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No.11
森林の白狼、神の城の天馬

【シナリオデモ1開始】
<イオニア/メインホール>
剣「ゆいちゃん、最近、妙な夢を見るんだって?」
ゆい「うん…実は…アースティアに来てから同じ夢を見るようになったの…」
まい「どんな夢なの、ゆい?」
ゆい「なんだか私達を強い力で呼んでいるようなの…」「それに大きな建物が見えたわ…」
ダンゴ「大きな建物ねぇ…」
まい「もしかしてその夢、何かライガーに関係があるのかもよ?」
冴子「そうね…ゆいちゃんとまいちゃんは神の血を引く子孫だもの…。そういう夢も見るかもしれないわね」
パッフィー「そう言えば、アースティアにも『獅子の伝説』があるのをご存知ですか?」
冴子「獅子の伝説が、このアースティアにも!?」
パッフィー「ええ。『アースティア創世記』にその一説が書かれていますわ」「それによりますと、神々の時代、善き神々と共に戦った獅子の戦士がいたとあります」
イズミ「他にも地球の神話とアースティアの神話との間には多くの共通点が見られます」「アースティアと地球は神代の昔よりつながっていたのかもしれませんなぁ」
冴子「だとすると、ゆいちゃんの見た夢がライガーと関係があっても不思議はないわけね…」
天音「あの、お話中すみません。もうすぐ、ジェロックの大森林ですよ」
アデュー「お、いよいよ到着か…!」「待ってろよ、ホワイトウルフ! この音速のアデューがすぐに挑戦しに行ってやるからなぁ!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「森林の白狼、神の城の天馬」


【戦闘マップ1開始】
ジェロック大森林
〔味方戦艦出現〕
〔天音、前進〕

甲児「ここがジェロック大森林か!」
駆「なんて広さだ! まるでアマゾンのジャングルだ!」
エリー「見て、あそこに何かあるわ!」
〔画面、遺跡を表示〕
ココア「あれが以前お話しましたジェロックの古代遺跡ですわ~」
ラムネス「ふ~ん、あれが」
ゆい「…………」
冴子「どうしたの、ゆいちゃん?」
ゆい「私が夢で見た大きな建物…。あれに間違いありません…」
まい「本当なの、ゆい!?」
ゆい「ええ…。温かくって強い力が私達を呼んでる…」
まい「ゆいがこう言うからにはあの遺跡に何かあるに違いないわ! 行ってみましょう!」
剣「ああ!」
天音「ちょっと待ってください! 何か来ます!」
〔敵ユニット出現〕
〔ソリッド隊、遺跡へ接近〕

ミルク「あれって盗賊じゃない! なんでこんな所に!?」
隼人「どうやら遺跡の宝物を狙っているようだな」
アデュー「そんな真似をさせてたまるか! 俺とゼファーでやっつけてやる!」
サルトビ「いや、その必要はないみたいだぜ」
アデュー「なに?」
〔味方ユニット出現〕
アデュー「あれは、リュー!」
〔グラチェス、ソリッド隊へ攻撃〕
〔ソリッド隊にダメージ〕
〔敵ユニット撃破〕
〔味方ユニット離脱〕

仁「すっげぇ! あいつ、盗賊達を一瞬でやっつけちまったぜ!」
ドモン「あの腕…かなりのものだ…」
アデュー「サルトビ、もしかしてあれが!?」
サルトビ「そうだ! 遺跡を守る戦士、ホワイトウルフだ!」
イズミ「驚きましたな…。まさかリュー使いだったとは…」
パッフィー「でも、サルトビ。なぜあのリューがホワイトウルフだとわかったのです?」
サルトビ「俺は以前、ホワイトウルフに勝負を挑んだ事があってな…」「だが、奴の強さは想像以上だった…。なんせこの俺が赤子のようにひねられちまったんだからな…」
パッフィー「そうだったのですか…」
アデュー「くぅ~! あんなすごい所を見せられちゃ血が騒いでしょうがないぜ!」「こうしちゃいられない! 早速勝負を挑んでやる!」
〔アデューのカーソル、前進〕
パッフィー「アデューったら、ホワイトウルフの顔も知らないのにどうやって探すつもりかしら?」
サルトビ「あの単細胞バカ! 勝手な行動とりやがって!」
剣「とにかく俺達もアデューさんを追おうぜ!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

