強敵イベント
世界 の 声
［予告］
父シャルルとの決着をつけた、ルルーシュ…。
しかし、ギアスを巡る戦いは、
まだ全て終わったわけではなかった…。
暗躍するギアス嚮団の残党。
その計画を阻止するため、
彼らが潜伏するという南十字島へと向かう、
ルルーシュ、スザク、Ｃ．Ｃ．。
そこで３人を待っていたのは、
島の遺跡を巡る新たな戦いだった…。
大切なモノを失った者たちと、
大切なモノを守る為に戦う者たち。
時の止まった世界の中で、彼らの運命が交錯する…。
次回、スーパーロボット大戦Ｘ－Ω
「世界 の 声」
［ゼロ 時間］
【シナリオデモ開始】
？？？？「こんにちは、お客さん。平行世界の吹き溜まりにようこそ」「今日、これから君に話すのは、遠い未来か、別の世界か、はたまた明日のお話なのか…」「ここではないどこかにいる、王子様たちの物語」「彼らが自らの責任を背負い、どう決断してどう行動をしたのか。それをじっくりと聞いてもらおうかな」「それでは、始めようか…」
Ｃ．Ｃ．「見えてきたぞ、あれが目的の場所だ」
スザク「南十字島…。本当にあそこに彼が…」
ルルーシュ「先日、戦闘を行ったギアス嚮団の残党。奴らが握っていた情報通りなら、その可能性は高い」「あとは直接、確かめれば済む話だ」
スザク「ああ、そうだな」
Ｃ．Ｃ．「しかし、来る前にも話したが、あの島には強大な力を持つ組織があり、それを利用しようとする組織があるそうだ」「そいつらが奴を手を組んでいれば、なにがしかの罠を仕掛けてくる可能性は、充分に考えられるぞ」
ルルーシュ「だろうな。しかし、こちらも多少のリスクは承知の上だ」
Ｃ．Ｃ．「ほう…？」
ルルーシュ「あの島に軍事的な戦力がないことは調査済みだ。お前が警戒している遺跡に関しても、それが実際に仕えるかどうかさえ分からん」「使えたとしても、それが神根島の遺跡のように未知の力を秘めた物なら、今の俺たちに打つ手などないだろう」
Ｃ．Ｃ．「だから、リスクを取ってでも自ら乗り込む方を選ぶか」「あのゼロの行動とはとても思えんな」
ルルーシュ「俺はもうゼロではない」「それにこれは自分の父と母を否定してさえ選んだ道だ。今さら、そんな理由で止まってはいられない」
スザク「そうだ。だから、僕も君たちと共にここまで来た」「ギアスのような、あってはならない力をこの世界から無くす為に…」
ルルーシュ「………」
スザク「Ｃ．Ｃ．、心配をしなくても、彼の生命が奪われるような事態には、僕がさせない」
ルルーシュ「スザク…」
スザク「勘違いしないでくれ、ルルーシュ。僕は君の考えに賛同したわけでも、君の剣になると決めたわけでもない」「僕はただ、僕自身が世界の為に為さねばならないと感じていることを行っているだけだ」
ルルーシュ「ああ…わかっているさ…。今はそれで充分だ…」
Ｃ．Ｃ．「………」（！ なんだ…！？ 今、妙な胸騒が…）
ルルーシュ「どうした、Ｃ．Ｃ．？」
Ｃ．Ｃ．「気をつけろ、お前たち…！ この感じは…！」
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、時間停止〕
ルルーシュ「！ なんだ…これは…！？」
スザク「波が止まっている…？」
ルルーシュ「いや、波だけではない…。まるで全ての時が止まっているような…」「まさか、これが…南十字島にある遺跡の…」
〔画面、発光〕
スザク「うっ…うう…今のは…」
ルルーシュ「景色が変わった…？ ここは、いったい…？」
Ｃ．Ｃ．「どうやら、私たちはさっそく奴らの罠に嵌められてしまったようだな」
ルルーシュ「そう考えるのが自然か…。ひとまず状況を分析したいところだが…」
〔レーダー反応〕
スザク「所属不明のＫＭＦ部隊…！？ どうしてこんな所に…！」
Ｃ．Ｃ．「大した数だな。ここにＫＭＦはなかったんじゃないのか？」
ルルーシュ「ああ、確かにその形跡はなかった。特にこれ程の規模の部隊がいるような痕跡はどこにも…」
スザク「それを考えるのは、この状況を切り抜けてからだ」
ルルーシュ「そうだな。このまま大人しくやられるつもりはない。まずは奴らを片付ける」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
スザク「今ので全部か…」
ルルーシュ「戦力は正規の騎士団並か…この数、俺とＣ．Ｃ．だけならば危なかったかもしれんな」
スザク「ここに来るまで何度かギアス嚮団の残党と戦闘は行なったが、どの部隊も小規模なものだった」「残存戦力を集中させたにしても、これは…」
Ｃ．Ｃ．「どうやらそんなことを気にしている余裕はなくなりそうだぞ」
ルルーシュ「何…？」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ルルーシュ「どういう意味だ、Ｃ．Ｃ．？」
Ｃ．Ｃ．「どうやらあちらの方から、挨拶に来てくれたみたいだぞ。見ろ、アレを…」
ルルーシュ「！ アレは…！」
？？？？（※ヘッド）「話に聞いていたよりも、人数が多いんじゃないのかい？」
？？？？（※Ｖ．Ｖ．）「彼までここに来てしまうとは、さすがに僕も予想外だったよ。彼にかけられたギアスのせいかな？」
？？？？（※スカーレットキス）「そんなことより、ゼロ時間が壊れてないじゃないか。実験は失敗したか？」
？？？？（※ヘッド）「そうでもないさ。現に空間そのものは大きく変質している。彼らがここに入って来れたのがその証拠さ」
ルルーシュ「そうか…。やはり、この状況を仕掛けたのは、貴様か…」「まさか本当に生きていたとはな、Ｖ．Ｖ．…！」
