No.４Ａ
最悪の決戦
【シナリオデモ開始】
火星極冠遺跡 司令室
草壁「ネオ・ジオンの動きはどうだ？」
ヤマサキ「アクシズを地球に向けて侵攻中。新連邦のロンド・ベル隊が追跡していますが、阻止できるかは微妙なところですね」
草壁「シャアめ、よけいなことを・・・」「ボソンジャンプによる新連邦本部強襲作戦は、シャアのアクシズ落としの結果が判明するまで延期とする」
ヤマサキ「で、どうしましょう？」
草壁「アクシズ落としが阻止されれば、予定通り、ボソンジャンプによる新連邦本部を強襲。阻止できなければ、サイド３、スウィート・ウォーターに目標を切り替える！」
ヤマサキ「スウィート・ウォーターのデータ集めにまた時間がかかりそうですけど、それが無難ですね」
草壁「時代の新たなる秩序を作るのは新連邦でもネオ・ジオンでもない。我々火星の後継者だ！」
ナデシコＣ ブリッジ
〔モニターの開く音〕
デキム「諸君、我々がマリーメイア様のために立ち上がり、完全平和主義という誤った呪縛から解き放たれ、栄光なる道を歩み始めてから数年。いまもって真の自由も、平和も理解できぬ者たちは我々に牙をむいている。ジオンの亡霊に取りつかれ、幽鬼と化して襲い来るネオ・ジオン。そして、言葉や見てくれの格好良さに振り回され、真実を見ようとしない火星の後継者達。彼らは哀れな者たちである。だが、そのために我ら新たなる人類は歩みを止めることは出来ない。我々は古き思想、古き体制にしがみつくジオンと木連の亡霊を払いのけ、真なる覚醒の道を開かねばならない。その時こそ、我ら新地球連邦は本当の栄光をつかみ取り、希望の象徴となるであろう！」
アキト「相変わらず、言うことだけは勇ましい・・・」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「誰だこいつ？」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「誰？ 今の人」
リョーコ「だぁぁぁ。新地球連邦のデキム・バートン首相だろが！ そんなことも知らねえのか」
ラージ「興味ないですから」
イズミ「興味なければ意味もない。そういうあたしは運がないぃぃぃぃぃ」
ハリ「あの、艦長」
ルリ「何ですか？」
ハリ「新地球連邦から、元木連の人間はスパイの可能性があるから、更迭するようにと連絡が」
サブロウタ「もしかして俺と月臣少佐のこと？」
ルリ「非常時だからいいんです」
サブロウタ「だってさ」
元一朗「非常時か。便利な言葉だ」
プロスペクター「それでは、僭越ながら私が作戦の説明をいたします」「我がナデシコＣは、イネスさんの力を使って敵の懐、火星極冠遺跡の真上にボソンジャンプします。と、同時に艦長がハッキング、敵のシステム全てを掌握します」
ミズホ「全てをハッキングって、そんなことが出来るんですか！？」
ルリ「敵の機動兵器のデータはそろっていますから可能です」
アキト「俺たちの実戦データが役にたったわけだ」
ルリ「でも、そうなると船まではカバーできませんから。ハーリーくん。ナデシコＣのシステム、すべてあなたに任せます」
ハリ「ええっ全部！？ バックアップだけじゃないんですか？」
ルリ「ダメ」
サブロウタ「だとさ。頑張れよ、少年」
プロスペクター「ですが、中には独立したシステムをもっている機体もないとは限りません。手動に切り替えるものもあるでしょう」
ヒカル「それを迎え撃つのがあたし達の役目ってわけね」
アキト「少なくとも、奴らは出てくる」
サブロウタ「北辰たちか」
元一朗「トカゲ戦争の時代から影に生きてきた奴らだ。油断するな」
リョーコ「おっしゃあ！ 野郎ども、行くぜ！」
ナデシコＣ デッキ
○○○「○○○、エクサランス。スタンバイＯＫ」
リョーコ「スバル・リョーコ、エステバリス・カスタム。いつでもいいぜ！」
ヒカル「同じくアマノ・ヒカル。いっきまぁ～す。って、まだいかないけど」
イズミ「同じくマキ・イズミ。マキマキ巻いてる輪廻の車・・・」
サブロウタ「高杉三郎太。スーパーエステバリス。さっさと終わらせちゃいましょう」
元一朗「月臣元一朗、アルスロトメリア。準備良し」
アキト「テンカワ・アキト、ブラックサレナ。ＯＫだ。・・・ラピス、サポート頼む」
ラピス「はい・・・」
ナデシコＣ ブリッジ
ルリ「オールＯＫ。イネスさん、お願いします」
イネス「わかったわ・・・ジャンプ！」
〔画面、発光〕
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「最悪の決戦」
【戦闘マップ１開始】
ヤマサキ「遺跡上空にボソン反応を確認。・・・ナデシコです！」
草壁「なに！？」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
イネス「はぁ、さすがに戦艦を一隻丸ごとジャンプさせるのは疲れるわ」
