「暴走…」
アルベロ「現在、ネオジャパンコロニーのモビルファイターが奴を追撃中だが、様々な障害に阻まれているらしい」「そこで、俺達クライ・ウルブズに出番が回ってきたというわけだ」
ヒューゴ「隊長、目標の位置は判明しているんですか?」
アルベロ「うむ。ネオジャパンコロニー軍のウルベ・イシカワ少佐から、目標の出現予測位置データが回ってきた」「さらに奴の動きを止めるための武器、特殊エネルギーキャノンもな」
ヒューゴ「では、すぐに出撃を?」
アルベロ「うむ、フォリア達にも任務内容の説明を行う」「ブリーフィングルームに隊員達を集合させておけ」
ヒューゴ「了解です」
アルベロ「ヒューゴ…」
ヒューゴ「何でありましょうか?」
アルベロ「…お前は俺が見出し、育て上げた男だ。だが、まだ実戦に出て日が浅い…」
ヒューゴ「………」
アルベロ「いいか、これだけは覚えておけ」「生の中に死がある。死の中に生がある…」「死中に活を見出せ。与えられた任務を確実に遂行し、必ず生きて還れ」「死には何の意味もない。倒すべき敵を倒し、生き延びろ。生に執着しろ」「それが我がクライ・ウルブズ隊の鉄則だ」
ヒューゴ「はっ」
アルベロ「次の任務は困難なものとなるだろう…」「だが、俺がお前達に課した座禅の修行で得たものを忘れるな。心を常に平静に保て」「そして、俺の息子や部下達と共に必ず生きて還るんだ」
ヒューゴ「はい、隊長………」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

アルベロ「こちら、ブラック・ウルフ! 各機、状況を報告しろ!!」
連邦兵「本体が…本体が再生を!」
連邦兵「デ、デスアーミー、増殖を続けています!!」
アルベロ「馬鹿な、奴には確実に命中させたぞ!」
〔デビルガンダム、回復〕
アルベロ「活性化している…!?」「まさか、あのキャノンのせいか!?」
連邦兵「デスアーミーが友軍機を侵食! や、やつらにゲシュペンストが…!!」
連邦兵「や、やめろ! やめるんだ、イーサン!!」
〔味方ユニット撃破〕
アルベロ「ハリオ! カリムッ!!」「うぬっ! レッド・ウルフ、応答しろ!!」
ヒューゴ「あ、あああ…!!」
アルベロ「どうした、レッド・ウルフ!? ヒューゴ!!」
ヒューゴ「た、隊長…! フォリアが…!!」
ゾンビ兵「……ヒューゴ………」
ヒューゴ「フォリア、お前…!?」
ゾンビ兵「……ヒューゴ………」
アルベロ「フォリアに何があった!? ヒューゴ!!」
ゾンビ兵「……ヒューゴ………」
ヒューゴ「や、やめろ…! 俺だ、ヒューゴだ!!」
ゾンビ兵「…………」
〔ゾンビ兵、ヒューゴへ接近〕
ヒューゴ「お、俺がわからないのか、フォリア!!」
ゾンビ兵「…………」
〔ゾンビ兵、ヒューゴへ隣接〕
ヒューゴ「やめろ、やめてくれ! フォリアァァァッ!!」
〔味方ユニット撃破〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】
ヒューゴ「フォリア!!」「うっ! があっ!!」「く、薬を…! ク・ス・リを……!!」

ヒューゴ(うく…ううう…)(く、薬が…徐々に効かなくなってきた…)(これでは…いずれ手足がまともに…動かなくなる…)(アルベロ・エストや…メディウス・ロクスと戦うには…)(奴から…ザパトから…もっと強い薬を……)(薬を……!)
リィナ「ヒューゴさん…」
ヒューゴ「リィナ…!」
リィナ「お願いです、ヒューゴさん…検診をちゃんと受けて下さい…」
ヒューゴ「ま…前にも言っただろう…? 大丈夫だ…」
リィナ「嘘です! 痛みを薬で抑えてるだけでしょう!?」
ヒューゴ「………」
リィナ「お兄ちゃんやアクアさん…みんなも心配してます…」「お願いですから、検診を受けて身体を治して下さい…」
ヒューゴ「身体を…治す、か…。ふ、ふふふ…」
リィナ「ヒューゴさん…!?」
ヒューゴ「…リィナ、心配をかけてすまない…」「だが、本当に大丈夫…大丈夫なんだ……」
〔歩く足音〕
リィナ「ヒューゴさん……」

