TOP PAGEへ

No.12
さらば青春!戦闘獣になった青年!!

【シナリオデモ開始】
GEAR本部 司令室
甲児「本当ですか。鉄也さんが復帰するって!」
渋谷「ああ、先ほど科学要塞研究所から連絡があった」
宇宙太「さすがはグレートマジンガーのパイロットだ。こんなに早く復帰できるとはね」
甲児「へへ、そりゃあな。並の体じゃ、ボロットはともかく、マジンガーのパイロットはつとまらないさ」
ボス「兜、ボロットはともかくってどういう意味だわさ」
キッド「いや、むしろボロットの方が危ないって」
ボス「それはそれでムカツクだわさ」
万丈「それで長官、具体的な復帰の時期は?」
隼人「今日行った精密検査の結果で良好と出たら、すぐに合流するそうだ」
ユリカ「どうせなら、こっちから迎えに行きましょうよ」
アムロ「そうもいかないんだ。メンバーを迎えるためだけに、部隊を動かす余裕は今の我々にはない」
ウィッツ「子供じゃねえし、グレートもビューナスも空を飛べるんだ。向こうから来るさ」
ガイ「いよいよメンバーがそろってきたな。各地の仲間が力をあわせて大集結。かーっ、これだよ!」
ノイン「コン・バトラーVとボルテスVも間もなく合流できそうだと連絡があった」
吉良国「いよいよ全員集合ですか」
〔モニターの開く音〕
愛子「ノインさん、レディさんから通信です」
レディ「ノイン、すぐに科学要塞研究所に向かえ」
ノイン「科学要塞研究所は、生田の担当のはず。彼はどうしました?」
レディ「行方不明だ」
ノイン「・・・何かに巻き込まれたという可能性は?」
レディ「調査中だ。しかし、グレートマジンガーが復帰しようとしているこの時期だけに気がかりなのだが・・・」
ノイン「わかりました。科学要塞研究所に向かいます」
さやか「生田さんって、ジュンさんの幼なじみって聞いたけど」
ノイン「ああ、前は暴走族をやっていて、ある事がきっかけで改心してな。更正後は、プリベンター隊員として連絡役をつとめていたのだが・・・」
甲児「ジュンさんと何かあったのかな?」
ノイン「とにかく行ってみます」
渋谷「うむ、気をつけてな」
甲児「ちょいまち、俺も行くぜ。生田さんのことも気になるしな」
さやか「あたしもいくわ」
渋谷「それでは、甲児君とさやか君も同行してくれ。我々は敵の攻撃に備えて待機せねばならん」
サラ「ネオ・ジオンは私達の動きを探っているはずですしね」
ボス「そんじゃ俺様もいくだわさ」
甲児「駄目だ。マジンガーじゃ、ダイアナンAを運ぶだけで精一杯だ」
ボス「なんだよ、兜のケチ野郎」
万丈「そう言わない。ボロットはダイファイターに乗せてやるよ」
ジャミル「いいのか?」
万丈「ああ、それに、レディの言うとおり、この時期にってのが気になってね。気のせいならいいんだが・・・」
隼人「念のため、出撃準備をしておいた方がいいな」
渋谷「わかった」

GEAR本部 格納庫
ビューティ「ねえねえ、生田ってどんな人? いい男?」
ノイン「名前は生田信一郎。性格は一言で言えば生真面目で直情的」
レイカ「いい若者だけど、プリベンターに属するにはまっすぐすぎるって感じね」

