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シーン8 異界への逆襲
No.53
神よ、百鬼のために泣け

<セレクト 早乙女研究所>
ついに百鬼帝国は最終作戦を発動させ、百鬼要塞島で早乙女
研究所を襲撃する。先行するゲッターチームはそれに間に合
うのか? そして、ブライ大帝との決着は…?

【シナリオデモ開始】
UNKNOWN
百鬼要塞島

ブライ「…ヒドラー元帥は惜しいことをしたな」
グラー「はい…元帥の名に恥じない立派な最期をとげられました」
ブライ「世界征服へ向けての最終作戦の幕を開けようとしていた時に運のない奴よ…」
グラー「ブライ大帝様、お力落としのないように…」「ヒドラー元帥が時間を稼いだ間に全ての準備は整っております」
ブライ「頼むぞ、グラー博士。貴様の開発した重力制御装置こそ勝利を決する鍵だ」
グラー「はっ! いつでも要塞島は発進可能でございます」
ブライ「よし…これより我が百鬼帝国の最終作戦を発動する!」「月のズリルに連絡をとれ! 百鬼帝国の総力を挙げ、人間共に戦いを挑むぞ!」
グラー「百鬼、ブラァァイ!」

竜馬「それで、百鬼帝国の動きは!?」
アムロ「日本地区の主要都市に対し、攻撃部隊を同時展開している
弁慶「こうしちゃいられないぜ! 俺達もすぐに出撃しようぜ!」
隼人「落ち着け、ベンケイ。少しは頭を使え」
弁慶「どういうことだよ、ハヤト?」
アムロ「敵の攻撃は制圧目的にしてはあまりに散発的だ。そこから推測するに…」「目的は何らかの陽動だと思われる」
竜馬「陽動…」
ケーン「鬼さんこちらってか? だったら、この際まとめて鬼退治といこうぜ」
隼人「…奴らを甘く見るのはやめておいた方がいい」
ヒューゴ「ハヤト…」
ライト「らしくないな、お前のそういう言葉は」
銀河「もしかして、ビビってんの?」
隼人「怖気づいたわけじゃねえ…。だが、俺は決戦ってものの怖さは知っているつもりだ」「恐竜帝国もミケーネ帝国も最後は死力を尽くしての戦いを仕掛けてきた…」「自分達の未来をかけてな」
北斗「未来…」
銀河「悪い奴らの未来なんて知ったこっちゃねよ!」
隼人「…確かにお前の言う通りだ。悪党に俺達の未来を渡すわけにはいかねえさ」「だがな、奴らだって死に物狂いだ。最初から負ける気で仕掛けてくるはずはねえ」「それがわかっている以上、お前達ほど楽観的ではいられないぜ」
北斗「ハヤトさん…」
ケーン「ちっ…要するに俺達を甘ちゃんだって言いたいのかよ…!」
タップ「お、おい…よせよ、ケーン」
隼人「じゃあ聞くがよ、ケーン。お前に功刀司令のような覚悟があるか? 刺し違えてでも敵を倒す覚悟がよ」
ケーン「そ、そりゃ…」
隼人「………」
ケーン「…その時になってみねえとわかんねえよ…」
隼人「覚えておくんだな。敵はその覚悟をもって俺達に挑んでくるのかも知れねえってことをな」
ケーン「偉そうによ…! 結局、お前は鬼野郎にビビってんのさ!」
隼人「フ…そう思いたければそう思えばいい」
ケーン「そういう言い方がムカつくんだよ!」
ライト「やめろよ、ケーン。ハヤトの言う事にも一理ある」
弁慶「だがよ、ハヤトも言い過ぎだぜ。お前は神経質っていうか…その何ていうか考え過ぎなんだよ」
隼人「…無神経よりはいいだろうさ」
弁慶「そりゃどういう意味だよ! 俺のことを言っているのか!?」
竜馬「よせ、ベンケイ! 今、ここで俺達が争ってどうする!」
吉良国「どうしたんだよ、みんな。ここに来て仲違いなんて…」
アムロ「TERRAの功刀司令のこともあったからな…。皆一様にショックを受けているのだろう」
エリス「銀河や北斗も無理に明るく振舞っているんだと思います…」
アクア「やっぱり、百鬼帝国は決戦を仕掛けてくるのかしら…」
アムロ「絶対障壁が消滅し、MUが姿を現したことで世界中が混乱している」「地上の覇権を握るのなら今が仕掛けるには絶好の時だろうな」
ライト「それでアムロさん…百鬼帝国の迎撃はどうなっているんです?」
アムロ「各地のドラグーン部隊が対応している」「と言っても、攻撃は散発的で今のところは大きな被害は出ていない」
ヒューゴ「俺達の役目は敵の真の狙いを潰すことか…」
弁慶「だけどよ、待っているってのは俺の性に合わないぜ」
ケーン「俺もベンケイに賛成だ。手っ取り早く鬼ケ島に殴りこんで片をつけてこようぜ!」
ライト「鬼ケ島じゃなくて要塞島だろ」
竜馬「だが、奴らの本拠地である要塞島は移動可能であるためその位置は常に変化している…」
アムロ「軍も当然、要塞島を捜索している。しかし残念ながら、まだ発見出来てはいないようだ」
隼人「結局、後手に回るしかないか…」
〔扉の開閉音〕
ミチル「リョウ君、ハヤト君、ベンケイ君! 要塞島が姿を現したわ!」
竜馬「本当かい、ミチルさん!?」
弁慶「それで、その場所は!?」
ミチル「ネェル・アーガマに映像が送られてきているわ。すぐにブリッジに上がって!」
隼人「ついに動き出したか、百鬼帝国…!」

