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No.18
『真実』はひとつじゃない

【シナリオデモ開始】
GEAR本部 司令室
渋谷「君たち、いきなり呼びだしてすまない」
アキト「俺と○○○たち3人・・・ですか」
プロスペクター「ちょっと珍しい組み合わせですけど、4人にはこれから横須賀のアトモ社に行ってほしいのです」
アキト「アトモ社?」
プロスペクター「アトモ社というのは、ネルガルグループのひとつで、ボソンジャンプの研究をしているんですよ」
○○○「ボソンジャンプの研究?」
ベガ「ええ、木連がボソンジャンプという、一種のテレポートで地球にやってきているのは知っているわね」
プロスペクター「もっとも、テレポートかどうかわかりません。ただイメージ的に近いので、そう言っているだけです」
ノイン「そのアトモ社から、是非ともお前たちに来てほしいと連絡があってな」
ミズホ「ボソンジャンプとあたし達と、何の関係があるんでしょうか?」
プロスペクター「それは行ってみないと、私にもわかりません」
万丈「ナデシコでは目立ちすぎるからな。僕がダイターンで送るよ」
カミーユ「ダイターンも結構目立ちませんか?」
吉良国「仕方ないよ。4人乗れて、ある程度敵の襲撃に備えられるとなるとね」

≪No1でナデシコルートを選択≫
GEAR本部 一室
<<ラウル>>
ラウル「アキトは何となくわかる。A級ジャンパーだからな」
<<フィオナ>>
フィオナ「アキト君が呼ばれたのは、彼がA級ジャンパーだからよね。たぶん」

ラージ「まだ明らかにはなっていないはずですけどね」
ミズホ「でも、どうしてあたし達もなんでしょうか?」
<<ラウル>>
ラウル「ミズホなら、エクサランスの技術を見込んでスカウトに来たってことも考えられるけど」
ミズホ「・・・でも、そこではボソンジャンプの研究をしているって」
ラウル「そっか。ともかく、行ってみないとわからないな」
<<フィオナ>>
フィオナ「ラージをスカウトに来たんじゃない? 時流エンジンをエステバリスに組み込みたいとかで」
ラージ「それはないでしょう。それに、そこではボソンジャンプの研究をしているっていうじゃないですか」
フィオナ「・・・とにかく、そこへ行ってみないとわからないってわけね」


GEAR本部 格納庫
万丈「・・・みんな、なぜ呼ばれたのかわからないって顔してるな」
アキト「どうして俺たちなのかな?」
万丈「テンカワ君はわからないけど、○○○たちが呼ばれたのは想像がつく」
○○○「なにか心当たりがあるんですか?」
レイカ「ネルガルの上層部がね、あなたたちのお父さんの論文に興味を示しているらしいのよ」
アキト「論文って?」
ビューティ「『時流エンジンにおけるタイムマシンの可能性』ってやつ」
アキト「タ、タイムマシン?」
万丈「そう、エクサランスに搭載されている時流エンジンは、もともとタイムマシン用に開発されたんだ」
ラージ「やめてください。タイムマシンなんて夢物語です」
万丈「向こうがそう思ってないとしたら・・・」
ラージ「・・・」

アトモ社 一室
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
イネス「みなさん、久しぶりね」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
イネス「アキト君、万丈さん達も久しぶりね」

アキト「イネスさん!?」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した、セリフ追加※※
○○○「知り合い?」
万丈「僕たちがナデシコで火星に行ったとき、救出した避難民の一人だよ」

イネス「あたしは火星から帰った後、ここでボソンジャンプの研究主任をしているの」
ビューティ「それじゃあ、アキトたちを呼んだのは」
イネス「あたしよ」
※※No1でナデシコルートを選択した場合、セリフ追加※※
ミズホ「よかった。知っている人だと、少しは安心します」


