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No.24
ドル・ガイスト!卑劣な罠!

【シナリオデモ1開始】
<ドラゴ帝国/神殿>
リュウ・ドルク「お教えください、ザーラ様! 私は一体何者かと聞いているのです!」
ザーラ「知れた事。そなたは我が神ドラゴの血を引く真の勇者」「愚かな人間どもを滅ぼし、ドラゴ帝国が地上を支配するための先兵となるべき宿命を背負った男」
リュウ・ドルク「それは幼き頃より嫌というほどあなたに聞かされてきた。私もずっとそう信じて疑わなかった…」
ザーラ「何が言いたいのだ、ドルク?」
リュウ・ドルク「戦士としての誇りすらなく、ただむやみに勝利のみを求めてあがくドル・ガイスト…」「奴のような男が牛耳る今のドラゴ帝国こそ愚かと言うべきではありませぬか?」
ザーラ「な、なんという事を…!」
リュウ・ドルク「ザーラ様、あの大牙剣と共にいる双子の姉妹、あなたもよくご存知のはず」「あの姉妹の兄の手のひらには私と同じ、この龍のアザがあったと言うのです」
ザーラ「…!」
リュウ・ドルク「この事は一体何を意味するのですか!? ザーラ様!」
ザーラ「やめぬか! リュウ・ドルク!」
リュウ・ドルク「あの二人はアーガマ神の血を受け継ぐ者。もし私と血のつながりがあると言うのなら…」
ザーラ「やめよと言っておるのがわからぬか!」
リュウ・ドルク「私は父や母の姿も名も知らず、物心ついた時にはあなたしかいなかった。すべてをあなたから教わり、育てられてきた…」「私は知りたい! 私自身の事を!!」
ザーラ「…………」「フフフ、そなたともあろう男が人間どもの汚れた空気に染まり、正気を無くしたようじゃな…」「そなたは間違いなくドラゴ神の血を引く者!」
リュウ・ドルク「ならば…!」
ザーラ「くどい!!」「これ以上のくだらぬ詮索はたとえリュウ・ドルク、お前といえども許さぬ!」
リュウ・ドルク「…………」
ザーラ「そして二度と得体の知れぬ人間に会ってはならぬ! よいな!?」
リュウ・ドルク「ですが…!」
ザーラ「もうよい! さがれ!」
リュウ・ドルク「……はっ」

ザーラ(万が一、ドルクが真実を知るようなことがあれば…!)(それだけはさせぬ! 断じて!)「ドル・ガイスト! ドル・ガイストはおらぬか!?」
〔足音〕
ドル・ガイスト「ドル・ガイスト、お呼びにより参上いたしました」
ザーラ「おお、ガイストよ。そなたに頼みがある」

ドル・ガイスト「天馬を呼び出す双子の姉妹を殺せ、と」
ザーラ「ただちにな。ドルクは我が命に背き、あの双子に会いに行くはずじゃ」
ドル・ガイスト「ご安心を。もとより、そのつもりでございます」「しかし、ドルク様は何かと逆らわれるお方…」「もし次もそのような事があれば、少々手荒な対応になるやもしれません…」
ザーラ「…仕方あるまい」
ドル・ガイスト「このドル・ガイスト、双子姉妹抹殺の命、しかと承りました」
ザーラ「頼んだぞ、ドル・ガイスト!」
ドル・ガイスト「はっ!」

<ドラゴ帝国/通路>
ドル・ガイスト(フッ、こうも早くチャンスが巡って来るとはな…)
ドル・サタン「ドル・ガイスト…」
ドル・ガイスト「これはドル・サタン様。どうなされました?」
ドル・サタン「貴様、ザーラ様の言葉を傘に不貞を働こうと思ってはいないだろうな?」
ドル・ガイスト「フッ、何をおっしゃいますか」
ドル・サタン「ドルク様は、ザーラ様と同じドラゴ神の聖なる血を受け継ぐお方と聞く」「まさか、その方に剣を向けようなどと愚かなことはするまいな?」
ドル・ガイスト「聖なる血だろうと汚れた血だろうと要は勝利した物こそ尊い…」「弱者の受け継ぐ聖なる血より強いメカニックに流れる油の方がよほどマシというもの」「血筋で強さが決まるなら、戦いはもっと早くに終わっております」
ドル・サタン「…………」
ドル・ガイスト「フッ、あなたもドルク殿の事となると何やら弱腰になる」
ドル・サタン「何!?」
ドル・ガイスト「つまらぬ感情い動かされるのは実に愚かな事です…」「まあ、見ている事です。次の作戦で双子の姉妹…そしてライガーすら倒してみせましょう」
ドル・サタン「ドル・ガイスト! 貴様!」
ドル・ガイスト「出撃の準備がありますので、これで失礼…」

