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No.33
僕らの夢は絶対無敵!

【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

タイダー「ひぇぇぇ~! ベルゼブ様~!」
ベルゼブ「くっ…!」
仁「こいつでとどめだ、邪悪獣!」
[イベント戦闘「仁vsエキゾースト」]
〔敵ユニット撃破〕
吼児「やった!」
タイダー「ベ、ベルゼブ様! ここは撤退した方がよさそうですダ!」
ベルゼブ「くっ、地球の子供達め…! 次こそは必ず貴様達を倒してみせる!」
ファルゼブ「覚えているがいい!」
〔敵ユニット離脱〕
仁「いつでもかかって来いってんだ! お前達がどれだけ攻めてこようと地球は渡さないぜ!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ1開始】

<陽昇学園>
吼児「僕達がアースティアから戻ってきてから1週間が経ちました」「僕達がいない間、地球が心配だったけれどシャッフル同盟って人達の協力もあってなんとか撃退できてたみたい」「それに機械化帝国の侵攻からは謎のヒーローが街を守ってくれたとの報告も入っている」「なんでも大笑いしながら機械化獣を倒していったらしいけど、もしかしてそれってあの時の…」「まあそれはそれとして、僕達は今、敵を追い払いながら、防衛隊が月面で発見した機械化帝国の基地に攻め込む準備をしている」「本当を言うと、月に行く前にジャーク帝国をなんとかできたらいいんだけど…」「早く世界に平和が来るといいな」

<陽昇学園/5年3組>
姫木先生「みんな、お疲れ様」
篠田先生「お前達が無事帰ってきてくれて先生は嬉しいぞ!」
美紀「帰ってきた途端、邪悪獣と魔界獣が毎日のように出現するんだもの」
クッキー「私、もうクタクタ…」
れい子「そうね。もう少しペースを落としてくれればいいのに」
篠田先生「なあに、防衛隊も邪悪獣を生み出すアークダーマの収集活動をしてるんだ。もうすぐ楽になるさ」
ヨッパー「だといいけど…」
五郎「しかし、邪悪獣が出現する原因があんな小さい球だったとはね」
勉「ですが、防衛隊が開発した探知機によりアークダーマは続々と発見され、防衛隊基地に集められています」
ときえ「私達がいない間にそこまでの事をしてたなんて…」
きらら「防衛隊もなかなかやるじゃない! 見直したわ!」
虎太郎「発見のきっかけが武田長官の『メイワク』の一言だってのが笑えるけどな!」
教授「虎太郎君、発言には気をつけてください! 近くにあの物質があったら邪悪獣が生まれてしまうんですよ!」
虎太郎「いけね! そうだった…!」
教授「いいですか!? 会話をする時にも常に頭の中にメイワ…」
剣「わあああああ! 教授、ストップ!」
エリー「教授が言いそうになってどうするのよ!」
教授「し、失礼しました…。つい熱くなってしまいまして…」
吼児「まったく、油断も隙もあったもんじゃないな」
ポテト「話すのにもいちいち気を使わなきゃならないなんてね」
ラムネス「ジャーク帝国め! 本当にメイワ…」
カケル「ラムネス!」
ラムネス「あっ、わりぃ、わりぃ! つい…!」
ミルク「もう! 本当に気をつけてよね!」
シャル「この調子じゃ、私達の方がまいっちゃうわね」
駆「だからって、しゃべるなってのはストレスが溜まるだけだしな」
ダ・サイダー「まったくだ。こう気を使っていては俺様がシャレを言ったところで誰も笑わんではないか」
レスカ「そりゃいつもの事でしょ」
ヒリュウ「人間の苦手意識や恐怖心に反応してそれに応じた兵器を造り出すとは…5次元人め、恐ろしい物を持っていたものだ」
マリア「さっきの戦いで少しでも邪悪獣を減らせたかしら?」
勉「アークダーマの総数がわからなくてはなんとも言えません」
モモタロウ「じゃあ今は一体一体、コツコツと倒していくしかないってわけか」
剣「ったく、面倒くせえったらありゃしねえ!」
仁「どうせならジャーク帝国を倒したら一気にいなくなるとかさぁ!」
吼児「この調子で邪悪獣を倒していけばジャーク帝国もおとなしくなるのかな?」
勉「それならいいんですが、僕は近いうちにジャーク帝国が総攻撃をかけてくると思いっています」
ゆい「なんでそう思うの?」
勉「ジャーク帝国の戦力の要であるアークダーマを減らし続けられたら、彼らはジリ貧になってしまいます」「普通なら、そうなる前に手を打ってくるはずだと読んだまでです」
飛鳥「なるほどね。ジャーク帝国もずっと負け戦続きで焦ってるだろうからね」
ザンパ「俺がジャーク帝国の偉い奴ならとっくの昔に白旗揚げてるペン」
ドモン「本来なら、弱体化しているジャーク帝国を先に叩いておきたいところだが、あいにく奴らの本拠地は判明していない」
鉄也「今のところ、本拠地が判明しているのは月面の機械化帝国だけだ」
真吾「まずはそこを叩くために動くしかないというわけか」
金太「俺達が月に行ってる間にジャーク帝国の総攻撃が始まりでもしたら厄介だな」
シャル「でも、敵はこっちの都合なんて考えてくれないわ。常に最悪の事態を想定して動かないとね」
仁「そうだな! 地球の運命は俺達にかかってるんだからな!」
姫木先生「防衛組のみんなも随分と成長したみたいですね」
篠田先生「ジャーク帝国との戦いだけでなく異世界に行ったりと色々な経験を積みましたからね」「私としては、早く戦いが終わって普通の小学校生活を過ごさせてあげたいんですが…」
姫木先生「そうですわね…」

