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No.8
出現!邪悪の騎士暗黒のリューナイト

【シナリオデモ1開始】
<イオニア/メインホール>
キララ「どう? イオニアの中を歩いた感想は?」
アデュー「いやぁ、すごい船だなあ…」
ラムネス「船の中に林や池があるなんて、どんだけ広いんだよ、この船…」
ココア「船内の空間が外界よりも圧縮されているからですわ~」
ラムネス「空間を圧縮!? そんなことができるのか?」
ココア「守護騎士が入っているカプセルと同じような物ですわ~」
ラムネス「ああ! なるほどね!」
タマQ「それにしても不思議な船だミャ」
ミルク「水や土もあるんだし、野菜や果物も作れそうね!」
マリア「ミルクちゃんはやっぱり食べ物のことが気になるみたいね」
ミルク「そりゃ気になるでしょう?」
ヨッパー「俺もわかる、その気持ち…」
ときえ「やろうと思えば農場くらい造れるんじゃない?」
勉「確かに可能だと思います。船内の水はリサイクルされていますし光のコントロールも自由自在ですから!」
ミルク「へぇ~、じゃ早速作ってよ! 私、新鮮な果物が食べた~い!」
勉「いや…あくまで設備的に可能と言ったまでで…」
ゆう「じゃあ、家庭菜園くらいから始めましょうか」
ひろし「そうだね。当番を決めてやってみようか」
仁「おいおい、余計な係を増やさないでくれよ…」
吼児「僕はいいと思うよ。だって楽しそうだし」
マリア「じゃ、農場のお話は次の学級会で決めましょう!」
仁「ええ~っ!?」
甲児「よっ! お前達、どこに行ってたんだ?」
〔ハッチの開閉音〕
飛鳥「あ、甲児さん。アデューやラムネス達に船内を案内してたんです」
ミルク「これで迷子にならずに済むわね!」
ココア「だといいんですが…」
天音「お疲れさまでした、皆さん。もうすぐオニオン渓谷に着きますよ」
アデュー「え? もうオニオン渓谷に着くのか?」「この船なら『アースブレード』までひとっ飛びで行けそうだな!」
吼児「アースブレードって?」
アデュー「アースブレードってのは、アースティアの中心に刺さってる『大地の剣』さ」

甲児「あの大きな剣のことか」
まい「あれってどこからでも見えるわよね」
アデュー「俺はあのアースブレードを目指して旅してるんだ」
ゆい「あそこには何があるの?」
デュー「アースブレードには真の勇者が集って腕を競い合ってるって話があってな…」「俺はそこで騎士の中の騎士になるのが夢なんだ!」

ときえ「アデューさんが旅をしてるのはそういう理由だったのね」
アデュー「ああ。オニオン渓谷のモンスター退治も修行のうちさ!」
ラムネス「どんなモンスターが出るんだろう。ドラゴンとかゴーレムとかかな?」
アデュー「そいつはまだわからない。けど、どんな相手だろうと必ず倒してみせるぜ!」
ラムネス「そういえば、ココア。オニオン渓谷に守護騎士はいないのかい?」
ココア「古文書にそのような記述はありませんんわね~」「でも、別の古文書によると、オニオン渓谷には『鬼の岩』と呼ばれる奇妙な形をした岩があるらしいですわ~」
まい「鬼の岩?」
ココア「え~、その岩には二本の角が生えてまして、その下には巨大な赤鬼が眠っていると書かれてますわ~」
隼人「赤鬼が眠る、か…」
弁慶「俺達が折ってる鬼どもの手がかりが何かあるといいんだがな…」
隼人「調べる価値はある…」
〔衝撃音〕
〔画面、振動〕

ボス「とっと…! なんだわさ!?」
マリア「どうしたの、天音君? 今、船がすごく揺れたけど」
天音「すみません…。なんだか最近、調子が悪くて…」
ダンゴ「天音の奴、疲れが溜まってんじゃないのか?」
冴子「そうかもしれないわね。こっちの世界に来てからずっと天音君に頼りっぱなしだものね」
駆「天音、少し休むか?」
天音「ううん、まだ頑張ってみるよ。はぐれちゃったみんなを早く探さないと…」
ラムネス「無理するなよ、天音! 手伝える事があったら遠慮なく言えよな!」
天音「ありがとう、ラムネス…」(でも、本当になんだったんだろう、さっきの…)(今までこんな事なかったのに…)


