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No.42
「かつて」と「これから」

【戦闘マップ1開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

〈出撃準備〉
レフィーナ「こ、ここは……!?」
テツヤ「う、宇宙……なのか?」
エイタ「ざ、座標軸が限定できません! ホワイトスター、月、地球……全て確認不可能です!」
テツヤ「な、何だと!?」
アラド「お、おれ達はいったい……!?」
シャイン「何が……何が起きたんですの……!?」
ギリアム「……システムXNによって、『扉』が開かれてしまったのだ……」
ゼンガー「ギリアム!」
レーツェル「無事だったのか!?」
ギリアム「ああ……俺とラミアもシステムXNごとこちらへ飛ばされてしまったようだ」
カイ「いったい、何が起きたのだ!?」
ラミア「おそらく……アルフィミィはシステムXNを利用し、空間をつなげたのです」
アルフィミィ「その通りですの」
キョウスケ「アルフィミィ……!」
アルフィミィ「この空間はあなた達の宇宙とつながり、広がっていきますの……」「終焉、そして始まりへ向かうために……」
ギリアム「ここはお前達の空間……アインストシリーズが生まれいずる場所なのか?」
アルフィミィ「そうですの。そして、二つの鍵によって……」「私達だけではなく、この空間そのものがあなた達の世界へ現れることになりますの……」
ギリアム「そして、我々の世界はお前達に浸蝕される……ホワイトスターのように」「そのきっかけを作ることも、お前の役目だったということか」
アルフィミィ「はい……。私達の力では、こちら側へ出てくることは出来ても……」「空間をつなげることは出来ませんので……」「『扉』を開くための力か、鍵が必要だったんですの」
ラミア「そして……最終的にお前達が選び出したのが、ギリアム少佐とシステムXMか」
アルフィミィ「ええ……。他の人達までもがここへ来るとは思いませんでしたけど……」
ギリアム「……」
アルフィミィ「でも、もう刻は来てしまいましたの」
ライ「待て。お前達では空間をつなげられないと言ったな?」「ならば、あの巨大なアインストにもその力はないと言うことになる」
アルフィミィ「……」
リュウセイ「ど、どういうことだ?」
ラオ「奴に空間をつなぐ力があれば、とっくの昔に今のような状況になっていてもおかしくない」
アヤ「あの時はまだアインストの力が不十分だったからじゃないの?」
ライ「事実でしょう。しかし、それはアルフィミィや巨大なアインストのことではないと思います」
アヤ「では、私達が感じていた思念は……!?」
リュウセイ「あいつらよりも上の奴か!」
アルフィミィ「……」
マイ「さっきよりも力が増している……。そう感じる……」
ラーダ「それはこの空間のせいなの……!?」
クスハ「薄気味が悪い感じ……。でも……」
ゼオラ「でも?」
クスハ「とても静か……ここは……」
リョウト「何も……何もない……。安らぎすら感じられるぐらいに……」
エクセレン「……私達の宇宙には人の思念、心が溢れ過ぎている……。ここには何もないから……」
アルフィミィ「宇宙は飽和状態にありますの……」「だからこそ、様々な混沌が生まれ、それがまた宇宙を広げていく……」
マサキ「またわけのわからねえことを言い出しやがって!」
アルフィミィ「わかりませんの? あなた達の存在が……この宇宙の破滅を早めているとうことを……」
マサキ「そいつはてめえらアインストも同じじゃねえのか!?」
アルフィミィ「……!」
キョウスケ「お前達の目的が何であろうと、ここで退くわけにはいかん」
アルフィミィ「……やはり、不純物は排除せねばなりませんのね」
〔敵ユニット出現〕
???(アインストレジセイア)「………」
カチーナ「あ、あのデカい奴が……!」
リューネ「あんなにいるなんて!!」
???(アインストレジセイア)「………」
エクセレン「アインスト……レジセイア」
キョウスケ「ちっ、奴も働き蜂か……!」
ライ「これで、さらに上級のアインストがいることが確実になったな」
ユウキ「ああ……。そして、それが最後の相手か」
キョウスケ「……そうなんだな? アルフィミィ」
アルフィミィ「……」「私達は……新しい生命を模索していたんですの。それが……」
ゼンガー「完成……したと?」
レーツェル「お前を含むアインストはそのための実験だったと考えるのが妥当か」
アルフィミィ「いいえ、それは……」
キョウスケ「……!」
エクセレン(あの子、揺らいでる……?)
アルフィミィ「新たな生命の礎……。それが誕生すれば、この宇宙は……」
キョウスケ「なら、その新しい生命とやらを拝ませてもらおうか……」「ただし、お前達の命と引きかえにな!」
<戦闘開始>