<5次元空間>
ワルーサ「ベルゼブよワシに報告すべき事とはなんだ?」
ベルゼブ「はっ…。実は地球にばらまいたアークダーマのほとんどを失ってしまったのです…」
ワルーサ「この無能めが!」「我らジャーク帝国が何ゆえ下等な3次元人に苦渋を飲まされなくてはならぬ!?」「ベルゼブ、ワシの苛立ちはわかっておろうな!?」
ベルゼブ「どうか今一度だけチャンスをお与えください!」「次の戦いを背水の陣として、必ずや奴らの首をワルーサ様の前に並べてみせます!」
ワルーサ「…よかろう。あと一度だけ貴様達にチャンスを与えてやろう」「命を捨ててでも邪魔者どもを倒し、3次元宇宙をワシに差し出すのだ」
ベルゼブ「ははっ! 必ずや、奴らを打ち倒してみせます!」
ワルーサ「残された時間はもうないと思え…」

<ジャーク要塞>
ベルゼブ「くっ、なんという事だ…!」
ヤミノリウス「いやはや、お前達の立場もかなり危うくなってきているようだな」
ベルゼブ「私の立場などどうでもいい!」「戦士としての誇り…いや、ジャーク帝国の人間としてこれ以上の敗北は許されぬのだ!」「くなれば手元にあるすべてのアークダーマを使って最後の攻撃をかけてくれる!」「作戦目標は地球防衛組の拠点となっている陽昇町だ!」
ヤミノリウス「しかし、ベルゼブ。陽昇町には今、タイダーが偵察に行っているはずだが?」
ファルゼブ「現地で合流すればよいだけの事! 我々に残された時間は少ないのだ!」
ベルゼブ「地球の戦士達よ! 次こそ目に物見せてくれる!」
ヤミノリウス「…………」

<陽昇町/通学路>
ひろし「勉、さっきの話の続きになるけど5次元人が総攻撃をしかけてくるとしたらいつ頃になるんだ?」
勉「その質問に対してもわからないとしか答えようがありません」「僕達はジャーク帝国のそう戦力を把握してはいないのですから」「もしかしたら今日かもしれませんし明日、1週間後の可能性だってあります」
飛鳥「相手の台所事情がわからない僕達としては出方を待つしかないわけか…」
ラブ「せめて学校を卒業するまでには戦いを終わらせたいわね」
仁「へっ! あいつらがいつ来ようが俺達は全力で追っ払うだけだぜ!」
ヨッパー「そうだな! イオニアのみんなが力を合わせればきっとなんとかなるって!」
吼児「…………」
仁「おい吼児。お前、さっきから何考えこんでんだよ?」
吼児「よく考えたら僕達ってジャーク帝国と戦ってばかりなんだと思って」
飛鳥「それがどうしたんだ?」
吼児「それで本当にいいのかな? 戦わずに仲良くする事はできないのかなって思ってさ」
マリア「それもそうね…」
ときえ「あいつらの狙いはこの世界を征服する事なんでしょ? なら、話し合うなんて無理じゃないかしら」
吼児「そう決め付けるのは早いよ。ひょっとしたら5次元人にだって良い人だっているかもしれないよ」
仁「そうかもしんないけどさ、俺達は今こうして攻撃を受けてんだぜ」
ヨッパー「それにあいつら、教授を誘拐したしな」
勉「しかし、手荒な事はされなかったと尊子さんから聞いています」
吼児「ね、勉君の言葉を聞いたでしょ? 誘拐したのは許せないけど、話し合う余地はあるんだよ」
飛鳥「吼児の気持ちもわかるけど、ジャーク帝国が攻めてきているのもまた現実に起きている事なんだ」「なら、今は敵が攻めてきたら戦うしかないよ」
吼児「でも、戦わずに仲良くする方法があれば一番いいんだけど…」
武田長官「待てぇぇぇ! 待たんかぁぁぁ!!」
「待てと言われて待つバカはいないダ~!」
仁「ん? なんだ?」
〔走り寄る足音〕
タイダー「はぁ…はぁ…はぁ…。まったく、しつこい3次元人ダ~」
仁「お、お前は!」
クッキー「5次元人!」
飛鳥「確かタイダーとかいう名前だったな!」
タイダー「ゲゲ! そういうお前達は地球防衛組の…!」
マリア「どうやら防衛隊に追われてるみたいね!」
ヨッパー「どうする!? 俺達で捕まえるか!?」
タイダー「あわわわわ、まずいダ! こんな所で捕まったらまたベルゼブ様に大目玉をくらっちまうダ!」
吼児「早くそこの土管の中に隠れて!」
タイダー「へ?」
仁「おい、甲児! お前何言ってんだよ!?」
吼児「早く! 防衛隊が来るよ!」
タイダー「わ、わかったダ!」
〔走り寄る足音〕
武田長官「おお、君達! 丁度よかった!」
ひろし「武田長官。そんなに大勢で押し寄せて何かあったんですか?」
武田長官「陽昇学園に向かう最中、5次元人を発見してな!」「防衛隊全員で追ってきたのだが、奴め、思いのほか素早くて見失ってしまったんじゃ!」
ラブ「そうだったんですか」
武田長官「確かこの方向に逃げたと思ったんだが君達は見とらんか?」
マリア「い、いえ、見てません」
武田長官「そうか…。おのれ5次元人め、一体どこに行きおったんじゃ!?」
飛鳥「長官、この付近は僕達がさがしますから防衛隊の皆さんは他の所をさがしてみてはどうですか?」
仁「もし見かけたら速攻で長官に連絡入れるようにするからさ!」
ヨッパー「そうそう! ここは俺達にまかせてよ!」
武田長官「うむ、では頼んだぞ!」
〔走り去る足音〕
飛鳥「行ったみたいだな…」
吼児「5次元人…じゃなくてタイダーさんもう出てきても大丈夫だよ」
〔足音〕
〔物を引き摺る音〕