サブタイトル
「出現!邪悪の騎士
 暗黒のリューナイト」


<アースティア/荒野>
イズミ「姫、そろそろオニオン渓谷ですぞ」
パッフィー「この辺りはずいぶんと殺風景なのですね」
サルトビ「そりゃそうさ。この辺りは盗賊どもの巣窟なんだからな」
ハグハグ「ハグ!? こわいハグ!」
サルトビ「余計な寄り道はせずにさっさと抜けちまうのが得策だな」
イズミ「ふむ。確かにそうかもしれんな」「さきほど立ち寄った街でも何やらよからぬ噂を耳にしたばかりですし」
サルトビ「よからぬ噂?」
イズミ「うむ。最近、オニオン渓谷にはアースティアでは見た事もない謎の魔物が出現するらしいのだ」
サルトビ「なら、別ルートを通った方がよかったんじゃないか?」「盗賊なら俺だけでも十分追い払えるが、魔物となると話は別だぜ」
イズミ「私も姫様にそう申しあげたのだが…」
パッフィー「私は平気ですわ。これも修行のうちですもの」
サルトビ「まったく、怖い物知らずの姫さんだぜ…」
イズミ「おや? どうやら入り口が見えてきたようです」

<オニオン渓谷/入り口>
パッフィー「ここがオニオン渓谷なのですのね」
サルトビ「ボヤボヤしてる暇はないぜ、パッフィー。いつ盗賊や魔物どもが襲ってくるとも限らないんだからな」
イズミ「そうだな。では、行くとするか」
パッフィー「ちょっと待って、イズミ。あそこに人が」
ブラス「…………」
パッフィー「あの、どうかなさいましたか?」
ブラス「…あなた達は?」
パッフィー「これは失礼いたしました。私はパッフィーと申します。肩に乗っているのはハグハグ」
ハグハグ「よろしくハグ!」
パッフィー「後ろの二人は一緒に旅をしているイズミとサルトビですわ」
ブラス「丁寧な挨拶、ありがとうございます」「私はブラス・ルノイエ。主にアースティアの考古学を研究している旅の学者です」
イズミ「ほう、古代文明を…」
サルトビ「で、その学者さんがこんな所で何をしてるんだ?」
ブラス「実はオニオン渓谷にある『鬼の岩』に興味を持ち、ここまで来たのですが…」「乗ってきたギャロップに逃げられてしまいまして…」
サルトビ「ギャロップに逃げられたって? あんた、どんだけ運動神経ないんだよ…」
プラス「いやぁ、乗り物の操縦は苦手でね。我ながら情けない…」
サルトビ「ギャロップは動物だぞ。乗ってりゃ勝手に運んでくれるだろ…」
ブラス「私もそう思ったのですが、すぐに置いていかれてしまって…。それからは歩きに…」
パッフィー「まあ、それは大変でしたわね…」「なら、その鬼の岩の近くまで私達と一緒に参りませんか?」
サルトビ「ちょっと待てよ、パッフィー! なんで俺達がそんな事しなきゃならないんだよ!」「こいつが街に戻って新しいギャロップを買ってくりゃいいだけだろ!」
ブラス「そちらの方の言う通りです。見ず知らずの方々にご迷惑かけるわけには…」
パッフィー「あら、自己紹介は済んでおりますもの。もう見ず知らずの仲ではありませんわ」「それにこうしてお会いできたのも何かの縁です」「さ、遠慮なさらずに」
ハグハグ「ハァグゥ~! ハァグゥ~!」
ブラス「こいつは参ったな…」「では、お言葉に甘えさせてもらいます」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

オニオン渓谷
サルトビ「随分と谷の奥まで来たな」
イズミ「どうやら盗賊や魔物に遭遇せずに済みそうですな」
パッフィー「ブラスさん。鬼の岩はどちらにあるのですか?」
ブラス「もう見えてきました。ほら、あそこです」
〔画面、鬼の岩を表示〕
パッフィー「まあ、あれが」
イズミ「確かに鬼の頭部に見えますな」
ハグハグ「まったくハグ!」
ブラス「パッフィーさん。鬼の岩も見えた事ですし、私はそろそろこの辺で…」
〔パッフィーのいる地点に爆発〕
〔画面、振動〕

