TOP PAGEへ

エヴァ3号機/式波・アスカ・ラングレー
今、見える世界

新たにNERV日本支部に
配備される事になったエヴァ3号機。

松代基地にて行われることになった
それに起動実験のテストパイロットに
アスカは自ら立候補する。

それは多くの戦いをくぐり抜ける事で
もたらされた彼女の心境の変化による
行動であった…。

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

アスカ「ふーん、これがエヴァ3号機か…。聞いてた通り色は真っ黒ね。私の趣味じゃないわ」
ミサト「私も正直、気に入ってないのよ。この機体、4号機の事故があったせいでアメリカから押しつけられた物だから」「起動実験とはいえ、そんな曰く付きの機体にあなたを乗せるのはね」
アスカ「別に良いわ。私のようなエリートだからこそ、リスクを伴う仕事もこなせるんだしね」「それよりも、このテスト用プラグスーツ…って、ちょっと見え過ぎじゃない…?」
ミサト「そうね。シンジ君がいたら、ちょっと目のやり場に困ったかもしれないわね」
アスカ「ミサトぉ…」
ミサト「大丈夫。プライバシーはしっかり保護されているわ」
アスカ「もう…。実験の開始まではまだ時間があるのよね?」
ミサト「ええ…。あなたはそれまで、イメージをつける為にシミュレータを行ってもらうわ」
アスカ「はぁ…くっだらない。この私にシミュレータだなんて、おふざけもいいところね」
ミサト「文句を言わないの。これも任務の内よ」
アスカ「了解。たかがシミュレータくらい。すぐに終わらせてやるわ」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

アスカ「な…何よ…これ…」
ミサト「なかなかハードなシミュレータでしょ?」
アスカ「どんな設定で作ればこんなモノができあがるのよ! 作った奴の顔を一度見てみたいわ!」「ミサト、もう一回よ! この私がこの程度の成績しか収められないなんて、あり得ないんだから!」
ミサト「アスカの負けず嫌いが出たわね。じゃあ、とことんやんなさい」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ミサト「そういえば、アスカ。レイからあなたにメッセージが届いていたわよ」
アスカ「エコヒイキから…?」
ミサト「ええ…。ありがとうって…」
アスカ「…!」
ミサト「今日はシンジ君と碇指令を会わせる為の食事会だったんですものね」
アスカ「…ふん。バッカじゃないの! 私がエヴァに乗りたいだけなのに…」
ミサト「ふふ、そうね…」
アスカ「ねえ、ミサト…。あの3号機…私が気に入ったら、赤く塗り替えてよね…」
ミサト「ええ、分かったわ…」
アスカ「…もう、早く始めましょう」(本当に誰かの為なんかじゃない…)(これは私が好きでやってる事なんだから…)
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ミサト「だいぶ慣れてきたみたいじゃない。いい成績が出てるわよ、アスカ」
アスカ「当たり前よ。だって私はエヴァのパイロットになる為に生まれてきたような人間なんだから」
ミサト「たくましいわね、アスカは…」
アスカ「だって…」「ねえ…ミサト…?」
ミサト「なぁに?」
アスカ「今頃、バカシンジとエコヒイキたちはうまくやれてるかな?」
ミサト「…当然よ。だって、あなたが譲ってあげたんだもの」
アスカ「そっか…。それも当たり前よね…」
ミサト「アスカ…」
アスカ「何だろう…この気持ち…。安心するはずなのに…少し痛い…」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ミサト「ねえ、アスカ…。今日の3号機の実験を引き受けてくれた事、改めてお礼を言うわ」「ありがとう…」
アスカ「礼はいいわ…。愚民を助けるのはエリートの義務ってだけよ」
ミサト「ふふ、そう…」
アスカ「もともとみんなで食事ってのが苦手だし…他人と合わせて楽しいフリをするのも疲れるし…他人の幸せを見るのも嫌だったし…」「私はエヴァに乗れればよかったんだし…もともとひとりが好きなんだし…馴れ合いの友達はいらなかったし…」「私をちゃんと見てくれる人は初めからいないし…成績でトップスコアさえあれば、ネルフでひとりでも食べていけるしね」
ミサト「………」
アスカ「でも最近、他人といるのもいいなって思う事もあったんだ…」「私には似合わないけど…」
ミサト「そんな事ないわよ。アスカは優しいから…」
アスカ「らしくないな…私…」「さっさと3号機の実験、始めちゃいましょう。こんなシミュレータとっとと終わらせてさ…」
ミサト「ええ、思いっきりウサを晴らしてらっしゃい。こっちも準備を進めておくから」
アスカ「うん、そうね」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ミサト「どう、少しはすっとした?」
アスカ「うん、思いっきり動いたのもあったけど、たぶんそうじゃない」「初めて人にあんな事を話したから…。誰かに話すって心地いいのね…。知らなかった…」
ミサト「この世界は、あなたの知らない面白い事で満ち満ちているのよ。楽しみなさい…」
アスカ「うん、そうね…。ありがとう、ミサト…」
ミサト「さあ、3号機の実験を始めるわよ。しっかりね、アスカ」
アスカ「知らない事か…。帰ったら探してみるのもいいかもね。私の笑えるような面白い事を…」
【シナリオエンドデモ終了】


● ユニットシナリオ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 へ戻る


◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。