進撃イベント
轟き叫べ！愛の名を！
［予告］
東方不敗マスアーアジア。
彼はひとり当てもなく旅をしていた…。
太古の存在オーバーデビルの復活と、
デビルガンダムによるＤＧ細胞浸食の危機。
これら二つの危機を乗り越えた世界で、
彼は何を見ているのか…。
だが、それは本筋ではない。
次回、スーパーロボット大戦Ｘ－Ω
「轟き叫べ！ 愛の名を！」
乙女たちの汗と涙と愛が、熱く燃える！
［レインの絶交宣言、再び！］
【シナリオデモ開始】
？？？？「こんにちは、お客さん。並行世界の吹き溜まりにようこそ」「突然だけど、キミは世界で一番小さな戦争を知っているかな？」「それは、恋愛のもつれだ」「主義主張の相違から戦争は起こるけど、男と女ほど考え方の違う生き物が一緒にいれば、争いが起こらないわけがないよね」「とある別の世界でも、今まさにそんな戦争が起こっているんだ。今日はそのお話を聞かせてあげるよ」「こことは違う、どこか遠い世界。そこでは…」
レイン「何よ、ドモンのバカ！ もう勝手にすればいいんだわ！」「そもそもドモンが悪いんじゃない！ 修行にかまけて、何度も約束を忘れて！ しかも、今回はアレンビーとのファイトよ！」「私だって文句のひとつも言いたくなるわよ！ それなのに…あー、もう思い出しただけで、腹が立ってくる！」「ホント、ファイターって何考えてるんだか、まったく分からないんだから！」「もうッ！ ドモンなんか、絶交よ！」
〔機体の歩行音〕
〔画面、震動〕
シベ鉄隊員「おい、そこのホバーカー！ 止まれ！」
レイン「あれは…シベ鉄のオーバーマン…？」
シベ鉄隊員「へっ、女か。お前、ここがシベ鉄の管轄エリアだと知って、入って来やがったのか？」
レイン「やだ…！ 私、いつの間にこんな所まで…」
シベ鉄隊員「知らずにここまで来たってわけか。だが、たとえ知らなかったとしても、このまま帰すわけにはいかねえな」
シベ鉄隊員「丁度、暇してたところだ。ちょっと遊んでもらうぜ、お姉ちゃん」
レイン「あなたたち…！」
シベ鉄隊員「おお、怖い怖い。でも、そんな目で睨んだって無駄だぜ」「俺たちゃ、この通りオーバーマンを揃えてんだ！ 丸腰の姉ちゃんひとりで何が…」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
シベ鉄隊員「ぐへっ…！」
シベ鉄隊員「お、おい！ お前、大丈夫か！ くそ、いったい何が…！」
シベ鉄隊員「あそこだ！ ゴレームの上…！」
シベ鉄隊員「ひ、人だと…！？」
レイン「あれは…！」
？？？？（※東方不敗）「よってたかって女子供を痛ぶろうなど言語道断！」「貴様らのような外道は、このワシが成敗してくれる！」
東方不敗「この東方不敗マスター・アジアがな！」
レイン「マスター…！」
シベ鉄隊員「マ、マスター・アジアって…！ 生身でモビルスーツを相手にできる化物だっていう、あの…！」
シベ鉄隊員「ヤバイ…！ そんな奴を相手にできるか！ 逃げろ！」
東方不敗「たわけが…！ このまま大人しく帰れると思うな！」「自らの行い、たっぷりと後悔させてくれるわぁぁぁ！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
シベ鉄隊員「なんなんだよ、アイツ…！ オーバーマンを次々と…！」
東方不敗「この程度で、流派東方不敗を相手にしようなど、片腹痛いわぁぁぁっ！」
レイン「すごい、まるでドモンみたい…」「そうよね…。ふたりは師弟なんだもの。当然よね」
シベ鉄隊員「もう…ダメだぁぁぁ！」
シベ鉄隊員「ごめんなさいぃぃぃぃーっ！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
東方不敗「ふっ…他愛もない」
レイン「もしかしたら…私も…。そうすれば、ドモンの気持ちが…」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
レイン「ありがとう、マスター。危ないところを助けてもらって」
東方不敗「何、この程度、大したことではない」
レイン「身体の方もすっかりお元気そうで」
東方不敗「うむ。お前にもらったネオジャパンの特効薬が効いたようだ」「それより、こんなところにひとりで何をしておる？ ドモンはどうした？」
レイン「それは…」
東方不敗「そうか…。何やら訳ありのようだが深くは聞くまい」
レイン「マスター…。私に武術を教えてもらえないかしら？」
東方不敗「何…？」
レイン「私、ファイターが何を考えているか、今でも分からないことが多いの！」「だから、私もファイターになれば、少しはドモンのことが、分かるようになるんじゃないかって」
東方不敗「その為に、流派東方不敗を学びたいか」「フフフフ…」
レイン「やっぱり無理かしら…？」
東方不敗「いや、そうではない。今日はどうも弟子入り希望の多い日だと思っての」
レイン「え…？」
東方不敗「もう戦いは済んだ。出て来るがよい」
サラ「あははー…どうも…」
エウレカ「初めまして…」
レイン「まさか、あの子たちも…？」
エウレカ「ここに、恋愛の伝道師って言われる人がいるってギジェットに聞いて、会ってみようと思ったの」
レイン「恋愛の伝道師…？」
東方不敗「キング・オブ・ハートのことよ」「あのデビルコロニーの事件以来、どうも若い娘たちの間では、この名前がおかしな風に伝わっているらしくてな…」