竜馬「これは…!?」
ブライト「モニターを見ての通りだ。極東方面軍司令部からの情報によると、本日1300…」「東京湾に姿を現した要塞島は海面より浮上を開始した」
弁慶「浮上だって!? ってことは、あんな馬鹿デカいものが空を飛んでいるのかよ!」
ミサト「そして、要塞島の進路から目標地点を割り出すと…」
ミチル「早乙女研究所…!」
ブライト「そうだ。百鬼帝国は陽動で各地の防衛部隊の目を逸らした隙に早乙女研究所を急襲する気らしい」
ミサト「百鬼帝国の狙いは研究所を日本制圧の足がかりにすることと推測します」
遙「ゲッター線増幅装置という無尽蔵のエネルギー供給機関を持ち、日本の中央に位置する早乙女研究所は…」「確かに前線基地にうってつけだものね」
隼人「行くぜ、リョウ、ベンケイ! 俺達だけでも先行して奴らを足止めするんだ!」
ミサト「無茶よ! ゲッターロボ1機で百鬼帝国の総攻撃を受けるなんて!」
隼人「だが、奴らに追いつけるとしたらゲッターライガーのスピードだけだ」
遙「それはそうだけど…」
ブライト「…行ってくれるか」
竜馬「もちろんです! 百鬼帝国の野望を砕くために…」「そして、俺達の家でもある早乙女研究所を守るために!」
ミチル「………」
隼人「心配するな、ミチルさん。研究所は俺達が守ってみせる」
ミチル「ハヤト君…でも…でも…あなた達が…」
隼人「………」「ミチルさん、これを預かってくれ…」
ミチル「これ…ハヤト君がいつも身に着けている十字架じゃない…」
隼人「…鎖が切れたんだ。直しておいてくれ」
ミチル「ハヤト君…」
隼人「約束する…俺は必ず生きて帰る…。だから、行ってくるぜ」
ミチル「はい…」
竜馬「よし…ゲッターチーム、発進だ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
よ、百鬼のために泣け


