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エピローグ

【シナリオエンドデモ開始】
<陽昇学園>
吼児「アースティアから帰ってきて数日が経ちました」「今はすっかり僕達、地球防衛組も元の生活に戻りました」「もちろん、僕達だけじゃありません」「ガンバーチームにザウラーズ、それにダンケッツや剣さん達も今は普通の小学生です」「ベルゼブとファルゼブは5次元に帰って行きました」「なんでも5次元にいる悪い人達を倒して、自分達の世界を平和にしたいそうです」「今度会える時はその夢が叶ってるといいな」「すべてが元通りになって僕達はいつもの日常に戻ってきたんだ」

<極楽小学校/5年3組>
カケル「おい、聞いたかモモタロウ。今日、転校生が来るってさ!」
モモタロウ「転校生? マジで?」
セイジ「カワイイ女の子だったらいいなっ!」
モモタロウ「うんうん! それなら授業もやる気が出るってもんだぜ!」
マイ「もぉ~。みんな、戦いが終わったからってすっかり気が緩んじゃって」
トモコ「平和な証拠ですわ」
セイジ「なあ、モモタロウ、カケル。ここで待っててもしょうがねえし、一足先に職員室に転校生を見にいかねえか?」
カケル「お、いいねえ!」
ヒリュウ「その必要はない」
マイ「ヒリュウ君!?」
モモタロウ「な、なんだぁ!? どうしてヒリュウが極楽小学校にいるんだよ!?」
ヒリュウ「僕がここに転校してきたからさ」
カケル「じゃあ、転校生ってヒリュウだったのかよ!?」
ヒリュウ「君達だけじゃまた何か起こった時に頼りないからね」「これからは戦友としてだけじゃなくクラスメイトとして、よろしく頼むよ」
トモコ「こちらこそ、よろしくお願いします」
モモタロウ「しゃーねえなぁ…」「これも何かの縁だ! 歓迎するぜ、ヒリュウ!」
カケル「これでヒリュウも完全にダンケッツの一員となったわけだ!」
マイ「モモタロウ、戦いは終わったのよ。まだダンケッツを続けるの?」
モモタロウ「戦いがあろうとなかろうとそんなのは関係ないんだぜ!」「みんなの地球を守ろうって気持ちさえあれば、俺達はいつまでもダンケッツなんだからな!!」

<春風小学校>
拳一「ええ~っ! こんなに宿題あるのかよ!」
中島先生「当たり前だ。機械化帝国との戦いで授業が遅れてるんだぞ」
拳一「あ~もうっ! 機械化すれば勉強しなくても済んだのによ!」
中島先生「なら拳一、今からでも機械になるか?」
拳一「うわっ! そいつは勘弁してくれよ!」
ボン「拳一の奴、ま~たこないだと同じ事やってるぜ」
チョビ「さっすが拳一! ある意味、期待を裏切らない奴だぜ!」
ユカ「でも私、あの光景もう見飽きちゃった…」
はるえ「ホントよねぇ…」
マーボー「でも、毎回同じ事を繰り返すところが拳一っぽいよね」
洋二「それって成長してないって事だろ」
金太「ははははっ、違いない!」
拳一「聞こえてるぜ、お前達! 誰が成長してないだって!?」
ワン「拳一君がよ」
拳一「何を~! 俺だって少しは成長してるわい!」
中島先生「なら、拳一。しっかり宿題をやって成長の証を見せるんだぞ」
拳一「ええ~っ! しょんな~!」
エリー「あんなに激しい戦いをやってのけたって言うのに拳一ってば全然変わってないのね~」
ひろみ「でも、それが拳一君のいいところだと思うよ」
しのぶ「そうね。イタズラ好きで、おっちょこちょいで無鉄砲なところもあるけれど…」「でも、みんなを思いやる気持ちは絶対に忘れない」「拳一がその心を持ち続けたおかげで私達は一つになって戦ってこれたのかもね」
育代「ふふ、そうかもね」
拳一「なあ、教授! 後で宿題見せてくれよ!」
五郎「こら、拳一! 宿題は自分でやらないとダメじゃないか!」
拳一「いいじゃん! 俺達ザウラーズの仲間なんだからさ!」「つーわけで、教授! 一つ頼むよぉ~!」
巨樹「宿題は自分でやってこそ意味があるんです。人を頼ってはいけません」
秀三「それに教授はこれから俺と新しい研究をするんだ。そういうのは自分でやってくれよ」
拳一「しゃーねえなぁ!」「んじゃ、クーコ! 宿題見せてくれよ!」
クーコ「え、え~!?」
ひろみ「ま、まあ、あれも拳一君らしい…かな?」
しのぶ「…否定はしないわよ」