レイン「あ、あの時の私たちのせいで…！」
さら（ああ、そうか…。この人も世界中に愛を叫ばれちゃってるんだっけ…）
アナ「私たちは違うと何度も説明したんですよ。でも…」
エウレカ「武闘家になれば、相手の気持ちが分かるようになるんでしょ？」「なら、私もこの人に教われば、レントンの気持ちが分かるようになると思って」
レイン「それでマスターに弟子入りを…」
サラ「私たちは彼女の付き添いです」
アナ「同じくです」
レイン（なんだか…私が考えていたよりも、少しおかしなことになっている気が…）
エウレカ「あの…マスター…？ それで答えは…」
東方不敗「ふむ、ちょうど暇をしていたところだ。たまにはこういうのも面白い」「弟子は取らぬ。だが、多少稽古をつけてやるぐらいはよかろう」
エウレカ「じゃあ…」
東方不敗「ただし、ワシは女子供とて容赦はせぬ！ この道に進むのは、茨の道を進むも同義！ 心してついて来るがよい！」
エウレカ「よろしくお願いします、マスター！」
【シナリオエンドデモ終了】
［修行開始！流派東方不敗！］
【シナリオデモ開始】
アナ「けほっ…けほっ…」
エウレカ「ここ、なんだか埃っぽい…」
サラ「マスターさん、こんなところで、いったい何する気なんです？」
東方不敗「ふむ、お前たちにはこれを使ってもらう」
レイン「シミュレータ…？」
サラ「これ、シンシアが前に話していたやつかも」「オーバーマンバトルとモビルトレースシステムを合わせた最新型のシミュレータがあるって」
東方不敗「これは以前、もらった物なのだが、ワシには使う必要がなくてな。だが、お前たちには丁度よかろう」「使い方は…レイン、分かるな？」
レイン「え、ええ…。これぐらいのシステムなら、特に問題はないけれど」
サｒ（もしかしてマスターさんって、機械が苦手なのかしら？）（でも、最新型のガンダムを使っているんだし、まさかね…）
レイン「できたわ。これで問題なく使えるはずよ」
エウレカ「これを頭に被ればいいの？」
レイン「ええ、そうよ。そうすればあなたが動く通りにゲームの中の機体も動かせるわ」
エウレカ「へえ…」
サラ「ふふ…あとでシンシアとゲイナー君に自慢してやろう」
東方不敗「よし、準備はできたようだな！ では、これより修行を開始する！」「始めっ！！」
アナ「始めー！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
サラ「はぁ…はぁ…。やっぱり実際に身体を動かすとなると、けっこう疲れるわね…」
エウレカ「うん、こんなに運動したのは久しぶりかも」
レイン「少しはドモンと一緒に特訓しておけば良かったわ…」
アナ「でも、３人とも凄かったですよ！ 並み居る敵をえいやーって！」
東方不敗「確かになかなか見込みはあるようだな。これならば、これから先の修行にもついて来られよう」
エウレカ「本当ですか、マスター…！」
東方不敗「うむ。ならば、早速次の修行に移る。ついて来るがいい」
サラ「あ、あのちょっと休んでから…」
東方不敗「何を言う。修行はまだ始まったばかりよ」「この程度で休んでいては、流派東方不敗を学ぼうなど、夢のまた夢！」
〔歩き去る足音〕
サラ「あ、あの…私は…そこまでは別に…」
レイン「私も最後まで付き合うから、一緒にがんばりましょう」
エウレカ「行こう、サラ」
サラ「…もう、こうなったらとことんやってやるわ！」
【シナリオエンドデモ終了】
［奮闘、サラ・コダマ］
【シナリオデモ開始】
東方不敗「準備はできたようだな」
サラ「ええ。でも、こんな人気のない場所に来て、何をするつもりなんです？」「それに私だけ、シルエットマシンに乗って来いだなんて」
東方不敗「先程のシミュレータの結果から、お前にはこの修行が向いていると判断したのだ」「何、難しいことではない。今からワシがこの岩を投げる。お前はそれを撃ち落とせばいい」
エウレカ「わー…おっきい…」
サラ「おっきいなんてもんじゃないわよ！ どう見てもあれ、シルエットマシンより、大きいじゃない！」「無理です、無理！ そんなのできっこありません！」
東方不敗「問答無用…！ でやああぁぁぁぁぁーっ…！」
〔撃破音〕
〔画面、震動〕
〔機体の歩行音〕
サラ「ひぃっ…！」
東方不敗「どうした！ 避けていては修行にならんぞ！」
サラ「そりゃあ避けますよ！ 避けなかったらシルエットマシンごと、粉々に砕け散ってましたよ私！」「レインさんも、何か言ってください！ このままじゃ私、死んじゃいますよ！」
レイン「あ…え…？ そ、そうね…」「ドモンとアレンビーが修行に使っていた岩に比べれば小さいから大丈夫よ」
サラ「え…！？」
東方不敗「まずは己の力を信じ、出来ると思うことが肝心よ。やってみる前から、弱音を吐くでないわ」
アナ「サラー！ 自分を信じるのですよー！」
エウレカ「サラならできる…！ 応援してるー！」
サラ「もしかして、今の状況をおかしいと思ってるのって、私だけ…！？」
東方不敗「よし！ もう一度、行くぞ！ 次は避けるでない！」「てやあああぁぁぁぁーっ！」
サラ「あわわわわ…！ やっぱり無理だってー！！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
