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No.35B
奪還

【シナリオデモ開始】
ヒリュウ改格納庫
ライ「! このヒュッケバインMk-IIは…」
レオナ「機体色に、あの紋章…。もしかして」
エルザム「そうだ。私の新たな愛機…トロンベだ」
レオナ「エルザム少佐…! では…?」
エルザム「ああ。私もゼンガーやカイ少佐同様、お前達と行動を共にすることになった」
ライ「貴様…どういうつもりだ?」
エルザム「私は父から与えられた使命を果たしているだけだ。…他意はない」
ライ「それを信じろと…!?」
レオナ「ライディース…!」
ライ「レオナ、口をはさむな。これは俺達兄弟の問題だ」
エルザム「…父や私の理想を押しつけるつもりはない。お前にはお前の道があるのだからな」
ライ「…!」
エルザム「だが、我が妻の名の下にこれだけは誓おう…」「私はカトライアが愛したコロニーを…地球を守るため、以後の戦いに身を投じる」
ライ「何…!?」
エルザム「信じるか、信じないかはお前次第だ」
〔扉の開閉音〕
ライ「待て、エルザム! 俺は…」
レオナ「ライディース、あなたはエルザム様が信じられないの…!?」
ライ「……わかっている…」
レオナ「え?」
ライ「…あの男が義姉上の名の下に誓った言葉は……」「真意以外の何物でもないからな」

ブリーフィングルーム
カチーナ「じゃあ、ヒリュウとハガネの宇宙行きにOKが出たんだな?」
ラッセル「はい」
タスク「話が早くなったなあ。上の体制が変わったせいか?」
ラッセル「ケガの功名…とは言いたくないですけど」
キョウスケ「…そう喜んでもいられん。あまりにもあっさりとしすぎている。…おそらく…」
イルム「ああ。間違いなく決戦の準備が遅れてるな」
リオ「でも、私達の部隊がいれば…」
イルム「あのな、リオ。いくら俺達の戦力が高くても…」「本命はあくまでも宇宙艦隊だ。とどのつまり、戦いは数だよ、数」
リオ「それはわかっていますが、切り札は私達なんでしょう?」
イルム「数で戦った上でのな。…想像以上の修羅場になるぜ?」
リオ「…望むところです」
タスク「へヘッ、これ以上の勝負所はないッスよ」
イルム「やれやれ…脅かし甲斐のない連中だね」「前の戦争で宇宙戦艦が残ってなきゃ…俺達はオトリどころか鉄砲玉になってたんだぜ?」
タスク「ま、それも承知の上で…ってことで」
ラッセル「…今思えば、エルピスの統合軍本隊が降伏したのは…」「このことを見越していたのかも知れませんね」
カチーナ「まったくだ。ここに来て、敵の戦力をアテにしなきゃならねえとはなあ…」
キョウスケ「………」
カチーナ「あ、別にゼンガー少佐のことを言ったわけじゃねえぜ?」
キョウスケ「わかっている。この状況…四の五の言ってはいられん」(それに、敵の近くであれば…あいつを助けられる可能性も高くなる…)

ハガネ艦橋
テツヤ「艦長、本艦とヒリュウ改の打ち上げ準備が完了しました」
ダイテツ「クロガネは?」
テツヤ「エルザム少佐の命令どおり、有事に備えて潜伏するそうです」
ダイテツ(あれに壱番艦のシロガネも加えれば、少しは最終決戦が楽になるだろうが…)(万が一の時の備えを残しておかなければならん…)
エイタ「艦長、極東支部のレイカー司令から通信が入っています」
ダイテツ「つないでくれ」
レイカー「…レイカーだ。そちらの準備は終わったのか?」
ダイテツ「うむ。宇宙艦隊の方は?」
レイカー「集結に時間がかかっている。このままでは、下手をすれば…」
ダイテツ「陽動が陽動でなくなるか。構わん、その時は我々の方で手を打つ」
レイカー「…すまんな、ダイテツ。お前達にばかり貧乏クジを引かせることになって…」
ダイテツ「…まだわからん」
レイカー「…なに?」
ダイテツ「引くまで、結果はわからん」
レイカー「お前……」
ダイテツ「フッ…。キョウスケ中尉やリュウセイ少尉達を見ているとな…」「そう思えるようになった。そして、分の悪い賭けほど見返りがあるとも、な」
レイカー「今となっては、それに乗るしかあるまいか。ならば、頼むぞ…ダイテツ」
ダイテツ「わかっている。これより、本艦とヒリュウ改は宇宙へ向かう」

