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イベント
オリーヴと3人の仲間たち

[予告]
こんにちは、オリーヴ・オペールです。

火星調査団
『アルファオメガ』のオペレーターだった私ですが、
色々とあって新しい組織に移ることになりました。

新組織、火星調査団『ソリス』の一員となった私は、
新型機動兵器『ハインヘルム』のパイロットとして、
毎日操縦訓練に追われて大忙し。

そんな中、3人の女の子たちも現れて?

訓練、海、謎の事件に、地獄の底から蘇った怪物!?
こうなったら、全部まとめて面倒みちゃいます!

次回、スーパーロボット大戦X-Ω「オリーヴと3人の仲間たち」

それでは、はりきっていってみましょう!


みんなのオペレーター、
オリーヴがパイロットとして参戦!


[ストーリー概要]
       火星調査団『ソリス』。

    火星で起きた謎の事件の調査するべく、
   地球連邦によって設立された組織である。

      そのソリスへと入団した、
    元オペレーターのオリーヴ・オペール。

   彼女はソリスが開発した量産型機動兵器、
  『ハインヘルム』の操縦をマスターするべく、
     とある無人島にある訓練施設で
      特訓の日々を送っていた。

  これは、そんな彼女のとある数日間の物語…


[少し特別な日]
【シナリオデモ開始】

メカニック「オリーヴ、ハインヘルムの調子はどうだ?」
オリーヴ「システム、オールグリーン。どこも問題はありません」
メカニック「了解。それじゃあ、実戦訓練を始めるぞ」
オリーヴ「はい!」
メカニック「相手は火星で確認された、謎の機体のレプリカだ」「とはいえ、油断はするなよ。各種武装と行動パターンは、しっかりとインプットしてある」
オリーヴ「了解です。ハインヘルム、戦闘モードに移行します!」
〔バーニアの噴射音〕
オリーヴ「まずは、射撃で敵の足を止める」
〔光線の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

オリーヴ「続いて、接近戦で!」
〔斬撃音〕
オリーヴ「外した…!?」
〔爆発音〕
〔画面、震動〕

オリーヴ「うっ…!?」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

オリーヴ「わわわっ!? このままじゃ囲まれちゃう!? まずは1機ずつ破壊して…!?」
〔爆発音〕
〔画面、震動〕

オリーヴ「ッ…!?」
〔ゲージの発光音〕
オリーヴ「避けられない…!」
????(ベルタ)「クゥ~クックックッ! 我が一撃を喰らうがよい!」
〔斬撃音〕
〔爆発音〕
〔画面、震動〕

オリーヴ「え…? え?」
メカニック「なにやってんだ、お前たち! 勝手に訓練の邪魔をするなんて!」
????(アヤメ)申し訳ありません。一応、止めはしたのですが…」
????(ベルタ)「堅いことを言うな。どうせ我らもここで訓練をするのだ、少し先走っても問題はあるまい」
????(カタリーナ)「問題は、ありありだと思いますよ?」
メカニック「はぁ…問題のある連中だとは聞いてたが…」「まあいい、すぐに訓練モードの再設定をする。さっさと準備をしろ」
オリーヴ「あの…あなたたちは…」
????(アヤメ)私たちは…」
????(ベルタ)「自己紹介はあとだ。いまは我らの活躍をその瞳に、刻み込まなくてはいけないからな!」
オリーヴ「は、はい…?」
????(カタリーナ)「大丈夫ですよ。私たちは悪い人じゃないですから」
????(ベルタ)「おしゃべりはあとにしろ。いくぞ、お前たち!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

メカニック「お疲れさん。これで今日の訓練は終わりだ。しっかりと休みを取って、明日に備えておけよ」
オリーヴ「はい、ありがとうございました」「なんとか無事に終わりましたけど…。あの人たちは…」
〔コクピットの開閉音〕
????(ベルタ)「自己紹介がまだだったな。それでは聞かせてやろう、我の名前を!」
〔空を舞う音〕
オリーヴ「わわわ! そんな所からジャンプしたら!?」
????(ベルタ)「この程度の高さ、どうというこ───」
〔衝突音〕
〔画面、フラッシュ〕

