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No.33
銀河に消えた男

【シナリオデモ開始】
Yナデシコ ブリッジ
九十九「以前にもお話ししましたが、木連が使っている技術は、ネルガル同様、自力で開発したものではありません」
万丈「火星にある古代遺跡のテクノロジーを解析、応用したものなんだろう?」
九十九「はい。ですが、技術的にも資源的にも乏しいことにかわりはなく、応用も限界に来ていたのです」
ウリバタケ「そうか、前に出てきたデビルエステバリスは、俺たちの資源を利用しようって事だったんだな?」
隼人「とにかく、木連の戦力はそろそろ限界に来ていたというわけだ」
九十九「和平に傾いたのも、それが原因の一つです」
ゼクス「消耗戦になれば、木連には不利となるわけだな」
ユリカ「でも、だったらなぜ自分から和平を壊すようなことをしたんですか!?」
九十九「新たな遺跡が見つかったからでしょう」
ブライト「新たなテクノロジーということか」
九十九「はい。おそらく、さきほど北辰たちが使った新型も、それを応用したものではないかと思います」
ウリバタケ「エステバリスとかのデータもかなり入っているみたいだったがな」
さやか「デザインなんか、今までのと全然違うものね」
アストナージ「デビルエステバリスを作り出した時点で、ネルガルの兵器類のデータもかなり入手していただろうからな」
クワトロ「しかし、言い方を変えれば、彼らの強気の原因はすべてその新たに手に入れた遺跡にある」
九十九「そうです。その遺跡を何とかすれば、彼らもまた和平交渉のテーブルにつくのではないかと」
ウィッツ「気にいらねえな。勝てそうだったら戦って、負けそうになったら和平か」
號「てめえの都合でコロコロかえやがって」
カリス「それは強者のおごりです。常に勝者になると思っているから言えるのです」
※※ランスローが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ランスロー「人は、勝利を味わうことが出来なくなって、初めて戦うことの意味を考えるものかもしれん」
※※東方不敗が仲間にいる場合、セリフ追加※※
東方不敗「戦争をはじめるのは、常に後方で人の生き死にを目の当たりにせぬ奴らよ。自ら傷つかずに勝利だけを味わおうという輩に、何を言っても無駄なこと」

カトル「人々が和平の意思を示すのは、戦いに無意味さを感じたときです」
リリーナ「戦争の持つ罪を、勝利という名で着飾り、誤魔化すことが出来なくなったとき人は和平を考えるということですか・・・」
ブライト「話を戻そう。私としては、和平がなくても火星の遺跡は押さえるべきだと考えるが」
万丈「木連だけじゃない。火星にあるということは、当然、メガノイドだってそれを狙っているに違いない」
カミーユ「遺跡がいつのものか知りませんが、そんな昔の人たちが残したもののために、今の人たちが傷つけあうなんて間違ってます」
アムロ「そうだな。まず火星へ行って、我々の手で遺跡を押さえよう」
ベガ「その後で、遺跡を誰にも使わせないようにして和平交渉を進めるのが得策ね」
レイン「使わせないようにって、どうやって?」
ユリカ「パーッと派手に壊しちゃいましょう!」
イネス「それには反対します。遺跡の技術は地球人にとっても大きな一歩になるはずです」
※※主人公がフィオナの場合、セリフ追加※※
フィオナ「ラージだったら、破壊するだろうな」
アキト「何で?」
フィオナ「あいつはね、人間が手にして良いのは、自分たちで作れるものだけっていう考えの持ち主なのよ」「使えるけれど作れないって技術に、人間社会は頼るべきじゃないって」
ルー「それもひとつの考え方ね」
井上「その考えでは、電童や凰牙も使うべきじゃないものですね」
豹馬「そう堅っ苦しく考えなくても、非常事態なんだから、いいんじゃねえか」

勝平「面倒くせえなぁ。とにかく、まずはその遺跡を俺たちで押さえるのが先決じゃんかよ」
健一「そうだな。ここで話し合っているだけでは、何にもならん」
トニヤ「とらぬ遺跡の皮算用ってね」
九十九「とにかく火星に急ぎましょう!」