Ｖ．Ｖ．「うん、この通りね。嚮団の助けが来るのがもう少し遅ければ、本当に死んじゃうところだったよ」「もっともその嚮団自体は君のせいでなくなってしまったけれども」
スザク「後ろにいるのは、例の組織か？ 確か…綺羅星十字団という名前の…」
ヘッド「僕らのことも知っているのか。さすがはあの黒の騎士団のゼロと、その仲間たちか」
スザク「………」
Ｃ．Ｃ．「Ｖ．Ｖ．。その様子、記憶も戻っているようだが、コードを取り戻したのか？」
Ｖ．Ｖ．「それはあの時、シャルルに奪われたままさ。今の僕は疑似的に集合無意識と繋がっているだけに過ぎない」「これでも元嚮主だからね。ギアスの研究ついでに、万が一コードを失った時の対策をしておいて正解だったよ」
Ｃ．Ｃ．「相変わらず用意周到なことだ」
ルルーシュ「それでこんな所に俺たちを引き込んで今度は何を企んでいる？」「まさか復讐を果たしたいなどという理由ではないだろうな？」
Ｖ．Ｖ．「残念だけど、違うよ。君が憎いことは間違いないけどね」
Ｃ．Ｃ．「私だろう、お前たちが狙っているのは…」
Ｖ．Ｖ．「察しが良くて助かるよ。そう、僕たちは君の持つ本物のコードが必要なんだ」
ルルーシュ「そう言われて、こちらが大人しく渡すと思うか？」
Ｖ．Ｖ．「分かっているよ。だから、力尽くでも奪うつもりだよ」
ルルーシュ「どうやって？ お前のＫＭＦ部隊は先程、全て倒したぞ」
Ｖ．Ｖ．「ひとついいことを教えてあげるよ」「ここはゼロ時間という場所でね、ここではリビドーという生体エネルギーを、力に変えることができるんだ」
ルルーシュ「つまり…？」
Ｖ．Ｖ．「つまりね…」
〔光の放射音〕
〔画面、発光〕
Ｖ．Ｖ．「こういうことができるのさ」
ルルーシュ「なっ…！？ ＫＭＦだと…！」
Ｖ．Ｖ．「分かってもらえたかな？ さっきもこうやってＫＭＦを出現させたというわけさ」
スザク「そんなことが…」
Ｃ．Ｃ．「もう常識で考えるのはやめておけ。ここはどうやらそういう場所らしい」
Ｖ．Ｖ．「さて、今度は僕もジークフリートで、君たちの相手をしてあげるよ」「さっきみたいにはいかないよ。君たちの元にあるコードは、僕がもらう」
【シナリオエンドデモ終了】
［少年たちの出会い］
【シナリオデモ開始】
〔爆発音〕
ルルーシュ「ちっ…！ 奴らの攻撃、実際にダメージを受ける！ これが奴の生み出した幻とはな…！」
スザク「ルルーシュ…！」
Ｖ．Ｖ．「よそ見をしている暇があるのかい？」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
スザク「くっ…！ なんだ、あのジークフリートの性能！ 通常のものとはわけが違う！」
Ｖ．Ｖ．「当然さ。この機体には僕が手に入れたリビドーのほとんどを注ぎ込んでいるんだからね」「君のランスロットだろうと、僕を倒すことは不可能だよ」
スカーレットキス「へえ、さっきはあっさり全滅させられたと思ったのに、意外とやるじゃない、アイツ」
レイジングブル「この調子なら、目的の女を捕まえることもたやすいか」
イヴローニュ「はたしてそうかな？」
レイジングブル「あ…？」
頭取「この状況で、彼が現れないとは思えない」
Ｖ．Ｖ．「君もルルーシュも、この状況では満足に動けないだろう？ では、こちらの戦力はこれだけじゃない」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
Ｃ．Ｃ．「まだＫＭＦを出現させることができるのか…！」
Ｖ．Ｖ．「そういうことさ」「さあ、Ｃ．Ｃ．。今の内に、君を捕らえさせてもらうよ」
Ｃ．Ｃ．「…！」
？？？？（※タクト）「タウ・銀河…！ ビィィィィィムッ！！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
Ｖ．Ｖ．「なんだい…？」
頭取「やはり来たか…」
ルルーシュ「なんだ…？ あの白い機体は…」
Ｖ．Ｖ．「まさか…あれが…。銀河美少年…？」
ルルーシュ「銀河…美少年…？」
タクト「今回は、颯爽登場ってわけにはいかなかったみたいだな」
スガタ「何をしている、タクト！ まだどちらが敵かも分からないんだぞ！」
タクト「そうかな？ 僕には少人数を寄ってたかってって方が、悪者に見えるけど？」
スザク「味方、なのか…？」
タクト「君たちさ」
ルルーシュ「ん…？」
タクト「綺羅星十字団と戦ってるってことでいいんだよね？ なら、敵じゃないってことでいい？」
ルルーシュ「あ、ああ…」
タクト「なら、問題ない！」
ワコ「タクト君…」
スガタ「ＫＭＦがゼロ時間の中で戦闘…。どういう状況なんだ、これは…」
ワコ「やっぱりこのゼロ時間あおかしくなっていることと、何か関係が…」
Ｃ．Ｃ．「どうする、ルルーシュ？ あの白い機体、こちらの味方をしてくれるらしいが」
ルルーシュ「この状況なら、他に道はないな…」「そこの機体、ひとまずそちらの言葉に甘えさせてもらう。状況は後で説明する」
タクト「それだけ聞ければ充分！」
Ｖ．Ｖ．「あれがタウバーンか。丁度いい、サイバディの力がどの程度のものか。見極めさせてもらうよ」
タクト「さて、聞いたところであのＫＭＦは幻か…。なら、こっちも遠慮なく戦えるよな！」「さあ、あげていこうか！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
タクト「豪快ッ！ 銀河十文字斬り！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
イヴローニュ「ここまでみたいね…」
ルルーシュ「なんなんだ、あの機体は…。あれだけのＫＭＦがまるで相手になっていない…」
Ｖ．Ｖ．「サイバティの力がこれ程とはね…。驚いたな…」