タイダー「た、助かったダ。一時はどうかることかと思ったダ」
仁(吼児の奴、5次元人を助けるなんて一体どういうつもりなんだ?)
ヨッパー(あとで武田長官にバレたらすっげー怒られるぜ!)
マリア(何言ってんのよ、仁、ヨッパー。あんた達だって手助けしたじゃないの)
仁(あ、あれはその場のノリっていうか、つい…)
タイダー「お前達はどうして敵であるワシを助けてくれたんダ~?」
飛鳥「別に助けたつもりはないよ。ただ少し話をしたいと思っただけさ」
タイダー「話ダか?」
吼児「ねえ、タイダーさん。僕達、話し合う事はできないのかな?」「そうすれば誰も傷つかずに済むし、それに上手くいけば僕達、友達になれると思うんだ」
タイダー「…………」
吼児「どうかな?」
タイダー「…ワシはいっつもベルゼブ様と一緒に戦ってきたダが、そんなことを言ってきた奴は初めてダ」
クッキー「そうなんだ…」
タイダー「ワシもお前達に質問があるダ」
仁「なんだよ? せっかくだし、答えられる範囲の質問なら答えてやるぜ」
タイダー「お前達は子供なのに、どうして戦うんダ~? ワシらや大魔界、機械化帝国が怖くないんダか?」
ひろし「そりゃあ怖くないって言ったら嘘になるけどさ…」
飛鳥「でも、僕達が戦わないと大事な人達を守れないからね」
タイダー「でもその結果としてお前達は傷つくかもしれないダ」
仁「だからって、みんなを守れる力があるんなら戦わないわけにはいかないだろ!」「父ちゃんや母ちゃんに防衛組の仲間、それにこの街や地球に生きるみんなを守るために俺達は戦うんだ!」
マリア「私達だけじゃないわ。イオニアのみんなも平和な日々を作るために戦ってるの」
タイダー「みんなを守るために…。平和な日々を作るためにダか…」
〔振動音〕
〔画面、振動〕

飛鳥「な、何が起きてるんだ!?」
勉「どうやら大規模な地震のようです!」
マリア「でもこれって地震ってレベルじゃないわよ!」
クッキー「ああっ! あれを見て!」
仁「な、なんだありゃ!?」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「僕らの夢は絶対無敵!」


【戦闘マップ2開始】
〔振動音〕
〔画面、振動〕
〔敵ユニット出現〕

タイダー「ありゃアークダーマ!」
勉「そんな…! あの大きさは!」
仁「やい、タイダー! お前達、今度は一体何しようってんだ!?」
タイダー「し、知らないダ! ワシは何をするかは聞かされてないダ!」
〔衝撃音〕
ラブ「ね、ねえ! 街が浮き上がっていくわ!」
仁「マ、マジかよ!?」
〔敵ユニット出現〕
ベルゼブ「フフフ。見るがいい、ヤミノリウス。地球人の慌てふためく様を」
〔敵ユニット出現〕
ベルゼブ「これだけ恐怖と混乱が渦巻けば貴様としても満足だろう」
ヤミノリウス「ふむ。確かに」
ファルゼブ「だが、真の恐怖と混乱が起こるのはこれからだ」「この街ごと、ライジンオーを次元の彼方に消してやる!」
ベルゼブ「やれ、アークダーマよ! この街を上空まで運ぶのだ!」
〔画面、発光〕
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔敵ユニット出現済み〕
クッキー「完全に浮かび上がっちゃった!」
勉「どうやらジャーク帝国の総攻撃が始まったようです!」
飛鳥「言ったそばから来るとはね…!」
マリア「みんな、すぐに学校に戻りましょう!」
ひろし「わかった!」
吼児「待って! タイダーさんはどうするの!?」
仁「陽昇町の大ピンチなんだ! 今はタイダーに構ってる場合じゃないぜ!」
吼児「で、でも…」
タイダー「行くダ。ワシもベルゼブ様の所に戻るダ」
仁「タイダー、こうして顔見知りになっちまった以上、あんまり戦いたくはねえ」「お前に少しでも誰かを守りたいと思う心があるなら、戦いをやめてくれ」
タイダー「…お前の言葉、覚えとくダ」
〔転移音〕
吼児「タイダーさん…」
飛鳥「何してるんだ、仁! 吼児! 早く行くぞ!」
仁「わかった!」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオデモ2開始】

<陽昇学園/5年3組>
きらら「マリア達はまだ来ないの!?」
ひでのり「もうすぐ着くみたいです!」
大介「まさかジャーク帝国がこんな手でくるなんて…!」
ゆう「想像もしなかったわね…」
れい子「誰もこんな大胆な作戦なんて想像しないわよ」
〔走り寄る足音〕
〔教室の扉の開く音〕

マリア「みんな、お待たせ!」
美紀「待ってたわよ、マリア!」
飛鳥「勉、イオニアのみんなへの連絡はどうなってる!?」
勉「ご心配なく! 学校に到着する前に救援要請を出しておきました!」「すぐに駆けつけてくれるとの事です!」
マリア「なら、私達もすぐに出動しましょう!」
ラブ「ええ!」
マリア「いくわよ、みんな!」「地球防衛組、出動!
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ4開始】

〔敵ユニット出現済み〕
タイダー「遅くなりましたダ、ベルゼブ様!」
ベルゼブ「来たか、タイダー! これより総攻撃を開始するぞ!」
〔敵ユニット出現〕
タイダー「りょ、了解しましたダ!」
〔味方ユニット出現〕
ファルゼブ「見ろ! 地球防衛組が現れたぞ!」
ベルゼブ「地球防衛組よ! お前達と戦うのも今日で最後にさせてもらうぞ!」
仁「うるせえ! お前達が何を企んでようと陽昇町は俺達が守ってみせるぜ!」「飛鳥、吼児! ライジンオーに合体するぞ!」
飛鳥「了解だ、仁!」
吼児「わかった!」
仁「ライジンオー! 無敵合体!!
〔仁、合体〕
マリア「勉君、敵の狙いはわかった!?」
勉「アークダーマから放射されているジャークパワーがどんどん増大しています!」「おそらく敵は陽昇町ごとライジンオーをジャーク次元に引きずり込むつもりなのです!」
きらら「そんなぁ!」
あきら「冗談じゃねえぜ! 陽昇町が別の次元に消えちまうのかよ!」
〔キーボードを叩く音〕
〔コンピュータの動作音〕