<ジェロック大森林/遺跡>
〔走り寄る足音〕
アデュー「はぁ、はぁ、はぁ…」「くっそぉ~、ホワイトウルフのやつ、一体どこに行きやがったんだ!?」「おっ! あんな所に人が!」「お~い、お嬢さ~ん! ちょっと聞きたいんだけど!」
グラチェス「お嬢さん?」
アデュー「あ、ごめん! お兄さんだったのか!」「俺、アデュー。ホワイトウルフって呼ばれてる人を探してるんだけど、知らないか?」
グラチェス「…どうして、その人を探しているのですか?」
アデュー「そりゃ、そいつと戦いたいからさ!」
グラチェス「なんのために?」
アデュー「騎士道大原則ひと~つ!」「騎士は常に自分自身を鍛えなければならない!」「つまり、常に強い奴と戦って腕を磨かねばならないんだ!」
グラチェス「なるほど…君の気持ちは良くわかりました」
アデュー「じゃあ、教えてくれるのか?」
グラチェス「私は知りません」
アデュー「なんだ知らないのかよ…。思わせぶりな態度とっておいてそりゃないぜ…」
パッフィー「アデュー! ようやく見つけましたわ」
ミルク「一人で飛び出しちゃうんだもん! こっちが迷子になるとこだったわ!」
ハグハグ「まったくハグ!」
アデュー「わりぃわりぃ! ホワイトウルフの戦いを見たらいてもたってもいられなくなっちゃってさ!」
ドモン「フッ、わからんでもない。ファイターの悪いクセだな」
グラチェス「君のお仲間ですか?」
アデュー「ああ!」
サルトビ「あんたはグラチェス!」
アデュー「なんだ、サルトビ? このお兄さんと知り合いか?」
サルトビ「何言ってる、アデュー! このグラチェスこそお前の探していたホワイトウルフだ!」
アデュー「な、なんだって!? 本当なのか!?」
サルトビ「ああ。戦った事のある俺が言うんだから間違いねえ」
アデュー「そうだったのか…」「やい、グラチェスとか言ったっけ!? 俺と勝負しろ!!」
グラチェス「…断る。意味のない戦いはしたくない…」
アデュー「意味ならある! 世界一強いのはお前か俺か、きっちりカタをつけるんだ!」
グラチェス「そのような物に興味がない」
アデュー「ウソだ! お前も戦士なら勝負を挑まれて血が騒がないはずがない!」
グラチェス「私は部族の使命が成就されるその日まで無駄な戦いはしないと誓ったのだ」
ココア「あの~、もしかしてその使命とはこちらにある遺跡を守る事ですか~?」
グラチェス「…そうだが」
イズミ「我々は獅子の伝説を確かめるためこの遺跡までやって来たのです」
グラチェス「なぜ君達が獅子の伝説を確かめる必要がある?」
ココア「実はこちらの3人が神話にあります獅子の血を引く子孫なのです~」
グラチェス「なんだって!? それは本当か!?」
剣「ああ。これがその証拠さ」
〔画面、「獅子の印」を表示〕
グラチェス「…!」「確かにそのアザは伝承にある通り獅子の子孫の証!」「よもや獅子の血を引く者達が私の前に現れるとは…」
まい「どうやら信用してもらえたみたいね」
グラチェス「獅子の血を引く者達よ、よくぞこの神聖なる地に参られた」「我らが部族の使命に従い君達を神の城へと案内しよう」
冴子「神の城…それがこの遺跡の名前のようね」
グラチェス「では、私の後について来るがよい」
アデュー「ちょっと待て、グラチェス! 行くのは俺との勝負が終わってからにしろ!」
サルトビ「このタコ! まだそんなこと言ってんのか!」
アデュー「俺はグラチェスと戦うためにここに来たんだ! 簡単に諦めるわけにはいかない!」「グラチェス! 使命にかこつけて逃げる気か!? そんなに俺に負けるのが怖いのか!?」
グラチェス「君がどう思おうと勝手だが、私は戦うつもりはない…」
アデュー「なら、これを見ても同じことが言えるか!?」「リューナイト! ゼファァァァ!!
〔画面、発光〕
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現〕
グラチェス「なにっ、リューナイトか!? あの少年がリューナイトを…!」
アデュー「どうだ、グラチェス! これでも俺と戦う意味がないって言うのか!?」「お前も早くリューを出して戦え!」
グラチェス「…………」「君はリューナイトを使いこなせているのか…?」
アデュー「あたり前だ!」
グラチェス「ならばその言葉が本当かどうか確かめさせてもらう…」「もう一つの我が使命のためにも…!」「ウララララララ!」「リューチーフ! シャインバラム!
〔敵ユニット出現〕
アデュー「ようやく出たな! 勝負だ、グラチェス!」
パッフィー「やめて、アデュー! 今は決闘などしている場合では…!」
ドモン「やらせてやれ、パッフィー」「グラチェスがなぜ勝負を受ける気になったかは知らんが、男が男の勝負を受けたんだ」「ならば、いかなる事情があろうと他者である俺達が首を突っ込むわけにはいかん」
イズミ「ドモン殿の言う通りですな。ここでアデューの力を見定めるのも悪くはありますまい」
パッフィー「そんなぁ! イズミ、あなたはそれでも僧侶なのですか?」
イズミ「はい! 葬式はおまかせください! 南無~」
グラチェス「リューを使いこなす者…それはすなわち選ばれし者…」「我が勇者の名誉と誇りにかけ、いざ戦わん!」
<戦闘開始>

