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No.39
邪神復活

【シナリオデモ開始】
<ドラゴ帝国/神殿>
ザーラ「ドル・ガイストよ…。月の影が大地を照らす時が刻一刻と近づいておる…」
ドル・ガイスト「封印の岩も活性化しております…」
ザーラ「だが、封印を解くためには、鍵である神代ゆいが必要なのだ」「神代ゆいが手に入らねば、ドラゴ様の目覚めは夢幻に終わる…。それだけは絶対に避けねばならぬのだ」
ドル・ガイスト「承知しております、ザーラ様」「すでに奴らの潜伏先にドラゴ兵を向かわせております」「あとは奴らの隙を見て、神代ゆいを奪います」
ザーラ「ドル・ガイスト…。我らに残された時間は少ない…」「なんとしても神代ゆいを我が前に連れて来るのだ!」
ドル・ガイスト「はっ!」

<防衛隊基地/応接室>
甲児「へぇ~、アースティアに行った連中はとうとう邪竜族をやっつけたのか!」
マリア「やりましたね、アデューさん!」
アデュー「ああ! 苦労したけど、その分バッチリ邪竜族を追い払ってきたぜ!」
ラムネス「そういう虎太郎達こそ大魔界をやっつけたんだろ?」
虎太郎「おうよ! もう本当に大変だったんだぜ!」「父ちゃんが発見した巻物にはゴクアークの他に二大魔王がいるって書かれててさ!」「その二大魔王のサイアークとレツアークがヤミノリウスのせいで復活しちまったんだ!」
ココア「ゴクアークの他にも魔王がいたとは~」
真吾「そんな奴らをよく倒せたな」
鷹介「何度か危ない場面もありましたけど、街の人達の大魔界に負けないって気持ちが魔界パワーを打ち破ったんです」
藤兵衛「とにかく、一件落着じゃ。みんなよく頑張ったわい!」
ミルク「あの、ちょっといい?」
藤兵衛「む、なんじゃ?」
ミルク「あなた、どこのどなた? 初めて見る顔だけど?」
藤兵衛「ワシか? ワシは虎太郎の父、霧隠藤兵衛じゃ!」
パッフィー「という事はゴンザレスなのですか!?」
レミー「あらら、ちょっと残念ね~。犬のままの方が、かわいかったのに」
藤兵衛「なんじゃとぉ!?」
虎太郎「そう怒るなって、父ちゃん。本当の事なんだしさ」
藤兵衛「くぅ~、虎太郎! お前まで言うか!」
イズミ「まぁまぁ。ともかく、これからは我々も地球のために戦わせていただきます」
パッフィー「皆さん、これからもよろしくお願いしますわ」
仁「ああ! こっちこそよろしく頼むぜ!」
アイザック「これで残る敵はドラゴ帝国のみとなったわけか」
レミー「邪神が復活する前にやっつけちゃわないとね」
冴子「実はその邪神の復活に関わる重大な事実がわかったの」
さやか「どうやら、ゆいちゃんがドラゴ神復活の鍵だって事がわかったのよ」
レスカ「つまり、ゆいがいないと邪神は復活できないってのかい?」
鉄也「ああ、おそらくな。奴らがわざわざ、神代ゆいを引き渡すよう要求を突きつけて来やがった」
冴子「月の影が大地を照らすまで…つまり次の日食までにゆいちゃんを差し出せとね…」
ドモン「それで、日食はいつ起こるんだ?」
隼人「今日の昼だ」
ダ・サイダー「もうすぐじゃねえか!」
ジュン「ドラゴ帝国はゆいちゃんを奪うために必ずやって来るでしょうね」
飛鳥「あらゆる襲撃に備えるために、こうして防衛隊のお世話になってるわけです」
駆「こっちはドモンさんやJ9、それにゲッターチームやアデュー達がいるんだ」「そんじょそこらの警備なんか、目じゃないくらい、安全だけどな」
鉄也「だが、安心はできん。封印の岩が再び東京に現れたそうだ」
ジュン「それにドラゴ要塞もね」
剣「ドラゴの奴ら! 邪神ドラゴ復活に備えて陣取りやがったってのか!」
ヒッテル「どのみち、昼までが勝負というわけだな」
キリー「で、その肝心のゆいちゃんが見あたらないようだけどどこにいるんだ?」
