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No.6
三匹が行く

【シナリオデモ1開始】
〔足音〕
竜馬「…………」
竜馬「誰でぇ…さっきからつけてきてんのは…」「コソコソ隠れてねえで出てきやがれ!」
キッド「ヒュ~! こちらの尾行に気づくとはなかなかのお手前で」
竜馬「へっ、一人じゃねえだろ! 男3人に…一人は女か!」
お町「あらぁ、私もバレバレちゃん?」
ボウィー「俺ちゃんはともかくお町さんにまで気づくとはね」
アイザック「フッ…どうやらただの格闘バカではないようだな」
竜馬「てめぇら借金取りか? いや、違うな…」
アイザック「流竜馬、年齢は20歳…」「空手の有段者であるが、昇段試験で相手を半殺しにして以来、空手界から締め出しをくらう…」
お町「今は新宿で亡くなった父親の空手道場を継いでるって話だけど…」
ボウィー「その空手道場もうまくいってないんじゃないの? 借金かさんじまってるみたいだし」
キッド「連日、借金取りに追われてるみたいだね」
アイザック「もっとも、借金の取立てに来たゴロツキ連中をことごとく血祭りにしているそうだがな」
竜馬「よく調べてあるじゃねえか。ヤクザかマフィアが俺をスカウトしに来たってトコか?」
アイザック「いや…君をスカウトしに来たのはそれよりもタチが悪い組織だ」
竜馬「けっ、てめぇらが誰か知らねえが波風立ってんのは悪くねえ」
〔構える音〕
竜馬「来いよ! まとめて相手してやるぜ!」
ボウィー「残念だけど、俺ちゃんは運転がお仕事なのよ。ここは頼んますよ、キッドさん」
キッド「今回は私めもパスで。どうもああいうタイプは苦手でね」
お町「あらら、二人ともずいぶん弱気だこと」「それなら私の投げナイフ、ご披露しちゃおかな♪」
〔投擲音〕
アイザック「この電磁ムチ、かわせるかな?」
〔武器を振るう音〕
竜馬「へっ、まずは二人か! いいぜ、やってみな!」
アイザック「では、いかせてもらおう!」
〔武器を振るう音〕
〔空を切る音〕
〔ダメージ音〕
〔画面、フラッシュ〕

竜馬「おっと!」
お町「今度はこっちよ!」
〔投擲音〕
〔空を切る音〕
〔空を舞う音〕
〔着地音〕
〔画面、フラッシュ〕

竜馬「ふう…危ねえ、危ねえ!」
アイザック「ほう…私の一撃をかわすとは」
お町「おまけに私のナイフも避けちゃうなんて人間離れしてるわねぇ」
竜馬「てめぇらも只者じゃねえな…。けどな…本気で来ねえと大怪我するぜ?」
〔空を舞う音〕
竜馬「おらぁ! いくぜぇええっ!」
アイザック「…!」
〔ダメージ音〕
〔画面、振動〕

アイザック「ほう…なかなかの一撃だな」
竜馬「俺のパンチでふっ飛ばねえとは久々にやりがいがあるぜ!」
キッド「スキあり!」
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

竜馬「ん…なんだ? 何か首元に…」
キッド「悪いけど銃を使わせてもらったよ」
竜馬「てめぇ…何を撃ち込みやがった!」
キッド「麻酔針だよ。不意打ちで悪いけど、これも平和的な解決ってヤツさ」
竜馬「麻酔?」「へっ! どうせなら、鉛弾にしとくんだったな!」
キッド「まだ動けるとは驚きだね! 狩猟用の麻酔ですよ、それ」
竜馬「もう勘弁ならねえ! てめえら全員あの世へ送ってやるぜ!」
〔画面、明滅〕
竜馬「ん…ああ…なんだ…?」
〔画面、明滅〕
竜馬「く…くそ…」
〔画面、明滅〕
〔人の倒れる音〕
〔画面、振動〕