オリーヴ「落ちたー!」
????(アヤメ)「…なにをやっているのですか、ベルタ」
オリーヴ「大丈夫なんですか、彼女!? 顔から着地してましたけど!」
????(アヤメ)「気にしないで下さい。いつものことですから」
????(カタリーナ)「はいはい、泣かないでくださいね?」
????(ベルタ)「泣いてなんかない!」
オリーヴ「ええと…」
アヤメ「ソリス本部より本日付で派遣されてきました、アマノミヤ・アヤメと申します」
カタリーナ「カタリーナ・カンパーニです。よろしくです」
ベルタ「く、クゥ~クックックッ! ベルタ・ベルンシュタインだ!」
オリーヴ「おでこ、大丈夫ですか?」
ベルタ「銀河を統べる、冥王13柱のひとりであるこの我が、この程度でダメージなど受けるはずがあるまい」
オリーヴ「めい? じゅうさんちゅう?」
アヤメ「ベルタの発言は気にしないで下さい」
ベルタ「なんだと!」
アヤメ「今日からオリーヴさんとともに、ハインヘルムの実機訓練に参加させていただきます」
オリーヴ「そうだったんですね! こちらこそ、よろしくお願いいたします!」
ベルタ「お前たち、この冥王たる我を無視するな!」
カタリーナ「ベルタ、おでこから血が出てますよ?」
ベルタ「うえ!?」
カタリーナ「ウソでーす」
ベルタ「…! バカ! このバカ!」
アヤメ「…はぁ。本当にあなたたちは…」
オリーヴ「ふふふ…。ここも随分と賑やかになりそうですね」
【シナリオエンドデモ終了】


[夕日のきれいな砂浜で]
【シナリオデモ開始】

アヤメ「おはようございます。ずいぶんと早くから準備をしているのですね」
オリーヴ「あ、おはようございます。まぁ、これくらいしかやることがないですから」
カタリーナ「そうですよね。この訓練場以外には何もない、文字通り無人島ですもんね」
ベルタ「訓練場があるのだから、無人島ではないだろうが…」
カタリナ「ほへ~?」
アヤメ「ですが、余分な物がないおかげで、訓練に集中できる場所ではあると思います」
オリーヴ「見ての通り辺境な場所にありすぐて、連邦政府もこの訓練場の存在をすっかりと忘れてたくらいですからね」「でも、風景がとても綺麗な場所なんですよ。海の向こうに沈んでいく夕陽を見たら、凄く感動すると思います」
アヤメ「夕日ですか。それは一見の価値がありそうですね」
オリーヴ「では、訓練が終わったら、海を見に行ってみましょうか」
カタリーナ「はーい。賛成です」
アヤメ「異論はありません」
ベルタ「こんなことなら、水着を持ってくればよかったな」
オリーヴ「私のでよければ、お貸ししましょうか?」
ベルタ「嫌味か!? 少しばかり胸が大きいからと調子に乗るなよ!」
オリーヴ「あ、いえ、そうじゃなくて。昔使ってたのを、たまたま持って来てたので」
ベルタ「だから、嫌味だな!?」「よしわかった! 戦争をしようではないか! この我の尊厳を懸けた、宇宙規模の戦争を!」
オリーヴ「ええ!?」
カタリーナ「はいはーい、訓練を始めますよ」
アヤメ「まったく…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

オリーヴ「今日は随分と早めに、訓練が終わっちゃいましたね。もう少し訓練をしたかったのですが…」
カタリーナ「ハインヘルムはまだ調整中ですからね。こういった日も結構あるんじゃないですか」
アヤメ「訓練機の方は長時間の稼働が可能だというのに、まったく嘆かわしいことです」「早くハインヘルムの調整を完全に終えてもらい、しっかりと訓練がしたいものですね」
カタリーナ「えー? 暇な時間が多い方が良くないですか?」
ベルタ「カタリーナ…。お前は何をしにここに来たんだ…」
オリーヴ「それにしても、夕日を見るには少し時間が早かったですね」
アヤメ「浜辺でのんびるするというのも、悪くないと思いますが」
オリーヴ「あ、見えてきましたよ!」
〔画面、発光〕

