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シーン1 過去からの警鐘
No.7
悪夢のガンダムファイト

<セレクト 関東廃墟>
TOKYO JUPITER周辺の廃墟にモビルスーツらし
き機体が出現。それに見覚えがあるブライトは、ネェル・
アーガマを急行させる。

【シナリオデモ開始】
ヒューゴ(…………)
???「…目標への着弾を確認!」
???「さすがは親父だ、狙いが正確だぜ」
ヒューゴ(…う、うう……)
???「待て、何だ…!? この反応は!?」
ヒューゴ(…うう……)
???「た、隊長! アーミータイプが再び増殖を!!」
???「フォーメーションD! 各機、迎撃に移れ!」
ヒューゴ(く…うう…!)
???「ヒューゴ、俺が前に行く! 援護を頼むぞ!!」
ヒューゴ(い、行くな…! フォリア…!)
???「心配するな! それに、俺は親父の前で格好悪い所を見せるわけにはいかないんだよ!」
ヒューゴ(やめろ、フォリア…!)
???「こちら、ブラック・ウルフ! フォワード、状況を報告せよ!」
???「た、隊長! 本体が…本体が再生を始めています!!」
???「な、何だ…!? 何なんだ、あいつは!?」
???「ブラック・ウルフから各機へ! 直ちに後退しろ! 本体と距離を取れ!」
???「ま、間に合いません!!」
???「ヒューゴ! お前は逃げろ! 逃げるんだ!!」
ヒューゴ(フォリア…!!)
???「う、うわああああっ!!」

ヒューゴ「フォリアァァッ!!」「…夢…か…」「チッ…また同じ夢を見るようになっちまった…」「ぐ!?」「う、うぐっ…!」「薬…! 薬を……」
???(アクア)「ヒューゴ、私よ。中に入っていい?」
ヒューゴ「く、うう…!」
???(アクア)「ヒューゴ? どうしたの? ねえ、ヒューゴ!」
〔扉の開閉音〕
アクア「ヒューゴ…!」
ヒューゴ「…何の用だ?」
アクア「そんなことより、どうしたの!? 顔が真っ青よ!」
ヒューゴ「な…何でもない。すぐに…治まる…」
アクア「まさか、また例の発作…?」
ヒューゴ「………」
アクア「ね…ねえ、本当に大丈夫? 医務室に行った方がいいんじゃない?」
ヒューゴ「放っておいてくれ…」
アクア「放っておけないわよ! あなたにもしものことがあったら、こっちが迷惑するんだから!」
ヒューゴ「黙れ…」
アクア「…私、ダグラス中尉にローテーションの変更を申請するわ」
ヒューゴ「余計なことをするな…!」
アクア「何言ってんの! そんな状態じゃ、警戒任務なんて無理よ!」
ヒューゴ「余計なことをするなと言ってるんだ!!」
アクア「な…!」「何よ、その態度!? あなた、何様のつもり!?」
ヒューゴ「………」「…行くぞ」
アクア「行くって、どこへ!?」
ヒューゴ「ブリッジだ。ダグラス中尉に任務内容の確認をする」
アクア「確認って…あなた…」

ダグラス「…どうしたんだ、お前達?」
ヒューゴ「………」
アクア「………」
ダグラス「ケンカでもしたのか?」
ヒューゴ「いえ、別に」
ダグラス「なら、いい。では、警戒を担当してもらうエリアだが…」
〔レーダー反応〕
ブライト「何だ!?」
トーレス「連邦軍の偵察機より入電! ポイントF2309に、所属不明のモビルスーツが多数出現したそうです!」
ブライト「識別は!?」
トーレス「待って下さい…」「! こ、これは!?」
ブライト「トーレス、的確に報告しろ!」
トーレス「す、すみません! し、しかし、こんなことが…! コードはデスアーミーです!」
ブライト「何!?」
トーレス「偵察機からの映像を回します!」
〔通信を入れる音〕
ヒューゴ「!!」
ブライト「間違いない…デスアーミーだ」
ダグラス「そんな馬鹿な…! あれは1年前、デビルガンダムと共に…!」
トーレス「は、はい。自分はこの目で見ました…」「あの時、シャッフル同盟が確かにあの悪魔を…!」
ヒューゴ「くそっ! 奴が…デビルガンダムが復活したとでも言うのか!?」
アクア「ヒューゴ!?」
ヒューゴ「そんなことが…! そんなことがっ!!」
アクア「ちょ、ちょっと! どうしたのよ、ヒューゴ!?」
ブライト「総員、第一種戦闘配置! ネェル・アーガマをポイントF2309へ急行させろ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
悪夢のガンダムファイト」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃準備〉
ブライト「あの悪夢が再び現実となったか…!」
トーレス「敵機がこちらに反応しました! 攻撃態勢に入っています!」
ブライト「地中に熱源反応はあるか!?」
トーレス「いえ、ありません!」
ヒューゴ(なら、本体はここにいない…!?)
※※先にNo6をクリアしている場合、セリフ追加※※
銀河「あれ、ホントにモビルスーツなのかよ?」
北斗「う、うん…僕、テレビのニュースで見たことある…!」