<アルフィミィ撃破>

〔アルフィミィに爆発〕
〔画面、振動〕

アルフィミィ「……やはり、私では……駄目ですのね……」
エクセレン「人間を……それも私をベースにしても、究極の進化なんて……」
アルフィミィ「でも……始まる……。あなたにも……わかるはず……」
エクセレン「……!!」
アルフィミィ「新たなる鼓動……。宇宙の新たなる意志が……」
〔精神感応音〕
エクセレン「!!」「う、うう……! 新しい……代わる物……でも、その試みは……」
アルフィミィ「あなた達にも……伝わるはず……」
〔サイコドライバー能力発現〕
マイ「くうっ!!」
クスハ「あうっ!!」
リョウト「い、今、頭の中に……!」
カーラ「な、何かが見えた!?」
ユウキ「くっ……! 非常識な」
アヤ「こ、この巨大な思念が……!」
リュウセイ「アインストの親玉の物だってのか!?」
ブリット「そいつの思念がどんどん広がっている……!?」
リオ「こ、これが空間がつながるってうこと!?」
タスク「じょ、冗談じゃねえぞ! これじゃ、まるで……!」
〔サイコドライバー能力発現〕
タスク「つうっ!!」
レオナ「く、来るわ!!」
〔アインスト転移〕
〔敵ユニット離脱〕
〔アインスト(強)転移〕
〔敵ユニット出現〕

???(ノイレジセイア)「……始まりの地から来た者達よ……」
ゼオラ「こ、声が聞こえる……!」
アイビス「アルフィミィの時と同じだ……!」
???(ノイレジセイア)「……始まりの地から来た者達よ……これより、新たな進化が始まる……」
リン「新たな進化……お前がそれを司る存在だと言うのか?」
???(ノイレジセイア)「そうだ……」
カチーナ「じゃあ、何か? 人間が猿から進化したのも、てめえの仕業だってのかよ?」
???(ノイレジセイア)「…………」
カチーナ「おい、どうした!? 答えやがれ!!」
???(ノイレジセイア)「……始まりの地に生まれた命の種子……だが、それには欠陥が生じた……」
ラミア「欠陥……?」
???(ノイレジセイア)「そう……進化の過程の中で、禁断の知恵の果実を口にし……」「その罪を償うことなく、増加し続けていった生命体……『人間』……」「宇宙の静寂を乱し、自らと宇宙そのものの寿命を縮める愚かな生命体……」「それが……今のお前達なのだ」
マサキ「るせえ! 支配者や神を気取ったその手の台詞は、もう聞き飽きたぜ!」
???(ノイレジセイア)「神……? 否……我は神ではない」
マサキ「じゃあ、何だってんだ!?」
???(ノイレジセイア)「我は監査者……」「始まりの地で生まれ、宇宙へ広まっていった命の種子……それらを監視し、歪みや過ちを正す者」
ユウキ「始まりの地で生まれ、広まっていっただと……?」「やはり、地球人やインスペクターのルーツは同じなのか?」
???(ノイレジセイア)「……」
ユウキ「それどころか、ホワイトスターを送り込んできたバルマー人でさえも……」
???(ノイレジセイア)「……ルーツは一つだけではない……」
ユウキ「何……!?」
???(ノイレジセイア)「お前達に知性や力、そして試練を与え、進化を促す存在がいる……」「その血を引き……『門』を開いて、古の記録に触れようとする者がいる」
クスハ「………」
???(ノイレジセイア)「彼らやお前達の存在は宇宙の静寂と秩序を乱す……。故に……」
アラド「お前らにとって、俺達は欠陥品……だから、抹消するってのかよ!?」
???(ノイレジセイア)「精神……心の進化……それは肉体に関係しない。だが、お前達の精神は未熟すぎる」「己の欲望のままに力を使い、知識を貪り、宇宙を蝕んでいく……」「そして……それは無秩序に広がり過ぎた命の種子と進化によって、加速度を増し……」「運命の刻を待たず、お前達は自らの手で自らの宇宙を壊しつつある……」
