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No.37A
黒い幽霊

【シナリオデモ開始】
極東支部司令部
ノーマン「…そろったようだな。ではラドム博士、始めてくれ」
マリオン「エアロゲイターの目的…それは今のところ、『標本』の採取だと思われましてよ」
ダイテツ「標本だと…?」
マリオン「そう。エアロゲイターはメテオ3のEOTを始めとする禁断の果実と…」「降伏勧告や首都爆撃などという試練を与え…」「『兵器』として特異な進化を遂げた地球人を標本として採取するつもりですわ」
ノーマン「では、エアロゲイターは兵器としてより良い進化を遂げた標本を手に入れるために…」「故意に我々の戦力を温存させ、ホワイトスター攻撃の機会を与えているというのか」
ギリアム「ええ。おそらく、彼らは最終決戦で一気にふるいをかけるつもりなのでしょう」
ノーマン「その戦いで生き残った者が優秀な標本というわけか」
ダイテツ「エアロゲイターめ…。どこまでも地球人を愚ろうするつもりか…!」
マリオン「とりあえず、次なる標本の第一候補は…」
レフィーナ「私達のヒリュウ改とハガネというわけですね」
マリオン「そのとおりでしてよ」
ショーン「ふむ…彼らは我々という標本を採取して、いったい何をするつもりなのでしょうなあ」「いや、それよりも…何故、はるばると地球まで標本を集めに来たのか…」「わざわざ地球人を兵器として進化させようとしているのかが疑問ですな」
レフィーナ「そうですね。技術的にも軍事力的にも地球人より彼らの方が上なのに…」「どうしてエアロゲイターは『私達の地球に興味を持った』のでしょうか…?」
レイカー「………」
ギリアム「彼らの求める『何か』が…」「あるいは、彼らの恐れる『何か』が、この地球にあるのかも知れませんね…」
ダイテツ「………」

ブリーフィングルーム
サカエ「…対ホワイトスター攻略戦は大きく4段階に分けられる」「まず、フェイズ1ではPT・AM部隊と宙間戦闘機部隊で敵機を陽動し…」「HOSジャマーでかく乱をかける」「次に、フェイズ2では第2次防衛線上の戦艦からホワイトスターに向けてMAPWと…」「MARVを搭載した核ミサイルを発射する」
ブリット(か、核も使うのか…!)
サカエ「フェイズ2が失敗に終わった場合、艦隊は可能な限りホワイトスターに接近し…」「ヒリュウ改の超重力衝撃砲、ハガネのトロニウムバスターキャノンなどで砲撃を仕掛ける」「以上がフェイズ3だ」
イルム「それでも駄目だった場合は?」
サカエ「最終のフェイズ4へ移行…」「要塞内部へPT特殊部隊…すなわち、お前達の部隊を内部へ送り込んで中枢部を破壊する」「…以上が、対ホワイトスター攻略戦の概要だ」
キョウスケ「…了解」
エクセレン「…ってことは、今回の作戦の大本命は私達ってことになるかも知れないのよねえ?」
レオナ「本命というより鉄砲玉ね」
カチーナ「望むところじゃないさ。異星人との決着を人任せにする気もねえしよ」
キョウスケ「敵要塞内部の強行突破か…おれ向きの作戦だ」
タスク「こんな大勝負、滅多にねえ。く〜っ、燃えて来たぜ!」
ライ「レイカー司令、質問があります。SRXの合体許可は出るのですか?」
レイカー「うむ。合体のタイミングは現場の判断に任せる」
ライ「…最悪の場合はSRXのトロニウム・エンジンを爆弾代わりにしろと?」
マサキ「おい、ちょっと待てよ。それじゃ特攻じゃねえか!」
レイカー「…理解して欲しい。次の作戦は我々にとって最後の対抗手段なのだ」「ハガネとヒリュウ改、そしてお前達の護衛で多数の犠牲も出るだろう」「しかし、我々はいかなる手段を使ってもこの戦いに勝たねばならん。作戦失敗は、人類の滅亡を意味する」
マサキ「だがよ、成功すればこの戦いは終わるんだろ?」
レイカー「ああ、そうだ」
マサキ「なら、やってやる。もう人が死ぬのも、燃える街を見るのも嫌だからな」「俺達で、必ずホワイトスターを破壊してやるぜ!」
リュウセイ「ああ…!」
キョウスケ「…どうやら、今が全額賭けをする時らしいな。…いこう」
レイカー「よし。作戦開始時刻は明後日2300だ」
サカエ「ハガネとヒリュウ改は、連邦軍宇宙艦隊が最終配置につくまで…」「敵の陽動をかねて、L1宙域へ向かってもらう。出航時刻は本日1830だ」
レイカー「なお、現時刻より今回の作戦名を『オペレーションSRW』と呼称する」「では、諸君の健闘を祈る。以上、解散だ」
ブリット「オペレーションSRW…」
タスク「なあ、SRWって何の略だ?」
ブリット「さあ…?」
エクセレン「ええっと、Sはセクシーで、Rはロマンス…Wはウェポンよん」
ブリット「セ、セクシー・ロマンス・ウェポン? 何かの武器ですか?」
タスク「う〜むむ…。食らってみたいようなみたくないような…」
キョウスケ「誰が命名したんだ? …しかし、決まっているなら仕方あるまいが…」
ライ「…そんなことはないと思うが」
エクセレン「ノリの悪いことで」
タスク「…結局エクセレン少尉も知らないってことッスね」
ブリット「じゃあ、何なんだろう?」
リュウセイ「ヘッ、決まってるじゃねえか」「SRWってのはな、SUPER ROBOT WARSの略さ!」
タスク「おいおい、リュウセイ…いくら何でもそりゃねえだろ」
リュウセイ「ツ、ツッコミ厳しいねえ」