竜馬「…………」
キッド「ふう…やっと麻酔が効いてくれたか」
お町「このコ、本当に人間?」
ボウィー「くわばら、くわばら…」
〔歩み寄る足音〕
早乙女博士「ご苦労だった、J9の諸君」
アイザック「我らは依頼を果たしたまで。ねぎらいの言葉は不要です」「神隼人、武蔵坊弁慶、そしてこの流竜馬の3名…。確かにお渡ししましたぞ」
早乙女博士「ああ…」
竜馬「…………」
早乙女博士「フッフッフッ、これでそろったぞ…。3人のパイロットが」


サブタイトル
「三匹が行く」


竜馬「うう…頭が…いてぇ…」
〔物音〕
竜馬「…!」「ここはどこだ…!?」
〔ハッチの開閉音〕
早乙女博士「ここは浅間山の早乙女研究所だ」
竜馬「誰だ!?」
早乙女博士「ワシはこの研究所の所長、早乙女だ」
竜馬「てめぇっ! 俺をこんな所に連れてきてどうするつもりだ!」
早乙女博士「お前はゲッターロボに乗るためにここに連れて来られた」
竜馬「下駄ロボだと?」「訳わかんねえこと言ってんじゃねえ!」
早乙女博士「下駄ロボではない。ゲッターロボだ」「お前はここにいる二人…神隼人に武蔵坊弁慶と共にゲッターのパイロットになるのだ」
隼人「…………」
弁慶「これも仏の導きかもしれん…。南無…」
〔足音〕
ミチル「どうやら3人集まったらしいわね」
早乙女博士「…ミチルか」
ミチル「父さんが選んだだけあってずいぶん粗野な連中が集まったわね」
竜馬「この姉ちゃんは…?」
早乙女博士「ワシの娘、ミチルだ」
竜馬「む、娘!? 全然似てねえな…」
早乙女博士「ふん、余計なお世話だ」
ミチル「それにしても、父さんにも困ったものね」「彼らも地獄へ引きずり込む気?」
早乙女博士「かまわん。それが必要な犠牲ならばな」
ミチル「…………」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕
〔警報〕

早乙女博士「む…何事だ!?」
ミチル「ちょっと待って。司令室にアクセスするわ」
〔キーボードを叩く音〕
〔モニターの開く音〕

ミチル「正体不明の巨大物体の集団が研究所に迫っているわね」
早乙女博士「奴らか?」
ミチル「ええ。おそらく『鬼獣』の襲撃ね」
竜馬「キジュウ? なんだそりゃ?」
ミチル「鬼獣は巨大化した鬼のバケモノよ」
早乙女博士「来い、流竜馬! 貴様が戦うべき相手を見せてやる」
竜馬「俺が戦うべき相手だぁ?」
ミチル「気をつけて。ヒューマンサイズの鬼が研究所内に侵入しているわ」
隼人「へっ、肩慣らしにぶちめしてやるか」
弁慶「鬼ども…成敗してくれる!」
竜馬「さっきから鬼、鬼って…。お前ら、いい歳こいて鬼ごっこでもしてんのか?」
早乙女博士「フン、貴様も気にいるじゃろうて。ついて来い」
〔複数の走り去る足音〕

隼人「むっ、いたぞ!」
竜馬「あん?」
鬼「グルゥゥゥゥゥゥ…
竜馬「なんだァこいつら!?」
早乙女博士「鬼どもめ。ゲッターロボを狙ってこの研究所を襲撃したというのか…」
鬼「ゴァァァァァッ!
〔飛びかかる音〕
〔空を舞う音〕

竜馬「うおっ!」「ふう…危ねえ、危ねえ…」「んなろぉぉぉぉッ! 食らいやがれッ!」
〔空を切る音〕
〔ダメージ音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕

鬼「ギョワァァァァァッ!」
〔人の倒れる音〕
弁慶「隼人! 後ろだ!」
隼人「チィィィッシャァァァァァッ!」
〔空を切る音〕
〔ダメージ音〕
〔画面、赤にフラッシュ〕

