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シーン7 終末の予兆
No.50
終局への螺旋階段

<ラスト 螺旋城>
刻一刻と地球へ迫る螺旋城…。北斗と銀河はそれを阻止すべ
く、仲間達と共にガルファ機獣群の中央突破を図る。はたし
て、地球の命運や如何に?


サブタイトル
「終局への螺旋階段


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕

恵「螺旋城周辺宙域への突入、成功しました!」
ブライト「目標との相対速度合わせ!」
サエグサ「了解!」
ブライト「他宙域の戦況はどうなっている!?」
リンダ「敵にやや圧されていますが、螺旋城宙域からの分断に成功しています!」
ブライト「ならば、こちらが挟み撃ちにあう可能性は少ないということか…!」
ミサト「しかし、ここは敵の本陣…向こうが数で圧してくるのは明白です」
ブライト「わかっている。…葛城三佐、スクリューネイル作戦のフェイズ3に移行するぞ」
ミサト「了解です」
ブライト「では、各機…直ちに出撃せよ!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
ルリ「ハーリー君、螺旋城が阻止限界点…ゼロバリアへ到達するまでの時間は?」
ハーリー「あと28分です! それを過ぎると、螺旋城は大気圏内へ落下しちゃいます!」
ヒカル「時間があるような、ないような…何か中途半端な感じだね」
カミーユ「いや、ベガ星連合軍との戦闘でここへの到着が予定より遅れている…。もう時間や余裕はないと考えた方がいい」
ジュドー「ああ。あんな物が地球へ落ちたら、コロニー落とし並み…いや、それ以上の被害が出ちまう…!」
アムロ「しかも、奴はある程度自分の意思で落下地点を変えられる…」「TOKYO JUPやネルフ本部がある日本地区へ落ちたら、火かにも何が起きるかわからないぞ」
タップ「くそっ…! こんな時にマスドライバーがありゃあ、少しは楽になるかも知れないってのによ」
ルー「滅多なことを言わないでよ。私達があれを壊しに行くのにどれだけ苦労したと思ってんの?」
タップ「わ、わりぃ…」
ドリル「ま、ホントは俺達がギガノス基地についた時にゃあ、もう壊れてたんだけどな」
ルー「そういうこと言ってんじゃないの!」
ドリル「わ、わりぃ…」
イサト「…みんな、いい? 螺旋城内部へ突入後、速やかに反応炉を見つけ出し、破壊するのよ」
カミーユ「了解!」
北斗「…行くよ、銀河。準備はいい?」
銀河「ああ、アルテアさんのためにも頑張ろうぜ!」
北斗「うん! 僕の凰牙と君の電童…そして、みんなと一緒に螺旋城を食い止めよう!」
ベガ(兄上、見ていて下さい。私はあの子達と共に螺旋城から地球を守ってみせます…!)
キラル「フフ、この血のたぎり…。デビルガンダムとの最終決戦を思い出すわ」
アルゴ「ああ、まったくだ」
デューク「みんな、行こう! ガルファの魔の手から、僕達の地球を救うために!」
一矢「おう!!」
ミサト「では…スクリューネイル作戦、フェイズ3、スタートです!」
銀河「待ってろ、螺旋城! 今からおめえの所へ行ってやるぜ!!」
<戦闘開始>

<味方が内部へ進入・敵増援1出現>

恵「艦長! 味方機が螺旋城内への進入に成功しました!」
ブライト「内部の映像をこちらと各機へ回せ!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「案の定、待ち伏せかよ!」
サブロウタ「ま、当然と言っちゃ当然だねェ」
マサト「でも、その割には数が少ない…。まだ中に敵機がいるのか?」
美久「ええ、高エネルギー反応が壁の向こうにいくつもあるみたいよ」
プルツー「…北斗、銀河、反応炉へのルートはわかるの?」
銀河「い、いや、それがあんまし…」
北斗「前に螺旋城の中へ入った時は無我夢中だったから…」
サイ・サイシー「気にすることないって。わかんないんなら、壁をブチ抜いて、ド真ん中まで行きゃあいいんだ」
リョーコ「ヘッ、ちげえねえ。それにその方が俺達らしいぜ」
ベガ「でも、油断はしないで。敵の機将が、あと2体残っているはずよ」
銀河「わかってるって! 機将だろうが、こんちきしょうだろうが、まとめて相手をしてやらあ!」
ミサト「各機へ! いよいよスクリューネイル作戦のファイナルフェイズよ!」「螺旋城内部の壁を破壊し、一刻も早く反応炉を見つけて!」