ブライト「全機、攻撃を開始しろ!」
<戦闘開始>

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
甲児「今度はあんな所に出やがったぞ!」
プル「まさか…倒しても倒してもどんどん出てくるなんてないよね?」
甲児「いや、あり得るぜ。自己増殖…そいつがあのDG細胞の特徴の一つだからな」
ライト「やれやれ。噂にゃ聞いてたが、予想以上に厄介な相手だね」
甲児「しかし、あれは完全に廃棄されたって聞いてたのによ…!」
デューク「何者かの手によって、復活したのか…!?」
???(ドモン)「……奴の反応はあったか?」
???(レイン)「ないわ。どうやら、ここにはいないみたい」
???(ドモン)「ならば、雑魚を片づける。…準備は出来ているか?」
???(レイン)「ええ、もちろん」
???(ドモン)「よし…!」
ドモン「出ろぉぉぉぉっ! ガンダァァァァァァムッ!!
〔指パッチン〕
〔味方ユニット出現〕

ドモン「はあああ…! ふん!!」
ブライト「あ、あのガンダムは!?」
竜馬「も、もしかして!?」
ドモン「来い! 風雲再起ぃぃぃっ!!」
〔馬の嘶き〕
〔味方ユニット出現〕

デューク「馬だと!?」
ベガ(まさか、データウェポン!?)(いえ、そんなことはあり得ないか…)
〔風雲再起、ドモンへ隣接〕
〔ドモン、合体〕

ドモン「行くぞぉぉぉっ!!」
〔ドモン、デスアーミーへ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ドモン、デスアーミーへ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ドモン、デスアーミーへ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕
〔ドモン、デスアーミーへ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕

ドモン「ふん、手応えのない。やはり、本体が近くにいないせいか?」
タップ「す、すげえ! あっと言う間に敵を片づけちまいやがった!」
ビーチャ「あの人が……」
竜馬「シャッフル同盟、キング・オブ・ハートのドモン・カッシュ…!」
※※先にNo6をクリアしている場合のセリフ※※
銀河「お、俺、知ってるぜ!」「前々回のコロニー格闘技選手権の決勝で、竜崎一矢さんとすげえバトルをやった人だろ!?」
北斗「銀河君、詳しいんだね…」
銀河「ああ、格闘技をやってる奴なら、知ってて当たり前だぜ!」
※※先にNo6をクリアしていない場合のセリフ※※
ルー「ドモン・カッシュってコロニー格闘技選手権の…?」
ビーチャ「ああ、決勝戦で、あの竜崎一矢と大激戦を繰り広げた武闘家だ」「中継を観てたけど、あんときゃ手に汗握ったぜ」