ルリ「…哨戒任務、ですか?」
ブライト「うむ。ここ最近、新潟などの日本海沿岸地域へギガノスの偵察機が頻繁に現れているようでな」「極東方面軍司令部は、それが敵の新たな作戦の前段階であると判断し…我々に紹介任務を出したというわけだ」
ルリ「わかりました。では、担当区域の割り振りを決め、各員に伝達します」

ローズ「…というわけで、あなた達とヒューゴさん達には新潟地区の哨戒を担当してもらうことになったわ」
タップ「ニイガタ?」
ライト「日本海沿岸の街だな。だけど、以前にギガノス軍の襲撃を受けたって聞いてるけど…」
リンダ「ええ…今は無人地区になっているわ」
ケーン「そこに海の向こうからギガノス野郎がやってくるかも知れねえってことか」
アクア「そうね…大陸の方にはまだ彼らの前線基地が残っているもの」
タップ「まさか、あのグン・ジェム隊が来るってんじゃねえだろうな?」
ケーン「あり得るぜ。重慶基地でコテンパンにしてやったとは言え…」
ライト「奴らの執念深さは尋常じゃないからな。まさに毒蛇だ」
リンダ「あなた達のサポートは私が担当することになったわ」
ケーン「おおっ! ということは、リンダちゃんと俺でドキラブテレフォンってか?」
アクア「ドキラブって…ドキドキラブラブってこと?」
ケーン「そうそう」
タップ「お前、いつの時代の人間だよ?」
ケーン「別にいいじゃねえか。おめえら、くれぐれも邪魔すんなよ?」
ローズ「残念でした。あなた達のサポートは私とD-3を通すことになるから、丸聞こえよ?」
ケーン「チェッ、何だよそれ」
ライト「ぼやくなって。どころで、アクアさん…ヒューゴさんは?」
アクア「さっき艦内放送で呼び出したんだけど…まだ来てないわね」
ケーン「また一人でこっそり風呂でも入ってんじゃないの?」
アクア「そんなことないと思うわ。あの人、時間には正確だもの」
ライト「さすが、パートナー。よくわかってらっしゃる」
ケーン「もしかして、ドキラブ急接近とか?」
アクア「うふふ、わかる?」「って、そんなわけないでしょ! 私は年下より年上が好みなの!」
ケーン「冗談だって、冗談。じゃ、ヒューゴさんが来てから出動するとしますか」
ローズ「タップ、くれぐれも気をつけて行ってきてね」
タップ「おう、お前もサポートしっかり頼むぜ」
リンダ「ケーン、一人で先走っちゃ駄目よ?」
ケーン「わかってるって、リンダちゃん」
ライト「………」
アクア「………」「…ライト君、あなたが頼りよ。頑張ってね」
ライト「すみませんね、気を遣ってもらっちゃって」
アクア「…お互い、シングルは辛いわね」
ライト「いや、まったく」
【シナリオデモ2終了】