鬼「グルォッ」
〔人の倒れる音〕
竜馬「なんだってんだ…。このバケモノは何なんだ!?」
早乙女博士「ワシにもよくわかってはおらん…」「ただ一つ…確実に言えるのはこいつら鬼どもは人類の敵という事だ…」
隼人「俺もこの目で鬼を見るまではジジイの与太話としか思ってなかったが…」
弁慶「俺を救ってくれた和尚…一緒に修行した寺の仲間達…みんなこいつらの餌食になっちまった」「俺はあいつらを成仏させるため、カタキをとらなきゃなんねえんだ」
竜馬「…………」
〔複数の走り寄る足音〕
アイザック「早乙女博士、ご無事でしたか」
お町「鬼さんは…あら、もう倒しちゃったみたいね」
キッド「吐かせ、研究所の外にはどでかい鬼獣が迫ってますよ」
ボウィー「軍隊の兵器じゃ足止めにならないみたいね」
早乙女博士「フ…だろうな」
竜馬「てめぇら、俺を襲った連中じゃねえか!」
キッド「俺達はコズモレンジャーJ9」「早乙女博士かあ依頼を受けてあんたをスカウトしたってわけ」
竜馬「あれがスカウトだぁ!? 一歩間違えば死んでたぞ!」
ミチル「今はそんなこと言ってる場合じゃないわ!」
アイザック「博士、所内には鬼がうろついています。我々が司令室まで護衛します」
早乙女博士「すまんな」「竜馬、隼人、弁慶! 貴様らはゲッターロボで出撃し、外の鬼獣を撃退するのだ!」
隼人「了解だ…」
弁慶「ようやく実戦ってわけかい!」
竜馬「ちょっと待て! さっきからゲッターで出撃しろとか勝手な事ぬかしてんじゃねえ!」「俺がいつ、そのゲッターロボに乗るっつった!?」
早乙女博士「お前はワシの命令に従えばいいんじゃ。一切の口答えは許さん」
〔姿勢を正す音〕
竜馬「くそっ! 何様のつもりだ、てめぇは!」
隼人「諦めろ、竜馬。俺もお前も…そして弁慶も早乙女に見込まれたんだ…」「運命だと思ってゲッターに乗る他に道はねえんだよ」
竜馬「ムチャ言ってんじゃねえ! 俺はロボットの操縦なんてできねえぞ!」
早乙女博士「心配いらん。基本的な動きは電子頭脳がやってくれる」「あとは身体で覚えるんだな」
竜馬「ったく、どうなっても知らねえぞ!」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔円盤型鬼獣、戦車へ攻撃〕
〔戦車にダメージ〕
〔味方ユニット撃破〕
〔円盤型鬼獣隊、前進〕