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
連邦兵「こ、こちら、レッドアロー隊! え、援軍を…援軍を求む!!」
連邦兵「あ、あんな巨大な物体が空を飛ぶなんて…!」
連邦兵「だ、だが、ここで俺達が退いたら、日本は…!!」
ブライ「フフフ、人間共め…その程度の戦力で我らを阻止しようとは片腹痛いわ」「グラーよ、百鬼要塞島の進軍を邪魔する者共を蹴散らせ」
グラー「はっ! 要塞島、砲撃開始!」
連邦兵「う、うわあぁぁっ!!」
〔味方ユニット撃破〕
早乙女博士「いかん! ドラグーン隊が!」
ブライ「フン、人間共の新兵器も案外もろいものだな」
グラー「当然でございます。この要塞島は百鬼帝国の科学の粋を集めたもの…」「新たに開発した重力制御装置で飛行が可能になった今、まさに無敵です」
ブライ「さすがはグラー博士だ…これで散っていったヒドラーの無念を晴らしてやることが出来る」
グラー「は…。我らがここまで侵攻できたのも、ひとえに元帥のおかげです」
ブライ「…ときに、スカルムーンからの援軍は?」
グラー「それが…ズリルからは何の応答もありません」
ブライ「ならば、捨て置け。元より異星人共など信用しておらぬ…」「奴らが我々を裏切る気ならば人間共の次に叩き潰せばよい」
グラー「ははっ」
ブライ「よし…早乙女研究所を押し潰し、この地に我らの前線基地を建設する。直ちに総攻撃を開始せよ」
???(隼人)「待て、鬼共!!」
〔味方ユニット出現〕
〔隼人、前進〕

早乙女博士「おお、ゲッターチーム!」
ブライ「ほう…たった一機で来るとはな」
グラー「どうやら、奴らはマグネイト・テン本隊から先行しているようです」
ブライ「足止めに来たというわけか。面白い…飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのことよ」「百鬼ロボ、出撃! ゲッターを血祭りにあげるのだ!!」
〔敵ユニット出現〕
弁慶「くそ、あんな馬鹿デカい要塞と百鬼ロボが相手かよ!!」
竜馬「いいか、ハヤト、ベンケイ! みんなが到着するまで、俺達で研究所を守り抜くぞ!!」
隼人「了解だ!」(ミチルさん…研究所と博士は必ず守ってみせる。俺の命に代えてもな…!)
<戦闘開始>

<敵全滅or3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

ブライ「ゲッターロボめ、さすがにやるな。だが、これが貴様らに防げるかな…?」
〔敵ユニット出現〕
竜馬「くそっ、何て数だ!!」
隼人「奴らめ、ここで決着をつけようと言うんだな…!」
早乙女博士「ゲッターチーム、帰還するんだ! あの数が相手では勝ち目はない!」
弁慶「そ、それじゃ研究所がやられちまいますよ!!」
隼人「リョウ、こうなったら一点突破でいくしかねえぜ!!」
竜馬「ああ、狙いは一つ…! あの要塞島の中枢だ!!」
※※ゲッターライガーorゲッターポセイドンの場合、セリフ追加※※
〔竜馬、変形〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