オリーヴ「…!」
ベルタ「ほう、なかなか良い雰囲気の場所ではないか」
アヤメ「………」
カタリーナ「………」
ベルタ「ん…? どうしたお前たち?そんなに顔をこわばらせて」
カタリーナ「右向け右」
ベルタ「右…?」「ッ!? なんだこれは!」「まるで台風のあとのような、荒れ具合ではないか!」
カタリーナ「驚きのあまり、説明口調になっちゃってますよ?」
オリーヴ「なんでこんなことに…。私がこの島に来たばかりの頃は、とっても綺麗だったのに…」
カタリーナ「それって、どれくらい前のことなんですか?」
オリーヴ「まだ数日も経っていません」
カタリーナ「雨が降った様子もないですし、不可思議現象ですね」
アヤメ「不思議なことなど、なにもありません。おおかた、どこかの海流に乗って、流されてきただけでしょう」
カタリーナ「なるほど。島流しってことですね」
アヤメ「違います」
カタリーナ「ほへ~?」
オリーヴ「よし!」
ベルタ「急にどうした?」
オリーヴ「私、この海岸をお掃除します!」
ベルタ「掃除って、ここを全てか?」
オリーヴ「もちろん! しばらくこの島に滞在するんですし、やっぱり気持ちのいい環境にしておかないと!」
カタリーナ「でも、結構疲れちゃうと思いますよ?」
オリーヴ「大丈夫です! 訓練が早く終わっちゃったので、体力は有り余ってますから!」
アヤメ「訓練の続きだと思えば、苦でもないか」「わかりました、私も手伝います」
オリーヴ「本当ですか!? ありがとうございます!」
カタリーナ「それじゃあ、私もお手伝いしますかね」
ベルタ「仕方あるまい…。我が冥王としての力! お前たちにとくと見せてやろう!」
カタリーナ「ゴミ拾いする冥王って、なんか可愛いですね」
ベルタ「うるさい! 人のやる気を削ぐな!」
オリーヴ「ありがとうございます! みんなで頑張りましょう!」
【シナリオエンドデモ終了】


[フシギな事件]
【シナリオデモ開始】

オリーヴ「昨日は浜辺のお掃除を手伝ってもらって、ありがとうございました」
アヤメ「気にすることはありません。足場の悪い砂浜での荷運びはとてもいい訓練になりました」
カタリーナ「身体のあっちこっちが、悲鳴をあげていますけどね」
アヤメ「だから日頃から鍛錬をしておけと、あれほど言っているのに」
ベルタ「しかし、あの荒れ具合の原因は、なんだったのだろうな?」
カタリーナ「そういえばメカニックさんが、『浜辺には魔物がいるから近付くな』って言ってたんですよね」
オリーヴ「魔物!?」
ベルタ「なぜ、それを早く言わんのだ!」
カタリーナ「すっかり忘れちゃってて、へへへ~」
ベルタ「笑って誤魔化すな!」
オリーヴ「魔物が住み着いてて、浜辺を荒らしたってことですか…?」
ベルタ「冥府の底より、奴らが蘇ったというのか…!」
オリーヴ「冥府の底…!? もしかして、とんでもない大事件なんですか!?」
アヤメ「ベルタの妄想に付き合わなくていいですから」
ベルタ「妄想? クゥ~クックックッ! どうやらお前は世界の広さを知らんようだな!」
アヤメ「広かろうが狭かろうが、関係ありません。自然現象に決まっています」
オリーヴ「そうだったら、私も安心なのですが…」
カタリーナ「ですよね。魔物にパクーってされちゃうとか、私も嫌ですもん」
オリーヴ「パクー…」
アヤメ「いつまでも下らない話をしていないで、早く訓練を始めますよ」
カタリーナ「はいはーい」
オリーヴ(やっぱり、訓練が終わったら、もう一度調べに行ってみよう…)
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アヤメ「なぜまた調べにいく必要が…」
オリーヴ「だって、もしも本当に魔物が住んでいたら大変なことですよ。本部に連絡をしないと」
アヤメ「ですから、自然現象だと言ってるではないですか」
カタリーナ「とか言いつつ、しっかりとついて来ちゃうあたりが、いい人って感じですよね」
アヤメ「仕方なくです」
ベルタ「………」
オリーヴ「大丈夫ですか、ベルタさん?」
ベルタ「な、なにがだ?」
オリーヴ「さっきから、すごく震えてますけど」
ベルタ「ば、バカなことを言うな! これは武者震いというやつだ!」
カタリーナ「地獄の王様が、地獄から勝手に出てきた部下を怖がるなんて、意味がわからないですもんね?」
ベルタ「…! と、当然だろうが! バーカ! バーカ!」
カタリーナ「ええー?」
オリーヴ「砂浜が見えてきましたよ。今日は何もありませんように…」
〔画面、発光〕