アトモ社 研究室
イネス「ネルガルがボソンジャンプの解明を試みていることは、聞いたでしょ。ここでは、生体ボソンジャンプを研究しているの」
ビューティ「生体ボソンジャンプ?」
イネス「・・・人間を乗せた兵器を敵陣に送り込めれば、戦況は変わる」
万丈「人間の乗った・・・ね。無人兵器じゃ駄目なのかい?」
レイカ「そうよね。敵の懐に飛び込むわけだから、危ないわよ」
イネス「しかし、地球には木連のような優れた無人兵器を作る技術がないわ。少なくとも現場で指揮をとる人間が必要なの」
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
イネス「それに、木連はすでに生体ボソンジャンプに成功している」
ビューティ「そうね。火星で白鳥さんの機動兵器がボソンジャンプしてきたもの」
イネス「そして、私達もボソンジャンプで地球に帰ってきた。○○○たちのアドバイスによって」
○○○「いや、あれは・・・」
イネス「なんにせよ、あの時あなたに選ばれた3人には何かあるわ。ジャンプ後にそろって展望室で倒れていたのが、その証拠よ」「だから調べてみたの。私達3人の共通点を」
レイカ「で、結果は?」
イネス「・・・まだ出ていないわ。データが少なすぎるの」
アキト「それで、僕を呼んだわけですか」
レイカ「なるほどね。イネスさんは研究員、ユリカはナデシコの艦長っていう役目がある。となると実験対象にできるのは・・・」
アキト「そうかよ! 要するに、俺をモルモットにしたいっていうのかよ! 汚えよ、ネルガルは!」「冗談じゃない。俺は帰りますよ。俺にはラウンドナイツのコック兼パイロットっていう仕事があるんだ!」
イネス「・・・やっぱりそうよね・・・」
ビューティ「あっさりと引き下がったわね」
イネス「・・・危険なのはあたしもよく知っているから・・・で、君たちはどうなの?」
<<ラウル>>
ラウル「俺たちとボソンジャンプと、どう関係があるんだ?」
<<フィオナ>>
フィオナ「私達とボソンジャンプと、どう関係があるんですか?」

※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
イネス「それに、木連ではすでに有人兵器をボソンジャンプしてきているわ。すでにコロニーのいくつかが攻撃を受けている」
万丈「のんびりしているわけには行かないということか」
イネス「ええ、だから急がなくてはならない。それで、テンカワ君の協力が必要なのよ」
アキト「どうして俺が?」
イネス「調査によると、あなたはすでに生体ボソンジャンプを2度行っているわ。火星都市が襲撃されたとき、地球へ。そして、ナデシコで帰る時も」
アキト「ナデシコの時はともかく、どうして地球に戻ったときもボソンジャンプだなんてわかるんだよ」

イネス「それには、ボソンジャンプについて説明する必要があります」

アトモ社 なぜなにナデシコ
イネス「全国の皆様、『なぜなにナデシコ』のはじまりです。今回は、ボソンジャンプについてお話ししましょう」「説明・解説・その他は説明おねえさんこと、私、イネス・フレサンジュがつとめさせていただきます」
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
ビューティ「・・・また始まった」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
<<ラウル>>
ラウル「な、なんだなんだ。これは?」
<<フィオナ>>
フィオナ「ちょっ、ちょっと、なによこれ?」

イネス「お気になさらずに。それでは始めます」

イネス「ボソンジャンプは一種の空間移動と私達は考えてきました。しかし、ただ空間を移動するだけではなかったのです」「ジャンプしたものは、一度ボース粒子に変換される。この粒子の特徴は、時間の流れに捕らわれないこと」
ラージ「時間の流れ・・・」
イネス「そう、そして変換された物質は、一度過去へとさかのぼり今度はボソン粒子に再変換され、ジャンプした時間に戻る。同じ時間の、違う場所にね」
レイカ「なるほど。ジャンプした本人はその自覚がないから、瞬間移動したように感じるってわけね」
イネス「そのジャンプのトリガーと考えられるのが、これ」
ビューティ「わぁ、きれいな結晶」
イネス「これはCC(チューリップ・クリスタル)。これらのクリスタルは、チューリップと同じ組成で出来ているの」
アキト「これ・・・父さんの残した」
イネス「そう、あなたのお父さんが残したもの。あなたはこれを使って火星都市の襲撃から逃れた」「そして、このトリガーを引くことのできる人間だけが生体ボソンジャンプを可能にする・・・と考えられているわ」
アキト「それが、俺って言うのか!?」
イネス「そうよ・・・」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合、セリフ追加※※
アキト「そうかよ! 要するに、俺をモルモットにしたいっていうのかよ! 汚えよ、ネルガルは!」「冗談じゃない。俺は帰りますよ。俺にはラウンドナイツのコック兼パイロットっていう仕事があるんだ!」
イネス「・・・やっぱりそうよね・・・」
ビューティ「あっさりと引き下がったわね」
イネス「・・・危険なのはあたしもよく知っているから・・・」