SRX計画ラボ
カーク「…どうしても、ハガネに乗り込むというのだな?」
ロバート「ああ。ギリギリまで面倒を見なきゃならない機体も多いし…」「俺達の手がけたマシンが人類の未来に何をもたらすのか…この目で確かめたいんだ」
カーク「では、私も行こう」
ロバート「いや…カークはここに残って、カザハラ博士とEOTの解析を続けてくれ」
カーク「だが、お前一人では限界がある。特にマリオンの機体は調整が難しいからな」
マリオン「失礼ですわね! あなたに他人のことが言えまして!?」「こうなったら、私もヒリュウ改に乗りますわよ!」
カーク「マリオン、お前はここに残れ」
マリオン「それは私の台詞ですわ。残るのはあなたの方でしてよ」
カーク「どういうことだ?」
マリオン「これ以上、あなたにMk−IIIとMk−IIカスタムをいじられるのは我慢が出来ませんし…」「それに、EOTの解析はあなたとカザハラ博士に任せますわ。メテオ3のこともありますしね」
カーク「相変わらず、EOTには興味がないのだな」
マリオン「もちろんですわ」「あんなものに頼らなくても、ヒュッケバインやRシリーズ以上の機体を作り上げて見せましてよ」
カーク「わかった…。ただし、命だけは大事にな」
マリオン「…あなたが人間らしい台詞を言うと、不思議な気持ちになりますわね」
カーク「…お前くらいにしか言わんがな」

極東支部基地
イルム「もう出航まで時間がない。早いとこ残りの機体を積んでくれ」
一般兵「了解です」
ジョナサン「イルム」
イルム「何の用だ、カザハラ博士?」
ジョナサン「おいおい、水くさいな。こんな時だ…父さんと呼んでも構わんぞ」
イルム「うるせえ、クソ親父。この忙しい時に何の用だよ?」
ジョナサン「…必ず生きて帰って来い。お前達全員でな」
イルム「お、おい…何だよ。柄にもなく神妙なことを言いやがって」
ジョナサン「お前が帰って来なければ、私は……」
イルム「親父…」
ジョナサン「私は、お前のアドレスメモリーの載っていた女性全員をお茶に誘うからな」
イルム「は!?」
ジョナサン「ちなみに本命はリンだ。お前の浮気が元で、彼女と断絶状態だということは知っているからな」
イルム「何ィ!?」
ジョナサン「はっはっは、心配するな。冗談だよ、冗談」
イルム「…あんたが言うと冗談に聞こえないんだよ」
ジョナサン「それはともかく…無事に帰って来るんだ。いいな?」
イルム「ああ、わかってる。…留守番はしっかり頼むぜ、親父」

極東支部基地
アヤ「リュウ…ここにいたの?」
リュウセイ「どうした、アヤ? 出撃まで、まだ時間はあるだろ?」
アヤ「…あなたに会わせたい人がいるの」
リュウセイ「俺に? この基地で?」