サラ「私だって！ ヤーパンの天井で身体張ってるんだからあぁぁぁッ！！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
レイン「すごいわ、サラ…！ マスターの投げる岩を次々と撃ち落としてる…！」
アナ「フレー！ フレー！ サーラー！」
サラ「この！ この！ この！」
〔銃声〕
〔画面、フラッシュ〕
エウレカ「あ…！ ひとつ撃ち漏らした…！」
レイン「マズイわ…！ あの距離じゃ避けられない…！」
サラ「こんなところで…！ 死んで…たまるかあああぁぁぁーっ！」
〔衝撃音〕
〔画面、震動〕
レイン「受け止めた…！」
東方不敗「おおっ！！」
サラ「ぐぬぬぬ…！ せりゃあああぁぁぁッ！！」
アナ「すごいです、サラ！」
サラ「ぜぇぇぇ…はぁぁぁ…。こ、このぐらい…なんてことないわよ…」
東方不敗「フフフ…あれを受け止めるとはやはりワシの見込んだ通りであったか」
サラ「へへへ、どんなもんですか！」
東方不敗「では、そろそろウォーミングアップも終わりにしよう！」
サラ「え…？」
東方不敗「次は十の岩を同時に投げる！ これを見事、撃ち落として見せィッ！」
サラ「ちょ…ま…」
東方不敗「ゆくぞ！ でやああぁぁぁぁぁーっ…！」
〔機体の歩行音〕
サラ「そ、そそそそ…！ それは無理ぃぃぃぃ！」
【シナリオエンドデモ終了】
［クリア・ハート］
【シナリオデモ開始】
レイン「結局、みんなで仲良く基礎トレーニングをすることになったわね」
サラ「流石に、あんな修行はまだ無理よ」
エウレカ「でも、これならアナも一緒にやることができるね」
アナ「リンクスも一緒ですよ！」
リンクス「きゅいきゅい！」
レイン「ふふ…そうね」「そういえば、エウレカがここに来たのってボーイフレンドの気持ちが知りたいからだったわよね？」
エウレカ「うん」
レイン「エウレカはその子と、ケンカでもしたの？」
エウレカ「ううん…。むしろ逆なの」
レイン「逆？」
エウレカ「レントンって私に気を遣って、自分が何か言いたくても我慢している感じがあるの」「だから私、レントンの気持ちをまず知ろうって…」
レイン「そうだったのね…」
サラ「レントンは優しい子なんですけど、優しすぎというか押しが弱いというか、そんな感じの子でして」
レイン「それくらい優しい方がいいのよ。ほんと…どこかの格闘バカに見習わせてあげたいぐらいだわ」
エウレカ「でも私、レントンにばっかり気を遣わせるのがイヤだから…。それに…」
サラ「それに？」
エウレカ「私の空気を読めないところが治ったらなって…マシューとヒルダが話してるの前に聞いたことがあるの」
レイン「そんなことないわよ。エウレカはそのレントンって子のこと、ちゃんと気遣ってあげてるじゃない」
エウレカ「ううん…気遣うだけじゃダメ。レントンは私のことを分かってくれて…私がして欲しいなってことをしてくれる」「だから私も、レントンがして欲しいこと、レントンにしてあげたい…」
〔フラッシュ声〕
〔画面、フラッシュ〕
レイン（う…！ ま、まぶしい…！ こ、これが若さだと言うの…！？）（この純粋さ…。私も見習わないと…）
アナ「大丈夫ですよ、エウレカ。人の心を知るには、まずは相手を思いやることからです」「あなたはきちんと、人の心を知る第一歩が踏み出せています」
エウレカ「そうかな…」
アナ「そうですよ。あなたは間違っていないんですから」「このまま真っ直ぐ！ 歩いていけばいいいんです！」
エウレカ「うん…わかった」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
東方不敗「それで、空気が読めるようになりたいと？」
レイン「ええ、なんだか悩んでしまっているらしくて、なにかマスターからもアドバイスをしてあげられないかと思って…」
東方不敗「ふむ…空気を読む…か…」「だが、それは簡単なことではない。それは分かっておるな、エウレカよ」
エウレカ「はい…」
サラ「さすが、マスアーさん。やっぱり達人と言われる人は、こういう問題にも応えられるのね」
東方不敗「空気を読む…。それは大気の流れを読み、自然と一体になるということ…」「それ即ち…明鏡止水の極地！」
サラ「え…！？」
レイン「ちょっと待って、マスター！ これはそういう話じゃ…！」
アナ「なるほど！」「では、空気が読めるようになれば、流派東方不敗の道も極められるということですね！」
東方不敗「うむ。だがそれは、長く過酷な道ぞ…」
アナ「エウレカ…！ これはかなり頑張らないといけないみたいですよ…！」「ですが頑張ったあかつきには、あなたは恋愛の伝道師の極意を得られます！」
エウレカ「私、頑張る…！ 頑張って、明鏡止水を手に入れる…！」
サラ「なんか…私たちを置いて勝手に話が進んでる…」
レイン「早くみんあの誤解を解かないと…！」
アナ「そうと決まれば特訓あるのみです！ 行きますよ、エウレカ！ リンクス！」
エウレカ「うん…！」
サラ「ちょ、ちょっと待って！ ふたりとも！」
〔フラッシュ声〕
〔画面、赤にフラッシュ〕
サラ「！ いたっ…！？」
〔人の倒れる音〕
アナ「サラ…！？」
サラ「いたたたた…」
レイン「あなた、前の修行で足を…！」
サラ「そうみたいです…。大したことないかもって、放っておいたんですけど」
レイン「ダメよ。無理をしちゃあ…さあ、行くわよ。手当をしないと…」