勉「僕達に残された時間は6分しかありません!」
マリア「仁、聞いた!? 6分以内にすべてのアークダーマを倒すわよ!」
仁「わかった! 俺達の街は必ず守ってみせるぜ!」
〔味方戦艦出現〕
飛鳥「イオニア! 来てくれたか!」
アイザック「無事か、防衛組!」
仁「俺達は大丈夫だ! それより、このままだと陽昇町がジャーク次元に飲み込まれちまう!」「早いとこ、あのアークダーマを倒すのを手伝ってくれ!」
駆「あれを壊さねえと陽昇町がとんでもねえ目にあっちまうってのか!」
レミー「浮き上がってる時点でもう十分とんでもない目にあってる気もするけど…」
鉄也「無駄口をきいてる暇はない! 一刻も早く出撃するんだ!」
<戦闘開始>

<1EP>

〔味方全機、EN減少〕
飛鳥「二人とも、エネルギーゲージを見ろ!」
吼児「何か変だよ! エネルギーの減り方がいつもより激しいよ!」
仁「どうなってんだ!? まだ出撃したばっかだぞ!?」
勉「気をつけてください、仁君!」「どうやら、ジャークパワーに包み込まれたこの空間ではエネルギーの消耗が早くなるようです!」
仁「これもあのアークダーマのせいなのか!?」
勉「そうとしか考えられません!」
仁「くそっ! ただでさえ時間がないってのにやっかいな事になりやがったぜ…!」

<3PP>
勉「仁君、あと残り3分前です!」
仁「ぐずぐずしてられないって事か、一気にぶっ壊すぞ!」

<5PP>
勉「ああ!! 残り1分です! 早くしないと間に合いません!」
仁「言われなくてもわかってるって! ここで決めてやるぜ!」

<6PP>
勉「ダ、ダメです! 陽昇町がジャーク次元に引きずりこまれます!」
仁「そ、そんな…! 陽昇町が…!」
(→ GAME OVER

≪まだ巨大アークダーマ健在≫
<ベルゼブHP50%以下>

〔ベルゼブ、回復〕
飛鳥「傷が塞がっていくだと!?」
吼児「一体どうして!?」
ベルゼブ「この街がジャークパワーで満たされている限り、ジャークサタンのパワーもまた無限なのだ!」
ファルゼブ「ましてやジャーク空間では貴様達は力を出し切れないはず!」
ベルゼブ「この戦い、私達がもらったぁっ!」
仁「くそっ! そんなのありかよ!」
マリア「ジャークサタンを相手にするのは後回しにして、まずはアークダーマを倒すのよ!」

<巨大アークダーマ撃破(1回目)・敵増援1出現>
〔敵ユニット撃破〕
※※敵12機以下の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット出現〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

飛鳥「まず1つ!」
ベルゼブ「おのれ! 小癪な真似を!」

<巨大アークダーマ撃破(2回目)・敵増援2出現>
〔敵ユニット撃破〕
※※敵12機以下の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット出現〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

吼児「2つ目!」
あきら「ラスト1つだ! 頼んだぜ!」

<巨大アークダーマ撃破(3回目)・敵増援3出現>
〔敵ユニット撃破〕
※※敵12機以下の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット出現〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

仁「これで全部だ!」
〔発光音〕
〔画面、発光〕

勉「陽昇町を覆っていたジャークパワーが消滅しました! 作戦成功です!」
飛鳥「これで陽昇町がジャーク次元に引きずりこまれる心配はなくなったわけか!」
勉「はい! エネルギーの消耗もなくなりましたし、じきに陽昇町も元の位置に戻ります!」
マリア「今よ、みんな! 一気にジャーク帝国を倒して!」
モモタロウ「わかった!」
ベルゼブ「なぜだ…!? なぜあいつらは絶望的な状況に置かれても我らに立ち向かえるのだ!?」
タイダー「きっとこの街とこの街に生きる人達を守るためにですダ…」
ベルゼブ「なんだと?」
タイダー「人間ってのは自分より他人を心配できるんですダ」
ベルゼブ「そんなもの、戦いではなんの役にも立たぬではないか!」
ファルゼブ「それどころか、それは自分を滅ぼす事になる!」
ベルゼブ「それを今、教えてくれるわ!」

<仁vsベルゼブ(1回目)>
ベルゼブ「貴様達もこの街と一緒にジャーク次元に飲み込まれるがいい!」
マリア「そうはいかないわよ! 陽昇町は私達が必ず守ってみせるわ!」

<仁vsベルゼブ(2回目)>
吼児「まさか陽昇町を持ち上げるなんて…!」
仁「けどな、これ以上の手出しはさせないぜ!」
飛鳥「総力戦を仕掛けてくるなら丁度いい! 決着をつけてやる!」
ベルゼブ「もとよりそのつもりだ! もはや我らに後はないのだからな!」
タイダー「…………」

<虎太郎vsベルゼブ>
虎太郎「いい加減、地球征服なんて諦めて自分の世界に帰れよな!」
ベルゼブ「貴様達こそ我らの支配をおとなしく受け入れるがいい!」

<拳一vsベルゼブ>
拳一「またまた汚い真似しやがって! もう絶対許しゃしねえぞ!」
ベルゼブ「許さんのは私の方だ! 戦士の誇りに傷をつけ続けた報い、受けるがいい!」

<モモタロウvsベルゼブ>
ベルゼブ「これ以上、我らの邪魔は許さん! 貴様達はここで朽ち果てるがいい!」
モモタロウ「そうはいくか! 陽昇町を元に戻すまで俺達はやられるわけにはいかないんだよ!」