ベルタ「ぎ、ぎゃあああああ!?」
オリーヴ「な、な、な、なんでこんなにサカナの死骸が!?」
カタリーナ「食べられちゃったお魚さんたちが、山のように打ち上げられてるんですけど、これも自然現象なんですか?」
アヤメ「これは、異常事態ですね…」
ベルタ「ほ、本当にここら辺に魔物が住んでいるのか!?」
カタリーナ「出番ですよ、、ベルタ! さあ、魔物をやっつけちゃってください!」
ベルタ「く、クゥ~クックックッ! 心得た!」「では、魔物を我が前に差し出してみせよ!」
カタリーナ「魔物さん、ウェルカムですよ」
ベルタ「本当に呼ぼうとするだと!?」
アヤメ「じゃれ合ってる場合じゃありません。本部に連絡をして、何か対策を打たないと」
オリーヴ「そ、そうですよね! 連絡、連絡っと…」
アヤメ「しかし、何らかの生物が潜んでいるとして、なぜこの様な場所に…」
オリーヴ「特にエサが豊富というわけでも、ないと思うのですが…」
カタリーナ「私たちのことを狙ってたりして?」
ベルタ「ひぃ!?」
アヤメ「とにかく本部の対応を待ちましょう。私たちにできることは何もありませんし」
オリーヴ「そうですね…」
【シナリオエンドデモ終了】


[そこにあるモノ]
【シナリオデモ開始】

オリーヴ「本部の人に、取り合ってもらえませんでしたね…」
アヤメ「予想はしていたのですが、まさか説明をしても駄目だとは…」
ベルタ「未曾有の危機かもしれんというのに、本部の連中はいったい何だと思っているのだ!」
カタリーナ「悪ふざけだと思ってるんじゃないですかね?」
ベルタ「なにー!」
オリーヴ「謎の生物ですからね…。冗談と思われても仕方がないとは思うのですが…」
ベルタ「しかし、現に存在しているではないか!」
アヤメ「文句を言ったところで、本部の決定は覆りません」
カタリーナ「大人しく、訓練を続けますかね。あの場所に近付かなければ、安全そうですし」
ベルタ「事件が起こっているというのに、何を呑気な!」
カタリーナ「では、ベルタひとりで魔物を相手にしますか?」
ベルタ「い、いやそれはだな…」
アヤメ「私たちの本文はハインヘルムを乗りこなし、火星の調査に備えることです。謎の生物を捕獲することではありません」
ベルタ「それはそうだが…」
アヤメ「休憩は終わりです。今日も訓練に励みましょう」
オリーヴ「………」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