竜馬「行くぞ、百鬼帝国!」
〔竜馬、ブライへ接近〕
竜馬「ハヤト、ベンケイ! ペダルを踏むタイミングを合わせろ!!」
弁慶「おう!!」(同時)
隼人「ああ!!」(同時)
竜馬「うおおっ! ゲッタァァァァシャァァァァァイン!!」
〔竜馬、気力上昇〕
ブライ「フン、シャインスパークなど撃たせぬわ!」「砲撃を集中させろ! ゲッターロボを要塞島に近づけるな!」
〔竜馬に爆発〕
隼人「うっ、うおあっ!!」
竜馬「ハヤトッ!!」
〔カーソル、竜馬を指定〕
弁慶「お、おい、ハヤト!? 返事をしろ、ハヤト! ハヤトォッ!!」
竜馬「弁慶、モニターで確認するんだ!」
〔カーソル、竜馬を指定〕
弁慶「リョ、リョウ! コックピットにハヤトがいねえ!!」
竜馬「な…っ!?」
早乙女博士「リョウ君、何が起きたんだ!? 状況を報告したまえ!!」
竜馬「ラ、ライガーのコックピットが…!!」
早乙女博士「!?」
竜馬「ハ、ハヤトは…外に放り出されて…!!」
早乙女「な、何だと!?」
ブライ「フフフ、これでゲッターは…」
グラー「ブライ大帝、こちらへ接近してくる物体をキャッチしました!」
ブライ「!」
〔味方戦艦出現〕
甲児「リョウ君! 無事か!?」
竜馬「み、みんな…!!」
ブライト「各機、直ちに出撃しろ!」
〈出撃準備〉
ブライ「フフフ…来るのが一足遅かったな、マグネイト・テン」
鉄也「ブライ大帝…! 百鬼帝国の親玉が出てきやがったか!」
アムロ「竜馬、状況を報告しろ! ゲッターは無事なのか!?」
竜馬「ハヤト……ハヤトが……!」
ミチル「ハヤト君に何があったの!?」
弁慶「ハヤトが…! ハヤトがやられちまった…!」
ミチル「!!」
デューク「そ、そんな…あのハヤト君が!?」
ミチル「嘘…! 嘘よ! そんなこと、信じられないわ!!」
ブライ「だが、事実だ。ゲッターはこのワシの前で敗れ去った…」「それが信じられぬというのなら、神隼人の名を呼んでみるがいい。もっとも返答などあろうはずもないがな」
甲児「あ、あの野郎…!!」
竜馬「う、うう…ハヤト…!」
デューク「リョウ君、気をしっかりもて! まだ戦いは続いているんだぞ!」
竜馬「俺は…俺達は…ムサシに続いてハヤトまで失ってしまった…!」
弁慶「許さねえ…許さねえぞ、百鬼帝国!」
ブライ「フン、そんな状態のゲッターで何が出来る? 貴様もすぐに奴の後を追わせてやるわ」
竜馬「くっ…! ハヤトの仇は俺達の手で討つ!!」
早乙女博士「待て、二人共! 君達はすぐに研究所へ戻るんだ!!」
竜馬「その命令は聞けません!!」
弁慶「俺達は刺し違えてでも奴らを倒してみせます!!」
早乙女博士「馬鹿者!! そんなことをしてハヤト君が喜ぶと思っているのか!!」
竜馬「う…!!」
一矢「リョウ、早乙女博士の言う通りだ。ここは俺達に任せろ!」
銀河「ハヤトさんの仇は俺達が必ず討ってみせる! だから…だからよっ…!」
ミチル「だから、リョウ君…! 今は退いて…!」
竜馬「…わ、わかった…! ゲッターロボ、後退する…っ!」
〔竜馬、早乙女研究所へ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕

ブライ「フフフ、ゲッターロボめ。尻尾を巻いて逃げ帰りおったか」
洸「黙れ! まだ俺達がいることを忘れるな!!」
ドモン「友を失った怒りや悲しみ、お前達に叩き返してやる!!」
ブライ「麗しい友情だが、すぐに貴様らは地獄で神隼人と出会うことになる…」「グラー博士、例の物を出せ」
グラー「ははっ!」
〔敵ユニット出現〕
シンジ「ド、ドラゴノザウルス!?」
マサト「でも、あれは角力灘の作戦で僕達が倒したはず…!」
サブロウタ「大方、アレだな。細胞を持ち帰り、バイオテクノロジーで何とやら…ってケースだろうぜ」
ヒカル「つまり、いわゆる一つのクローンってわけね」
イズミ「…クローン作りに一苦労ん…」
リョーコ「バッキャロー! つまんねえこと言ってる場合かよッ!!」
アスカ「こうなったら、鬼もタコもまとめて退治するしかないわね…!」
ケーン「ああ、ハヤトの弔い合戦だ! あんな空飛ぶ鬼ヶ島なんざ、ドラグナーで叩き落としてやるぜ!!」
ミサト「各機、攻撃開始! ここで百鬼帝国とのケリをつけるのよ!」

