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シーン5 冥王計画
No.32
仕組まれた引き金

<セレクト 第3新東京市>
第3新東京市に八卦ロボ・山のバーストンと地のディノディ
ロスが現れたと聞き、ネェル・アーガマはそこへ急行する…。


サブタイトル
「仕組まれた引き金


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔マップ上に爆発〕

マコト「敵機が攻撃を開始しました!」
シゲル「第7から9までの迎撃システム、沈黙!」
冬月「…連邦軍の状況は?」
マコト「現在、駿河湾上空でギガノス軍と交戦中です!」
冬月「…足止めを食らったか」
マヤ「マグネイト・テンの葛城三佐より入電! こちらへ急行中とのことです!」
冬月「よし、彼らが来るまで保たせるんだ」
シゲル「了解!」
マコト「要撃システムの予算さえ減らされなきゃ、こんなことには…」
シゲル「使徒以外の相手には弱いからな、ここは」
リツコ「今さら予算のことを言っても仕方がないわ。葛城三佐達が来るのを待ちましょう」
ゲンドウ「………」
冬月「まさか、鉄甲龍がここを狙ってくるとはな。前哨戦のつもりか? 彼らは…」
ゲンドウ「我々に対する警告だろう。だが、あの連中は真実を知るまい」「本気ならN2兵器を使うか、歩兵部隊を送り込んでくるはずだ」
冬月「となると、標的は…」
ゲンドウ「ああ、ゼオライマーだ」
冬月「…因縁だな、15年前からの」
祗鎗「ロクフェル、奴らの反応は?」
ロクフェル「まもなくここへ来るわ」
〔味方戦艦出現〕
ブライト「各機、出撃せよ!」
〈出撃準備〉
ミサト「ハウドラゴンがここを狙ってくるなんて…!」
ルー「八卦ロボと木連の兵器が一緒にいるなんて…どういうこと?」
遙「おそらくハウドラゴンと火星の後継者達が何らかの連携をとっているからでしょうね」
アスカ「どうでもいいけど、人の留守中に好き勝手やってくれたお返しはきっちりさせてもらうわよ!」
ロクフェル「ゼオライマーがいない…。ここには来ていないというの?」
祗鎗「わからん。しばらくは様子見だな」
ロクフェル「ええ、別働隊の報告を待ちましょう」
<戦闘開始>

<ロクフェルHP80%以下or3EP>

ロクフェル「…今、報告が入ったわ。ゼオライマーは富士方面に向かったそうよ」
祗鎗「怖じ気づいて古巣に帰ったか。ならば、ここは俺に任せ、お前は行け」
ロクフェル「わかったわ」
祗鎗「…ロクフェル」
ロクフェル「何?」
祗鎗「…いや、何でもない。くれぐれも油断するなよ」
ロクフェル「ええ、あなたもね」
〔敵ユニット離脱〕
カミーユ「撤退した…!?」
ミサト「あれは別働隊に任せるわ! あなた達は残った八卦ロボの撃破を!」
カミーユ「了解!」

<アムロvs祗鎗>
アムロ「こいつ…まるで自走砲台だ…!」
祗鎗「相手が何人だろうと この『山のバーストン』に近づけはせんわ!!」

<クワトロvs祗鎗>
祗鎗「ゼオライマーがいないなら貴様らを倒して奴を誘い出すだけだ!」
クワトロ「そのために都市を焼く気か…! 鉄甲龍…どうやら予想以上に危険な組織のようだ…!」

<カミーユvs祗鎗>
カミーユ「この機体…本来は都市攻撃用と見た! ならば、懐に入りさえすれば…!」
祗鎗「甘いわ! 貴様に『山』のミサイルの雨がかわせるか!」

<ジュドーvs祗鎗>
祗鎗「かわせるか! この全身に装備されたミサイルの雨を!」
ジュドー「こいつ…全身を爆装して誘爆が怖くないのかよ!」

<シンジvs祗鎗>
アスカ「シンジ! ここにはあたし達の家もあるんだからね! しっかりしなさいよ!」
シンジ(父さん…。父さんもこの戦いを見てるんだよね…)(でも、どうして何も言ってくれないんだ…)
祗鎗「戦いの最中に気を散らすとは貴様、死にに来たか!」
レイ「碇君!」
シンジ「でも、戦うしかない…トウジ達がいる街を守らなきゃ!)

<祗鎗HP50%以下>
祗鎗「ぐっ…! よもや、この『山』を揺るがすとはな!」
アムロ「! 動きを止めたか!」
祗鎗「ゼオライマーがいないのであれば、もはや遠慮をする必要はない。あれを使わせてもらうぞ…!」
〔祗鎗、マップ端へ移動〕
ジュドー「あいつ、逃げる気か!?」
祗鎗「フフフ…今からお前達を跡形もなく吹き飛ばしてくれる!」
遙「どういうこと!?」
ミサト「跡形もなくって…まさか!?」
祗鎗「そう、そのまさかだ。我が山のバーストンの切り札…核でお前達は最期を迎えることになる!」
アムロ「核だと!?」
カミーユ「正気か!? ここで核を使うだなんて!」
祗鎗「どのみち、我が鉄甲龍の最終計画が発動すれば、この世の全ては冥府となる。それが早いか、遅いかの問題に過ぎん」
冬月「碇…!」
碇「心配は無用だ。奴は核を撃てん」
冬月「…安全装置は予め用意されているということか…」
祗鎗「さあ、『山』の大いなる響きを聞くがいい!!」
ミサト「みんな! あいつを止めて! 早くッ!!」
祗鎗「もう遅い!!」
〔機体の拘束音〕
祗鎗「む!?」
ミサト「!?」
祗鎗「どういうことだ!? 核が発射できん!」
ビーチャ「お、おい! どうなってんだ!?」
アスカ「もしかして、不発…!?」
祗鎗「ば、馬鹿な! 強制ロックだと!? そんなシステムがバーストンに組み込まれていたというのか!」
遙「あの機体、核を撃てないの…!?」
ミサト「だったら、不幸中の幸いね…!」「みんな、早急にあいつを行動不能にして!」

<祗鎗撃破orHP30%以下>
祗鎗「お、おのれ…! この勝負、預けるぞ!!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
恵「敵機の反応、消えました」
ブライト「よし、直ちに各機を回収。別働隊の支援に向かうぞ」
綾人「…シンジ、親父さんに何か言わなくていいのか?」
シンジ「ええ…。そんな時間はありませんし、父さんも僕と話すつもりはないでしょうから」
綾人「………」
【戦闘マップ終了】


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