極東支部特別室
看護婦「ユキコ・ダテさん、ここがあなたの新しい病室です」「先日までの軍病院と違って、ここでは行動にかなりの制限と監視を受けることになります」
ユキコ(やっぱり…特脳研関係で何か問題が起きたのね…)
看護婦「色々と不自由だとは思いますがこれも軍規ですので」
ユキコ「いえ、こういう環境は慣れていますから…」
〔扉の開閉音〕
看護婦「誰です? この患者と許可なく面会することは禁止されていますよ」
リュウセイ「許可なら、ちゃんともらってるぜ」
ユキコ「リュウ! どうしてあなたがここに…!? それに、その格好は…」
リュウセイ「…色々とワケありでさ。ビックリしたと思うけど」「それよか、元気そうで何よりだぜ、おふくろ」
ユキコ「………」「…私があの研究所にいたことを知ったのね、リュウ…」
リュウセイ「ん…ま、まあね」
ユキコ「もしかして、あなたが連邦軍に入ったのも…私のせい…?」
リュウセイ「そんなことねえよ。俺、自分の意志でここにいるからさ」
ユキコ「…ごめんなさい。あなたに私の過去のことを黙っていて…」「でも、これだけは信じて。あなたに真実を教えなかったのは…」「亡くなったお父さんとの約束で、あなたに余計な心配をかけないようにと…」
リュウセイ「ああ、いいんだ。そんなこと気にしてねえ。おふくろが元気なら、それでいいんだよ」
ユキコ「リュウ…」
リュウセイ「それに…軍に入って自分のやるべきことが何なのかわかったんだ」「俺は仲間達と一緒にこの地球を守るために戦う。この先、何があろうともそれは変わらないぜ」
ユキコ「………」「……そう」「…あなたが自分で決心したのなら、私は止めないわ」「あなたの人生はあなたのもの…好きにしなさい」「それに、私だって今がどういう状況か……薄々は気づいているもの」
リュウセイ「おふくろ…」
ユキコ「やっぱり、血は争えないわね…。お父さんもそうだった…」「あの人も…他の人を守るために……」
リュウセイ「…ああ……そうだったな…」
ユキコ「………」
リュウセイ「……でも…」「…俺は死なねえ。必ず帰って来るぜ」
ユキコ「………」
リュウセイ「…おふくろ、しばらく会えなくなると思うけど…」「…元気でな」
ユキコ「…ええ。あなたと…お友達の帰りを待ってるわ…」
リュウセイ「…じゃあ、行って来るぜ」
ユキコ「…行って…らっしゃい。リュウ……」

自動惑星ネビーイーム
アタッド「レビ様…」
レビ「何だ、アタッド?」
アタッド「地球側の艦隊が衛星軌道上のポイントへ本格的に集結しつつあります」「おそらく、降伏期限前にこの自動惑星ネビーイームへ総攻撃を仕掛けて来るつもりでしょうねえ」
レビ「フッ、我らの望みどおりの選択をしたようだな。ならば、最終選考を始めるとしよう…」「アタッド…ネビーイームを第3迎撃モードに。さらに積層結界の準備を」
アタッド「はっ…」
レビ「イングラム、ヒリュウ改とハガネの現在位置は?」
イングラム「その2艦は艦隊と別行動を取り、月へ向かっている。おそらく、こちらを陽動するつもりだろう」
レビ「彼らの仕上がり具合は?」
イングラム「もう一息といったところだな」
レビ「ならば、私自らが出るとしよう。彼らと直に接してみたい」
アタッド「お待ちを。レビ様には万が一の時に備え、ジュデッカの制御をして頂かなければなりません」
レビ「万が一だと? フッ、地球人の戦力ではネビーイームの積層結界を破ることなど不可能だ」「例え、それがヒリュウ改とハガネであろうとな」
アタッド(…とは言っても、大事な身体だからねえ。不用心に連中と接触されるのも問題だし)「誰か代わりの者を…」
イングラム「では、ガルイン・メハベルを使おう」
アタッド「いいのかい? あいつはこの間の戦闘が原因で、不安定な状態に陥っているが…」
イングラム「古いサンプルだからな。もう破棄してもいいだろう」
アタッド「けど、ガルインが回収されでもしたら、こちら側の情報がもれることになるさね」「もしかして、それがあんたの目的かい…?」
イングラム「この自動惑星の番人の交代時期が来た…ただそれだけのことだ」
アタッド「フン…。あたしはあんたほど気前が良くないんでね。見返りは用意させてもらうよ」
イングラム「………」
アタッド「レビ様、ズフィルードクリスタルの復元精度を確かめるためにも、例の物を使いたいのですが…」
レビ「いいだろう。お前に任せる」