ひろみ「そういえば竜馬さんもいませんね…」
モモタロウ「おっかしいなぁ…。さっきまでこの部屋にいたのに…」
リュウ・ドルク「今、ゆいを一人きりにするわけにはいかん。探してこよう」
ゆい「その必要はないわ、お兄さん。あたしならここにいるわよ」
剣「どこに行ってたんだよ、ゆいちゃん!? 一人で出歩いたら危ないじゃないか!」
ダンゴ「そうだよ! 出歩く時は必ず誰かと一緒にしてくれないと!」
ゆい「剣に五朗君。あたしを心配してくれてるの?」
剣「当たり前じゃないか! いくら防衛隊の基地だからって油断してもらっちゃ困るぜ!」
ゆい「ふ~ん、そこまであたしの事を心配してくれてるんだ。まいが知ったらヤキモチ焼いちゃうかもよ?」
剣「まいなんてどうでもいいだろ! 今はゆいちゃんの安全が最優先だぜ!」
ダンゴ「そうそう! ゆいちゃんをドラゴ帝国に渡すわけにはいかないもんな!」
ゆい「ふん! どうせ剣もダンゴもあたしよりゆいの方が大切なのよね!」
ダンゴ「え?」
リュウ・ドルク「そこまでにしないか、まい」
剣「ま、まいだぁ!?」
まい(顔グラはゆい)「さすがにお兄さんまでは騙せないか」
〔服を脱ぐ音〕
まい「ま、こういうわけ」
剣「ゲッ! まい!」
冴子「じゃあ、本物のゆいちゃんは…」
ゆい「あの…ここにいます…」
まい「見たでしょ、ゆい! お兄さんは引っ掛からなかったけど剣やダンゴが引っ掛かったんだもの!」「やっぱりこの作戦、いけるって!」
チョビ「作戦ってなんの事だよ?」
まい「わっかんないかなぁ?」
まい「こうしてあたしがゆいに変装してればいざって時にゆいの身代わりになれるでしょ?」
エリー「身代わりって…! 本気なの、まい!?」
まい「もちろん本気よ!」「まあ、みんなが守ってくれてる限り、必要ないとは思うけど…万が一の用意ってヤツね」
〔服を脱ぐ音〕
まい(顔グラはゆい)「どう? 双子だけあってどこからどう見てもゆいそっくりでしょ?」
剣「確かにそっくりだけどさぁ…」
ダンゴ「あんまりうまくいくとは思えないよな…」
まい(顔グラはゆい)「どうしてよ? あんた達、さっき引っ掛かったじゃないの」
ダンゴ「いくら外見がそっくりでも中身まで真似できるわけじゃないからなぁ」
剣「そうだな…。実際、さっきも地が出てたし…」
ダンゴ「やっぱこう、まいにはゆいちゃんにあるおしとやかさがないんだよ」
剣「そうそう。なんたって風呂に入ってる時、平気で俺に背中を流すように言うしよ」
拳一「それマジかよ!?」
お町「最近の小学生って大胆なのね…」
ダンゴ「それに色気もゆいちゃんほどないし…」
しのぶ「ちょっと二人とも! いくらなんでも言いすぎよ!」
ダンゴ「そう言われても事実だしなぁ…」
剣「そういうわけで、まい。いい案だとは思うけど、その作戦はやめといた方がいいんでない?」
まい(顔グラはゆい)「よくも…」
剣「へ?」
まい(顔グラはゆい)「よくも好き勝手言ってくれたわね! ドラゴ帝国の前にあんた達ととっとめてやるわ!」
剣「おっといけね!」
ダンゴ「剣、こりゃ逃げた方がよさそうだぜ!」
〔走り去る足音〕
まい(顔グラはゆい)「こら、二人とも! 待ちなさい!」
〔走り去る足音〕
鷹介「行っちゃった…」
サルトビ「あいつら、事態の深刻さがわかってやがるのか?」
ダ・サイダー「ま、クヨクヨされるよりはいいんじゃねえか?」
弁慶「それもそうだな」
タマQ「それより剣達を追いかけなくてもいいのかミャ?」
教授「そうですね! 何かあるといけません! すぐに追いかけましょう!」
リュウ・ドルク「ならば私が行く。みんなはここでゆいの警護を続けてくれ」
ゆい「お兄さん、気をつけて。何か嫌な予感がするの」
リュウ・ドルク「心配するな、ゆい。すぐに連れて帰ってくる」