サブタイトル
タイムラグは90


【戦闘マップ2開始】
〔味方ユニット出現〕
ケーン「こちら、アンポンタンその1。今のところ何ら異常なし…順調に移動中。オタンコナス、どうぞ!」
リンダ「こちらオタンコナス、了解。引き続き哨戒をお願いします。どうぞ」
ケーン「アンポンタン1、了解!」
タップ「なあ、ケーン。そのアンポンタンっての、どういう意味なんだ?」
ケーン「さあて、ね」
アクア「イントネーションじゃ、何となく食べ物の名前って感じがするわね」
タップ「ま、ケーンが決めたコードネームだ…どうせロクな意味じゃないぜ」
リンダ「こちら、オタンコナス。みんなの行動は全てこちらでフォローしているわ」「だから、安心して飛行を続けて」
ケーン「やれやれ、何かパンツの中まで覗かれてるみたいでやりにくいぜ」
リンダ「も、もう…! ケーンったら」
アクア「ま、まさか、あなた達…そういう関係だったの!?」
リンダ「え!?」
ケーン「ナハハハ、バレちゃった?」
ローズ「こぉら、アンポンタン1! あたしはそんなの認めませんからね!」
ケーン「じょ、冗談だってば、冗談」
ライト「あのね、遊びにきてるんじゃないんだから、もうちょっと緊張した方が良くないか?」
リンダ「ライトの言う通りだわ。いつ敵が現れるかわからないのよ?」
ケーン「へいへい。んじゃま、気を引き締めつつ次のエリアへ行きますか」
〔ケーン&タップ&ライト、前進〕
ケーン「あれ? ヒューゴさん、どうしたの?」
ヒューゴ「………」
ライト「もしかして、エンジンの調子が?」
アクア「そんなことないわ。出力は安定してるもの…。ヒューゴ、あなた…大丈夫?」
ヒューゴ「あ、ああ…」
アクア「ちょっと、顔を見せなさいよ」
ヒューゴ「余計なことをするな!」
アクア「な、何よ、その態度! 人が心配してあげてるのに!」
ヒューゴ「いいから、放っておいてくれ…!」
ケーン「ヒューゴさん、調子が悪いなら後は俺達に任せて戻った方がいいんじゃない?」
ライト「いや、待て! この反応は!!」
ケーン「!?」
〔敵ユニット出現〕
アクア「メ、メディウス・ロクス…! こ、こんな近くに!?」
ライト「ば、馬鹿な…! D-3のセンサーの目を盗むなんて!」
エルデ「…AI1、ターゲットを捕捉しました」
アルベロ「あの連中に連絡してやれ。獲物が見つかったとな」
エルデ「はい」
タップ「お、おい、マズいぜ! 引き返して、あの二人を援護しなきゃ!」
ケーン「ああ! リンダ、すぐにみんなをここへよこしてくれ!」
リンダ「わかったわ! くれぐれも無理しないでね!!」
ライト「ヒューゴさん達はここから離脱してくれ! メディウスの相手は俺達がする!」
ヒューゴ「いや…奴は俺の手で倒す…!」
アクア「やせ我慢なんかしてる場合じゃないでしょう! 反応速度がいつもより落ちてるわよ!」
ヒューゴ「そんなもの、何とでもなる…!」
アクア「え!?」
ヒューゴ(そうだ…! こうなったら、やるしかない…!)
アルベロ「△△△△△△の動きが鈍いな…」
エルデ「ですが、出力値に問題はないようです」
アルベロ(奴め、枷に苦しんでいるのか…?)
ヒューゴ「く、ううっ…!」
アクア「ヒューゴ…あなた、何をやってるの…!?」
ヒューゴ「大丈夫だ…行くぞ…!」
<戦闘開始>

<2PP>

ライト「! こ、この反応は!? みんな、気をつけろ! ギガノスのメタルアーマー隊が来る!」「接触は30秒後だ!!」
ケーン「くそっ、敵の動きの方が速かったか!」

<ヒューゴvsアルベロ>
アルベロ「どうした、ヒューゴ?」「機体の動きが鈍いぞ。薬が切れたとでも言うのか?」
アクア(薬…!?)
ヒューゴ「黙れ! あんたには関係のない話だ!!」
アルベロ「所詮、お前は機体と同じく欠陥品…! 苦しみながら生き続ける哀れな男だ!」
ヒューゴ「それは…あんたも同じだろうがッ!!」

