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ゴマボ/芦屋アシベ&ゴマちゃん&ゴマボ
ゴマボが来た!

とある町に住むアシベは声の大きな小学1年生。
ひょんな事件をキッカケにゴマフアザラシの
赤ちゃん『ゴマちゃん』と一緒に暮らしていた。

とうちゃんやかあちゃん、
友達のみんな、そしてゴマちゃんと
楽しい日々を過ごしていたある日、
アシベのじいちゃんから一つの贈り物が
届けられる。

それは…芦屋商事が開発した
おもちゃのロボットの試作品、、
『頑張って 温泉旅行に行けるよう
みんなで 芦屋商事を ブイブイ言わせよう
お疲れさん』
略して『ゴマボ』であった

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ゴマボ「おいら、ゴマボだよ~」
アシベ「ホントすっげえ。見た目はゴマちゃんそっくりで、声はおいらそっくりだ」
ゴマちゃん「キュキュ~!」
アシベ「じいちゃんの会社って、こんなロボットまで造れちゃうんだ。確か色んなことができるんだよね」「なんだっけ…にんにく機能? なんか違ったような…」
ゴマボ「成長型高性能AIによる学習認識機能です」「さ、様々なことを見たり聞いたりして、賢くなっていきます」
アシベ「へ~、おいらたちみたいだ!」
ゴマちゃん「キュキュ、キュキュキュ?」
ゴマボ「気分たちのことも知っているのかですって? それはもちろんです」
アシベ「じゃあ、とうちゃんや、かあちゃんたちのことも?」
ゴマボ「は、はい、たとえばとうちゃんのことなら、仕事終わりのちょいと1杯をもう少し控えた方がマッチベタ~」
アシベ「とうちゃん、かあちゃんにお酒飲みすぎてよく怒られてるもんな」
ゴマボ「かあちゃんはへそくりの隠し場所をもう一工夫するといいことがあるかもカモナマイハウス~」
アシベ「う、うん…」
ゴマボ「ペッペッペッさんは入社したばかりの頃はちやほやされたものの、最近はさっぱりなので、もうちょっと目立ちたいなーと思っています」
ゴマちゃん「キュ、キュキュ…」
アシベ「うん、言ってることは合ってるかなーって思うけど…」
かあちゃん(画面オフ)「あら? そこにいるのはアシベじゃない? アシベ~!」
アシベ「あっ、かあちゃんの声だ!」「どうしよう…。このままゴマボと会わせちゃったら、たぶん…」
ゴマちゃん「! キュキュ~!」
ゴマボ「どうしたのですか、ゴマちゃん?」
ゴマちゃん「キュキュ!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ゴマボ「アシベ君がかあちゃんと話している間に、私たちは別の場所に行く」「あ、ありがとう、ゴマちゃん。私はこの世界をもっと知りたかったのです。このまま案内してくれませんか?」
ゴマちゃん「キュキュ!」
ゴマボ「ここは商店街という場所でしたね。少し待っていてください」「アイスください」
女(若者)「あ、ああ…いらっしゃいませ?」
ゴマボ「カード、OK?」
女(若者)「あ、あはは…」

