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エンディング(ラウル)
ラー・カイラムルート

【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
ラウル「あいたたた・・・おい、大丈夫か!?」
ラージ「大丈夫じゃないですよ、もっとましな操縦はできないんですか!?」
ラウル「無茶言うなよ」
〔ラウルに爆発〕
〔画面、振動〕

ラウル「うわっ!」
ラージ「・・・エンジン停止。これは、完全に焼けてますね」
ミズホ「・・・フレームももう限界だわ・・・」
ラージ「爆発しなかっただけ、よしとしますか」
ラウル「ところで、ここはいつのどこだ?」
ラージ「僕たちが最初に時間跳躍した直後・・・あの時間のはずですけど・・・」
ミズホ「座標位置確認。間違いなく、あの時アクシズがあった宙域です」
ラージ「アクシズが見当たらないってことは・・・」「どうやらアクシズ落としは起こらなかったようですね」
ミズホ「助かりましたね。エクサランスがこれじゃ、戦場だったらおしまいでした」
ラウル「・・・ごめん、エクサランスが・・・」
ミズホ「いいんです。かえってスッキリしました」
ラウル「1から出直しか・・・とりあえず、救難信号を出しとくか」
ラージ「このまま、ここで死んだらシャレになりませんね」
ミズホ「不吉なこと言わないで下さい!」
ラウル「あれ・・・」
ミズホ「どうしたんですか?」
ラウル「あれは・・・」
〔味方戦艦出現〕
アムロ「いたぞ。間違いない、彼らだ」
ブライト「万丈君の情報通りだな」
アストナージ「まったく、手を焼かせる奴らだ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ1開始】

ラー・カイラム 船室
ブライト「4年半ぶりだな。もっとも、君たちにとっては1時間とたってないだろうが」
ラウル「あ、あの・・・艦長・・・」
アムロ「安心しろ、これは僕たちかつてのラウンドナイツだけの秘密ということになっている」
アストナージ「話したって、信じてもらえないからな」
アムロ「君たちは事故を起こして救助されたということになっている」
ブライト「我々には任務がある。それが終わるまでのんびりしていることだな」
ミズホ「任務って、まさかネオ・ジオン!?」
ブライト「その通りだ。我々はこれよりアクシズへ赴き・・・」
ミズホ「そんな・・・」
ブライト「初代大統領の就任式典のパレードに参列する」
ミズホ「え?」
アムロ「ネオ・ジオンとは、あれ以来一度も戦っていないよ」
ブライト「君たちも見るか?コロニー連合国家ネオ・ジオン初代大統領に就任した、キャスバル・レム・ダイクンだ」
〔モニターの開く音〕
キャスバル「長かった時を経て、ついに我々は手を取ることを成し遂げた。地球とコロニー、相互和解の時が来たのだ」
ラージ「これ、クワトロ大尉・・・」
アムロ「いまはキャスバル・レム・ダイクンだ」
ブライト「我々がこれから行くパレードで、地球圏の大統領と平和宣言に署名することになっている」
キャスバル「人類は地球というゆりかごから巣立ち、外宇宙の他の惑星との連携を深める段階に来ていると確信する。そのためにも過去の戦争の歴史を繰り返してはならない」
ラージ「外宇宙って・・・アルクトスですか?」
アムロ「それだけじゃない。キャンベルやボアザンもそうだ。おかげで豹馬や健一は大忙しだ。アルクトスではアルテアやスバルたちが復興に頑張っているよ」
ブライト「ジュドーやルーもそこだ。やりがいがあると張り切っていたな」
ラウル「じゃあ、銀河や北斗たちも?」
アストナージ「いや、彼らは地球の高校生さ」
ブライト「あれからラウンドナイツは解散され、みんな自分の道を歩み始めている。強制は出来ない」
アムロ「フリーデンのメンバーなんかは、ジャミルとサラをのぞいてみんな出て行ってしまったからな」
ミズホ「ジャミルさん達は何を?」
ブライト「特命全権大使とその秘書だ。今や地球圏統一国家に無くてはならない存在になっている」
ラウル「そうか・・・みんな、自分の道を歩んでいるんだな・・・」