隼人「それ以上に、奴はあのシャッフル同盟の一員として有名だ」
竜馬「ああ。バーム戦の時にも現れ、ダイモスや連邦軍を助けたと聞く…」
ヒューゴ(あの男がここに現れるとは…)
アクア「ヒューゴ…もしかして、キング・オブ・ハートやデビルガンダムのこと、知ってるの?」
ヒューゴ「………」
アクア「ねえ、ヒューゴ。あなた、さっきから様子が変よ?」
ヒューゴ「アクア、関節駆動の動力源を電池に切り換えろ」
アクア「え…!? あれはいざって時のために…」
ヒューゴ「確実に機体を動かす必要があるんだ」
アクア「ちょっと! それって、私の出力調整やオペレートがアテにならないってこと!?」
ヒューゴ(奴らとの戦闘はあれで終わりじゃない…)(奴らのしぶとさはあんなものじゃない…!)
アクア「ヒューゴ! あなたも他人のこと言えないでしょう! 身体の方は大丈夫なの!?」
ヒューゴ「いいから、切り換えろ。ここで死にたいのか?」
アクア「!」「わ、わかったわよ! その代わり、後で説明しなさいよ!」
〔通信を入れる音〕
サエグサ「本艦に通信が入っています」
ブライト「こちらに回してくれ」
レイン「お久しぶりです、ブライト・ノア大佐」
ブライト「ああ。デビルガンダム事件以来だな、レイン・ミカムラ」
レイン「みなさん、気をつけて下さい。敵はまだ現れるかも知れません」
ドモン「いや、もう来ている!」
〔レーダー反応〕
トーレス「艦長! このエリアへ急速接近してくる物体をキャッチしました!」
ブライト「現れたか! 全機、警戒せよ!」
〔敵ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕

ドモン「! ドラゴンガンダムにガンダムローズ!?」
サイ・サイシー「よっ、ドモンの兄貴!」
ジョルジュ「お久しぶりです、ドモン・カッシュ」
ドモン「お前達……!」
ケーン「ひょっとして、あの連中も……」
ライト「ああ。クラブ・エースのサイ・サイシーに」「ジャック・イン・ダイヤのジョルジュ・ド・サンド…シャッフル同盟のメンバーだ」
ドモン「サイ・サイシー、ジョルジュ…何故、ここに?」
ジョルジュ「当然でしょう? あの忌まわしい事件の後始末は私達シャッフル同盟の役目…」
サイ・サイシー「そうだよ、兄貴。だから、久しぶりに戦おうぜ!」
ドモン「何っ!?」
〔サイ・サイシー、ドモンへ攻撃〕
[イベント戦闘「ドモンvsサイ・サイシー」]
ドモン「何の真似だ、サイ・サイシー!?」
サイ・サイシー「だから、やろうって言ってんのさ! 俺達の闘いを…ガンダムファイトを!!」
ドモン(こいつ…!?)
レイン「あ、あの子…何を言ってるの!? 今はそんなことをやっている場合じゃないのに…!」
ジョルジュ「私が見届け人になります。さあ、ドモン…遠慮をなさらずに」
ドモン「………」「いいだろう。他の者は手を出さないでくれ」「はあああ…! はあっ!!」
〔ドモン、気力上昇〕
〔ドモン、分離〕
〔ドモン、変形〕

サイ・サイシー「じゃあ…行くよ、兄貴!」「ガンダム・ファイトォ!
ドモン「レディィィィ!
サイ・サイシー「ゴォォォォォッ!!

<サイ・サイシー撃破orHP50%以下・敵増援2出現>
サイ・サイシー「いてて…さすがにやるね、兄貴!」
ドモン「…お前はいつもの手応えがないぞ、サイ・サイシー」
サイ・サイシー「へっ、へへへへ…」
ジョルジュ「………」
サイ・サイシー「だけど、おいら…今度こそ兄貴を倒さなきゃならねえんだ」
ドモン「……!」
サイ・サイシー「だからさぁ、おいらは手に入れたのさ……」
〔サイ・サイシー、HP回復〕
〔ジョルジュ、第3軍から敵へ〕
サイ・サイシー「この素晴らしい力をね!!」
レイン「あ、あれは! 自己再生機能!?」
〔敵ユニット出現〕
ドモン「やはり、お前達…!」
サイ・サイシー「そうだよぉ、兄貴! DG細胞だよ!」
ジョルジュ「あなたもよくご存じでしょう? あれの素晴らしさをねぇ、フフフフ」
ドモン「………」
ジョルジュ「一度は否定したこの力ですが……あなたもどうです? 手に入れられては」
ドモン「断る!」
ジョルジュ「おやおや、相変わらず強情ですねぇ。ならば、実力行使しかありませんか」
レイン「ドモン! 経緯はわからないけど、あの二人はDG細胞に冒されているわ!」
ドモン「否! 断じてあり得ん!!」
レイン「え!?」
ドモン「あの闘いの最中、シャッフルの紋章を受け継いだ漢が…デビルガンダムに屈するなど、あり得るものか!」
ジョルジュ「フフフ…そう思いたい気持ちはわかりますがね、ドモン…」
サイ・サイシー「おいら達はシャッフル以上の力が必要だったのさ…」
ジョルジュ「そう…この地球圏を守るためにね」
ドモン「………」
レイン「確か、前にも同じようなことがあった…!」「あの時と同じ方法なら、二人を助けられる!」
ドモン「助けなど不要! 俺は奴らを倒す!」
レイン「な、何を言っているの、ドモン!?」
ドモン「ブライト艦長、全機に攻撃命令を!」
ブライト「…それでいいのか?」
竜馬「彼らは君の仲間なんだろう!? 何故、助けないんだ!?」
ドモン「さっきも言った通り、その必要がないからだ…!」
デューク「それは本当なのか…!?」
ドモン「ああ、この拳にかけて!」
※※先にNo6をクリアしている場合、セリフ追加※※
北斗「そ、そんな無茶苦茶な! 間違ってたら、大変なことに!」
銀河「いや、そんな心配はいらねえ」
北斗「えっ!?」
銀河「あの兄ちゃんは、格闘家が何よりも信じる自分の拳にかけたんだ。だから、俺は信じられるぜ」
北斗「そ、そういうものなの…!?」