<2EP・敵増援1出現>
エルデ「アルベロ、彼らが来たようです」
アルベロ「フン…まるで屍に群がるハイエナだな」
〔敵ユニット出現〕
タップ「あ、あいつらは…!?」
ガナン「クックックック…どうやら、俺達が一番乗りのようだな」
ジン「ああ、これで手柄は全部いただきだぜ」
ガナン「おいおい、獲物は残しておかねえと大佐がうるさいぜ?」
ジン「ハッ、構うものか。奴らには重慶での借りがある…ここで血祭りに上げてやるぜぇ!」
ケーン「チッ! よりにもよって、グン・ジェム隊かよ!」
アクア「グン・ジェム隊!?」
ケーン「ああ、またの名をギガノスの汚物…重慶でも襲ってきたしつけえ野郎共だ!」
ライト「やれやれ…言いたかないけど、最悪だな、こりゃ」
ジン「よぉ、アルベロさんよ! ドラグナーには手ェ出すんじゃねえぞ!」
アルベロ「いいだろう。その代わり、△△△△△△の相手は我々に任せてもらうぞ?」
ガナン「好きにしな。こちとら、あんな欠陥機なんぞに興味はねえ」
タップ「ど、どうする!? その内、残りの連中もここへ来るに違いないぜ!」
ライト「ネェル・アーガマとナデシコが来るまで、何とか耐えるしかない!」
タップ「向こうの増援の方が速かったら!?」
ライト「待て! 今、マギーが答えを出す! …いいか、敵の増援が来る予測時間はおよそ60秒後!」「それから、ネェル・アーガマとナデシコが進入してくるポイントは…」
〔カーソル、進入ポイントを指定〕
ライト「あそこだ!」
ケーン「みんなはあとどれぐらいで来るんだ!?」
ライト「約150秒後だ…!」
タップ「な、何だって!?」
アクア「じゃ、じゃあ、タイムラグは…!?」
ライト「そう、およそ90秒…!」「その間、敵の攻撃に耐えられなきゃ、俺達は終わりだ…!」
ヒューゴ「……!」
タップ「じょ、冗談じゃねえぜ、そんなの!」
ケーン「こうなったら、増援が来る前にあいつらを叩いちまうしかねえぜ!」
アクア「駄目よ! それで弾薬を使い切ったら、私達はただの標的になるわ!」
ケーン「じゃあ、どうしろってんだよ!?」
ヒューゴ「俺達が生き残る方法は一つ…! 守りと回避に徹し、母艦がやって来るポイントへ向かうことだ」
ライト「賛成だね。故人曰く、『三十六計逃ぐるに如かず』って奴だ」
ケーン「攻撃は最大の防御だろ!? 俺は逃げるのなんて御免だぜ!!」
ヒューゴ「ここで死ぬつもりなら、そうしろ!」
ケーン「!」
アクア(ヒューゴ…!)
ヒューゴ「頼む、ケーン…。俺の言うことを聞いてくれ」「俺は…お前達に俺と同じような目に遭って欲しくないんだ…!」
ケーン「ヒューゴさん…」
ライト「ケーン…ここで死んだら、それこそアンポンタンでオタンコナスだぜ?」
ケーン「何だ、お前…意味を知ってたのかよ?」
ライト「マギーに聞いたのさ。ついでに、彼女も逃げた方がいいって言ってるぜ」
ケーン「わかったよ。こんな所でやられたら、リンダちゃんが悲しむもんな」
ジン「よ~う、てめえら…逃げ出す算段は終わったかァ?」
ガナン「ヒヘヘ、お前らが逃げ込める場所はただ一つ…そいつぁ地獄の一丁目だ」
ライト「みんな、いいな!? タイムラグは90秒…味方が来るまで、何としても耐え切るんだ!」
タップ「おう!」
ヒューゴ「死中に活を見出す…! 必ず…必ず生き残ってやる…!」

<3EP・敵増援2出現>
ライト「みんな、警戒しろ! 敵の本命が来たぞ!!」
〔敵ユニット出現〕
ミン「フフフ、あの二人…あたい達にもご馳走を残してくれてたようだねえ」
ゴル「グヘヘへ、丸焼きにじで、食っちまうどぉ!!」
ケーン「出やがったな、超人ゴリラ!」
タップ「おいおい…それを言うなら、ちょうちんゴリラだろ?」
ライト「ま、超人ゴリラってのも言い得て妙だね」
グン・ジェム「小僧共! ここでワシらに見つかったのが運の尽きだ!」「じっくりといたぶって、ドラグナーごと、あの世へ送ってやる!!」
ケーン「ヘッ、お決まりの悪党台詞を吐いてられんのも今の内だぜ!」
タップ「ああ、後で世紀の大逆転って奴を見せてやる!」

<5PP・味方援軍1出現>
ライト「みんな、助けが来たぞ!」
タップ「待ってました!!」
〔味方戦艦出現〕
リンダ「ケーン、みんな! 大丈夫!?」
ケーン「あったぼうよ! 俺達がそう簡単にやられるかって!」
※※アルベロ離脱後の場合、セリフ追加※※
アクア「ヒューゴ、みんなが来てくれたわ!」
ヒューゴ「………」
アクア(もう喋る気力も残ってないの…!?)「すみません、ホシノ少佐…△△△△△△の回収をお願いします」
ルリ「ええ、わかりました」
〔味方ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ルリ「それじゃ、みなさん…出撃して下さい」
〈出撃準備〉
グン・ジェム「グハハハハ! 出てきおったな、マグネイト・テン!」「貴様らを倒せば、上の連中からがっぽり金を巻きあげられるってモンだ!」「それ、野郎共! 明日の飯代を稼ぎやがれ!!」