〔歩き去る足音〕
エウレカ「私たちも行こう、アナ」
アナ「ええ…！」
【シナリオエンドデモ終了】
［レインの怒り！烈火の如く！］
【シナリオデモ開始】
レイン「これでよし。少しくじいただけみたいだから、しばらく安静にしていれば大丈夫よ」
サラ「ありがとうございます」
サラ「まったくマスターがいきなり無茶な修行をさせるからですよ！ チョメ！」
東方不敗「ふむ、ワシとしたことが、いささか飛ばし過ぎたようだ」「すまんな、サラ」
サラ「いえ、怪我をしたのを黙っていたのは、私ですから」
エウレカ「でも、すごいね、レイン。医者の資格まで持ってるんだ」
レイン「こんなの、大したことじゃないわよ」
サラ「大したことですよ。レインさんって、ネオジャパンのメカニッククルーもされていたんでしょう？」「医療に整備に、武道の心得まであるあんて、同じ女性として、私も見習わないとなって、思いますもん」
レイン「そんな…褒められると恥ずかしいわ」
アナ「こんな素敵な奥さんをもらえて、ドモンはとっても幸せものなのでしょうね」
レイン「………」
サラ「レインさん…？」
レイン「私…まだ結婚していないのよ…」
サラ「え…！？」
アナ「あれだけの大告白をしておきながら、まだ…！？」
東方不敗「我が弟子ながら、不甲斐ない話よ」
レイン「まったくよ…！」
サラ「レインさん…！？」
レイン「アイツったら、いつも修行、修行って家を留守にして、そんな話をする暇もないのよ！」「思い出したら、また腹が立ってきたわ！」
サラ「あのレインさん、ちょっと落ち着いて…」
レイン「もう…！ ドモンなんか！ ドモンなんかぁぁぁ！」
〔走り去る足音〕
サラ「行っちゃった…。相当、不満が溜まってるみたいね…」
エウレカ「どこに行ったの…？」
サラ「まあ、たぶん…憂さ晴らしよ…」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
サラ「ほら、やっぱりここにいた」
アナ「身体を動かしてストレス発散というわけですね」
レイン「ドモンのバカ！ 少しは私のことを考えてくれたっていいじゃない！」「ドモンのバカぁぁぁ！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
アナ「ゴッドガンダムまで倒しちゃいましたよ！」
サラ「シミュレータとはいえ…。やっぱり、女を怒らせると怖いわね…」
リンクス「きゅい、きゅい」
アナ「こんなにレインが怒っているというのに、ドモンはいったい何をしているのでしょう」
サラ「今頃、探し回ってたりして」
エウレカ「そういえば、私もレントンとずっと連絡取ってないけれど、心配してないかな」
サラ「ああ、ここ電波の状態がよくないから」
サラ「案外、ゲイナーも含めて、３人で私たちのことを探し回っているかも知れませんよ」
サラ「アハハハハハハハ！ そんな、まさか…！」
ドモン「おい！」
女（※若者）「あ、はい…。私…ですか？」
ドモン「お前、この写真の女を知ってるか？」
女（※若者）「いえ…知りませんけど…」
ドモン「そうか。なら、用はない」
女（※若者）「はぁ…」
〔歩き去る足音〕
ゲイナー「どうですか、ドモンさん？ 何か手がかりは見つかりましたか？」
ドモン「いや…さっぱりだ…」
レントン「やっぱり、この街には来ていないのかもしれませんね…」
ゲイナー「でも、この近くには、もう他に街はないよ」
ドモン「まったく…。どこに行ったんだか…」
レントン「そもそもどうして、エウレカは何も言わずに出て行っちゃったのか…」
ゲイナー「それを言うならサラもさ…」「まったく…。女の人っていうのは、何を考えてるのか、さっぱり分からない」
ドモン「同感だ…」
レントン「はぁ…」
〔歩み寄る足音〕
ゲイン「よお、ゲイナー」
ゲイナー「ゲインさん…？ どうしたんですか、こんなところで…？」
ゲイン「何、お前さんがヤーパンの天井を出てったというのが気になってね」「案の定、困っているようじゃないか。何があったか聞かせろよ」「内容によっちゃあ、力になってやらなくもない」
ゲイナー「あなたが…ですか…？」
【シナリオエンドデモ終了】
［狙うはハート］
【シナリオデモ開始】
ゲイン「なるほどな。それで女心が分からないって、嘆いていたわけか」「男が３人も揃って、まったく情けない話だ」
ゲイナー「僕は別に何もしていませんよ」
ゲイン「だが、女心が分からないってのは事実だろう？」
ゲイナー「それは…そうですが…」
ゲイン「ふ、素直じゃないか」「しかし、そうなると、このまま迎えに行くのは、やめておいた方がいいな」
ドモン「何故だ…？」
ゲイン「彼女たちが何故いなくなったか、お前たちには分からないんだろう」「そんな状態じゃあ、今、連れ戻すことができたとしても、また同じことをしないとは限らないじゃないか」
ゲイナー「…そういう考え方も否定はしませんが…」
ドモン「なら、どうすればいい？」
ゲイン「何、簡単な話さ。お前たちが、女性の扱い方っていうのをわきまえればいいのさ」
レントン「女性の扱い方？」
ゲイン「男と女の関係なんてのはさ、結局、如何に相手の懐に飛び込めるかって話なんだよ」「お前の得意な格闘技と似たようなもんだろ」
ドモウ「うむぅ…」
レントン「でも、それって、口で言う程、簡単なことじゃないと思いますけど」