科学要塞研究所 管制室
剣造「これはこれは、わざわざお越しいただきありがとうございます」
ギャリソン「どうぞ、つまらぬものですが」
剣造「いやいや、これはどうも」
ビューティ「それから、これは鉄也さんに」
鉄也「なんだい、このしけたドライフラワーは?」
ボス「鉄也、そんなこと言ったら罰が当たるぜ」
甲児「そうだよ。星見町で、鉄也さんに助けられた子供が少ない小遣いで買ったんだぜ」
レイカ「持ってきたときには、もう鉄也さんたち戻った後だから、ドライフラワーにしてとっといたのよ」
鉄也「そういうことなら、もらっておくか」
ジュン「鉄也ったら、素直に喜んだら」
ノイン「それで、生田信一郎のことなのだが」
鉄也「大げさなんだよ。生田の奴だって、子供じゃないんだ」
ノイン「だから来たのだ。何の連絡もなしに姿を消すなど」
レイカ「姿を消す前に、何か変わったことはなかったの?」
ジュン「信一郎さんは、終わらない戦いにいらだっていたわ・・・」「完全平和主義をうたった地球圏統一国家・・・」
さやか「でも、現実は次々に現れる侵略者達の前に、理想は崩れ、軍隊を持たざるを得なくなっている」
ノイン「軍事力に守られた完全平和主義か。ずっと言われ続けていることだ」
ジュン「彼は、姿を消す前にあたしに言ったの。『必ず、俺の手でこの戦いをやめさせてみせる』って・・・」

ミケーネ帝国
闇の帝王「余に会いたいという人間はお前か?」
信一郎「そうだ。地球圏統一国家情報部プリベンター隊員。生田信一郎だ!」
闇の帝王「その生田信一郎が、何用だ?」
信一郎「闇の帝王、戦闘をやめて、平和に、人間達と共存するんだ。俺はそのために来た!」
闇の帝王「ふはははは。人間達と仲良く共存か。科学要塞研究所やラウンドナイツは何と言うかな?」「ミケーネなどと一緒に暮らせるかと拒絶するであろう。人間達が拒絶する以上、共存などはありえない」
暗黒大将軍「人間どもは二言目にはミケーネは信用できないだの、やつらに話し合いなど通じないなどと言う」「だが、それは人間自身のことではないか」
信一郎「俺は必ず戦闘をやめさせてみせる。その使者に俺を任命してくれ!」
暗黒大将軍「ふははははははは。正気で言っておるのか?」
信一郎「俺は正気だ! 剣鉄也のように、青春を、いたずらに終わりのない戦いを繰り返すことで消費することはしない!」「俺の青春は、永久に戦いを終わらせること。話し合いや平和をバカにして、すぐに軍事力に走る世間の奴らを見返してやることだ!」
闇の帝王「ふむ・・・よかろう。だが、その前に、お前が本当に我々の代表となる意思があるかを確かめたい」
信一郎「どうやって?」
闇の帝王「お前を我がミケーネの一員とする。すなわち、戦闘獣として我らの使者にたつのだ」
信一郎「この俺を戦闘獣にだと!?」
暗黒大将軍「どうした。怖じ気づいたか」
信一郎「誰が怖じ気づくか。・・・わかった。俺を戦闘獣にしろ!」「だが、本当に戦いが終われば、ミケーネは全ての戦闘行為を中止するのだな?」
闇の帝王「その通りだ。お前の働き次第で戦闘は永遠に終わりを告げる。やってみるがよい。ふははははははは!」
暗黒大将軍「生田信一郎を改造室へ連れていけ!」

科学要塞研究所 一室
ジュン「信一郎さんは、この前、町で喧嘩をしたのよ。原因は、今の地球圏統一国家が唱える完全平和について」
ノイン「・・・」
ジュン「その人は、何の役にも立たない完全平和主義なんて捨てて、地球の完全武装化を訴えていたわ」「町の人たちは、みんなその人を支持していた」
鉄也「当然だ。町の人々を救っているのは、完全平和主義じゃない。軍隊であり、俺たちラウンドナイツだ」
ジュン「それでも、完全平和主義の可能性を唱える信一郎さんに、その人は言ったのよ。『そういうならば、今すぐ戦いをやめさせて平和にしてみろ』って・・・」「そうしたら彼は『よし、すぐに平和にしてやる』って・・・」
万丈「まいったね。こりゃ」
甲児「そう簡単に平和にできるなら、俺たちが苦労しやしねえ」
さやか「けど、その相手の人にも腹立つわね。あたしたちが何のために戦っていると思っているのかしら」
ジュン「そうよ、あたしたちは、戦いの後に、平和な暮らしを夢見て若い力を燃やしているのよ」
剣造「単純に敵を倒すために戦っているのではない」
ジュン「でも、信一郎さんをそこまで追いつめたのは所長にも原因があるんですよ」
剣造「私にか?」
ジュン「例のグレートマジンガーの量産計画です」
鉄也「グレートマジンガーを量産して、各地の基地に配備しようというあれか」
ジュン「そうです。信一郎さんは、それを知ってどんなに苦しんだか。グレートの量産が、かえって戦火を広げるのではないかと悩んでいたんです」
剣造「しかし、今のままでは、ミケーネとの戦いにいつまでも決着がつくことはない。戦いを長引かせるよりは・・・」
甲児「お父さん、前にも言ったけど、Zもグレートも、乗っているのが俺や鉄也さんだから正義の味方でいられるんだぜ」
鉄也「誰が乗るかもわからないところに配備するなんて、やはり無茶です」
ノイン「生田・・・無茶をしなければいいが・・・」