<機械化城>
〔コンピュータの動作音〕
〔モニターの開く音〕

エンジン王「なるほど。これが今までに電気王が収集分析した奴らのデータですか…」「各ロボットの行動パターンから武器の性能まで、実によく調べてあります」
ギルターボ「ファーザー。その中に前回の戦いでゴウザウラーが見せたあの計算外の力はあるのかい?」
エンジン王「残念ながらありません」「しかし、このデータから察するに人間の能力が機械に作用した時、はじめて計算外の力を発揮するようです」
ギルターボ「じゃあそれが!」
エンジン王「そうです。それこそ私達の求めていた宇宙最強の力です」「しかし、その力を手にするにはまだまだデータが足りないようです」「頼みましたよ、ギルターボ。私達にはどうしてもあの力が必要なのですからね…」
ギルターボ「了解、ファーザー」

<春風町>
エリー「あ~! このワンピースかわいい!」
まい「本当ね! 形といい色といい、ゆいにピッタリじゃない!」
ワン「私もそう思うわ!」
ゆい「そう、ありがとう…」
ツー(ゆいったら、テンション低いわね…)
エリー(そうね。これじゃあ元気づけようとしたこっちまで調子がおかしくなっちゃう)
ワン(やっぱりまだ、お兄さんかも知れない人が気になってるのかしら?)
まい「こら、ゆい! せっかくみんなでショッピングに来てるのに何暗い顔してんのよ?」
ゆい「…ねえ、まい。私達、本当にもう一度あの人に会えるかしら…」
まい「大丈夫だって。あの人が私達のお兄さんならきっとまた会えるわ」「今はチャンスが来るのを信じて待ちましょう」
エリー「まいの言う通りよ、ゆい! どうしても会えない時はザウラーズ全員で見つけてあげる!」
まい「ほらほら! みんなもああ言ってくれてるんだし、いい加減、元気出しなって!」「それに、いつまでも暗い顔してるとこのワンピース、私がもらっちゃうわよ!」
ゆい「フフ、そうはいかないわよ、まい。そういう女の子っぽいデザインは私の方が似合うんだから」
まい「このぉ! 言ったなぁ~!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

エリー「なに! この揺れ!?」
ワン「もしかして、また敵なの!?」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔敵ユニット出現〕
まい「あれはドラゴ帝国!」
エリー「まさか、また街を破壊しに来たの!?」
ゆい「それにしては数が少ないわ!」
ドル・ガイスト「見つけたぞ、アーガマの血を引く双子!」「メタルナイトよ、あの娘達を生け捕りにするのだ!」
〔量産型メタルナイト隊、エリー達がいる地点へ隣接〕
ゆい「いやああああ! 助けてぇぇっ!」
まい「こら! 放せ、この! 放せっていうのよ!」
エリー「ゆい! まい!」
〔量産型メタルナイト隊、後退〕
ドル・ガイスト「聞いているか、ライガーならびに我らに楯突く愚か者達よ!」「アーガマの血を引く双子は今や我々の手の内にある!」「この二人を返してほしくば街の外れにある平原に来るがいい!」
〔敵ユニット離脱〕
ツー「エリー、どうしよう!?」
エリー「こうしちゃいられないわ! すぐにみんなと合流しないと!」
ワン「そうね!」
???(リュウ・ドルク)「…………」
リュウ・ドルク「ドル・ガイストめ…この私の邪魔をするというのか?」
【戦闘マップ1終了】