ゴマボ「ど、どうぞ、アイスです。ゴマちゃんも食べてください」
ゴマちゃん「キュキュ! キューキュキュ~!」
ゴマボ「いえいえ、お安いご用です」
男(若者)「おっ、ゴマちゃんじゃないか。今日はアシベ君は一緒じゃないのか…って、ゴマちゃんがもう1匹…?」
ゴマボ「ぼ、僕、ゴマボです。ゴマちゃんに似た姿をしていますけど、みんなの役に立つためのロボットです」
男(若者)「へー、みんなの役に立つためのロボットか…。じゃあ仕事の悩みなんか相談してみちゃおうかな」
ゴマボ「あなた、こんな見た目のロボットなんて、言う程役に立たないだろうから、適当な話題を投げておけばいいと思っていますね」「そんなその場しのぎの性格だから、仕事でも決定力にかけ、30代にも関わらず、役職をつけてもらえないのです。デスマーチ」
男(若者)「………」「くそぉぉぉぉ! そんなことはわかってるんだよぉぉぉぉ!」
〔走り去る足音〕
ゴマボ「彼、どうしたんでしょうか?」
ゴマちゃん「キュキュ…」
少女「あら、ゴマちゃんがふたりもいる!」
ゴマちゃん「キュ!」
少女「ふふ、こんにちは」
ゴマボ「あ、あなた…実は最近…お金使いが荒いと思っていますね」
ゴマちゃん「! キュキュ…!?」
ゴマボ「子供の頃からこんな調子では、大人になったらブランド物を買いあさり、家計が火の車」「自分の母親のように、毎日家計簿とにらめっこは避けたいと思っているのに~」
少女「………」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ゴマボ「あれからたくさんの方と話すことができましたけど…」「どうして…どうして、私と話をすると、みんな元気がなくなってしまうのでしょう…?」
ゴマちゃん「キュキュ~…」
ゴマボ「ゴマちゃんはどうしてみんなと仲良くできるのですか?」「誰ひとりアザラシの言葉など理解できていないというのに」
ゴマちゃん「キュキュキュ、キュキュキュキュ~!」
ゴマボ「言葉はわからなくても、みんなの気持ちはなんとなくわかるというのですか!?」「不可解! 理解不能! 不可不可不可不可~!」
ゴマちゃん「キュウ~…」
〔走り寄る足音〕
アシベ「あ、こんな所にいた! ゴマちゃん、ゴマボ、大変だよ~!」
ゴマちゃん「キュキュ?」
ゴマボ「大変とはどういうことでしょうか?」
アシベ「じいちゃんがゴマボを持って帰っちゃうんだって!」
ゴマちゃん「キュキュ!?」
アシベ「なんか頭が良すぎるとか…お金がいっぱい必要になるとか…そんなことを会社の人が言ってたからって…」
ゴマちゃん「キュキュ~?」
ゴマボ「私は知能が高すぎる故に、みんなのことがわかりすぎてしまう。けれどそれは決して良いことばかりではない」「私はこれから量産に向けてたくさん造られなくてはいけないというのに、こんな状態ではとても量産はできないでしょう」
アシベ「ゴマボ…」
ゴマちゃん「キュキュ! キュキュキュ! キュキュキュキュ~!!」
アシベ「ゴマちゃん…せっかくお友達になったゴマボを連れていってほしくないって?」
ゴマちゃん「キュキュ!」
ゴマボ「…残念だけどここでお別れしよう、ゴマちゃん」
ゴマちゃん「キュ!?」
ゴマボ「渡井は社長に外の世界を見に行かせてもらえるようお願いしてみます」
アシベ「外の世界を?」
ゴマボ「はい、私はゴマちゃんとみんなに出会ったことで新しいデータを得ることができました」「人は言葉を以てしても、中々理解し合えないということ」「時には言葉を使わずとも心を通じあわせられることを」
ゴマちゃん「キュキュウ~…」
ゴマボ「私はもっと他の世界を、もっと素晴らしい世界をたくさん見たい」
アシベ「ゴマボ…」「…わかったよ。なら、その世界をおいらが見せてあげるよ。ゴマちゃんと一緒にたくさん、たくさーんさ!」
ゴマちゃん「キュキュ~!」
ゴマボ「一緒にいても良いのですか…?」
アシベ「もっちろんだよ! とうちゃんやかあちゃんたち、もちろんじいちゃんにもお願いしてみるからさ!」
ゴマちゃん「キュキュキュ! キュキュキュキュ~!!」
ゴマボ「ありがとう、アシベ君。ゴマちゃん…」「もし許されるのなら、私はあなたたちと一緒に色んな世界を見たい」
アシベ「うん! 見ようよ、ゴマボ!」
ゴマちゃん「キュ~!!}
ゴマボ「はい」
【シナリオデモ終了】


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