アトモ社 研究室
イネス「話を戻すけど、ボソンジャンプが一種の時間跳躍である事がわかった以上、あなた方の父親の論文は再評価されつつあるわ。そしてネルガルはラウンドナイツで稼動中のあなたたちのエクサランスに目をつけたってわけ」
ラージ「つまり、ボソンジャンプの解析に僕たちのデータを使いたい・・・」
イネス「そうよ」
ラージ「・・・お断りします」
アキト「俺も同じです。今さら何を言っても無駄ですよ。協力なんかしませんから」
イネス「・・・あなたはそれでもいい。でも、ボソンジャンプの解析は必要よ」
レイカ「それはあなたの科学者としての意見でしょう?」
イネス「・・・不完全なボソンジャンプは、ジャンプしたものを異なる時間に運ぶ。知っているはずよ」「あなたが火星都市で攻撃を受けて、火星から地球に跳んだときもそうだったわよね」
アキト「・・・確かに、地球についたのは、何ヶ月か前の時間だったけど。どうしてそれを・・・」
イネス「・・・わからないの?」「・・・お兄ちゃん・・・」
アキト「え・・・あ・・・、あ・・・」
イネス「あたしよ・・・」
アキト「・・・まさか・・・アイちゃん・・・」
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
ビューティ「アイちゃんって、アキト君がジャンプしたときに助けられなかったってう・ ・・」
イネス「お兄ちゃんでさえ、数ヶ月のズレが出来たわ」「CCのないあたしのズレはもっとひどかった・・・20年前の火星についたのよ」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
ビューティ「アイちゃんって?」
アキト「俺が火星都市から地球にジャンプしたとき、助けられなかった女の子。俺のジャンプに巻き込まれて・・・」
イネス「・・・みたい。お兄ちゃんは数ヶ月だったけどあたしのズレは20年だった・・・、しかも場所は火星のまま・・・」

アキト「20年前・・・」
イネス「おかげで、今じゃあこんなおばさんよ。でも、あたしはいいわ。いまさらどうこうなんて思わない」「でも、このままじゃ、あたしたちみたいな人がもっと増えるわ。そのためにも、ボソンジャンプの解析が必要なのよ」
アキト「・・・」

木連戦艦かぐらづき 一室
源八郎「秋山源八郎、高杉三郎太。まいりました」
草壁「うむ。実は地球が生体ボソンジャンプの実用化に向けて動いている」
源八郎「それはゆゆしき事態。やつらがボソンジャンプを自由に駆るようになれば」
草壁「そうだ。その前にやつらの基地を叩かねばならない」
源八郎「はっ、ただちに」
三郎太「まかせてください。悪の地球人は、この俺の手で倒してみせます!」

螺旋城 司令室
螺旋城「アルテアがいない今こそ、我らのチャンスだ」
ギガアブゾルート「お館様、ワタシめに出撃命令を」
ギガグルメイ「貴様だけで手柄を立てようとしても、そうはいかん。ワタシが出撃する」
ギガウィッター「いや、出撃するのはこのワタシだ!」
ギガアブゾルート「いや、このワタシだ!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

螺旋城「何事だ!?」
ギガアブゾルート「大変です。またラゴウが!」
螺旋城「なんということだ。すぐに追いかけるのだ」
ギガグルメイ「せっかくアルテアがいなくなったというのに、今度はラゴウが!?」

GEAR本部 司令室
愛子「監視衛星より緊急連絡! 月ガルファ基地より発進した飛行物体が大気圏に突入」
渋谷「落下推測地点は!?」
愛子「横須賀です!」
ユリカ「アキトのいるところ!?」
渋谷「いかん! ラウンドナイツ出撃!」
銀河「ちきしょう。くるならここに来いってんだ!」