アイザック「ポンチョ、状況は?」
ポンチョ「軍の地上部隊は壊滅。防衛ラインはズタズタでゲス」
お町「鬼ちゃん達、お強いわねぇ」
キッド「感心してる場合じゃありませんよ、お町さん」
ポンチョ「そうでゲス! 早乙女研究所が危機にさらされているんでゲスよ!」
ボウィー「あらら…このままじゃ依頼料もらえなくなるかもよ、アイザックさん?」
アイザック「早乙女博士、ゲッターロボの準備は?」
早乙女博士「心配はいらん。どうやら間に合ったようじゃ」「ゲットマシン、発進スタンバイだ!」
ミチル「了解! ゲットマシン発進口、オープン!」
〔新早乙女研究所、展開〕
ミチル「カタパルト、接続完了!」
隼人「ジャガー号、発進準備よし!」
弁慶「ベアー号、準備よし!」
竜馬「おい! 俺のマシンは、なんて言うんだよ?」
隼人「よし! ゲットマシン、全機発進!」
竜馬「お、おい…ちょっとまっ…」
[イベントデモ「ゲットマシン発進」]
〔味方ユニット出現〕
竜馬「ぐっ…うおおおおおっ!」
〔竜馬、迷走〕
竜馬「ぬおおおおおっ!」「くそっ、全然安定しねえぞ!」
隼人「落ち着け、竜馬! しっかり操縦桿を握ってろ!」
竜馬「くっそ…! んなろぉぉぉぉぉっ!」
〔竜馬、安定〕
竜馬「へ…なんとか慣れてきたぜ…」
隼人「チッ…手間取らせやがって…」
弁慶「よぉし! 合体だ、竜馬!」
竜馬「なっ! が、合体!?」
弁慶「チェンジゲッター1って言いながらレバーを押し込みゃあいいんだよ!」
竜馬「チェンジ…ゲッター…ワン…?」
隼人「つぶやいてんじゃねえ! 死にたくなかったら、とっとと叫びやがれ!」
竜馬「いちいちせかすんじゃねえ! いくぜ!」「チェェェェェンジ! ゲッタァァァァァ1!!
〔竜馬、合体〕
[イベントデモ「ゲッター1登場」]
竜馬「こいつが、ジジイの言ってたゲッターロボって奴か…」
〔竜馬、前進〕
竜馬「へえ、驚いたぜ。案外思い通りに動くじゃねえか」
早乙女博士「フフフ…貴様のような男が扱うのに都合の良い仕掛けになっておる」
竜馬「気に入ったぜ、ジジイ! こいつであの鬼どもをやっちまえばいいんだな!?」
早乙女博士「そうだ。奴らを研究所に近づけてはならん。徹底的にやれ」
竜馬「へっ、ぶちのめしてやるぜ!」
<戦闘開始>

<敵1機以下or3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

安倍清明「クックックッ、ついに動いたか…ゲッター線に魅入られしロボットよ…」「だが、奴はまだゲッターの力を出し切れてはおらん…」「それではつまらぬ…つまらぬのだ!」「ゆけ、我がしもべよ! 奴の力を…ゲッターの力をもっと引き出すのだ!」
〔敵ユニット出現〕
弁慶「竜馬! 新手だ、気をつけろ!」
竜馬「ちっ…! どうしても、ゲッターをやりてぇみてえだな! 鬼どもはよ!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

早乙女博士「いかんな…。今の竜馬達では苦戦するかもしれん…」「J9の諸君、どうやら君達に出てもらわねばならんようだ」
ポンチョ「博士、それは新規のご依頼でゲスか?」
早乙女博士「うむ…報酬は弾ませてもらう」
ボウィー「お、分かってらっしゃる!」
キッド「ですが博士、研究所に侵入した鬼の駆除は?」
早乙女博士「そんな事は所員にでも任せておけばいい」
お町「ここの所員に鬼の相手が務まるとは思えないわね」
早乙女博士「かまわん。ワシと竜馬達さえ生きておればよい」
ボウィー「ヒョ~ッ! 冷たいお言葉!」
〔ハッチの開閉音〕
〔足音〕

???(ドモン)「安心しろ。所内の鬼どもはすべて片づけた」
ミチル「あなたは…!」
早乙女博士「貴様、なぜここにいる…」
ドモン「…………」
早乙女博士「前ガンダムファイト覇者…。キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュ」
ボウィー「ドモン・カッシュといえば、デビルガンダム事件以来、表舞台から姿を消したって話だけど」
お町「そんなお方がこんな所で何されてるのかしらん?」
ドモン「今は俺の用事より外の鬼獣を退治するのが先だろう」
早乙女博士「賢明な判断だ」
ドモン「バケモノを片づけた後、俺はここに戻って来る…」
〔姿勢を正す音〕
ドモン「その時、あんたには俺の質問に答えてもらうぞ!」
早乙女博士「フッ、よかろう…」
ポンチョ「あのぉ~、早乙女博士…あっしらへの依頼はどうされるんでゲスか?」
早乙女博士「聞いての通りだ、J9の諸君。所内の鬼どもは駆逐された。竜馬達を手伝ってくれ」
アイザック「いいでしょう、早乙女博士。その依頼、お引き受けしましょう」「では行くとしよう! いよいよブライガーの出番だ!」
〔姿勢を正す音〕
お町「イェーイ!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
ドモン「いくぞっ!」「出ろぉぉぉぉっ! ガンダァァァァァァァム!!
〔指パッチン〕
〔画面、発光〕
〔味方ユニット出現〕