<青空町/青空山>
〔土の上を歩み寄る足音〕
鷹介「これでガンバーブレスとガンバーコマンダーを隠し終わったね」
力哉「平和になった今、ガンバースーツの出番はないからな。こうするのが一番だ」
虎太郎「でも、ガンバースーツがあれば色んな事ができたんだけどなぁ~」
千夏「どうせ虎太郎の事だからイタズラに使おうとしたんでしょ?」
虎太郎「そ、そんな事ねえよ! あれがあれば行きたい所にあっという間に行けて便利ってだけだ!」
千夏「本当にぃ~?」
虎太郎「本当だって! 世界を守った秘密のヒーロー、イエローガンバーの言う事を信じなさいって!」
桂(虎太郎が言うといまいち信用できないのよね…)
百合香「ねえ3人とも、時間いいの? もうこんな時間よ」
力哉「もうそんな時間か。虎太郎、鷹介、早く青空ゲンキーズの練習に行こうぜ!」
虎太郎「そうだな! じゃないとジュン監督にどやされちまうもんな!」
鷹介「でもよかったの、虎太郎君? 今日はおじさんと修行する日だったんでしょ?」
力哉「そうだぜ、またおじさんが追っかけてくるんじゃ…」
虎太郎「ダイジョブ、ダイジョブ! そう簡単にここにいる事がバレ…」
藤兵衛「こりゃあああっ! 虎太郎っ!」
〔空を舞う音〕
〔着地音〕

虎太郎「ゲッ! 父ちゃん! なんでここが!?」
藤兵衛「お前の考えなどワシにはお見通しじゃわい!」「それより今日は忍者の修行があると言ったじゃろう!」「なのにタマ遊びなんぞにうつつをぬかしおってからに!」
虎太郎「父ちゃん、世界も平和になったんだし、修行はもうしなくたって…」
藤兵衛い「そうはいかん! いつまた大魔界のような奴らが現れるとも限らんからな!」「青空山にいるのなら丁度いい! 早速修行を開始するぞ!」
虎太郎「聞く耳持たないってわけかよ…。こうなったら…」
虎太郎「あ! バナナ大福魔界獣だ!!」
藤兵衛「なぬ!?」
虎太郎「今だ!」
〔走り去る足音〕
藤兵衛「こりゃ! 逃がさんぞ、虎太郎!」
〔空を舞う音〕
力哉「やれやれ…。やっぱりこうなったか…」
鷹介「戦いが終わっても忍者の修行は終わらないんだね…」

<青空町/街中>
虎太郎「ここまで来ればさすがにもう大丈夫だろ!」
亜衣子先生「あら、どうしたの、虎太郎君?」
虎太郎「あ、亜衣子先生っ! 実は今…」
〔走り寄る足音〕
藤兵衛「こりゃ待てい、虎太郎!」
虎太郎「やべ! もう追いついて来た…!」「んじゃ、そういう事で! また明日ね、先生!」
藤兵衛「こりゃ、虎太郎! 待たんかぁ~!!」
虎太郎「へへ~ん、待たないよ~ん!」「元気爆発だぁ~!!」
〔走り去る足音〕
亜衣子先生「まったく、虎太郎君ったら…。平和になったのに相変わらずねえ」「…………」「虎太郎君達も普通の小学生に戻った事だし、これですべてが元通りになったのね…」「でも…私は……」
〔足音〕
???(闇野)「あー、おほん。そこの方、少々よろしいでしょうか?」
亜衣子先生「…! あ、あなたは…!」
闇野「先の戦いを振り返って少しインタビューをしたいのだが」「正義のジャーナリストとしてな」
亜衣子先生「闇野さん…」

<陽昇学園>
吼児(つらい事も悲しい事もあったけど…この先、大人になっても僕達は絶対に忘れない…)(みんなと一緒に頑張ったあの日々を…)
仁「吼児、何ボーッとしてんだよ? 早く帰ろうぜ!」
マリア「もしかしてまたUFOでも見つけたの?」
吼児「ううん、別にそんなんじゃないよ」「地球ってさ、本当に平和な星だよね」
飛鳥「突然、何言ってるんだよ」
仁「その平和は俺達が守ったんだぜ!」
吼児「うん…そうだね」「僕達が守った平和なんだ」
〔画面、「ライジンメダル(獣王)」を表示〕
吼児(エルドラン…僕達、約束は果たしたよ)(そしてこれからもこの平和を守っていくからね)