鬼岩城 三面鬼殿
ジャネラ「なに、ミケーネが人間と手を組んだだと?」
ワルキメデス「はい。実は・・・」
ジャネラ「フフ、面白いことをする」
ダンゲル「どうする兄貴、このままみすみすミケーネの奴らにグレートマジンガーたちを倒させる気か?」
ジャネラ「静まれダンゲル。主導権の条件はラウンドナイツの殲滅。入隊していないグレートマジンガーは関係ない」
ワルキメデス「ですが、このまま見ていることもありますまい。ちょうど例のものも完成いたしました」
ダンゲル「・・・何だ、例のものとは?」
ジャネラ「見せてやろう・・・これだ」
ダンゲル「こ、これは!?」
ジャネラ「フフフ、面白いショーが見られそうじゃ」

ミケーネ帝国 司令室
闇の帝王「目覚めよ、生田信一郎こと戦闘獣ゲルカニスよ。ふはははははははは!」
信一郎「・・・これが、今の俺か」
闇の帝王「生田信一郎、いや、戦闘獣ゲルカニスよ。我らの儀式は終わり、お前は仲間となった」
暗黒大将軍「おめでとう。新たなる仲間よ」
闇の帝王「お前は望み通り平和の使者となり、見事戦いを終わらせるのだ。その暁には、お前の体を元の人間に戻してやろう」
信一郎「この身は戦闘獣となったが、ジュン、君たちの出来なかったことを成し遂げてみせるぞ」

科学要塞研究所 管制室
〔警報〕
ジュン「大変です、所長! ミケーネの要塞が研究所に近づいてきます!」
甲児「おいでなすったか!」
ノイン「GEAR本部へ緊急連絡。ラウンドナイツを出撃させてくれ!」
剣造「わかった。みんなも気をつけてほしい」
鉄也「大丈夫ですよ所長、怪我が治ったばかりといっても、奴らにやられやしません」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「さらば青春!戦闘獣になった青年!!」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔信一郎、前進〕

信一郎「剣鉄也、炎ジュン、でてきてくれ、話がある」
〔味方ユニット出現〕
鉄也「わざわざご指名とは、よほど腕に自信があるらしいな。こい、戦闘獣め!」
信一郎「私は戦いに来たのではない。平和交渉に来たのだ」
ノイン「平和交渉だと!?」
信一郎「剣、戦わぬと約束してくれ。それがすべての始まりになるんだ」
鉄也「冗談じゃねえ!」「先手必勝だ。くらえ!」
[イベント戦闘「鉄也vs信一郎」]
信一郎「頼む、俺の話を聞いてくれ。俺だ、生田信一郎だ」
ジュン「なんですって?」
ノイン「馬鹿な!」
剣造「いや、確かにあの顔は生田君だ!」
ジュン「ああ! 信一郎さん。あなた、どうして戦闘獣なんかに?」
信一郎「俺の命をかけた仕事があるんだ。頼む、みんなも聞いてくれ!」「闇の帝王は、人間との共存の道を探る意思があると言っている」
鉄也「何をふざけたことを!」
信一郎「頼む、引き下がってくれ。君たちがその意思を見せれば、必ず闇の帝王もわかるはずだ」
暗黒大将軍(フフフ、なかなか頑張っておる。それでは、ミケーネスどもを・・・)
ジュン「信一郎さん、あなたは考え違いをしているわ」
信一郎「考え違いだって?」
ジュン「そうよ。平和なんて、あなたが考えているほど簡単に、戦争が終われば来るってもんじゃないわ」
信一郎「そんなことはない。戦争が終われば、平和は来る!」
鉄也「冗談はよせ。極端な話、誰も支配者に逆らわず、人形のように言うことを聞く世界があってみろ」「誰も逆らわないから争いは起こらない。しかし、それを平和な世界というのか!? 戦争が終わればそれでいいってもんじゃない」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ユリカ「みなさん、大丈夫ですか!?」
信一郎「他の連中まで!」
ロアビィ「なんだ、敵はあれだけか?」
暗黒大将軍「どうしたゲルカニスよ。雲行きが怪しくなってきたな」
信一郎「うるさい! 黙ってみていろ」
ジュン「信一郎さん、あなたは闇の帝王に利用されただけよ」
信一郎「そんなことはない!」
〔科学要塞研究所に爆発〕
〔画面、振動〕