カタリーナ「訓練、お疲れ様でした」
オリーヴ「………」
ベルタ「…問題はどうやって奴らを、再び封印するかだ…」
アヤメ「ベルタもオリーヴさんも、もう少し訓練に集中して下さい。これではやる意味がないではないですか」
オリーヴ「私、決めました!」
アヤメ「…私の話を聞いていますか?」
オリーヴ「あのまま謎の生物を、放置しておくことはできないと思うんです!」
カタリーナ「聞いていませんでしたね」
オリーヴ「被害が出てからじゃ遅いですし、それにサカナが可哀想です!」
アヤメ「そこなんですか…? いや、構いませんが…」
ベルタ「オリーヴの言うとおりだ! このままでは安心して眠ることもできん!」
アヤメ「なぜそこで、睡眠の話に繋がるのですか…」
カタリーナ「怖くて、ちゃんと眠れなかったんでしょうね」
ベルタ「この割れの怒りに触れたことを、冥府の底で後悔するがいい!」
オリーヴ「頑張りましょう、ベルタさん!」
ベルタ「うむ! 我に任せておくがよい!」
カタリーナ「ふたりは行く感じになってますけど、私たちはどうしましょうかね?」
アヤメ「ベルタを放置しておくわけにはいきません。私たちも行きますよ」
カタリーナ「アヤメは、本当に面倒見がいいですね」
アヤメ「ふたりも問題児を抱えていれば、こうもなります」
カタリーナ「ほへ~?」
ベルタ「よし、行くぞ皆の衆!」
オリーヴ「おー!」
【シナリオエンドデモ終了】


[海をたゆたう]
【シナリオデモ開始】

オリーヴ「………」
〔波の音〕
オリーヴ「この状況って、おかしくないですか…?」「なんで、謎の生物を捕まえるために、私が海でプカプカしてないといけないのでしょうか…?」
ベルタ「仕方あるまい。我々はこうして謎の生物が出てくるのを、監視していないといけないのだからな」
オリーヴ「だったら、ベルタさんと私が交替しても…」
ベルタ「通信終了」
〔通信を閉じる音〕
オリーヴ「あー!」

アヤメ「これで本当に謎の生物が出てくるのでしょうか?」
ベルタ「何を言っている。夏、海、女の要素が揃っているんだぞ。来ないわけがあるまい?」「欲を言えば、謎のパーティーをこの浜辺で開きたかったが、さすがにそれは無理だったからな」
カタリーナ「それで出てくるのって、サメじゃないですかね?」
ベルタ「………」「まあ、似た様なものだろ」
アヤメ「だいぶ違うと思うのですが…」
カタリーナ「それにしても、出てきませんね。せっかくハインヘルムまで持ち出したんだから、出てこないと困っちゃいますよ?」
アヤメ「確かに。メカニックさんを説得するのには、なかなか骨が折れました」
ベルタ「安心しろ。あの肉付きだ。すぐに現れるに違いない」
アヤメ「本当ですか…?」
カタリーナ「まあ、食べる部分は多そうですからね。おもに胸の部分とか」
ベルタ「なぜ、我の身体を見ながら言う…」
カタリーナ「ほら、オリーヴさんが手を振ってますよ。やっほー!」
ベルタ「誤魔化すな!」
アヤメ「何か様子がおかしくありませんか?」
カタリーナ「私たちの後ろを指差してるような?」
〔フラッシュ音〕
〔画面、フラッシュ〕

ベルタ「で、でたあああああ! 魔物だぁぁぁぁ!」
カタリーナ「いやいや、よく見てください。魔物じゃなくて訓練用の機体ですよ」
アヤメ「事件の犯人はこれだったということですか? でも、なぜ訓練機がこんな場所に」
カタリーナ「理由はあとあと。ハインヘルムでさっさと片付けますよ」
アヤメ「そうですね。すぐに迎撃しましょう!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ベルタ「次から次へと出て来て! どれだけの数が潜んでいたというのだ!」
アヤメ「しかも、微妙に訓練用のものとは動きが違う。なんというか、野生動物のような…」
メカニック「すべて破壊したと思っていたが、まだ生き残りがいたとはな…」
カタリーナ「あ、メカニックさん」
アヤメ「どういうことなのですか、これは!」
メカニック「訓練用にAIをいじってたら、ちょっと賢くなり過ぎちまってな」「基地を脱走しようとしたんで、全機処理したんだ」
ベルタ「処理できてないではないか!」
メカニック「予想外だったよ。あの状況から逃げ出したのがいたなんて」「しかも、海産物や漂流物を体内に取り込み、エネルギーに変換しているとは…」
ベルタ「なにを積んだら、そんなことができるようになるんだ!」
アヤメ「ちょっと待ってください。カタリーナに、浜辺には近付くなと注意を促していましたよね?」「もしかして、ここに生き残りが潜んでいる可能性を感じていたのではないですか?」
メカニック「いや、そこの海岸は潮の引きが強いから、溺れないようにって注意しただけだ」
ベルタ「なぜ、魔物なんて紛らわしい言い方をするんだ!」
メカニック「お前たちは筋金入りの問題児だからな。それくらい言っておかないと、普通に泳ごうとするだろ?」
カタリーナ「否定はできないですね」
ベルタ「できるだろ普通に!」
メカニック「とにかく、すぐに対応班を送る。それまでの間、足止めをしておいてくれ」
〔通信を閉じる音〕
カタリーナ「足止めを言われましたもね」
ベルタ「足止めするくらいなら、倒してしまった方が早い!」「この銀河を統べる冥王13柱のひとりが実力、奴らにとくと見せつけてやるわ!」
オリーヴ「大丈夫ですか、皆さん!?」
アヤメ「数が多くて、少々苦戦しています。すぐに戻って来てもらえると非常に助かります」
オリーヴ「了解です。いま全速力で戻っていますので、もう少しだけ待っていてください!」
【シナリオエンドデモ終了】