サブタイトル
「ドル・ガイスト!卑劣な罠!」


【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

ドル・ガイスト「ようやく現れたか。随分と遅かったではないか」
竜馬「うるせえ! 俺たちゃ、てめえらと違って色々やんなきゃならねえ事があるんだ!」「んな早く、動けるかってんだ!」
ドル・ガイスト「口の利き方には気をつけてもらおう。さもないと…」
〔ドル・ガイスト、石柱へ攻撃〕
〔石柱に爆発〕

まい「ああああああっ!」
ゆい「きゃあああああっ!」
ダンゴ「ゆいちゃん! まい!」
ドル・ガイスト「こういう事になる」
剣「ドル・ガイストの野郎! 二人になんて事しやがる!」
竜馬「この…クソ野郎がぁっ!」
ドモン「竜馬、今は俺やお前のような人間が出る幕ではない。ここはアイザック達にまかせるんだ」
レミー「そういう事。頭より身体を動かすのが得意な肉体派の出番はもう少しあとよ」
ドル・ガイスト「聞こえているか、大牙剣! この双子の命が教えければ貴様一人で取り戻しに来るのだ!」
剣「なに!?」
ドル・ガイスト「わかっていると思うが他の者がおかしな動きを見せた場合、双子の命はない!」
アデュー「なんて悪党だ! 卑怯な手ばかり使いやがって!」
甲児「くそっ、あの野郎! 人質を盾に、ライガーを狙い撃ちする気だぜ!」
ボス「どうするわさ!? あいつの言う通りにするのか!?」
隼人「奴の言う事を聞けば、剣が死ぬ。…聞かなければ、ゆいとまいが死ぬ」
駆「最悪の二者択一ってわけかよ…!」
ドル・ガイスト「どうした! 早くしろ!」
剣「わかった! 今行くから待ってろ!」
冴子「剣君、あなた本当に一人で行く気なの!?」
剣「このままじゃ、ゆいとまいが危ねえんだ! なら、行くしかねえじゃんか!」
〔味方ユニット出現〕
〔剣、ドル・ガイストへ接近〕

まい「け、剣!」
剣「お前の言う通り、一人で来たぞ! さあ、ゆいとまいを放せ!」
ドル・ガイスト「まだ放すわけにはいかんな。我々の次の要求…」「それは貴様の命だ!」「やれ、メタルナイトよ! まずはライガーの苦しみをドラゴ神に捧げるのだ!」
〔量産型メタルナイト隊、剣へ接近〕
剣「くそっ! やっぱそうなるのかよ…!」
〔量産型メタルナイト、剣へ攻撃〕
〔剣に爆発〕
〔量産型メタルナイト、剣へ攻撃〕
〔剣に爆発〕

剣「くそっ! 手を出したら、ゆいとまいの命が…!」
まい「剣っ!私達に構わず戦って!」
剣「お前達の命がかかってるんだぜ…! そんな真似ができるかよ…!」
ゆい「け、剣…」
ドル・ガイスト「そうだ、ライガー。貴様に手出しは許されん」「貴様を葬り去った後は目障りなイオニアを片付けてくれる!」
〔量産型メタルナイト、剣へ攻撃〕
〔剣に爆発〕
〔量産型メタルナイト、剣へ攻撃〕
〔剣に爆発〕

