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No.36
ラグナロク


サブタイトル
「ラグナロク」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

〈出撃準備〉
マサキ「う……! 何だったんだ、さっきの光は?」
シロ「マ、マサキ! 外を見て!」
マサキ「! ど、どこだ、ここは!?」
クロ「あ、あたし達、ソーディアンの中にいたはずニャのに!」
テツヤ「エイタ、座標データは?」
エイタ「先程と変わりません! データでは、我々はソーディアン内部にいることになっています!」
テツヤ「な、何だと!?」
レフィーナ「ユン、ダークブレインの反応は?」
ユン「ありません。消滅したと思われます」
レフィーナ「なら、ここはいったい……?」
タスク「あ、あの世だったりして」
カチーナ「そんなわけあるか! あたしらはダークブレインをブッ倒したんだぞ!」
ショウコ「ロア、何かわかんないの?」
ロア「……ここは境界だ。あの時、ダークブレインから放出された思念集積体が……」「不完全な形でゲートを開いた。そのため、次元境界線がさらに曖昧になってしまったのだ」
ショウコ「え、え~っと……つまり、ここはあの世とこの世の境目ってこと?」
コウタ「いわゆる地獄の一丁目って奴だな」
アラド「いいっ!? お、おれ達、戻れるの!?」
コウタ「そ、そうだ。どうなんだよ、ロア?」
ロア「残留思念が消え、空間が安定すれば、この現象は収まるだろう」
ショウコ「よ、良かった……」
ロア「ただし、しばらくはこのままだ」
シュウ「……なら、ちょうどいいですね」
マサキ「シュウ……!?」
シュウ「修羅王やデュミナスが倒れ、ダークブレインが消滅し……地球を襲う脅威が取り除かれたわけです」「これでようやく私も心置きなく行動を起こすことが出来ますよ」
レーツェル「行動だと……?」
マサキ「てめえ、まさか……!!」
シュウ「フフフ……そのまさかですよ。私はこの時を待っていたんです」「皆さんが私の相手を出来るぐらい強くなるのをね」「自分より弱い者を相手にしては、このグランゾンの名がすたると言うものです」
マサキ「何だと!?」
アクセル「……シンプルな理由だな。なるほど、これがエリック・ワンが懸念していたことか」
シュウ「そうですね……彼は私の真意に気づいていたようです」
アクセル「なら、何故、奴を放置した?」
シュウ「ワン博士が本当にこのグランゾンを破壊し得る兵器を作り出せるかどうか……」「この目で見てみたいと思いましてね。残念ながら、間に合わなかったようですが」
ヴィレッタ「……最初から私達を倒すつもりだったのなら、機会はいくらでもあったはず」
シュウ「私にも色々とやらなければならないことがありましてね……」「それに、あなた達がいなければ、エアロゲイターやインスペクター、アインストは排除できませんでしたから」
ヴィレッタ「………」
シュウ「有り体に言えば、あなた達を利用させてもらったのですよ」「そう……かつてのイングラム・プリスケン少佐と同じように」
ヴィレッタ(何者かに操られて……とでも言いたいのか?)
レフィーナ「し、しかし、あなたは大連での戦闘でハガネに協力したと……」
シュウ「利害関係が一致していただけに過ぎません。あなた達もそうでしょう?」
ショーン「ま、仰る通りですな」
ブリット「ここで俺達を倒して、その後はどうするつもりなんだ!?」
シュウ「地球の全てを……破壊します」
キョウスケ「どいつもこいつも……よく飽きんものだな」
エクセレン「ちょっと……ダクブレちゃんの影響か何かなわけ?」
シュウ「まさか。方法はどうあれ、“統合”を目的とするものや……」「異世界からの来訪者は、私にとって不都合であり……排除すべき存在なのです」
マサキ「それで、てめえに何の得があるってんだ!?」
シュウ「損得などではありませんよ。私は私の心が命じるままに行動しているに過ぎません」
クスハ「ほ、本気なんですか……!?」
シュウ「もちろん。今から、その証拠をお見せ致しましょう」「カバラ・プログラム起動……」「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」
[イベントでも「ネオ・グランゾン顕現」]
リューネ「グ、グランゾンが!!」
フォルカ「神化したのか!?」
ラーダ「変形なんかじゃない、マシンセルを使ったとでも……!?」
シュウ「違いますよ。我がグランゾンの本質は、破壊神シヴァ……」「またの名を『ヴォルクルス』と言いましてね。その力を借りたのです」
ラーダ「シヴァ……ヴォルクルス……」
シュウ「これがグランゾンの本当の姿……ネオ・グランゾンです」「今までのグランゾンと同じだと思われると、痛い目に遭いますよ」
キョウスケ「“切り札”は最後までとっておけと言うが……今がその時と踏んだか」
シュウ「ええ。今から私はあなた達を倒し……地球の全てを破滅へと導きます」
〔敵ユニット出現〕
シュウ「それを止める方法は、ただ一つ。私と戦って、勝つことです」
マサキ「言われるまでもねえぜ!」
ギリアム「……もはや、説得の余地などないようだな」
リューネ「前から油断ならない奴だったけど……こんな形で真意を見せるなんて」
アイビス「マサキが言い続けてきたことは、正しかったんだね……!」
マサキ「ああ……! 以前、シュウは俺の第二の故郷を破滅に導きやがった」「あいつが直接手を下したわけじゃないんだが……あいつの考えは、あいつにしかわからねえ」「けど、シュウはやると言ったら、確実にやるぜ」
ライ「南極事件の再来……いや、それ以上か」
シュウ「では、始めるとしましょうか……あなた達との最後の戦いを」
マサキ「行くぜ、シュウ! 今日こそ……今日こそ、てめえとのケリをつけてやる!!」
<戦闘開始>