自動惑星ネビーイーム
アタッド「イングラム、あんたにちょっと聞きたいことがあるんだがねえ…」
イングラム「何だ?」
アタッド「エクセレン・ブロウニング…あのサンプルのことを、レビ様に全て報告していなかったね?」
イングラム「常人よりも、調整に対する抵抗力が高いという話はしているが?」
アタッド「それは結果さね。…何故か、という根本的な問題にあんたは触れていない」
イングラム「必要がなかったのでな」
アタッド「…よく言う。あんた…前からあの女の秘密に気づいていたんだろう?」「あの女の肉体は…80%以上が、未知の細胞で構成されている」「何故、その事実を隠していた?」
イングラム「あえて寝た子を起こす必要はあるまい。あのサンプルが励起すべき対象は……」「キョウスケ・ナンブという男の戦意だ。それさえ出来れば、何で構成されていようが関係ない」
アタッド「待ちな。これはレビ様に対する反逆行為だよ?」
イングラム「あのサンプルを採取したのはお前だ。疑問点があれば気の済むまで調べるがいい…」「ただし、お前にそれが出来るのならな」
アタッド「…言ったね…! このことは報告しておくよ?」
イングラム「好きにしろ」(どうせ無駄だ。俺達の手に負える代物では…ない)

自動惑星ネビーイーム
レビ「…アタッドから、お前に二心ありとの報告を受けた」
イングラム(フッ…どちらも素直なことだ)
レビ「先の戦闘…結果的には、ガルイン・メハベルの機能をより不安定にし…」「複製機もいくつか損失した。この失態…どう釈明する?」
イングラム「釈明も何も、俺の枷が簡単に外れるような物でないことは…」「お前が最も良く理解しているはずだが?」
〔サイコドライバー能力発現〕
〔画面、発光〕

レビ「なに…? う……!?」
イングラム「いいか、レビ…」「ジュデッカの枷からは何者も逃れられない…。無論、俺も含めて」「…お前はそれを知っているはずだ……」
レビ「……そうだ…。私は知っている………」「ジュデッカは……創造者達によって造られた…ネビーイームの中枢…」「……我々は…それを………」
イングラム「……………」「…次も俺が出る。エクセレン・ブロウニングを連れて行くぞ…」
レビ「わかった……お前に…任せる」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「奪還」


【戦闘マップ開始】
〈出撃戦艦選択〉

※※ダイテツ出撃の場合のセリフ※※
エイタ「重力震反応あり! 敵機、転移出現します!!」
テツヤ「大気圏を離脱していきなりとはな! PT各機、直ちに出撃しろ!」
※※レフィーナ出撃の場合のセリフ※※
ユン「重力震反応あり! 敵機、転移出現します!!」
レフィーナ「大気圏を離脱していきなりとは…! PT各機、直ちに出撃して下さい!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
〔敵ユニット出現〕
キョウスケ「やはり…止めに来たか!」
ジャーダ「素早い反応だが…歓迎はされてないみたいだな」
ガーネット「どっちかって言うと、されてる方じゃない?」
マサキ「何にせよ、オトリ役の面目は立ったってことだな」
ブリット「…エクセレン少尉…出てくるのか…?」
タスク「いや…。それよりももっとヤバいのが出てきそうな予感がするぜ…!」
キョウスケ「アサルト1より各機へ。…敵をせん滅する!」
<戦闘開始>

<敵10機以下>

アヤ「! く、来る…!!」
マサキ「来るって、何が!?」
アヤ「ま、間違いない。あの人が…来る…!」
リュウセイ「あの人って…アヤ、まさか!?」
キョウスケ「………」
※※ダイテツ出撃の場合のセリフ※※
エイタ「2時方向の宙域に強力な重力震を感知!!」
テツヤ「何っ!?」
エイタ「転移出現までの時間は約30秒!」
ダイテツ「総員、警戒せよ!!」
※※レフィーナ出撃の場合のセリフ※※
ユン「艦長! 2時方向の宙域に強力な重力震を感知しました!!」
レフィーナ「!」
ユン「転移出現は約30秒後!」
レフィーナ「総員、警戒を!!」