ウリバタケ「お疲れさま」
ルリ「これよりシステムを掌握します。ハーリーくん、後はよろしく」
サブロウタ「さぁて、何体生き残るか？」
〔敵ユニット出現〕
ヒカル「あらぁ、かなりいるわよ」
北辰「わざわざ我らの懐に飛び込むとは。おろかを越えて哀れなり」
○○○「これは・・・」
アキト「システムは生きている」
ルリ「・・・そんな・・・掌握できない・・・１ブロックも・・・」
ハリ「そんなぁ！」
ウリバタケ「んな馬鹿な！ ルリとオモイカネが協力して１ブロックも掌握できないだとぉ！」
？？？「これはあなたの誤り。あなたの間違い」
○○○「この声は！？」
プロスペクター「いけません。システムを掌握できない以上、ここにいるのは自殺行為です」
イネス「もう一度、ボソンジャンプを！」
？？？「だめだよ、そんなことしちゃ、おばさん」
イネス「あなたは？」
〔ルリに爆発〕
ヒカル「なになに？ 何が起こったの？」
ハリ「そんな！ イネスさんのいるブロックが爆発・・・生体反応、なし・・・」
ルリ「逃げる方法を奪われた・・・」
？？？「初めまして。ホシノ・ルリ」
ハリ「システムが、掌握された・・・」
？？？「ナデシコＣの全システム、オモイカネは私が掌握しました。ナデシコＣはこの場から動けません。頑張って火星の後継者と戦ってください」
ルリ「オモイカネが、乗っ取られた・・・」
ヒカル「ちょっと、どうやってんのよ！？」
アキト「来るぞ！」
＜戦闘開始＞
＜アキトvs北辰＞
北辰「決着をつけよう」
アキト「勝負だ」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
アキト「みんな、ナデシコに戻れ。とにかくここから脱出しないと」
〔味方ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕
サブロウタ「さすがに、これはまずいみたいね」
ルリ「仕方ありません。降伏します」
リョーコ「ちょっと待てよ。ルリ！」
ルリ「他に手はありません」
〔味方ユニット出現〕
〔主人公、気力１５０〕
＜＜ラウル＞＞
ラウル「姿を見せろ！ おまえの仕業だってことはわかっているんだ！ 月面基地での恨み、晴らしてやるぜ！」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「姿を見せなさい！ あなたの仕業だってことはわかっているのよ！ 月面基地に続いて、何を企んでいるの！？」
？？？「○○○○・○○○○○、あなたたちが生き残ったのは私の誤り。・・・なるほど、過ちを犯すということはこういうことを指すのか」
草壁「な、なんだこの声は？」
？？？「この私が創造主と同じことをするとは。でも、それも仕方がない。これは私の過ちなのだから」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「貴様・・・いったい何者だ！？」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「あなた・・・何者？」
？？？「私の名は、『デュミナス』」
〔第３軍ユニット出現〕」
草壁「な、なんだこれは！？」
ウリバタケ「なんだあのメカは！？」
デュミナス「繰り返す。私の名は、デュミナス・・・」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「貴様が・・・貴様がぁぁぁぁっっっ！」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「あなたが、あなたが月面基地を！」
[イベント戦闘「主人公vsデュミナス」]
＜＜ラウル＞＞
ラウル「うわぁぁぁぁぁぁっっっっ！」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「きゃぁぁぁぁぁっっっっ！」
ミズホ「そんな！ フレーム破損率７７％！」
ラージ「時流エンジン出力２５％に低下。時粒子が漏れています！」
○○○「うう・・・」
ラージ「予備のエクサランスで回収します。ミズホさん、手伝ってください」
ミズホ「はい！」
〔味方ユニット出現〕
ミズホ「これって、宇宙用のフレームだけど大丈夫？」
ラージ「贅沢言ってる場合じゃないです」
〔ラージ、主人公へ隣接〕
○○○「うう・・・」
ラージ「大丈夫ですか」
ミズホ「すぐに手当を！」
ハリ「敵の第２攻撃、来ます！」
[イベント戦闘「ルリvsデュミナス」]
ミズホ「きゃぁぁぁぁぁっっ！」
デュミナス「まだ無事とは・・・攻撃します」
[イベント戦闘「ルリvsデュミナス」]
ハリ「相転移エンジンに被弾！！」
〔主人公からエネルギーの広がり〕
ミズホ「な、何ですか！？」
○○○「時流エンジンが勝手に！ タイムタービンの回転が止まらない！」