タクト「さて、あとはアンタひとりみたいだけど、どうする？」
Ｖ．Ｖ．「なるほど、彼らが手を焼くわけだ。でも、君は僕の前に立つには、少し幼すぎる」
タクト「…？」
Ｖ．Ｖ．「今日のところはここまでにさせてもらうよ。サイバディの力を知ることもできたしね」
Ｃ．Ｃ．「ずいぶんと聞き分けがいいじゃないか」
Ｖ．Ｖ．「まだ君を捕らえるチャンスはいくらでもあるからね」
Ｃ．Ｃ．「ずいぶんな自信だな…」「まさか、お前がしたことと言うのは…」
Ｖ．Ｖ．「フフ、そろそろ始まるみたいだよ」
ルルーシュ「始まる…？」「！ これは…！」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
スザク「うっ…今度は何が…」
ルルーシュ「ここは…海岸…？ 南十字島か…？」
スザク「Ｖ．Ｖ．たちが消えている…」
タクト「ゼロ時間から帰ってきたんだ。でも、なんでこんな場所に…？」
スザク「その声、君がさっきの機体のパイロットか…」
ルルーシュ「Ｃ．Ｃ．、お前ならこの状況の説明が付くんじゃないのか？」
Ｃ．Ｃ．「まあな。どうやら、私たちはだいぶ面倒な場所に連れて来られてしまったらしい」
ワコ「それは…ここが南十字島ではないということですね？」
スガタ「ワコ…？」
ワコ「私には分かるの、スガタ君…。ここはまだゼロ時間の中だということが…」
スガタ「なんだと…？」
【シナリオエンドデモ終了】
［閉ざされた 世界］
【シナリオデモ開始】
ルルーシュ「なるほどな…」「つまりこの南十字島は、そのゼロ時間がＣの世界の影響を受けて変異した空間というわけか」
ワコ「はい。だからここは、そのふたつの空間の力、どちらも兼ね備えてしまっているんです…」
スザク「僕たちが今、見ているこの景色のすべてが幻とは…。どうりで島民がひとりも見当たらないわけだ」
タクト「前にワコとふたりで、記憶の街に閉じ込められた時に似ているな…」
スガラ「ゼロ時間の特性も持っているということは、この島から出ることもできず、外の時間も止まったままか」「助けを期待することもできないな」
スザク「綺羅星十字団やＶ．Ｖ．たちも、この島のどこかにいるんだろうか」
スガタ「その可能性は高いでしょうね。通常、僕たちはゼロ時間が発生すれば、強制的にその世界に送られます」「僕たちだけを、この場所に捕らえておくなんていう器用なことができるとは考えづらい」
ルルーシュ「となると、いつ奴らが襲ってきてもおかしくはないな。特にここにＣ．Ｃ．がいる限り」
スガタ「綺羅星十字団の目的は、このゼロ時間の封印を破ることです」「彼女がその鍵となるなら、必ず来るでしょうね」
ワコ「私たち巫女の封印を解く以外にも、ゼロ時間を抜け出す方法があったなんて…」
スザク「Ｖ．Ｖ．の造りだした、あのＫＭＦも今回の件と関係が？」
スガタ「分かりません。でも、彼の言っていたリビドーとは人間の生体エネルギーみたいなものです」「集合無意識などというものに繋がれる人間がいるなら、どれだけのリビドーを得られるか…」
スザク「なら、Ｃ．Ｃ．も…？」
Ｃ．Ｃ．「私には無理だよ。たぶん、奴らはそれを使用する為に装置か何かを使ってるんだろ」「綺羅星十字団なら、そういうものもあるんじゃないのか？」
ルルーシュ「なんにせよ、無尽蔵にＫＭＦの幻を造り出すことができる、あの能力は厄介だ」「それに敵の戦力は、あれだけではないようだしな」
スガタ「ええ、もしここに襲撃を仕掛けて来るのなら、次はきっと彼らもサイバディを使ってくる」
ルルーシュ「先ほどのタウバーンの戦闘から計算すると、サイバディの戦闘力は計り知れない」「もしかしたら、フレイヤの直撃にも耐えられる可能性がある」
Ｃ．Ｃ．「それは確かにとんでもない兵器だな」
スザク「そんなものが、この島の外に出れば、また世界のバランスを崩すことになる」
ルルーシュ「だから、Ｃ．Ｃ．を奴らに奪われるわけにはいかない」
Ｃ．Ｃ．「責任重大だな、私は」
ワコ「ずっとタクト君が頑張って来てくれたのにこんなことになるなんて…」
タクト「大丈夫、なんとかなるよ」
ワコ「え…？」
タクト「これまでだってなんとかなった。きっと今度もうまくいく」「この空間だって、いつもサイバディを倒せば消えただろう。今回もＶ．Ｖ．を倒せばそうなる可能性はある」
ワコ「タクト君…」
ルルーシュ「ふ、ずいぶん楽観的だな」
タクト「怖い時ほど、前に出ろっていうのは、ウチのじいちゃんの教えなんですよ」
ルルーシュ「さっきの戦闘といい、不思議な奴だな、お前は…」
スガタ「まあ、とりあえず当面の目標はそのＶ．Ｖ．という男を捜し出し、この世界を抜け出すということか…」
ルルーシュ「ああ、そうだな…」（だが、気になるのは、Ｖ．Ｖ．の目的だ。奴と皇帝の目的であった、ラグナレクの接続を行うことはもう不可能だ）（だからといって、世界征服などに奴が今更、協力するというのか…？）
〔機体の歩行音〕
〔画面、震動〕
Ｃ．Ｃ．「なんだ…？」
ワコ「窓の外！ あれ！」
ルルーシュ「あれが奴らのサイバディ…！ 早速、仕掛けて来たか！」
スガタ「やはり島内でも活動できるか…！」
タクト「そういう理屈なら、こっちもアプリボワゼできるだろう！ これは受けて立つしかないよな！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
スカーレットキス「出て来たな、タウバーン！ この間の借り、返させてもらうぞ！」
タクト「あのサイバディ、一度倒したことがある相手だ」
スガタ「どうやら敵はサイバディの再生も可能にしたらしいな」
ルルーシュ「サイバディの力がどれ程かは知れない。注意しろよ、スザク」