<アデューvsグラチェス>

アデュー「いくぞ、グラチェス!」
グラチェス「戦い…それは命をかけた儀式…」「天の神、地の神にかけてアデュー、君を心からもてなそう…」

<グラチェス撃破orグラチェスorアデューHP30%以下or3PP・勝利条件達成>
サルトビ「アデューの奴! まさかグラチェス相手にここまでやるとはよ!」
ドモン「…だが、それもここまでだ」
パッフィー「どういう事ですの、ドモンさん?」
ドモン「答えはもうすぐ出る」
アデュー「くっそぉ~、グラチェスの奴、簡単に動きを読ませてくれない…!」「こうなったら徹底的に仕掛けてやる!」
グラチェス「甘いぞ、アデュー! 君の攻撃はすでに読めている!」
[イベント戦闘「アデューvsグラチェス」]
〔アデューに爆発〕
アデュー「ぐわあああああ!!」
パッフィー「ア、アデュー!!」
グラチェス「勝負あったな、アデュー」
アデュー「だまれ! 俺はまだ負けちゃいない!」「負けるわけにはいかないんだ! 世界一強い騎士になるには負けるわけにはいかないんだ!!」
〔グラチェス、後退〕
グラチェス「己を見つめられぬ者は決して真の勝者になりえぬ…」「その事をしかと肝に銘じるが良い」
アデュー「ま、待て! グラチェス!」
〔敵ユニット離脱〕
アデュー「…ちきしょお世界一強い騎士になるって決めたのに…」「ちきしょお…きしょお…」「ちきしょおおおおおお!!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

<ジェロック大森林/遺跡>
グラチェス「お待たせしました、皆さん。では、改めて神の城へ案内しましょう」
剣「でもよぉ、アデューさんをこのままにしておくってのはなぁ…」
ダンゴ「ああ、ちょっとな…」
ドモン「アデューには俺がついていよう。お前達は早く神の城へ向かえ」
ゆい「で、でも…」
冴子「みんな、私達には私達でやる事があるはずよ」「アデューはドモンさんにまかせましょう」
イズミ「それが賢明ですな。それにアデューも今は誰とも顔を合わせたくないはずです」
サルトビ「ま、粋がって挑戦したあげく負けちまったんだからな」
パッフィー「…アデューは大丈夫でしょうか」
サルトビ「ここで潰れちまうようなら所詮はそれまでの奴だったのさ」
グラチェス(わからない…。なぜナイトのリューはあの少年を選んだのだ…)(リューナイトの騎士、アデュー…。彼は一体…)