<扉(北)破壊・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ギガアブゾルート「現れたか、人間共よ」
北斗「あいつは!」
銀河「偉そうなのその3か!」
ギガアブゾルート「お前達をお館様の所へは行かせぬ…!」「ここで絶望を抱いたまま母星へ落ちるがいい!」
銀河「るせえ! そりゃあ、こっちの台詞だぜ!!」
アスカ「ちょっと、何言ってんの! 螺旋城を落としちゃまずいでしょうが!」
銀河「あ、そっか…!」
アスカ「ともかく、ぐずぐずしてる時間はないわ! 速攻でいくわよ、速攻で!」
銀河「お、おう!」

<扉(南)破壊・敵増援3出現>
〔敵ユニット出現〕
ギガウィッター「フン…人間共め、よくぞここまで来た」
北斗「あいつは!」
銀河「偉そうなのその2か!!」
北斗「え!? それはこないだやっつけただろ!」
銀河「そ、そっか! じゃあ、その1!」
ギガウィッター「ふざけおって…! この城を貴様らの墓場としてくれるわ!」
サブロウタ「おいおい…人間の墓にしちゃあ、ちょいとサイズが大きすぎないか?」
ジョルジュ「ええ。傍迷惑なこと、この上ありませんね」
サブロウタ「っつーことで、さっさと粉々にしちまおうぜ。あいつらもろともな」

<扉(北)&扉(南)破壊>
ギガウィッター「ふふふ、無駄なことだ。我らがお館様の守りについている限り、この螺旋城を食い止めることは出来ぬ」
ベガ「何ですって!?」
ケーン「おい! こっちは反応炉さえブッ壊せばいいってことがわかってんだ! てめえらなんざ無視だ、無視!」
ギガアブゾルート「愚か者共めが。我らを倒さねば、そのようなことなど不可能なのだぞ」
ケーン「ど、どういうこった!?」
レイン「もしや、あの機将達は反応炉を封印する役目を持っているんじゃ…?」
北斗「じゃあ、あいつらを倒さなきゃ、反応炉の所まで行けないんですか!?」
レイン「ええ、おそらく…!」
ドモン「ならば、俺達の手でその封印を解くまで!」「銀河、北斗! ここからが正念場だぞ!」
北斗「は、はい!」

<銀河or北斗vsギガアブゾルート>
ギガアプゾルート「人間共め! ここは通さんぞ!!」
銀河「そう言われて、俺達が回れ右して帰るとでも思うのかよ!」
北斗「そっちがその気なら僕達は力尽くで通るまでだよ!!」

<銀河or北斗vsギガウィッター>
ギガウィッター「螺旋城を止めたくば、この私を倒すがいい」「もっとも出来ればの話だがな!」
北斗「出来るさ! そのために僕達は来たんだもの!」
銀河「そうだ! 俺達は自分の力を信じてる…絶対に負けない力をな!!」

