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エヴァ零号機/綾波レイ(チョコ)
君を想う、心

エヴァンゲリオンのメンテナンスを行う為に
NERV本部へと帰還した、碇シンジたち。

離れていた仲間たちとの再会は、
ミサト、シンジ、レイ…それぞれの心を
動かすことになる…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ミサト「もう…! なんなのよ、あの男は…!」
リツコ「加持君のこと?」
ミサト「そうよ! ちょっと若い子からチョコを貰ったからって、デレデレしちゃってさ!」「いい歳して、みっともないったらありゃしない」
リツコ「久しぶりに帰ってきてくだらない。そんなことで目くじらを立てるなんて、少しピリピリし過ぎじゃないの?」「それとも嫉妬してるのかしら?」
ミサト「だぁぁぁれがあんな奴にッ…!」
〔ハッチの開閉音〕
シンジ「あの…」
レイ「シミュレーションの準備、終わりました」
ミサト「あ…シンちゃん…レイ…」
シンジ「あの…何かあったんですか? 声、外まで聞こえていましたけど…」
ミサト「ううん…! なんでもないのよ!」
リツコ「ヤキモチを妬いてるのよ。加地君があまりにモテるもんだから」
ミサト「リツコっ…!」
シンジ「あ、今日は…。でも、それって…」
ミサト「いいのよ! 余計なことは気にしなくて…!」
レイ「シミュレーション…始めなくていいんですか?」
ミサト「そ、そうね。早いところ終わらせちゃいましょ」「さ、ふたりとも! 行った! 行った!」
シンジ「………」
〔ハッチの開閉音〕
ミサト「ちょっと…! からかわないでよ!」
リツコ「あら、半分は自業自得みたいなものじゃない」
ミサト「はぁ…そうね…。ふたりの前であんな醜態を演じるとは…。あり得ないわ…」
リツコ「レイのマイペースさに救われたわね」
ミサト「あの子のああいう所は変わらないわね。シンちゃんと話すようになって、だいぶ変わってきたと思っていたけど…」
リツコ「あの子が変わるですって? ふふ、冗談…」「それこそ、あり得ないわよ」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

シンジ「さっきのミサトさん…すごい剣幕だったね」
レイ「………」
シンジ「あれってやっぱり加持さんのこと…好き…なのかな?」
レイ「分からない。そういう気持ち、知らないから」
シンジ「そっか…ごめん…」
〔歩み寄る足音〕
加持「人を好きになるってのは、悪くないもんだぞ。若いうちは恋愛のひとつもしておかないとな」
レイ「………」
シンジ「加持さん…?」
加持「よ、シミュレーション、お疲れさん」「久しぶりにこっちに来てるって聞いて、ちょっと顔を見ておこうと思ってな」
シンジ「呑気なこと言って…。ミサトさん、怒ってましたよ」
加持「あれはタイミングが悪かった」
シンジ「…僕、加持さんってもっと真面目な人かと思ってました」
加持「見損なったかい?」
シンジ「あ…」「そういう…わけじゃないですけど…」
加持「ふ、正直だな、君は…」「大人はな。不真面目なぐらいがちょうどいいのさ」
シンジ「よく分かりません」
加持「今はそれでいいさ…」
シンジ「あの…加持さん…。何が…?」
加持「いや、実はな、ふたりに…頼みがあってな」
シンジ「頼み…?」
加持「ああ、その葛城のことなんだが…」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

加持「またすぐここを離れるんだろう? そうなる前に話しておきたくてな」「葛城を支えてやって欲しいんだ」
シンジ「ミサトさんを…?」
加持「あいつは今、余裕がない。俺と違って真面目過ぎるところがあるからな」「君たちみたいな子供を戦わせなくちゃならないことを相当、苦しんでる」
シンジ「なんで、急にそんなことを…」
加持「俺はあいつの側にいてやることはできないからな」
シンジ「加持さん…?」
レイ「どうして…?」
加持「ん…?」
レイ「どうしてそんなに他人が気になるの?」
加持「君にはいないかい? 自分より気になる人が」
レイ「…分からない」
加持「分かるようになるさ。いずれね」
レイ「………」
〔警報〕
〔画面、赤に明滅〕

シンジ「敵…?」
〔通信の開く音〕
ミサト「地下帝国の部隊が接近しているのを確認したわ!」「エヴァパイロット両名は至急、迎撃に向かって!」
〔通信の閉じる音〕
加持「やれやれ、休ませてやる暇もなしか」
シンジ「加持さん…。いきなりそんなことを言われても、なにをすればいいか分かりません」「けど…行ってきます…」
〔歩き去る足音〕
加持「頼んだぞ、ふたりとも」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

シンジ「よし! 最初の敵はこれで全部…!」
レイ「碇君、後方からさらに敵が来てる」
シンジ「このまま一気にやっつけよう! 行こう、綾波!」
リツコ「すごい勢い…。いつになくやる気ね、彼ら」
ミサト「ええ、ちょっと怖いぐらい。何かあったのかしら…?」
リツコ「不機嫌な保護者のご機嫌を取ろうと必死なんじゃない?」
ミサト「………」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

〔機関銃の銃声〕
〔画面、フラッシュ〕

シンジ「はぁ…はぁ…! もう少し…!」
レイ「大丈夫、碇君?」
シンジ「うん、まだやれる。ごめんね、綾波。付き合わせちゃて」
レイ「大丈夫…。任務だから…」「でも…どうして碇君は頑張るの? 命令じゃないのに」
シンジ「分からない…。でも、ミサトさんも…加持さんも…嫌いじゃないから…」
レイ「嫌いじゃない?」
シンジ「うん…。だから、僕にできることがあるなら…」
レイ「そう…。なら、私は碇君を援護する」
シンジ「え…?」
レイ「私も嫌いじゃないから…」
シンジ「そっか…。なら、やろう、綾波」
レイ「うん」(私も碇君を嫌いじゃない…。それが理由なら、私も…)
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ミサト「ふたりもおかげで、市街地に大きな被害を出さずに済んだわ。よく頑張ったわね」
シンジ「そんな…。僕たちは加持さんに言われたから…」
ミサト「加持に?」
シンジ「はい…。加持さん、ミサトさんのことを気にしてて…。だから、頑張らないとって…」
ミサト「そう…あいつが…」
シンジ「ミサトさん?」
ミサト「…ありがとう、ふたりとも。あとはゆっくり休んで」
〔歩き去る足音〕
シンジ「行っちゃった…。ミサトさん、何も言ってなかったけど、嬉しくなかったのかな?」
レイ「分からない」
シンジ「そうだよね…」
レイ「碇君は…?」
シンジ「僕…?」
レイ「碇君はあの人の役に立てて嬉しい?」
シンジ「僕は…そう…かな…。たぶん、嬉しいんだと思う」
レイ「そう…」(人の為…。私の知らない気持ち…)(でも、知ることができるなら、私は…)
【シナリオエンドデモ終了】


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