パッフィー「きゃあ!」
イズミ「こ、これは!?」
サルトビ「チッ! どうやらおいでなすったようだぜ!」
〔敵ユニット出現〕
ブラス「ソリッド…! それもあんなに!」
サルトビ「やい、てめえら! 不意打ちとは随分な真似してくれるじゃねえか!」
盗賊(禿)「何言ってやがる!俺様達のアジトに足を踏み入れたお前らがわりぃんだよ!」「ま、踏み入れなくとも別の場所で襲うつもりだったがな!」
イズミ「なんですと!?」
パッフィー「それはどういう意味なのです!?」
サルトビ「パッフィー、イズミ! あんな奴らと話すだけ時間の無駄ってもんだ!」
イズミ「仕方ありません…! 姫、ここは応戦いたしましょう!」
パッフィー「わかりました!」「ブラスさんは安全な場所に隠れてください!」
ブラス「しかし、君達を残して私だけ逃げるわけには…」
パッフィー「私達の事ならご心配なく!」「来たれ! リューメイジ! マジドーラ!!
〔味方ユニット出現〕
イズミ「いでよ! リュープリースト! バウルス!!
〔味方ユニット出現〕
サルトビ「リューニンジャ! 爆裂丸!!
〔味方ユニット出現〕
ブラス「あれは、リュー!」「まさかパッフィーさん達がリュー使いだったとは…!」
パッフィー「さあ、ブラスさん! 早く安全な場所へ!」
ブラス「わかった! すまないが、君達の言う通りにさせてもらう!」
〔ブラスのカーソル、後退〕
パッフィー「では、いきますわよ!」
<戦闘開始>

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>

イズミ「どうやら追い払えたようですな」
イドロ「役に立たない連中だね。これじゃ、なんのために雇ったかわかりゃしない」
パッフィー「…! 何者です、あなた!?」
イドロ「私が誰かなんて知る必要はないんだよ。なんせ、お前達はここで死ぬんだからね」
サルトビ「盗賊どもと同じこと言いやがって…! さては、てめえが今回の黒幕か!」
イドロ「答えが知りたかったら力づくで聞き出してみるんだね。ただし…」「こいつらに勝てたらだけどねぇ!」
〔敵ユニット出現〕
イズミ「あれはスレイブ・ポット!」
パッフィー「スレイブ・ポット!?」
イズミ「エルンスト製の無人兵器です! そう簡単に手に入る物ではないのですが…!」
サルトビ「そんな兵器をあんだけ持ってるって事は、それなりの組織がバックにあるってこったぜ!」
イズミ「どうやらあの老女、盗賊風情ではないようですな」
イドロ「あたしが盗賊なら命は助かったかもしれないねぇ…」「だが、我が主が望んでおられるのは貴様ら、リュー使いの抹殺!」「貴様達を生かしたままこの谷を出すわけにはいかないのさ!」
サルトビ「なんだと!?」
イドロ「さあ、やっておしまい!」
剣「ちょっと待ったぁ!」
〔味方ユニット出現〕
イドロ「な、なんだい!? あれは!?」
パッフィー「イズミ、あれが最近オニオン渓谷に出た魔物なのですか!?」
イズミ「確証は持てませんが、あの恐ろしい外見からしてそうとしか考えられません!」
サルトビ「だが、あの婆さんの反応を見る限り、少なくともあいつの仲間じゃなさそうだ!」
拳一「さっきから見てりゃ、大人数で一方的に攻撃しやがって!」「もう我慢ならねえ! 悪さする奴は俺達がやっつけてやる!」
パッフィー「どうやらあの魔物には人が乗ってるようですわね」
イドロ「お前達が誰かは知らないが、あたしの邪魔をするというならまとめてあの世に行ってもらうだけさね」
剣「へっ! やれるもんならやってみやがれってんだ!」
イドロ「ククク、威勢のいい獲物だね」「ま、ここはひとつ、どこまでやれるか観戦させてもらうとするかね」
〔イドロのいた地点にユニット離脱のエフェクト〕
ひろみ「あ、あのお婆さん、消えたよ!」
剣「一体どんな手品を使ったんだ!?」
しのぶ「おしゃべりはそこまでよ、みんな! 早くあのマシンをやっつけて、襲われている人達を助けないと!」
拳一「ああ、そうだな! そんじゃひとまず…」「ゴウザウラァァーッ! 熱血合体ぃ!!」
〔拳一、合体〕
サルトビ「3体の魔物が混ざって巨人になりやがるとは…!」
イズミ「なんにせよ、彼らは我らに味方してくれるようですな」
パッフィー「いい人達みたいですわね」「どなたが存じませんが、加勢していただきありがとうございます!」
剣「なぁに、困ったときはお互い様だぜ!」
拳一「いくぞ、剣!」
剣「おう!」