スザク「ああ…！」
スカーレットキス「くそ！ せっかく再生させたのに！ 余計な邪魔のせいで！」
ルルーシュ「あれがサイバディか…。ひとまず倒すことはできたが…」
Ｃ．Ｃ．「アイツの助けなしでは戦いたくないものだな…」
スザク「………」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
議長「これより！ 綺羅星十字団、総会を始めます！」
〔歓声〕
ヘッド「さて、諸君。今日は喜ばしい日だ」「彼の計算通りにゼロ時間は変異した。これは封印を解放する為に、大きく前進したと言える」「これも今回の実験に協力してくれた、同志Ｖ．Ｖ．のおかげだ。皆、彼に精一杯の称賛を」
Ｖ．Ｖ．「………」
〔歓声〕
プロフェッサー・グリーン「だが、あの後何度か破壊を試みたが、ゼロ時間を破壊することはできなかった」
頭取「やはりＣ．Ｃ．とかいう奴のコードを手に入れなければならないか」
スカーレットキス「どうせ奴らは逃げられないんだ。時間の問題だろう」
イヴローニュ「抜け駆けして突っ込んで、勝手に負けた奴がよく言うわ」「おかげでせっかく復活させたサイバディをまた１機失ってしまった」
スカーレットキス「別にいいだろう。どうせ復活させることができるんだから！」
Ｖ．Ｖ．「リビドーを補填できると言っても、同期が不完全な今の状態ではその量は無限じゃない」「サイバディの再生という莫大なリビドーを消費する行為には、生命のリスクも伴うことは忘れないでほしいな」
マンティコール「要はぁ、無駄使いはするなってことよねぇ。あんまり負け続けると、本当に死んじゃうかもしれないわけだしぃ」
スカーレットキス「ちっ…！ だったら、次は勝つ！」
マンティコール「あら、まだやる気なの？」
スカーレットキス「そこまで言われて引き下がれるか！ まだタウバーンを倒した者が次のリーダーというルールは生きているはずだ！」「だったら、私がタウバーンとアイツらを倒して、次のリーダーになってやる！」
ヘッド「フ、面白いねえ。なら、今回の作戦は以降、フィラメントに任せるという形で問題はないか？」
イヴローニュ「異議なし」
頭取「異議なし」
プロフェッサー・グリーン「異議なし」
ヘッド「では、諸君。フィラメントの輝きが、我らの綺羅星を輝かせてくれることを祈ろう！」「綺羅星！」
綺羅星十字団「綺羅星！」
Ｖ．Ｖ．「………」
【シナリオエンドデモ終了】
［彼らが戦うわけ］
【シナリオデモ開始】
スガタ「作戦…？ 今のがですか…？」
ルルーシュ「ああ、この空間に閉じ込められた今の状況を打破する為には、これが最善の策だ」
Ｃ．Ｃ．「また随分と大きな賭けに出たものだな」
スガタ「賭け…。いや、これは賭けですらない。ただの願望と言ってもいいぐらいだ」「もっと確実な方法だってありますよ。それを使えば最悪ゼロ時間の封印が破られようと…」
ルルーシュ「その必要は無い」
スガタ「…あなたはそれが何か知っているんですか？」
ルルーシュ「シルシの意味を理解すれば、おおよその察しはつくさ」
スガタ「参ったな。そこまでお見通しですか」
タクト「僕もいずれそうなると…？」
スザク「ああ…そうだ…」「サイバディを倒すという使命は僕が引き継ぐ。君が戦いを続ける必要はない」
タクト「それはできません」
スザク「なぜ…？」
タクト「ふたりを守るのは僕の役目だ」
スザク「タクト…」
〔画面、フラッシュ〕
〔センサー反応〕
スザク「敵の反応…！ Ｖ．Ｖ．の出したＫＭＦ部隊か…！」
タクト「学校の方に向かってる！ 行かないと…！」
スザク「タクト、君は…」
タクト「ふたりはこの島から逃げられないんです…」
スザク「え…？」
タクト「だから、僕も逃げるわけにはいかない」「でないと僕は、ふたりと同じ空を見られなくなる」
〔走る足音〕
スザク「………」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
スカーレットキス「何故勝てない！ 相手は銀河美少年とたかが３体のＫＭＦなのに…！」
スピードキッド「たかが３体って言っても、その中にゃ黒の騎士団のゼロや、ラウンズの枢木スザクだっているんだろ？」「やっぱ、そのレベルになるとＫＭＦでも次元が違うってことじゃねえの？」
スカーレットキス「関係ない…！ ラウンズも黒の騎士団も、ここから出たら戦わなくちゃならない相手だ！」
レイジングブル「あまり無理をするな」「軽減されているとはいえ、サイバディの再生はお前にとって、相当な負担になっているはずだ」
スカーレットキス「でも…私は…！」
Ｖ．Ｖ．「手段と目的をはき違えられては困るよ」
スカーレットキス「あんたは…」
Ｖ．Ｖ．「今、君たちがすべきことは銀河美少年を倒すことじゃない。Ｃ．Ｃ．をここに連れてくることだよ」
スカーレットキス「だから、こうやって戦ってやっているんだろう！」
Ｖ．Ｖ．「サイバディで戦うことだけが、君たちのやり方なのかい？」
レイジングブル「戦う以外にも方法があると…？」
Ｖ．Ｖ．「必要なものは結果だ。悔しいのも分かるけど、君たちには大人な対応をお願いしたいな」
〔歩く足音〕
スカーレットキス「ガキが偉そうに…！ ヘッドの知り合いだか、なんだか知らないが、ここを我が物顔で歩き回りやがって…！」
スピードキッド「まったくだ。素性も分かりりゃしねえし、気持ち悪いったらありゃしねえ」
レイジングブル「だが、奴の言うことにも一理ある…。ここはひとつ乗ってやるとしようじゃねえか」
スカーレットキス「ジョージ…」
レイジングブル「まあ、そう言うな。この島の封印さえ解放すれば、アイツにも用はねえんだ」
スカーレットキス「フン…それもそうか…」