サルトビ「やべえな…! あのまま一方的に攻撃され続けちゃライガーがやられちまうぞ!」
虎太郎「どうする!? 俺がひとっ走りしてあの二人を助けてくるか!?」
アイザック焦りは禁物だ。二人を助け出すチャンスがくるのを待つのだ」
カッツェ「チャンスって…! そんなもん、この状況で来るんかいな!?」
アイザック「…ドル・ガイストは何かが起こるのを待っているように見える」「そうでなければ、無抵抗のライガーをすぐに片付けてしまわない理由が説明できない」
真吾「どのみち今の俺達にはチャンスを待つしかできないってわけか…」
ダンゴ「くそぉ! 耐えてくれよ、剣!」
ドル・ガイスト「ふむ…。どうやら獲物は網にかからないようだな…」「ならばライガーと双子の命もここまでだ!」
〔ドル・ガイスト、石柱へ隣接〕
イズミ「なんと!? それでは約束が違う!」
ドル・ガイスト「なぜ、この私が貴様達との約束を守らねばならん!」「人間が…身の程を知るがいい!」
ダ・サイダー「とことん腐りきった野郎だぜ! てめえって奴はよ!」
シャル「みんな! 急いで発進して!」
ドル・ガイスト「ふふふ! そうはいかん!」
〔敵ユニット出現〕
ドル・ガイスト「仲間が死ぬ様をその目にしかと焼き付けるがいい!」
ゆい「きゃあああああ!!」
リュウ・ドルク「待て、ドル・ガイスト!」
剣「あ、あれは…!」
ドル・ガイスト「ようやく現れたか、リュウ・ドルク」
まい「ゆい、あの人は…!」
ゆい「間違いない! この前の人よ!」
まい「でもさっき、リュウ・ドルクって…」
リュウ・ドルク「ドル・ガイスト! その娘達を解放してもらおう!」
ドル・ガイスト「お断りさせていただく」「ライガーと双子の抹殺はザーラ様より直々に賜った命令です。それは何よりも重い」
リュウ・ドルク「なに!? ザーラ様がそのような命令を!」
ドル・ガイスト「その私を妨害するとなればあなたは帝国に造反したも同然。わかっておいででしょうな?」
リュウ・ドルク「私は自分が誰なのかを知りたいだけだ! おとなしく渡さぬというのであれば、力づくで解放してもらう!」「魔竜王ドルガよ! 我が下に来たれっ!
〔雷鳴〕
〔画面、フラッシュ〕
〔味方ユニット出現〕

ゆい「リュウ・ドルクが私達を助けに!?」「う、嘘でしょ…まさかリュウ・ドルクが…」
まい「私達のお兄さん…!?」
剣「なんだって!? ゆいちゃんとまいのお兄さんがリュウ・ドルクだっていうのかよ!?」
ドル・ガイスト「フッ、ようやく馬脚を現したな、リュウ・ドルクよ!」「敵であるアーガマの末裔と内通するとはもはや言い逃れはできんぞ!」「ザーラ様に代わりこの私が貴様を断罪してくれる!」
ゆい「狙われているのは私達なの! あなたには関係ないわ!」
まい「私達に構わず逃げて!」
リュウ・ドルク「逃げるわけにはいかない…! 私は、真実を知らねばならぬ!」「私の命に代えてもその娘達は助け出してみせる!」
<戦闘開始>

<2PP>

飛鳥「どういう事なんだ!? リュウ・ドルクが僕達の味方をしてくれるなんて!」
ドモン「さっきの言葉が真実ならば、リュウ・ドルクは二人の生き別れの兄という事になる」
ボウィー「って事は、リュウ・ドルクもアーガマの末裔ってわけ?」
冴子「アーガマの末裔はドラゴを討つべき存在のはず…。それがどうしてドラゴ帝国に?」
ミルク「…お姉様、すっごくどっかで聞いたような話だと思わない?」
ココア「そうですわね~」
ダ・サイダー「何言ってやがる!」「超絶美形が騙されて敵側にいるなんてそんなカッコイイ話がホイホイあってたまるか!」
レスカ「誰もあんたの話だなんて言ってないでしょーが! あたしら三姉妹に似てるって言ってんのよ!」
シャル「…まさかね」

<敵全滅・敵増援1出現>
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

ドル・ガイスト「そこまでだ、リュウ・ドルク! それ以上抵抗するというのなら、この姉妹を殺す!」
リュウ・ドルク「貴様…!」
〔リュウ・ドルク、ドル・ガイストへ接近〕
ドル・ガイスト「フフフ、こちらに人質がいる限り貴様に手出しはできんはずだ!」「貴様の命運もこれまでだ…。私を散々見下した罪を悔いて死ぬがいい!」
〔量産型メタルナイト隊、リュウ・ドルクへ隣接〕
リュウ・ドルク「ぐっ! これは…!」
ドル・ガイスト「帝国へ仇なす愚か者め! ここで報いを受けよ!」
〔量産型メタルナイト、リュウ・ドルクへ攻撃〕
〔リュウ・ドルクに爆発〕
〔量産型メタルナイト、リュウ・ドルクへ攻撃〕
〔リュウ・ドルクに爆発〕