<防衛隊基地/格納庫>
まい(顔グラはゆい)「ったく、剣とダンゴの奴! どこに行ったんだ!?」「それにしても静かね…。防衛隊の人達、どこに行っちゃったのかしら?」
防衛隊隊員「ああ、ここにいましたか、神代ゆいさん」
まい(顔グラはゆい)「防衛隊の人…。あたしに何か用ですか?」
防衛隊隊員「武田長官があなたに話があるらしいです。さあ、長官の所に案内しましょう」
〔物音〕
まい(顔グラはゆい)(冷たい…。この人、なんて冷たい手なの…)
防衛隊隊員「どうしました?」
まい(顔グラはゆい)「あんた、人間じゃないわね!」
防衛隊隊員「フフフ!」
まい(顔グラはゆい)「は、離せ!」
リュウ・ドルク「まい!」
剣「てめえ、何やってやがる! すぐにその手を離しやがれ!」
まい(顔グラはゆい)「お兄さん! 剣! ダンゴ!」
防衛隊隊員「フフフ!」
〔転移音〕
〔画面、フラッシュ〕

ドラゴ兵「キシャアアアアア!」
リュウ・ドルク「ドラゴ兵!」
剣「野郎! 人間に化けて基地に紛れ込んでやがってか!」
ドラゴ兵「グルルルルルル!」
ダンゴ「くそっ! 何体もいるじゃないか!」
剣「防衛隊の警備はどうなってやがんだ?」
〔空を舞う音〕
まい(顔グラはゆい)「きゃあああああ!」
剣「ああっ! まい!」
リュウ・ドルク「二人とも、すぐに奴を追うぞ!」
ダンゴ「負うって言ったってこんなにドラゴ兵がいちゃ…!」
竜馬「おらあああああああ!!」
〔殴打音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕

ドラゴ兵「ゴバッ!」
ダンゴ「竜馬さん!」
竜馬「へへっ、便所帰りに散歩してみりゃ面白そうな場面になってるじゃねえか!」
剣「全然面白くねえよ! まいがさらわれちまったんだ!」
竜馬「なら、チンタラしてんじゃねえ! こいつらの始末は俺にまかせてさっさと追いかけやがれ!」
リュウ・ドルク「わかった! この場はまかせたぞ、竜馬!」
〔走り去る足音〕
ドラゴ兵「グルルル!」
竜馬「へっ! 部屋に閉じこもってばかりで身体が鈍ってたところだ!」「てめえら全員、俺と遊んでもらうぜ!」

<防衛隊基地>
まい(顔グラはゆい)「いやああああああ! 離せ! 離しなさいよ!」
ドル・ガイスト「そうはいかん。さあ、神代ゆいよ。私と共に来てもらうぞ」
〔走り寄る足音〕
ダンゴ「お前はドル・ガイスト!」
剣「そうか…! 今までの事は全部てめえの仕業ってわけかよ!」
リュウ・ドルク「貴様! 妹から手を離せ!」
ドル・ガイスト「一足遅かったな! この娘はもらっていく!」
〔パネルの開閉音〕
剣「待て! ドル・ガイスト!!」
まい(顔グラはゆい)「けぇぇぇぇん!!」
ドル・ガイスト「フフフフ! ハッハッハッハッハッハ!!」
〔扉の開閉音〕
〔機体の発進音〕

剣「まいぃぃぃぃぃ!!」
ダンゴ「そんな…。ゆいちゃんの代わりにまいがさらわれちゃうなんて…」
剣「くそっ! そんなのってありかよ!」
リュウ・ドルク「悔やむのは後だ! すぐにみんなと合流するぞ!」
剣「ああ!」

<ドラゴ帝国/神殿>
ドル・ガイスト「ザーラ様、神代ゆいを連れてまいりました」
ザーラ「おお…。確かにドラゴ様より仰せつかった神代ゆい…」「よくやった、ドル・ガイスト。これでドラゴ様の復活は確実…。我らの新しき世が幕をあけるのだ」
まい(顔グラはゆい)「そうはいかないんだから! ライガーがあんた達をギッタギタにしてくれるわ!」
ザーラ「フッ、愚かな人間どもによって陽の当たらぬ場所に追いやられた我ら一族の怨みの力…」「ライガーなど相手ではない!」
まい(顔グラはゆい)「くっ…!」
ザーラ「我が神ドラゴよ! お言葉に従い、神代ゆいを捧げまする!」
〔光の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕

まい(顔グラはゆい)「いやあああ!」
ザーラ「フフフ、もうすぐだ…。もうすぐドラゴ様が復活なされる…」
〔光の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕

まい(顔グラはゆい)「きゃあ!」
ドル・ガイスト「こ、これは!?」
ザーラ「どうした事だ!? なぜドラゴ様が神代ゆいを拒絶されるのです!?」「まさか…!」「カアアアアア!!」
〔魔法の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕

まい(顔グラはゆい)「きゃああああああ!」
〔物音〕
まい「ああ…」
ドル・ガイスト「こ奴は神代まい! まさか、偽者を用意していたとは…!」「おのれ、ライガーどもめ! よくもこの私に恥をかかせてくれたな!」
まい「あ…ああ…」
ドル・ガイスト「こうなれば、この娘を八つ裂きにして…!
ザーラ「待てい、ドル・ガイスト!」
ドル・ガイスト「どうなされました、ザーラ様!? なぜ止めるのです!?」
ザーラ「その娘、殺すにはまだ早い…。フフフフフフフ…」
まい(剣…信じてるよ…。必ず助けに来てくれるって…!)

<防衛隊基地/応接室>
冴子「なんですって、まいちゃんが!?」
剣「ああ! ドル・ガイストにさらわれちまった!」
ゆい「そ、そんな…」
拳一「こうしちゃいらんねえ! すぐに助けに行こう!」
しのぶ「そうね! このままじゃ、まいが危ないわ!」
ゆい「私のせいで…まいが…。ううん、それだけじゃないわ…。みんなに怖い思いをさせて…」「私なんて…産まれてこなければよかったのに…」
ダンゴ「ゆいちゃん…」
リュウ・ドルク「そんな事を言うな、ゆい」
ゆい「でも!」
リュウ・ドルク「たとえこの身が朽ち果てようともお前とまいの命はこの私が守ってみせる。まいとお前は私の生きる証だ…」「夜空の星がすべて消えようと最後の星の輝きを信じるんだ。そして…お前の友人達を」
ゆい「お兄さん…」
駆「なら、すぐに行こうぜ! 奴らの要塞が東京に現れたんなら、攻撃するチャンスだ!」
アイザック「敵が東京に現れたと聞いて、イオニアのメンバーには召集をかけておいた」
キッド「いつでも行けるぜ!」
武田長官「まあ、待て! 日食を待てば邪神ドラゴは復活しないのではないか?」
ドモン「いや、それで終わるとは思えん! ドラゴ帝国を正面から打ち破らない限り、世界に平和はない!」
竜馬「ドモンの言う通りだ! 完全に奴らをぶっ潰さねえ限りな!」
マグナムエース「まいの救出は必ずできる! 戦いの中でチャンスを見つけるのだ!」
剣「みんな…」
甲児「そうと決まれば、まいの正体がバレる前に早いとこ助けに行こうぜ!」
剣「待ってろよ、まい! 今行くからな!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「邪神復活」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現〕

ドル・ガイスト「ザーラ様、もうすぐ月が太陽を隠します…」「ライガーどもは本当にあの娘を助けに来るでしょうか?」
ザーラ「必ず来る…。人間とはそういう生き物じゃからな…」「もしも、来ぬというのであれば貴様が言った通り、あの娘を八つ裂きにして送りつけてやるまでよ」
〔警報〕
ザーラ「フッ…どうやら現れたようじゃ」
ドル・ガイスト「ザーラ様のご推察の通りでしたな」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

剣「決着をつけに来てやったぜ、ザーラ!」
リュウ・ドルク「ドラゴ神復活を夢見るのも今日で最後だ!」
ザーラ「フン、何をしようと無駄だ! やがて月が太陽を隠し、この世は聖なる闇に包まれる!」「その時、封印の岩に神代ゆいを捧げさえすれば我が神ドラゴは復活するのだ!」
ラムネス「そんな真似、させるかよ!」
甲児「貴様さえ倒せばドラゴの復活もなくなる! 世界は俺達の手で守ってみせるぜ!」
ザーラ「人間の世界に希望はない! ドラゴ神の支配こそが相応しいのだ!」
剣「うるせえ! 正義は勝つんだ! 勝たなきゃなんねえんだ!!」
ザーラ「力こそが正義! 勝った者こそ正義なのだ!」「貴様達もその名の下に地球や異世界を狙う者達を退けてきたではないか!」
ドモン「同じ力をふるうにしても、俺達は世界に生きるすべての命を守るために使っている!」
キッド「自分達の欲望のために力を使っているお前達と一緒にしてほしくはないね」
リュウ・ドルク「ザーラ! もはや貴様の戯言には惑わされぬ! 貴様の望む世の中こそ地獄と知れ!」
剣「やるぞ、みんな!」
拳一「ああ!」
ザーラ「我が神ドラゴに楯突く愚か者どもよ! 神代ゆいだけでなく、貴様達の血と肉もドラゴ様に捧げてくれるわ!」
〔敵ユニット出現〕
<戦闘開始>