レイジングブル「女さえ捕まえてくればいいんだ。今の俺たちなら難しいことじゃねえ」「見せてやろうぜ。俺たちフィラメントの力をよ」
【シナリオエンドデモ終了】
［奇跡 の シルシ］
【シナリオデモ開始】
スガタ「作戦…？ 今のがですか…？」
ルルーシュ「ああ、この空間に閉じ込められた今の状況を打破する為には、これが最善の策だ。
Ｃ．Ｃ．「また随分と大きな賭けに出たものだな」
スガタ「賭け…。いや、これは賭けですらない。ただの願望と言ってもいいぐらいだ」「もっと確実な方法だってあります。それを使えば最悪ゼロ時間の封印が破られようと…」
ルルーシュ「その必要は無い」
スガタ「…あなたはそれが何か知っているんですか？」
ルルーシュ「シルシの意味を理解すれば、おおよその察しはつくさ」
スガタ「参ったな。そこまでお見通しですか」「意外ですよ。あなたはもっと計算で動く人間だと思っていた」
ルルーシュ「今もそうさ。俺にはこの作戦がうまくいくという確信がある」
スガタ「………」
Ｃ．Ｃ．「話はそこまでだな」
ルルーシュ「「Ｃ．Ｃ．？」
Ｃ．Ｃ．「今、スザクたちから連絡があった。近くでＫＭＦを見つけたそうだ。敵が来るぞ」
ルルーシュ「まったくマメな奴らだ」
スガタ「もしもの時…」「もしも、この作戦がうまくいかなかった時、その時は僕は迷わずこの力を使う」
ルルーシュ「その必要は無いだろう。それにそうすることを誰も望んでいない」
〔歩く足音〕
Ｃ．Ｃ．「…揃いも揃って不器用な奴らだ」
〔歩く足音〕
スガタ「そう願わない者か。なら、あなたならいいと言うんですか？」「僕の目はごまかせない。ここを出た後、あなたはいずれ…」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ワコ「…生まれ変わる～♪」
Ｃ．Ｃ．「いい歌だな…」
ワコ「あ…聞かれちゃいました？」
Ｃ．Ｃ．「ふ、いいのか？ 四方の巫女とやらが、こんなところを呑気に歩いていて」
ワコ「大丈夫です。近くにふたりもいますから」
Ｃ．Ｃ．「そうか…」
ワコ「あの、聞きました…作戦の話…。いいんですか、本当に…？」
Ｃ．Ｃ．「他に方法もないしな」「私よりもお前は良かったのか？ この作戦が行なわれれば…」
ワコ「それなら心配いりません！ タクト君なら、どんな奇跡だって起こしてくれます！」
Ｃ．Ｃ．「奇跡か…。あいつもそれを起こすのだけは得意だ」
〔機体の歩行音〕
Ｃ．Ｃ．「この音…」
スカーレットキス「出てこい、銀河美少年！ 私と勝負しろ！」
Ｃ．Ｃ．「またあの赤いサイバディか…。赤い機体に乗る奴は、単純な奴ばかりだな」
ワコ「行ってください！ 私は大丈夫ですから！」
Ｃ．Ｃ．「ああ」
？？？？（※レイジングブル）「おっと、悪いがそうはさせねえよ」
〔殴打音〕
〔画面、フラッシュ〕
Ｃ．Ｃ．「うっ…！」
ワコ「Ｃ．Ｃ．さん…！」
レイジングブル「悪いがあんたは俺たちと一緒に来てもらうぜ」
【シナリオエンドデモ終了】
［夢の果て］
【シナリオデモ開始】
ワコ「あなたは…前に私をさらった…」
レイジングブル「皆水の巫女か…」
ワコ「その人を離して…！」
レイジングブル「ちょうどいい。せっかく巫女が目の前にいるんだ。もしもの時の為にお前にも来てもらうとしようか」
ワコ「…！」
〔走る足音〕
スガタ「ワコに近づくな」
ワコ「スガタ君…！」
レイジングブル「シンドウ・スガタ…。ちっ、王の柱を使われてはかなわないか…」
〔走る足音〕
スガタ「逃げたか…」
ワコ「スガタ君…！ Ｃ．Ｃ．さんが…！」
スガタ「そのことは今はい。戦闘に巻き込まれる前に避難するぞ、ワコ」
ワコ「う、うん…！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
Ｃ．Ｃ．「辛気くさい場所だな。これがレディを迎える部屋か？」
Ｖ．Ｖ．「こうして直接会うのは久しぶりな気がするけど、代わっていないようだね、Ｃ．Ｃ．」
Ｃ．Ｃ．「そうでもないさ。お前が忘れているだけで、私はお前の死に際に立ち会っているぞ」
Ｖ．Ｖ．「その時に、僕が死んでいれば良かったと思うかい？」
Ｃ．Ｃ．「ああ、あの時に少しでも同情した私がバカだったよ」
ヘッド「その女がＣ．Ｃ．かい？」
Ｖ．Ｖ．「そう、コードを持つ女。Ｃの世界へとアクセスできる者」
ヘッド「彼女の力を使えば、今度こそゼロ時間を破壊できるというわけか」
Ｖ．Ｖ．「うん、君たちの使う電気棺と呼ばれる装置。それを応用した装置を使って、彼女を強制的にＣの世界と接触させる」「そうなれば、彼女を媒介してこのゼロ時間にリビドーが溢れかえる」
ヘッド「世界中の人間のリビドーだ。いかにゼロ時間といえど保たないだろう」
Ｃ．Ｃ．「人使いの荒いことだ」
Ｖ．Ｖ．「君が悪いのさ。あの時、僕とシャルルとマリアンヌの夢を否定したりするから」「だから、こうして僕が直接手を下すしかなくなったんだ。多少、強引な手をつかってでもね」
Ｃ．Ｃ．「だが、今更こんなことをしてどうする？ もうお前の望みが叶うことはないぞ」
Ｖ．Ｖ．「そうでもないさ。彼の力であればね」
ヘッド「ああ、僕の準備はばっちりさ。僕と君のふたつの力を合わせれば、僕たちの夢は必ず叶う」
議長「………」
Ｃ．Ｃ．「夢か…。そうまでして叶えたい夢…。それはいったい誰の為なんだ？」
Ｖ．Ｖ．「誰の…？」
ヘッド「誰の為でもない。夢は自分の為に見るものだ」
Ｃ．Ｃ．「悲しい奴らだな、お前たちは…」
Ｖ．Ｖ．「裏切り者である君の同情はいらないよ。君はただ僕たちの道具にさえなれば、それでいいんだ」
Ｃ．Ｃ．「………」
ヘッド「さあ、そろそろ始めよう」