≪敵増援2出現後≫
<ヒューゴvsアルベロ>

アルベロ「今の状況をあの時と重ねたか、ヒューゴ!」
ヒューゴ「だが、同じ運命を受け入れるつもりは無い! もう昔の俺とは違うんだ!」

<アムロvsグン・ジェム>
グン・ジェム「貴様が連邦の白き流星、アムロ・レイか!」
アムロ「この男がグン・ジェム…! 噂通り本能で戦うタイプか!」
グン・ジェム「連邦の英雄がギガノスの汚物に倒されたとなりゃ双方のお偉いさんが青くならあな! 是非ともお前さんはワシが倒させてもらう!」

<一矢vsグン・ジェム>
一矢「この男…出来る…! まるで本能で戦う野獣のようだ!」
グン・ジェム「言うねえ、色男! 女にかまけて自慢のカラテとやらが錆付いてないことを祈るぜ!」
一矢「ならば、受けてみるがいい! 俺とダイモスの拳を!!」

<ケーンvsグン・ジェム>
ケーン「出やがったな、山賊の親玉!」
グン・ジェム「相変わらず威勢だけは一人前だな、小僧!」
ケーン「うるせえ! その一人前にやられて逃げていったのはどこのどいつだ!」
グン・ジェム「あれは様子見よ! だが、覚悟しろよ…今日のワシはとことんまでやってやるぜ!」

<ケーンvsミン>
ミン「行くよ、ボウヤ! お姉さんがたっぷり可愛がってやるからね!」
ケーン「ち…何てパワーだ…! きっと乗ってる女もとんでもない怪力の大女に違いねえ…!」
ミン「聞こえたよ、小僧!! お前、生きて帰れると思うなよ!」

<ケーンvsゴル>
ゴル「おでは…おでは…!!」
ケーン「何だよ、ちょうちんゴリラ! 興奮してうまくしゃべれないのかよ!」
ゴル「うぬぬ…お前、許さない!」
ケーン「来やがれ、ゴリラ野郎! バナナの代わりにきつ~い一発をくれてやるぜ!」

<ケーンvsガナン>
ガナン「行くぜ、ドラグナー! 俺の動きについて来られるか!」
ケーン「くそ! やたらとすばしっこい野郎だぜ!!」

<ケーンvsジン>
ジン「ドラグナー! お前らは目障りなんだよ!」
ケーン「ち…! こいつもDー3と同じ電子戦機か! やりにくいぜ!!」

<ケーンvsアルベロ>
ケーン「あんたもいい加減しつこいぜ!」
アルベロ「戦いこそメディウスにとって最大の糧だ! お前もその一つとなってもらうぞ!」
ケーン「この野郎…人をペットのエサみたいに言うんじゃねえよ!!」

<タップvsグン・ジェム>
タップ「こいつ…こいつ!!」
グン・ジェム「グハハハハハ! そんな当てずっぽうの弾が、このワシに当たるわけがないわ! 戦いってのは度胸よ! それをワシが教えてやるわ!!」

<タップvsゴル>
ゴル「でっかい大砲ならおでのメタルアーマーの方が勝ってる!!」
タップ「だけどよ! 当たらなければ意味はねえぜ!!」

<タップvsアルベロ>
タップ「いい加減に落ちやがれ、このゾンビ野郎!」
アルベロ「メディウスは不滅だ…。この力こそ、あの悪魔に勝つために必要なものなのだ!」

<ライトvsグン・ジェム>
ライト「くそ…こっちの弱いところを突いてくるのは獣と同じだぜ!」
グン・ジェム「ありがとよ! そいつは誉め言葉としてもらっておくぜ! ついでにそいつをてめえの辞世の句にしてやるぜ!」

<ライトvsジン>
ジン「Dー3! 電子戦はお前だけのものだと思うなよ!」
ライト「ライバル意識は勝手だがそう熱くなっちゃ電子戦ってのは務まらないのよね!」

<ライトvsアルベロ>
ライト「まただ…!この機体、遭遇するたびにスペックが向上している!」
アルベロ「向上ではない…成長だ! そして、いつかはメディウスはこの宇宙で最強の存在となるのだ!」