<ギガアブゾルート撃破>
ギガアブゾルート「お、おのれ! 人間の分際でよくもこの私を!!」「この私をォォォッ! グアアァァァァァァッ!!」

<ギガウィッター撃破>
ギガウィッター「あ、あり得ん! ぜい弱な人間がこの私を倒すなどと!!」「グワァァァァァッ!!」

<ギガアブゾルート&ギガウィッター撃破・敵増援4>
ハーリー「敵機将の撃墜を確認!」
ルリ「これで反応炉への道が開けますね。ところで、阻止限界点到達までの時間は?」
ハーリー「あと、2…」
〔メテオの警報〕
ハーリー「!?」
〔画面、振動〕
銀河「なっ、何だ!?」
北斗「螺旋城が揺れてる!?」
ベガ「まだ反応炉を破壊していないのに!?」
〔障壁破壊〕
螺旋城「ぬうう…! アブゾルートとウィッターが倒されるとは…!」
アクア「!! ヒューゴ、みんな! 反応炉の位置が正確につかめたわ!」
ヒューゴ「本当か!?」
アクア「え、封印が解除されたみたい! このエネルギー反応、間違いないわ!」「今から座標を転送するわよ!」
〔カーソル、螺旋城を指定〕
銀河「あ、あいつは!!」
〔銀河&北斗、螺旋城へ接近〕
銀河「これが…!」
北斗「偉そうな奴らの親玉!」
吉良国「あいつが…螺旋城の主!!」
ヒューゴ「奴はこの城の反応炉そのものなのか!?」
銀河「じゃあ、あいつをやっつければ…!」
北斗「螺旋城を止められる!?」
螺旋城「電童、凰牙…! 死なばこの星もろともに…!!」
〔螺旋城、気力上昇〕
アクア「!? 反応炉のエネルギー値が!!」
〔レーダー反応〕
遙「どうしたの!?」
恵「螺旋城が加速しました! このままでは、あと4分で阻止限界点に到達します!!」
遙「なっ…!」
ミサト「何ですって!?」
螺旋城「むざむざとやられはせん…! やられはせんぞ、人間共…!!」
プル「あ、あんなのを、あと4分でやっつけなきゃなんないの!?」
モンド「む、無理だよ! あそこまでたどり着くだけでも大変だったのにさ!!」
クワトロ「だが、この4分間で地球の命運が決まりかねん。我々がここで引き下がるわけにはいかんぞ」
ナナ「でも、あれだけのものをいったいどうやって…!?」
銀河「…力は心なり。それでいくっきゃねえ」
ナナ「え…!?」
銀河「俺の母ちゃんが教えてくれたことさ。こういう時は気持ちの持ちようで、何とかなるもんだぜ」
ナナ「うん、何となくわかる…。気持ちで負けちゃダメだってことよね?」
銀河「ああ。でなきゃ、勝てるもんも勝てなくなっちまう」
一矢(そうだ、銀河…心の強さこそが真の強さなんだ)
螺旋城「…人間共よ、お前達は何のために戦っておる?」
銀河「何…!?」
螺旋城「例え、ここで我を破壊したとて、皇帝陛下はすぐに新しい軍勢を地球へ送り込まれることだろう…」「そう…お前達が敗北するまで、死滅するまで、我らガルファの攻勢は止むことがない…」「お前達人間共は、戦えば戦うほど絶望へ向かって突き進んでいるのだ…」「終局への螺旋階段を降りているのだ…」「なのに…何故、戦う? 何のために戦う?」
銀河「んなの、決まってんだろ! 守るものがあるからだよ!!」
螺旋城「お前達が守るものとは何だ?」
北斗「あいつ、そんなこともわからずに僕達へ戦いを仕掛けてきていたのか…!?」
ジェット「奴はただの機械…。与えられた命令を実行するだけの存在…。人の心など、理解できるはずもない」
螺旋城「答えよ…お前達が守るものとは?」
銀河「そいつは…!」「そいつは、おめえをブッ倒してから教えてやる!!」

<敵増援4出現の次PP>
ハーリー「螺旋城の阻止限界点到達まで、あと3分です!!」

<敵増援4出現の2ターン後PP>
リンダ「螺旋城の阻止限界点到達まで、あと2分! 急いで下さい!!」

<敵増援4出現の3ターン後PP>
ミサト「みんな! 螺旋城が阻止限界点に到達まで、あと1分しかないわ!!」

<敵増援4出現の4ターン後PP>
ミサト「そ、そんな…! 間に合わなかったの!?」
(→ GAME OVER

<ドモンvs螺旋城>
ドモン「わかるか、螺旋城の主! 俺達がお前に向かっていく意味が!」
螺旋城「理解不能…。この男、何のために我に向かってくる…」
ドモン「ならば、教えてやろう! 俺の拳に宿るもの…それは友情、信頼、そして未来への生きる希望だ!!」

<甲児vs螺旋城>
甲児「お館だかおヤカンだか知らないがてめえを倒せば全て終わるんだ! 覚悟しやがれ!!」
螺旋城「無謀とも言える突撃…なぜ人間は自らを省みずに戦う…」
甲児「教えてやる! これが人間の勇気って奴だ!!」

<鉄也vs螺旋城>
螺旋城「なぜだ…なぜ敗北を知りながら人間は戦うのだ…」
鉄也「教えてやるぜ、機械野郎! それは俺達の誇りのためだ!」「そして、もう一つ言っておく! 俺達は負けるなんて欠片も思っちゃいないぜ!!」