アトモ社 研究室
〔警報〕
アキト「何だ一体?」
レイカ「敵よ。すぐにシェルターに避難して!」
ギャリソン「ラウンドナイツもこちらに向かっているとのことです。皆様方はシェルターに避難したほうがよろしいのでは」
万丈「ダイターン3は出られるか?」
ビューティ「バッチリよ」
万丈「よし、ラウンドナイツが来るまで、僕が敵を引き受けよう」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「『真実』はひとつじゃない」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

万丈「ほぉ、こいつは確かドラゴノザウルスの時の。他に敵はないのか?」
ギャリソン「万丈様、あと1分ほどでナデシコとフリーデンが到着するそうでございます」
万丈「なるほど。本格的な戦いは、彼らを待ってからでもいいかな」
ラゴウ「ガァァァァッッッ!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方戦艦出現〕
万丈「お、やっときたな」
ジャミル「被害状況は!?」
サラ「民間人の大半はシェルターに避難完了しています」
ユリカ「アキト、アキトは無事なの!?」
アキト「ナデシコ!」
ユリカ「アキト! よかった、無事で」
<<ラウル>>
ラウル「早く回収してくれ。エクサランス発進させる!」
<<フィオナ>>
フィオナ「早く回収して! エクサランスを発進させるわ!」

ユニコーンドリル「・・・」
ドラゴンフレア「・・・」
レオサークル「・・・」
ガドリングボア「・・・」
北斗「銀河、ギアコマンダーが!」
銀河「そういや、この前やつが出てきたときも」
北斗「もしかして、あいつと戦いたいのかな?」
銀河「ようし、頼むぜレオ! ボア!」
〔味方ユニット出現〕
ラゴウ「グァァァァッッッ!」
吉良国「なんだか、データウェポンもあの敵も張り切ってないか?」
隼人「一体、あの敵の何を恐れているのだ。データウェポンは?」
[イベント戦闘「ドラゴンフレアvsラゴウ」]
[イベント戦闘「ガトリングボアvsラゴウ」]

ラゴウ「グゥゥゥッッ!」
銀河「なんかやべぇ、みんな気をつけろ!」
[イベント戦闘「ユニコーンドリルvsラゴウ」]
[イベント戦闘「レオサークルvsラゴウ」]

ユニコーンドリル「・・・」
レオサークル「・・・」
勝平「あぶねえ! あのままじゃやられちまうぞ!」
北斗「これは・・・」
銀河「どうしたんだよレオ、レオーっ!」
アムロ「一体どうしたっていうんだ?」
ベガ「そんな! データウェポンの本体は電子データよ。いくら実体化しているからといっても、通常の攻撃で・・・」
北斗「銀河、とにかくみんなを戻そう」
銀河「ああ。レオ、ボア! 戻るんだ!!」
〔味方ユニット離脱〕
銀河「くそぉ、よくもレオを。覚悟しやがれ!」
ルリ「上方より新たな物体を確認」
〔敵ユニット出現〕
ギガアブゾルート「やっと捕まえたぞ」
ギガグルメイ「手間をかけさせるペットだ!」
ジャミル「ガルファか!?」
ギガアブゾルート「ラウンドナイツに電童か。あいにく、ワタシたちはお前たちと戦うために来たのではない」
ギガウィッター「ラゴウを戻したら、じっくり相手をしてやる」
隼人「お前たちもガルファか!?」
ギガアブゾルート「いかにも。螺旋城の3機将、ギガアブゾルート」
ギガグルメイ「同じくギガグルメイ」
ギガウィッター「同じくギガウィッター」
ギガアブゾルート「我ら3機将、貴様らと相まみえる日を楽しみにしている」
ラゴウ「ガァァァッッ!」
ギガグルメイ「ラゴウ、おとなしくしろ!」
ギガウィッター「あばよ!!」
〔敵ユニット離脱〕
銀河「こ、こら、待て!」
ベガ「待って! 残っている機士を倒す方が先よ!!」
ルリ「○○○さんとアキトさん、戻りました」
アキト「俺に出来ること・・・今は、戦うことなのか?」
○○○「エクサランス、スタンバイOK・・・GO!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉

