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キングゲイナー/ゲイナー・サンガ
キングのプライド

オーバーデビルを倒し、
ヤーパンへの旅を再開したゲイナーたち。

しかしある出来事がきっかけで、
彼らは全く別の世界へとやって来てしまった。

元の世界へ戻るには、
新たにできた仲間たちと共に、
厳しい戦いを乗り越えていく必要がある。

道中の戦略の一環として、
ゲイナーとゲインのふたりも、
オーバーマンで哨戒任務へと就く事になった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ゲイナー「こちらゲイナー、周囲に異常なし。そっちはどうですか、ゲインさん」
ゲイン「こちらゲイン。まあ…こっちも似たようなものだ」
ゲイナー「ちゃんと報告してくださいよ。それじゃ哨戒任務にならないじゃないですか」
ゲイン「ほう、随分マジメな態度じゃないか。さすがはオーバーデビルを倒してみせた男だな、ゲイナー」
ゲイナー「茶化さないでください」「まだこの世界に来たばかりで、勝手も分かっちゃいないんですから、慎重になるのは当たり前でしょう」
ゲイン「そりゃあ、そうなんだけどさ。こんな所で俺たちとは関係のない戦争をすることになったんだ」「俺はまたてっきり、お前がふて腐れているんじゃないかって思っていたからな」
ゲイナー「不満はありますよ。ガウリ隊は軍隊じゃないんですから、戦争なんて言われても…」「でも、不満を言っても何が変わるわけでなし。だったら、世話になってしまっている分ぐらいは働かないと…」
ゲイン「借りは作っておきたくないってわけか。なかなか立派な心掛けをするようになってきたじゃないか、青少年」
ゲイナー「またそうやって子供相手みたいな言い方をして!」
ゲイン「そういうところにこだわるのは、大人になりきれていないってことなのさ」
ゲイナー「分かってますよ…」
ゲイン「少し艦から離れすぎたか。そろそろ戻るとしよう」
ゲイナー「そうですね…ん…? これは…」
〔レーダー反応〕
ゲイナー「! ゲインさん、この反応…!」
ゲイン「ああ、敵を見つけたか。ゲイナー君とのお喋りも無駄ではなかったらしい」
あしゅら男爵「ほう、あれは新たに加わったという兜甲児の仲間か」「ふたりだけでいるところを見ると斥候か。何にせよ、こんな所で私に出くわすとは何と運のない奴らよ!」
ゲイナー「な、なんだアイツ…!? 男と女の顔が半分ずつくっついている!」
ゲイン「落ち着け、ゲイナー。たぶんあれが、甲児たちが言っていたあしゅら男爵という奴らだ」
ゲイナー「あしゅら男爵…! 地下帝国の…!?」
あしゅら男爵「目的は兜甲児たちの抹殺! だが、その前に貴様らから血祭りにあげてくれる!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

あしゅら男爵「大した戦いぶりではないか! たったふたりでよく粘る!」
ゲイナー「手強いけれど、キングゲイナーなら戦えない相手じゃない! このまま一気に倒して…!」
ゲイン「! 待て、ゲイナー! 周りをよく見ろ!」
ゲイナー「え?」
ゲイン「どうやら俺たちは、奴にハメられたかも知れないぞ…!」
あしゅら男爵「ほう、少しは頭の回る奴もいるようだな」「だが今更気づいたところでもう遅い! 出でよ! 機械獣ども!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

ゲイナー「なっ…! 増援だって!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

ゲイナー「くっ…! まだこんな戦力を隠していたのか!」
ゲイン「というより、こっちが本隊なんだろうな。俺たちをここにおびき出すのが奴の狙いだったんだ」
あしゅら男爵「その通り! 貴様たちを始末するには、少々骨が折れそうだったのでな!」「出し惜しみせず、一気に叩き潰す事にしたのだ!」
ゲイナー「その為に僕らを誘い込んだ…?」
ゲイン「チッ、ゲイナーの突撃を許してる時点で、疑問に思うべきだったな…!」
あしゅら男爵「さあどうする? これだけの機械獣が相手では、もはや貴様たちに勝ち目はあるまい!」
ゲイン「厄介な事になった…! これだけ味方から離されたとなると、援軍を呼ぶにも時間が掛かる」
ゲイナー「追い詰められたのは、僕たちだったっていうのか…!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

あしゅら男爵「やれ! 機械獣どもよ!」
〔光線の発射音〕
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

