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No.12B
剣神現る

【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕

一般兵「デザートスコール、最終フェイズへ移行します」
連邦艦長「月からのメインディッシュはまだ到着せんのか?」
一般兵「予定ではまもなく……いえ、来ました」
〔味方戦艦出現〕
連邦兵「こちら、T16。待たせたな、ご馳走を持ってきたぞ」
一般兵「スプートニク1、了解。パーティはもうすぐ始まる。すぐに料理を並べてくれ」
連邦兵「T16、了解」
〔タウゼントフェスラー、前進〕
一般兵「ハッチ開放。各機、発進せよ」
〔味方ユニット出現〕
連邦艦長「あの連中がL5戦役の最功労者……。そして、今回の作戦の本命か」
カチーナ「こちらオクト1。すぐにパーティが始まるぞ。ドレスの最終確認をしな」
ラッセル「了解。チェックシーケンス……耐熱殻装備、オールグリーン」
レオナ「冷却剤、充填よし」
タスク「突入軌道、確認!」
リュウセイ「その他みんなまとめてオールOK!」
一般兵「降下開始まで、あと60秒」
連邦艦長「スプートニク1よりオクト1へ。最優先でベルフォディオ基地へ降下し……」「基地奪還任務を遂行中のシロガネ隊を援護せよ」
カチーナ「オクト1、了解」
エクセレン「……またあの艦長さんと合流する羽目になるなんてねえ」
カチーナ「そうか、お前はシロガネにいたんだっけな。どんな奴なんだ?」
エクセレン「ん〜……意地悪な教頭さんって感じ?」
カチーナ「教頭? 何にせよ、そっち系の野郎なら張り倒し甲斐があるってモンだぜ」
ラッセル「は、張り合い……ですよね、中尉?」
エクセレン(カチーナ中尉とリー中佐……別の意味で相性が良さそうかも)
一般兵「降下開始まで、あと10秒」
カチーナ「いよいよだな。タスク、てめえのガンドロがトップだ。しっかりあたしらの盾になれよ」
タスク「合点承知!」
一般兵「3……2……1……カウントゼロ!」
連邦艦長「デザートスコール、スタート! 全機、降下開始!」
カチーナ「よ〜し、野郎共! フリーフォールの始まりだぜ!!」
エクセレン「了解! そいじゃ、砂漠に一雨降らせましょっか!」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ1終了】


サブタイトル
「剣神現る」


【戦闘マップ2開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

一般兵「敵残存艦、最終防衛ラインを突破しました!」
基地司令「フン、思った以上にしぶとい連中だな。さすがはスペースノア級だと言うことか」「全機、迎撃を開始せよ!」
一般兵「リー艦長! 第405、501航空連隊が敵と接触! 本艦と合流できません!」
リー「チッ、こちらの戦力を分断され過ぎたか。このままでは、あの基地を奪還することが出来ん」「こちらの援軍、デザートスコールはどうなっている?」
一般兵「すでに降下を開始しています! 124秒後に落着予定!」
リー「今はそれをあてにするしかないか。全機、攻撃を開始せよ!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔警報〕
基地司令「何だ!?」
一般兵「基地直上1110に熱源反応多数! 急速降下中!」
基地司令「ミサイルか!?」
一般兵「いえ、敵の降下部隊です!」
基地司令「対空ミサイルを発射しろ!」
一般兵「はっ!」
リー「……上空の反応はデザートスコールか?」
一般兵「はっ! 間違いありません!」
リー(これで巻き返せるか……!?)
一般兵「対空ミサイル群、目標へ接近します!」
〔警報〕
一般兵「駄目です、中佐! ミサイルが撃墜されました!」
基地司令「降りてくる連中は着地直前に減速するはずだ! 対空火器でそこを叩け!」
一般兵「りょ、了解!」
リー「降下部隊を援護する! チャフ弾、高度250で連続発射!」
〔基地に爆発〕
基地司令「うぬっ、小癪な!」
一般兵「て、敵降下部隊、来ます!」
〔味方ユニット出現〕
タスク「ガンドロ、参上! 10点満点の着地でござーい!」
〔味方ユニット出現〕
エクセレン「はぁ〜い! こっちもキャピキャピ10点!」
ラッセル「じゅ、10点?」
カチーナ「ともかく、あたしらが来たからには一安心だぜ!」
リー「ふざけるな。そういう台詞は結果を出してから吐け」
カチーナ「なっ……!?」
エクセレン(あちゃ〜、大衝突の予感)
カチーナ「てめえ! わざわざ助けに来たってのに、その言い草は何だ!?」
ラッセル「ちゅ、中尉!」
リー「……命令を伝える。貴様らは己の命に代えても本艦を守り、基地を奪還しろ」
カチーナ「おい! そいつぁ、あたしらに死ねって言ってんのかよ!?」
リー「何か異論があるのか?」
カチーナ「こ、この野郎……!」
リー「貴様らは私の命令に黙って従っていればいい。その結果、戦死することになってもな」
リュウセイ「な、何だって!?」
カチーナ「てめえ、上等じゃねえか!!」
リー「フン、上官侮辱と受け取っておくぞ?」
カチーナ「このあたしがそれぐらいでビビると思うんじゃねえ!」
ラッセル「中尉、もうやめて下さい! 今は内輪もめをしている場合じゃありませんよ!」
カチーナ「チッ……! 全機、攻撃開始! 行くぞ!!」
リー(……あのような連中が連邦戦力の中核の一部になるだと?)(認めん……私は認めんぞ)