甲児「わっ、何だ!?」
さやか「大変です。ミケーネスが内部に侵入、研究所を破壊しています!」
剣造「何だと!?」
鉄也「そらみろ、しょせん闇の帝王のやることなど、こんなものだ! そいつは侵入する時間稼ぎをしていただけだ」
信一郎「そんな馬鹿な。暗黒大将軍、これはどういうことだ!?」
暗黒大将軍「ゲルカニスよ、お前の役目は終わったということだ」
信一郎「うっ、体が!」
暗黒大将軍「お前の体にはリモコン装置と高性能爆薬が仕掛けてある。このままグレートマジンガーと共に死ぬがいい」
信一郎「お前ら、俺を騙したのか!」
暗黒大将軍「騙したのではないぞ。確かに戦争は終わる。闇の帝王が支配する世界となってな!」「ゆけ、機械獣、戦闘獣どもよ!」
〔敵ユニット出現〕
剣造「甲児たちも出撃だ! 研究所内部のミケーネは我々で何とかする」
ビューティ「あたしたちにまかせといて!」
ギャリソン「やれやれ、私も戦わなければならないようですな。この年で白兵戦はきついのですが」
レイカ「なに言ってんのよ。へたな戦闘員より強いくせに」
〔味方ユニット出現〕
信一郎「うう、体が勝手に動く」
ジュン「信一郎さん、いま助けるわ」
信一郎「やめろジュン。そんなことしたら、奴らは即座に爆弾を爆発させるだろう」
暗黒大将軍「その通りよ。だが、放っておいても奴の体の爆弾は、あと3分で爆発する」
信一郎「うう、頼む。剣、ジュン。爆弾が爆発する前に俺を倒せ。俺はむざむざ奴らの仕掛けた爆弾で犬死にはしたくないんだ!」
<戦闘開始>

<鉄也vs信一郎>

信一郎「早く、早く俺を倒せ」
鉄也「せめてもの情けだ。苦しまないように一撃で仕留めてやる」

<ジュンvs信一郎>
信一郎「ジュン、俺は、馬鹿だったのか!」「ミケーネ相手に平和的解決をしようとした俺は、間違っていたのか?」
ジュン「そうじゃないわ。あなたは平和の本当の価値を知らなかった。それを利用されただけなのよ」
信一郎「平和の・・・価値・・・」

<暗黒大将軍撃破orHP30%以下or信一郎撃破or3PP・敵増援1出現>
※※暗黒大将軍撃破orHP30%以下の場合のセリフ※※
暗黒大将軍「フフフ、まぁいい。目的は果たした。ひとまず引き上げだ」「だがその前に。さあいけゲルカニス。我らミケーネのために!」
信一郎「あ、ああ!」
〔信一郎、鉄也へ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕

鉄也「うわぁぁぁっっっ!」
ジュン「鉄也!」
鉄也「大丈夫だ。だが、かなり効いたぜ」
暗黒大将軍「ふははははは。残りの奴にもいずれ同じ目にあわせてやる!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕
※※信一郎撃破の場合のセリフ※※
信一郎「奴らの思う通りにはならない。これが、俺にできる唯一の抵抗か・・・」
ジュン「信一郎さん、あなたは急ぎすぎたんだわ」
〔敵ユニット撃破〕
鉄也「生田、お前が何と言おうと、俺たちは、未来のために頑張るだけだ。戦うだけだ!」
※※3PPを迎えた場合のセリフ※※
暗黒大将軍「時間だ。さあいけゲルカニス。我らミケーネのために!」
信一郎「あ、ああ!」
〔信一郎、鉄也へ隣接〕
信一郎「く、くそぉぉぉっっっ! お前たちなぞに!」
〔信一郎、暗黒大将軍へ隣接〕
暗黒大将軍「どうしたことだ、コントロールが!」
信一郎「人間をなめるなぁぁぁっっ!」
暗黒大将軍「おのれ、最後まで役立たずが! 自爆させろ!」
信一郎「うわぁぁぁっっっ!」
〔敵ユニット撃破〕
ジュン「信一郎さん!」
鉄也「生田・・・おのれ暗黒大将軍! 許さん!!」
〔鉄也、精神コマンド「気合」使用〕
〔ジュン、精神コマンド「気合」使用〕

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

>〔敵ユニット出現〕
號「なんだ、また見慣れないのが来たぞ!」
ノイン「あれは、コン・バトラーV!?」
※※まだ暗黒大将軍健在の場合、セリフ追加※※
暗黒大将軍「なっ、なぜコン・バトラーVがこの場に?」

ユリカ「コン・バトラーVって、私たちと合流予定のロボットですよね」
ジャミル「ああ、キャンベル軍と戦っていると聞いたが」
ガロード「なんだ、じゃあ味方なのか!?」
アムロ「違う。この感じは、味方じゃない!」
???「がっはっはっ。死ねぃ、ラウンドナイツ!」
〔敵ユニット出現〕
ガイ「でたな。怪物どもめ!」
ルリ「あの敵はデータにあります。キャンベル星人のマグマ獣です」
隼人「どうしてコン・バトラーVとキャンベル軍が一緒に!?」
※※まだ暗黒大将軍健在の場合、セリフ追加※※
暗黒大将軍「キャンベル軍め、勝手な真似を! そんなに我らに手柄をとられるのが怖いのか!?」

リョーコ「どいつだろうと、攻撃してくるやつは敵だ! ぶちのめすのみ!」

≪敵増援1出現後≫
<暗黒大将軍撃破orHP30%以下>

暗黒大将軍「フフフ、まぁいい。目的は果たした。ひとまず引き上げだ」
〔敵ユニット撃破or離脱〕

<コン・バトラーV撃破orHP30%以下>
???「フフ、今日はこんな所か。南原コネクションに引き上げだ!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
レイカ「はあっ!」
ギャリソン「ほいほいほい・・・こんなものですかな。こちらはあらかた片づきました」
レイカ「こっちもよ。ビューティの方は?」
ビューティ「あーん、あいつら花瓶投げつけてきたのよ。おかげでせっかくの服がびしょびしょ」
レイカ「・・・しかし、彼らは何が目的だったのかしら? 破壊にしては、爆発物は少なかったわ」
ギャリソン「何かお無くなりになったものは?」
剣造「いや、何もありません・・・」(しかし、書類や設計図を写真に撮られた可能性がある・・・だとしたら、まずいことになるが・・・)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ミケーネ帝国 司令室
暗黒大将軍「ジャネラ、どういうつもりだ。我らの邪魔をするとは」
ジャネラ「邪魔などとんだ言いがかりを。コン・バトラーを追っていたら、科学要塞研究所にでたというだけのこと」
ワルキメデス「仮にも手を組むミケーネが戦闘の真っ最中ではないか。助けにはいるのは当然のこと。それをとやかく言われる筋合いはない」
暗黒大将軍「ならば、コン・バトラーVがラウンドナイツに攻撃をかけたのはどういうことだ?」
ワルキメデス「さて、どこか回路がおかしくなったのではないか?」
闇の帝王「・・・ふん、まぁよかろう。だが、次からは一言ほしいものだな。キャンベル星人よ」
ジャネラ「そうしよう。だが、戦いは予定通りには行かぬことが多いゆえ、絶対の約束は出来ぬ」「では失礼する。我らには我らの作戦があるのでな」
暗黒大将軍「フン、メギツネめが」
闇の帝王「いいではないか暗黒大将軍。目当てのものも手に入ったしな」
暗黒大将軍「グレートマジンガーの設計図ですな」
闇の帝王「生田を改造したとき、脳を調べなければ、あやうく見逃すところであった。兜剣造め、量産計画とは味な真似をする」
暗黒大将軍「だが、それも今や我らの手の中」
闇の帝王「そうだ。量産を前提としているため、オリジナルより若干能力は落ちる。だが、その代わり数を作りやすくなっている」
暗黒大将軍「我らの新たな戦力というわけですな。フフフ」