ラージ「・・・暴走！？ 駄目です。こちらも巻き込まれる！」
デュミナス「・・・何が起こっている？ 理解不可能・・・」
ハリ「駄目です。艦長、このままじゃ！」
ルリ「ハーリーくん」
ハリ「え？」
ルリ「ごめん・・・」
〔味方戦艦撃破〕
〔画面、発光〕
【戦闘マップ１終了】
【シナリオデモ２開始】
○○○「な、なにが・・・」
ミズホ「起こっているの・・・」
ラージ「時流エンジン出力１２０％、１５０％、・・・２００％・・・３００％・・・なおも上昇・・・馬鹿な、エンジン自体がもつはずが・・・」
○○○「エンジンを・・・停止・・・させないと・・・」「あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっ！」
ラージ「くぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ！」
ミズホ「ううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ！」
【シナリオデモ２終了】
【戦闘マップ２開始】
○○○「うう・・・」
ビューティ「な、なんなの。今、大きな音がしなかった？」
ギャリソン「万丈様、あれをごらんください」
万丈「見えているよ。何だろう？」
レイカ「地球圏統一国家のデータニはないわ」
万丈「木星トカゲか、メガノイドか。とにかく、回収するとしよう」
〔万丈、主人公へ隣接〕
【戦闘マップ２終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ナデシコ 医務室
＜＜ラウル＞＞
ラウル「ここは・・・俺は、生きているのか・・・」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「ここは・・・私、生きてる。助かったの？」
アキト「あ、気がついた？ 中華粥だけど、食べられる？」
○○○「アキ・・・ト・・・」
アキト「ごめん、ラージさんやミズホさんにもいわれたんだ。俺、どこかで君らと会ってるみたいだけど、ごめん、思い出せなくて」
ルリ「ああ・・・気がついたんですね」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「ホシノ艦長！ ・・・って、なんか縮んでないか？ どういうことだ？」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「ホシノ艦長！ ・・・ですよね。たぶん・・・」
ルリ「他の二人にも言われました。確かにあたしはホリノ・ルリです。でも、艦長じゃありません。艦長はこの人です」
ユリカ「はじめまして。私がこの機動戦艦ナデシコの艦長、ミスマル・ユリカです！ ぶいっ！」
○○○「・・・」
ルリ「見事に他の二人と同じ反応です」
○○○「ミスマル・ユリカ？ ・・・思い出した。アキトの奥さん！」
ユリカ「やっだぁ。奥さんだなんて。まだ早いわよね、ねぇ、アキト」
アキト「やめろぉ、俺とおまえはそんなんじゃないだろ！」
ユリカ「そんな、照れなくてもいいのに」
アキト「誰が照れてるか！」
メグミ「もぅ、艦長。職権乱用はやめてください！」
○○○「・・・ハーリーくんは？
アキト「誰？ ハーリー君って？」
ルリ「ナデシコにそんな人はいません」
万丈「やぁ、３人目も気がついたって？」
ガイ「俺の名前を言ってみろぉ！」
○○○「・・・誰？」
ガイ「だぁぁぁぁっっっっ！ なぜだ。なぜリョーコやヒカルやイズミの名前を知っているのに、このダイゴウジ・ガイの名前を知らない！？」
ヒカル「ちなみに、本名はヤマダ・ジロウさんです」
ガイ「ヤマダ・ジロウと言うな！ それはあくまで仮の名前。ダイゴウジ・ガイこそが俺の名前！ 君も、俺のことはガイって呼んでくれ」
万丈「ならば、当然、僕の名前も知らないな。破嵐万丈だ。よろしく」
○○○「よ、よろしく・・・」
ラージ「あの、○○○が気がついたって聞いてきたんですけど」
○○○「ラージ！？」
ラージ「すみません。３人で話をさせてください」
万丈「ミズホ君は？」
メグミ「デッキであの機動兵器、エクサランスでしたっけ。あれの修理をしています」
ナデシコ デッキ
＜＜ラウル＞＞
ラウル「どうなっているんだ。ここは火星なのか？ あの艦長やアキトは何だよ？ ハーリーやサブロウタはどうした？」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「どういうことなのよ。ここはどこ、火星？ みんなどこに行ったの？ あの小さい艦長はなんなのよ？」