<敵全滅or敵10機以下の次フェイズ・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
※※No30でR-GUNを撃破した場合のセリフ※※
カチーナ「R-GUN!? 前の戦いで追っ払ったんじゃなかったのかよ!?」
ラトゥーニ「あの機体はイングラム少佐が開発したもの…」「エアロゲイターの技術なら複製するのは容易なのかも…」
エルザム「この間の量産型ゲシュペンストMk-IIと同じか」
ゼンガー「…小細工を!」
※※No30でR-GUNを撃破していない場合のセリフ※※
キョウスケ「R-GUN…。奴か…! イングラム・プリスケン!」

リュウセイ「イングラムッ!!」
マサキ「あいつ、性こりもなく!!」
イングラム「久しぶりだな…。まだ生きていたか」
リュウセイ「ああ、あいにくな! 俺もアヤも、てめえと戦うことにためらいはねえぜ!!」
イングラム「…フフフ、望むところだ」
ギリアム「…あの男がイングラム・プリスケン少佐か…」
アヤ「ええ…。かつては私達SRXチームの教官…でも、今は敵…!」
イングラム「…お前達のおかげでいいサンプルを入手することが出来た……」「少なくとも、感謝という感情を持てるようになったよ」
ブリット「サンプルだと…! それはクスハやエクセレン少尉の事か!?」
イングラム「そうだ。お前も含めてな」
ブリット「!? 貴様は人間を何だと…!!」
マサキ「待て、ブリット。あれがあいつのやり方だ。わざとこっちをあおっていやがるんだ」
ブリット「そ、そうか…。自分を見失ったら、負けだ…!」
イングラム「よく自制が効くようになったな。なら、これならどうだ?」
〔敵ユニット出現〕
ゼンガー「あれはヴァイスリッター…!」
ブリット「まさか…エクセレン少尉か!?」
エクセレン「………」
キョウスケ「エクセレンッ!」
エクセレン「…キョウスケ」
キョウスケ「賭けには勝ったらしい…無事だったようだな」
エクセレン「そう。無事だったわ。…イングラム少佐の計らいなのよ」
キョウスケ「そうか」
エクセレン「それでね、私はイングラム少佐の魅力に気付いたの」
キョウスケ「そうか」
エクセレン「あなたみたいに私のことをどう思っているかわからない人より…」「イングラム少佐の方が私のこと…本当は寂しい私の心を理解してくれるの」
キョウスケ「そうか」
ブリット「エクセレン少尉! クスハの時と同じだ…! 好き勝手なことを…!」
クスハ「キョウスケ中尉、惑わされちゃ駄目ですっ!」
イングラム「フフ…クスハよ、お前の時とは違う」
クスハ「えっ…!?」
イングラム「彼女の言葉は深層心理の表れだ。そのように調整したのでな」
アヤ「少佐、あなたは…!!」
エクセレン「少佐? 攻撃しても…いい?」
イングラム「好きにしろ」
ゼンガー「イングラム・プリスケン…二度も同じ手を使うとは、語るに落ちたな」
イングラム「だが、お前達の戦意をあおるには最も有効な手段だろう?」
ゼンガー「確かにな。正気に戻ったエクセレンがこのことを聞けば…」「どんな顔をするだろうな、キョウスケ?」
キョウスケ「フッ…。真っ赤になったあいつが見れるかも知れませんね」「いや、気ぐらい失うかも知れない」
ブリット「二人とも、何を言ってるんですか…!?」
タスク「どうしてこんな時にまで緊張感がねえんだよ、あの二人は!?」
レオナ「あなたにはそう見えて?」
タスク「は!?」
キョウスケ「アサルト1から各機へ。ヴァイスリッターを行動不能にする。…クスハ曹長の時と同じだ」
リューネ「わかってる! 撃墜すんなってことよね!」
カチーナ「にしても、キョウスケの奴…意外に落ち着いてるじゃねえか」
リュウセイ「そうじゃない…」
カチーナ「あ?」
リュウセイ「…あいつ、キレてやがるぜ。完ペキによ」
イルム(ま、イングラム少佐も故意にとは言え…怒らせちゃまずい奴を怒らせちまったねえ)
〔キョウスケ、精神コマンド「気合」「熱血」「必中」「ひらめき」「加速」使用〕
キョウスケ「………」
イングラム「効果は予想以上だったな、キョウスケ・ナンブ」
エクセレン「………」
キョウスケ「………」