科学要塞研究所 管制室
〔モニターの開く音〕
リリーナ「話は聞きました。生田信一郎があのような最期を遂げたのは」
鉄也「あんたのせいだよ。外務次官。完全平和主義なんて夢ばかり語っているから、あいつみたいに現実も見ずに死ぬ奴がでるんだ」
ジュン「鉄也!」
リリーナ「完全平和主義は夢ではありません。過去にもそれを唱えた国が存在しました」
ノイン「・・・サンクキングダム・・・」
鉄也「だが、それらの国はそろって滅んだぜ。軍事力の前にな」
リリーナ「それでも、私は平和を望みます。生田信一郎の心に報いるためにも」
鉄也「武器を手にして戦う奴らの前には、完全平和主義など何の役にもたたん」
ジュン「そうして、みんなが銃を手に戦って、あたしたちみたいな子供を増やすの?」
さやか「そうよ。鉄也さんだってわかっているんでしょう」
万丈「君自身も言っただろう。戦争がなくなれば平和というわけじゃないと」
ジュン「皆が人形のように言うことを聞けば争いはなくなるけど、それは平和とは呼べないわ。敵対するものを全て潰しても、それだけじゃ平和にはならないのよ」
サラ「自分の反対意見は認めない世界ってことだものね」
鉄也「そんなことはわかっている! 俺は腹が立つんだ。少々非難されたぐらいで冷静な判断を失って先走りした生田に!」「そして、そんなあいつを助けられなかった俺自身に!」
リリーナ「・・・」

大統領官邸 一室
大統領「そうか、宇宙へ行くのか」
リリーナ「はい。今のうちにネオ・ジオンとの調停をしておくべきかと」
大統領「大丈夫なのか? ハマーンは地球への攻撃準備をしているという情報もあるが」
リリーナ「だからこそ行かなければならないのです」
大統領「・・・リリーナ君、結果を焦らないでほしい。完全平和主義は、心の戦いだと私は思っている」
リリーナ「わかっています」

≪主人公がラウル≫
GEAR本部 格納庫
ミズホ「ふぅ・・・」
ラウル「エクサランスもいつの間にやらフレームが3つになったな。宇宙へ行くようなことになったら、コスモドライバー・フレームも再現するんだろう?」
ミズホ「たぶん・・・」
ラウル「どうした?」
ウリバタケ「ああ、どうも変なんだ」
ミズホ「・・・あたしが、エクサランスを兵器として作った理由は知っていますよね?」
ラウル「ああ、戦争中じゃ、兵器として作るしか企画も通らない。通ってもたいした予算なんてつかないからな」
ミズホ「ええ、つまり、あたしはエクサランスを兵器以外に使いたかったんです」
ラウル「兵器以外に?」
ミズホ「そう・・・災害救助用多目的フレーム・・・これがあたしの頭の中のエクサランスでした」
ラウル「災害救助用?」
ミズホ「ええ。耐熱フレーム、耐圧フレーム、緊急輸送用フレーム・・・時流エンジンを使えば、動力源の心配もない」
キッド「そうかね。別に今のフレームでもいいんじゃねえの」
井上「そうですよ。今のままでもいいじゃないですか?」
ミズホ「あたしの両親は、事故で死んだんです・・・コロニーの動力炉の事故で」「そのとき、救助に駆けつけたのは軍事用兵器だったけど、何もできませんでした」
ラウル「どうして?」
ミズホ「その区域がものすごい高熱で、エンジンや搭載した弾薬が爆発する可能性があるからと・・・」「父さんも母さんも、奥で耐熱服を着たまま、蒸し焼きになったんです」
ラウル「・・・」
ミズホ「それでも、この事件を教訓に、特殊な環境下で救助活動ができるものが開発されたら良かった」「でも、そんなことは話にも上らなかったんです。相変わらず政府は、武器を満載した軍事兵器ばかり作り続けました」
アムロ「そんなものさ。人を救うことよりも、敵を倒すことの方が大衆のうけがいいからね」
ノイン「とくに戦争中はな」
ミズホ「だから、あたしは自分が特殊環境下で活動できる救助マシンを作ると決めたんです」「でも・・・、実際は違う。違うどころか、正反対のものになっている。エクサランスは、軍事兵器になっている」
ラウル「しかたないさ。それを言ったら時流エンジンだってそうだ」
ミズホ「でもエクサランスを軍事用にとの企画を出したのはあたしです」「あたしは、ちっとも進まないよりも、多少、方向性は違ってもエクサランスを開発したかった。あとで軌道修正して、救助用にすればいい。そう思ったんです」
アムロ「君に限らないさ。理想は、いつも過酷な現実の前に軌道修正を余儀なくされる」
翔「完全平和主義だって、ラウンドナイツのような戦力を持っている」
ミズホ「生田さんの話を聞いて。あたしも、急ぎすぎたのかも知れないって思ったんです」
ラウル「いや、エクサランスは今も命を守っているさ。少なくとも、俺の命をな」
ミズホ「・・・ありがとう、ラウル」