ギリアム「それで我々の進化に……いや、存在に終止符を打つのか?」
???(ノイレジセイア)「そうだ。まず、始まりの地から歪みを正す」
キョウスケ「手に負えなくなったから、全てをリセットする。それがお前達の目的であり……」「古い宇宙を新しい宇宙で塗り潰す気か」
???(ノイレジセイア)「そうだ」
キョウスケ「ならば、そこにいるアルフィミィは…その短絡的な思考から生み出された犠牲者だな」
アルフィミィ「……!」
???(ノイレジセイア)「そうだ……。選ばれなかった者よ……」
エクセレン「選ばれなかった者? じゃあ、私は……?」
???(ノイレジセイア)「お前の役目は既に終わった……ここでアルフィミィと共に抹消する」
エクセレン「お嬢ちゃんも……!?」
アルフィミィ「……」
???(ノイレジセイア)「ここは新しい宇宙……我はその礎……不純物は要らぬ」
キョウスケ「この何もない宇宙にか。都合の悪いものを排除するだけの……」
???(ノイレジセイア)「お前達は進化の方向を誤った。その行く末を監査する必要はない」「古きものは塗り潰され……新しき世界と生命が、監査者たる我によって誕生するのだ」
アルフィミィ「…………」
〔アルフィミィ、敵から味方へ〕
アルフィミィ「でも……私は見たくなりましたの……」
クスハ「え……っ!?」
マイ「どういうつもりだ……!?」
エクセレン「アルフィミィ……」
アルフィミィ「キョウスケが気になりますの……私」「でも……この気持ちは本当に私のものなのかわからない……」
マイ「……」
ゼオラ「あの子は……キョウスケ中尉に……?」
キョウスケ「……」
アルフィミィ「この気持ちも……塗り潰されてしまうんですの……?」
エクセレン「さあ、ね」
アルフィミィ「……」
エクセレン「でも、自分で確かめるために……あなたは戦うことを決めたんでしょう?」「それはあなた自身の心……私のものじゃないわ」
アルフィミィ「エクセレン……」
???(ノイレジセイア)「やはり、始まりの地の者を基礎とした時点で間違っていたか……。所詮は……」
キョウスケ「黙れ。お前達におれ達の世界の命運を決める権利などない」
???(ノイレジセイア)「我らは人間よりも遥か昔から……そして遥か未来へと存在し続ける」「我らはアインストであり、ツークンフト……これからの宇宙の行く末は我らが決め、見定める」
キョウスケ「お前達に決断を下す役目と権利があるのなら……何故、おれ達はここにいる?」「何故、今に至るまでおれ達の存在を抹消できなかった?」
???(ノイレジセイア)「…………」
ギリアム「お前が我々の宇宙へ現れたように……」「我々がお前の宇宙へ現れたことには何かの意味があるはず」
エクセレン「そして、アルフィミィの気持ちの変化にも……」
???(ノイレジセイア)「お前達が我らに変化をもたらす存在……いや、我らの抑止力だと言うのか?」
リュウセイ「お互い様ってことだよ。そして、俺達とお前達……どっちがこれからの世界に残るか……」「その答えは、この戦いが終わってみなきゃわからねえぜ」
???(ノイレジセイア)「………」
マサキ「てめえの手出しも口出しもいらねえ……大きなお世話って奴だ」「俺達がこの宇宙で生きていくのにてめえらなんざ必要ねえ!」「今までそうだったようにな!」
???(ノイレジセイア)「………」
キョウスケ「この宇宙が最後にどうなろうとも……」「その行く末を決めるのは、そこに生きるおれ達だ。そして……」