木連戦艦かぐらづき 司令室
三郎太「白鳥少佐め、裏切りやがって!」
草壁「奴のことは忘れろ。女に目がくらみ、正義を忘れた愚か者だ」
源八郎「観測によると、やつらは火星へと向かっているようです」
元一朗「やつら、火星の遺跡を!?」
シャギア「その遺跡には、いったい何があるのですか?」
草壁「お前たちが知る必要はない」
オルバ(彼らは知られたくないようだね、兄さん)
シャギア(どうやら、そのようだ・・・)
オルバ(まさか、サテライトシステムよりもすごいものとか)
シャギア(だとしたら、消えてもらわなくては、その遺跡には)
オルバ(そうだね、兄さん・・・)
シャギア(戦局を変える兵器は、我々のサテライトランチャーだけでいい)

ラー・カイラム ブリッジ
<<ラウル>>
ラウル「その遺跡っていうのは、どこにあるんだ?」
<<フィオナ>>
フィオナ「その遺跡は、どこにあるんですか?」

九十九「私は専門ではありませんので、詳しくはわかりませんが、何ヶ所かの候補地は知っています」
ブライト「よし、ミスマル艦長、二手に分かれよう。遺跡の場所がわかったら、攻撃せずに待機するんだ」
隼人「攻撃は合流してからだな」
ユリカ「それでは、候補地のデータを送ります」
万丈「気をつけてくれ、ここはメガノイドの本拠地でもあるんだ」
ルリ「私、メガノイド嫌いです・・・」
宇宙太「コンテストのこと、まだ根に持ってんのか?」
めぐみ「当然よ。あんな目にあわされたんだから」

ガルファ本星
ラージ「ミズホさん、無事でしたか」
ミズホ「はい・・・これは?」
ラージ「見ての通り、予備の時流エンジンですよ」
ミズホ「あたしは、エクサランスフレームの基本構造体を作らされています」
デュミナス「これよりは、エネルギーの機体への流動システムについて研究してもらう」
ラージ「なるほど、エンジンだけあっても車は走りませんからね。タイムワープするには、あなたが乗り込む機体が必要ということですか?」
デュミナス「機体は必要ない・・・私が知りたいのは、機体にエネルギーが流れたときの影響・・ ・」
ラージ「機体はそちらで用意すると言うことですか」
ミズホ「でも、その機体を見せてもらわなければ」
デュミナス「その必要はない・・・」
ラージ 「・・・あなたは一体、何に時流エンジンを搭載するつもりなんですか?」

ラー・カイラム ブリッジ
サラ「ブライトキャプテン、レーダーに反応!」
ビューティ「これ、メガノイドの小型艇よ」
ファ「追われているわ」
ジュドー「仲間割れかな?」
ブライト「よし、小型艇を捕獲して、乗員を保護する」
ジャミル「モビルスーツ隊、発進!」

火星極冠遺跡
コロス「なに、脱走者がラー・カイラムに?」
ネンドル「しかも、万丈も一緒でございます」
エドウィン「そのようですな・・・やつらが火星に来ていたとは」
ドン「・・・」
ゼノイア(ああ、ドン様・・・)
コロス「・・・ドンは、万丈の到来に心を痛めておいでです。即刻探しだし、万丈の命をこの火星に捧げるのです」
ベルトリー「オーラ、ドン・ザウサー!!」