ハガネ艦橋
テツヤ「艦長、本艦はL1宙域に到達しました」
ダイテツ「ホワイトスターの様子は?」
テツヤ「依然、動きはありません。おそらく、地球軍側の出方をうかがっているものと思われます」
ダイテツ「そうか」
エイタ「これじゃ、わざわざ危険を冒して陽動に出た意味がないですね」
ダイテツ「まだわからんぞ。オペレーションSRWが発動するまで油断は禁物だ」
〔警報〕
テツヤ「動いたか!?」
エイタ「月のマオ・インダストリーからSOSを受信! エアロゲイターの攻撃を受けているようです!」
テツヤ「何!? 今まではほとんど月へ攻撃を仕掛けていなかったというのに…」「しかも、どうしてムーンクレイドルやセレネ基地を狙わず、マオ社へ!?」
ダイテツ「奴らの陽動、あるいはワナ…。もしくは、単純にマオ社を壊滅させる気かも知れん」
テツヤ「確かに、あの会社はPTの開発元ですが…」
ダイテツ「何にせよ、現時点で動けるのはワシらぐらいだ。大尉、最大戦速で月へ向かうぞ!」
テツヤ「了解!」

ハガネ艦内
ラーダ「えっ…? マオ社がエアロゲイターの攻撃を受けているですって…!?」
ラッセル「は、はい」
ギリアム「…まずいな。社長達はムーンクレイドルから本社へ戻っている頃合いだ」
リオ(…ってことは、父様も!?)
イルム(リン……!)
※※ヒュッケバイン008L入手フラグ成立の場合のセリフ※※
イルム「グルンガストを回せ! 出撃する!!」
※※ヒュッケバイン008L入手フラグ未成立の場合のセリフ※※
イルム「俺の機体を回せ! 出撃する!!」

リオ「あ、あたしも行きます!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「黒い幽霊」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
リン「エアロゲイターめ、何故今になってこんな所へ…?」
ユアン「社長、これ以上は防ぎきれませんぞ!」
リン「全社員を地下シェルターへ移動させろ。それから、連邦軍の対応はどうなっている?」
ユアン「ヒリュウ改とハガネがこちらへ急行中とのことです」
リン「レフィーナ艦長やラーダ達が来てくれるのか…!」(それに、ハガネ……。ならば、あの男も…)「常務、使える機体はあるか?」
ユアン「機体って…。まさか、社長自ら出撃なさるおつもりですか!?」
リン「ああ。まだ腕はさびつかせていないつもりだ」
ユアン「いけません。社長にもしものことがあったら我が社は…」
リン「ここで敵を防がなければ、セレヴィス・シティに被害が及ぶ!」
ユアン「ふう…。うちの娘と同じで、社長も頑固ですから…これ以上言っても無駄でしょうねえ」
リン「フッ、すまないな。それで、使える機体は?」
ユアン「追加生産した量産型ゲシュペンストMk−IIは全て連邦軍に納品済み……」「ヒュッケバインMk−IIの試作2号機はDC戦争中、統合軍にやむなく渡してしまいましたし…」「3号機は軍のトライアルに回ったまま。あとの新型はまだ開発中…ううむ」
※※ヒュッケバイン008L入手フラグ成立の場合のセリフ※※
リン「ならば、ヒュッケバインMk−Iを使う」
ユアン「ま、まさか、008Lを!?」
リン「ああ。確か、あれは起動可能な状態で封印をしてあったはずだ」
ユアン「き、危険です! 社長は同型機の暴走事故をお忘れですか!?」
リン「ブラックホールエンジンはすでに改修済だ。ここで時間を稼ぐにはあれを使うしかないだろう?」
ユアン「む…。わ、わかりました…」
〔味方ユニット出現〕
リン「フフ…。ヒュッケバインに乗るのはPTXチーム時代以来だな」
ユアン「社長、こちらからのエネルギーケーブルをパージします。本体動力源の起動をお願いします」
リン「了解。ブラックホールキャノンの準備も頼む」
ユアン「すでに使えるようにしてあります。どうかご武運を…」
リン「よし…。ヒュッケバイン、起動する!」
※※ヒュッケバイン008L入手フラグ未成立の場合のセリフ※※
リン「ならば、私が極東支部から持ってきたグルンガストの3号機を使う」
ユアン「そういえば、あれがありましたね。了解です」
〔味方ユニット出現〕
リン「チェックシーケンス、オールキャンセル。各部異常なし」「フフ…グルンガストに乗るのはPTXチーム時代以来だな」
ユアン「社長、どうかご武運を…」
リン「ああ。グルンガスト、起動するぞ!」