サブタイトル
「『かつて』と『これから』」


キョウスケ「それがお前達にとて無意味だとうことを……教えてやる!」

<ノイレジセイア撃破・勝利条件達成>
※※熟練度35以上の場合のセリフ※※
???(ノイレジセイア)「……まだだ……まだ我は…終わらぬ……」
キョウスケ「だが、貴様の身体は滅びつつある……! そのまま消えてもらうぞ」
???(ノイレジセイア)「身体……? 身体はある……つながれつつある空間の……向こうに……」
キョウスケ「何!?」
???(ノイレジセイア)「かくなる上は……残された力を……使って……」
〔???(ノイレジセイア)にエネルギー集中〕
〔画面、振動〕

ブリット「こ、これは!!」
ギリアム「転移反応だ! しかも、巨大過ぎる!」
ラミア「まさか、あのアインストが!?」
???(ノイレジセイア)「我は……まだ終わらぬ……」
キョウスケ「貴様……!!」
???(ノイレジセイア)「最後の力を使って……新たなる身体を……転生を……」
〔画面、発光〕
※※熟練度34以下の場合のセリフ※※
???(ノイレジセイア)「……何故……完全な……新しい生命に……なれなかった……」
エクセレン「あなたも……選ばれていなかったのね……」
???(ノイレジセイア)「……理解……出来ない……」
エクセレン「……わかったのよ。あなたは地球を……始まりの地からのルーツを……」「知恵を得た生命体の進化を見守ることだけが役割だった」
キョウスケ「そして、お前達を倒すのがおれ達の役目だった」んだ
???(ノイレジセイア)「……………」
アルフィミィ「………」
???(ノイレジセイア)「何故だ……? 我は……始まりの地を……」「様々な……危険な力……始まりの地に芽生えた……力……次元すらも超越する……」
ギリアム「……」
ラミア「……」
???(ノイレジセイア)「もう一つのルーツからの……干渉……それによる混沌を……正すために……」「我らの役目を阻む……もう一つの……守護者のしもべを……抹消するために……」
ブリット「……」
クスハ「……」
???(ノイレジセイア)「『門』を開き……古の記録に触れる者を排除するために……」
リュウセイ「……」
ヴィレッタ「……」
???(ノイレジセイア)「宇宙の静寂と秩序を……守るために……」「始まりの地の者から……不純物を……取り除き……新たな……人間を……」「そのために……サンプルを……」
エクセレン「それで、あなた達が目をつけたのが……私とキョウスケ」「私達が乗ったシャトルと衝突したのは……アインストだった」
アルフィミィ「エクセレン……あなたの肉体は……あの炎の中でほぼ朽ちておりましたの……」「だから、私達の一部を移植し……ペルゼイン・リヒカイトの中で再生させましたのよ……」
エクセレン「……」
ラミア「それでエクセ姉様はアインストとのつながりが……」
アヤ「キョウスケ中尉や私達以上に彼らの声を聞いていたのは、そのせいだったのね……」
マイ「……エクセレン少尉も私と同じように……」
エクセレン「ま、私の場合はマイちゃんと違って色々混じってたみたいだけど」
マイ「……」
エクセレン「でも、私は私よん。マイちゃんがマイちゃんであるように、ね」
マイ「うん……」
ギリアム「……では、ペルゼインの中でエクセレン少尉が甦った後、創られたのが……」
アルフィミィ「そう……私ですの」
キョウスケ「ならば、何故エクセレンだけを選んだ?」「おれも引っ張れば……こうはならなかったかも知れん」
???(ノイレジセイア)「それは……出来ない……。何故なら……お前は……」
アルフィミィ「キョウスケ……あなたはあの状況で死んでいなかったから……」
キョウスケ「……!」
リューネ「じゃあ、シャトルが爆発して、キョウスケは素で生き残ったってこと!?」
タスク「さ、さすが、キョウスケ中尉……!」
イルム「……まあ、ビルトラプターが墜落しても生きてた奴だからな」
アラド「ま、負けたッス。ハンパじゃねえ悪運の強さだ……」
ライ「……それで、エクセレン少尉を基に新たな人間を創り出そうとしたわけか」
???(ノイレジセイア)「…………」
カチーナ「その割りにゃ、てめえは人間とは似ても似つかねえ化け物じゃねえか?」
アイビス「あの子は私達と同じ姿をしているのに……どうして……?」
アルフィミィ「私は……コピーに過ぎませんの……空っぽの……」
〔ノイレジセイアに爆発〕
???(ノイレジセイア)「……理解……不可能……」
〔ノイレジセイアに爆発〕
???(ノイレジセイア)「何故……私は……新たな……」
〔ノイレジセイアに爆発〕
???(ノイレジセイア)「新たな……生命を……人間を……創れ……なかった……?」「理解……不……可能……何故……わ……れ……は……」「……な……ぜ……?」
〔敵ユニット撃破〕
アヤ「!!」
マイ「あのアインストの思念が……!」
リョウト「消えた……」
アイビス「こ、これで……終わったの……?」
アルフィミィ「……」
エクセレン「……私だけをさらったのが失敗ね、アルフィミィちゃん」
アルフィミィ「どういう……ことですの?」
エクセレン「そりゃ、新しい生命を誕生させる……ってのに、女の私しか調べないんだもの」「人間なんか出来るわけじゃないじゃない?」
アルフィミィ「……」
ラーダ「まさか、それって……」
レーツェル「人にとってはまったく当たり前のことが……アインストには欠けていたのか」
ツグミ「あれだけの力を持っていた彼らが……そんなことに気づかなかったなんて……」
リョウト「彼らも欠陥品だったとうことなのか……?」
ギリアム(……それだけとは思えんが)
キョウスケ「遥か太古より……地球を監視してきた者達の最期には相応しくないかも知れないな」
イルム「ま……案外そんなもんさ、世の中ってのはな」
リン「だが、まだ全てが終わったわけではない」「あのアインストが消滅しても、この空間は存在し続けている……」「我々はここへ閉じこめられたか、あるいは……」
ギリアム「……」
アルフィミィ「もう……時間がありませんの……」
エクセレン「え? どういうこと?」
アルフィミィ「崩壊が……始まりますの……」「同じ空間に二つの宇宙は存在できないが故に……」
アラド「な、何だって!?」
リュウセイ「崩壊したら、俺達はどうなるんだ!?」
アルフィミィ「同じ……運命を……迎えることになりますの……」
〔画面、振動〕
ギリアム「!!」
テツヤ「な、何だ!?」
ラミア「く、空間が歪んでいく……!」
ギリアム「次元測定値が反転!? いかん、このままでは!」
アルフィミィ「もう止められない……。私達は……ここで……」