<グン・ジェム撃破>
グン・ジェム「ええい、今日のところはこれで勘弁しておいてやる!!」
〔敵ユニット離脱〕

<ミン撃破>
ミン「チッ、今日はここまでかい!」

<ゴル撃破>
ゴル「た、大佐ぁ!!」

<ガナン撃破>
ガナン「くっそー、覚えていろ! ドラグナーどもがぁ!!」

<ジン撃破>
ジン「何だと!? うわああっ!!」

<アルベロ撃破orヒューゴorアルベロHP40%以下>
※※撃破の場合のセリフ※※
アクア「メディウスの動きが止まった…!? こ、これなら…!!」「ヒューゴ!?」
※※ヒューゴorアルベロHP40%以下の場合のセリフ※※
ヒューゴ「う…!? ぐああああっ!!」
アクア「ヒューゴ!?」

ヒューゴ「う、ううぐっ! うあああっ!」
アクア「ヒューゴ、どうしたの!?」
アルベロ「………」
エルデ「…おそらく、薬の副作用だと思われます」
アルベロ「そういうものなのか?」
エルデ「ええ、規定以上の量を一度に服用すれば」
アルベロ(愚かな奴め…)」
エルデ「それに、ここ最近はザパト博士の調製を受けていなかったのでしょう」「…少なくとも、機体の操縦は不可能な状態です」
ヒューゴ「ぐっ! ううう!!!」
アクア「ヒューゴ、しっかりして!!」
ヒューゴ(く、くそっ…! こんな所で…こ、こんな所で…死ねるかよ…!!)
アルベロ「…エルデ、撤退するぞ」
エルデ「よろしいのですか?」
アルベロ「少なくとも、あれが完成するまでは奴を生かしておかねばならんのだろう?」
エルデ「いずれにせよ、現在の状況で彼らが生き残る可能性は低いと思われますが」
アルベロ「フン…この程度で死ぬような男に育て上げた覚えはない」「…行くぞ」
エルデ「わかりました」
〔敵ユニット離脱〕
ヒューゴ「!」
アクア「ど、どういうこと…!?」
ヒューゴ「(お、俺を…見逃したというのか…!? 隊長…!)
※※味方援軍1出現後の場合、セリフ追加※※
〔味方ユニット離脱〕


<敵全滅・勝利条件達成>
ハーリー「敵機の反応、消失しました」
ルリ「では、各機を回収…。このエリアの警戒は連邦軍部隊に任せ、私達は離脱します」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

リンダ「ケーン! よく無事で…!」
ケーン「おう、俺達がそう簡単にやられるかってんだ」
タップ「しかし、ものの見事に当たりを引いちまうとはなあ…」
ライト「ああ。グン・ジェム隊は俺達のことをあきらめちゃいなかった」「今後も奴らは日本地区に現れると思っておいたほうがいいな」
ドモン「…ところで、ヒューゴは大丈夫なのか?」
リィナ「それが…治療を受けるのはどうしても嫌だと言って…」
ドモン「………」
ライト「あの人、前も同じようなことがあったよな?」
ケーン「ああ…。ここしばらくは大丈夫だったみたいだけど…」
ライト「しかも、戦闘中に薬を飲んだみたいだった…」
ジュドー「前に持病があるって言ってたけど、そのせいで?」
プルツー「本当にそうだったら、テストパイロットには選ばれない…」
鉄也「ああ。普通は事前に身体検査を受けるはずだ」
ナナ「もしかして、昔に大ケガをしたことがあるとか…」
プルツー「だったら、余計にだよ」
京四郎「しかし、一矢の例もある。一概にそうとは言い切れんぜ?」
ケーン「え? あの人って、そうだったのか…!?」
京四郎「ああ。奴は訓練中、大きな事故にあって全身マヒに陥ったことがある…」
ケーン「……!」
京四郎「だが、厳しいリハビリを経て、見事に復活した」
ドモン「しかし、ヒューゴの場合は違うようだな…」
リィナ(やっぱり、ヒューゴさんの身体には何かが…)