ラー・カイラム 医務室
ミナモト「・・・」
万丈「まさかあなたが乗っていたとはね、プロフェッサー・ミナモト」
健一「知っている人なんですか?」
万丈「知っているも何も、メガノイド製造の第1人者だ。そして、僕の両親を殺したメガノイドを作ったのも、こいつだ」
吉良国「それじゃあ、万丈さんの親の仇・・・」
日吉「万丈さんのお父さんって?」
ベガ「破嵐創造・・・メガノイドの生みの親よ」
ミナモト「・・・俺は、君のお父さんの正しさを証明したかったのだ」
万丈「父の正しさ、メガノイドを作ったことのですか!?」
ミナモト「メガノイドではない・・・サイボーグだ!」
ルー「どっちもたいして変わんないわ」
ミナモト「・・・万丈君のお父さん、破嵐創造がサイボーグを作った目的は、正しかった」
万丈「地球人類が宇宙に進出するには、生身の体では脆弱すぎる・・・」
ミナモト「ニュータイプなどという、いつ、どのように覚醒するかわからぬものに頼ることもできない。だからこそ、人間をサイボーグ化することが必要なのだ!」
ジャミル(・・・ここにも、ニュータイプにとらわれたものが・・・)
ミナモト「・・・間違いは、サイボーグたちが自分たちの力に自信を持って、人間に刃向かうようになるとは思わなかったことだ」
万丈「その父の間違いに責任を感じるからこそ、僕は戦っているんです」
ミナモト「俺は、君のお父さんの後を継いで、本当のサイボーグを完成させようとしてきた」
小介「どういうことです?」
ミナモト「体を強化しても、頭が人間のままでは意味がないのだ。メガノイドでありながら、人間の君たちに敗北を続けてきたことが、それを証明している」
万丈「それで・・・?」
ミナモト「俺は、ドン・ザウサーに忠実に奉仕するサイボーグを作ろうとした」「だが、作っているうちに怖くなってきた・・・これでは人間性の否定ではないかと・・・」
万丈「少しはまともな結論に達したようだな・・・だが、もう遅い。あなたの言う忠実なサイボーグとは、いわばソルジャーのことではないか」
ミナモト「その通りだ。それで、俺は脱出してきたんだ」
万丈「俺はあなたが憎い・・・だが、いまここであなたを倒してもなんの解決にならないことも知っている」
レイカ「万丈・・・」
万丈「ドン・ザウサーを倒さなければ、何も変わらないからだ」
ミナモト「そうかもしれん。確かに俺はメガノイド技術の第1人者だが、ここで俺を倒しても・・・すでにメガノイドには私に匹敵する技術の持ち主がいる」
万丈「僕が言っているのはそういう事じゃない!」「・・・ドン・ザウサーはどこだ?」
ミナモト「火星の極冠にある古代遺跡だ」
ブライト「何だって!?」
ミナモト「やつらは、そこで発見したボソンジャンプの演算ユニットを研究している。いずれは、全てのコマンダーが自由にボソンジャンプできるようになるだろう」
銀河「冗談じゃねえ。そんなことになってたまるかよ」
アムロ「しかし、遺跡は木連が占拠しているはずだ」
ミナモト「それを奪ったのだ。捕虜とした木連の何人かを改造し、連絡係を務めさせてな。だから、木連はまだ遺跡が奪われたことに気づいてはいないはずだ」
クワトロ「気がついた時には、もう遅いというわけか」
ブライト「トニヤ、ナデシコに連絡、極冠遺跡に向かう!」
トニヤ「わかりました!」

火星極冠遺跡
コロス「ラウンドナイツがこちらに向かっている・・・」
ゼノイア「ドン・ザウサー、ここでご覧ください。このコマンダー・ゼノイアが、見事ラウンドナイツを討ち果たして見せましょう」
コロス「みなで行くが良い、この火星の大地に、万丈の墓標を立てるのです」
ベルトリー「オーラ、コロス!!」

火星極冠遺跡
コロス「・・・おっしゃってましたね、メガノイドの力があれば、人類は永遠に平和になると・・・」「それなのに、あの破嵐万丈が・・・」「・・・メガノイドの力と、ボソンジャンプの力、それらが揃えば、一挙に人間どもをドン・ザウサーの前にひざまずかせることが出来ます」
ドン「・・・」
コロス「・・・この戦い、私も出るつもりです」
ドン「・・・」
コロス「・・・これ以上、人間の戦争を続けさせるわけにはいかないのです。そして、全ての人間がメガノイドとなれば、その夢は叶うのです・・・」
ドン「・・・」
コロス「私たちメガノイドの夢・・・永遠の平和・・・」