<敵全滅・敵増援1出現>

ザーラ「奴らめ、いつまでも足掻きおって…」
ドル・ガイスト「ザーラ様、そろそろ準備をしておいた策を…」
ザーラ「そのようじゃな…」「ならばゆけ、ドル・ガイスト! 神代ゆいを我が前に連れてくるのじゃ!」
ドル・ガイスト「はっ!」
〔敵ユニット出現〕
竜馬「出やがったな! 偏屈機械野郎!」
ドル・ガイスト「イオニアの者達よ、抵抗するのもそこまでにしてもらおう」
剣「そうはいくか! お前達からゆいを取り返すまでやめるわけにはいかないんだ!」
ドル・ガイスト「フッ、下手な芝居もそこまでにしておくのだな」
拳一「なんだと!?」
ドル・ガイスト「神代ゆいよ! 隠れるのもここまでにして我らが下へ来るがよい!」
アデュー「あいつらがゆいを要求してくるって事は…!」
マグナムエース「捕まえたのが、まいだとバレているんだ!」
冴子「じゃあ、今頃まいちゃんは…!」
ドル・ガイスト「案ずるな。これを見るがいい!」
リュウ・ドルク「あれは…!」
まい「何よ! やるんだったらひと思いにやりなさいよ!」
剣「まいぃぃぃぃぃ!!」
ドル・ガイスト「フッフッフッ…。この通り神代まいは我が手中にある…」
剣「まい! 今助ける!」
ドル・ガイスト「動くな!」
〔まいがいる地点にスパーク〕
まい「きゃああああああ!」
ドル・ガイスト「貴様達が妙な動きをすれば、神代まいの命はすぐに消える事になる!」
リュウ・ドルク「おのれ、卑怯な!」
ドル・ガイスト「出て来るのだ、神代ゆい! 貴様が来なければ妹の命はないぞ!」
ゆい「まい! 今行くわ!」
冴子「待ちなさい、ゆいちゃん!」
ゆい「冴子さん、ごめんなさい!」
ドル・ガイスト「どうした!?」
〔まいがいる地点にスパーク〕
まい「きゃああああああ!」
ドル・ガイスト「さあ、神代ゆいよ! 返答はいかに!?」
ゆい「私ならここよ!」
ドル・ガイスト「フッフッフッ、ついに出てきたか」
〔ドル・ガイスト、天音へ隣接〕
ドル・ガイスト「神代ゆい殿、お迎えに参じました…。さあ、我が帝国へご案内しよう…」
ゆい「その前にまいを放して! でないと…!」
〔物音〕
ゆい「私はこのナイフで自ら命を断ちます!」「ここで私が死んだら邪神の復活は永遠にないわよ! さあ、まいを解放しなさい!」
まい「ゆい…」
ドル・ガイスト「さすがはドラゴ様復活の鍵となる娘よ…。気高くも猛々しい…」「心配しなくとも約束通り、神代まいは返す。さあ、我が手に乗るのだ」
剣「ゆい、行くな!」
リュウ・ドルク「ゆい!」
ゆい「…わかりました」「まい、大丈夫!?」
まい「ゆい、ごめんね…。私のために…」
ゆい「心配しないで、まい。私なら大丈夫よ」
まい「でも…」
ゆい「私は必ず帰ってくるわ…。だから、まい…これを預かっておいて」
〔画面、「ブレスレット(ゆい)」を表示〕
まい「これは…」「ゆい…」
ゆい「私が帰ってくるまでの間、剣とお兄さんをお願いね」
まい「…………」
ドル・ガイスト「今生の別れはそこまでにしてもらおう。ザーラ様がお待ちなのでな」
〔ドル・ガイスト、ザーラへ隣接〕
冴子「まいちゃん! 無事でよかった!」
まい「でも、ゆいが…」
冴子「大丈夫…。きっとみんなが守ってくれるわ」
ドル・ガイスト「ザーラ様、神代ゆいでございます」
ザーラ「おお、まさしく神代ゆい…。今度こそ本物に間違いない…」「この娘を捧げれば我が神ドラゴが復活される!」「よくやった、ドル・ガイスト、褒めてつかわす」
ドル・ガイスト「光栄でございます、ザーラ様」
ザーラ「ドル・ガイストよ。我はこれよりドラゴ様復活のための準備にとりかかる…」「貴様はその時間を稼ぐのじゃ! 奴らを我が要塞に近づけさせるな!」
ドル・ガイスト「かしこまりました!」
〔敵ユニット出現〕
リュウ・ドルク「くっ、ザーラめ! 貴様の思うようにはさせん!」「ザーラが儀式を終える前にドル・ガイストを倒し、要塞に乗り込むぞ!」
剣「わかった!」