【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ1開始】

≪熟練度34以下≫

ヒリュウ改
レフィーナ「ユン、状況は!?」
ユン「周辺より疑似チャレンコフ反応あり! 次元間不連続面が発生しています!」
ショーン「いけませんな……! このままでは、我々はこの空間に閉じ込められてしまいますぞ」
レフィーナ「その後は!?」
ショーン「時空のねじれや虚空間に巻き込まれ、消滅するのでは……!」
レフィーナ「各機を直ちに収容! その後、Eフィールドを展開してください!」
ユン「そ、それでいったい何を!?」
レフィーナ「生き残る術を……脱出する術を考え出すのです! 諦めてはなりません!」
ユン「は、はい!」
〔通信音〕
ギリアム「レフィーナ艦長、回収したツヴァイザーゲイン……いや、システムXNの射出を!」
レフィーナ「し、しかし、あれは!」
ショーン「ツヴァイザーゲインは胴体部しか残っておりません。しかも、著しく破損しており……」
ギリアム「それは承知の上! だが、ここから脱出するには、今一度システムXNを使わねばならん!」
レフィーナ「わ、わかりました!」
ギリアム「それから、T-LINKシステム搭載機を……」「いや、再出撃が可能な機体を全て外へ!」
レフィーナ「え!?」
ショーン「何か考えがあるのですな?」
ギリアム「成功するかどうかはわかりません……! だが、やってみるしかない!」
レフィーナ「了解です! ギリアム少佐の指示通り、各機の再出撃を!」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ2開始】】

≪熟練度34以下≫

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

ラミア「SRXとの接続、終了……エネルギーバイパス、開きます。……少佐、そちらの方は?」
ギリアム「……問題ない」
ラミア「しかし、システムの稼動と安定性は……」
ギリアム「わかっている。だが、方法はこれしかないのだ」
ラミア「ええ……」
ギリアム「……みんな、俺に力を貸してくれ。元の世界へ……地球へ帰りたいと念じてくれればいい」
ラッセル「そ、そんな簡単なことでいいんですか!?」
カチーナ「念じろって言われても、あたしらは念動力者じゃねえんだぞ!」
アヤ「いえ、T-LINKシステムは人の思念を感知し、増幅する装置……」「みんなの想いが一つになり、思念の力が強まれば……私達を介し、システムが反応する……」
ギリアム「そう……そして、俺達の想いの力で開くのだ、アギュイエウスの扉を……」「命の鼓動……俺達を生んだ地球に対し、感覚を開くのだ」
カチーナ「ヘッ、なかなかロマンチックじゃねえか。よし、やってやるぜ」
ギリアム「アヤ、お前達は外側の念を……地球の人々の思念を引き寄せてくれ」「我々の想いと彼らの想いがお前達を介してつながれば……それは、俺達が辿る道となる」
アヤ「……はい」「マイ、T-LINKツインコンタクトを。私達とSRXで受信機と発信機の役目を務めるわよ」
マイ「わかった……アヤ」
リョウト「……帰ろう、リオ。僕達の世界へ……君のお父さんが待つ世界へ……」
リオ「ええ……あなたやみんなと一緒に……」
カーラ「諦めかけてた夢……もう一度つかめるかもしんない……。だから、あたし……」
ユウキ「ああ。念じよう……俺にも力があるのなら」
ブリット「信じよう、俺達やみんなの想いの力を……」
クスハ「うん……。きっと戻れる……帰れるよ」
アイビス「そう……。夢のため……これからのために……」
ゼンガー「俺には果たさねばならぬ使命がある」
レーツェル「そして、守らねばならぬものがある」
タスク「……レオナ、無事に帰れたらまたアレを作ってくれよ。俺、もう一度食いてえんだ」
レオナ「よくてよ……タスク。でも、その前にやることがあるわ」
タスク「ああ、わかってる」
ラトゥーニ「……オウカ姉様との想い出……失いたくない……」「それに……ジャーダやガーネットが待ってる……」
アラド「ああ、必ず生きて帰ろうぜ……!」
ゼオラ「諦めない、絶対に……!」
ラーダ「クエルボ……あなたから託された役目……それを果たすためにも……」
カイ「俺達の帰りを待つ者達のためにも……」
マサキ「生きて地球へ戻らなきゃ、今までのことが無駄になっちまう」
リューネ「うん……こんな所で終わるわけにはいかないよ」
イルム「俺達にはまだやらなきゃならないことがある。そうだろう、リン?」
リン「もちろんだ、イルム」
エクセレン「始まりの地……またやりなおそ、キョウスケ」
キョウスケ「ああ、これからだ」
アルフィミィ「感じますの……これが人の想い……」「強まっていきますの……想いの力が一つになって……」「『扉』が……また……」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ2開始】】