GEAR本部 司令室
渋谷「コン・バトラーVが君たちに攻撃してきたというのは本当か?」
サラ「本当です。記録もあります」
愛子「司令。するとやはり」
ミナト「やはりって、他に情報があるんですか?」
渋谷「うむ、これを見てくれ。ニューヨークの被害だ」
ジャック「ガッデム! ミーたちのシティが!」
ヒカル「ひっどい、めちゃくちゃじゃない」
ウィッツ「自由の女神なんかズタズタだぜ」
チボデー「まさか、これは!?」
渋谷「コン・バトラーVによる被害だよ」
メリー「許せない。ワタシ達の町を!」
ベガ「ニューヨークだけではありません。ロンドン、パリ、モスクワなどが被害にあっています」
ジャミル「一体、何があったというのだ?」
〔モニターの開く音〕
愛子「長官、南原コネクションから通信です」
四谷「渋谷長官、世界の主要都市を、コン・バトラーが襲撃しているという情報は入ってますな」
渋谷「うむ。こちらでも驚いている。いったいコン・バトラーに何があったのです?」
メグミ「敵にとられちゃったとか?」
勝平「キャンベルの奴らと一緒だったからな」
四谷「それが、コン・バトラーVはここのところ、ラウンドナイツに参加するための最終チェック中で、一度も出撃しておらんのです」
アキト「でも、僕たちに攻撃してきたんです!」
四谷「そのことは、兜所長から聞いた。わしらもわけがわからんのだ」「そこでだ。すぐにコネクションに来てもらえないだろうか。すぐにコン・バトラーをラウンドナイツに合流させたい」
剴「アリバイの証人になってくれってことですか?」
ロアビィ「ワナだったりして。近づいたところをコン・バトラーで・・・」
四谷「そんなことはせん! わしらを信じてくれ!!」
〔モニターの開く音〕
愛子「キング・ビアルから通信です」
恵子「おじいちゃんから?」
兵左ェ門「渋谷長官、すまんがすぐにラウンドナイツを回してもらえんか?」
渋谷「一体どうしたのです?」
兵左ェ門「バンドックを発見した。東京で受けたダメージを、海底で修復しているらしい」
宇宙太「修理中か。だったら、いつもの力は発揮できないな」
勝平「やつらをぶっ叩くチャンスじゃねえか」
兵左ェ門「そういうことだ。残念ながらキング・ビアルでは海底への攻撃手段がほとんどない。ラウンドナイツに頼るしかないのだ」
勝平「よっしゃあ! 行こうぜ長官! ガイゾックの奴らにとどめを刺しにさ!」
四谷「わしらの要請も忘れてもらっては困る」
ノイン「確かに、これ以上、コン・バトラーが世界で暴れてるということになってはな」
兵左ェ門「四谷さん。こちらも早急に手を打たねば、ガイゾックは完全に復活してしまう」
銀河「なんだよ、どっちに行けばいいんだよ?」
渋谷「やむをえん。幸いなことにラウンドナイツには母艦となるべき船が二つある」
ベガ「部隊を分けて、双方に派遣しましょう」
四谷「なるべく早く頼む」
兵左ェ門「こちらは水中戦がメインじゃ。水中で戦えるのを中心によこしてくれ」
渋谷「さて、とすると。問題は部隊をどう分けるかだが」
ウリバタケ「できれば、エステバリスで水中ってのは勘弁してほしいね」
リョーコ「水中フレームなんてのはないからな」
ミズホ(水中用フレーム・・・)
ジャミル「では、我々がガイゾックの方へ向かおう。モビルスーツなら、ある程度は水中でも戦える」
キッド「あくまでもエステバリスよりはマシって程度だけど。ま、なんとかしますか」
勝平「もちろん、おいらたちはガイゾック側だ」
隼人「ゲッターチームもフリーデンにつこう」
剴「水中戦ならゲッター3に任してくださいって」
ジャック「ミーたちもガイゾックとファイトね」
甲児「鉄也さん、俺たちはコネクションへ行こうぜ。コン・バトラーがどうしても気になる」
鉄也「ああ、俺には異存はない。ジュンたちは?」
ジュン「もちろんよ」
ドモン「俺たちもナデシコ側に行くか」
サイ・サイシー「おいらは、どうも水中戦ってのは苦手だからね」
万丈「ならば、ダイターンはガイゾックと勝負に行くか」
ベガ「電童はフリーデン側に入ってもらうわ」
北斗「わかりました」
ユリカ「それじゃあ、整理しますね。ナデシコと一緒に、南原コネクションに行くのは・・・」「エステバリスのパイロットの人たちと、マジンガーチーム、そしてシャッフル同盟さんたちですね」
ノイン「私もナデシコに移ろう。連絡役がいないと困る。フリーデンの連絡はレイカに頼む」
レイカ「あたしぃ? とっくにプリベンターをやめた人に仕事ふらないでよね。ま、今回は仕方ないけど」
アレンビー「あたしもドモンたちと一緒だからね。忘れないでよ」
ジャミル「我々と共に海にでるのは・・・」
サラ「モビルスーツのパイロットと電童、ザンボット3とダイターン3、そしてゲッターチームにテキサスマックです」
プロスペクター「あれ、○○○さんたちは?」
渋谷「そうか、君たちはどちらに行く? 希望があればいいたまえ」