ラージ「ここは火星です。とにかく落ち着いてください。あなたは運が良い方です。一番最初に目覚めた僕なんか、頭がおかしくなりかけました」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「わっ、なんだこのばかでかいロボットは！？」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「この大きなロボットは？」
ラージ「ダイターン３です。さっき会った破嵐万丈という人のロボットですよ」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「あの人が、助けてくれたのか？」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「あの人が助けてくれたの？」
ラージ「確かに、僕たちを助けてくれたのは彼です。でも・・・」
ミズホ「○○○さん！ よかった。大丈夫ですか？」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「大丈夫なわけないだろ。ホシノ艦長は縮んでいるし、ハーリーやサブロウタはいないし」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「体の方はね。でも頭はぐちゃぐちゃよ。どうなってるのよ。ホシノ艦長は縮んでいるし、アキトさんは結婚してないみたいだし」
ミズホ「あたしも最初は信じられませんでした。○○○さん、今、何年だか知ってますか？」
○○○「スペース・センチュリー１４１年」
ラージ「いいえ、スペース・センチュリー１３６年です」
○○○「え？」
ラージ「落ち着いて聞いてください。ここは僕たちが火星の後継者と戦ったあの時・・・あの時から数えて５年前の火星なんです！」「僕たちは、５年前にタイムスリップしてしまったんですよ」
ナデシコ ブリッジ
ユリカ「あの人たち、どうしてます？」
ルリ「ライブラリです。なんだかニュースの記録を引っかき回してます」
ナデシコ 船室
＜＜ラウル＞＞
ラウル「ウソみたいだけど、本当に今年はスペース・センチュリー１３６年だ。５年前だよ」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「本当・・・確かに、今年はスペース・センチュリー１３６年・・・私たちの世界の５年前だわ」
ラージ「・・・この頃の世界って、どうなっていたんですか？ ミズホさんの方が詳しいんじゃないですか？」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「俺たち、研究づけで、戦争の過程なんて知らないから」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「私達、研究ばかりで世間の動きには疎かったから」
ミズホ「あたしも、戦争に興味なんかありませんでしたから、大ざっぱなことぐらいしか」
ラージ「それでもかまいません。今、新連邦はどんな状況ですか？」
ミズホ「この頃は、まだデキム首相のクーデター前だから、完全平和主義を唱える地球圏統一国家のはずです。ネオ・ジオンは出来てましたけど、確かハマーンとかいう人が一番偉かったのかしら？ シャアではなかったはずです」
○○○「地球は？ たしか異星人の侵略がどうのって」
ミズホ「そうです。この頃は、いくつかの異星人から侵略行為を受けていたはずです。ええと、確かキャンベル星人とボアザン星人・・・」
ラージ「それならニュースにも載っています。『ボアザン星人襲来。ガイゾック、キャンベル星人に続いてまたも異星人！』」
ミズホ「これもそうみたいです。『ミケーネ帝国出現、マジンガーＺ敗れる！？』『新たな救世主・グレートマジンガー出現！』」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「これも・・・『帝王ゴールは生きている！？ 恐竜帝国未だ健在！？』・・・」「地球圏統一国家って敵だらけだな。ええと、ミケーネに恐竜帝国、キャンベル星人にボアザン星人、ガイゾック。人間相手もネオ・ジオン・・・デキムもこの頃はクーデターの準備をしているんじゃないか？」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「これも・・・『帝王ゴールは生きている！？ 恐竜帝国未だ健在！？』・・・」「地球圏統一国家って敵だらけね。ええと、ミケーネに恐竜帝国、キャンベル星人にボアザン星人、ガイゾック。人間相手もネオ・ジオン・・・デキムもこの頃はクーデターの準備をしているんじゃないかしら？」
ミズホ「あたしたち、一番とんでもない時期にきちゃったんじゃ・・・」
○○○「原因はやっぱり」
ラージ「時流エンジンの暴走だと思います。時流エンジンは、もともとタイムマシンの動力として開発されたものですしね。おそらくは相転移エンジンの爆発と共鳴する形で、時間跳躍してしまったのでしょう」