ヒューゴ「………」
アクア「ヒューゴ、あなたのパートナーとして聞くわ」「あの薬はいったい何? どうしてあれを飲まなきゃいけないの?」
ヒューゴ「………」
アクア「答えなさいよ! これはあなただけの問題じゃないのよ!」
ヒューゴ「そこをどいてくれ。用事がある」
アクア「用事って…! 私にも言えないこと!?」
ヒューゴ「ああ」
アクア「あ、あなたねえっ! 秘密主義もいい加減にしなさいよ!!」
ヒューゴ「………」
アクア「わかったわ! もう聞かないわよ! 好きになさい!」
〔扉の開閉音〕
ヒューゴ(…すまん、アクア…)(だが…俺の身体のことをお前に知られるわけにはいかないんだ…)

アクア(もう…! 何なのよ、あの人…! どうしてあそこまで…)
レイン「…荒れてるわね、アクア」
アクア「あ…レイン…」
レイン「私、あなたの気持ちが少しわかるわ」
アクア「え…?」
レイン「ドモンも昔…そうだったもの」
アクア「あの人が…?」
レイン「ええ…。あなたも知っての通り、ドモンは辛い宿命を背負い、マスターやデビルガンダムと戦っていた…」「私はパートナーとしてあの人に同行していたんだけど…」「最初の頃の彼は私に多くを語ってくれなかったわ」
アクア「………」
レイン「確かにドモンは口べたな所があるけど…おかげで私達は何度も何度も衝突した…」「あの人が私のことを本当にパートナーと思っているかどうか、疑ったこともあったわ」
アクア「………」
レイン「でもね、あの事件が終わった後…わかったことがあるの」「それは、あの人があの人なりに私を必要以上に心配させたくないと思っていてくれていたということ…」
アクア「………」
レイン「…時が来れば、ヒューゴもあなたに自分のことを教えてくれると思う」「だから、今はあの人の力になれることが何なのか…それを考えて」
アクア(ヒューゴの…力に…)
レイン「お互いに何でも言い合えるような関係もいいと思うけど…」「相手の気持ちを察し、黙って力になってあげるのもパートナーとして大切なことじゃないかしら?」
アクア「………」「…わかったわ、レイン」「あの人が何を考えているかわからないことも多いけど…」「私達2人でちゃんと結果を出すために何をすればいいのか、考えてみる」「それに、年上だもの…。私が面倒を見てあげなきゃね」
レイン「アクア…」
アクア「前にも言ったとおり、私…あの人が話してくれる時を待つわ」

ミタール「無茶をしたものだな、ヒューゴ」
ヒューゴ「小言を聞くつもりはない。もっと効き目の強い薬をくれ」
ミタール「ほう…。私にそのような態度を取っていいのか?」
ヒューゴ「……!」
ミタール「お前が生き延びるには、私の作った薬を服用するしかない」「それとも、薬なしでメディウスと戦ってみるか?」
ヒューゴ「だが、俺と△△△△△△に何かあれば、困るのはあんたの方だ」「ただし…あんたが裏でアルベロと通じているなら、話は別だがな」
ミタール「私は被害者なのだよ? 君の元上官に大切な試作機を奪われ、計画の進行にも狂いが生じている」「それに…君を救ってやったのはこの私だ。その恩を忘れたのかね?」
ヒューゴ「あんたに助けてくれと頼んだ覚えはない…!」
ミタール「まあいいだろう…。君達に何かあると困るのは事実だ」「スポンサーの追及から逃れるには、今まで以上の結果を…」「君達の機体のデータを基にしたTEアブゾーバーの新型機を作り上げなければならんのでな」
ヒューゴ(新型機…!?)
ミタール「新しい薬はすぐに手配しよう。改良型だから、副作用の心配もない。それで当面の間は何とかなるはずだ」
〔通信を切る音〕
ヒューゴ(新型か……)(俺の利用価値はそいつが完成するまでの間だとでもいうのか、ザパト……!?)

ギガノス軍前線基地

エルデ「ザパト博士より連絡がありました。彼に新しい薬を渡すそうです」
アルベロ「そうか。これで奴は俺と戦えるな」
エルデ「………」「一つお聞きします。あなたには本当に彼を倒すつもりがありのですね?」
アルベロ「無論だ」
エルデ「何のために?」
アルベロ「言ってあるはずだ。あのデビルガンダムに復讐し…奴を超えるためだとな」
エルデ「…わかりました」
アルベロ(そう…復讐…超越…)(だが、俺の成すべきことはそれだけではない)(本懐を遂げるその時まで…利用させてもらうぞ、エルデ・ミッテ。そして、AI1……)(例え、貴様にどんな力が秘められていようともな)
【シナリオエンドデモ終了】


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