<敵全滅・勝利条件達成>
一般兵「ちゅ、中佐、友軍機が……!」
基地司令「ば、馬鹿な……! たったあれだけの数で……!?」
リー「外の連中は片づいたな。各機は周辺を警戒。歩兵小隊に基地内部を制圧させろ」
一般兵「はっ!」
〔味方ユニット離脱〕
〔オクト小隊、前進〕
〔リー、前進〕

基地司令「くっ! もはや、これまでか……!」
リー「私はシロガネ艦長、リー・リンジュン中佐だ。直ちに武装解除し、降伏しろ」
基地司令「おのれ、貴様ら連邦などに……」
〔警報〕
リー「何だ?」
一般兵「こ、こちらへ急速接近中の物体を感知!」
リー「数と識別は?」
一般兵「1機です! 識別コード、該当データなし!」
リー「敵の援軍だと判断する。各機、迎撃用意!」
〔敵ユニット出現〕
???(ウォーダン)「…………」
リュウセイ「な、何だありゃ!?」
一般兵「中佐、あれは!?」
基地司令「友軍機か……!?」
〔ウォーダン、気力150〕
ウォーダン「我はウォーダン……ウォーダン・ユミル!」「メイガスの剣なり!!」
カチーナ「!!」
エクセレン「ちょ、ちょい待ち! 今の声って!?」
リュウセイ「ま、まさか!?」
ウォーダン「DCとメイガスに敵対する者は全て破壊するッ!!」
〔ウォーダン、タスクへ隣接〕
タスク「う、うわあっ!!」
ウォーダン「一意専心!!」
[イベント戦闘「ウォーダンvsタスク」]
ウォーダン「我はウォーダン・ユミル! メイガスの剣なり!!」「ぬおおお!!」「斬艦刀! 一文字斬り!!」「我に断てぬものなし!!」
タスク「うああああっ!!」