[イベントデモ「ゴッドガンダム登場」]
弁慶「なんだ、あいつは!?」
竜馬「ありゃ、ゴッドガンダムじゃねえか!」
隼人「ならば、あれに乗っているのは…!」
竜馬「ああ、間違いねえ! ドモン・カッシュだ!」
ドモン「はあっ!」
〔ドモン、前進〕
ドモン「いま、早乙女研究所を奴らに破壊させるわけにはいかん!」「俺も加勢させてもらうぞ!」
竜馬「好きにしな!」「俺達は俺達で勝手にやるから、そっちはそっちで勝手にやるんだな!」
ドモン「そうさせてもらう!」
キッド「ちょいっと待った、お二人さん!」
〔味方ユニット出現〕
アイザック「我々も共に戦わせてもらうぞ、ゲッターチーム」
ボウィー「そそっ! 1機より2機、2機より3機、ってね!」
竜馬「戦うって…そんな車で何ができるってんだ!」
ボウィー「あらら、俺ちゃん達も甘く見られたもんだねぇ」
キッド「俺達の実力、見せてやろうぜ!」
ボウィー「よぉし! ブライシンクロン! アルファ!」
〔ボウィー、変形〕
弁慶「おい! 車が巨大化して飛行機になりやがったぜ!」
ボウィー「まだまだ、こんなモンで驚いてもらっちゃ困るのよね!」
アイザック「いくぞ! ブライシンクロン、マキシム!」
〔キッド、変形〕
〔キッド、前進〕

[イベントデモ「ブライガー登場」]
竜馬「今度はロボットになりやがった!」
弁慶「ゲッターの合体システムもびっくりの変形だぜ、こりゃ!」
お町「フフ、驚いてる驚いてる♪」
ボウィー「形だけじゃなくて大きさまで変わっちまうんだからね」
アイザック「ならば、ゲッターチームの次は鬼どもを驚かせてやるとしよう」「狼の牙を突き立ててな!」

<ドモンが戦闘>
ドモン「貴様らが何を思って研究所を襲うかは知らん!」「しかし今、ここを通すわけにはいかん!」

<竜馬or隼人or弁慶が戦闘>
隼人「ゲッターのエネルギーは安定している…。いけるぞ!」
弁慶「来るぞ、竜馬! 遠慮なくブチかませ!」
竜馬「誰が遠慮なんかするか! そんな器用な真似、俺にゃあできねえんだよ!」

<キッドorボウィーが戦闘>
お町「鬼さんこちら♪」
ボウィー「キッドさん、手早くやっちゃっておくんなまし」
キッド「カルト教団の次は鬼退治とはJ9も守備範囲広くなったもんだね」
アイザック「気を抜くな、タチの悪さで言えば、ヌビア・コネクションより上だ」
お町「ま、冴えた男とボンバーギャルの魅力が通用しない相手だってのは確かね」
ボウィー「子猫ちゃんに傷つけないように頼みますよ」

<竜馬or隼人or弁慶HP50%以下>
隼人「竜馬! そろそろ補給した方がいいかもしれんぞ」
竜馬「なにぃ? 鬼どもはまだ残ってるぜ!」
早乙女博士「案ずるな。ゲッターに回復装置を持たせておいた。そいつを使えい!」
隼人「なるほど、補給アイテムってわけか」
竜馬「おっしゃあ! ガンガン行くぜぇ!」