<神の城>
ラッムネス「へぇ~、これが神の城かぁ…。外から見るより広いんだな」
タマQ「半分以上が埋もれてるからそう思ってもしょうがないミャ」
冴子「この部屋は一体…」
パッフィー「私には何かの儀式をするための部屋に見えますわ」
ダンゴ「冴子さん、柱に何か描かれてるぜ!」
冴子「これは戦士と空を翔ける天馬の壁画…。戦士はライガーを表しているようね」
まい「ということは、やっぱりこの遺跡は私達と関係あるのよ!」
ゆい「でも、この天馬の壁画は何かしら?」
剣「グラチェスさん、何か知らないか?」
グラチェス「私にもわからない…。だが我が部族にはこういう言い伝えが残っている…」「『双子座の乙女、ハーブの石に触れる時、獅子を守護すると』と…」
冴子「双子座の乙女は多分ゆいちゃんとまいちゃん、二人のことね」
ココア「ハーブの石とはあの台座にある宝玉だと思いますわ~」
冴子「ゆいちゃん、まいちゃん、あの宝玉に触れてみてくれる? 何かわかるかもしれないわ」
まい「OK! やろう、ゆい」
ゆい「ええ!」

まい「いくよ、ゆい!」
ゆい「うん」
〔画面、発光〕
〔強い光の放出音〕

まい「…何かが見える…。これは…二つのブレスレット…」
ゆい「ブレスレットをつけて祈れ…。何を…?」
〔光の放出音〕
剣「なあ、何かわかったか?」
まい「…どうやら、遺跡の力を引き出すためにはブレスレットが必要みたいね…」
剣「ふ~ん、ブレスレットねぇ…」
グラチェス「もしや、君達の言うブレスレットとはこれの事ではないか?」
〔画面、「ブレスレット(まい)」を表示〕
まい「そう、それよ!」
グラチェス「このブレスレットは、神の城の宝物として代々部族の長が預かり守って来たもの…」「どうやら、真の所有者の手に戻す時がきたようだ…」
〔画面、「ブレスレット(ゆい)」を表示〕
グラチェス「さあ、受け取りたまえ」
ゆい「ありがとうございます、グラチェスさん」
まい「でも、このブレスレットどうやって使うのかな…」
ゆい「ライガーのために何かの祈りをささげるってことなのかしら…」
グラチェス「あせることはない。君達は獅子の血を引く子孫なのだ。時が来れば、おのずと道は開けるだろう」
剣「なるほど。俺がライガーを呼んだ時みたいに自然とやれるってことじゃないか?」
冴子「きっとそうよ。もう少し遺跡の中を調べてみましょう」
まい「そうね!」

<ジェロック大森林>
アデュー「…………」
ドモン「ここにいたか、アデュー」
アデュー「ドモンさんか…」
ドモン「グラチェスに負けたのがそんなにショックか?」
アデュー「あ、あれはグラチェスの実力を見ようとしてたら、その隙を突かれただけで…」「でも、今度やったら必ず勝ってみせるさ!」
ドモン「いいや、今のままでは何度やっても無理だ」「お前とグラチェスとでは戦い方に決定的な違いがある
アデュー「決定的な違い?」
ドモン「グラチェスのしなやかさに対し、お前は直線的に仕掛けるしかできなかった」「常に押すだけでは戦いには勝てん。時には相手の動きにあわせて退く事も重要なのだ」
アデュー「それが俺とグラチェスの違い…」
ドモン「負けを負けとして認め、自分に足りなかったものを学べ、アデュー」「それが強くなるための心得であり、同時にお前を戦士としてだけでなく人としても成長させる」
アデュー「…わかったよ、ドモンさん。俺もまだまだ修行が足りないみたいだ」「騎士道大原則ひと~つ! 敵に後ろを見せてはならない!」「見てろよ、グラチェス! もっともっと修行を積んで今度はお前に必ず勝ってみせるからなぁ!」
〔姿勢を正す音〕
ドモン「ならあ、俺が首長の相手をしてやる! かかって来い、アデュー!」
〔構える音〕
アデュー「ああ! いくぜ、ドモンさん!」