ゲイン「ま、それもそうか…」「だったら、付いてきな」
ゲイナー「ゲインさん…？」
ゲイン「丁度いい機会だ。お前たちに教えてやるよ」「黒いサザンクロスなりの女性のハートの狙い方ってやつをな」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
東方不敗「武闘家は一日にしてならず！ 日々の鍛錬が武闘家を作るのだ！ これを忘れず、修行に励め！」
エウレカ「うん！ 強くなる為に精一杯頑張る！」
レイン「サラの怪我もすっかりよくなったみたいね」
サラ「ええ、レインさんのおかげで」「私も後れを取った分、今日から頑張りますよ！」
アナ「みんなー！ 一人前の武闘家になる為、ファイトですよー！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
女（※若者）「それでね、この前ね…」
女（※若者）「あー、あるあるー」
〔歩み寄る足音〕
ドモン「おい、お前たち！」
女（※若者）「えっ…！？ わ、私たちですか…？」
ドモン「そうだ、お前たちだ！ お前たちに話がある！」
女（※若者）「え、あ、あの…」
ドモン「俺と一緒に来い！！」
女（※若者）「ひっ…！ あの…ごめんなさい…！」
〔走り去る足音〕
ドモン「あ…」
ゲイン「やれやれ…。多少、強引にいけとは言ったが、やり方ってものがあるだろう」
ドモン「すまん…」
ゲイン「あっちはあっちで、困ったもんだしな」
レントン「ああああああ、あの…おねおね…お姉さんにおねおねお願いが…」
女（※若者）「なぁに、この子…？」「変な子…」
〔歩き去る足音〕
レントン「あ…」（姉さん、俺にはやっぱりナンパなんて無理みたいです…）
ゲイン「はぁ…」
ゲイナー「だから、僕は最初から反対したんです。ナンパなんかしたって、何が変わるってもんでもないし」
レントン「ゲイナーさん、その格好、まったく説得力がないっす」
ゲイナー「これはどうせやるならと思って仕方なく…！」
ゲイン「そういう形から入ろうって心構えが、そもそもの間違いなんだ」「女性の心を動かすのに必要なのは、そういうものじゃない。ここさ。ハートさ」「分かるだろう？ 世紀の大告白をしたふたりなら」
ドモン「うっ…」
ゲイナー「そ、そこまで言うなら、まずあなたが僕たちに手本を見せてくださいよ」
ゲイン「手本か…。まあ、そういうやり方もありか」
ドモン「本当にやるのか」
ゲイン「まあ、見てな。俺はエクソダス請負人だが、女性は逃さない主義なんでね」
〔歩み寄る足音〕
ゲイン「お嬢さん、少しよろしいですかな？」
女（※若者）「あの…私に何か…」
ゲイン「いえ、あまりにときめくお姿でしたので、お声を掛けないのは男として、失礼かと思いまして」
女（※若者）「まあ、素敵な殿方…」
ゲイン「いえ、私のようなもの。あなたの魅力に比べましたら…。どうです、あちらで少しお話でも」
女（※若者）「ええ、是非に…」
〔歩き去る足音〕
ゲイナー「なんかリュボフさんみたいな人だったな」
ドモン「見事だ…」
レントン「あの…ところでゲインさん、どこ行っちゃったんでしょう…」
ゲイナー「あ…」
ドモン「………」
〔風の音〕
【シナリオエンドデモ終了】
［愛の心！掴め兄の教示で！］
【シナリオデモ開始】
レントン「結局、あのまま帰って来ませんでしたね」
ドモン「なんだったんだ。アイツは…」
ゲイナー「そもそもあんな人にお願いしたのが、間違いだったんです」
レントン「えも、言ってることはもっともでしたよ」
ドモン「………」
〔歩き去る足音〕
レントン「どこ行くんですか、ドモンさん」
ドモン「俺はひとりでレインを探す。お前たちも好きにしろ」
レントン「ドモンさん…」
ドモン「うるさい！ ついて来るな！」
ゲイナー（話に聞く昔のドモンさんみたいだ。よっぽどナンパが恥ずかしかったんだな…）
シュバルツ「ハッハッハッハッ！ 未熟なり、ドモン・カッシュ！」
ゲイナー「な、なんだ、あの人…！」
ドモン「兄さん…！」
シュバルツ「私は兄さんではない！ 今の私はネオドイツのガンダムファイター！ シュバルツ・ブルーダーだ！」
ドモン「シュバルツ兄さん！ さっきの言葉は…」
レントン「ちょっと待ってください！ あの人、今、水の上に立ってますよ！」
ドモン「それがどうした…？」
レントン「ど、どうしたって…どう見たっておかしいでしょう！」
ゲイナー「あれもヤーパンニンポーなのか！？」
シュバルツ「違う！ これはゲルマン忍法だ！」
ゲイナー「ニンポーって、たくさんあるのか！？」
ドモン「そんなことはどうでもいい！ 今、俺が聞きたいのは、兄さんが未熟と言った意味だ！」
シュバルツ「フフフフ…それはこいつに聞くがいい！」
〔刺突音〕
ドモン「これは…明鏡止水の修行で使った刀！？」
シュバルツ「言葉の意味を知りたくば、その錆びた刀で、この森の木を斬ってみるがよい！」
ゲイナー「そんな無茶な話…」
ドモン「なんだ、そんなことか」
レントン「できるの…！？」
ドモン「当然だ」「兄さんも人が悪い。俺はもうあの頃の俺じゃないんだ。こんな木を斬るぐらいのこと…」
〔打撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ドモン「なっ…！？ 斬れない…！」