<敵10機以下or3EP>
ブライ「フン、さすがにあれだけの数が揃うと、小うるさいものだな…」「グラー博士、我が要塞島の威力を奴らに見せてやれ」
グラー「かしこまりました。各砲門。一斉射撃準備! 攻撃目標、敵母艦!」
〔大砲の発射音〕
〔ルリに爆発〕
〔ブライトに爆発〕

ブライト「う、右舷に直撃! 艦体が沈みます!!」
ブライト「何とか持ちこたえろ!!」
ミサト「い、今のは…!?」
リンダ「敵要塞からの砲撃です!」
ブライト「直接こちらを狙ってきたか! トーレス、メガ粒子砲で反撃しろ!!」
トーレス「了解!」
〔百鬼要塞島に爆発〕
グラー「ふふふ、無駄なことを」
トーレス「駄目です、艦長! 敵要塞にダメージを与えられません!」
ブライト「何!?」
ミチル「もしかして、いつぞやのメカ要塞鬼と同じで…!」
鉄也「最初のピクドロンのような特殊フィールドで包まれているのか!?」
甲児「それがどうしたってんだ! バリアとかフィールドってのはなあ…」
アスカ「叩き割ればいいって言うつもり!? あんた、あいつの大きさを頭に入れてんの!?」
甲児「! そ、そうか…」
美久「あれだけの巨大な物体なら、フォールドの一部を破っても大きな効果はないわ…!」
クワトロ「遠くにいれば狙い撃ちされ、接近しても有効なダメージを与えられんというわけか」「ならば、内部から破壊するしかないな」
エル「な、内部からって…誰がそんなことをやるのさ!?」
ドモン「…行くぞ、ロム・ストール!」
ロム「ああ、心得た!」
エル「え!?」
※※ドモンorロム出撃の場合、セリフ追加※※
〔味方ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

サイ・サイシー「兄貴! どこへ行くんだよ!?」
レイナ「もしかして、兄さん達は…!?」
ルリ「…ハーリー君、要塞島内部のスキャンをよろしく」
ハーリー「え!?」
ルリ「急いで下さい。時間、そんなにありませんから」
ブライ「フフフ…ゲッター以外にも我らに恐れをなして逃げ出す者が現れたようだな」
レイナ「馬鹿なこと言わないで! 兄さんがそんなことをするもんですか!」
ブライ「だが、現実を見るがいい。お前達の力では、この百鬼要塞島を落とすことなど出来ぬのだ」
ジェット「フッ、そいつはどうかな? お前達の常識があの二人に通用すると思わない方がいいぜ」
キラル「左様。天空宙心拳の使い手と流派東方不敗、キング・オブ・ハートならば…」
アレンビー「必ずあたし達の道を切り開いてくれるよ!」
ブライ「何だと…?」
竜馬「早乙女博士! ゲッターの応急修理はまだ終わらないんですか!?」
早乙女博士「もう少しだ…! もう少しの間、待ってくれたまえ!」
竜馬「動きさえすれば、構いません! 出撃させて下さい!」
弁慶「だが、ライガーの操縦をオートにしちまったら、シャインスパークは使えねえぜ!」
竜馬「それでもやるんだ! ここでブライを倒さなければ、この日本は…!!」
早乙女博士「待て、リョウ君。私がライガーに乗って出撃しよう」
弁慶「は、博士が!?」
早乙女博士「…ムサシ君を失った時、私は二度とあんな想いはするまいと誓った…」「だが、私はまたも息子を…ハヤト君を失ってしまった…!」
竜馬「博士…」
早乙女博士「無念を晴らしたい気持ちは私も君達と変わらん」「そして、君達だけを死地へ向かわせはしない。…だから、もう少しだけ待ってくれ」
竜馬「わ、わかりました…!」
早乙女博士「正しき者が勝つとは限らん…。だが、正しき者は勝たねばならん」「勝機は必ず来る。それまでは耐えるんだ」