≪熟練度34以下≫

???
ブライアン「……そうか。わざわざ報告してくれてありがとう」
秘書「いえ……」
ブライアン「結局、最後の最後は彼らに頼ることになってしまったか」
秘書「ヒリュウとクロガネは戻ってくるのでしょうか?」
ブライアン「ああ、L5戦役の時と同じようにね」
秘書「……」
ブライアン「待とう、彼らを。今の僕達に出来ることは、それぐらいだ」

地球連邦軍伊豆基地内
レイカー「消息不明だと?」
サカエ「は、はい。司令部の方でも騒ぎになっているようです」
レイカー「……」
サカエ「ホワイトスターは消え……インスペクターもまた……」「これで……戦いは終わったのでしょうか?」
レイカー「……まだだ。戻るべき者達が戻ってきておらん」
サカエ「……はい」
レイカー「……」(ダイテツ……彼らを導いてやってくれ……)

伊豆基地・ラボ
ロバート「そ、そんな! 捜索隊を出さないって……どういうことなんだ!?」
カーク「……捜しようがないからだ」
ロバート「しかし!」
カーク「軍と政府は、ノイエDC蜂起の事後処理……そして、アインストの調査を優先させるようだ」「何故、彼らが時を同じくして活動を停止し、崩れ去ったか……その謎を解くためにな」
ロバート「それはきっとあいつらが……!」
マリオン「憶測に過ぎませんわね」
ロバート「ラ、ラドム博士……!」
マリオン「でも……可能性は高いですわ、限りなく」
カーク「ああ。今は彼らを信じるしかない」
マリオン「私達が作り上げた機体も、でしてよ」
ロバート「……」
ケンゾウ「……オオミヤ博士、彼らは必ず戻ってくる」
ロバート「コバヤシ博士……」
ケンゾウ「お前もそう思っているのだろう?」
ロバート「……ええ、もちろんです」
ケンゾウ「……」(アヤ、マイ……私はここで待っている。お前達の帰りを……いつまでも)

テスラ・ライヒ研究所 管制室
〔扉の開閉音〕
ソフィア「……」
エリ「……久しぶりね、ソフィア。大学の同窓会以来かしら」
ソフィア「エリ、あなた……どうしてここに?」
エリ「それは……超機人の解析を行うために……」
ソフィア「そう……。もしかして、あなたも……?」
エリ「ええ……彼らに助けられたわ」
ソフィア「……」
エリ「ソフィア……アースクレイドルの方は?」
ソフィア「現状ではもう……」「事後処理について、テスラ研の協力を得るために私はここへ……」
エリ「そう……」
ソフィア「でも、彼らは……私を救ってくれたゼンガー少佐は……」
〔扉の開閉音〕
フィリオ「心配はいりませんよ、ソフィア・ネート博士」
ジョナサン「彼らは不可能を可能にする力を持っている。そのことはあなたもご存知でしょう?」
ソフィア「……」
エリ「彼らには超機人もついているわ。だから、必ず……」
リシュウ「そう、ゼンガーは……ワシの弟子達は必ず戻ってきおる。後は……待つだけじゃ」
ソフィア「はい……」
フィリオ(待っているよ、ツグミ、アイビス……)(僕達の夢はまだこれからだ……)

月・マオ社
ジョイス「……左様ですか……。そちらでは何も……」
ユアン「ですが、我が社の方で準備をしております」「何かあれば……すぐ出られるように」
ジョイス「では、あなたは……?」
ユアン「無論、信じていますよ。社長や私の娘達が生きていると」
ジョイス「……」
ユアン「ルダール卿……あなたもそうなのでしょう?」
ジョイス「ええ。シャイン王女は……私達の姫様は必ずや……」

東京地区
ジャーダ「チッ! あの連中、機密機密ってうるせえんだよ!」
ガーネット「どうしたの!?」
ジャーダ「ラトゥーニ達がどうなったか、伊豆基地に問い合わせたんだが……なしのつぶてだ」「こうなったら、オオミヤ博士に直接連絡して……!」
ガーネット「やめなよ、迷惑でしょ」
ジャーダ「おめえはあいつらのことが心配じゃねえのかよ!?」
ガーネット「もちろん、そうだけど……」
ジャーダ「だけど?」
ガーネット「あたし、信じてるもの」「あたし達の子が……ラトゥーニが、みんなと一緒に必ず帰ってくるって……」