<敵5機以下・味方援軍2出現>
教授「レーダーに反応! 何かがこちらに向かっています!」
エリー「これってまさか!」
〔味方戦艦出現〕
ブラス「…! あれは…!」
剣「ありゃ、イオニアじゃねえか!」
拳一「ホントだ! グッドタイミングだぜ!」
剣「お~い! みんな~っ!」
まい「剣っ! 剣なのね!? 無事だったんだ!」
剣「ああ! 俺はピンピンしてるぜ!」
拳一「俺達もいるぜ!」
甲児「ザウラーズ! 拳一達も一緒だったのか!」
しのぶ「ええ! 私達ザウラーズは全員無事です!」
パッフィー「どうやらあの船は彼らのお仲間のようですわね」
ミルク「お姉様、あれって!」
ココア「まあ~。あれはアララ王国で出会ったリュー使いの方々ですわね~」
アデュー「知り合いなのか?」
ラムネス「ああ、初めてモンスカーと戦った時、助けてくれた人達だよ」「あの時の借りを返す時が来たみたいだな…! いくぜ、タマQ!」
タマQ「了解だミャ!」
アデュー「俺もいくぜ、ラムネス! そのためにここまで来たんだからな!」
〔味方ユニット出現〕
ラムネス「おーい、そこのリュー! 乗ってるのはパッフィー達だよな!?」
パッフィー「あなたは、勇者ラムネス! なぜこのような所に!?」
ラムネス「俺達もオニオン渓谷に用事があってね!」「そんな事より、今度は俺がパッフィー達を助ける番だ!」
アデュー「俺も手伝わせてもらうぜ! あんた達と同じリュー使いとしてな!」
イズミ「あれは、リューナイト!」「おどろきましたな…。このような所でリューナイトを見る事になるとは…」
サルトビ「なんにせよ、これで随分楽になったのは確かだ」「パッフィー、ここは素直に加勢してもらおうぜ」
パッフィー「そうですわね」「勇者ラムネス。申し訳ございませんが、よろしくお願いしますわ」
ラムネス「まかせておけって!」
ココア「皆さん~、のんびりしている場合じゃありませんことよ~! 何か大きな物体が近づいてますわ~」
仁「大きな物体? なんだよそりゃ…」
〔敵ユニット出現〕
弁慶「ありゃ、鬼じゃねえか!」
隼人「こっちの世界にもいやがったとは…!」
〔円盤型鬼獣、前進〕
弁慶「ん? あの鬼ども、どこに行く気だ?」
〔円盤型鬼獣隊、鬼の岩へ隣接〕
隼人「まさか、奴ら!」
〔円盤型鬼獣隊、鬼の岩へ攻撃〕
〔画面、フラッシュ〕
〔鬼の岩からゲッター1出現〕

隼人「くっ! やはり奴らも鬼の岩に目をつけてやがったか…!」
弁慶「おおっ! ありゃ間違いなくゲッター1だ!」「だが、ゲッターがあの様子だと竜馬の奴はいないようだぞ!」
隼人「弁慶、あいつの事は後回しだ! 今は奴らに破壊される前に、俺達でゲッターを動かすぞ!」
弁慶「お、おうっ!」
隼人「天音、一刻も早くイオニアを鬼の岩の横に付けてくれ」
〔画面、指定エリアを表示〕
天音「わ、わかりました!」

<敵全滅or天音が鬼の岩へ隣接・味方援軍3&敵増援3出現>
※※敵全滅の場合、セリフ追加※※
〔天音、鬼の岩へ隣接〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※

天音「目的の岩に近づきました! このあたりに着陸します!」
マリア「急いで! 隼人さん達はデッキに出て待機してるわ!」
隼人「いくぞ、弁慶! あの岩に飛び移るんだ!」
弁慶「おうっ!」
天音「ちょ、ちょっと待ってください! すぐ着陸しますから…」
隼人「俺達なら心配ない! お前は戦いに集中してろ!」「はああっ!」
〔隼人のカーソル、鬼の岩へ移動〕
弁慶「でりゃああああああああっ!」
〔弁慶のカーソル、鬼の岩へ移動〕
マリア「うそ! デッキから直接飛んじゃった!」
あきら「うひょう! さすが、ゲッターチームのメンバーだぜ」
ゆう「なんて無茶する人達なの…」
隼人「乗り込むぞ、弁慶!」
弁慶「おっしゃあっ!」
〔ハッチの開閉音〕
〔キーボードを叩く音〕
〔機体の起動音〕

隼人「システム、オールグリーン…! 操縦システム問題なし」「長い時間放置されていたにも関わらず、エンジン周りも問題なさそうだ」
弁慶「さすがはゲッターといったところだな!」「しかし、竜馬抜きでどこまでやれるかが問題だぜ」
隼人「やるしかないだろう。ここにゲッターを放置していくわけにもいかん」「いくぞ! チェェェンジ! ゲッター2!」
〔画面、発光〕
〔味方ユニット出現〕