<神の城>
ミルク「はぁ~、散々歩き回ったけど何も見つかんなかったわね」
まい「グラチェスさん、他に何か知らない?」
グラチェス「申し訳ないが、これ以上は私も…」「…!」
ラムネス「どうしたんだよ、グラチェスさん。急に怖い顔しちゃってさ?」
グラチェス「何者かがこちらに近づいている…!」
〔走り去る足音〕
剣「グラチェスさん、どこ行くんだ!? ちょっと待ってくれよ!」
サルトビ「あの雰囲気、ただ事じゃなさそうだ! 俺達も行こうぜ!」
パッフィー「ええ!」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方ユニット出現〕
ドル・サタン「あれが獅子伝説が残る遺跡か! 奴らがあの中に…!」「やれ、お前達! 遺跡を焼き払い、奴らをあぶり出すのだ!」
〔敵全機、遺跡へ接近〕
ゆい「ねえ、あれって!」
剣「な、なんでドラゴの連中がアースティアにいるんだよ!?」
まい「そんなの私達が知るもんですか! あいつらに直接聞いてよ!」
〔味方ユニット出現〕
グラチェス「奴らが何者だろうと遺跡を攻撃する者は許さん!」
〔グラチェス、前進〕
ドル・サタン「貴様、何者!?」
グラチェス「貴様達のような者に名乗る名は持っておらぬ!」「神聖なる場を汚した罪、その命で償ってもらうぞ!」
ドル・サタン「ええい! お前達、ライガーの前にまずは奴を血祭りにあげてしまえ!」
剣「そうはいかないぜ!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

ドル・サタン「現れたな、ライガー!」
グラチェス「獅子の戦士とその仲間達よ! 力を貸してくれるのか!?」
剣「もちろんだぜ、グラチェスさん! あの連中は平和に暮らす人達を苦しめるひでえ奴らなんだ!」
ラムネス「悪党は懲らしめてやらないとね!」
グラチェス「感謝する!」
〔画面、指定エリアを表示〕
イズミ「皆の者! 遺跡にはまだ冴子殿達が残っている! 敵を遺跡に侵入させてはならない!」
剣「わかってるって!」
<戦闘開始>

<敵5機以下・味方援軍1&敵増援1出現>

ドル・サタン「あいも変わらずやってくれる…!」「ならば、先にあの遺跡から叩いてくれる!」
〔画面、遺跡を表示〕
〔敵ユニット出現〕
〔ドル・サタン、遺跡へ接近〕

教授「いけません! あの敵は私達より遺跡を破壊するつもりです!」
グラチェス「やらせん!」
〔グラチェス、ドル・サタンへ隣接〕
ドル・サタン「馬鹿め! かかったな!」
[イベント戦闘「グラチェスvsドル・サタン」]
〔グラチェスにダメージ〕
サルトビ「グラチェス!」
グラチェス「ぐっ…私としたことが取り乱してしまうとは…!」
ドル・サタン「さあ、これでとどめだ!」
[イベント戦闘「グラチェスvsドル・サタン」]
〔味方ユニット出現〕
アデュー「大丈夫か、グラチェス!」
グラチェス「アデュー! まさか君に助けられるとは…!」
ドル・サタン「まだ仲間がいたか…! ならばまず目障りな貴様から片付けてくれる!」
アデュー「うるせえ! やれるものならやってみろ!」
[イベント戦闘「アデューvsドル・サタン」]
〔ドル・サタンに爆発〕
ドル・サタン「くっ!」
グラチェス「アデューのあの動き、先ほどまでとは違う! 何があったというのだ!?」
ドモン「グラチェス、お前との一戦がアデューを強くしたんだ」
グラチェス「私との戦いが…?」
アデュー「そうさ、グラチェス! あんたのおかげで俺は自分に足りないものがわかったんだ!」
ドモン「あとはそいつを補ってやればいいというわけだ」
グラチェス「そうだとしても、この短時間でよく…」「フッ、リューナイトがアデューを選んだ理由がわかった気がする…」
アデュー「え? それってどういう…」
ドモン「おしゃべりはここまでだ、アデュー! グラチェスと協力して奴らを叩き潰すぞ!」
〔味方ユニット出現〕
ドモン「わかったぜ、ドモンさん!」
リュウ・ドルク「やはりドル・サタンでは奴らを抑えるのは無理か…」「ならば…!」
〔敵ユニット出現〕
剣「ドルガ! やっぱりお前もいたか!」
リュウ・ドルク「勝負だ、ライガー! この地を貴様の墓場としてくれる!」
剣「そいつはこっちのセリフだ! 今日こそ決着をつけてやる!」