〔タスクに爆発〕
〔ウォーダン、前進〕

レオナ「タ、タスクッ!!」
エクセレン「タスク君!!」
リュウセイ「タスク、大丈夫かっ!?」
タスク「う、ううっ……ぐ……!」
ウォーダン「貴様……我が斬艦刀を受けきったか」
タスク「ド、ドゥロって名は……伊達じゃ……ねえんだ……」「それに……斬艦刀を……受けたのは……」「初めてじゃ……ね……え……」
レオナ「タスク!? どうしたの!?」
〔カーソル、タスクを指定〕
レオナ「タスク、冗談では済まされなくてよ! 返事をなさい!」
〔カーソル、タスクを指定〕
ラッセル「タ、タスク少尉!」
カチーナ「まさか、あいつ!?」
レオナ「タスク、お願い……!」「返事を……! 返事をして!」
カチーナ「ち、ちっきしょう! どういうつもりだ、ゼンガー! ゼンガー・ゾンボルト!!」
ウォーダン「……」
カチーナ「答えやがれ!!」
ウォーダン「俺の名はウォーダン……ウォーダン・ユミル。ゼンガー・ゾンボルトなどではない」
カチーナ「な、何だとォ!?」
リュウセイ「けど、あの声に名乗り、斬艦刀……ど、どう考えたって!」
エクセレン「も、もしかしたら、そっくりさんの別人とか……」
カチーナ「あんなトンデモ野郎が他に何人もいるか!」
エクセレン「双子の弟とかっていう線はなし?」
カチーナ「ウォーダンだか冗談だか知らねえが、奴はゼンガーだ! そうに決まってる!!」
リー(ゼンガー・ゾンボルト……。旧特殊戦技教導隊のメンバーで、ATXチームの前隊長……)(だが、あの男はDC戦争中、敵に寝返った。やはり、これは……)
ラッセル「あ、あの人が本当にゼンガー少佐だとしたら、どうしてDC残党に!?」
エクセレン「昔が懐かしくなったとか、向こうの方がお給料がいいとか……そんなわけないわよねえ、ボス?」
ウォーダン「…………」
リー「貴様ら、何をしている! 敵機を……」
ウォーダン「斬艦刀! 電光石火!!」
〔リーに爆発〕
リー「ぐああっ!!」
〔基地に爆発〕
リュウセイ「シ、シロガネが!!」
〔警報〕
ラッセル「カ、カチーナ中尉! 基地外周部に新たな敵機が!!」
カチーナ「何ィ!?」
〔敵ユニット出現〕
カチーナ「な、何て数……!!」
カチーナ「あ、あれが本命かよ!?」
〔味方ユニットの間に爆発〕
リュウセイ「うああっ!!」
レオナ「きゃああっ!!」
〔リーの近くに爆発〕
一般兵「う、右舷カタパルトに直撃! 高次空間レーダードーム、大破!!」
一般兵「さ、さらに新たな敵部隊が接近中!! このままでは危険ですっ!!」
リー「や、やむを得ん! 後退だ! 全機、後退せよ!!」
カチーナ「リュウセイ! しんがりはあたしとお前だ!」
リュウセイ「了解!」
カチーナ「他の連中はガンドロを!」
エクセレン「レオナちゃん、ジガンちゃんを持ってくわよ!?」
レオナ「了解! テスラ・ドライブ、出力全開! フィールド展開!」
カチーナ「急げ! 囲まれる前にズラかるぞ!!」
〔味方戦艦離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アースクレイドル内部
レモン「……デザートクロス作戦、上手くいってるみたいじゃない?」
ヴィンデル「うむ。こちらが戦力の同時多数展開を行うなど、敵には予測もつかなかったはずだからな」
レモン「バン大佐のお手並みも予想以上だし……」「スレードゲルミルも含めて、こっちの戦力を提供した甲斐があったわね」
ヴィンデル「ああ。ところで、奴の調整は上手くいっているのか?」
レモン「そうね……。ベルフォディオ基地の防衛には成功したし……」「制御関係に問題が残っているけど、今の所は安定しているわ」「多分、今頃向こうは彼の登場に面食らっているでしょうね……」
ヴィンデル「では、奴にはしらばくアクセルの代わりを務めてもらおう」
レモン「……わかったわ」

シロガネ艦内
エクセレン「……で、タスク君の容態はどうなの?」
ラッセル「斬艦刀を受けた衝撃で頭を強く打ったらしく……まだ意識が戻っていません」「今、メディカルルームでレオナ少尉が彼の様子を見ています」
リュウセイ「命の別状はねえんだな?」
ラッセル「ええ……後は意識を取り戻すのを待つだけです」
カチーナ「ち……あの野郎、よくもあたしの舎弟を……!」
ラッセル「でも、まだ自分は信じられません……」「あのゼンガー少佐がDC残党側についただなんて……」
エクセレン「……」
カチーナ「だが、あいつは前科持ちだ。L5戦役の後、行方をくらませたのも怪しいぜ」
リュウセイ「けど、少佐はアードラー・コッホと戦った時、DCと決別したはずなのに……」
カチーナ「あいつを見てゼンガーだと思わねえ方がどうかしてるぜ」
リュウセイ「もしかして、敵に捕まって精神操作を受けちまったとか……」
エクセレン「そうね……その可能性は高いかも」
ラッセル「でも、あのゼンガー少佐がそう簡単に敵に捕まるとは……」
カチーナ「とにかく、ウダウダ言ってても始まらねえ」「今のあたしらにとって、あいつが敵なのは事実なんだ」
リュウセイ「……」
エクセレン「……」
【シナリオエンドデモ終了】


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