<敵5機以下or6PP・味方援軍2&敵増援2出現>
ブライ「マグネイト・テンよ、ここまでの健闘は賞賛に値すると言えよう…」「だが、我々は貴様ら以外の敵とも戦わねばならん。そろそろ決着をつけさせてもらうぞ」
カミーユ「! 来るのか!?」
ブライ「グラーよ! 百鬼要塞島で奴らの母艦を押し潰せ!」
グラー「ははっ!」
ハーリー「か、艦長! 要塞島がこちらへ向かって来ます!!」
ルリ「質量差から判断して…フィールドじゃ、ちょっと防げませんね」
ハーリー「そ、そんな! 他人事みたいに言わないで下さいよぉっ!!」
ルリ「あ、大丈夫ですよ。さっき、中枢部を見つけたみたいですから」
ハーリー「え!? み、見つけたって…誰が!?」
グラー「目標、敵母艦! 突撃開始!!」
〔百鬼要塞島に爆発〕
〔画面、振動〕
〔百鬼要塞島に爆発〕
〔画面、振動〕

ブライ「な、何だ!? 何が起きたのだ!?」
グラー「じゅ、重力制御装置に異常が! 何者かによって爆破された模様です!!」
ブライ「馬鹿な! いったい、誰がそのようなことを!?」
???(ロム)「フフフ…ハハハハハ!
ブライ「!?」
[イベンドデモ「ロム・ストール登場」]
ロム「神を信じて生きている人々を欺き、真実を虚無に塗り替える悪魔達…」「例え神が現れずとも、いつか必ず心ある者が神に代わって悪を裁く」「人、それを天誅という…!
ブライ「百鬼帝国大帝、ブライに何用だ!? 誰だ、貴様は!?
ロム「お前達に名乗る名前はない!!

グラー「ブライ大帝、奴らです! 奴らが要塞島を!!」
ブライ「奴ら!?」
ドモン「その通り…!」
隼人「要塞島の重力制御装置は俺達の手で破壊させてもらったぜ」
ブライ「き、貴様…! 神隼人!! 生きておったのか!?」
隼人「フッ…そういうことだ、鬼の大将さんよ」
ミチル「ハ、ハヤト君…!!」
弁慶「あ、あいつ…まさか、幽霊とかじゃねえだろうな!?」
隼人「正真正銘の本物だ。ちゃんと足もあるぜ」
ミチル「で、でも、どうしてそんな所に…!?」
隼人「ライガーにあれだけ大きな穴を開けられたんだ…この要塞島に飛び移るのは一か八かの賭けだったぜ」
ベガ「な、何て無茶なことを…!」
ミサト「ベガは他人のこと言えないと思うけど…」
ドモン「…そして、俺達は要塞内部で合流し、ホシノ艦長のデータによって重力制御装置を見つけ、破壊した」
ヒカル「な、何かマンガみたいな展開だね」
アスカ「非常識にも程があるわよ!!」
ライト「ま、結果オーライってことでいいんじゃない?」
ブライ「ええい! 百鬼衆よ、奴らを即刻始末しろ!!」
竜馬「そうはさせるか!!」
〔味方ユニット出現〕
竜馬「マッハ・ウィィィィング!!」
〔竜馬、百鬼要塞島へ隣接〕
竜馬「ハヤト! ゲッターへ飛び移れ!!」
隼人「おう!!」
ドモン「ロム、俺達も行くぞ!!」
ロム「ああ、ここからが本当の戦いだ!!」
ロム「剣狼よ、我を導け! パァァァイル・フォーウメイション!!」(同時)
ドモン「来い! ガンダァァァァァァァァァム!!」(同時)
〔味方ユニット出現〕
〔キング・オブ・ハートの紋章〕
〔ドモン、変形〕
〔味方ユニット出現〕
〔剣狼の導き〕
〔ロム、合身〕