ラー・カイラム ブリッジ
サラ「あと10分で遺跡に到着します」
ブライト「メガノイドはすでに我々の動きを察知しているはずだ。総員戦闘準備!」
万丈「今回の戦いは、晩餐までにケリをつけるというわけにはいきそうもないな」
ギャリソン「はい、お弁当持ちということになりますな」
ミナモト「やめるんだ! メガノイドの恐ろしさは俺が十分知っている」
万丈「人間の素晴らしさは、僕が十分知っているさ」
○○○「見えた!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「銀河に消えた男」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
九十九「あれだ、あの遺跡だ!」
クワトロ「妙だな・・・メガノイドの軍勢がいない?」
勝平「俺たちに恐れをなして、逃げちまったのよ」
隼人「まさか」
〔敵ユニット出現〕
コロス「ついに来ましたね、破嵐万丈・・・そしてラウンドナイツ」
万丈「コロスか。ドン・ザウサーの人形め、消えろ!」
コロス「あなたこそ消えなさい、ドンの心を乱すもの!」
万丈「そうはいかない。ドン・ザウサーの野望尽きるまで、僕は消えない」
コロス「ならば、我らの手で消すまで!」
〔敵ユニット出現〕
リョーコ「なんだ、急に現れたぞ!?」
サラ「完全に囲まれてます!!」
イネス「そんな! ボソンジャンプ!?」
コロス「フフフ、我らメガノイドの力を甘く見たようですね。我らはすでにボソンジャンプをある程度解析し、この通り使うことが出来るのです」
九十九「おのれ、メガノイド!」
コロス「何を言っているのです? 地球も木連も、この技術を戦争のために使っていたではありませんか」
万丈「そして君たちもね」
コロス「違います。私たちメガノイドは、この力を永遠の平和のために使います」
万丈「メガノイドが支配する平和な世界か・・・。僕は遠慮させてもらう」
コロス「万丈、なぜ、ドンの心をわかってくれないのですか?」
万丈「僕は憎む、サイボーグを作った父を・・・ドンもあなたもメガノイドと名乗ってスーパー人間とうぬぼれる・・・それを憎む!」
ベルトリー「それは人間のひがみというもの」
コロス「人類が宇宙に飛びたつ時代には、ドンのお考えは正しいのです! 宇宙に出るには、人間は人間を越えなければならない」
万丈「人間を越えることは、人間をやめることではない!」「世のため人のため、メガノイドの野望を打ち砕くダイターン3! この日輪の輝きを恐れぬならば、みんなまとめてかかってこい!!」
コロス「万丈、あなたって人は・・・」
万丈「行くぞ!!」
<戦闘開始>

<ゼノイア(ニーベルゲン搭乗)撃破・敵増援1出現>

ゼノイア「こんな、ドンの前で!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

ゼノイア 「ドン、見ていてください・・・ゼノイアはあなたのために命をかけます」

<エドウィン(ニーベルゲン搭乗)撃破・敵増援2出現>
エドウィン「やるな! だが見よ、大魔術師エドウィンの大脱出ショー!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

エドウィン「はい、ご覧の通り!」

<ベルトリー(ニーベルゲン搭乗)撃破・敵増援3出現>
ベルトリー「ぬおおっ、まだまだぁーっ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

ベルトリー「人間どもめ、真の戦いはこれからだ!」

<ネンドル(ニーベルゲン搭乗)撃破・敵増援4出現>
ネンドル「やむを得ん。今まではニーベルゲンのパイロット、だがその実体は!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

ネンドル「メガボーグ・ネンドル様だ。どうだ、恐れ入ったか!」

<コロス(アイアイ搭乗)撃破・敵増援5出現>
コロス「私は負けぬ・・・ドンの夢のためにも、私は!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

コロス「来なさい、人間どもよ。お前たち全てを業火にて焼き、ドンの夢を、銀河帝国建設を叶えてみせる!」

<万丈vsゼノイア>
ゼノイア「ここでお前を倒して、ドンの心をあたしに振り向かせてみせる!」
万丈「愛情に縛られた女は、何も見えないものだな」

<万丈vsエドウィン>
エドウィン「万丈君、君に私のマジックショー第2幕を見せることが出来てうれしいよ」
万丈「魂のないマジックなど、ただのごまかしに過ぎない!」

<万丈vsベルトリー>
万丈「ベルトリー、今回はご自慢の虫メカはなしかい?」
ベルトリー「フン、そんなものなくても、わしは貴様を倒す!」

<万丈vsネンドル>
万丈「実戦ではお前の特異な変装術も役にはたたんな」
ネンドル「素顔でも強い、それがこのネンドルよ」

<万丈vsコロス>
万丈「コロスよ、お前も哀れなメガノイド・・・ドン・ザウサーへの思いが、愛情だけが心の中ですべてをしめて、他のことを何一つ考えられなくなっている」
コロス「あの人を愛することが、私の命なのです」
万丈「だからメガノイドを憎むのだ、僕は!」