ブライト(彼があそこまで言うのなら、間違いはないか…)「各機へ! あの2体のガンダムを攻撃しろ!」
ベン「よ、よろしいのですか!? 彼らはドモン・カッシュと同じく、シャッフル同盟の一員では …!」
ダグラス「DG細胞に冒されているのなら、むしろ救助を!」
ブライト「構わん、責任は私が持つ! 直ちに攻撃を開始せよ!」

<ドモンvsサイ・サイシー>
サイ・サイシー「冷たいぜ、兄貴。おいら達を見捨てるなんてよ」
ドモン「お前がサイ・サイシーであるなら、俺は命を懸けてお前を救おう…」「だが、俺の心は…拳はお前達を絶対に許すなといっている!」

<ドモンvsジョルジュ>
ジョルジュ「ドモン…あなたはこの私を…友である私を討つというのですか?」
ドモン「黙れ! 俺の知るジョルジュはバラの如き高貴さに満ちていた!」「力に溺れる今の貴様なぞそれに比べれば泥の中の亀同然だ!」

<甲児vsサイ・サイシー>
甲児「この野郎! チョコマカと動き回りやがって!」
サイ・サイシー「そんなちっこい円盤でおいらに挑むなんて死ぬつもりかい?」

<甲児vsジョルジュ>
ジョルジュ「そのような非力な機体で私に挑むとは…日本人の得意技カミカゼですか」
甲児「うるせえ! インチキで力を手に入れた奴に負けてたまるかよ!」

<デュークvsサイ・サイシー>
サイ・サイシー「おいらの動きが見切れると思うなよ!」
デューク「歪んだ力に溺れたものが勝利をつかむことはない! それを僕達が教えてやるぞ!」

<デュークvsジョルジュ>
デューク「DG細胞…この美しい地球を蝕む悪魔の技術を僕は許すわけにはいかない!」
ジョルジュ「おためごかしを…。理想も信念も愛も勇気も力にひれ伏す…それを教えてあげましょう」

<竜馬or隼人or弁慶vsサイ・サイシー>
サイ・サイシー「わかんないかねえ…。この力の素晴らしさがさ!」
竜馬「修行で手に入れた強さなら胸を張って誇るべきだ!」
弁慶「だが、お前さんの力はインチキで手に入れたものだからな。威張るのは筋違いだぜ」
サイ・サイシー「言ってくれるぜ…。だったら、自分達の身体でおいらの実力を味わうんだな!」

<竜馬or隼人or弁慶vsジョルジュ>
隼人「油断するなよ! 出所はともかく、こいつの強さは掛け値なしのガンダムファイターだ!」
ジョルジュ「間違えないでいただきたい。私の力は既にそれを超えているのです」
竜馬「だが、お前がその力を私利私欲に使う限り、俺達は負けるわけにはいかない!」

<ケーンvsサイ・サイシー>
サイ・サイシー「おいおい…そんなスローな動きでおいらをとらえられると思ってるのかい?」
ケーン「うるせえ、ドーピング野郎! 本気を出すのはこれからだぜ!!」