<敵全滅・第3軍増援1出現>
ルリ「ガルファ軍、全滅しました」
イネス「でも、これだけでは安心できないわ」
ビューティ「どういうこと?」
イネス「ネルガルが行っている生体ボソンジャンプの実験機。あれがもし、木連の本拠地に到達していたら・・・」
レイカ「・・・ばれるわね」
イネス「生体ボソンジャンプの有用性は、木連だって知っている。そうなれば、考えられるのは実験の妨害、そして破壊・・・来るわ!」
〔第3軍ユニット出現〕
レイカ「木連の攻撃部隊!?」
源八郎「情報によれば、あれが地球人の秘密研究所だ。三郎太、一気に叩くぞ!」
三郎太「おう、俺たち木連の心意気を見せてやる!」
ウィッツ「やつら、アトモ社を狙っているぜ」
プロスペクター「アトモ社に入れないでください。あそこには大事な研究設備が!」
カミーユ「僕たちはネルガルのボディガードじゃありません!」
隼人「しかし、被害を最小限におさえるのも仕事だ」
リョーコ「しゃあねえなぁ。行くぞ!」
〔カーソル、アトモ社を指定〕

<主人公vs三郎太>
<<ラウル>>
ラウル「もしかして、サブロウタさんか!?」
<<フィオナ>>
フィオナ「もしかして、サブロウタさん!?」

ラージ「この時代の彼も、月臣さん同様、敵なんですね」
ミズホ「でも、アキトさん同様、少し感じが違いますね」
ラージ「そうですね。ナンパな感じがしない」
三郎太「貴様ら、余裕のつもりか!? さっさとかかってこい!」
<<ラウル>>
ラウル「くそ、やるしかないか! 行くぞ!!」
<<フィオナ>>
フィオナ「こういうのって、なんかやりにくいのよね」


<源八郎撃破or源八郎以外の第3軍全滅・勝利条件達成>
源八郎「くっ、やむをえん。あれを使うぞ。撤退!」
〔第3軍ユニット撃破or離脱〕
甲児「なんでぇ、歯ごたえのないやつ」
ノイン「油断するな。奴らはボソンジャンプが使える」
翔「予想外の奇襲を仕掛けてくるやもしれん」
勝平「へっ、何が来ようがどんとこいよ!」
〔第3軍ユニット出現〕
健一「来た!」
十三「なんや、一体だけかい?」
ロアビィ「しけた増援だこと」
號「さっさと片づけちまおうぜ」
めぐみ「待って。様子がおかしいわ」
ルリ「・・・敵の機体から、強大なエネルギー反応が出ています」
サラ「このままでは、爆発するわ!」
ビューティ「ば、爆発ですって!」
イネス「最悪ね。最初から自爆用にプログラムされていたんだわ」
ジャック「カミカゼ・アタック?」
イネス「もっとたちが悪いわ。あいつは、周囲の空間全体を相転移しようとしている。ま、この町全体が消し飛ぶことは保証するわ」
ガイ「冗談じゃない。今のうちに破壊しないと」
ロペット「マッテクダサイ。コノエネルギーガコノママ爆発スルト、タイヘンナコトニナリマス」
ルリ「オモイカネの計算だと、相転移されるより被害が大きくなります」
ユリカ「なにか、なにか手はないの!?」
アキト「・・・ボソンジャンプ!」
〔アキト、アトモ社へ移動〕
イネス「来たわね」
アキト「CCを、早く!」
ラージ「何をする気ですか?」
万丈「彼は、ボソンジャンプで敵機を別の場所に跳ばすつもりなんだ!」
イネス「・・・アキト君、わかってる? 中途半端なボソンジャンプは・・・」
○○○「!?」
アキト「わかってるよ。でも、俺しかできないことなんだ!」
〔アキト、デンジンへ隣接〕
イネス「CCが反応している。やっぱり・・・」
アキト「うぁぁぁぁーーーーーーっ!」
万丈「いかん、へたをすると、彼はまた過去に跳ばされる!?」
○○○「過去に・・・!!」
ユリカ「アキト、アキト、アキトーーーーッ!」
〔主人公、アキトへ隣接〕
○○○「時流エンジン、全開ーっ!」
〔画面、発光〕
〔味方ユニット消滅〕
〔第3軍ユニット消滅〕

