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特別クエスト
伝えたい 言葉

【シナリオデモ開始】
シャーリー(今日は…ルルの誕生日…)(この日の為に、悩みに悩み抜いて、私なりに最高のプレゼントを用意した…)(なのにっ…!!)
女子生徒「ルルーシュくーん! はい、誕生日おめでとう!」
ルルーシュ「あ、ああ…。ありがとう、わざわざ…」
リヴァル「さっきからひっきりなしに女の子がプレゼントを渡しに来てるな」「やっぱモテるなあ、ルルの奴」
シャーリー「ええ…! ホントにねっ…!!」
リヴァル「シャ、シャーリー…やっぱ怒ってる?」
シャーリー「別に…!!」
リヴァル「ひっ…!」
〔歩み寄る足音〕
ルルーシュ「悪い悪い、中断させちゃって。せっかくみんなが俺の誕生日を祝う為に、パーティーを用意してくれてたっていうのに」
ミレイ「いいのよ、気にしなくて」
リヴァル「そうそう、羨ましいのは事実だけど」
シャーリー「ええ、ホントに! ぜーんぜん、まったくなーんにも気にしなくていいのよ!」「ルルさんはかわいい女の子たちにたーくさんお祝いされてさぞ幸せなんでしょうから!」
ルルーシュ「うっ…」
シャーリー「ナナちゃんも大変よねえ。お兄さんがあんなにモテたんじゃ、プレゼントも渡せないもんねえ」
ナナリー「いえ、わたくしは今朝お渡ししましたから」
シャーリー「あ…そう…」
ルルーシュ(なあ、リヴァル…。俺は彼女に何かしたのか?)
リヴァル(いや…なんでって…お前そりゃ…。むしろなんで分からねえんだ…)
ルルーシュ(何…!?)
ミレイ「はいはい、そこまで。シャーリーもいつまでもヤキモチを妬いてちゃダメよ」
シャーリー「私はヤキモチなんて…!」
ミレイ「いいから。せっかくのパーティーでしょ」
シャーリー「はい…」
リヴァル「じゃあ、改めてルルの誕生日を祝って…」
〔ドアノブを回す音〕
スザク「入るよ」
ルルーシュ「スザク…!」
リヴァル「遅いじゃないかよ、スザク! もう始めちまうところだったんだぞ!」
スザク「ごめんよ、リヴァル。待たせてしまって…」「でも、悪いんだけど…もう少しだけ待っててもらえないかな。その…ルルーシュに個人的に用があるんだ」
ルルーシュ「俺に…?」
スザク「ああ…。一緒に来てもらえないか、ルルーシュ」
ルルーシュ「…分かった」
〔ドアノブを回す音〕
リヴァル「なんだ…あのふたり…? 妙な雰囲気だったけど…」
ミレイ「怪しいわね…」
シャーリー「え…?」
ミレイ「まるで愛の告白でもするような雰囲気だったわ」
ナナリー「え…まさかお兄様たちがそんなことぉお…」
シャーリー「そうですよ、ふたりは男同士なんですよ!?」
ニーナ「いえ…愛に性別なんて関係ないわ!」
リヴァル「す、すごい勢いだな、ニーナ」
シャーリー「まさかあのふたりに限って、そんあことあるわけ…」「………」「会長、私ちょっと見てきます!」
〔ドアノブを回す音〕
リヴァル「行っちゃった…」
ミレイ「ふふふ…」

ルルーシュ「それで…こんな所に連れだしていったい用ってなんなんだ、スザク?」
スザク「それは…」
ルルーシュ「………」
スザク「…ルルーシュ…」
〔走り寄る足音〕
シャーリー「ダメエエェェェーッ…!」
ルルーシュ「!? シャーリー…!?」
シャーリー「落ち着いてスザク君!」「そりゃ恋はパワーかもしれないし、愛には形なんてないのかも知れないけど…でもね…でも…!」「ルルはダメなの!!」
ルルーシュ「な、何を言ってるんだ、いったい…?」
スザク「ふふ…」
〔歩き去る足音〕
ルルーシュ「おい、スザク。用がまだ…!」
スザク「いや、僕の用ならもうすんださ」
ルルーシュ「何…?」
スザク「シャーリー、頑張って」
シャーリー「スザク君…」
〔歩き去る足音〕
シャーリー「私、勘違いしてた…?」
ルルーシュ「どうしたんだよ、さっきから」
シャーリー「な…なんでもないわよ…」
ルルーシュ「…?」「俺たちもみんなのところに戻ろうか」
シャーリー「! 待って…!」
ルルーシュ「シャーリー…」
シャーリー「その…私も…ルルに用があるの…」
スザク「これで良かったですか、会長?」
ミレイ「ええ、バッチリよ! さすがスザク君!」
リヴァル「なんだよー、全部会長の仕込みだったんですか?」
ミレイ「だって、こうでもしないとあの子プレゼントだって満足に渡せないでしょ」「さて、お膳立てはしてあげたわよ。あとはしっかりやりなさい、シャーリー」
スザク「僕たちは先に戻りましょう。ナナリーたちも待ってますし」
ミレイ「ええ、そうね」
リヴァル「あ、ちょっと待ってくれよ! ふたりともー!」
シャーリー「ルル…これ…」
ルルーシュ「これは…」
シャーリー「特別だからね…」「お誕生日おめでとう、ルル」
ルルーシュ「ああ、ありがとう」
【シナリオエンドデモ終了】


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