ミズホ「それに、あたしたちのエクサランスも巻き込まれた？」
ラージ「・・・推測に過ぎませんけどね」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「そういえば、エクサランスは無事なのか？」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「そういえば、エクサランスは大丈夫なの？」
ミズホ「○○○さんの乗っていたストライカーは何とか直せます。でも、コスモドライバー・フレームの方は・・・」
ラージ「時流エンジンが無事なのが救いですね」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「・・・使えるのはストライカー・フレームだけか。なんてこった」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「・・・使えるのはストライカー・フレームだけってことね」
○○○「はぁ・・・」
ガイ「お前ら、何、暗くなっているんだ。一緒にゲキ・ガンガーのビデオを見ようぜ！」
○○○「ゲキ・ガンガー？」
アキト「昔のロボットアニメなんだけど、君たちもきっと気に入るよ。すっごくいいんだ」
ガイ「いくぞぉ、ビデオぉ、スイッチ・オン！」
ミズホ「・・・あたしたちの知っているアキトさんと、かなり違いますね」
フィオナ「これから色々あるんじゃないの。ほら、さっきの艦長さん、アキトさんと結婚したあとに誘拐されちゃうし」
ミズホ「そうですね・・・」
ガイ「どうだ、燃えてるかぁ！」
アキト「うん。こんな良いものがこの世にあるなんてぇぇぇっっっっ！」
○○○「はぁ・・・」
ナデシコ ブリッジ
ユリカ「ええ、すでに何人かは会っているようですけど、改めて紹介します」フィオナさん、ラージさん、ミズホさんの３人です。突然、空から機動兵器・エクサランスと一緒に降ってきたところを、万丈さんに助けられてナデシコにやって来ました」
○○○「よろしく」
ラージ「右に同じ」
ミズホ「あの、至らないところもあると思いますが、よろしくお願いします」
ウリバタケ「あのエクサランスとかいうのはあんたが作ったんだって。よろしく、俺はここの整備班長のウリバタケ・セイヤ。修理に必要な部品があったら言ってくれ」
リョーコ「パイロットのスバル・リョーコだ。よろしくな」
ヒカル「同じくアマノ・ヒカルだよ」
イズミ「マキ・イズミ。暖炉のマキは、イズミわくぅ～っ」
○○○（３人とも知ってる・・・でも、やっぱりみんな少し若い・・・）
ガイ「俺のことは知っているな。ダイゴウジ・ガイだ」
アキト「テンカワ・アキト。パイロット兼コックです」
○○○「ジャンルは中華？」
アキト「んなんでそれを？ ああ、そうか。起きたときに中華粥だしたから」
メグミ「あたしはメグミ・レイナードといいます。通信士をしています」
ミナト「ハルカ・ミナトです。操舵士をしているわ。よろしくね」
プロスペクター「私は、ネルガル社から派遣されて経理や事務などをしていますプロスペクターと申します」
○○○「・・・本名ですか？」
プロスペクター「いえいえ、芸名みたいなものです。ガイくんと同じですよ」
ユリカ「それで、私が艦長のミスマル・ユリカです」
ルリ「オペレーターのホシノ・ルリです」
万丈「最後は僕たちか。改めて、僕は破嵐万丈、よろしく」
ミズホ「破嵐・・・どこかで聞いたような」
レイカ「そりゃあ、破嵐万丈と言えば、地球圏でも指折りの大富豪だもの。あたしは三条レイカ。万丈のアシスタントよ」
ビューティ「あたしは破嵐万丈の第１のアシスタントでビューティフル・タチバナ。ビューティって呼んでね」
レイカ「なによ第１のって。色気振りまくしか取り得がないくせに」
ビューティ「なにさ。レイカこそプリベンターをクビにされて、万丈に泣きついたくせに」
レイカ「失礼ね。プリベンターはこっちから辞めたの！」
万丈「はいはい、喧嘩はそこまで。二人とも僕の有能なるアシスタントだよ。それでは最後になったが、僕の執事を紹介しよう」
ギャリソン「ギャリソン時田と申します。以後、お見知り置きを」
＜＜ラウル＞＞
ラウル「執事！？ 小説や映画の中でしか知らなかった。さすが金持ち」
＜＜フィオナ＞＞
フィオナ「執事ですか。はじめてみました」
万丈「君たちを最初に見つけたのも、彼なんだ」
○○○「ありがとうございます。おかげで助かりました」
ギャリソン「いえいえ、偶然でございますよ」
ユリカ「それでは、挨拶も終わったところで、早速行きましょう！」
○○○「行くって、どこへ？」
万丈「火星都市の難民を助けにさ」
【シナリオエンドデモ終了】
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