<キョウスケvsエクセレン>
エクセレン「…もうあなたのこと…興味ないの、私」
キョウスケ「…そうか」
エクセレン「残念ね」
キョウスケ「…そうだな」
エクセレン「だから、私のことはもう放っておいてね」
キョウスケ「…そうする」
エクセレン「でも…でも…私……キョ…ウ…スケ…」
キョウスケ「…心配するな。…必ず助ける」

<リュウセイvsエクセレン>
エクセレン「リュウセイ・ダテ少尉…私のイングラム少佐にとって…役立たずの男ね」
リュウセイ「イングラムめ、つまらねえ暗示をかけやがって! 何が私の、だ!」「てめえの手には飽き飽きだ! エクセレンは必ず取り戻してみせる!!」

<ライvsエクセレン>
エクセレン「………」
ライ「どうした、お前らしくもない」
エクセレン「私らしい?」
ライ「ああ、いつもの軽口が聞こえないようではな」
エクセレン「それは私じゃないわ」
ライ「ならば、いつかの借り…ここで返させてもらう! 本当のお前と共にな!」

<アヤvsエクセレン>
アヤ「エクセレン…あなた…」
エクセレン「あら…イングラム少佐はもうあなたのこと、いらないって」
アヤ「でも、私達にはあなたが必要なの!」「あなたの言葉に応えるためにも…戻って来てもらうわ、エクセレン・ブロウニング!」

<ブリットvsエクセレン>
エクセレン「ブリット君…キョウスケはね、あなたが思っているような男じゃないのよ」
ブリット「何言ってんですか、少尉! いや、先生!!」
エクセレン「…私はエクセレン少尉。先生じゃないのよ」
ブリット「! 少尉なら、そんな受け応えは…!」「そうか、クスハの時と同じか! なら、少尉も取り戻すことが出来るっ!」
エクセレン「……?」

<クスハvsエクセレン>
クスハ「私のせいで少尉はイングラム少佐に連れ去られた…だから、何としても助けなきゃ!」
エクセレン「………」
クスハ「エクセレン少尉、正気に戻って下さい!」
エクセレン「…私は正気よ? クスハ・ミズハ」
クスハ「そう思い込まされてるだけです! あなたは私と違って、もっと強い人のはずです!」「だから、元のエクセレン少尉に戻って下さいっ!」

<ゼンガーvsエクセレン>
ゼンガー「いい加減にしろ、エクセレン」
エクセレン「何を? ゼンガー・ゾンボルト隊長」
ゼンガー「お前ほど敵のコントロール下にあるか否かがわかりやすい者もおらんな」
エクセレン「……?」
ゼンガー「…エクセレンなら、俺のことを隊長とは言わん! 元に戻ってもらおうか!」

