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特別クエスト
孤独なラン・アンド・バトル

[闘技場]
【シナリオデモ開始】

ナミ「ソースケ、聞こえる?」
宗介「肯定だ。通信状態に問題はない」
ナミ「そう、かあもうすぐ試合が始まるけどその前にバトルの内容をもう一度確認しておくわよ」「といっても、あまり複雑ではないけどね。今回のバトルはいつもとちがって、廃墟を丸々ひとつ使ったバトルロイヤル」「複数のチームで同時にやりあって、最後に残ったチームが勝ちっていうなんとも単純なルールだから」
宗介「把握している」
ナミ「まったくどこで始めたか知らないけど、こんなルールが流行っちゃって迷惑なのよね」「報酬は悪くないんだけどさ…」
レモン「客は常に派手さを求めるものだから」「ただルールは単純でも、勝つのは簡単じゃないかもしれないよ」「なんせ、ここ最近の君の活躍は闘技場でも話題だからね」「真っ先に潰しに来ようっていう輩は多いと思うよ」
宗介「心配ない。俺はスペシャリストだ」「アマチュアが何人いようと、物の数ではない」
レモン「大した自身だね。まあ、君がそう言うのなら間違いないだろう」
ナミ「頼むわよ、、ソースケ! またいつもみたいにガッツリ稼いで来てちょうだいね!」
宗介「ああ、最大限の成果を約束する」
〔通信の閉じる音〕
宗介「ふ…すっかりアテにされているな…。まあ、悪い気はしないが…」(この街に来て2ヶ月…。いつの間にか、ここの生活に慣れてきている自分がいる…)(未だ奴らに関する情報は何も掴めていないというのに…これでいいのか…俺は…)

????(ゲイツ)「白いAS…。パイロットはサガラ・ソースケ…」「ふーん…こいつは面白いことになりそうだなぁ…」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

ナミ「始まるわよ、ソースケ!」
宗介「了解した。これより制圧に移る!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ナミ「やったわね、ソースケ! 見事、大勝利って感じ!」
レモン「本当にあっという間に倒してしまうのだから、君には参ったよ」
宗介「………」
ナミ「どうかしたの…?」
宗介「いや、なんでもない」「さすがに少し疲れたのかもしれんな。少し外で風に当たってくる」
ナミ「ソースケ…?」

宗介「…何をしているんだ、俺は…」
????(ゲイツ)「あれれ? いけないなあ。こんな所をひとりでブラブラと歩いてちゃあ」
宗介「ん…?」
ゲイツ「子供は夜道をひとりで歩いちゃダメだって言われなかったかい? サガラ・ソースケ軍曹?」
宗介「! 何者だ! なぜ、俺の名を知っている!」
〔銃を構える音〕
ゲイツ「そうか。そういえば、顔を合わせるの初めてだったなあ」「香港では君の世話になったんだよ陣代高校2年4組の…まあ、いいや、ゴミ係君」
宗介「! あの時のヴェノムの…!」
ゲイツ「おっとそう焦っちゃダメだって。もうアマルガムは辞めたんだ。あの失敗以来、どうも目を付けられちまってな」「こうして私のプリティフェイスを見せに来たのは、別に君を殺すためじゃない」
宗介「そんな話を信じろと? いや、仮にアマルガムでなくても、お前は奴らの情報を持っている」「なら…」
ゲイツ「今すぐここで拘束でもするかい? いいのかなぁ…もしそんなことしちゃったら…」「君のお友達が口では説明できないたーいへんな目にあっちゃうかもしれないよ?」
宗介「俺は彼らを利用しているだけだ。どうなろうと知ったことではない」
ゲイツ「ダメダメ無理しちゃ。君はそんなに簡単に割り切れるタイプの人間じゃない」「それに大人しく私の言うことを聞くなら、私の知っている応報を教えてあげたっていいんだ」
宗介「…言ってみろ」
ゲイツ「簡単さ」「私はアマルガムを抜けて以来、ある組織に所属し、ここの闘技場のひとつを仕切っている」「そこで君にある男と戦ってもらいたい。もし君が彼に勝てたら私の知っている情報を全部教えよう」
宗介「その話を信じられるという証拠は?」
ゲイツ「なーんにも…? やるかやらないかは君の勝手さ」
巣¥宗介「…その男とは誰だ」
ゲイツ「決まりだ」「おい、出てきていいぞ」
〔歩み寄る足音〕
キリコ「………」
宗介「お前は…?」
ゲイツ「彼はキリコ。君の対戦相手だ」
キリコ「………」
【シナリオエンドデモ終了】