シュバルツ「フフフフフ…！ どうやら分かったようだな、ドモン・カッシュ！」「今のお前は目先のことに囚われて、澄んだ心を忘れている！」「平静を装っていても、レインがいないということが、それだけお前の心に動揺を与えているのだ！」
ドモン「俺の…心に…！？」
シュバルツ「女とは男の心を映し出す鏡！ 貴様の心に乱れがあれば、相手の心が乱れるのも当然のこと！」「それを忘れて、武闘家の道を極めようなど笑止千万！」
〔人の着地音〕
ドモン「俺は…間違っていたのか…」
シュバルツ「どうやら、己の過ちに気づいたようだな。ならば、今一度、己を磨くがいい！」「それまで貴様たちには、この３本の刀を預けておく！ さらばだ！」
〔空を舞う音〕
レントン「言いたいことだけ言って、行っちゃった…」
ゲイナー「あの人…もしかして、いつもあんな感じなのか…？」
ドモン「行くぞ、お前たち…」
ゲイナー「行くって、どこにですか？」
ドモン「決まっている！ 修行のやり直しだ！」
レントン「ええっ…！？」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
サラ「あれ…？ 今日、レインさんは…？」
アナ「マスターと別に修行があるって、錆びた刀を持ってどこかに行きましたよ」
サラ「そう。なら、私たちは私たちで、修行に励みましょうか」
エウレカ「うん！ 頑張って明鏡止水を覚えないと！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
レントン「確かに己を磨けとは言われましたけど…」
ドモン「はあああぁぁぁーっ…！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、震動〕
ゲイナー「すごい…！ あの刀で本当に木を斬るなんて…！」
ドモン「ふっ…危ないところだった…」
ゲイナー「よーし！ 僕も負けてられない！」「えい！ えい！」
ドモン「うむ、その意気だ、ゲイナー！」
レントン「あのー！ 覆面の人が言ってたのって、こういうことじゃないと思うんですけど！」
ゲイナー「えい！ えい！ えええぇぇぇぇい！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ゲイナー「斬れた…！ 僕にも少し斬れましたよ！」
ドモン「よし！ いいぞ、その調子だ！」
レントン「あのー…！」
ゲイナー「えい！ えい！」
ドモン「はああぁぁぁぁーっ…！」
レントン「…ダメだ、こりゃ」
【シナリオエンドデモ終了】
［ボール・イズ・マイフレンド］
【シナリオデモ開始】
ドモン「結局、明鏡止水と女心を理解することは…何も関係なかったな…」
ゲイナー「ええ、そうでしたね…」
レントン「最初から、そう言ってたじゃないですか…」
ドモン「うぅむ…」
〔歩み寄る足音〕
？？？？（※ムーンドギー）「よお、ここにいたか、おめえら。探したぞ」
レントン「来てくれたんですね！ ドギー兄さん！」
ムーンドギー「かわいい弟の頼みだ。聞いてやらねえわけにいかねえだろう」
ドモン「この男は…？」
レントン「月光号のクルーのムーンドギーさんです！ とっても頼りになる、俺の兄さんのような人なんです！」
ムーンドギー「レントンから女心を掴むコツってのを教えて欲しいって言われてよ。こうしてここまで来たってわけだ」
ゲイナー「それは…わざわざどうも…」
ドモン「で、そのコツっていったいなんなんだ？」
ムーンドギー「まあ、待て。ちゃんと秘策は用意してある」「これだ…」
ゲイナー「サッカーボール…？」
ムーンドギー「女にモテるっつったら、サッカーがうめえことに決まってる」
レントン「さ、さすがです！ ドギー兄さん！ 俺たちでは考えもつきませんでした！」
ゲイナー「僕、サッカーって詳しく知らないんですが、ドモンさんはどうです？」
ドモン「やったことはない。だが、サッカーはフィールドの格闘技だと聞いたことがある」「相手を倒せというなら、俺は誰にだって負けやしない！」
ゲイナー「おお！ さすがキング・オブ・ハート！」
レントン「絶対、ルールを勘違いしている気がする…」
ムーンドギー「ダメだ。そんなんじゃ」
ドモン「何…？」
ムーンドギー「サッカーは紳士のスポーツだ。ボールは友達…いや、恋人のように丁寧に扱わねば」「選手とボールはついたり離れたり、いわば男と女みてえなもんだ」
ドモン「そういうものなのか…？」
ムーンドギー「んだ。おめえたちには、今からサッカーとは何か、基礎の基礎から教えてやる」「しっかりついて来い」
レントン「よろしくお願いします！ ドギー兄さん！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
サラ「ふん！ ふん！ とおりゃああぁぁぁ！」
レイン「さあ！ 何体でもかかってきなさい！」
アナ「わー！ みんな、見違えるほど、武闘家の顔になってきましたね！」
東方不敗「なぁに、まだまだよ。武闘家の道は、ここから始まるのだからな」
エウレカ「私も負けてられない！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ムーンドギー「ハハハハハ！ そんなんじゃ、俺を止めることはできないぜ！」
ゲイナー「また、抜かれた…！ ドモンさん！」