<ゼノイア(メガボーグ・ゼノイア搭乗)撃破>
ゼノイア「ああ・・・ドン・ザウサー・・・もう二度と会えないのでしょうか・・・」

<エドウィン(メガボーグ・エドウィン搭乗)撃破>
エドウィン「ぐぐ、大魔術師エドウィンのショーも、これで閉幕か・・・」

<ベルトリー(メガボーグ・ベルトリー搭乗)撃破>
ベルトリー「そんな・・・見事だ、人間どもよ・・・」

<ネンドル撃破(メガボーグ・ネンドル搭乗)>
ネンドル「そんな、私はもっと変装したかった!」

<コロス(コロス搭乗)撃破・敵増援6出現>
コロス「ドン・・・あなた・・・助けて・・・」
〔敵ユニット撃破〕
ドン「コロス、お前を傷つけるのは、誰だ・・・」
〔敵ユニット出現〕
万丈「出たな、ドン・ザウサー・・・」
ブライト「あれがメガノイドのボス・・・」
ユリカ「ドン・ザウサー・・・」
※※まだゼノイア健在の場合、セリフ追加※※
ゼノイア「ドン・・・なんてりりしいお姿・・・」

ドモン「こいつ、人間でもないのになんて気だ!」
ロアビィ「でかいだけじゃねえか! 弾が当たりやすくていいぜ!」
アムロ「なんだこの感じは・・・哀しみ・・・」
ティファ「ドン・ザウサーは、哀しみを背負っています・・・」
ドン「お前たちは何者・・・? メガノイドなのか・・・?」
万丈「僕を忘れたのか? 破嵐万丈を!」
ドン「万丈・・・あの破嵐創造の息子・・・」
万丈「くっ・・・みんな父の亡霊を背負って、僕の前に現れる」
ドン「わかったぞ万丈・・・お前だな、コロスをいつも悲しませていたのは!」
〔ドン、気力150〕

<万丈vsドン>
ドン「コロスを悲しめし罪、傷つけた罪、一身に受けるがいい、万丈!」
万丈「ぐっ・・・勝てるのか、この化け物に・・・」
???「・・・我が子よ、勝てる・・・コロスの必死の脳波が、ドンを一時的に目覚めさせただけだ。人間の精神はそんな・・・」
万丈「僕への謝罪のつもりか、父さん? ・・・だが、父さんの力など、借りはしない!」「僕の力で、僕自身の力で勝ってみせる!」

<ドン撃破・勝利条件達成>
ドン「コ、コロスーーーーーッッ!!」
ルリ「エネルギー増大、このままではこの辺一帯が巻き込まれます」
ブライト「急速後退! 出来るだけ離れろ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

木連戦艦かぐらづき 司令室
草壁「なんだと? 遺跡で大規模な爆発だと!?」
源八郎「はい、原因は不明ですが、おそらくはラウンドナイツの攻撃を受けたものかと」
草壁「遺跡は、遺跡は無事なのか!?」
源八郎「確認は取れておりませんが、あの遺跡には強度のフィールド発生システムがあります。おそらくは大丈夫かと」
草壁「すぐに確認しろ!」

火星極冠遺跡
プロスペクター「素晴らしい。ドン・ザウサーのあの爆発でもほとんど無傷です」
イネス「どうも、この遺跡には防衛用のフィールドシステムがあるようね」
サラ「それってやっぱりディストーション・フィールドの一種なの?」
イネス「と考えて良さそうね。でも、そのパワーはナデシコとは比べものにならないわ」
プロスペクター「メガノイドが解析に使用したデータも残っていますから、ボソンジャンプの研究は急速に進みますよ!」

ラー・カイラム デッキ
万丈「どこに行く気だい?」
ミナモト「万丈君、許してくれ。俺には君と一緒にいく勇気も気力もない」
レイカ「メガノイドはほとんど滅びたのよ。そりゃ、残党ぐらいはいくらか残っているかも知れないけど」
ミナモト「・・・俺は疲れた・・・メガノイドのいない、手の届かないところへいく・・・」
万丈「逃げるのか!」
ミナモト「万丈君、後は、頼む・・・」
万丈「・・・どいつもこいつも・・・勝手なことを!!」