ゲイナー「ぐっ…! 数が増えたからって、ここまで押されるなんて!」
ゲイン「数だけなら良かったんだがな…! 1体1体の強さも、先ほどとは大違いだ!」「俺たちを誘い出す為に、さっきはわざと手を抜いていたのか…! なんにせよ、大した策士だよ、奴は!」
あしゅら男爵「どうした、この程度か! それとも我が策の前に、手も足も出ないのかな!?」
ゲイン「たったふたりで、どう切り抜けたものか…!」
ゲイナー「キングゲイナーに敵の注意を集めますから、釣られたところを狙撃してください」
ゲイン「やれるのか、ゲイナー?」
ゲイナー「キングゲイナーには、『加速』のオーバースキルだってあるんですからそれくらいできますよ」
ゲイン「一応忠告はしておくが、あれだけのパワーを持つ敵なんだ」「もし捕まりでもしたら、キングゲイナーなど一瞬で粉々にされてしまうということは頭に入れておけよ」
ゲイナー「そうなる前になんとかするのが、黒いサザンクロスっていうものでしょう」
ゲイン「言ってくれるじゃないか…」
ゲイナー「見渡す限りの敵の群れだからって、恐れる必要は無いんだ!」「どれだけ厳しくてもやってみせるぞ! キングゲイナー!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ゲイナー「くっ、どれだけ倒せばいいんだ…! もうバレットだって残り少ないのに!」
ゲイン「チッ…! ゲイナーはうまくやってくれているが!」
あしゅら男爵「どうした、もう終わりか? まだ機械獣はこんなに残っているぞ。フフフフ…」
ゲイン「奴からすれば遊んでいるようなものだ! ゲイナーばかり追い回して、こちらには目を向けようともしない!」「味方の連中はまだ来れないのか! このままじゃ…なぶり殺しだぞ!」
あしゅら男爵「ハハハハハッ! しぶとい奴らめ! ならばこれでどうだ!」
ゲイナー「! まだ出てくるのか…!?」
ゲイン「まずい、囲まれた…! 逃げろゲイナー!」
ゲイナー「駄目だ…! よけきれない!」
あしゅら男爵「まずは貴様から地獄に送ってくれる! 死ねぇぇぇ!」
〔光線の発射音〕
〔撃破音〕
〔画面、フラッシュ〕

ゲイナー「うわあぁぁ!?」
ゲイン「ゲイナーッ!」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

あしゅら男爵「ほう、あの攻撃をしのいだか…!」
ゲイン「大丈夫か、ゲイナー!」
ゲイナー「ぐっ…くぅぅぅっ! フォトンマントの展開が間に合わなかったら、今頃…」
あしゅら男爵「だが、耐えれば耐えるほど、貴様が苦しむ時間は長くなる!
〔光線の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

あしゅら男爵「いつまで保つか、これは見物だな! ハーッハハハハッ!」
ゲイナー「くっ…! 一気にトドメを刺せばいいものを! どこまでも遊びにして…!」
ゲイン「奴の事は気にするな。それより機体に問題はあるか?」
ゲイナー「大丈夫です…! 動けなくなったわけじゃありませんから、キングゲイナーはまだ戦えます!」
ゲイン「いや、ここは撤退するぞ」
ゲイナー「え?」
ゲイン「エンペランザを自爆させて囮に使う。キングゲイナーのオーバースキルなら、隙さえ作ればどうにかなるはずだ」「俺の事はついでに拾ってくれればいい」
ゲイナー「そんな…! 逃げるっていんですか!?」
ゲイン「他に方法がないんだ。だったらここで意地を張っても意味は無いだろう」
ゲイナー「でも…!」
ゲイ「お前が大人だっていうなら、状況を見極めるんだ。分かるな?」
ゲイナー「嫌だ…!」
ゲイン「何?」
ゲイナー「舐められたまま逃げるのが大人だっていうなら、僕は子供で構わない!」「意地だろうがなんだろうが、張りまくって、必ず勝ってみせますよ! だって…!」「だって僕は、キングゲイナーなんだ!」
〔エネルギーの充填音〕
〔画面、緑にフラッシュ〕

あしゅら男爵「何だ…!? あの輝きは!?」
ゲイナー「キングゲイナーには、こういうオーバースキルだってある!」「オーバーフリーズ!」
〔風の音〕
〔画面、青にフラッシュ〕

あしゅら男爵「! 馬鹿な!? 機械獣たちが凍りついて…!?」
ゲイン「ゲイナー、お前…」
ゲイナー「最後の瞬間まで諦めるわけにはいかない!」「肩書だけのチャンプになんか、絶対になっちゃいけないんだ!」
ゲイン「ふっ…いい顔をするようになったもんだ」「そうまで言われちゃ、逃げるわけにはいかない。キングと黒いサザンクロスが組んで、倒せない敵がいるのも癪だしな」
ゲイナー「ゲインさん!」
あしゅら男爵「おのれ、死に損ないどもが…! これだけ痛めつけられておきながら、まだ勝てると思っているのか!」
ゲイナー「勝手にゲームオーバーにするな! 勝負はまだこれからだぁぁぁ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

ゲイナー「遊びと戦いを一緒にしてぇぇぇ!」
あしゅら男爵「馬鹿な…! 我々の方が明らかに優勢だったはず! それが何故…!?」
ゲイン「そちらのおごりが、キングのやる気に火をつけたのさ」
あしゅら男爵「ええい、撤退だ! 覚えていろ…!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ終了】

ゲイン「どうにか無事に戻って来れたが、今後はこういう事は無しにしてくれよ、ゲイナー君」
ゲイナー「付き合うって言ったのはそっちですよ」
ゲイン「だがお前のおかげで、懸けなくてもいい生命を懸ける事になったんだ。これは貸しひとつだな」
ゲイナー「エンペランザを自爆させないで済んだでしょう!」
ゲイン「それは俺の実力だ」
アナ「さっきは協力して機械獣を倒したっていうのに、今度は、あのふたりでケンカですか?」
サラ「じゃれ合ってるだけですよ、男同士で」
アデット「そうそう、放っておけばいいのさ」
アナ「ああ…! ケンカするほど仲が良いというヤツですね」
ゲイン「確かに今回の戦いじゃ助けられたが…」
ゲイナー「え?」
ゲイン「だが、その前の戦いの貸しが残ったままだぞ? そっちの方はどうするつもりだ?」
ゲイナー「だから! その借りは返したって言ってるでしょ!?」
【シナリオエンドデモ終了】


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