藤沢地区
〔サイコドライバー能力発現〕
ユキコ「!」「今、あの子の声が……?」「……」「リュウ……あなたは……」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】】

≪熟練度34以下≫

〔戦闘マップ2から継続〕
リュウセイ「! おふくろ……!?」
アヤ「どうしたの、リュウ!?」
リュウセイ「感じる・・・…! 感じるぞ、外側からの念を!」
クスハ「わかる……! 距離が離れていても……!」
リョウト「人の想いが……つながっていく……!」
アヤ「T-LINKコネクター、全接続! 引き寄せるわよ!!」
リュウセイ「バ、バカ! そんなことをしたら、お前は!」
マイ「大丈夫、私も手伝う……!」
リュウセイ「だ、だけどよ!」
アヤ「今やらなくてどうするの! 向こうとみんなの念を私達でつなげるのよ!」
リュウセイ「……!!」
ヴィレッタ「リュウセイ、SRXを信じなさい。お前達のマシンにはそれを可能にする力がある」
リュウセイ「わ、わかったぜ、隊長!」
ヴィレッタ「T-LINKシステム搭載機のパイロットは念の集中を!」
リョウト「は、はい!」
ヴィレッタ「お前達の念をSRXに集め、あれをブースターにして皆の念を一気に増幅させる!」
タスク「合点承知!!」
ヴィレッタ「アヤ、任せる!」
アヤ「了解! やるわよ、リュウ、マイ!」
リュウセイ「おう!」
マイ「わかった!」
アヤ「ライ、あなたはシステムXN起動のために出力の維持を!」
ライ「了解です、大尉!」
アヤ「コネクター、全解放! 接続!!」
〔リュウセイにエネルギー集中〕
アヤ「くううっ!!」
マイ「うう……うううっ!!」
リュウセイ「う、うあああっ!!」
アラド「リュ、リュウセイ少尉!!」
リュウセイ「え、遠慮はいらねえ! お前らの念をぶつけてこい!」
〔リュウセイにエネルギー集中〕
アルフィミィ「思念の力が……さらに強く……!」「これが……人間の力ですの……!?」
〔エネルギー集中の音〕
〔リュウセイに爆発〕

リュウセイ「ぐうっ! 耐えろ、SRX! みんなの念を受け止めるんだ!!」
アヤ「ううっ! くううっ!!」
リューネ「アヤ!!」
アヤ「だ、大丈夫よ! それより、みんなも念じて!」
リューネ「わ、わかったよ!」
エクセレン「まさに正念場って感じ……! キョウスケ、頑張りましょ!」
キョウスケ「ああ、おれ達の念を……」
ゼンガー「我らの力を……!」
ラーダ「想いを一つに……!」
アイビス「帰るんだ……! あたし達の世界へ……絶対に!」
カーラ「絶対に生きて帰る!」
ブリット「そうだ! ここで死んでたまるか!」
〔クスハにエネルギー集中〕
龍虎王「ウウウゥゥ……!」
ブリット「りゅ、龍虎王!?」
龍虎王「オオオオ……!」
クスハ「私達に力を貸してくれるの!?」
龍虎王「オオオォォ……!」
クスハ「お願い……! 私達の念を向こう側へ!」「私達の世界へ!!」
〔クスハにエネルギー集中〕
龍虎王「ウゥオオォォォォォォオ!!」
ギリアム「! 次元測定値が…… 転移座標軸が定まっていく!」
〔システムXN起動〕
ギリアム「! 次元測定値が……転移座標が定まっていく!」
ラミア「少佐! これなら!」
ギリアム「ああ! ライ、エネルギーをこちらに!」
ライ「了解! トロニウム・エンジン、フルドライブ!」
〔ギリアムにエネルギー集中〕
〔画面、振動〕

ギリアム「転移フィールド、展開! 転移座標軸、固定!」「さあ、アギュイエウスよ! 最後の扉を開け!」「我らが戻るべき世界への扉を!」
〔ギリアムにエネルギー集中〕
〔画面、振動〕