ラー・カイラム 通路
チェーン「あの、あなたがミズホさん?」
ミズホ「はい・・・チェーンさん?」
チェーン「どうしてあたしの名前を?」
ミズホ「いえ、何でもありません。あたしに何か?」
チェーン「アナハイムの上層部から言われてきたのよ。メカニック主任のキッド・サルサミルからの紹介でね。あなたに、次世代ガンダム開発のプロジェクトチームに参加して欲しいって」
ミズホ「あたしが・・・次の世代のガンダムを!?」
チェーン「そう、プロジェクト主任の椅子を用意するそうよ」
ラウル「お、おい、すごいじゃないか。技術者として最高の評価だぞ」
ミズホ「え、ええ・・・」

市街地 オープンカフェ
ラージ「・・・なに辛気くさい顔をしているんですか?」
ラウル「・・・別に・・・」
ラージ「嫌だったら、引き止めればいいじゃないですか」
ラウル「できるかよ。アナハイムが用意した最高待遇と、なかなか日の目の見ない俺たちとじゃ、比べものにならない」
ラージ「素直じゃないですね・・・」
ラウル「なんだよ。そんなこと言うヒマがあったら、さっさと次の技術者のあたりをつけろよ」
ラージ「その技術者と、待ち合わせをしているんですけどね・・・」「・・・来ましたよ」
ミズホ「あ、あの・・・」
ラウル「・・・ミズホ・・・」
ラージ「それじゃ、僕はこれで。交渉は任せました」
ラウル「任せたって、おい!」「・・・行っちまった・・・」
ミズホ「あの、エクサランスの次期プロジェクトについてなんですけど・・・」
ラウル「・・・次世代ガンダムはどうしたんだ?」
ミズホ「断りました」
ラウル「断った!?」
ミズホ「考えてみれば、あたしの技術、この時代じゃもう時代遅れじゃないかって」
ラウル「確かに、技術の前倒しは起こっていたみたいだけど」
ミズホ「だから、この時代の技術を学び直してみたいんです。それに・・・」
ラウル「それに?」
ミズホ「忘れたんですか? あたしの作りたいのは、レスキューマシンです。ガンダムは確かに素晴らしい機体ですけど・・・レスキュー用じゃありません」「それに・・・パイロットが・・・」
ラウル「・・・」「・・・ミズホ」
ミズホ「はい」
ラウル「もう一度、俺の乗る機体・・・作ってくれるか・・・」
ミズホ「また、あたしの作る機体に乗ってくれますか・・・」
ラウル「ああ」
ミズホ「じゃあ決まりです。これからもよろしくね、ラウル」
【シナリオエンドデモ1終了】

【スタッフロール】

【シナリオエンドデモ2開始】

コロニー
〔警報〕
連邦兵「第18ブロック爆発! 消化システムが全然働かない」
ラウル「内部の活動は俺たちに任せろ。そちらはこれ以上の拡大を防ぐことに全力をつくせ!」
連邦兵「わ、わかった」
ミズホ「内部に生体反応が5つ。大きさから見て人間です」
ラウル「逃げ遅れたか。ネオ・エクサランス出動準備!」
ミズホ「フレームは耐熱ストライカーを使用します」
ラウル「緊急時にはブロックごと外すこともありえる。準備を」
ラージ「すでにやっています。そうならないうちに、ケリをつけてくださいよ」
ラウル「わかっている!」(あれから1年・・・エクサランスは、災害救助用汎用マシンとして生まれ変わっていた)(宇宙、水中、空中、地底に至るまでその活動範囲は広い)(今はまだ俺たち自身が実験台として活動している)(だが、これらの活動が認められれば、エクサランスは量産され、地球で、宇宙で災害救助のために働くことになるだろう・・・)
ミズホ「出動準備完了」
ラウル「ネオ・エクサランス耐熱ストライカー、スタンバイOK・・・」「GO!」
【シナリオエンドデモ2終了】


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