ブライ「おのれ、調子に乗りおって!!」
グラー「ブライ大帝、上空より降下してくる物体群が!」
ブライ「むうっ!?」
〔敵ユニット出現〕
デューク「ベガ星連合軍か!」
ブライ「ズリルよ! 今さら何をしに来た!?」
ズリル「これは随分なお言葉…私は援軍を連れてきたのですぞ」
ブライ「何…!?」
〔敵ユニット出現〕
さやか「う、宇宙怪獣!?」
ボス「そ、それも大物が三体…!!」
サブロウタ「こりゃ、まさに空中大激突って奴だァねェ」
ズリル「では、ブライ大帝…あなた方のご武運をお祈りします」
ブライ「貴様、逃げる気か!?」
ズリル「我々にも事情というものがありましてな…」「百鬼帝国の勝利の暁には、また改めてご挨拶に参りましょう」
ブライ「待て、ズリル!」
〔敵ユニット離脱〕
ブライ「お、おのれ、ズリルめ…! 我々を見切りおったか!」
デューク「みじめだな、ブライ大帝。居城を失い、協力者も失った今のお前は裸の王様も同然だ」
竜馬「負けを認めろ、ブライ大帝! たとえ宇宙怪獣を揃えようと、お前達に勝ち目はない!」
グラー「ブ、ブライ大帝様…」
ブライ「ええい、うろたえるな! かくなる上は…!」「合体百鬼ロボを出せ! ワシ自ら出撃する!」
〔敵ユニット出現〕
弁慶「何だ、ありゃ!?」
ブライ「これぞ我が切り札…最強の百鬼、合体百鬼ロボだ!」「要塞島が動かずとも、こいつで貴様らを倒してくれる!!」
隼人「フ…そっちから出てきてくれたなら都合がいいぜ」
竜馬「行くぞ、ブライ大帝! お前を倒し、百鬼帝国の野望をここで叩き潰してやる!!」

<ドモンvsブライ>
ブライ「貴様らのおかげで要塞島は機能を停止したのだ! 許してはおかぬぞ!」
ドモン「巨大な堤もアリの一穴に崩れる! 要塞の力に慢心した時、お前の敗北は決まっていた!!」

<甲児vsブライ>
甲児「最後に自らご出陣たあ、いい度胸してるじゃねえか!!」
ブライ「黙れ、小僧! ワシが出た以上、生きて帰れると思うでないぞ!」

<鉄也vsブライ>
鉄也「覚悟するんだな、ブライ大帝! 根城から出てきた時点でお前の負けは決まったぜ!」
ブライ「ほざけ! 貴様らを蹴散らした後、再び要塞島で侵攻を開始してくれるわ!」

<デュークvsブライ>
デューク「哀れだな、ブライ大帝! 所詮、悪と悪の間に信頼関係などあるはずがない!」
ブライ「黙れ!我らを裏切ったベガ星の連中は貴様達の後に片付けてくれるわ!」

<竜馬vsブライ>
竜馬「ブライ大帝! お前が欲しがったゲッター線の力、見せてやるぞ!」
ブライ「ちょこざいな! いかにその力が強大であろうと、この合体百鬼ロボの敵ではないわ!」
竜馬「ならば、力と力の真っ向勝負だ! 決着をつけるぞ、ブライ大帝!」

<隼人vsブライ>
ブライ「死に損ないめが! ワシ自らが引導を渡してくれる!」
隼人「俺は大事な人に生きて帰ることを誓ったんだ…!」
隼人「この命、貴様ごとき悪党にくれてやるわけにはいかねえぜ!」

<弁慶vsブライ>
弁慶「行くぞ、ブライ大帝! どんな相手だろうと、パワーならポセイドンは負けないぜ!」
ブライ「そうはさせん! ワシは百鬼帝国の支配者! つまりはこの世界の支配者なのだ!」
弁慶「そんな勝手な理屈が通るか! 俺が自慢の角を叩き折ってやるぜ!」