<早乙女研究所>
隼人「行くのか…竜馬」
竜馬「ああ。もうここには用はねえ」
弁慶「行くあてはあんのかよ?」
竜馬「んなモンはねえよ」
ドモン「お前の拳は本物だ。鍛えればさらに輝く」「お前にその気があれば修行の場を用意してもいい」
竜馬「ヘッ…申しではありがてえが俺はそういうのは苦手でな」「ただ、足の向くまま気の向くまま…この世界を往くだけよ」
ドモン「そうか…。それもまた己を磨くには悪くない選択だ」
〔足音〕
ミチル「流君。あなたはゲッターロボを降りたけどゲッター線から逃れられたわけではないわ」
竜馬「そりゃ…どういう意味でえ?」
ミチル「あなたの行くところ必ず戦いが巻き起こる」「その戦いは…必ずゲッター線と呼び合うはずよ」
隼人「終わり無き戦いの人生、か…」
竜馬「へっ、それならそれで大歓迎よ」「戦いが向こうからやって来るなら片っ端からぶっ飛ばしてやらあ」
ドモン「フッ……お前らしい答えだな」
弁慶「なあ、ミチルさん。一体ゲッター線ってなんだったんだ?」「意思のあるエネルギーが俺達を戦いへと導いてたって事なのかよ?」
ミチル「さあ……。あの人が帰ってこない限り、その質問には答えられないわね」
隼人「ゲッター線がもたらす未来がどのような形をしているのか…それは誰にもわからんのかもしれん」「なぜなら、それをこれから決めるのは俺達自身だからな」「未来を生きていく俺達自身が…ゲッター線に意味を与えるんだ」
弁慶「……そうか。そうだな」
竜馬「じゃあ…もう行くぜ。世話んなったな」
弁慶「おう。達者でな」
ドモン「また会おう。流竜馬…竜の戦士よ」
竜馬「へっ、お前達も景気のわりぃくたばり方すんじゃねえぞ!」「あばよ、ダチ公!」

<光子力研究所/格納庫>
甲児「ふぃ~、や~っと終わったぜ」
ボス「今回はどうなる事かと思ったけど本気を出せば何とかなるもんだわさ」
ヌケ「ボシュ~、どの辺が本気だったんですか?」
ボス「頭のてっぺんからつま先まで全部本気丸出しだったっての!」
ムチャ「結局、最初から最後までボスはボスだったな」
弓「甲児君、これで君も心置きなくNASAに帰れるな」
ボス「甲児、お前またNASAに行っちまうのかよ」
甲児「ああ。しっかり勉強してじいちゃんみたいな科学者になりてえんだ」
さやか「一緒に頑張りましょうね、甲児君!」
鉄也「甲児君、君がマジンガーZを降りている間、世界は俺が守ろう」
ジュン「もちろん、私も一緒にね」
弓「頼むぞ、鉄也君、ジュン君」
甲児「鉄也さん、何かあったら俺もNASAから駆けつけるぜ」
鉄也「ああ。お互い力を合わせて頑張ろう、甲児君!」

<防衛隊基地>
キッド「さてと、これで俺達の仕事も一応は完了だな」
お町「長かったわねえ、今回は」
ポンチョ「トホホホ…今回は完全に赤字でゲス」
レミー「まあいいじゃない。世界が滅んでたら、商売どころじゃないわよ」
ボウィー「これからどうする? ブライスターで行けるところまで飛んで行くのもいいかもね」
アイザック「俗世のしがみを断ち切り未知の銀河へ飛翔したいのは山々だ」「しかし、世界にはまだまだ悪意に泣く人々が後を絶たない」
キッド「そんじゃ、しばらくは始末屋稼業で暴れさせてもらいますか」
キリー「さてと、お二方。俺達はどうしますか?」
真吾「着の身着のままビムラーの導くまま…ってとこかな?」
レミー「あっきれた。それじゃ今までと変わらないじゃない」
お町「フフ…そっちはそっちで大変そうね」
レミー「まあね。でも、意外とこんな生活も気に入っちゃってるのよね」
ボウィー「それではグッドサンダーチームのみんな、俺ちゃん達はこの辺で失礼させてもらうよ」
キッド「いい加減、懐かしの我が家に帰ってやらないと泣く子がいるんでね」
真吾「機会があったらまた逢おう」
レミー「シーユーアゲイン!」