<戦闘開始>

<2PP>

リン「…様子見をしている敵がいる? もしや、奴らは陽動部隊か?」

<敵6機撃破or3PP・味方援軍1出現>
ユアン「社長! ヒリュウ改とハガネが来てくれました!」
リン「!」
〈出撃母艦選択〉
〈出撃準備〉

リン「父様!」
ユアン「その声…! リオか!?」
リオ「ええ、父様を助けに来たわ!」
ユアン「リオ…あれほどPTには乗るなと言ったのに…」「まったく…お前は母さんに似て、言い出したら聞かないからな…」
リオ「ちょっと、父様! 今はそんなことを言ってる場合じゃないでしょ!」
リョウト「し、知らなかった…。リオのお父さんって、マオ社の重役だったんだ…」
エイタ「あいつ、やっぱりいいトコのお嬢さんだったのか…」
タスク「う〜ん…こりゃ意外だな」
リオ「意外で悪かったわね!」
リョウト「でも、どうして今まで黙ってたの?」
リオ「…特別扱いされるのが嫌だったから…」
※※ヒュッケバイン008L入手フラグ成立の場合のセリフ※※
ギリアム「む? あの機体は…」
ライ「…忘れはしない。俺の運命を変えた008Rの同型機…!」
ラトゥーニ「ブラックホールエンジン搭載型のヒュッケバインMk−I…」
カチーナ「何であんな物を使ってる!? 封印されてたんじゃねえのか!?」
イルム「あれを使える奴となると…」
リン「…久しぶりだな、イルム」
イルム「ああ。助けに来てやったぜ、リン」
リン「私はお前に助けを頼んだ覚えはない」
イルム「うっ…」(…き、きっつぅ…。やっぱ、まだ怒ってんのか?)
ガーネット(さしものイルム中尉も、リン社長の前じゃタジタジねえ)
イルム「なあ、一応弁解しとくけど…あの時のことは本気じゃないんだ」
リン「あの時のこと? 何の話だ?」
イルム(やれやれ、こりゃマジで怒ってんなあ…)
リン「今は無駄話をしている場合じゃない。一刻も早く敵を撃退しなければならない」
イルム「ごもっとも。じゃ、久々に名コンビの復活といくか!」
※※ヒュッケバイン008L入手フラグ未成立の場合のセリフ※※
イルム「あのグルンガスト…もしかして、リンか?」
リン「…久しぶりだな、イルム」
イルム「ああ。助けに来てやったぜ、リン」
リン「私はお前に助けを頼んだ覚えはない」
イルム「うっ…」(…き、きっつぅ…。やっぱ、まだ怒ってんのか?)
ガーネット(さしものイルム中尉も、リン社長の前じゃタジタジねえ)
イルム「なあ、一応弁解しとくけど…あの時のことは本気じゃないんだ」
リン「あの時のこと? 何の話だ?」
イルム(やれやれ、こりゃマジで怒ってんなあ…)
リン「イルム、今は無駄話をしている場合じゃない」
イルム「ごもっとも。じゃ、久々にお前の腕前を見せてもらうとするか」
※※Rシリーズが全機出撃した場合、セリフ追加※※
キョウスケ「アヤ大尉、パターン00Cの解除命令はすでに艦長から出ています」「SRX合体のタイミングは大尉にお任せします」
アヤ「わかったわ、キョウスケ」


<SRXに合体>
リュウセイ「よし、合体完了! アヤ、大丈夫か? 頭は痛くねえか?」
アヤ「大丈夫よ。心配してくれてありがと、リュウ」
ライ「リュウセイ…ラドム博士のおかげで、SRXの合体維持可能時間が延びた」「今回の戦闘には充分耐えられると思うが…無茶はするなよ」
リュウセイ「ああ、わかってるぜ」