<デュークvs螺旋城>
デューク「お前は何のために人が戦うか知りたいようだな!」
螺旋城「その答えを知っているのか、フリード星の王子よ」
デューク「それは愛のためだ! お前にはわかるまい…愛する者のために戦う人間の心というものが!」

<竜馬or隼人or弁慶vs螺旋城>
螺旋城「無謀にも戦いを挑む人間よ。自らの無力さを思い知るがいい!」
隼人「勝手を言ってくれるぜ、この機械の親玉はよ!」
弁慶「リョウ、ハヤト! こいつに見せてやろうぜ、俺達の強さの源を!」
竜馬「行くぞ! 俺達3人の…人と人との絆が生む力、機械のお前に思い知らせてやる!」

<洸vs螺旋城>
洸「俺達が何のために戦うかだって? 機械のお前には永遠にわからないだろうな!」
螺旋城「その答えとは何だ?」
洸「地球には俺達を待ってくれている人達がいる…その信頼が俺達に戦う力を与えてくれるんだ!」

<一矢vs螺旋城>
一矢「お前にはわかるまい! 守るべきもの…愛するべきもののために戦うということが!」
螺旋城「アイするものだと…?」
一矢「そうだ! 俺の拳は愛する者を守るためにある! その力、お前も受けてみるがいい!」

<ロムvs螺旋城>
ロム「同じ機械生命体かも知れぬがお前と俺達には大きな違いがある…」
螺旋城「それがお前達の言うココロなるものか…」
ロム「その通りだ!」
螺旋城「愚かな…それが戦いにおいて何の役に立つというのだ…」
ロム「まだ判らんか、螺旋城! 決してあきらめずに戦うこと…それが俺達の心の強さだ!」「そして、その心が生み出す力がお前を必ず討つ!」

<銀河or北斗vs螺旋城>
銀河「行くぞ、親玉!」
北斗「お前を倒して、螺旋城を絶対に止めてやる!!」
螺旋城「解せん…。なぜ敗北がわかっているのに戦いを止めん…」「ガルファがこの地に着いた時にお前達の滅亡は決まっていたというのに…」
北斗「それはお前達が勝手に決めた結末だ!」
銀河「俺達は負けない…いや負けちゃいけねえんだ!」
北斗「お前を倒すためにいっしょに戦っているみんなのため…」
銀河「そして、地球で俺達の勝利を信じてくれている人達のためにもな!」

<ベガvs螺旋城>
螺旋城「お前ならわかるはずだ。たとえ我を破壊しても、それで終わりではないことを」
ベガ「たとえそうだとしても私達はあきらめない…! それが人間の強さだと信じて!!」

<螺旋城撃破・勝利条件達成>
螺旋城「…理…解不可能…理解不可能…。守るべき…ものとは…守るべきものとは? 人…間が守…るべき…ものと…は?」
銀河「そういうのは人それぞれだけどな、俺と北斗の答えなら教えてやるぜ」
螺旋城「お前達…が…守るべ…きもの…とは…?」
北斗「…約束だよ」
螺旋城「…約…束…?」
銀河「俺は母ちゃんに約束した。…必ず帰るって」
北斗「僕も母さんに約束した。…地球を守るって」
ベガ「北斗…銀河君…!」
銀河「母ちゃんだけじゃねえ。他のみんなとも大事な約束をしてんだ」
北斗「だから、僕達はそれを守る。みんなのために…僕達自身のために」
螺旋城「馬鹿な…形のないものを守るなど…理解不可能…理解不可能…!」「理解…不可能…!!」
〔敵ユニット撃破〕
恵「艦長、目標の破壊に成功しました!!」
ブライト「よし! 全機、直ちに螺旋城より離脱しろ!!」
ミサト「みんな、急いで! 爆発に巻き込まれるわよ!!」
ルリ「ディストーション・フィールド、出力最大」「本艦はネェル・アーガマ、及び友軍機の盾になりつつ、現宙域より急速離脱します」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

GEAR本部

愛子「司令、マグネイト・テンより入電!」「スクリューネイル作戦は成功、螺旋城は撃破されました!」
渋谷長官「おお…! やってくれたか!」
井上博士「北斗君…銀河君…! そして、マグネイト・テンの皆さん…!」
西園寺「………」
渋谷長官「御前…!」
西園寺「うむ。これで地球はひとまず救われたか…」
【シナリオエンドデモ終了】


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