リュウ・ドルク「ぐあああああああっ!」
剣「リュウ・ドルク!」
まい「もういいわ! 剣もお兄さんも戦って!」
リュウ・ドルク「そうはいかない…! 私はお前達を…死なせはしない!」
ゆい「お、お兄さん!」
ドル・ガイスト「往生際が悪い奴め! だが、これで最後だ!」
〔ドル・ガイスト、リュウ・ドルクへ隣接〕
ドル・サタン「今だっ!」
〔第3軍ユニット出現〕
ドル・ガイスト「何をする、ドル・サタン!」
〔転送音〕
〔石柱、離脱〕

ドル・サタン「さあ、早く逃げるのだ! グズグズするな!」
ゆい「ドラゴ帝国の人が私達を助けてくれるの…!?」
まい「よくわからないけど…ゆい、行くわよ!」
ゆい「う、うん!」
〔ドル・サタン、シャルへ隣接〕
ドル・ガイスト「よもやドル・サタンがあんな行動をとるとは…!」「だが、今更人質を解放したところで、もう遅い!」「出ろ! メタルナイトよ!」
〔敵ユニット出現〕
ドル・ガイスト「フフフ、ずいぶんと手間をかけさせてくれたが」「これだけの傷を受けてはリュウ・ドルクといえど、動けはしまい!」
リュウ・ドルク「お、おのれぇ…!」
ドル・ガイスト「死ねえええええ!」
[イベント戦闘「リュウ・ドルクvsドル・ガイスト」]
〔ドル・サタン、リュウ・ドルクへ隣接済み〕
ドル・サタン「あ…ああ…!」
リュウ・ドルク「サ、サタン!!」
ドル・ガイスト「おのれ、ドル・サタン! 一度ならず二度までも邪魔をしおって!」「氷の将軍と謳われたドル・サタンがつまらぬ情に流されたか!」
リュウ・ドルク「サタン、なぜ私を助けた!」
ドル・サタン「ドルク…お前には自分が信じた道を行くのが相応しい…」「誇り高い戦士として生きてこそ…私は…お前を……」
まい「ドル・サタン、あなたまさか…!」
ドル・サタン「勘違いするな…アーガマの末裔よ…」「私はお前達を助けたのではない…すべてはドルクの…ために……」
リュウ・ドルク「サタン! しっかりしろ!」
ドル・サタン「皮肉なものだな…。このような形でお前に抱いてもらえるとは…」
リュウ・ドルク「サタン…お前……」
ドル・サタン「ドルク…この次、生まれ変わった時は…人間の女として…」
〔光の広がる音〕
〔画面、発光〕
〔第3軍ユニット消失〕

リュウ・ドルク「サ、サタン…」
ゆい「いやああああああっ!」
まい「あの人は…ドル・サタンは…お兄さんを……」
ドル・ガイスト「フッ、ドル・サタンも所詮は戦士のなりそこないだったか!」
〔ドル・ガイスト、後退〕
ドル・ガイスト「メタルナイトよ! リュウ・ドルクにとどめを刺すのだ!」
リュウ・ドルク「うおおおおおおおおおっ!! 許さんぞ、ドル・ガイスト!!」「ドル・サタンの死、貴様の命をもって償ってもらう!」
〔リュウ・ドルク、気力上昇〕
剣「あいつらにも人を想う心があったなんて…! くそ…くそおおおおおおっ!!」「ドル・ガイスト! てめえだけは絶対に許さねえ!!」
〔剣、気力上昇〕

<リュウ・ドルクが戦闘>
リュウ・ドルク「ドル・ガイスト! そのような卑劣な戦い方で勝利してなんとする!」
ドル・ガイスト「何を奇麗事を! 手段は選ばず、ただ勝利せよとのザーラ様のお言葉を忘れたか!」
リュウ・ドルク「忘れてはおらぬ! だが、それによりドラゴ帝国の志が汚されているのもまた事実!」「ドラゴの戦士として、それだけは耐えられんのだ!」