<ドル・ガイスト撃破(1回目)>
剣「どうだ! ドル・ガイスト!」
ドル・ガイスト「無駄な真似を! 我が偉大なる力を見せてくれる!」
〔装置の動作音〕
〔画面、フラッシュ〕

モモタロウ「おい! あいつ、回復しやがったぜ!」
リュウ・ドルク「あれもドラゴの力だというのか!?」
ドル・ガイスト「違うな、リュウ・ドルク! これは私自身の…貴様が見下し続けたメカニックの力だ!」「幾度となく貴様達と戦ったおかげで我が研究は究極と言えるまでの完成を遂げた!」「我が肉体は不滅! 髪をも凌ぐのだ! 我こそこの世の支配者に相応しい」
剣「ほざけ! お前はザーラに利用されているだけだ!」
リュウ・ドルク「機械の身体を持つ者にもマグナムエースのような誇り高き男もいる…。だが、貴様にはその高潔さがない!」「だからこそ見下されるのだ。そのような事もわからぬ者が支配者を名乗るとはな!」
ドル・ガイスト「我が研究の素晴らしさが理解できぬ虫けらどもが!」「私の支配する世界に貴様達の居場所はない! 我が前から消えるがいい!」

<駆vsドル・ガイスト>
駆「時間がない上、お前の後ろにはザーラが控えてるんだ! 速攻で勝負をつけさせてもらうぜ!」
ドル・ガイスト「貴様が死ぬ事に変わりはないのだ。そう急ぐ必要もあるまい」

<ドモンvsドル・ガイスト>
ドル・ガイスト「世界を陰から守ってきたシャッフル同盟といえどドラゴ神の復活は止められん!」
ドモン「いいや、止めてみせる! 世界を俺に託していった人達のためにもな!」

<甲児vsドル・ガイスト>
甲児「爆弾の次は人質とはよ…! 相変わらず汚い真似してくれるじゃねえか!」
ドル・ガイスト「すべては貴様達が神代ゆいをおとなしく渡さぬからだ」「自分達の判断ミスを私のせいにされては困るな」

<鉄也vsドル・ガイスト>
鉄也「今日こそ決着をつけてやるぞ、ドル・ガイスト!」
ドル・ガイスト「いいだろう、グレートマジンガーよ! ドラゴ神が復活されるまでの間、相手をしてやろうではないか!」

<竜馬or隼人or弁慶vsドル・ガイスト>
竜馬「てめえの相手すんのも、もう飽きたからな! 今度こそ地獄の底に叩き落してやるぜ!」
ドル・ガイスト「ゲッターロボよ、進化した我が力を見てもまだそのような事が言えるかな?」

<真吾vsドル・ガイスト>
ドル・ガイスト「そのエネルギーについては後でたっぷりと研究させてもらおう…」「貴様達がいなくなった後でな!」
レミー「やめときなさいよ、ドル・ガイスト。あんたじゃビムラーは手に余るわよ」
真吾「もっとも研究する機会が来る事は一生ないけどな」

<キッドorボウィーvsドル・ガイスト>
ボウィー「今度という今度は逃がさないよ、ドル・ガイストさん」
キッド「せいぜい懺悔しながらあの世に行くんだね」
ドル・ガイスト「この世の支配者となる私に懺悔する事などない!」

<仁vsドル・ガイスト>
ドル・ガイスト「貴様達がどれだけ足掻こうとドラゴ神復活に変更はない!」
仁「あいにくとお前の計画通りにはさせないぜ、ドル・ガイスト!」
吼児「やろう、仁君! 飛鳥君! ゆいさんは僕達で助けるんだ!」
飛鳥「ああ!」

<虎太郎vsドル・ガイスト>
虎太郎「大魔王に続いて邪神まで復活されちゃたまったもんじゃないぜ…!」
力哉「面倒な事になる前にドラゴの復活は俺達で阻止してやる!」
ドル・ガイスト「フッ…我らドラゴ帝国が今まで事態を静観していたのはなぜだと思う?」「ドラゴ神さえ復活すれば、世界がどうなっていようと同じ事だからだ!」