<竜馬or隼人or弁慶が敵撃破>
隼人「やったか…」
竜馬「へっ、ざまあみろってんだ!」
弁慶「残りもさっさと片付けようぜ!」
早乙女博士「フフ…やりおるわい」(元反政府組織のリーダー、神隼人)(僧侶ながらも強力怪腕を持つ、武蔵坊弁慶)(そして…戦いに飢えた生粋の戦士、流竜馬!)(すべては、ここから始まる! フフフフフ…)

<敵全滅・勝利条件達成>
安倍晴明「こ奴ら、なかなかやるではないか…。、新たな楽しみが増えたわ」「ゲッター線の力も徐々に高まりつつある…」「ゲッターロボよ…次に会う時が楽しみだ」
〔安倍晴明のいる地点にユニット離脱のエフェクト〕
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方ユニット出現済み〕
ドモン「どうやら終わったようだな…」
竜馬「なんだぁ、もう終わりかよ!? 全然、物足りないぜっ!」
お町「若葉マークもとれてないのに大口たたくわねぇ」
竜馬「うるせえっ! こっちゃあ、いきなりゲッターに乗せられてムシャクシャしてんだ!」「このうっぷんを完全に晴らさねえままでいられるかよ!」
キッド「ったく、恐ろしく気性の荒い奴だぜ」
ボウィー「ホント、ホント。あれじゃあ、まだ野獣の方が理性的ってもんですよ」
お町「だったら、ドモン・カッシュにでもお相手願ったら?」「空手家のあかたにとっては絶好の機会だと思うけど?」
竜馬「へっ! そいつはいい!」「おい、ドモン・カッシュ! こうして会ったのも何かの縁だ!」「俺と手合わせしてくれねえか!?」
ドモン「断る。今の俺には拳で語る以上にやらなければならない事がある…」
竜馬「やらなきゃならねえ事だぁ?」
〔ドモン、早乙女研究所へ接近〕
〔味方ユニット離脱〕

弁慶「あいつ、研究所に入ってっちまったぜ」
竜馬「チッ! せっかく流派・東方不敗の技を直に味わえるチャンスだったのによ!」
隼人「お前が相手にされるタマか。お前は格闘家というより、ただのケンカ屋だろうが」
竜馬「んだと、コラ! 隼人、てめぇが相手でもいいんだぜ! このままじゃ、収まりがつかねえんだよ!」
お町「なにやら、あっちではもう1ラウンド始まりそうね」
キッド「じゃ、せっかくだから楽しませてもらうとしますか!」
ボウィー「そうしましょ、そうしましょ!」
弁慶「まったく、情けない…」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