Ｖ．Ｖ．「僕たちが求める新しき世界の為に…」
【シナリオエンドデモ終了】
［そして再び崩壊が始まる］
【シナリオデモ開始】
ルルーシュ「これは…！」
ワコ「景色がゼロ時間に戻った…！？
スガタ「ゼロ時間の崩壊が進み始めたんだ！」
ヘッド「ようこそ、銀河美少年とその仲間たち
スザク「綺羅星十字団…！」
Ｖ．Ｖ．「やっと本当のコードが僕たちの下に来た。見てご覧、あれを…」
スガタ「あれはゼロ時間の封印…？」
ワコ「見て、あの真ん中！」
Ｃ．Ｃ．「………」
ルルーシュ「Ｃ．Ｃ．！」
Ｖ．Ｖ．「彼女を介して、この空間とＣの世界の同期を行っている」「間の僕ではコードを抜くこてゃできないからね。少し強引だけど彼女自身に協力してもらったよ」
ヘッド「すでに世界中の人間が持つリビドーが、この世界に流れ始めてきている」「巫女の君になら聞こえるだろう？ 莫大なエネルゴーの奔流に耐えきれず、ゼロ時間が悲鳴を上げているのが！」
ワコ「…！」
ヘッド「もうすぐ我々に旅立ちの日が訪れる。君たちにはその瞬間を特等席で見せてあげよう！」
タクト「ふざけるな！ 僕はそんなものを見るつもりはない！」「アプリボワゼ！！」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
タクト「颯爽登場…！ 銀河美少年！ タウッバァァァァンッ！！」
ヘッド「フ、まぶしいええ。銀河美少年」
タクト「行こう、ふたりとも！」
スザク「ああ…！」
？？？？（※レイジングブル）「させるかぁぁぁぁーッ！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
タクト「ぐうっ…！」
ルルーシュ「タクト…！」
スピードキッド「アレフィスト…！？ あいつ、いつの間にアプリボワゼを…！」
レイジングブル「銀河美少年！ 今度は俺が相手になってやる！」「アイツを倒した者がリーダーなら、そいつが次のリーダーを選んでも、文句はねえよな、ヘッド！？」
スカーレットキス（ジョージ…）
ヘッド「好きにしろ…」
レイジングブル「っというわけだ！ リターンマッチといかせてもらうぜ！ 銀河美少年！」「言っておくが、前のようにいくとは思うなよ？」
タクト「くっ、こんな時に…！」
ルルーシュ「この状況で新しいサイバディを相手にしなければならんとは…！」
Ｖ．Ｖ．「いいや、彼だけじゃないよ」
〔衝撃音〕
ルルーシュ「ジークフリート！ Ｖ．Ｖ．か！」
Ｖ．Ｖ．「ここで邪魔されるわけにはいかないからね。僕たちが君たちの相手になってあげるよ」「それにね、ルルーシュ。君には僕の嚮団を潰された仕返しをしてあげないといけないからね」
ルルーシュ「Ｖ．Ｖ．…！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
レイジングブル「どうした、銀河美少年…！ そんな拳じゃ、この俺は倒れねえぞ！」
タクト「はぁ…はぁ…！ 確かに前とはひと味違うな…」
頭取「アレフィストのパワーが上がっているな。この空間に溢れているリビドーのおかげか」
スカーレットキス「そんなんじゃない…」
頭取「ん…？」
スカーレットキス「あの力は、あいつ自身が持つリビドーによるものだ。そんなくだらないもののせいじゃない」（すごいよ、ジョージ。今日のあんたなら、銀河美少年だって敵じゃない）
レイジングブル「悔しい思いをしてきたもんな、ベニオ！ お前も、俺も！」「だが、それも今日で終わりだぁぁぁ！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
タクト「がはっ…！」
ワコ「タクト君…！」
スザク「タクトっ…！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
スザク「ぐっ…！ 倒しても倒しても敵が出てくる…！ 前と同じか！」
Ｖ．Ｖ．「同じじゃない。ここには無限とも言えるリビドーがある。パワーも数も以前とは桁違いさ」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
タクト「またＫＭＦを…！」
ルルーシュ「…ラウンズを丸ごと相手にした方が、まだ楽かもしれんな」
ワコ「がんばって、みんな…」
【シナリオエンドデモ終了】
［過去 への 羨望］
【シナリオデモ開始】
ルルーシュ「ザコに構う必要はない。あの幻を生み出している元凶、Ｖ．Ｖ．を倒せばこの幻は消える！」
スザク「分かっている…！ だが、この数では…！」
ヘッド「ふふ、美しいねえ。無駄と分かっていながらも立ち向かう、青少年の姿は…」「でも…現実は残酷だ。やる気だけでどうにかなる問題など、この世にほとんどない」
Ｖ．Ｖ．「結果はもう見えているからね」
Ｃ．Ｃ．「それは…どうかな…？」
ヘッド「驚いたな。その状態で、まだ意識を保っていられるなんて」「君は、この状況で、俺たちが負けるとでも思っているのかい？」
Ｃ．Ｃ．「ああ…。お前たちでは…あいつらに勝てない…」「あいつらは…私たちとは違う。勝てるわけがないんだ…。だから…シャルルも…」
Ｖ．Ｖ．「君も変わったね、Ｃ．Ｃ．。以前はそんなくだらないことを言ったりしなかったのに」
Ｃ．Ｃ．「………」
Ｖ．Ｖ．「君がなんと言おうと勝つのは僕だ」「彼らに潰された僕の夢。今度こそ、僕が取り戻してみせる」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
Ｖ．Ｖ．「なかなか粘るね、君達も。でも、そろそろチェックメイトかな」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