イネス「やった・・・」
ラージ「馬鹿なことを!」
<<ラウル>>
ミズホ「ラウル!」
<<フィオナ>>
ミズホ「フィオナさん!」

ユリカ「そんな・・・アキトーっ!」
〔画面、発光〕
アキト「あああああっっっっっーーーーーっ!」
〔機体の拘束音〕
○○○「捕まえた!」
アキト「・・・エクサランス!?」
<<ラウル>>
ラウル「跳ばされるのは、敵のメカだけで十分だ!」「!? ・・・なんだ、この感覚・・・未来に流されている? いや、未来に引っ張られているのか?」
<<フィオナ>>
フィオナ「アキト君まで跳ぶことはないわ。跳んだ先で死んじゃうから!」「!? ・・・なに、この感覚・・・未来に流されている? いや、未来に引っ張られているんだわ! どうして!?」

アキト「ここは・・・どこなんだ・・・?」
○○○「タイムタービン全開! 通常時間軸へーーっ!!」
〔画面の発光、終了〕
〔味方ユニット出現〕

アキト「こ、ここは・・・」
ビューティ「な、何があったの!?」
イネス「・・・エクサランスで、ジャンプする途中の彼を連れ戻してきたのよ・・・」
○○○「・・・この時間は・・・わっ!」
〔味方ユニット撃破〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

??? ???
???「・・・ラリアー・・・」
ラリアー「・・・はい」
???「・・・デスピニス・・・」
デスピニス「・・・はい」
???「・・・ティス・・・」
ティス「あいよっ」
???「エクサランスという機動兵器・・・時流エンジンなる動力源・・・私は、それらに関するデータを望みます・・・」

フリーデン デッキ
<<ラウル>>
ラウル「いたた。ひどい目にあった」
ミズホ「ラウル!」
ラウル「ごめん。エクサランス、壊れちまった・・・」
ミズホ「よかった・・・ラウル、戻ってきた・・・」
ラウル「ミズホ・・・」
ラージ「まったく、無茶をするにもほどがあります。また過去へ跳ばされたらどうするつもりだったんですか」
ラウル「しかし・・・」
<<フィオナ>>
フィオナ「あいたた。ひどい目にあったわ。命があっただけでもめっけもんね」
ラージ「フィオナ!」
フィオナ「あ、ラージ。ごめん。なんかエンジン、いかれちゃったみたい・・・」
ラージ「!」
〔殴打音〕
フィオナ「痛っ! 殴らなくてもいいじゃない」
ラージ「無茶をするにもほどがあります! また過去へ跳ばされたらどうするつもりだったんですか」

ミズホ「そうです。あたしをおいて行っちゃうつもりだったんですか!?」
○○○「・・・ごめん」
※※主人公がフィオナの場合、セリフ追加※※
ラージ「過去に跳ばされるぐらいならまだいいです。跳んだ先で、あの木連メカの自爆に巻き込まれて死んだら・・・」
フィオナ「ラージ・・・心配してくれたの・・・?」
ラージ「当たり前です。・・・あ、あなたのことを心配しないはずがないでしょう」
フィオナ「・・・ありがとう・・・」

ラージ「○○○、忘れないでください。僕たちは3人そろって帰るんです。一人で勝手に行かないでください」
<<ラウル>>
ラウル「わかった・・・。みんなで帰ろう」
<<フィオナ>>
フィオナ「わかった・・・。みんなで帰ろう。ね」

ラージ「・・・それにはまず、このエクサランスを直さないと・・・」

ナデシコ ブリッジ
ユリカ「アキト、よかった。よかったぁ・・・」
アキト「ユリカ、泣いてんのか・・・?」
ユリカ「だって・・・」
アキト「・・・馬鹿、泣くなよ・・・その・・・」
ユリカ「・・・え?」
アキト「・・・ただいま」
ユリカ「アキト、大好き!!」

アトモ社 一室
イネス「お礼を言うわ。この町を、アキト君を助けてくれてありがとう」
<<ラウル>>
ラウル「お礼はいいから、俺たちのことは放っておいてほしいな」
<<フィオナ>>
フィオナ「お礼はいいから、放っておいてくれないかしら」