ドモン「分かっている…！」
ムーンドギー「遅い！ 遅い！」
ドモン「フェイントだと…！？」
ムーンドギー「もう１点いただきだ！ パンサァァァァ！ シュウウゥゥゥートッ！」
〔画面、フラッシュ〕
レントン「つ、強い…」
ゲイナー「何してるんですか、ドモンさん。また簡単に抜かれて…」
ドモン「すまん…。なんとかボールを丁寧に扱おうとしてるんだが、なかなかうまく力を抜けなくて…」
ムーンドギー「ハハハハハハ！ 如何にキング・オブ・ハートといえど、フィールドで俺に勝つことなどできないさ」
ドモン「くっ…！」
ゲイナー「だんだんあの人に腹が立ってきましたね」
レントン「っていうか、兄さん。キャラ変わってる？」
ゲイナー「ドモンさん、少しぐらい本気で蹴ってみたらどうですか？」
ドモン「しかし…」
レントン「大丈夫です、やっちゃってください！」
ドモン「分かった。やってみよう…」
ムーンドギー「何度やっても同じことさ」
ゲイナー「それはどうかな！」「ドモンさん、受け取ってください！」
〔走り寄る足音〕
ムーンドギー「ん…！？」
レントン「今です、思いっきりシュートを！」
ドモン「おうっ…！」「はああああああぁぁぁぁぁーっ！ だあああありゃあああぁぁぁー！！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ムーンドギー「ボ、ボールが…」
ゲイナー「破裂した…」
ドモン「すまん。つい力み過ぎてしまったようだ。これでも抑えたつもりだったんだが」
ムーンドギー「あ…ああ…」
ドモン「どうする？ 続けるか？」
ムーンドギー「い、いや…もう…充分だ…」
レントン（はぁ…こんなことをしてていいのかな…。エウレカ…君は今どこにいるんだい？）
【シナリオエンドデモ終了】
［誰かがお前を呼んでいる］
【シナリオデモ開始】
レイン「はああぁぁぁぁ！ とりゃあああぁぁぁぁーっ！」
東方不敗「なかなかサマになってきたな。これなら流派東方不敗を習得する日も、そう遠くないかも知れぬな」
エウレカ「本当ですか！？」
東方不敗「このまま精進すれば之話よ！」
エウレカ「はい、がんばります！」
サラ（なんだか、みんな、そもそもの目的を忘れている気もするけれど）
アナ「みんな頑張っていますね！ 私たちも負けていられませんよ！ リンクス」
リンクス「きゅ…」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、震動〕
アナ「きゃああーっ…！」
東方不敗「何奴…！？」
？？？？（※アスハム）上に稟議を通すのと、部下が有休から帰ってくるのを待っていたら、遅くなってしまったが…」
アスハム「ようやくここまで来ることができたぞ！ ええ、東方不敗さんとやらよ！」
東方不敗「後ろに連れている、そのオーバーマン…。先日の者どもの仲間か」
サラ「アスハム・ブーン！ どうしてアナタがここに…！？」
アスハム「その御仁がうちの部下を酷い目に合わせてくれたらしいじゃないか！」「ならその借りを返してやるのが、上司としての筋ってもんだろうよ」
レイン「勝手に因縁をつけてきたのは、アナタたちじゃない！」
アスハム「関係ないな！ 管理する側って言うのは、舐められるわけにはいかないもんなんだからな！」
サラ「まるでチンピラみたいなことを言って！」「マスターさん、私たちでやっつけてやりましょう！」
東方不敗「ふむ、そうだな…」「がはっ…！ ごほっごほっ…！」
サラ「マスターさん…！？」
アナ「どうしたのです、いったい…！？」
レイン「まさか、まだ身体が完全に治っていたわけではないの？」
東方不敗「ううむ…。どうやら、そのようだ…」
アスハム「ハハハハハハハハハ…！ こいつはいい気味だ！ あの東方不敗も、病には勝てぬと…！」「なら、こんなチャンスは逃すわけにはいかないよなぁ！」
サラ「マスターさんがこんな状態だって言うのに、まだやるつもりなの…！？」
エウレカ「ヒドい人たち…！」
レイン「こんな真似、許してはおけないわ！ みんな、行くわよ！」
サラ「ええ…！」
東方不敗「お前たち、何をするつもりだ！？」
エウレカ「マスターはここで見ていて！ 今から私たちがアイツらを倒すから！」
東方不敗「なんだと…！？」
アスハム「シベ鉄も、舐められたものだな！ まさかお前たち如きに我らの相手が務まるとでも？」
サラ「ふん！ これまでの私たちだとは思わないことね！」
エウレカ「今の私たちには流派東方不敗があるんだから！」
レイン「特訓の成果、見せてあげるわ！」「行くわよ！ 出ろおおぉぉぉぉぉぉーっ！ シャイニングガンダム！！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
エウレカ「すごい！ これまでより速く動けている気がする！」
レイン「ええ、身体も軽く感じる！」
サラ「みんな、修行の成果が出てるみたいね！」
アナ「あれだけのゴレームを相手に、すごい戦いぶりですよ！ これなら勝てそうですね！」
東方不敗「いや…そううまくはいかん…」
アナ「え…？」
アスハム「思っていたより、なかなかやるじゃあないか！」「だがな、お前たちじゃあやっぱり我々の相手は務まらないんだよ！」「ゴレームよ！！」
〔衝撃音〕
レイン「囲まれた…！？」
サラ「マズい、これは…！」