[イベントデモ「ゲッター2登場」]
隼人「待たせたな、お前達! ここからは俺達も参加させてもらうぞ!」
〔隼人、天音へ接近〕
剣「ありゃゲッターロボじゃねえか!」
教授「どうしてこんな所に埋まっていたのか事情は知りませんが、よろしく頼みます!」
弁慶「ま、もう一人のパイロットがいない分、完璧な復活とは言えないがな」
〔敵ユニット出現〕
隼人「弁慶、竜馬の事は後回しだ! まずは奴らを蹴散らすぞ!」
弁慶「わかってるぜ、隼人! 竜馬のいない分は気力でカバーしてやらあ!」

<敵7機以下・敵増援4出現>
ガルデン「フッ、よもやあのような物がオニオン渓谷に眠っていたとはな…」
イドロ「これは予定外ですな…。どうされます、ガルデン様?」
ガルデン「傍観するつもりでいたが気が変わった。少しかわいがってやろう」
イドロ「左様で…」
ガルデン「いでよ! ダークナイト・シュテル!
〔画面、発光〕
〔敵ユニット出現〕

[イベントデモ「ダークナイト・シュテル登場」]
ガルデン「私は騎士ガルデン! お前達の力、試させてもらうぞ!」
〔敵ユニット出現〕
アデュー「なんだと! いきなり出てきて偉そうに!」
サルトビ「く、黒いリュー!?」「間違いねえ! 奴だ! 奴のおかげで俺の…!」「うおおおおおおおおお!!」
〔サルトビ、活性化〕
パッフィー「どうしました、サルトビ!?」
サルトビ「忘れてねえぜ、その面構え! 忘れたくても忘れられるものか!」「なんせ、俺の故郷を壊滅させたのはあの黒いリューなんだからよ!」
パッフィー「なんですって!?」
サルトビ「あいつだけは…! あいつだけは必ず俺が…!」

<拳一が戦闘>
拳一「いくぜ、みんな! ゴウザウラーの力をこの世界の奴らに見せてやろうぜ!」
しのぶ「OK!」

<剣が戦闘>
剣「わけわかんねえ場所に飛ばされてムシャクシャしてたんだ!」「ここは遠慮なく暴れさせてもらうぜ!」

<駆vsガルデン>
駆「クッ…早い! 目で追いつけねえ!」
ガルデン「ほう…。貴様、面白い武器を持っているな」「だが、私の魔法剣の前では赤子も同然だ」

<隼人or弁慶vs鬼獣>
弁慶「この世界にも鬼がいやがるとは…一体どういうこった!?」
隼人「さあな! しかし、どこだろうと鬼どもは蹴散らすまでだ!」

<隼人or弁慶vsガルデン>
ガルデン「先ほど鬼の岩から出現した奴か…」「だが、少々動きにキレがないようだな」
弁慶「隼人、どうした!? もっと出力をあげるんだ!」
隼人「お前に言われなくてもやっている!」(メカがまだ温まっていないせいか…!? それとも竜馬がいないせいか…!?)

<拳一vsガルデン>
拳一「んなろぉ! ちょこまかと!」
ガルデン「図体がでかくても、当てられなければ意味がないと知るがいい」

<剣vsガルデン>
剣「問答無用で仕掛けてくるとはいい度胸だぜ!」
ガルデン「オニオン渓谷の魔物は私が退治するとしよう!」

<アデューvsガルデン>
アデュー「騎士のくせに悪い事しやがって! この音速のアデューが成敗してやる!」
ガルデン「フッ、貴様ごときにできるかな?」

<サルトビvsガルデン>
サルトビ「ようやく見つけたぜ、黒いリュー! 里のみんなのカタキ、今ここで討たせてもらうぜ!」
ガルデン「どこの生き残りか知らんが、助かった命を散らしに来るとは馬鹿な奴」
サルトビ「黙れっ! てめえだけは俺の命に代えてもブッ倒してやる!」

<ガルデンHP50%以下>
ガルデン「フッ、面白い! どうやら見掛け倒しではないようだな!」
〔パッフィー、ガルデンへ隣接〕
パッフィー「貴方もリュー使いなら、その力を正しい方向へと使うべきだと思わないのですか!?」
ガルデン「覇王になる私に意見するとは…」「身の程を知れ!」
〔ガルデン、回復〕
〔アデュー、ガルデンへ隣接〕

[イベント戦闘「アデューvsガルデン」]
ガルデン「ぐっ! 貴様ぁ!」
アデュー「お前みたいに欲望のままに剣を振るう奴は騎士じゃない!」「騎士道大原則ひと~つ! 騎士たる者、世を乱す者を許してはならない!」
ガルデン「己の実力もわきまえずに大きな口を…!」
パッフィー(リューナイトが我が身を省みず、私を助けてくれた…)(ひょっとして、この方が私の探していた勇者なのですか…?)