スザク「またＫＭＦが…」
タクト「イッツァ…ピーンチ…」
スザク「だが、ここで折れるわけには…！」
Ｖ．Ｖ．「無駄だよ。もうすぐ空間同士の同期は完了する。もはや君たちにはどうすることもできない」
ルルーシュ「そう…だな…」
スザク「ルルーシュ…！？」
ルルーシュ「ここが限界だ。今の俺たちの戦力では、残された時間の中で、Ｖ．Ｖ．を倒すことはできない」「これは勢いでどうとなる問題ではない。奴らの言うように…これが現実だ…」
Ｖ．Ｖ．「やっと理解できたみたいだね」
ルルーシュ「だが、それでどうする？ このゼロ時間の封印が解かれたとして、お前になんの得がある、Ｖ．Ｖ．？」「ラグナロクの接続は、もう行うことができないというのに」
Ｖ．Ｖ．「確かに君のせいで僕たちの夢は潰えた。君が集合無意識にかけたギアスのせいで、もうラグナロクの接続は行えない」「だからね、僕はやり直すことにしたんだ」
ルルーシュ「やり直す？」
Ｖ．Ｖ．「ここに眠るサイバディの中には、時を渡る力を持ったサイバディが存在している」「僕はその力を手に入れて、もう一度、やり直すのさ」
頭取「時を渡るサイバディ…？ そんなものが…」
スガタ「………」
ヘッド「余計なことを…」
ルルーシュ「それが…お前の望みか…」
Ｖ．Ｖ．「そうさ…。そして僕は今度こそ叶えるんだ。僕とシャルルの夢を」「どうせ戻るなら、あの女が僕たちの前に現れる前にしよう。僕たちがふたりだけだった、あの頃に…」
ルルーシュ「Ｖ．Ｖ．…！」
Ｖ．Ｖ．「フフ、いいザマだね、ルルーシュ。最初から君はそうして何もできずに見ているだけで良かったんだ」「君はなんの力もない、ただの子供だ。そのことをよく思い知るがいい」
〔画面、震動〕
タクト「この揺れは…！」
スガタ「ゼロ時間が崩壊しようとしているんだ…！」
プロフェッサー・グリーン「いよいよ私たちに旅立ちの時が…！」
Ｖ．Ｖ．「待っていて、シャルル。今、君に会いにいくよ…」
ルルーシュ「いいや…。そうはならないさ」
Ｖ．Ｖ．「ルルーシュ…？」
【シナリオエンドデモ終了】
［未来 の 輝き］
【シナリオデモ開始】
Ｖ．Ｖ．「どういう意味だ、ルルーシュ？」
ルルーシュ「ありがとう、Ｖ．Ｖ．。お前の言葉のおかげで確信できたよ。俺たちの勝利をな！」
Ｖ．Ｖ．「僕の…？」
ルルーシュ「そんなことだろうと思っていたよ。未来をみていないお前が、世界征服などに興味を示すはずがない」「なら、その目的は結局、未来を閉ざす行為につながるはずだとな」
Ｖ．Ｖ．「それが…なんだと言うんだい？」
ルルーシュ「気づいているんだろう、お前も？ 自分が今、何から力を得ているのかを…！」
Ｖ．Ｖ．「集合無意識…！ ルルーシュが願いをかけた…！」
ルルーシュ「そうさ。あの時、世界が皇帝を否定したように、今のお前を世界が許すと思うのか？」
Ｖ．Ｖ．「くだらない！ 僕はそのリビドーを利用しているだけだ！ 干渉しているわけじゃない！」「現にこうして、リビドーは僕の力となっている！」
スガタ「その様子…。あなたたちには聞こえていないんだろうな…」
Ｖ．Ｖ．「聞こえる…？」
ワコ「私たちには今、はっきりと聞こえているよ…」
Ｖ．Ｖ．「さっきから君たちは、何を訳のわからないことを…！」
タクト「ああ、そうさ！ アンタには、絶対分からないことだよ！」
〔フラッシュ音〕
〔画面、フラッシュ〕
ヘッド「３人にシルシの輝きが…！？」
Ｖ．Ｖ．「何が起きようとしているんだ…！？」
スザク「僕たちはあの時、Ｃの世界で人が明日を求めていることを知った」「だから、世界が力を貸すのはお前にじゃない、Ｖ．Ｖ．！」
ルルーシュ「明日を求める声を…世界の願いをお前も知るがいいＶ．Ｖ．！」
タクト「僕たちは未来に進む！ アンタになんかは邪魔させない！」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
Ｖ．Ｖ．「こ、この光は…！？」
ワコ「私たちにも、輝きが…！」
タクト「ワコ…！ スガタ…！ 一緒に行こう！」
スガタ「ああ…！」
タクト＆スガタ＆ワコ「アプリボワゼッ！！」
？？？？（※タクト）「やりたいこととやるべきことが一致した時、世界の声が聞こえる…」
タクト「僕には今、それがはっきりと聞こえている！」
レイジングブル「タウバーンの姿が変わった！？」
イヴローニュ「タウバーンだけじゃない…。皆水の巫女とシンドウ・スガタも…」
ヘッド「なんだ、あの姿…。あれではまるで銀河美少年…」
ワコ「私たちの中に…すごい力を感じる…。スガタ君、これなら！」
スガタ「ああ、やれそうな時はやれる！ そうだな、タクト！」
タクト「ああ、そのとおりだ！」
Ｖ．Ｖ．「まさかここに集まったリビドーを自分の力として取り込んだのか！？」
タクト「なんだってできるさ！ 僕たちならな！」
スザク「君の予想どおりになったな、ルルーシュ」
ルルーシュ「まさか…あそこまでの結果は予想外だよ」「まったく…本当に面白い奴らだな…」
Ｖ．Ｖ．「くっ…何が世界の意志だ…。そんなもの、僕には関係ない…！」
レイジングブル「姿が変わったくらいでなぁっ！」
ワコ「来るよ、タクト君！」
スガタ「ここはひとつ、いつものあれで決めてやれ」
タクト「あれ…？」
ワコ「そう、あれだよ！」
タクト「そういうことか！ なら、いっちょいきますか！」「颯爽登場！」「銀河！ 美少年！ タウッバァァァァンッ！！」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
レイジングブル「バカな…！ まるで太刀打ちできない！！ なんなんだ、アイツのパワーは…！」