イネス「気持ちは分かるけど、ここで何もしなければ、後悔するわよ」
万丈「無駄だよ。彼らはできれば何もしないでいたいだろうからね」
イネス「・・・そうね」
○○○「え?」
イネス「・・・これは私たちの推測です」
万丈「エクサランスと時流エンジン、そして、開発期間の空白」
ラージ「空白?」
万丈「そう。君たちが時流エンジンを作ったりエクサランスの開発をするには、どうしてもある程度の資金や設備、そして時間が必要だ」
ビューティ「ところが、どこにもそれらの形跡がないのよね」
※※No1でナデシコルートを選択した場合、セリフ追加※※
万丈「しかも、火星からの脱出といい、僕らが知らないことを君らは知っているようだ」

イネス「私達の結論・・・あなたたち3人は、時流エンジンのテストか事故かでこの時間にタイムスリップしてきた未来人」
万丈「君たちの年齢から考えて、おそらく5年前後の未来からね」
○○○「・・・」
ミズホ「・・・」
ラージ「違います」
レイカ「違う?」
ラージ「タイムマシンなんて夢物語です。時流エンジンを評価してくださるのはうれしいですけど、過大評価しすぎです」
万丈「・・・わかった。そういうことにしておこう」

フリーデン デッキ
ラージ「・・・時流エンジン、完全にオーバーヒートしています。GEAR本部に戻ったら、すぐに予備エンジンと取り替えましょう」
○○○「予備エンジンがあって助かった・・・」
ミズホ「オーバーヒートした方、修理は出来るんですか?」
ラージ「出来ますけど、時間がかかりますよ」
<<ラウル>>
ラウル「悪い。せっかくのエンジンをこんなにして」
<<フィオナ>>
フィオナ「ごめんなさい。せっかくのエンジンをこんなにしちゃって」

ラージ「確かに。でも、あなたが持ってきたデータはこれを帳消しにして十分おつりが来ると思いますよ」
ミズホ「そんなにすごいの?」
ラージ「ええ、まだ断言できませんが。元の時間に戻るのは、そう困難ではないかもしれません」

GEAR本部 格納庫
<<ラウル>>
ラウル「けれど、まさかこんなに早くばれるとは思わなかったな」
ラージ「タイムスリップしてきた未来人なんて、思いついても確信はしないと思ってましたからね」
ミズホ「イネスさんは自分もタイムスリップした経験がありますから」
ラージ「もっとも、彼女の現象をタイムスリップと呼んでいいのかは迷いますが」
ユリカ「すみません、先ほどはアキトを助けてくれて有り難うございます!」
ラウル「気にするなって。いつもは俺たちの方が世話になっているんだから」
アキト「本当に助かったよ。コックにもなれずに軍で殉職なんてやだからさ」
<<フィオナ>>
フィオナ「けど、まさかこんなに早く事実に気づく人が出るとは思わなかったわね」
ラージ「イネスさんは自身がタイムスリップした経験がありますからね」「もっとも、彼女の現象をタイムスリップと呼んでいいのかは迷いますが・・・」
ユリカ「すいません、あの、あのときはアキトを助けてくれて有り難うございます」
フィオナ「気にしないでいいですよ。あのままじゃ、どこに跳ばされるかわからなかったわ」
アキト「コックにもなれずに軍で殉職なんてやだからさ」

ユリカ「何か困ったことがあったら言ってください。あたしにできることなら、何でもしますから」
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
<<ラウル>>
ミズホ「でしたら、アキトさん」
<<フィオナ>>
フィオナ「そう、だったらアキト君」

アキト「なんです?」
<<ラウル>>
ミズホ「彼女をしっかり守ってあげてください。結婚したあとも、ずっと守ってあげてください」
<<フィオナ>>
フィオナ「彼女をしっかり守ってあげてね。結婚したあとも油断しちゃ駄目よ」

アキト「な、何をいきなり言い出すんですか!?」
ユリカ「大丈夫です。何しろ、アキトは私の王子さまですから!」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
<<ラウル>>
ミズホ「・・・これから先、どんなに辛いことがあってもくじけないでください」
<<フィオナ>>
フィオナ「今のところは特に・・・でも、これから先、どんなに辛いことがあってもくじけないでください」

