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デルタプラス/リディ・マーセナス
リディの決意

ネオ・ジオンとの戦闘で
甚大な損害を被ったネェル・アーガマは、
アナハイムより補給を受けていた。

その一環で配備された
試作モビルスーツ『デルタプラス』…

パイロットにリディ・マーセナスが選ばれるが、
彼の胸中は新しい機体を得た喜びよりも、
仲間を失った悔しさで占められていた…。

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ミヒロ「今日もデルタプラスの訓練ですか? ここのところ毎日のようですけど…。無理とかしてませんか?」
リディ「分不相応にも試作機を受領したんだ。少しは頑張らないとな」「それよりも、いいのかい? 別に俺の訓練に君が付き合う事はないんだぜ」
ミヒロ「気にしないでください。自由時間って言っても、艦内じゃ、やれる事は限られてますし」「それにシミュレータ訓練だと、仮想敵や戦闘環境の細かい設定が必要でしょ? ひとりでやるよりは良いかと思って」
リディ「助かるよ。その辺りの作業で時間を取られるのが、ちょっと気になってたんだ」「今は少しでも早く、こいつを乗りこなせるようにならなくちゃいけないからな…」
ミヒロ(リディ少尉…。やっぱり、ノーム隊長たちの事を気にして…)「…なら、さっそく始めましょう。最初から、厳しめの設定でいいですね?」
リディ「もちろんだ。遠慮は要らないさ」「今のままではダメなんだ。俺はもっと力を付けなくては…!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

リディ「ふぅ、さすがは百式の後継機だ…。だいぶ訓練をしてきたつもりだったが、まだ全ての性能を引き出せていない…」
ミヒロ「訓練期間を考えれば、悪い成績じゃないと思いますよ」
リディ「ありがとう。だが、これぐらいじゃ足りないんだ」「機体性能の全てを出し切る…いや、それを上回る力を身に付けないと…」
ミヒロ「少尉…」
リディ「なあ、ミヒロ少尉…。四枚羽根のデータって、入っているよな?」
ミヒロ「え? 四枚羽根…ですか…?」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ミヒロ「四枚羽根って…。もちろんデータは入ってますけど…」「あの機体を相手にするには、もっと慣れてからの方がいいんじゃないですか? 成績が悪くないと言っても…」
リディ「言ったろ。今は少しでも早く、こいつを乗りこなさなくちゃいけないって。その為にはもっと自分を追い込む必要がある…」
ミヒロ「でも…」
リディ「俺はヤツを倒せるぐらいにならなくちゃいけないんだ! やってくれ、ミヒロ少尉」
ミヒロ「…分かりました。すぐにデータの設定を行ないます。ちょっと待っていてください」
リディ「ああ、頼む」(四枚羽根…。隊のみんなの仇…)(ヤツの強さを超えてこそ、俺は…)
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

リディ「くっ…落としたとは言っても…今の戦い方じゃ…!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ終了】

リディ「はぁ…はぁ…」
ミヒロ「さすがです、リディ少尉。四枚羽根との戦闘にもだいぶ慣れてきましたね」
リディ「いや、これじゃダメだ…! まだデルタプラスの性能に助けられている…!」「もう1度頼む…! もっとこの機体を、自由に扱えるようにならなきゃいけない…!」
ミヒロ「そんな、大丈夫なんですか…? 訓練を始めて、もうかなりの時間が経ってます。このままじゃ少尉の身体が保ちませんよ…?」
リディ「気を遣ってくれるのは嬉しいが、今この艦の正規パイロットは俺しかいないんだ。多少無理でも、やらなきゃな…」
ミヒロ「差し出がましいかもしれませんけど、隊長たちの事は…」
リディ「俺だけのせいじゃないって、そう言ってくれるつもりなんだろう? それは分かってるよ」
ミヒロ「だったら…」
リディ「だけどあの戦いで、俺が何もできなかったのは事実だ」
ミヒロ「………」
リディ「もう2度とあんな想いをしたくない…。その為には力が…誰も死なせないだけの力が必要なんだ」「だから、頼む…!」
ミヒロ「…分かりました。なら、私も最後まで付き合います」
リディ「ミヒロ少尉…」
ミヒロ「その代わり、今度何か美味しいものでもおごってくださいね」
リディ「ふ、了解だ。とっておきの店を紹介させてもらうよ」
ミヒロ「じゃあ始めますよ、少尉」
リディ「ああ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

リディ「オールレンジ攻撃がなんだっていうんだ…! 今度こそ、俺は…!」
〔ファンネルのビーム音〕
〔画面、フラッシュ〕

ミヒロ「すごい、リディ少尉…。四枚羽根の攻撃を完全に見切ってる…。あんな事が可能だなんて…」
リディ「隊長も部隊のみんなも、いい人ばかりだった…! もう2度と彼らのような犠牲者は出させない!」「その為に必要なら…ニュータイプだろうが、強化人間だろうが、超えてみせる!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

リディ「はぁ…はぁ…さすがにちょっと…張り切り過ぎた…かな…?」
ミヒロ「当然ですよ。あれだけ無茶すれば…」
リディ「はは…。ただこれで、多少なりとも自信はついたよ。付き合わせてすまなかったな、少尉」
ミヒロ「ふふ、いいんです。それより約束、忘れないでくださいね。楽しみにしてますから」
リディ「ああ」(デルタプラス…。こいつで今度こそ、俺は全てを守ってみせる…!)
【シナリオエンドデモ終了】


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