<拳一vsドル・ガイスト>
ドル・ガイスト「神代ゆいが我らの手に落ち、もう間もなく月が太陽を隠す…。貴様達にもはや希望はないのだ」
しのぶ「少しでも時間があるのなら私達は諦めたりしないわよ!」
拳一「いくぜ、みんな! ドラゴ帝国との戦いも今日で最後にしてやろうぜ!」

<モモタロウvsドル・ガイスト>
ヒリュウ「ドラゴ帝国さえ倒せば俺達の戦いは終わる!」
モモタロウ「そのためにも、ドラゴの復活なんざ絶対にさせやしないぜ!」
ドル・ガイスト「貴様達が何をしたところでドラゴ神は復活される! この事態が揺らぐ事はない!」

<剣vsドル・ガイスト>
剣「ゆいを助けなきゃなんねえんだ! そこをどけぇぇぇぇ!!」
ドル・ガイスト「そうはいかん! 今までの怨みを晴らすためにも、ライガー! 貴様はここで息の根を止めてやる!」

<リュウ・ドルクvsドル・ガイスト>
ドル・ガイスト「リュウ・ドルクよ、究極の完成を見た我が機械の力!その体で知るがいい!」
リュウ・ドルク「貴様がどれだけ力をつけようと心のない機械に私は倒せん!」

<ラムネスvsドル・ガイスト>
ラムネス「アースティアを守ったのに地球を守れなかったとあっちゃシャレにならないからな!」「熱血パワー全開でいくぜ!!」
ドル・ガイスト「馬鹿め! もはや意気込みだけではどうにもならんぞ!」

<アデューvsドル・ガイスト>
ドル・ガイスト「異世界からわざわざ殺されに来るとは馬鹿な奴!」
アデュー「騎士道大原則ひとぉぉぉつ! 騎士は受けた恩は返さなければならない!」「アースティアを守るのに協力してもらったんだ。今度はこっちが協力する番だぜ!」

<マグナムエースvsドル・ガイスト>
ドル・ガイスト「機械である貴様にはわかるであろう? 私を倒すのは物理的に不可能だとな!」
マグナムエース「物理的に不可能? ならば物理を越えればいいだけの事! 勝負だ、ドル・ガイスト!」

<ザーラHP20%以下・敵増援2出現>
〔ザーラ、回復〕
エリー「どうするの!? このままじゃ、ゆいを助けに行くどころじゃないわよ!」
ザーラ「フフフ、その必要はない…」
剣「ザーラ!」
ザーラ「愚かな人間どもよ! 無駄な足掻きをやめ、我に従え!」「すでに儀式は終了し、時は来た! 我らの悲願がここに結実する!」
ゆい「…………」
まい「ゆい!」
ゆい「…………」
剣「どうしたんだ、ゆい!」
ザーラ「無駄じゃ。ドラゴ様の生贄とするため神代ゆいの意識は奪わせてもらった」「神代ゆいは封印の岩に捧げられ、ドラゴ様復活の糧となるのだ!」
リュウ・ドルク「おのれ、ザーラめ!」
ザーラ「もはや何人たりともドラゴ様の復活を妨げる事はできぬ! 我がドラゴ帝国の勝利だ!」
剣「そんな事があってたまるか! てめえをぶっ倒してゆいを取り返してやる!」
ザーラ「邪魔はさせん!」
〔鼓動音〕
〔画面、紫にフラッシュ〕
〔鼓動音〕
〔画面、紫にフラッシュ〕

冴子「まずいわ! 封印の岩が本格的に活性化してる!」
ザーラ「フハハハハハハハ!」「おお、偉大なる我が神ドラゴよ! 時は満ちました」「このザーラが、神代ゆいを生贄として捧げます…」
ゆい「…………」
リュウ・ドルク「ゆ、ゆい!」
剣「ゆいを返せぇぇぇ!!」
〔ザーラから封印の岩へ光が移動〕
ダンゴ「ゆ、ゆいちゃんが封印の岩に吸い込まれてく!」
剣「くっそおおおっ! 俺達はこのままドラゴの復活を見てるしかないのかよ!」
〔発光音〕
〔画面、フラッシュ〕