Ｖ．Ｖ．「僕のジークフリートの力まで上回るなんて…！」「まさか、この空間にあふれ出たリビドーのほとんどをあの機体が…！」
タクト「今です、ルルーシュさん！ Ｃ．Ｃ．さんを！」
ルルーシュ「ああっ…！」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ルルーシュ「無事か、Ｃ．Ｃ．？」
Ｃ．Ｃ．「まったく荒っぽい救出だな。お前ももう少し女性の扱いをわきまえろ」
ルルーシュ「ふ…」
レイジングブル「クソっ…！ ここで終わってたまるかぁぁぁーっ！」
タクト「あんたはしつこいんだよ！」「必殺！ タウ・ミサイル！ 乱れ撃ちぃぃぃッ！」
〔武器の発射音〕
〔画面、紫にフラッシュ〕
〔爆発音〕
レイジングブル「うわああぁぁぁぁぁーっ…！」
スカーレットキス「レイジングブル…！」
ワコ「すごい…！ 周りのＫＭＦまでまとめて…」
ヘッド「タウバーンにあれ程の力が…」
スガタ「ワコ、俺たちのやることは分かるな？」
ワコ「うん！ この力で、崩壊したゼロ時間を創り直す！」
スガタ「ああ！ サイバディは絶対にこの島から出させない！」
Ｖ．Ｖ．「こんなことがあるものか…。僕が…僕が勝っていたのに…こんなことが…」
Ｃ．Ｃ．「Ｖ．Ｖ．…」
Ｖ．Ｖ．「よくも…よくも…」「よくもぉぉぉぉーッ！！」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
タクト「ルルーシュさん…！」
Ｖ．Ｖ．「せめて君だけはここで殺す！ シャルルの恨みを僕が…！」
Ｃ．Ｃ．「来るぞ、ルルーシュ」
ルルーシュ「ああ、分かっている…」
Ｖ．Ｖ．「ルルーシュウウウウウゥゥゥゥーッ！！」
？？？？（※スザク）「させない」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
Ｖ．Ｖ．「！ がはっ…！ ス、スザクっ…！」
スザク「決めたよ…。僕も未来へ進むと…」「君の騎士…ナイトオブゼロになると…！」
ルルーシュ「スザク…」
〔スパーク音〕
Ｖ．Ｖ．「ス、スザク…。ルルーシュを守るのか…！」
スザク「ルルーシュ…。命令を…」
ルルーシュ「ふ…。いいだろう…」「ならば、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる！」「未来を阻む者を打ち払え！」
スザク「イエス！ ユアマジェスティ！」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔爆発音〕
Ｖ．Ｖ．「がはっ…！」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
Ｖ．Ｖ．「まだ終わらない…！ せめて…君たちだけでも…！」
〔転移音〕
〔画面、発光〕
【シナリオエンドデモ終了】
［僕らの行く先］
【シナリオデモ開始】
ワコ「ジークフリートが…！ あんなに…！」
スガタ「最期に奴が残した憎しみが、あの幻を生み出したんだ」
ルルーシュ「最後の最後まで、執念深い奴だ」
タクト「いいさ！ 残留思念でもなんでも、とことん相手になる！」
スザク「ああ…！」
ヘッド「あーあ。これはもうダメだね」
議長「ヘッド…」
ヘッド「今度はうまくいくと思ってたんだねどな やっぱり僕は僕のやり方でいくよ。」
議長（やはり…アレを見ても、お前の考えは変わらないんだな、レイジ…）
〔スパーク音〕
レイジングブル「俺は…負けたのか…」
スカーレットキス「無理に動くな、レイジングブル。その機体、いつ壊れてもおかしくない」
レイジングブル「悪い…俺は…」
スカーレットキス「気にするな…。ただ、アイツらの方が私たちよりリビドーが強かったって言うだけさ」
レイジングブル「そうなのかもな…」
スカーレットキス「もしかしたら、本当に強い奴ってのは、アイツらみたいなやつなのかもな」
レイジングブル「ああ…」
スザク「ふたりがゼロ時間を修復するまで、まだ時間が掛かる！」「それまで僕たちが持ち堪えさせる！」
タクト「ああ、ここまで来たらとことんやってやるさ！」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
スガタ「もうひとふんばりだ、ワコ」
ワコ「ねえ、スガタ君。ゼロ時間が元に戻ったら、私たちどうなるんだろう？」
スガタ「この銀河美少年の力は、集合無意識と繋がったことで、生まれたものだ」「ゼロ時間が再生され、外との繋がりが遮断されれば、全て無くなるだろうな」
ワコ「そっか…。やっぱりタクト君の力にはなれないか」
スガタ「なれるさ…」
ワコ「え…？」
スガタ「あいつの近くにワコと僕がいる。それだけで充分なんだ。あいつはそういう奴さ」
ワコ「そっか…。そうだよね…」
スザク「彼らはいつかこの島を出る日を迎えることができるんだろうか」
ルルーシュ「それは奴ら次第だ。だが、奴らならきっと…」「だから俺はその時の為に、明日を創る。明日を生きようとしている人たちの為に！」
スザク「ああ…。だから、僕はその為に君の剣となる」
ルルーシュ「感謝するよ、スザク…」
Ｃ．Ｃ．「お前たち…」
タクト「戦ってる間になんの話…？」
ルルーシュ「なに…少しだけ先のことをな」
タクト「それは気が早いな。まだ敵は残ってるよ？」
ルルーシュ「そうだな。だが、残る敵は僅かだ。一気にカタを付けるぞ！」
タクト「オッケー！」「さあ、あげていこうか！」
【シナリオエンドデモ終了】
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