<ケーンvsジョルジュ>
ケーン「いけねえな! 正義の味方のシャッフル同盟がインチキをしちゃあよ!」
ジョルジュ「何とでも言うがいい。今の私は力という甘美な調べの中に己が身を浸している…」「この快楽は貴様ごとき凡人にはわかりはしまい!」

<サイ・サイシー撃破>
サイ・サイシー「こ、こんな! 兄貴!!」
ドモン「猿芝居はそこまでだ。俺が知るサイ・サイシーの力はそんなものではない…!」
サイ・サイシー「お、おのれ…ドモン・カッシュ…!!」

<ジョルジュ撃破>
ジョルジュ「馬鹿な…! 何の迷いもなく、この私を打ち倒すとは…!!」
ドモン「迷いなど、最初からありはしない」「何故なら、人形にあのジョルジュを真似ることは出来ても…超えることなど、不可能だからだ」
ジョルジュ「フ、フフフ…さすがは、ドモン・カッシュ…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
トーレス「敵機の反応、消えました!」
ベン「艦長、あのシャッフル同盟は偽者だったと言うわけですか…?」
ブライト「ああ…。ドモンはそのことに気づいたからこそ、彼らとの戦いに迷いを見せなかった…」
ドモン(奴らの狙いはこの俺…。誘き出されたのは俺の方だったか)
ブライト「ドモン・カッシュ、出来れば詳しい話を聞きたい。レインと共にこちらへ来てもらえるか?」
ドモン「ああ、了解した」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ブライト「では、デスアーミー出現の兆候は数日前からあったわけか…」
レイン「はい…。それも、TOKYO JUPITER周辺の廃墟に…」
ダグラス「しかし…何故、そんな所に?」
レイン「その原因を調査するため、私達は日本地区へ来たのですが…詳しいことはまだわかっていません」
ドモン「だが…あの二人の偽者を送り込んできたことで、奴らの目的の一つが俺達の陽動だったことは判明した」
ダグラス「奴ら?」
レイン「デビルガンダムの復活を目論んでいる者のことです。もっとも、まだ正体の見当はついていませんが…」
甲児「でも、DG細胞ってあの事件の後、完全廃棄されたんだろ?」
レイン「ええ。ドモンの父親であり、デビルガンダムの母体の開発者でもあるライゾウ・カッシュ博士によって…」
甲児「なのに、何であれが今頃出てきてやがったんだ?」
ドモン「おそらく、デビルガンダム事件の最中にDG細胞のサンプルを手に入れた奴がいる」
ライト「だけど、そういう悪巧みをする連中って結構いるんじゃないか?」
タップ「そうそう。俺もテレビで見たけど、ギアナ高地とかランタオ島とか…」「デビルガンダムは割と色んな所に出没してたみたいだし」
ベガ「そうね…かなりの騒ぎだったもの。サンプルの入手は割と簡単だったんじゃないかしら?」
レイン「ライゾウ博士もそのことを懸念し、事件後、DG細胞のアポトーシスを誘発するワクチンを開発されました」
ドモン「それを使って、俺達シャッフル同盟はDG細胞の悪用を目論む連中を倒してきたのだが…」
レイン「今回のデスアーミーはそのワクチンが通用しないんです」「そのため、以前と同じく…物理的に消滅させるしかありません」
ベガ「何ですって…?」
ブライト「つまり、先程のデスアーミーは何らかの改良を受けたDG細胞で作られているということか?」
レイン「はい…。カッシュ博士もかなりの高度な技術を持っていないと、そんなことは不可能だと…」
甲児「開発者が言うぐらいだ、きっとものすげえ技術なんだろうな」
ベガ「まさか、ガルファ?」
レイン「その線でも調べてみましたが、今のところ関係はなさそうです」
ベガ「じゃあ、いったい何者…?」
ドモン「引き続き、俺達はそれを調べたいと思っている」
レイン「ですから、そのために私達をこのネェル・アーガマへ乗せてもらえませんでしょうか?」
ブライト「それはこちらからも頼みたいぐらいだ。ただ…」
ドモン「承知している。俺もシャッフル同盟の一員として、成すべきことを成すつもりだ」
ブライト「では、これからもよろしく頼むぞ、二人共」
レイン「はい」
ライト「ところで…ブライト艦長とレインさん達って、以前にも会ったことがあるんですか?」
ブライト「ああ。1年前のデビルガンダムとの最終決戦に我々も参加していたからな」
タップ「へ~え…」
トーレス「その時、あのナデシコBもいたんだぜ?」
ライト「そりゃ豪華だこと」
トーレス「それだけじゃない。他にもデビルガンダムを倒すためにガンダムというガンダムが一同に会し…」「その上、そこにいるキング・オブ・ハートが…」
ドモン「む……」
レイン「そ、その話はまたの機会ってことで。ね、ドモン?」
ドモン「あ、ああ…」
ライト「?」
レイン「じゃ、じゃあ、私達はゴッドガンダムの整備がありますので、これで」
〔扉の開閉音〕
甲児「どうしたんだ、あの二人? あんなにあわてて」
タップ「さあ…?」
ブライト「…トーレス、あの話は秘密にしておいてやれ」
トーレス「ええ、その方がいいみたいですね」
ライト「そう言われると余計気になるねぇ」
ベガ「人には知られたくないことがあるものよ。余計な詮索はやめましょ」
ライト(う~ん…。説得力があるような、ないような)