ナデシコに同行する
フリーデンに同行する

≪「ナデシコに同行する」を選択≫

ユリカ「わかりました。それでは、準備が出来次第、ナデシコは南原コネクションに向かいます」
ノイン「コン・バトラーVに何があったのか・・・」

≪「フリーデンに同行する」を選択≫
ジャミル「よし。それでは、準備が出来次第、フリーデンはガイゾック攻撃に出港する!」
○○○「ガイゾックとの決戦か・・・」

GEAR本部 一室
○○○「ふぅ・・・」
ラージ「どうしました?」
<<ラウル>>
ラウル「つい考えちまった・・・どうしてこっちを選んだのかって・・・」
<<フィオナ>>
フィオナ「私、どうしてこっちを選んだのかしら・・・」
※※「ナデシコに同行する」を選択した場合のセリフ※※
ミズホ「それはやっぱり・・・。宇宙太君達のこと・・・」
ラージ「こちらを選んだ以上、どうしようもありません。なるようにしかなりませんよ・・・」
※※「フリーデンに同行する」を選択した場合のセリフ※※
ミズホ「もしかして・・・宇宙太君達のこと・・・?」
ラージ「誰だって、子供が死ぬところなんて見たくないですからね。仕方ありませんよ・・・」

【シナリオエンドデモ終了】


● No11「私の愛馬は凶暴です」 へ戻る

● ナデシコルート → No13A「コン・バトラーVを破壊せよ!」 へ進む

  フリーデンルート → No13B「海の戦い」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦R」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。