<ガルデン撃破orHP20%以下>
ガルデン「フッ、どうやら少しばかり貴様達を甘く見ていたうだ」
〔ガルデン、マップ端へ移動〕
アデュー「おい、待て! まだ勝負はついてないぞ!」
ガルデン「その命、しばらく預けておくぞ」
〔敵ユニット離脱〕
サルトビ「野郎! 逃がすか!」
イズミ「待て、サルトビ!」「奴らがまた罠を張っているとも限らん! 深追いするのは危険だ!」
サルトビ「そんなものは関係ねえ! 奴をこのまま逃すわけにはいかねえんだ!」
パッフィー「落ち着いてください、サルトビ! 無理をしては、討てるものも討てなくなりますわ!」
イズミ「奴がリューを狙っているからには必ずまた我らの前に現れる!」「待つのだ! その時を!」
サルトビ「くっ…! 今はそうするしかねえってのか…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕

隼人「どうやら終わったようだな」
剣「ふう~、ようやくかよ」
マリア「みんな、また敵が来ないとも限らないわ。一旦合流しましょう」
教授「そうですね。とりあえずこの谷を出てしまいましょう」
ココア「パッフィーさん達も私達の船に来ていただけませんか~? お聞きしたい事もありますし~」
パッフィー「わかりましたわ。イズミ、サルトビ、よろしいですね?」
イズミ「異存はございません」
サルトビ「了解したぜ」
ブラス「すまないが、私もご一緒させてもらっていいかな?」
ラムネス「ん? あんたは?」
パッフィー「あの方はブラス・ルノイエさん。アースティアの考古学者さんです」
秀三「へぇ~、学者さんねぇ」
ブラス「そう、特に古代文明については専門でね。君達の使うシグザールとイオニアにとても興味があるんだ」
駆「なんだって!? あんた、何か知ってるのか!?」
ブラス「ああ。文献で知る程度だが…」
天音「どうするの、兄さん…」
駆「もちろん乗ってもらうに決まってる!」「あんた、ブラスさんだっけ? さあ、早く乗った乗った!」
ブラス「乗船を許可してくれるのか。感謝する…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

<オニオン渓谷>
甲児「みんな元気そうだな!」
拳一「甲児さん達こそ!」
剣「イオニアがいないと知ったときゃどうなるか心配だったけど、ザウラーズのみんながいてくれて助かったぜ」
弁慶「小学生だけで何日も過ごすのは大変だったんじゃねえのか?」
五郎「いきなりこんな世界に来ちゃって多少もめましたけど、さほど困りませんでした」
教授「ゴウザウラーは校舎が変形したものですから、大抵の設備は備わっているんです」
しのぶ「お風呂が理科室ってのがちょっときつかったけどね」
エリー「その点、イオニアには素敵なお風呂もあるし、快適よね」
育代「でも今頃、春風町じゃ校舎がなくなって困ってるんじゃないかしら」
洋二「そんな事より、僕達の方がずっと問題だろ! なんたって家に帰れないんだからさ!」
ユカ「確かにそうかも…」
冴子「心配はいらないわよ、みんな。地球に帰る方法ならすでに見つけてあるわ」
金太「それ本当なんですか!?」
冴子「ええ!」
さやか「でも、帰る前にまずは合流してない人達を探さないとね」
ゆい「ガンバーチームやJ9の皆さん、それにドモンさん、無事だといいんですけど…」
まい「そんなに心配する必要ないって! あの人達ならきっと大丈夫よぉ!」「なんたって、秘密のヒーローに宇宙の始末屋、それにキング・オブ・ハートですもの!」
甲児「なんだかその肩書だけ聞くと大丈夫のような気がしてきたな…」
はるえ「ホントよね…」
仁「まあ、暗くなってても始まらないし! せっかくならこの世界を目ぇいっぱい楽しんでやろうぜ!」
飛鳥「まったく…そういう考えができる所が頼もしいと言うか、ノーテンキと言うか…」
剣「そういやイオニアのみんなはなんで俺達がここにいるってわかったんだ?」
ダンゴ「実は俺達、パフリシアって国の王様から日の出国って所に届け物をする任務を受けてるんだ」
ひろし「それで、その国に向かうルートとしてオニオン渓谷にやって来たんです」
まい「ま、この谷に魔物が出るのを知ったのはパフリシア王国を出た後だったんだけどね」
ボス「でもまさか、その魔物の正体がライガーやザウラーロボだったとは思いもしなかっただわさ!」
エリー「ひっどーい! ライガーはともかく、私達を魔物扱いしてたの!?」
剣「なんだよ、そのライガーはともかくってのは…」
まい「ま、ここを通る旅人にとってはバイオアーマーもザウラーロボも魔物に見えて当然よね」
甲児「そりゃそうだ!」
教授「皆さん、ここでの調査はこのくらいにしてそろそろイオニアに戻りましょう。私達は先を急がなくてはいけません」
拳一「了解だ! 戻ろうぜ、みんな!」
チョビ「ああ!」