アクア「さあ、ヒューゴ。さっきの説明、してもらうわよ?」
ヒューゴ「………」
アクア「あなたとデビルガンダムの間に何があったの?」「もしかして、例の特務部隊にいた時…あれと戦ったことがあるの?」「それに、キング・オブ・ハートとの関係は…」
ヒューゴ「………」
〔扉の開閉音〕
レイン「さっきは危なかったわね、ドモン」
ドモン「まあな」
レイン「でも…みんなにバレちゃうのは時間の問題ね」
ドモン「そうだな…」
ヒューゴ(! ドモン・カッシュ…)(この男がもっと早く奴を片づけていれば、クライ・ウルブズは…)
ドモン「………」
ヒューゴ(いや…彼を恨むのはお門違いか)(話を聞く限り、俺と同じでデビルガンダムとDG細胞によって人生を変えられた男だからな…)
〔扉の開閉音〕
アクア「ちょっと! どこへ行くのよ、ヒューゴ! 私の話はまだ終わってないわよ!」
レイン「…ドモン、あの人…あなたの知り合い?」
ドモン「いや…初めて見る顔だ」
アクア(じゃあ、ヒューゴはいったい…?)
※※先にNo6をクリアしている場合、セリフ追加※※
〔走る足音〕
銀河「あ、あのっ!!」
レイン「あら…もしかして、あなたが電童のパイロットの?」
銀河「は、はいっ! 出雲銀河です!!」
北斗「銀河君、どうしたの? なんかガチガチだけど…」
銀河「き、き、緊張してんだよ! あ、あ、あのキング・オブ・ハートが目の前にいるんだから!!」
レイン「ふふふ、さてはドモンがお目当てね」
ドモン「…何の用だ?」
銀河「サ、サ、サ…」「サ、サインを下さいっ!! 俺、ドモンさんのファンなんですっ!」「だから、キング・オブ・ハートのサインを!!」
ドモン「………」
レイン「ドモン、してあげなさいよ。私達、これから一緒なんだから」
ドモン「ならば、必要ない」
銀河「え!?」
ドモン「お前も格闘家なら、わかるはずだ。俺の印…キング・オブ・ハートは、すでにお前の心に刻まれている」「…共に戦う仲間の証としてな」
〔歩く足音〕
銀河「か、か、カッコいい…!」
レイン「ごめんなさいね、銀河君。あの人、照れてるのよ。サインとかするの慣れてないから」
北斗「照れてるって…あれで?」
レイン「ええ。長い間彼のパートナーをやっているから…わかるのよ」
アクア(パートナーだからわかる、か…)(私とヒューゴじゃ、無理っぽいかも……)

【シナリオエンドデモ終了】


● TOKYO JUPITER近海 → No5「神人目覚める」 へ戻る

● 星見町 → No6「碧い奇跡」 へ進む

  宇宙科学研究所 → No8「仮面の下の悲しき瞳」 へ進む

● 富士樹海 → No9「冥府の王、その名は『天』」 へ進む


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