<ヴァルシオン改全滅orシュウHP50%以下>

シュウ「フフフ……さすがにやりますね。そろそろ本気を出さねばなりませんか」
マサキ「本気だと!?」
シュウ「そう……『縮退砲』の封印を解きます」
〔シュウ、精神コマンド「補給」「ひらめき」「必中」「鉄壁」使用〕
シュウ「さあ、このネオ・グランゾンの前にその命を差し出すのです」
マサキ「チッ! あの野郎、まだ切り札を持っていやがったのか!」
シュウ「マサキ……あなたに私を倒すことは出来ません。それは不変の真理です」
マサキ「何が真理だ! そんなもん、てめえの勝手な理屈だろうが!」
リューネ「同じようなことを言っていたダークブレインがどうなったか、あんたも見たはずだよ!」
シュウ「彼らは不運でしたね。この世界へ来て、最初に出会ったのが私達でしたから」「しかし、あなた達にも同じことが言えます」
イルム「いつもながら大した自信だが、詰めは甘かったようだな。……いや、故意にか?」
シュウ「さて……それはどうでしょう」
フォルカ「ここで俺達を倒し、地球を滅ぼして……破壊神とやらにでもなるつもりか?」
シュウ「このネオ・グランゾンとソーディアンがあれば、可能な話でしょうね」「それに……災いは源から断たねばなりません」
マサキ「……もうゴタクは充分だぜ。てめえにどんな魂胆があろうと、俺達がやることは決まってる」
コウタ「ここまで来て、負けちまったら、何の意味もねえからな」
シュウ「あなた達にはもう充分に働いていただきました」「そろそろご退場願いましょう。……ヴァルハラでビアン博士達が待っていますよ」
リューネ「それはこっちの台詞だよ!」
マサキ「シュウ! 魔装機神操者の名にかけて、俺はてめえをここで倒す!!」
シュウ「もはや我々の間に言葉は不要です。全てに終止符を打ちましょう……」

<シュウ撃破・勝利条件達成>
※※まだヴァルシオン改健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

シュウ「み……見事です……このネオ・グランゾンを倒すとは……」「これで……私も悔いはありません……戦えるだけ戦いました……」「全てのものは……いつかは滅ぶ……」「今度は私の番であった……それだけのことです……」「これで私も……全ての鎖から解き放たれることが……」「出来……まし……た……」
〔シュウに大爆発〕
〔敵ユニット出現〕

リューネ「……シュウ……」
ギリアム(全ての鎖……それが意味するものは……)
アクセル(己の命と引き換えに……今まで抗えなかった何かを断ち切ったか)
マサキ「こ、これで……終わった……!」「……だけど……だけど……」「シュウ……馬鹿な……奴だったぜ………くそっ!」
【戦闘マップ終了】


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