<ベルゼブ撃破・敵増援4出現>
ベルゼブ「ば、馬鹿な! こんな事がぁっ…!」
〔敵ユニット離脱〕
ヤミノリウス「背水の陣などと言っておいて、このザマか…。どうやら、この辺りが潮時のようだな…」「なかなか楽しかったぞ、ベルゼブ。貴様達がバラまいたアークダーマは私が有効活用してやるから安心するがいい」
〔ヤミノリウスのいる地点にユニット離脱のエフェクト〕
勉「敵機、すべて撤退しました!」
あきら「もしかして俺達…」
マリア「勝っちゃった…! 私達が勝ったんだ!」
れい子「やったぁぁぁぁっ!」
〔振動音〕
〔画面、振動〕

シャル「何!? この莫大なエネルギー量は!?」
勉「気をつけてください、皆さん! 街の中心に何かが現れます!」
鉄也「このままでは危険だ! 一旦、陽昇学園まで退くんだ!」
【戦闘マップ4終了】

【戦闘マップ5開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕

[イベントデモ「皇帝ワルーサ登場」]
〔敵ユニット出現〕
ワルーサ「ベルゼブめ、最後まで無様な姿をさらしおって…」「あの無能者めが!」
拳一「お、おい! なんだよ、あのバカでかい奴は!」
ダ・サイダー「ヤバそうな雰囲気、出しまくってやがるぜ!」
ワルーサ「我が名はジャーク帝国皇帝ワルーサ…」
マリア「皇帝ワルーサ!?」
仁「ジャーク帝国の親玉か!」
吼児「ジャークサタンをやっつけて陽昇町を救えたと思ったのに…!」
飛鳥「続けてジャーク帝国のボスと戦う事になるなんてな…!」
ワルーサ「今度は余が自ら相手をしてくれる…。光栄に思うがよい」
〔敵ユニット出現〕
ベルゼブ「お待ちください、ワルーサ様!」
ワルーサ「ベルゼブ…貴様まだ生きていたか…」
ベルゼブ「そ奴らは我々の敵でございます!」
ファルゼブ「ここは我々にお任せください!」
ワルーサ「3次元一つ征服できぬ無能者の分際で一人前の口をたたくでない!」
[イベント戦闘「ベルゼブvsワルーサ」]
〔ベルゼブに爆発〕
タイダー「ひぇぇぇぇ! ベルゼブ様ぁ!」
ワルーサ「3次元征服の失敗は貴様の命で償ってもらうぞ…」「死ねい!」
〔ワルーサ、ベルゼブへ攻撃〕
〔ベルゼブに爆発〕

ベルゼブ「ぐううううっ…」
タイダー「ベ、ベルゼブ様! もうこんな戦いはもうイヤですダ~!」「どうしてこんな戦いを…味方が味方を傷つけるような事をしなけりゃならなんダ!?」「うっ…ううっ…」
ベルゼブ「タイダー…」
ワルーサ「フハハハハハ!」
〔ワルーサ、ベルゼブへ攻撃〕
〔ベルゼブに爆発〕

ファルゼブ「まずいぞ、ベルゼブ! このままではジャークサタンが…!」
ベルゼブ(なぜだ…。我々が今まで戦ってきたのはなんのためだったのだ…!?)(ジャーク帝国のため…私達は永き時を戦い抜いてきた…。その果てにこの仕打ちとは…)「おのれ…!」「おのれ、ワルーサ!!」
ワルーサ「ヌワハハハハハハ! さあ、とどめだ!」
仁「やめろぉぉぉっ!!」
〔仁、ベルゼブへ隣接〕
[イベント戦闘「仁vsワルーサ」]
ベルゼブ「何!? ゴッドライジンオーが我らを助けただと…!?」
ファルゼブ「なぜだ…なぜ敵である我らを奴が助ける?」
飛鳥「たとえ敵だって危ない目にあってる人を放っておくわけにはいかないんだ!」
吼児「それにタイダーさんとの話し合いはまだ終わってないからね!」
ファルゼブ「話し合いだと!?」
ベルゼブ「タイダー、お前…!」
タイダー「…………」
ワルーサ「フッ、そのように使えぬ駒を助けたところで一体なんになるというのだ?」
仁「駒だと!? タイダー達はお前の部下だったんじゃないのかよ!?」
ワルーサ「笑わせるな。ベルゼブ達はワシの駒以外の何物でもない…」「そして使えぬ駒は処分する。ただそれだけの事よ…」
仁「この野郎、ふざけた事ぬかしやがってぇ! そんな事を言うジャーク帝国には絶対に負けねえ!」「ケリをつけてやるぜ、ワルーサ!」
ワルーサ「おもしろい! 受けてたってくれる!」
〔敵ユニット出現〕
〔ベルゼブ、後退〕

タイダー「ベルゼブ様! ワシらはこれからどうするんですダ?」
ベルゼブ「…………」

<ワルーサHP70%以下・敵増援5出現>
ワルーサ「ええい! 無駄なあげきをしおって!」
〔ワルーサ、回復〕
ワルーサ「もはや容赦はせん! この街ごと貴様らを葬ってくれる!}
〔エネルギーの放射音〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

教授「いけません! このままワルーサの攻撃を許しては陽昇町がバラバラになってしまいます!」
駆「せっかく陽昇町の上昇を止めたってのにそんな真似されてたまるか!」
仁「飛鳥、吼児! ワルーサの攻撃をやめさせるぞ!」
ワルーサ「そうはいかん!」
〔敵ユニット出現〕
飛鳥「くっ! このタイミングで邪悪獣を呼び出すなんて!」
ワルーサ「貴様達はおとなしくこの街が破壊される様をみていればよいのだ!」
〔エネルギーの放射音〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