火星極冠遺跡
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
<<ラウル>>
ラウル「絶対に破壊するべきだ!」
<<フィオナ>>
フィオナ「・・・破壊した方が良いと思います」

ユリカ「そうですよ。これが全ての元凶なんでしょう?」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
ユリカ「この遺跡が全ての元凶なんです。遺跡を破壊しましょう!」

プロスペクター「しかし、これが壊れたら、それこそボソンジャンプは永久に謎のままに」
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
イネス「そうね。もう謎のまま、誰も使うことは出来なくなるわ」
<<ラウル>>
ラウル「今まで謎だったんだから、これからも謎のままでいいじゃないか!」
アキト「イネスさんだって、そうじゃないですか! ・・・ボソンジャンプが出来なくなれば、二度と悲劇は起こらなくなるんですよ!」
<<フィオナ>>
フィオナ「謎のままでいいじゃないですか! 中途半端に解明できたりするから、これをめぐってしなくてもいい争いが起こるんです」
アキト「イネスさんだって・・・ボソンジャンプが出来なくなれば、二度と悲劇は起こらなくなるんですよ!」

※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
イネス「そうね。謎のまま、誰も使うことは出来なくなるわ」
アキト「イネスさんだって・・・ボソンジャンプが出来なくなれば、二度と悲劇は起こらなくなるんですよ!」

万丈「どうしたんだい?」
トロワ「やっかいなものが見つかった」
隼人「・・・ボソンジャンプの演算ユニットだ」
エリス「つまりコントロールシステムのブロックよ」
宇宙太「で、それをどうするかでもめているってわけ」
ジャミル「破壊するか、守るか・・・」
九十九「正直、私にはどちらが正しいかわからない。でも、このままにしておけば・・・」
ブライト「ここは戦場になる」
プロスペクター「・・・これを破壊したいという人の気持ちも分からないでもありません」
イネス「だけど、これは人類の新たなステップになるもの」
小介「確かに、非常に気になりますね」
日吉「父さんもここにいたら、きっと研究してみたいって言うと思うな」
キッド「ボソンジャンプの悲劇って言っても、要はこれがよくわからなかったから起きたことだろ?」
隼人「それに、現状では未知の部分が多すぎる。破壊するにしても、何が起こるかわからんのでは手の出しようがない」
ルー「じゃあとりあえず、今はこれを守ることを考えたら?」
※※No1でナデシコルートを選択した場合、セリフ追加※※
<<ラウル>>
ラウル(しかし、ここでこいつを壊せば、ヒサゴプランもなくなる。そうすれば、火星の後継者のクーデターも・・・)
<<フィオナ>>
フィオナ(・・・どうしたらいいの・・・これを破壊するのは、意図的に歴史を変えることになる・・・けど、これさえなければ火星の後継者によるクーデターも・・・)

クワトロ「どちらにしろ早く結論を出さなければ」
リョーコ「ああ、木連の連中が大挙して押しかけて来るぜ」
アストナージ「艦長、あの演算ユニットですけど、なんとか取り外せそうです」
ブライト「そうか、ならば決定だ。あれを外して地球に持ち帰る」
ゼクス「あれを手にしていれば、木連との交渉も有利に進められるだろう」
エリス「そうね。制御ブロックが敵の手にあるシステムなんて、怖くてなかなか使えないわ」
勝平「それで手に負えないようだったら、ぶっ壊しゃいいんだ」
井上「もったいないですけどね」
<<ラウル>>
ラウル「・・・仕方ないか・・・」
<<フィオナ>>
フィオナ「・・・そうかしら? 技術者っていうのは、一度手にしたテクノロジーは、なかなか手放せないものよ」

ジャミル「あの演算ユニットを取り外してラー・カイラムに積み込むのにどれぐらいかかる?」
アストナージ「2時間もあれば」
ブライト「それまで、敵がおとなしくしてくれるかだな・・・」
ルリ「どうやら無理なようです」
〔警報〕
【シナリオエンドデモ終了】


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