アスハム「いくら技に秀でていても、所詮は女！ 組み付いてしまえば、どうしようもあるまい！ 何せパワーが違うのだからな！ パワーが！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
エウレカ「きゃああああぁぁぁぁーっ…！」
サラ「このままじゃ機体が…！」
レイン「う、動けない…！」
アスハム「せっかく私自らが出て来たのだ！ たまには正攻法で攻めるのも悪くない！」「お前たちはそのまま身動きひとつ取れずに、おとなしく敗れ去るがいい…！」
サラ「ゲイナー君…！」
エウレカ「レントン…！」
レイン「ドモンっ…！！」
アナ「マスター…このままではみんなやられてしまいます！」
東方不敗「うむ、そうだな…」「！？ これは…！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
アスハム「ゴレームが…！ 何が起きたぁっ…！？」
ゲイナー「大丈夫、サラ…！？」
アスハム「髪の毛のオーバーマン！？」
レントン「お前、よくもやってくれたな！」
ドモン「助けに来たぞ、レイン！」
レイン「ドモン…！」
【シナリオエンドデモ終了】
［愛の力で、勝利を掴め！］
【シナリオデモ開始】
サラ「どうして、あなたたちがここに…」
ゲイナー「感じたんだ…！ サラ、君が危ないって！」「君が危ない目に合っていたら、僕には分かるんだ！」「だって、僕は君のことを愛しているんだから！」
サラ「ゲ、ゲイナー君…！」
レントン「俺もだ！ エウレカ！」
エウレカ「レントン！」
レントン「俺は君を守りたいと思ってる！ たとえ世界のどこかにいたって、君を助けてみせる！」「俺は…俺は…！ 俺は君が大好きだああぁぁぁぁぁ！！」
エウレカ「私も…私もレントンが好き！」
ドモン「レイン…。お前がいなくなって分かったんだ。お前がどれだけ俺に必要かって…」
レイン「ドモン…」
ドモン「もうどこにもいかないでくれ、レイン！ 俺は、お前がいなくちゃダメなんだ！」「もう一度、言うぞ！ 俺はお前が好きだああぁぁぁぁぁ！ お前が欲しいぃぃぃぃぃぃぃぃ！」
レイン「ドモォォォォォン…！」
〔衝撃音〕
〔画面、震動〕
ドモン「もうお前を離さない！ 絶対に！ 絶対にだ…！」
レイン「私もよ、ドモン…！ 私ももう絶対にあなたのそばを離れない！」
ドモン「レイン！」
レイン「ドモン！」
アナ「やっぱり愛を語るのなら、まっすぐな言葉がいいのですね」
東方不敗「うむ。そのようだな」
アスハム「ええい…！ なんだ、このふざけた空気は…！ 私を無視して勝手に話を進めるなぁぁぁぁ！」
ドモン「無視などしない！」
〔変形音〕
〔画面、黄色に発光〕
ドモン「はぁぁぁぁぁぁ…！」「お前には、俺の女を傷つけてくれた礼を、たっぷりしてやらないといけないからな！」
アスハム「なにっ…！？」
ドモン「観念してもらうぞ、アスハム！」
ゲイナー「お前だけは絶対に許さないからな！」
サラ「私たちも一緒に戦うわよ、ゲイナー君！ 何もここで遊んでたってわけじゃないんだから！」
ゲイナー「サラ…！」
エウレカ「行こう、レントン！ ニルヴァーシュもやる気になってる！」
レントン「うん、行こう！」
ドモン「俺たちも行くぞ、レイン！ 今日は一緒だ！」
レイン「ええ、ドモン！」「行くわよ！ 私たちの愛の力！ 思い知りなさい！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
アスハム「こんなふざけた奴らに負けると言うのか！？ お、おのれぇーっ…！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
東方不敗「うむ。どうやらすべて丸く収まったようだな」
アナ「マスター…」
サラ「あなた、病気で動けなかったんじゃ…」
レイン「もう！ やっぱり仮病だったのね！」
東方不敗「当然よ！ 今更、病になど倒れてたまるものか」
エウレカ「良かった…」
東方不敗「どうやらお前たちには、もう流派東方不敗の教えは必要ないようだ！ ここで別れるとしよう」
アナ「もうお別れなのですね、マスター…！」
東方不敗「何、いずれまたどこかで出会うだろう！ それまで精進し続けよ！」「では、さらば！ ワハハハハハハハ！」
ドモン「行ってしまわれたか…」
レイン「大丈夫。またいつか会えるわよ。マスターもそう言ってたじゃない」
ドモン「ああ、そうだな…」
レイン「私たちも行きましょう。帰って話したいことがあるの」
ドモン「あ、ああ…！ 待てよ、レイン！」
レントン「あの…エウレカはここでいったい、何を…」
エウレカ「ふふ、帰ったら話すね」
サラ「私たちも帰りましょ、ゲイナー君。私のシルエットマシンに、流派東方不敗を覚えさせないと」
ゲイナー「できるの…！？」
サラ「冗談よ。ほら、急いだ、急いだ」
〔歩き去る足音〕
アナ「みんな、すっかり仲良し…。やっぱりキング・オブ・ハートは、恋愛の伝道師だったのですね！」「！ こうしてはいられません！ 早くこのことをみんなに伝えなくては！」「行きますよ、リンクス！」
リンクス「きゅ…！」
〔走り去る足音〕
【シナリオエンドデモ終了】
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