仁「くそっ! このままじゃあいつを倒す前に陽昇町がなくなっちまう!」
〔ベルゼブ、ワルーサへ接近〕
ベルゼブ「ワルーサァァァ!!」
〔ベルゼブ、敵から味方へ〕
〔ベルゼブ、気力上昇〕
[イベント戦闘「ベルゼブvsワルーサ」]
〔ワルーサに爆発〕
ワルーサ「ぬおおおおお!」
マリア「ジャークサタンがワルーサに攻撃するなんて!?」
エリー「もぉ~、何がどうなっちゃってるの!?」
ワルーサ「ベルゼブ! このワシに逆らうとは愚か者め!」
ベルゼブ「私はもう貴様の指図は受けん! これから私は私自身のために戦う!」
ファルゼブ「そのためには皇帝ワルーサ! 貴様が邪魔なのだ!」
タイダー「ベルゼブ様! ファルゼブ様!」
仁「ベルゼブ! 俺達に力を貸してくれるのか!?」
ベルゼブ「勘違いするな! この場を切り抜けるためにはこうするのが一番良いと判断したからだ!」
ワルーサ「おのれ、ベルゼブ! おとなしくしていれば苦しまずに死なせてやったものを!」「こうなれば貴様も3次元人と一緒に始末してくれるわ!」
ベルゼブ「死ぬのは貴様だ、ワルーサ! 我らを侮辱した罪、その命をもって償ってもらう!」
勉「皆さん! 今がチャンスです! ワルーサに攻撃を集中してください!」
仁「わかったぜ!」

<駆vsワルーサ>
ワルーサ「貴様達を亡き者にした後、ワシ自らこの世界を支配してくれるわ」
駆「願望を口にするのは勝手だが、そいつは俺達を倒してからにするんだな!」

<甲児vsワルーサ>
甲児「そっちから来てくれるとはありがてえ! これでお前を探す手間が省けたってもんだぜ!」
ワルーサ「馬鹿め! ワシが出てきた分だけ、貴様の寿命が縮まったのに気付いておらんとはな!」

<鉄也vsワルーサ>
ワルーサ「3次元侵略を邪魔した罪、その身をもって償うがいい!」
鉄也「そいつは逆だぜ、皇帝ワルーサ! 貴様には俺達の世界を侵略した罪を償ってもらわねばならん!」

<竜馬or隼人or弁慶vsワルーサ>
竜馬「ジャーク帝国の親玉の登場とはな! 面白くなってきたじゃねえか!」
ワルーサ「面白がっていられるのも今の内だけだ! その笑顔、すぐに恐怖で塗り固めてくれる!」

<真吾vsワルーサ>
ワルーサ「我が前に跪き、絶対なる服従を誓うがいい!」
キリー「ジャーク帝国の皇帝ともあろうお人がありきたりな事言っちゃってまぁ…」
真吾「これ以上、同じ事言われても疲れるだけだし、さっさと黙らせるとしますか」

<キッドorボウィーvsワルーサ>
ワルーサ「我が支配を受け入れれば命だけは助けてやるぞ」
キッド「あいにくと俺達は誰かに飼いならされるようなタマじゃないんでな」
お町「どうしても飼いたかったら頑丈な首輪をつけておく事ね」
アイザック「ただし首根っこに噛みつかれるのを覚悟の上でな」

<仁vsワルーサ>
ワルーサ「ゴッドライジンオーよ、今まで我が帝国の侵攻を邪魔をしてくれたがそれもここまでだ!」「貴様達の命、このワルーサがもらいうける!」
飛鳥「あいにくと僕達は誰が相手でも負けるつもりはなくってね!」
吼児「それが皇帝ワルーサ、お前ならなおさらだ!」「僕達はお前を倒してこの世界を守ってみせる!」
仁「くらえ、ワルーサ! 俺達の絶対無敵の力を!!」

<虎太郎vsワルーサ>
虎太郎「ゴクアークだって倒したんだ! その俺達がジャーク帝国の皇帝なんかに負けるかよ!」
ワルーサ「大魔界の魔王ごときと比べられるとは…ワシも甘く見られたものだ」「その認識の甘さが貴様を死に追いやると教えてやろう」

<拳一vsワルーサ>
金太「これから俺達は機械化帝国の基地を壊しに行かなきゃならないんだ!」
拳一「そんなわけで、皇帝ワルーサ! 登場したばかりで悪いが、お前には速攻で消えてもらうぜ!」
ワルーサ「消えるのは貴様達だ! せいぜいあの世で我が帝国の邪魔をしたのを後悔するがよい!」

<モモタロウvsワルーサ>
モモタロウ「皇帝ワルーサ! お前を倒してジャーク帝国の研究は終わりにしてやるぜ!」
ワルーサ「愚かな…。そんな研究は無意味だったと知るがいい!」

<剣vsワルーサ>
ワルーサ「大した力も持たぬくせに神を名乗るとは…思い上がるのも大概にするがいい!」
剣「うるせえ! 皇帝が神に勝てると思ってるのか! 思い上がってんのは、てめえだ!」

<ラムネスvsワルーサ>
ラムネス「地球に攻撃した上、陽昇町をこんなにしたんだ! 謝ったってもう許さないからな!」
ワルーサ「謝るだと!? 貴様、誰に向かって口をきいておる!」

<アデューvsワルーサ>
ワルーサ「この世界を支配した後、貴様達の世界も我が支配化に置いてくれる」
アデュー「そうはさせるか! せっかく地球まで来たんだ。お前は必ずここで倒してみせる!」

<マグナムエースvsワルーサ>
マグナムエース「皇帝ワルーサ! 貴様の力がいかに強大だろうと心のない貴様に俺達は負けはしない!」
ワルーサ「何が心だ! 必要なのは相手を圧倒する力! ただそれのみよ!」