<東京>
剣「ライガー…今までありがとうな」「仕方ないさ…お前が現れない時こそ、みんなが幸せなんだ」
〔画面、「獅子の印」を表示〕
〔画面、「消える獅子の印」を表示〕

剣「さよなら、ライガー…」
〔歩み寄る足音〕
ダンゴ「おお~い、剣っ!」
剣「あ…ダンゴ」
ダンゴ「何ボーっとしてんだよ!」「戦いが終わって気が抜けたのはわかるけどよ…」「俺達は壊れた街の復興の手伝いやらやる事はたくさんあるんだぜ」
剣「ああ、わりぃわりぃ。ついボーッとしちまって」
ダンゴ「しっかりしてくれよ、頼むぜ」
冴子「けぇぇぇん! 五郎くーん!」
龍造「こりゃ、剣っ! サボっとらんで、こっちを手伝わんか!」
剣「OK! 今行くぜ、冴子姉、じっちゃん!」
〔走り去る足音〕
ゆい「これで本当い終わったのね」
まい「うん。ドラゴは眠りについたわ。世界は救われたのよ」
ゆい「でも、最後の戦い以来、兄さんの姿がどこにも見えないわ…」
まい「大丈夫よ。兄さんはいつかきっと帰ってきてくれる」「私達の所にね」
ゆい「そうね…きっと…」
まい「信じて待ちましょう。いつか来るその日まで…」

<ラムネの部屋>
母「ラムネ~! いつまで寝てるの!? 早く起きないと遅刻するわよ!」
ラムネス「ふぁ~…今起きるって…」「…………」「俺が勇者ラムネスでキングスカッシャーに乗って世界を救う…」「なんだか今でも信じられないや。実は全部、ゲームの中の話だったのかな…」
〔画面、「メタルコイン」を表示〕
ミルク「また会いましょう。約束よ」
ラムネ「そうだよな…。ゲームでも夢の世界の話でもないんだ…」「俺達が…この世界を守ったんだよな!」
母「何やってるの、ラムネ! 朝ご飯冷めちゃうわよ!」
ラムネス「はぁ~い、今行くよ!」「よぉぉぉっし! 俺は今、モーレツに熱血している!!」

<青空町/街中>
〔走り寄る足音〕
天音「ま、待ってよ、兄さんっ!」
駆「なにモタモタしてんだ、天音! 急がないと遅刻しちまうぞ!」
天音「そう言われても…」「…………」「ねえ、兄さん…。シグザリアスとイオニアを元の場所に戻してよかったの?」
駆「ああ。あの力は平和になった今の世界には強力すぎるだろ?」「だったら、ああするのが一番なんだ」
天音「そうだね…」
駆「あいつらはなくなったわけじゃねえんだ。この世界を守る力が必要になったらまた掘り返せばいいだけさ」
〔足音〕
シャル「いやいや、そう簡単にシグザリアスを使う状況になったら困るわ」
駆「…! シャル!?」
天音「ど、どうしてシャルさんがここにいるの!?」
シャル「何よ、その明らかに歓迎してないって顔は」
駆「いや、そんな事はねえけど…どうしてお前がここに? もうお前が地球に来る理由はねえだろ?」
シャル「そんなの私の燃えたぎる探求心には関係ないわ。地球の色々な物をもっと見たり、気いたいしたいし…」「それにまだドーナツをご馳走になってないしね!」
駆「あの時の約束ってまだ活きてんのかよ…」
シャル「当然でしょ! せっかくご馳走してくれるっていうのにそう簡単におしゃかにされてたまるもんですか!」(まあ、というのは建前であんたをもっと色々と観察したいしね…)
駆「ん? なんか言ったか?」
シャル「べっつに」「というわけで、またしばらくあんたの所で世話になるわ! よろしく頼むわね!」
駆「な、なんだ、そりゃ! 勝手に決めるなよな!」
天音「僕はお姉さんができたみたいで嬉しいな」
シャル「ほら、見なさい。天音はこんなに素直じゃない」「いい子ね。後でドーナツあげるわ」
天音「やったぁ!」
駆「あ、天音っ! お前、買収されてんじゃねえ!」「…ったくよぉ」「しゃーねえ。んじゃ、遅れずについて来いよ!」「全力疾走が俺のモットーだからな! 今日からまた新しいスタートだぜ!」
シャル「甘いわよ、駆! かけっこなら私も自信あるんだから!」「私から逃げ切れる奴はいないわ!」
天音「僕だって前より速く走れるようになったんだ! 負けないよ!」
駆「行くぜ、みんなで一緒に!」「明日のその先までなっ!!」
【シナリオデモ終了終了】


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