<リュウ・ドルク(魔竜王ドルガ搭乗)撃破>
リュウ・ドルク「奴らめ…さらに腕を上げたようだな…! だが、これで勝ったと思われては困る!」「ゆくぞ!!」
〔リュウ・ドルク(ドルガドラゴン搭乗)、変形〕
駆「出やがったな、ドラゴンのバケモン!」
剣「くっ! 負けるかあああ!!」
〔剣、リュウ・ドルク(ドルガドラゴン搭乗)へ隣接〕
[イベント戦闘「剣vsリュウ・ドルク(ドルガドラゴン搭乗)」]
〔剣に爆発〕
剣「ぐあああああ!!」
リュウ・ドルク「よく耐えた、ライガー! しかし、いつまでもつかな!?」
〔剣に爆発〕
剣「ぐぅぅ!」
リュウ・ドルク「フフフフフ!」
駆「まずい! このままじゃ剣が…!」
グラチェス「獅子の血を引く者をやらせはしない!」
リュウ・ドルク「貴様達の出る幕ではない! さがっていろ!」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

イズミ「くっ! この力は…!」
仁「あいつ、この前戦った時より強くなってやがるぜ…!」
甲児これがあいつの本気ってわけか!」
リュウ・ドルク「くらえ、ライガー!」
〔リュウ・ドルク(ドルガドラゴン搭乗)、剣へ攻撃〕
〔剣にダメージ〕

剣「うわっ! うわああああっ!!」
まい「ああ! 剣ーっ!!」
ゆい「冴子さん! どうやったら剣を助けられるの!?」
冴子「獅子を守護する者…それを呼び出す事ができれば!」
まい「でも、どうやって!?」
冴子「二人で心の底から祈るの! 剣を助けたいって!」
ゆい「それが宝玉の言っていた祈りなんですか?」
冴子「それはわからないわ! けど、今はそれに賭けるしかないの!」
まい「やろう、ゆい! このまま何もしないわけにはいかないよ!」
ゆい「う、うん!」
ゆい/まい「…………」(お願い…私達に剣を救う力があるなら…)(その力を私達に貸して…)
〔画面、フラッシュ〕
〔遺跡から光〕
〔光、上昇〕

[イベントデモ「ベガルーダ登場」]
〔味方ユニット出現〕
剣「な、なんだ…?」
リュウ・ドルク「あれは!?」
〔ベガルーダ、剣へ隣接〕
グラチェス「あの天馬が…神の城に眠りし獅子を守護する者なのか…」
剣「す、すげぇ…でっかい馬が空を飛んできた!」
ゆい/まい『剣、これはベガルーダ…。ライガーを守るために神が遺した天馬なの…』
剣「ベガルーダ…」
ゆい/まい『剣…ベガルーダの名を呼ぶのです…』
剣「よぉぉし!」「ベガルーダァァァ!!
〔剣、合体〕
[イベントデモ「ファイヤーライガー/騎乗登場」]
剣「これが、ベガルーダ…!」
リュウ・ドルク「おのれぇ…ライガー!!」
ゆい/まい『剣、ベガルーダはあなたの意思の通りに動くのよ…』
剣「そうか…なら、やってやるぜ!」

<隼人or弁慶が戦闘>
弁慶「こいつら…どうやってアースティアに来たんだ?」
隼人「フン…奴らと地球で戦った時のことを思い出せ…」「ドラゴ帝国と安倍晴明がつるんでるとなりゃ奴らがこちらに出てくるのもうなずける…」

<剣が戦闘>
剣「のこのこアースティアにまで攻めてきやがって! お前らは一体残らず、俺が倒してやる!」

<サルトビが戦闘>
サルトビ「覚悟しな、バケモノども! 俺と爆裂丸がてめえらをあの世に送ってやるぜ!」

<剣vsリュウ・ドルク(ドルガドラゴン搭乗)>
リュウ・ドルク「よくもやってくれたな、ライガー! 許さん!」
剣「許さないのはこっちだ!」「いくぜ、ベガルーダ! お前の力を奴に見せてやれ!」