<エクセレン撃破>
エクセレン「あ、あああ! キョウスケ…!」
キョウスケ「何てことだ…! エクセレンッ!」
(→ GAME OVER

<エクセレンHP規定値以下・味方援軍1出現>
エクセレン「う、うう…」
キョウスケ「エクセレン!」
エクセレン「…わお、キョウスケ…おはようございます」
ブリット「エ、エクセレン少尉…?」
ゼンガー「元に戻ったのか!?」
アヤ「わかりません…。でも、クスハの時と違うのなら…」
キョウスケ「エクセレン、正気に戻ったなら、証明してみせろ」
エクセレン「ヘ? あ、う~ん…みんな、私のために…ごめんなさい…」
キョウスケ「…まだ操られているか。撃ち落とすぞ」
エクセレン「いやん、ちょい待って!」「え~と…助けてくれた人、先着一名様限定で、何でも言うことを聞いてあ・げ・る…ってな感じ?」
タスク「…あの緊張感のなさ、いつものエクセレン少尉だな」
ラーダ「確かにそうね…」
キョウスケ「…まだヴァイスは動けるな?」
エクセレン「はいは~い。…ヴァイスちゃん、もう一息、お願いね」
〔エクセレン、敵から味方へ〕
エクセレン「さて、と。休んでた分、取り返さないとね!」
ゼンガー「…エクセレン、無事で何よりだ」
エクセレン「ボス…ごめん」
ゼンガー「話は後だ。無理はするな」
カチーナ「…となると、後は…!」
エルザム「イングラム少佐か。…相変わらず読めん男だ。これが彼の真意だというのか?」
ギリアム「ああ、おそらくな」
イングラム「フッ…確かに返したぞ」
アヤ「え!? イングラム少佐、あなたは一体…?」
マサキ「アヤ、気を取られるな! 奴のいつもの手口だ!」
リューネ「そうだよ! あの男は平気な顔をしてあんたを撃ったんだよ!!」
アヤ「……! そうね…ここで気を許すわけにはいかないわ」
ゼンガー「最後に聞こう、イングラム。貴様は善か? 悪か?」
イングラム「俺を善悪という下らない基準に当てはめるのは…よせ」「ただ…自分に課せられた使命を果たすのみ」
ブリット(!? ゼンガー隊長と同じようなことを…)
キョウスケ「…お前への礼はまだ済んでいない。…これからだ」
イングラム「遠慮はいらん。全力で来い!」

<キョウスケvsイングラム>
イングラム「…内なる感情を解き放て。それはお前の力を覚醒させる」
キョウスケ「覚醒など必要ない。…一瞬で死ねるなどと思うなよ…!」

<エクセレンvsイングラム>
エクセレン「あれやこれや、いろいろ好き勝手やってくれたみたいねえ」「少佐は嫌いなタイプじゃないけど、ちょっとやりすぎね」
イングラム「…その様子では、操作時の記憶はあるようだな」
エクセレン「…う…や、やめてよね。恥ずかしい」
イングラム(それに、…調整が強制的に解けたとしても、ここまで早く回復するはずがない)(この女…やはり…)

<リュウセイvsイングラム>
リュウセイ「イングラム! てめえが何を考えてるか知らねえが…」「俺はこれ以上、てめえの思い通りにはならねえ!!」
イングラム「リュウセイ…お前達への試練は終わった」
リュウセイ「何だかしらねえが、それで今度はエクセレンか!?」「てめえ…人をいいように利用するのもたいがいにしやがれ!」
イングラム「フッ…SRXを動かせぬお前に用はない。ここで死ぬがいい…!」

<ライvsイングラム>
イングラム「力の差を見せつけられても向かってくるとは…お前らしくないな、ライディース」
ライ「ああ、まったくだ」「だが、俺は…リュウセイやマサキ、キョウスケ達と出会って…」「戦いの何たるかを改めて学んだような気がする」
イングラム「フッ…」
ライ「お前はいずれ越えなければならない壁だった。俺はこうなることを心のどこかで望んでいたのかも知れない」
イングラム「ならば、命を賭けてこの俺を越えてみろ」
ライ「ああ、そうさせてもらう!」

<アヤvsイングラム>
イングラム「俺に勝てぬと知りつつも向かってくるか。健気だな、アヤ」
アヤ「! 私にそうさせたのはあなたでしょうっ!!」
イングラム「…そうだ。戦いの中では迷いを捨てろ」
アヤ「!? ダメよ、あの人の言葉に惑わされてはダメ…!」「私が感情を持った一人の人間だということを…あの人に証明するのよ!!」

<ブリットvsイングラム>
ブリット「クスハだけでなく、エクセレン少尉まで利用するとは!」「イングラム少佐! 俺はあんたを許さない!!」
イングラム「ブルックリン・ラックフィールド…」「俺の下にいれば、さらなる力に目覚めたものを…」
ブリット「俺にはリシュウ先生やゼンガー隊長という師匠がいる! 誰があんたなどに!!」

<クスハvsイングラム>
イングラム「記憶がないとは言え、お前の深層心理には我々の強大さが刻み込まれているはずだ」
クスハ「………!」
イングラム「今からでも遅くはない。俺の下へ来るか?」
クスハ「あなたは私やエクセレン少尉に暗示以上のことをしなかった…」「それが作為的なのか、善意なのかはわかりません…」「でも! あなた達がこれ以上、私達の星に干渉すると言うのなら…」「私はあなたと戦います!!」