[闇バトル]
【シナリオデモ開始】

宗介「どのチームも同じ控え室とは、随分ずさんな闘技場だな」
キリコ「ここは何でもありだ。試合前の喧嘩など日常茶飯事だ」
宗介「ナミたちを連れてこなくて正解だった」
キリコ「変わった奴だ。こんな時にまず仲間の心配とはな」「俺が今まで戦ってきた奴らなら、ここで俺を襲う算段をする」
宗介「…それはお互い様だ」
キリコ「そうだな」「お前は何故、この試合を引き受けた?」
宗介「金だ。闇バトルだ。報酬は破格、受けない理由がない」
キリコ「ウソだな。お前は金で動くタイプの人間ではない」
宗介「…そういうお前は?」
キリコ「女を捜している」
宗介「女…?」
キリコ「フィアナという女だ。あのゲイツという男が所属している組織はその女の行方を知っている」「この戦いで勝てば、奴はその情報を俺に渡すという。。だからこの試合を受けた」
宗介「………」
キリコ「俺は彼女を捜すためならなんでもする。たとえ生命を懸けた闇バトルでも」
宗介「…大した覚悟だ。だが、事情を知っても手を抜くつもりはない」「負けられない理由なら、こちらにもある」
キリコ「そうか。事情は似たり寄ったりということだな」
宗介「………」
キリコ「そろそろ時間だな。行こう」「言っておくが負けるつもりはない」
宗介「ああ、全力で相手をさせてもらう」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

キリコ「さて、始めるとしよう」
宗介「ああ…!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

宗介「この男…やはりやる…! この闘技場で戦ってきた相手とは、レベルが違う…!」
キリコ「一筋縄ではいかない相手か。この戦いは長引きそうだ」
ゲイツ「あーあ、やっぱり簡単にはいかないな」
キリコ「ゲイツ…!」
ゲイツ「いや、申し訳ないんだけどね…一応、ウチの親組織からね、君を殺すように依頼を請けててね」
宗介「貴様、やはり…!」
ゲイツ「おっと、アマルガムとは関係ないといった私の言葉にウソはないよ」「依頼を請けているのはあくまでキリコ君だけ。君を殺すのはあくまで私の趣味だ」「几帳面なゲイツ様は借りはきちんと返しておかないと気が済まない性分なんでね!」
キリコ「俺たちを殺す為だけにずいぶん手を込んだ真似をしたものだな」
ゲイツ「ただ殺しちゃあ面白くないだろう? さて、どうやって殺そうかと考えてたところに、たまたまゴミ係君を見つけたってわけさ!」「そこでせっかくだからお金を儲けて派手に死んでもらおうと思ったんだけど…」「でもさ…君たちなかなか死なないんだもん。これじゃゲイツ様、つまんなーい」
宗介「ふざけた奴め…!」
ゲイツ「そこでだ!」「この試合を盛り上げる為に、サプライズを用意させてもらったよ!」
〔警報〕
キリコ「この反応は…!」
ゲイツ「さあ、たっぷりお客さんを喜ばせて死んでくれよ!」「楽しいバトルロイヤルの始まりだ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[共闘]
【シナリオデモ開始】

ゲイツ「さぁて精一杯抵抗してくれたまえ、君たち? その方が盛り上がる!」「そんでもって、最後はぱーっと派手に死んでもらえると嬉しいなあ」
キリコ「生憎とそうははらない」
ゲイツ「ん?」
キリコ「俺の生命を狙う者が現れた。それこそ俺が目的に近づいている何よりの証拠だ」「俺は自分の目的を果たすまで死ぬつもりはない」
宗介「お前…」
キリコ「サガラと言ったな? お前はどうなんだ?」
宗介「…フ、そうだな。お前の言う通りだ! 俺はどんなことをしてでも彼女にたどり着く!」「俺の専門は火付けと壊しだ! 邪魔をする者はなんだろうと倒すまでだ!」
ゲイツ「かあ、かっこつけちゃって! なら、やってみろよ!」
キリコ「さて、敵は多いが…」
宗介「この程度、問題ない。俺はスペシャリストだ」
キリコ「そうか…。なら、半分はお前に任せる! いくぞ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

キリコ「何か情報は残っていたか?」
宗介「いや、どいつも雇われのチンピラだ。大した情報は持っていないだろう」「お前はこれからどうする?」
キリコ「俺は次の街に行く。あのゲイツという男は、ここには戻ってこないだろう」「お前は…?」
宗介「俺はもう少しこの街に残る。狙い通りとはいかなかったが、手応えはあった」「もう少し続けてみる価値はある」「それに、この機体を返さなくてはうちのオーナーに叱られる」
キリコ「ふ…そうか」「やはりお前は変わった男だ。お前のような奴に会えたんだ」「この街に来たのはまったくの無駄足ではなかったようだ」
宗介「同感だ」
キリコ「互いの健闘を祈るとしよう」
宗介「ああ…」(そうだ…俺は間違いなく目的に近づいている。また必ずチャンスは来るはずだ。その時こそ、俺は…)
【シナリオエンドデモ終了】


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