<ミチルvsブライ>
ミチル「覚悟なさい、ブライ大帝! 研究所を襲ったお返しはお父様に代わって私がさせてもらうわよ!」
ブライ「小娘が! 貴様ごときにやられるほどこのブライ、落ちぶれてはおらぬ!」

<ロムvsブライ>
ロム「捨て身で向かってくる気迫はさすがだ…! だが、悪に勝利はない!」
ブライ「正義も悪も関係ないわ! 力ある者こそが全てを得る勝利者だ! そして、それはワシをおいて他にない!」

<ブライ撃破・勝利条件達成>
グラー「ブ、ブライ大帝様! もうこれ以上はもちません!」
ブライ「ば、馬鹿な! 世界の支配者であるこのワシが人間共に倒されるなど…!!」「そんなことは…そんなことは断じてあってはならんことだ! 断じて…ぬおおおおおおっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
[イベンドデモ「百鬼要塞島 爆発」]
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

早乙女研究所

ミチル「ハヤト君!」
隼人「ミチルさん…すまなかった…」
ミチル「本当に…本当に心配したんだから…!」
隼人「すまない…。だが、俺は生きて帰った…。ミチルさんとの約束を果たすために…」
ミチル「いいの…もういいのよ…。あなたが無事ならば…」
隼人「ありがとう…ミチルさん…」
ミチル「ハヤト君…十字架の鎖、直しておいたわ」
隼人「いや…それはミチルさんに持っていて欲しいんだ」
ミチル「ハヤト君がそう言うのなら、喜んで…」

ベガ「では、ブライト艦長…我々は一度GEAR本部へ戻ります」
ブライト「了解した。しかし、本当に存在しているのか…? その7体目のデータウェポンとは…」
ベガ「兄アルテアの話ではその7体目こそが、ガルファの真の狙いらしいのです」
エリス「とにかく、GEAR本部でメテオと共に再度ギアコマンダーを調査してみます」
ブライト「わかった。我々はこのまま極東地区で百鬼帝国の残存勢力を掃討する」
銀河「へへ…久しぶりの本部だな。家に帰れる時間もあるかな?」
北斗「銀河…僕達は休憩のために本部に戻るんじゃないんだよ」
銀河「お前はいいよな…。母ちゃんがいっしょにいるから好きな時にシチューが食べられてよ」
北斗「べ、別に僕だって、いつも母さんにねだってるわけじゃないよ!」
銀河「どうだか…。実は夜はいっしょに寝てたりして…」
北斗「銀河!!」
ベガ「そこまでよ、二人共。続きは本部に帰ってからになさい」
エリス「じゃあ吉良国さん…送り迎えはよろしくお願いします」
吉良国「ああ、わかったよ」
ベガ「では、行って参ります。ブライト艦長もお気をつけて」
ブライト「うむ…渋谷長官にもよろしく伝えてくれ」

UNKNOWN
天空魔城

???(ゼロ)「………」
アシュラ「信じられぬ…! この男、天空魔城の次元壁を乗り越えてくるとは…!」
グルジオス「貴様、何者だ?」
???(ゼロ)「フフフ…」
デビルサターン6「ま、まさか…『貴様らに名乗る名前はない!』てのはカンベンやで!!」
ガデス「静まれ、者共よ」
???(ゼロ)「…ギャンドラーの首領ガデス様ですね?」
ガデス「ここまでたどり着いたことは誉めてやろう…」「して、貴様の目的は何だ? ワシの首か?」
???(ゼロ)「ご冗談を…」
ゼロ「我が名はゼロ…。我が主ガルファ皇帝の命により貴殿に協力するために地球へ参りました」
ガデス「ガルファの最高幹部が自ら来たか…」
ゼロ「はい…ですが、ガルファ本星から地球へ来たのは私だけではありません…」「私に与えられた最大の使命は、その方の護衛なのです…」
ガデス「何だと…その者は誰だ…?」
ゼロ「フフフ…それは………」
【シナリオエンドデモ終了】


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