<ワルーサ撃破・勝利条件達成>
ワルーサ「ぐおおおおおおおお!!」「な、なぜだ!? なぜ、ワシの力が通用せんのだ!? すべてを凌駕する5次元の力が!」
仁「お前がどれだけすごい力を持っていても俺達が心を一つにすれば絶対無敵なんだ!」
ワルーサ「心を一つにだとぉ!?」
飛鳥「仁、とどめだ!」
吼児「この一撃でジャーク帝国との戦いを終わらせよう!」
仁「よぉぉぉぉぉし! いくぞ!!」
〔仁、ワルーサへ隣接〕
[イベント戦闘「仁vsワルーサ」]
ワルーサ「お、おのれえええええええ!!」
〔ワルーサに誘爆〕
〔画面、振動〕

ワルーサ「うぐああああああ!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、発光〕

仁「や、やったぜ…」
タイダー「やりましたダ、ベルゼブ様! ライジンオーが勝ちましたダ!」
ベルゼブ「…………」
マリア「…やったわ! 皇帝ワルーサを倒したんだわ!」
勉「ええ! 僕達はジャーク帝国に勝ったんです! 今度こそ本当に!」
篠田先生「みんな! みんな、よくやったぞ!」「姫木先生、あいつらとうとうやりましたよ! 俺の教育は間違ってなかったんだ!」
姫木先生「ええ…。彼らは、とっても強い武器を持ってライジンオーで戦ったんですもの」「負けるはずがありませんわ」
篠田先生「強い武器…ですか?」
姫木先生「人を思いやる心……それが、何よりも強い武器ですわ」
篠田先生「そうか…そうですね!」
仁「やっぱライジンオーは絶対無敵だぜ!」
飛鳥「やったな、仁!」
吼児「これも僕達全員が力を合わせたからだね!」
仁「ああ!」「けど俺達、地球防衛組だけじゃない! イオニアのみんなが力を貸してくれたおかげだ!」「ありがとうよ、みんな! 本当にありがとう!!」
拳一「水臭いぜ、仁! 俺達は地球を守る仲間なんだ!」
アデュー「なら、礼なんていらないさ!」
鉄也「ジャーク帝国は破ったが、地球を狙う魔の手がなくなったわけじゃない」「これからも引き続き頼むぞ!」
仁「ああ! まかせとけ!」「ベルゼブ、お前達もありがとうよ! お前達の助けがなかったら今頃、陽昇町は…」
ベルゼブ「貴様に礼を言われる筋合いはない…。すべては我らの命を守るためにした事だ…」「さあ、地球の戦士達よ! ワルーサが倒れた今、再度私と戦ってもらうぞ!」
仁「なにっ!?」
吼児「ワルーサはもういないんだ! 僕達が戦う必要はもうないんだよ!」
〔ベルゼブ、味方から敵へ〕
ベルゼブ「もはやワルーサなど関係ない! 私は戦士としての誇りにかけて貴様らを倒さねばならんのだ!」
タイダー「ベルゼブ様! ワシァぁ、あいつらとは戦いたくないですダ…」
ベルゼブ「タイダー!?」
タイダー「…………」
ベルゼブ「タイダー、お前は3次元に残るがよい」
タイダー「ベ、ベルゼブ様ぁ~!」
〔ベルゼブからマップ上へ光が移動〕
タイダー「ベルゼブ様ぁ…」
ベルゼブ「ファルゼブ、お前も行くがよい」
ファルゼブ「私達は二人で一人。どこまでもお前についていこう」
ベルゼブ「フッ…」「さあ! どうするのだ、地球の戦士達よ!?」
マリア「やっとの事でワルーサを倒したと思ったら、こんな事になるなんて…!」
仁「くそっ! どうすりゃいいんだ…!?」
ドモン「いいだろう、ベルゼブ。その勝負、受けて立つ」
吼児「そんな! ドモンさん!」
ドモン「今のベルゼブはジャーク帝国の刺客としてではなく、一人の戦士として俺達に戦いを挑んできている」「ならばこの勝負、浮けないわけにはいかん!」
飛鳥「だからと言って、この戦いに意味なんて…!」
リュウ・ドルク「意味ならある」
仁「え?」
リュウ・ドルク「奴が誇りをかけた時点でそこに戦う意味が発生したのだ」「戦士として生きてきた私にはわかる。奴が今、どれだけの覚悟を決めているのかがな」
仁「わかったぜ、ベルゼブ。その勝負…受けてたつぜ!」
吼児「仁君!?」
仁「ドモンさんとリュウ・ドルクの言う通りだ! 戦う事でしかベルゼブが納得しないってんなら戦うしかねえ!」「ただし、ベルゼブ! お前と戦うのは俺達だけだ! それでいいな!」
ベルゼブ「望むところだ! 貴様との永きにわたる因縁に決着をつけてくれる!」
仁「よし! なら来い、ベルゼブ!」
〔仁、前進〕
〔ベルゼブ、仁へ接近〕