ギリアム「システム、起動! エクストラ・コード……」「『ゼウス』!!」
〔ギリアムにエネルギー集中〕
〔機体の稼働音〕
〔画面、発光〕
〔転移音〕

【戦闘マップ3終了】

【戦闘マップ4開始】】

≪熟練度34以下≫

〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

テツヤ「こ、ここは……ここはどこだ……?」
エイタ「艦長代理! 艦の真下に惑星が見えます!」
テツヤ「! 空間座標軸を確認しろ!」
エイタ「りょ、了解!」
アラド「あ、あれ……地球だよな?」
ゼオラ「……」
エイタ「座標軸の確認、終了しました! 現在位置は地球の衛星軌道付近、WA5470です!!」
テツヤ「で、では!?」
エイタ「はい! コルムナとコロニーも確認しました! 我々は元の世界へ戻ったようです!」
エクセレン「わぁお!」
カチーナ「いよっしゃあ!!」
リューネ「やったね!」
クスハ「帰って……来られた……」
ブリット「ああ、俺達の星へ……」
ギリアム「……何とか……保ったか……」
ラミア「ギリアム少佐……」
ギリアム「どうやら……この世界は我々を再び受け入れてくれたようだな」
ラミア「……はい」
ライ「リュウセイ、大丈夫か?」
リュウセイ「ああ、何とかな。もう少しでブレーカーが落ちちまう所だったぜ」
ライ「大尉……」
アヤ「平気よ、ライ。マイがいてくれたおかげで……」
マイ「アヤ……」
リュウセイ「よく頑張ったな、マイ。ありがとよ」
マイ「う、うん……」
ヴィレッタ「お前もだ、リュウセイ」
リュウセイ「いや……俺達だけじゃないぜ、隊長」「ここへ戻ってこれたのは……みんなが頑張ったおかげさ」
ヴィレッタ「ああ……」
カチーナ「それにしても、驚いたぜ。ホントに帰ってこられるなんてよ」
タスク「おろ? 中尉、ロマンチックが止まらないとか言ってませんでした?」
カチーナ「言ってねえよ!」
アイビス「でも……レオナやタスク達ならともかく……」「あたし達の想いの力であんなことが……」
アヤ「念の力は人によって強弱や発現の仕方に差異はあっても、その本質は同じ……」「あなたの強い想いが、この世界へ結びついたのよ」
ツグミ「アイビス……あなたの場合は宇宙にかける情熱ね」
アイビス「うん……それだけは誰にも負けないよ……」
レーツェル「……人の想いの力、か」
ゼンガー「それは不可能をも可能にする……」
エクセレン「そのことが理解できなかったから……アインストは私達に負けた……」
アルフィミィ「……」
エクセレン「とにかく……母艦に帰りましょっか。アルフィミィちゃんも、ね?」
アルフィミィ「え?」
シャイン「あなたは私達に協力して下さいましたもの」「あの恐ろしい者達から、私達の宇宙を救うお手伝いを……」「だから、もう立派なお仲間だったりしますわ」
アルフィミィ「……」
マイ「行こう……アルフィミィ。お前の居場所も……きっとみんな所にある」
ラミア「そう……お前が自分の意思で決めるのなら」
アルフィミィ「……」
エクセレン「こういう人達ばかりなのよね、こっちの宇宙は」「……いらっしゃいな」
アルフィミィ「この気持ち……エクセレン、あなたのものなんですの? それとも……」
キョウスケ「自分で思うのなら……そうなんだろう」
アルフィミィ「嬉しいですの……。でも……私はもう……」
〔アルフィミィ、崩壊〕
マイ「ペ、ペルゼインが!」
クスハ「く、崩れていく……!!」
エクセレン「アルフィミィ! 早く脱出して!!」
アルフィミィ「無駄ですの……。私は……ペルゼインで生まれた……」「そして……ここから外に出ることは出来ない欠陥品……ですの……」
キョウスケ「アルフィミィ!」
アルフィミィ「私は……結局……誰にもなれなかったんですの……」「私は……私になりたかったのに……」
エクセレン「アルフィミィ!」
アルフィミィ「さよならですの……エクセレン……キョウスケ……」「最期に……私を……受け入れて……くれて……」「ありがとう……です……の…………」
〔アルフィミィ、崩壊〕
〔味方ユニット撃破〕

エクセレン「!!」
マイ「ア、アルフィミィ!!」
クスハ「あ、ああ……そんな……!」
エクセレン「嘘……嘘でしょう……!?」
ラーダ「あの子も他の個体と……同じで……」
アヤ「宿命から……逃れられなかったと言うの……?」
エクセレン「で、でも……私は……」
キョウスケ「……言うな」
エクセレン「……」
キョウスケ「アルフィミィは……最後に自分の意思で決断を下した。そして、それは……」
ラミア「紛れもなく、彼女が彼女であった証……」
キョウスケ「……そうだ」
エクセレン「……」
キョウスケ「残酷な結末だな……」「だが、それは……奴自身が望んだものだったのかも知れん…………」
【戦闘マップ4終了】


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