<ドル・サタン撃破>
ドル・サタン「くっ…! ここは一旦、退くしかないか…!」
〔敵ユニット離脱〕

<リュウ・ドルク(ドルガドラゴン搭乗)撃破・勝利条件達成>
リュウ・ドルク「くっ! あの天馬がライガーの新しい力だと言うのか…!」
剣「消えろ、ドルガ!!」
〔剣、気力上昇〕
[イベント戦闘「剣vsリュウ・ドルク(ドルガドラゴン搭乗)」]
ドル・サタン「ドルク!」
剣「なにっ!?」
甲児「あいつ、ドルガをかばいやがった!」
リュウ・ドルク「ドル・サタン…」
ドル・サタン「これ以上は無理だ! 退くぞ、ドルク!」
〔敵ユニット離脱〕
サルトビ「あいつら、逃げていきやがったぜ!」
剣「ベガルーダがいてくれなかったら今頃…俺は…」
まい「ゆい!」
ゆい「まい!」
まい「やった! やったわね!」
ゆい「私達がベガルーダを呼び出したのよ!」
冴子「柱に描かれていたペガサスとはベガルーダの事だったのね…」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

<神の城>
グラチェス「獅子の一族の末裔とその仲間達、そしてアデューよ」「このたびの加勢、改めて礼を言わせてもらう」
アデュー「よせよ、グラチェス! 改まって礼を言われると照れるじゃないか!」
まい「そうよ! むしろお礼を言うのは私達の方だわ!」
ゆい「グラチェスさんがいなかったら私達、ベガルーダを呼び出せなかったものね!」
剣「ここはひとつ、お互い様って事で!」
グラチェス「君達の心遣い、感謝する」
剣「よぉし! ベガルーダも仲間に加わってライガーもパワーアップした事だし!」「次にドルガに会った時は必ず決着をつけてやる!」
ダンゴ「でもよ、剣。ベガルーダって普段はこの城の中で眠ってんだろ?」「だったら連れて行けないんじゃないか?」
剣「言われてみりゃそうだな…。どうすりゃいいんだ?」
まい「心配いらないわよ、剣。ベガルーダは私達が祈ればどこにだって飛んできてくれるわ」
剣「それ本当かよ!?」
ゆい「ええ。いつでも必要になったら呼んでね。私達がすぐにベガルーダを召喚するから!」
剣「まったく、頼りになる相棒だぜ!」
グラチェス「これで我らの部族の使命は果たされた…。あとはリュー使いとしての使命を果たすまで…」
イズミ「リュー使いの使命ですと? それは一体?」
グラチェス「申し訳ないが、それについて私が話すわけにはいかないのだ」「だが、君達がリューに乗り続ける限りいつか必ず知る時が来るだろう」
パッフィー「そうですか…」
サルトビ「ケッ、もったいぶりやがって」
グラチェス「アデュー、君はリューナイトを駆る者としてこの世界の誰よりも強くなくてはならない」
アデュー「もとよりそのつもりさ! 世界一強い騎士になるって事は誰よりも強くなきゃいけないもんな!」「でも、そのためにはグラチェス! 俺ともう一度戦ってくれよな!」
グラチェス「その日を楽しみに待ってるぞ、アデュー」
アデュー「ああ! 期待して待っててくれよな!」
パッフィー「…アデュー達はどうしてあんなに勝つ事にこだわるのでしょう?」「勝利する事で何かを得られるのかしら?」
ドモン「勝利など気持ちの上では所詮、自己満足でしかない…」「だが、現実では勝利せねば得られる物以上に失われる物の方が大きい…」「だから俺達はその何かを守るために勝利を追い求めるのかもしれない…」
天音(何かを守るために勝者になる…か…)
仁「さすが、ドモン・カッシュ! 愛する人を手に入れるために勝者となった男の言う言葉は重いわ!」
パッフィー「まあ! 愛する人を!」
イズミ「ほほう、それは興味深い話ですな。是非ともお聞かせ願いたい」
ドモン「…………」
隼人「話はそこまでだ、お前達、そろそろ出発するぞ!」
冴子「そうね。いつまでもここにいるわけにもいかないし、そろそろ出発しましょう」
剣「了解だぜ!」
グラチェス「道中、気をつけてな」
アデュー「グラチェス、お前も達者でな!」
パッフィー「さようなら~!」

グラチェス「勇者リューナイトに獅子の血を引く者達…。そしてその仲間達よ…」「君達のこれからの冒険の旅に我が神の祝福があらん事を…」
【シナリオエンドデモ終了】


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