<敵一定数撃破>
ユアン「社長! 8時の方角に重力震を感知しました!」
リン「やはり、この部隊は陽動…。本命が来るか」「みんな、気をつけろ。間もなく南東の方角に敵の増援部隊が現れるぞ!」

<敵全滅・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
ギリアム「む!? あの機体は…」
タスク「ど、どういうことだ!? 何であんなのがいるんだよ!」
ガルイン「…標…的…確認…」「コ……攻撃…開始…シ…」
キョウスケ「機体識別…。PTX−002ゲシュペンスト・タイプS…」
リョウト「ゼ、002!?」
エクセレン「ってことは、元祖パーソナルトルーパーのご登場ってわけ?」
キョウスケ「ああ。あれは初代ゲシュペンストの2号機…」「だが、あの機体は確か…」
ギリアム「そう。教導隊の隊長、カーウァイ・ラウ大佐と共に宙間試験中、行方不明になった」
カチーナ「じゃあ、それをエアロゲイターの連中が拾って使ってるってのか!?」
キョウスケ「機体だけなら単に叩き潰せばいいだけだ…。しかし…」
カチーナ「どういう意味だ?」
ギリアム「さすがだな、キョウスケ。気づいていたか…」
キョウスケ「ええ。今までにも何度か教導隊のデータと同じような動きをする敵機と接触しました…」「そこから導き出される答えは二つ…」「エアロゲイターが何らかの手段で教導隊のデータを手に入れ、流用しているか…」「データを提供した本人が乗っているか…」
マサキ「何だと!? じゃあ、俺達は同じ地球人と戦ってたのかよ!?」
キョウスケ「その可能性は高い。認めたくはないがな…」
マサキ「ってことは、テンザンに似たあいつも…!?」
リュウセイ「ば、馬鹿な…!」
キョウスケ「おかげでエアロゲイターの目的が読めた。後は事実を確認するだけだ」
リョウト「で、でも…キョウスケ中尉の言うことが真実なら…」「僕達の相手はギリアム少佐やゼンガー少佐、エルザム少佐を育てた人だということに…」
キョウスケ「自分の力を疑うな。おれ達は、伊達に今までの戦いを生き残ってきたわけじゃない」「だから、どんな敵であろうとも…立ち塞がるなら斬り捨てるのみだ」
ギリアム「そうだ。あのゲシュペンストにカーウァイ大佐が乗っているのなら…」
ガルイン「………」
ギリアム「彼を過酷な運命から解放するのは、我々をおいて他にいない!」
ガルイン「…サ…ア…来…イ…」「…サン…プ…ル達ヨ……」

<ガルインがダメージ(戦闘後)>
リン「! 何故、ゲシュペンストにあそこまでの耐久力が!?」
ラーダ「いくらタイプSとは言っても、そんなに装甲がもつはずないのに…」
ガーネット「ラトゥーニ、何かわかんないの!?」
ラトゥーニ「機体構成材質の約80%がエアロゲイターのもの…」「あれは…形だけをゲシュペンストに似せたまったくの別物よ…!」
リュウセイ「なら、あの時のイングラムのR−GUNと同じか!」
キョウスケ「いずれにせよ、破壊するしかない。みんな、油断するなよ」
ガルイン「…ク……ウ…ウウ…」「……コ…来イ……」「…来…イ……イ……早…ク…ク…」「……私ガ……壊レ……ル……前ニ………」

<ガルイン撃破・勝利条件達成>
ガルイン「……損傷…タ…イ…破…脱出…不可…能……」「……機能……テ…イ…シ………」
※※ギリアムが撃破した場合のセリフ※※
ガルイン「………………」「…ギ…リ…ア…ム…」
ギリアム「!?」
ガルイン「…ギ…リ…ア…ム…」
ギリアム「や、やはり…!」
ガルイン「…礼…ヲ…言…ウ…」「コレデ…私…ハ……」
ギリアム「カーウァイ大佐! 大佐なのですね!?」
ガルイン「…ギリ…アム……」「……我ガ…教エ…忘レル……ナ……」「……ソ…シテ……チ…キュ…ウ……ヲ……」
ギリアム「大佐……っ!」
ガルイン「…ワタ…シヲ……タオシ……タ……」「…オマエ…タチ…ナ……ラ……バ……」
※※ギリアム以外が撃破した場合のセリフ※※
ガルイン「…………」「…礼…ヲ…言…ウ…」「コレデ…私…ハ………」「…ギリ…アム……」
ギリアム「!!」「カーウァイ大佐! 大佐なのですね!?」
ガルイン「……我ガ…教エ…忘レル……ナ……」「……ソ…シテ……チ…キュ…ウ……ヲ……」「…ワタ…シヲ……タオシ……タ……」「…オマエ…タチ…ナ……ラ……バ……」
ギリアム「カーウァイ大佐! 大佐なのですね!?」