ベルゼブ「ではゆくぞ、ライジンオー!」
仁「ベルゼブ、お前にもわからせてやるぜ!」「俺達の心をな!!」
[イベント戦闘「仁vsベルゼブ」]
ベルゼブ「くっ、負けた…」
仁「これで文句はないな、ベルゼブ! 今度こそ本当に決着だ!」
ベルゼブ「…お前達はいい仲間がいて幸せだな」
飛鳥「え?」
ベルゼブ「力で敗れ、そして今…心でもお前達に敵わなかった…」
タイダー「ベルゼブ様! 仲間ならワシがおりますダ!」「ワシはずっとベルゼブ様とファルゼブ様の中までいますダ!」
ファルゼブ「タイダー、お前…」
タイダー「へへ…」
ベルゼブ「なんだ…この胸の奥から感じる温かいものは?」
ファルゼブ「私も感じるぞ、ベルゼブ…。こんな物、今までなかった」
仁「それが心さ、ベルゼブ。心ってのは他人を思いやる気持ちなんだ」
ベルゼブ「これが心…」
タイダー「そうですダ! ワシもあいつらから教わったダ!」
ベルゼブ「これが心…。心か…」「我々5次元人にはそれがなかったのかもしれない…。お前達に敵うはずがなかったのだ…」
吼児「ベルゼブ…」
仁「…………」
〔仁、ベルゼブへ隣接〕
仁「ベルゼブ」
ベルゼブ「…どういうつもりだ。手など差し出して」
仁「ベルゼブ、こいつは『握手』って言って地球じゃ仲直りの証なんだぜ」
ベルゼブ「仲直りの証…」
仁「俺達、色々あったけどさ、これで嫌な事はすべて、なかった事にしようぜ」
吼児「僕達、きっと仲直りするだけじゃなく友達になれるはずだよ!」
飛鳥「そうだな。心を理解してくれたベルゼブ達とならきっとなれるさ」
ファルゼブ「地球の子供達…」
タイダー「ベルゼブ様ぁ…」
ベルゼブ「…………」
〔機体の稼働音〕
仁「へへ! これで仲直りは完了だ!」
吼児「後はどうやって友達になっていくかだけど…」
ベルゼブ「それはこれから学ばせてもらおう…。お前達と共に戦う中でな」
吼児「え? それって!?」
ファルゼブ「私達もお前達と一緒に戦わせてもらいたい。無論、お前達がよければだがな」
仁「いいも悪いも、ベルゼブ達が一緒に戦ってくれるならこんなに心強い事はないぜ!」
吼児「そうだね! タイダーさんもきっと喜ぶよ!」
飛鳥「歓迎するよ、ベルゼブ! ファルゼブ!」
ベルゼブ「ああ。これからよろしく頼む」
仁「さあ、帰ろうぜ! みんなが待ってる学校にな!」
【戦闘マップ5終了】

【シナリオエンドデモ開始】

<陽昇学園>
〔走り寄る足音〕
マリア「仁! 飛鳥君! 吼児君!」
仁「おーい! みんなぁ!」
ヨッパー「やったな! 俺達とうとうジャーク帝国から世界を守ったんだな!」
あきら「ああ! 今度こそ本当にな!」
きらら「誰か一人が欠けても私達は勝てなかったわよね」
マリア「ええ! 私達、みんなの勝利ね!」
勉「しかし、これですべてが終わったわけじゃありません」「まだ僕達には戦わなくてはならない敵が残ってます」
ポテト「厳しい戦いだったけど敵の一つを倒したに過ぎないのよね」
ひでのり「僕達の戦いはまだまだ続くというわけですね」
仁「なあに! 俺達が一つになれば倒せない敵なんてないってわかっただろ!」「そいつを忘れない限り、これから先、何があっても俺達は戦っていけるって!」
飛鳥「仁もたまにはいい事言うな」
ゆう「ふふ、そうね」
ラブ「いい事と言えば、吼児君が言った通り、話が通じる敵もいるってわかったのも大きいわよね」
吼児「うん!」「タイダーさん、これからよろしくね!」
タイダー「はいですダ! これから地球で過ごしてお前らが言ってた『心』を勉強させてもらうダ!」
クッキー「でも、タイダーさん。住む所とかどうするの?」
ときえ「そっか。そういう問題があるわね」
仁「それなら心配いらないぜ。俺ん家の酒屋で住み込みのバイトを募集してたはずだからな」「後で父ちゃんにタイダーを雇ってもらうよう頼んでみるぜ!」
タイダー「お世話になりますダ!」
ベルゼブ「地球の戦士達よ」「今までお前達には多大な迷惑をかけた。まずはそれを詫びさせてもらいたい」
吼児「そんなのいいよ! ベルゼブ達がやって来た事はあの握手でなかった事になったでしょ!」
あきら「これからは仲間として頼りにさせてもらうぜ!」
ファルゼブ「よろしく頼むぞ、地球の戦士達よ」
ベルゼブ「我らの力、地球に平和が訪れるその日まで惜しみなく使わせてもらおう」
ドモン「敵だった者達が、お互いを称えて手を取り合うか…」
月心「いい光景でござる…」
リュウ・ドルク「これも、心の力が成せるわざなのだろう」
マッハウインディ「試合が終わったら敵も味方も関係ないさ」
マグナムエース「すべての戦いがこうあってほしいものだ」
「ハーーーーッハッハッハッハッ!!」
ミルク「何? この笑い声!?」
飛鳥「こ、この声は!」
〔空を舞う音〕
〔着地音〕

オセッカイザー「正義の味方! オセッカイザー、見参!!」
仁「お、お前はあの時の! 何しにきやがったんだ!?」
タイダー「ありゃ? こんな邪悪獣も存在してたんダ~」
マリア「ええ!? オセッカイザーって邪悪獣だったの!」
タイダー「おめぇ何しに来たんダ?」「あ、もしかしてワシ達と一緒に戦いたいんダか?」
オセッカイザー「ハーーーーッハッハッハッハッ!! オセッカイザー!!」
タイダー「やっぱりそうなんダか」
仁「マ、マジかよ…」
飛鳥「みんな、どうする?」
ときえ「悪い邪悪獣じゃないみたいだし、いいんじゃないかしら?」
れい子「おせっかいなところを除けば、だけどね」
タイダー「そういうわけダ。これからお前も正義のため、しっかり働くダ~」
オセッカイザー「OKOK!」
教授「とにかくこれで地球の脅威が一つ減ったわけです」
金太「この流れのまま機械化帝国も倒してやろうぜ!」
甲児「なら、早いとこ光子力研究所に戻ってマジンガーを整備しないとな!」
アイザック「では、各機の整備が完了次第、我らは月の機械化帝国の基地に向かう」「各エルドランロボや守護騎士など自分達で修理の必要のない機体のパイロット達は通常の生活に戻ってくれ」
仁「了解だぜ!」
【シナリオエンドデモ終了】


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