<早乙女研究所/格納庫>
早乙女博士「ご苦労だったな…」
竜馬「ったく、ジジイのせいでえれぇ目に遭っちまったぜ!」
弁慶「もうクタクタじゃ…ひと眠りしたいのう…」
早乙女博士「どうだ隼人…。実際に鬼獣と戦ってわかっただろう? ゲッターロボの力が」
隼人「…………」「あんたの思い通りになるのは気に入らねえが、俺もますます知りたくなった…」「ゲッター線の行きつく先をな…」
早乙女博士「鬼の存在を知ったお前らはもはや普通の生活には戻れん」「ゲッターロボと一蓮托生の運命を歩んでもらう」
竜馬「フン、鬼だかなんだか知らねえが、おもしれぇじゃねえか!」
〔構える音〕
竜馬「退屈してくすぶってるより刺激があってよっぽどいいぜ!」
弁慶「俺はまだ和尚達のカタキをとったとは言えん!」
〔足音〕
弁慶「奴らの親玉をこの手でぶっ潰すまでゲッターに乗り続けてやる!」
早乙女博士「これで決まりだな」「明日から本格的な訓練を開始する。今日はゆっくり休め」「J9には話がある。後で司令室まで来てくれ」
アイザック「了解しました」
早乙女博士「では、待っているぞ」
〔衣を振るう音〕
ドモン「この場を去るのはまだ早いぞ、早乙女博士」
早乙女博士「貴様、まだおったのか」
ドモン「当然だ、俺の用事はまだ済んではいない」
早乙女博士「…………」
ドモン「単刀直入に聞くぞ、早乙女博士」「あんたはゲッター線を動力としたロボットを造って何をするつもりだ?」
早乙女博士「そんな事を聞いてどうする?」
ドモン「ゲッター線は使い方を誤れば大いなる脅威をもたらす…」「俺はそれを見過ごすわけにはいかん」
早乙女博士「ゲッター線がかつてのDG細胞のような災厄を人類にもたらすというのか?」
〔空を舞う音〕
ドモン「そうだ!」
早乙女博士「フッ、貴様の考えは間違っておらん。ゲッター線には人類を滅ぼす程度の力はある」
ドモン「貴様っ…!」
早乙女博士「だあが人類が生き残るためにゲッター線がいる。ただそれだけの事だ…」ドモン「それで俺が納得すると思っているのか?」
早乙女博士「お前が納得しようとしまいとワシには関係ない」「答えを得たいなら、ここに留まるといい…」「もっとも、満足な答えを得られるかどうかはお前次第。ワシの知ったことではないがな」
〔構える音〕
ドモン「くっ…!」
早乙女博士「では、お前との話はこれでお終いだ…」

<早乙女研究所/待機室>
ドモン「…………」
竜馬「戦闘じゃ、百戦錬磨のあんたも今回ばかりは相手が悪かったな」
ドモン「必ず聞き出してみせる…早乙女博士の真意を…。事が起こってからでは遅いんだ」
アイザック「ドモン・カッシュ、私も君に聞きたい事がある」
ドモン「なんだ?」
アイザック「裏世界の噂では、君はDG細胞の痕跡を追っているらしいと聞くが…」
ドモン「デビルガンダムが消滅したからといって、すべてのDG細胞が消えたとは限らん」「DG細胞を造ったカッシュ家の人間として俺にはあの細胞をこの世から消す義務がある」
お町「律儀ねぇ。そんな事やっていて恋人に逃げられないように気をつけるのね」
ドモン「…………」
キッド「そのDG細胞を追っているあんたが今度はゲッター線にご執心ってわけ?」
ドモン「DG細胞の痕跡を追っていた俺はゲッター線の存在を知った…」「ゲッター線は無限のエネルギー源として期待されているようだがDG細胞のようにいつ世界の脅威になるとも限らん…」「万が一の可能性を考え俺はここに来た。用心に越した事はないからな」
隼人「つまり…場合によっちゃああんたはゲッターを潰すって事か?」
ドモン「その通りだ」
隼人「そうはいかねえ。俺にも都合があるんでな」
ドモン「ならばどうする?」
隼人「決まってる…」「こうするまでだ!」
〔投擲音〕
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕

ドモン「なかなかいい拳だ。しかし、俺には通じん」
隼人「俺のパンチを受け止めるとは…。さすがは、ドモン・カッシュだ」
竜馬「隼人の野郎! 俺を差し置いてドモンにふっかけやがって!」
アイザック「二人とも、そこまでにしておくんだな」「ここで争ったところで欲する答えが得られるわけでもあるまい」
ボウィー「アイザックの言う通りだぜ。意味のない事に労力割いてどうすんのさ」
隼人「お前達には関係ない。余はお画は俺で目的があるって話しだ」
ドモン「同感だ。俺もここで退く気はない」
アイザック「早急な考えは時に己が目を曇らせ、真実をも殺す事になる…」「ドモン・カッシュ、ゲッター線に関するデータは私が用意しよう」
ドモン「あんたが?」
アイザック「我々が得るゲッター線のデータはすべて提供する。その代わりに、君が得たDG細胞の情報を我々にも教えてほしい」
ドモン「互いに得た情報を共有しようというのか?」
アイザック「そういう事だ。その方が君も余計な手間をかけずDG細胞を追跡できるだろう?」
ドモン「…いいだろう。ひとまず、それで手をうつとしよう」「だが、危険だと判断すれば力づくでもゲッターの研究はやめさせる」
アイザック「隼人もこれでいいかな?」
隼人「ああ、ひとまずはな…」
ドモン「だがどうする? 博士のあの様子を見る限り、簡単に手の内を見せるとは思えんが」
アイザック「そこは私にまかせてもらおう。考えがあるのでね」
お町「おっ! どうやら『かみそり・アイザック』の本領発揮ってとこね」
ドモン「…アイザック、誰の依頼でもないのになぜそこまで?」
アイザック「私も君と同じで用心すべきと考えている。ゲッター線、DG細胞…いずれも扱い方次第で危険な代物になるのだからな」