ユリカ「はい、大丈夫です。アキトが一緒ですから」
アキト「ちょっ、ちょっと待て。どうしてそうなるんだ!?」


≪主人公がラウル≫
GEAR本部 格納庫
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
ミズホ「あの二人、これからどうなるか知らないんですよね・・・」
ラウル「でも俺達にはどうしようもないさ」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
ミズホ「あの二人、これからどうなるんでしょうか?」
ラウル「さあな。わかったところで、どうにもならないけどな」

ミズホ「そうですけど・・・あの・・・」
ラウル「なんだ?」
ミズホ「ラウルって、特別な人はいるんですか?」
ラウル「い、いや・・・その・・・。恋人にしたいなって人は、いるんだけど・・・」
ミズホ「えっ!誰なんですか? メグミさん? それともレイカさん・・・? まさか、ルリちゃんなんてことは・・・」
ラウル「そんなわけないだろ! もっと身近な人だよ。一緒にいて安心できるような・・・」
ミズホ「・・・」
ラウル「ミズホ・・・」
ミズホ「なんですか?」
ラウル「・・・もし、元の時間に帰れたらさ・・・よかったら・・・俺と・・・」
ミズホ「え・・・」
小介「すみません。データウェポンを実体化させているのはこっちでいいんですか!?」
ラウル「どうしたんだ?」
剴「聞いてないのかい?ユニコーンドリルとレオサークルの様子がおかしいってさ!」

≪主人公がフィオナ≫
GEAR本部 一室
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
フィオナ「あの二人・・・これからどうなるかも知らないから・・・」
ラージ「けど、僕たちにはどうしようもありませんよ」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
フィオナ「あの二人、これからどうなるのかな?」
ラージ「さてね、そこまでわかりませんよ。わかったところで、どうしようもないです」

フィオナ「そうだけど・・・ねぇ、ラージには誰か好きな人いる?」
ラージ「なんです? やぶからぼうに」
フィオナ「・・・好きな人と離れ離れになるのってつらいと思わない?」
ラージ「・・・」
フィオナ「ねぇ、ラージ・・・」
ラージ「なんですか?」
フィオナ「・・・もし、元の時間に帰れたらさ・・・よかったら・・・私と・・・」
〔モニターの開く音〕
ラージ「ちょっと待ってください・・・はい、ラージです・・・はい、すぐに行きます」
フィオナ「どうしたの?」
ラージ「ユニコーンドリルとレオサークルの様子がおかしいそうです」

GEAR本部 格納庫
ユニコーンドリル「・・・」
レオサークル「・・・」
銀河「大丈夫か、おい。しっかりしろよ、レオ!」
北斗「ユニコーン・・・」
キッド「一体どうしちまったんだよ?」
井上「わかりません。こんなのは初めてです」
知恵「うんせ、うんせ」
さやか「? 知恵ちゃん、なに持ってきたの?」
知恵「元気になってもらおうと思って。ユニコーンってお馬さんでしょ。だからニンジンもらってきたの」
金太「レオには肉をもらってきたぜ」
十三「ドアホ! データウェポンがメシ食うか!」
知恵「食べないの?」
トニヤ「データウェポンは、動物じゃないからそういうのは食べないのよ」
千代錦「ワンワン!」
金太「あ、コラ! お前に持ってきたんじゃないんだぞ!」
ユニコーンドリル「・・・」
レオサークル「・・・」
號「本当に、全然動かねえな」
ドモン「ラゴウとかいうやつからのダメージがひどいのか?」
エリス「データウェポンは電子データです。通常の攻撃なら、刺されようが斬られようが平気です」
ウィッツ「でも実際、苦しんでるぜ?」
チボデー「ああ。あの通り体に傷もついてるじゃねえか」
エリス「ええ。ですからこれは間違いなく、あの子たちの本体であるデータへの直接攻撃です」
恵子「それって、つまり・・・」
ルリ「コンピューターウィルスです。それもかなり強力な・・・」
【シナリオエンドデモ終了】


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