<剣vsドル・ガイスト>
ドル・ガイスト「大牙剣よ、お前の故郷を焼いたドル・サタンが死んだのだ…。喜ぶならまだしも、何を怒る必要がある?」
剣「うるせえ! てめえは人の心を利用して踏みにじりやがった。俺はそういうのが一番許せねえんだ!」

<リュウ・ドルクvsドル・ガイスト>
リュウ・ドルク「ドル・ガイスト! 私は貴様を許すわけにはいかん!」「そして貴様のような卑怯者を容認するドラゴ帝国の在り方もな!!」
ドル・ガイスト「この私も、そしてドラゴ帝国も貴様に許してもらう必要などない!!」

<ドル・ガイスト撃破>
ドル・ガイスト「我がメカニックが感情などという無駄なものを持つ者に敗れるとは…!」「覚えておくがいい! 次はさらに強化されたメタルナイトで、貴様達を地獄に送ってくれる!」
〔敵ユニット離脱〕
リュウ・ドルク「逃がさんぞ、ドル・ガイスト!」
〔リュウ・ドルク、ドル・ガイストがいた地点へ移動〕
ゆい「待って、お兄さん!」
リュウ・ドルク「…………」
〔味方ユニット離脱〕
まい「お兄さん…」

<敵全滅・敵増援2出現>
剣「感情は無駄なんかじゃねえ! 感情が…心があるから俺達は強くなれるんだ!」
拳一「心の通わない機械に頼ってるドル・ガイストの奴には一生わからないだろうけどな!」
???(エンジン王)「信じられませんね。感情というマイナス要素がそのような力を生み出すなどとは」
〔敵ユニット出現〕
拳一「お前はエンジン王!」
金太「昨日の今日で出てくるなんていい度胸してるじゃないか!」
エンジン王「一度私に勝ったくらいでいい気にならない事です」「いきますよ、ギルターボ! なんとしても計算外のパワーのデータを集めるのです!」
ギルターボ「了解、ファーザー」

<エンジン王HP70%以下or敵増援2出現の5たーん後PP・味方援軍1出現>
ギルターボ「ファーザー、やっぱりこいつら意外とやるみたいだよ」
エンジン王「おもしろい…。やはり実におもしろい奴らです」「ギルターボ、サンプルとして1体捕獲していきますよ」
ギルターボ「電気王を倒したゴウザウラーにするかい?」
エンジン王「いえ、ここは一番データが少ないダイテイオーにしましょう」
ギルターボ「了解、ファーザー」
〔エンジン王、モモタロウへ接近〕
モモタロウ「あいつ、こっちに向かって来やがった!」
マイ「気をつけて、モモタロウ! エンジン王はダイテイオーを捕まえる気よ!」
モモタロウ「そんな真似させるか!」
〔エンジン王、モモタロウへ攻撃〕
〔モモタロウに爆発〕
〔モモタロウにスパーク〕

カケル「うわあああっ!」
モモタロウ「なんだこりゃ!? ダイテイオーが動かねえ!」
ギルターボ「動きを止めたよ、ファーザー」
エンジン王「よくやりました、ギルターボ。すぐに捕獲しなさい」
ギルターボ「了解、ファーザー」
力哉「まずい! あのままじゃダイテイオーが…!」
シャル「誰か! すぐダイテイオーのカバーに入って!」
???「醜態をさらしたな、ダンケッツ」
〔画面、発光〕
〔味方ユニット出現〕