ゆい「…………」
〔封印の岩に胎動〕
ドル・ガイスト「おめでとうございます、ザーラ様。これで我らの悲願が達成されます」
ザーラ「うむ。この度のお前の働き、見事であった。思い通りの褒美叶えてやろう」
ドル・ガイスト「では、ザーラ様、要塞から降りていただきましょうか」
ザーラ「なにぃっ!? 今なんと言った!?」
ドル・ガイスト「ドラゴ要塞から降りていただきたいと申し上げたのでございます」「世界を支配するのはあなたではありません。このドル・ガイストこそ支配者となるに相応しい!」
金太「なんだ? 仲間割れか?」
ザーラ「ドル・ガイスト! 貴様、何を言っているかわかっておるのか!」
ドル・ガイスト「ええ、わかっていますよ。ザーラ様こそ、実情をご理解いただきたい」
〔敵ユニット出現〕
メタルナイト「…………」
ザーラ「お前達…一体なんのつもりだ!?」「…! まさか!」
ドル・ガイスト「お察しの通りです、ザーラ様。帝国のドラゴナイトはすべて私がメタルナイトに改造しました」「私の意志一つで私の命令通りに動くようにな! もはやあなたの味方はいないのですよ!」
剣「ドル・ガイストの奴、裏切りやがったのか!」
リュウ・ドルク「どこまでも汚い奴め…!」
ドル・ガイスト「フフフ、儀式の準備が整ったのならば、私にとってあなたは邪魔者以外の何者でもない…」「今こそ、私が貴様にとって代わる時! 復活したドラゴ神の祝福を受けるのはこのガイストなのだ!」「さあ、ドラゴ要塞と…そして神代ゆいを渡してもらおうか!」
ザーラ「ぐぅぅっ…!」「愚か者どもがっ! 真の支配者を思い出せい!」
〔ザーラから波動の広がり〕
ドル・ガイスト「こ、これは…!?」
メタルナイト「…………」
〔敵ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕

ドル・ガイスト「どうしたというのだ、お前達! なぜ要塞を離れる!? 私の命令を聞かぬか!」
メタルナイト「…………」
ザーラ「我が力を侮ったな、成り上がり者めが!」
ドル・ガイスト「ザ、ザーラ様!」
ザーラ「反逆の代償…その身で報いを受けよ!」
〔ザーラ、ドル・ガイストへ攻撃〕
〔ドル・ガイストに爆発〕

ドル・ガイスト「こ、この私が治めぬ限り…ドラゴ帝国に栄光はない!」「ザーラァァァ!!」
ザーラ「ほざけ! 身の程知らずの愚か者め!」
〔ザーラ、ドル・ガイストへ攻撃〕
〔ドル・ガイストに爆発〕

ドル・ガイスト「ぐああああああっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
さやか「あのドル・ガイストをあんなにもあっさりと…!」
剣「あれが…ザーラの力なのか!」
リュウ・ドルク(ドル・ガイスト…心を機械に売り渡した者に相応しい最期だ…)
ザーラ「ハッハッハッハッハッハッ! 我に逆らう者、何人たりとも許さぬ!」「ドラゴ様…今、お側に…」「我が神ドラゴよ! 我の前に現われたまえ!」
〔フラッシュ音〕
〔画面、フラッシュ〕

まい「ドラゴが甦る…」
冴子「どうしたの、まいちゃん!?」
ブラス「無闇に触れてはいけない! まいはトランス状態になっている…」
まい「ドラゴが甦る…」
〔人の倒れる音〕
冴子「まいちゃん!」
モモタロウ「くっ! どうすれば…」
駆「まだ間に合うかも知れねえ! ドラゴ要塞をぶっ壊してやるぜ!」
仁「最後まで諦めてたまるか!」

<剣vsザーラ>
ザーラ「もうすぐドラゴ様が復活される! その時こそ人間どもは死に絶え、我ら一族が地上を支配するのだ!」
剣「どいつもこいつも同じような事言いやがって!」「そういう奴らを俺達はこれまで倒してきたんだ! 最後の最後でトチるわけにゃいかねえ!」

<リュウ・ドルクvsザーラ>
リュウ・ドルク「ザーラ! 今までドラゴが流してきた多くの血、その命で償ってもらう!」「ドラゴ帝国と共に闇に帰るがいい!」
ザーラ「自惚れるな、リュウ・ドルク! 貴様の力では我は倒せぬ!」「このザーラに逆らった罪、思い知れぇぇぇ!」

<ザーラ撃破・勝利条件達成>
〔ザーラ、炎上〕
ザーラ「おのれ、我が要塞がこれほどの被害を受けるとは…!」「だが、一歩遅かったようだな!」「おおっ! ドラゴ様がお目覚めになられる!」
〔封印の岩に胎動〕
〔発光音〕
〔画面、発光〕

ザーラ「ついに…この時が来た! 幾万の時を越え、ドラゴ様が甦るのだ! 新たな時代が始まるのだ!」「フフフフフフフ…ハーッハッハッハッハッ!!」
【戦闘マップ終了】


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