〔敵ユニット撃破〕
ギリアム「カーウァイ大佐!!」
ラーダ「や、やはり…あのパイロットは………!」
ライ「…教導隊の……」
キョウスケ「……隊長…カーウァイ・ラウ大佐…!」
ギリアム「くっ…予測はしていた…。予測はしていたことだったが…!」「…エアロゲイターめ…よくも…!!」「よくもっ!!」
ラーダ「…ギリアム少佐……」
※※母艦がハガネの場合のセリフ※※
ダイテツ「…………」
エイタ「…敵機、反応消えました……」
ダイテツ「…………」「よし…。オペレーションSRW発動まで時間がない」「各機を収容し、直ちに月から離脱して艦隊合流へ向かうぞ」
テツヤ「はっ!」
※※母艦がヒリュウ改の場合のセリフ※※
レフィーナ…………」
ユン「…敵機、反応消えました……」
レフィーナ「…………」
ショーン「…艦長、オペレーションSRW発動まで時間がありませんぞ」
レフィーナ「わかっています。直ちに各機を収容し、艦隊合流ポイントへ向かいます…」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マオ・インダストリー
ユアン「社長、ヒリュウ改とハガネが月より離脱しました」
※※ヒュッケバイン008L入手フラグ成立の場合のセリフ※※
リン「ヒュッケバイン008Lは?」
ユアン「こちらから射出したキャリアを無事に回収したそうです」
リン「そうか…」
ユアン「………」
※※ヒュッケバイン008L入手フラグ未成立の場合のセリフ※※
リン「…すまなかったな、専務。リオと会わせてやることが出来なくて…」
ユアン「どうかお気になさらずに。これが今生の別れになるわけではありませんからね」「それに、私は娘を信じています」「あの子は…あの子達はきっと地球圏を救ってくれます」「そのために…亡くなられた前社長と私達はパーソナルトルーパーを開発したのですから」
リン「そうだったな…」「………」(…イルム……。必ず生きて帰って来るんだ…)(そうしたら、お前の言い訳を聞いてやる……)


ハガネ艦橋
ロバート「ゲシュペンストの残骸からパイロットの一部を回収しました」
レフィーナ「…一部、ですか…」
ロバート「ええ。サイボーグらしき物の部品を…」
ギリアム「………」
ロバート「おそらく、脳や神経以外の生体部分はほぼ排除され…」「記憶どころか、人格も消されていたと思われます…」
ショーン「カーウァイ大佐は地球人の標本として捕らえられ、そのような処置を受けた…ということですな」
レフィーナ「私達も…敗北すれば、大佐と同じ運命をたどるのですね」
ショーン「敵の大部分は捕らえられた地球人かも知れない…このことが士気に影響を与えねばいいのですが」
マリオン「大部分ではありませんわ」
ダイテツ「どういうことかね、ラドム博士?」
マリオン「ここ最近に現れた量産型機動兵器、つまりナイトやファットマンは…」「バグスやバード同様、無人タイプの機体でしてよ」「このことはエアロゲイターがほぼ完全な機械化集団であることを意味しますわ」
レフィーナ「つまり…彼ら側の人間の数は極わずかだと?」
マリオン「ええ。彼らの技術力と要塞の規模、部隊構成から考えて…」「中にいる人間は数百人…いえ、数十人かも知れませんわね」「いずれにせよ、あそこまで機械に頼らざるを得ない連中などたかが知れてましてよ」
ダイテツ「なるほど…。そういう見方もあるわけか」
ショーン「ふむ…」
ダイテツ「戦いの勝敗は兵器の数や性能だけでは決まらん…」「それを操る人間の力が大きく物を言う」
ギリアム「ええ…カーウァイ大佐は…身を以てそのことを教えてくれました…」
ダイテツ「ならば、奴らにワシらの力と意地を見せてやるまでだ…!」
【シナリオエンドデモ終了】


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