[イベントデモ「ダイリュウオー登場」]
エンジン王「なんですか、あのロボットは!?」
〔ヒリュウ、エンジン王へ隣接〕
[イベント戦闘「リュウ・ドルクvsドル・ガイスト」]
エンジン王「くっ!?」
〔エンジン王に大爆発〕
モモタロウ「誰だ、お前は!?」
ヒリュウ「僕は月城ヒリュウ。そして、このロボットの名はダイリュウオー!」
飛鳥「月城ヒリュウ…!? もしかして…!」
ヒリュウ「久しぶりだな、飛鳥」
仁「なんだ、飛鳥? お前、あのロボットのパイロットと知り合いなのか?」
飛鳥「ヒリュウは僕の従兄弟なんだ。まさかこんな所で会うとは思わなかったけどね」
拳一「なら、お前は俺達の味方と考えていいんだな!?」
ヒリュウ「ええ。今から僕も戦列に加わらせてもらいます」
飛鳥「わかった。頼んだよ、ヒリュウ」
ヒリュウ「了解だ、飛鳥。僕はダンケッツのような情けない戦いはしないから安心してくれ」
モモタロウ「にゃにぃ~っ!? いきなり出てきて偉そうな事言いやがって!」「俺達の戦いが情けないかどうかよ~く見てろよ、ヒリュウ!」
ヒリュウ「君達こそダイリュウオーの力を見るといい!」
ギルターボ「ファーザー、敵が増えたよ!」
エンジン王「せっかくです。あのロボットも持ち帰るとしましょう」
ギルターボ「了解、ファーザー」
〔エンジン王、回復〕

<仁vsエンジン王>
仁「ギルターボと一緒に倒されるんだ! 寂しくはねえだろ!」
ギルターボ「ファーザー、あいつあんな事言ってるよ」
エンジン王「好きなだけ言わせておきなさい。どうせ最後には私達に倒されるんですからね」

<虎太郎vsエンジン王>
虎太郎「何度来たってムダだぜ、エンジン王! どうせ俺達が勝つに決まってるんだからな!」
エンジン王「どのような計算をしてその答えに辿り着いたかは知りません」「しかし、その答えが間違っている事を今すぐに教えてあげましょう!」

<拳一vsエンジン王>
エンジン王「さあ、ゴウザウラーよ! あの時見せた計算外の力をもう一度、私に見せるのです!」
拳一「何が計算外だ。計算ミスっただけじゃねえの?」「今回もこっちの計算どおり勝たせてもらうぜ!」

<モモタロウvsエンジン王>
モモタロウ「こないだ戦った時より、俺の操縦テクは上がってんだ! そいつを今、見せてやるぜ!」
エンジン王「そうでなくては、こちらとしてもあなたと戦う意味がありません。同じデータは必要ありませんからね」

<ヒリュウvsエンジン王>
ヒリュウ「機械化帝国。君達が僕に勝とうなんて百万年早いね」
エンジン王「これはこれは。先程の不意打ちがうまくいった事で自信をつけてしまったようですね」
ギルターボ「なら、その自信を壊してやろうよ、ファーザー!」
エンジン王「許可します! やってしまいなさい!」
ヒリュウ「そうはいかない。地球の平和を脅かす者達は僕が成敗する!」

<エンジン王撃破・勝利条件達成>
ギルターボ「ファーザー! これ以上の戦闘は無理だよ!」
エンジン王「前回戦った時より確実に戦力を増しているようです…!」「ギルターボよ、機械化城に戻って今日の戦いのデータを分析します! しっかりと記録しておきなさい!」
ギルターボ「了解、ファーザー!」
〔敵ユニット離脱〕
鉄也「エンジン王は退いたか…」
力哉「ダイテイオーが捕まりそうになった時は少し焦りましたけどね」
駆「ゆいとまいも無事助け出せたし、とりあえずは万事OKってとこか」
剣「本当にそうだといいんだけどね…」
ゆい「…………」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