隼人「…………」
弁慶「どうした、隼人?」
隼人「今回の戦いで分かった事だが、ゲッターロボは3人で乗らんと本当の力を発揮できんらしい…」
弁慶「確かに、いつもより力が出んと思ったが…」「こりゃ、なんとしても竜馬を見つけださんとな」
隼人(しかし…竜馬を欠いたゲッターのパワーダウンは想像以上のものだった…)(どういう事だ、これは…)

<イオニア/ブリッジ>
パッフィー「皆さん、先ほどは危ない所を助けていただき、ありがとうございました」
ラムネス「礼なんていらないって! アララ国での借りを返しただけなんだからさ!」
ミルク「そうそう! それに人として当然の行動ってわけ!」
ココア「そういう事ですので、パッフィー姫…。お礼は不要ですの事よ~」
アデュー「パッフィー姫?」
ココア「この方達はぁ~、パフリシア王国の~お姫様のご一行なのですぅ」
アデュー「へぇ~、パフリシアのお姫様がこんな所にいるとはねぇ」「確かにどこか気品に満ちた雰囲気があると思ったぜ」
ラムネス「ま、そんな雰囲気を微塵も感じさせないお姫様もいるけど…」
ミルク「ちょっと、ラムネス! どーしてそこであたしを見るのよ!?」
ココア「アララ国でお名前を聞いた時は気付きませんで、失礼しましたわ~」
パッフィー「気になさらないでください、ココア姫。その方が私としても羽を伸ばせますわ」
アデュー「でも、なんでパフリシアのお姫様が旅なんてしてるのさ?」
パッフィー「はい。一人前の魔法使い目指し、修行の旅を続けております」
アデュー「なら俺と同じだな」
パッフィー「あの~、騎士様…」
アデュー「騎士様なんてよしてくれよ! 俺はまだ騎士見習いなんだからさ!」「俺の呼び方はアデューでいいぜ!」
サルトビ「見習い騎士さんとはな…。どうりでリューの使い方がなっちゃいないと思ったぜ」
アデュー「な、なにぃ!?」
イズミ「よさないか、サルトビ」「失礼した、アデュー。決して悪い者ではないのだが、先の戦いでまだ気が立っているらしくてな…」
アデュー「まぁ、別にいいさ…。ゼファーの使い方がまだまだだってのは本当だからな…」
パッフィー「アデュー。私達の旅には修行を行なう以外にもう一つ、重要な目的があるのです」
アデュー「重要な目的?」
パッフィー「それは、あなたのような勇者を探す事なのです」
アデュー「勇者!? 俺がぁ!?」
パッフィー「はい! 先ほどの戦いを見て私、確信いたしました!」「リューナイトを駆るアデューこそ私の探していた勇者であると!」
アデュー「いやあ、それほどでも…!」
サルトビ「姫さん、あんまり持ち上げるとこいつ調子にのっちまうぜ」
アデュー「いちいちつっかかって来る奴だなぁ!」
ココア「あの~、アデューさんが勇者かどうかは別として私達から一つ、提案があるのですが~」
サルトビ「提案?」
ラムネス「アデューもパッフィー達も俺達と一緒に来ないか?」
イズミ「あなた達と共に?」
ミルク「あたし達は今、ゴブーリキの復活を企んでいるドン・ハルマゲを倒すために旅をしてるの」
ラムネス「一緒に来てくれたらいい修行になると思うけど?」
タマQ「修行と言うよりは世界を救う戦いだミャ!」
アデュー「世界を救う戦いか…」「わかった! その提案、受けさせてもらうぜ!」
ココア「本当によろしいのですか~?」
アデュー「騎士道大原則一つ! 騎士は世を乱す者を許してはならない!」「ドン・ハルマゲの野望は俺が打ち砕いてやるぜ!」
イズミ「姫、我々はいかがいたしましょう?」
パッフィー「私はかまいません。ゴブーリキ復活の噂は私も耳にしております」「それに皆さんは、お父様の勅命を受けて旅されているんですもの」「お手伝いしないわけにはいきませんわ」
イズミ「では、そのように…」「サルトビ「、お主はどうする? お主の仕事は姫の護衛であって、この件は規約外だが」
サルトビ「…こいつらと一緒にいれば、またさっきの黒いリューに会えるかもしれねえからな」「騎士道バカは気に入らねえが、一緒に行くのに異存はないぜ」
アデュー「だ、誰が騎士道バカだってぇ!」
ミルク「よ~し! じゃあ決まりね!」
ラムネス「パーディメンバーも増えてきたし、これぞ冒険の旅って感じだぜ!」「オレは今、モーレツにやる気に満ち溢れているぅ~!!」
イズミ「姫、これから先の旅は楽しくなりそうですな」
パッフィー「はい!」