<早乙女研究所/司令室>
ミチル「どうやらドモン・カッシュとあの3人の話し合いは済んだようね」
早乙女博士「ああ…」
ミチル「3人の戦闘データを解析したけど、初戦闘でこれほどゲッターの力を引き出せるなんて…」
早乙女博士「ワシが見込んだ奴らだ。結果を出すのは当然だ」「あの程度の奴らに負けるようではゲッターのパイロットは務まらん…」
ミチル「でも、たかが一度の勝利にはしゃいでるようじゃ次が心配ね…」
早乙女博士「今のうちにたっぷり勝利の美酒を味わわせておけ…」「そのうち竜馬達も気づくじゃろう…」「この戦いが自分達にとって地獄の始まりだという事をな…」
ミチル「まったく…。父さんと、あのバケモノどもどっちが本当の鬼なんだか…」
〔ハッチの開閉音〕
〔足音〕

アイザック「コズモレンジャーJ9、ただ今参上しました」
早乙女博士「連中との話はもういいのか?」
アイザック「ええ」「それで、早乙女博士…我々に話とは?」
早乙女博士「今後の依頼についてだ」
お町「あら、今度はどんなご依頼で?」
早乙女博士「ゲッターも始動した今、むしろ敵の攻撃はますます激しくなるやもしれん」「だが、研究所の防衛は軍隊などでは頼りにならん…」
キッド「なるほど。俺達は用心棒ってわけ?」
早乙女博士「そういうことだ。君達ほど腕の立つ者はそうおらんからな」
アイザック「依頼を受けるにあたり、こちらも条件を出してよろしいですかな?」
早乙女博士「条件?」
アイザック「ゲッター線に関する情報…今後の研究調査の結果も含め、我々に開示してもらいたいのです」
早乙女博士「…いいだろう。ここの情報はすべて提供する。自由に閲覧してもらって構わん」
お町「あら、ずいぶん気前がいいじゃないの。長年の研究をそんな簡単に見られてもいいの?」
ボウィー「適当なデータでごまかそうったってうちの連中には通じないと思うよ?」
早乙女博士「そんな姑息な事はせん」「だが、ゲッター線の事はいくら探っても何も出て来んとは思うがな」
キッド「俺達が見ても理解不能って事かな」
早乙女博士「このワシもまだ結論を出しておらん。そういう事だ…」
キッド「OK、判断は自分でしろってわけね」
アイザック「データ閲覧の件はそれで了解です。契約成立としましょう」
ミチル「さて、話は終わったみたいね…」「J9の皆さん。一つだけ忘れないでほしい事があるわ」「私やここにいる多くの研究員は人類の未来を信じて研究をしているの。それだけは信じてもらえるかしら?」
アイザック「ええ、わかっています」
早乙女博士「フッ…未来か…」(どちらに転んでも待ち受けるのは戦いの未来…)(ゲッター線よ…お前はこの未来をどこへ導く?)
【シナリオエンドデモ終了】


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  Bルート → No5B「出現!恐竜ロボ!」 へ戻る

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