<ゼンガーvsイングラム>
ゼンガー「このゼンガー・ゾンボルト、悪を断つことに容赦はせん!」
イングラム「俺を善悪という基準に当てはめるな…!」

<ギリアムvsイングラム>
ギリアム「お前がイングラム・プリスケン少佐か…」
イングラム「む…? この男は…」
ギリアム「…………」
イングラム「何者だ、貴様…!?」
ギリアム「…お前と同じような宿命………」「…並行する世界をさまよう宿命を背負った者…とだけ言っておこう」
イングラム「…何だと…!?」
ギリアム「…だが、互いの進む道は違ったものになるだろう…」「俺には…それがわかる」
イングラム「…………」「…お前の目的は何だ?」(※カーソルは母艦を指定)
ギリアム「とある者達の追跡調査……だった」
イングラム「だった?」(※カーソルは母艦を指定)
ギリアム「…ああ。今はお前達と戦うことが最優先の任務なのでね」
イングラム「フッ…。とんだイレギュラーが紛れ込んでいたようだな」

<マサキvsイングラム>
マサキ「てめえはそうやって、こっちをはぐらかしているんだろうが…俺はだまされねえぜ!」
イングラム「利用されているわけではない、と言うのか?」
マサキ「利用だと? その基準は何なんだ? てめえが勝手に決めてるだけじゃねえのか!」
イングラム「………」
マサキ「てめえが何を企んでいようが、俺には関係ねえ!」「俺の邪魔をするってんなら、ブッ倒すまでだ!!」

<イングラム撃破・勝利条件達成>
リュウセイ「! やったか!?」
キョウスケ「……」
イングラム「フ、フフフ…。素晴らしい。素晴らしい力だ…」「どうやら、お前達は俺の予想を超えつつあるようだな…」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

タスク「! ば、化けやがった!?」
マサキ「何だ、ありゃあ!?」
リョウト「R-GUNの強化改造型? でもサイズがPTとは違う…!」
ジャーダ「って言うより、デカくなりやがったぞ!!」
イングラム「この機体は…お前達のデータを基にして造り上げた…」「R-GUNリヴァーレだ」
リュウセイ「リヴァーレ!?」
レオナ「好敵手ですって? 人を馬鹿にしたような名前ね…!」
マサキ「あの野郎…! どこまでも人をナメた真似を!」
イングラム「お前達の成長ぶりに敬意を表したまでだ」
キョウスケ「しゃべるな」
イングラム「なに…?」
〔キョウスケ、イングラムに隣接〕
[イベント戦闘「キョウスケvsイングラム」]
キョウスケ「イングラム…!」「…お前は潰す…!」
イングラム「くっ…! こちらの装甲が固着する前に…!」

イングラム「貴様…!」
キョウスケ「アヤ大尉にしたこと、そして…」「エクセレンに俺を殺させようとしたこと…」「それに比べれば、お前の機体に仕込まれたカードなど、ブタ以下のクズ手だ」
イングラム「これほどまでの激情を内に秘めていたか…。フフフ、キョウスケ・ナンブ…」「…俺はお前という男を侮っていたようだな。…今の一撃、忘れんぞ」
〔敵ユニット離脱〕
リュウセイ「待ちやがれ! イングラム!!」
キョウスケ「追うな、リュウセイ!」
リュウセイ「何でだよ!?」
キョウスケ「…追えば、それこそ奴の思うツボだぞ」
リュウセイ「どういうことだ!」
キョウスケ「あのリヴァーレとかいう機体…見かけだけではない」「ヒットと同時に…ステークごとアルトの右手を持って行かれた」
リュウセイ「何…!?」
キョウスケ「…賭けの代償だ。深追いすれば、やられていたのはこちらだったかも知れん」
ブリット「…それにしても、すごい踏み込みだった…」
ライ「正に電光石火の一撃か」
ゼンガー「だが、キョウスケ…」
キョウスケ「ええ。逆にあそこで詰めるしかなかった。あの機体の変形が完全だったら…」(イングラム…次は油断せんだろう…)(コックピットブロックまで撃ち貫けなかった…)(あの隙が唯一無二のチャンスだったかもしれん…)(これが後でどう響くか…)
【戦闘マップ終了】


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