<イオニア/ラウンジ>
ブラス「これがイオニアの中か…。文献で見た物よりかなり広いな…」
〔足音〕
それで、ブラスさん! シグザールとイオニアってなんなんだ!?」「知ってる事があったら、なんでもいいから教えてくれ!」
天音「兄さん…少し落ち着いて…」
ブラス「駆君…。その前に確認しておきたい事がある…」「シグザールが使っていた武器…あれはアームドファントマだね?」
駆「どうしてこの世界の人間がアームドファントマの事まで…」
ブラス「元々アームドファントマはアースティアにあったものなんだ」
駆「どうしてそれが地球…いや、俺の所に現れたんだよ!?」
ブラス「すべてはシグザールとイオニアの目覚めが原因だと思われる」
天音「どういう事ですか?」
ブラス「シグザールにはアームドファントマを召喚する能力があるみたいなんだ」「駆君…君は今までの戦いの中で力が欲しいと思った事はなかったかい?」
駆「そういえば、初めてシグザールに乗った時、剣が欲しいと思ったような…」
天音「じゃあ、あのアームドファントマは兄さんの願いに応えて地球に来たんだね…」
ブラス「シグザールとイオニアがどうして地球にあったかはわからないがね…」
駆「っていうか、そもそもシグザールやアームドファントマってのは一体なんなんだ?」
ブラス「アームドファントマとはアースティアの太古の民、エルンスト人が残した武具だ」「そして、君が乗っているシグザールはアームドファントマを使うための機体なんだよ」
駆「太古の民? エルンスト人?」
ブラス「シグザールやアームドファントマは現代のアースティアの科学では造りだせない」「守護騎士やリューと同様、古代文明の超科学を用いて造られているんだ」「その超科学に目をつけ、力を解析し、自らの物にしようと企む組織も現れた」
駆「それってもしかしてエルンスト機関とかいう奴らか!?」
ブラス「知ってるようだね」
駆「ああ! こないだアームドファントマをよこせって襲われたばかりだからな!」
ブラス「そうか…やはり、彼らは気づいていたか…。アームドファントマがアースティアに戻った事を…」
天音「ブラスさん…エルンスト機関の事にも詳しいんですか?」
ブラス「私はエルンスト機関の研究員だったからね…」「でも、私は彼らの考えについていけなくなり、エルンスト機関から抜け出したんだ」「人の手にあまる物を利用してまで力を求める姿勢には、どうしてもついていけなくてね…」「だから私はエルンスト機関に保管されていたアームドファントマを奪取し、人の手の届かない所に封印すると決めたんだ」
駆「それで、エルンスト機関からアームドファントマを奪取できたのか?」
ブラス「それが…エルンスト機関から持ち出したとたん、君に召喚されてしまったんだよ」
天音「でもブラスさんが封印しようとしたということは…やっぱり危険な物なんですか?」
ブラス「すさまじいエネルギーを秘めているアイテムだ…。今の科学ではとても制御できる代物ではない」
天音「…………」
駆「ブラスさん、教えてくれ! どうやったら天音をイオニアから解放できるんだ! 何か方法はないのか!?」
ブラス「残念ながら私にも天音君を解放する方法はわからないんだ」
駆「そんな…!」
ブラス「だが、人の乗る物なのだから何か方法があるはず」
駆「…………」
ブラス「まあ、そう気を落とさないでくれ」「ともかく調べさせてくれないか? 私もイオニアを見るのは初めてなんだよ」
天音「あ、そうでしたね!」「いきなり兄ががっついてしまってすみません」
ブラス「いや、そんな事はいいよ」「君達の協力があれば、文献よりもずっと確かな情報を得られるはずだ」
駆「お願いします、ブラスさん!」
ブラス「こちらこそ、よろしく頼むよ」
【シナリオエンドデモ終了】


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