<イオニア/ブリッジ>
マイ「あの、ヒリュウ君…」「さっきはあなたのおかげで、私達、エンジン王に捕まらないで済んだわ。ありがとう」
ヒリュウ「礼はいらないよ。エルドランに地球の平和を託された一人として当然の事をしたまでだからね」
飛鳥「やれやれ…。そういうクールなところは昔のままだな…」
モモタロウ「何がクールだよ! ただのキザな奴じゃねえか!」「あの時、ヒリュウが出てこなくても俺だけでなんとかしてみせたっての!」
ヒリュウ「…もしかして君がダイテイオーのパイロットか?」
モモタロウ「そうだ!」「俺は大桃タロウ! ダイテイオーのメインパイロット、モモタロウだ!」
ヒリュウ「そうか…君が…」
モモタロウ「な、なんだよ…。他人の事、ジロジロ見やがって?」
ヒリュウ「モモタロウ。醜態をさらすのは今回までにするんだな」
モモタロウ「にゃ、にゃにぃ~っ!?」
ヒリュウ「さっきは僕が助けに入れたからよかったものの、いつもああして助けられるとは限らないからね」「君がミスをするのは構わない。だが、そのミスのせいで他のみんなに被害が及ぶような真似だけはしないでくれ」
ラムネス「うわっ、キッツイ一言!」
モモタロウ「こ、こいつ! 偉そうに!」
カケル「まあまあ、モモタロウ。ここは抑えて抑えて」
仁「なあ、ヒリュウ。話してるとこ悪いんだけど、お前に聞きたい事があるんだ」
ヒリュウ「何かな?」
仁「お前、どうやってダイリュウオーを手に入れたんだ?」「なんか前からダイリュウオーを持ってたみたいだけどよ」
勉「それは僕も気になりました。最近手に入れたにしては随分と見事な操縦でしたからね」
ヒリュウ「同じ小学生である地球防衛組やザウラーズが地球平和のために戦ってるのを知ってから、僕も地球のために戦いたいと思っていてね」「どうやらその想いが通じたみたいで、エルドランにダイリュウオーを託されたというわけさ」「君達が地球に戻って来たのと同じくらいのタイミングでね」
鷹介「じゃあ、ダイリュウオーを手に入れたのはほんの少し前なんですね…」
れい子「だったらもっと早く私達に合流してくれればよかったのに」
ヒリュウ「僕なりにダイリュウオーの性能や各敵組織の情報を整理したかったからね」「けど、それもようやく終わった。これからは僕とダイリュウオーの力も平和のために役立たせてほしい」
拳一「ああ! 頼りにしてるぜ、ヒリュウ!」
虎太郎「同じ小学生同士、仲良くやっていこうじゃん!」
ヒリュウ「ああ。こちらこそよろしく」
モモタロウ(き、気に食わねえ…! こいつ、気に食わねえっ!)

<イオニア/メインホール>
剣「冴子姉、ゆいちゃんとまいの様子は?」
冴子「二人とも部屋で寝てるわ。肉体的にも精神的にもよっぽど疲れがきたみたいね」
甲児「あれだけの事があった上にせっかく会えた兄さんがリュウ・ドルクだったなんて知れば、そりゃ疲れるぜ」
パッフィー「ずっと探してたお兄様がよりによって敵側の人間だったなんて…」
キリー「運命ってのあh本当に残酷なもんだな」
キッド「けどよ、リュウ・ドルクがあの二人のお兄さんって事はあいつも善神の血を引いてるわけだろ」
マッハウインディ「なら、次に会った時には俺達の味方になってくれる可能性があるってわけか」
アイザック「話はそう単純ではない。リュウ・ドルクはドラゴ帝国の戦士としてのプライドを持っている…」「自らの正体を知ったとしてもそのプライドがある限り、我々と共闘する事はありえんだろうな」
隼人「それに奴は多くの人間を手にかけた悪党だ。あの双子が奴を許しても、奴がこれまで犯した罪までは消えねえ」
剣「…………」
ドモン「しかし、命がけでゆいとまいを助けようとしたのもまた事実…」「ドラゴ帝国の反逆者となってまで二人を救おうとした行動を見る限り、かすかだが希望の光はあると思う」
アデュー「そうだぜ! なんとかなるって!」
イズミ「罪は償えばよいのです。過去の行動だけでその人の未来を決めてはなりません」
ダ・サイダー「いい事言うじゃねえか! もしかしたら、あの野郎だって操られてるだけかもしれねえしな!」
ダンゴ「なあ、剣…。俺達、これからどうすりゃいいんだよ?」
剣「そんなの…今はわかんねえよ…」
冴子「そうね…。簡単に割り切るには色々とありすぎたものね…」
剣(リュウ・ドルク…。お前がアーガマの血を引くならなんでドラゴ帝国なんかにいやがんだ…)(ゆいちゃんとまい…そしてドラゴに殺された人達…。俺は…一体どうすりゃいいんだ?)
【シナリオエンドデモ終了】


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