[星空の下で]
【シナリオデモ開始】

ベルタ「まだか、オリーヴ。エネルギーがかなり厳しくなってきたぞ」
オリーヴ「いま到着しました! これから着替えて…ああっ!」
アヤメ「どうしたのですか!?」
オリーヴ「いや、あの…、タオルをもって来るのを忘れてしまいまして…。このままだとシートがびちゃびちゃに…」
カタリーナ「意外と抜けてますね、オリーヴさんって」
アヤメ「カタリーナ…。あなたもしょっちゅう忘れ物をしてますよね…?」
カタリーナ「ほへ~?」
ベルタ「シートなんぞ、どうでもいい! 早く手伝いに来い!」
オリーヴ「そうですよね…。そんなこと気にしてる場合じゃないですよね」
カタリーナ「あとで、メカニックさんに怒られるかおしれないですけど」
オリーヴ「私がモタモタしている間に、皆さんに何かがあったら一大事です!」「オリーヴ・オペール行きます!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

ベルタ「やれ、オリーヴ! そいつで最後だ!」
オリーヴ「でやああああッ!」
〔斬撃音〕
〔画面、発光〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

カタリーナ「すっかり夜になっちゃいましたね」
ベルタ「まったく…。謎の生物ではなく、基地を逃げ出した訓練機だったとはな。ちっとも笑えないぞ…」
アヤメ「そうですね。メカニックさんにはあとで、色々とお聞きしないといけないようです…」
カタリーナ「怒ってますね」
ベルタ「ああ…。怖いな」
オリーヴ「なにはともあれ、事件は無事に解決ですね」
カタリーナ「果たして、それはどうですかね…」
オリーヴ「え!? まだなにかあるんですか!」
カタリーナ「いえ、ただ言ってみただけです」
オリーヴ「なんで!?」
ベルタ「カタリーナの言うことに、いちいち理由を求めていては日が暮れるぞ」
カタリーナ「もう、暮れてますけどね?」
アヤメ「さて、そろそろ戻りましょうか」
ベルタ「そうだな。今日はぐっすりと眠れそうだ」
オリーヴ「私ももうヘトヘトです…」
カタリーナ「そういえば、基地から逃げ出した訓練機は、あれで全部だったんですかね?」
ベルタ「…!?」
アヤメ「言われて見れば、自らエネルギーを補給できる以上、まだ残っている可能性はゼロではありませんね」
ベルタ「そもそも訓練機の数を、なぜしっかりと把握していないんだ…」
カタリーナ「もしかして、勝手に増えてたりして?」
オリーヴ「それは、かなり怖いですね…」
アヤメ「仕方がありません…。訓練の合間にでも、どこかに残りがいないか調べてみることにしましょう」
ベルタ「余計な仕事を増やしおって…」
オリーヴ「これも訓練だと思えば、なんてことありません。皆さんで力を合わせて頑張りましょうね!」
カタリーナ「おー」
ベルタ「やれやれ。いつになったら、火星に行けることやら…」
【シナリオエンドデモ終了】


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