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メタビー/天領イッキ
ロクショウ/快盗レトルト
ロボトルの絆

メダロットとは…
ティンペットという骨組みに、
頭部、右腕、左腕、脚部のパーツを組み合せ、
最後にメアルをはめることで動き出す
ロボットのことである

メダロットのメダロッターは力を合わせ、
メダロット同士が戦いパーツを奪い合う、
ロボトルを行い、それは大流行していた

天領イッキはある日ひょんなことから
カブト型メダロットを手に入れ、
メタビーと名付ける
そして今日も、パートナーのメタビーと一緒に
ロボトルをするのだった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

イッキ「だーかーら! 違うって! 避けろってば!」
メタビー「ああん!? 撃ちゃあ良いだろ! 撃ちゃあ!」
〔機関銃の銃声〕
イッキ「おい、メタビー! なんで言うこと聞かないんだよ!」
メタビー「お前が新しいパーツを買わないからだろ!」
イッキ「パーツパーツって…。ロボトルに必要なのは戦略だろ!?」
メタビー「いいや、違うね! パーツの強さだ!」
イッキ「なんだと!」
少年「ちゃんとロボトルやろうよー。いいかげんにしないと、俺帰るよー?」
イッキ「ああ! ごめん!」
メタビー「ププ、怒られてやんの」
イッキ「むっかー! お前のせいじゃないか! このポンコツメダロット!」
メタビー「ああん!? ふざけんな! このポンコツメダロッター!」
イッキ「なんだと! 僕だって優秀なパートナーならもっともっと勝ててるよ!」
メタビー「…!」
イッキ「あ…」
メタビー「そうかい、わかったよ…。今日限りで、パートナーは解散だ!」
〔走り去る足音〕
イッキ「勝手にしろ!」「お小遣い少ないんだからパーツなんて買えるわけないだろ…!」
レトルト「ふはははははは!」
少年「なんだ!?」
レトルト「彩りましょう食卓を。みんなで防ごう、つまみ食い…」「常温保存で愛を包み込む、カレーなるメダロッター…快盗レトルト、ただいま参上!」
少年「うわあ! ヘンタイだ!?」
〔走り去る足音〕
レトルト「ヘンタイ!? 私が!? むむむ…!?」
イッキ「レトルトさんだ! どうしてここに?」
レトルト「う、うむ! たまたま下校途ちゅ…いや、町のパトロールの最中にたまたま君を見つけてね」
イッキ「パトロールなんて偉いや! さすがレトルトさんだ!」
レトルト「それよりも少年! 良いのかい、君のメダロットは?」
イッキ「別にいいですよ、あんなやつ」
レトルト「フッ、なるほどな。あいわかった! 君の相棒は、私が責任を持って保護しよう!」
イッキ「いや、別にあんな…」
レトルト「みなまで言うな少年よ! 代わりに私のメダロットを使ってみたまえ!」「そうすれば自ずと見えてくるものがあるだろう…」
イッキ「レトルトさんのメダロットですか!? 興味あるぅー!」
レトルト「意外と切り替えが早い…さすが小学生というべきか?」
イッキ「はい? なんですか?」
レトルト「いや、なんでもあるまい…。君ならきっと気づけるはず!」
イッキ「なにに気づけば良いんでしょう?」
レトルト「それは自分で探すものだ! ではさらばだ! アデュー! ふははははは!」
イッキ「よぉし…ロボトルがパーツじゃないってこと証明してやるんだ!」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

イッキ「いけ、ロクショウ! 右斜め後ろから、チャンバラソードだ!」
ロクショウ「了解した」
〔斬撃音〕
少年「ひえええ」

イッキ「やったね! 連勝記録更新だ!」
ロクショウ「なかなかの名采配だったぞ」
イッキ「ありがとうロクショウ! やっぱり、ロボトルは戦略が大事なんだ!」(でも…あれ? なんだろう…このモヤモヤした感じ…)

メタビー「どうだ! この強さは! やっぱりパーツが重要じゃねぇか!」
レトルト「満足しているようだね」
メタビー「おう。お前のおかげで、色んなパーツ使えて満足してるぜ」「………」
レトルト「どうしたんだい? 次はこっちのパーツなんてどうかな?」
メタビー「い、いや、なんでもねえ!」「それもありがたく使わせてもらうぜ!」
レトルト「そうか…」(そろそろかな…)

ロクショウ「どうしたイッキ殿?」
イッキ「わかんない…。なんか、ロボトルには勝ってるんだけど、ずっともやもやしてるんだ」
ロクショウ「それはそうだろう」
イッキ「どういうこと?」
ロクショう「私は、イッキ殿の本当のパートナーではないからな」
イッキ「…!」
ロクショウ「ロボトルはただのバトルではない。メダロッターと我々を繋ぐ…」
イッキ「絆…」
ロクショウ「その通りだ。形だけの勝利など、虚しいだけだろう?」
イッキ「…僕、メタビーに会わなくちゃ!」
ロクショウ「良い答えだ。ちょうど彼からも連絡が来ていた。イッキに会わせてくれ、と」
イッキ「…!」
〔走り去る足音〕
ロクショウ「居ても立っても居られない…か。さて、私も行くとするか」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

メタビー「………」
イッキ「………」
メタビー「あのよ…」
イッキ「僕、間違ってた。ロボトルに勝てれば良いってそう思ったけど…違ったみたいだ」
メタビー「俺も、パーツ変えて戦ってみたけどよ、なんかしっくりこねえわ」
イッキ「僕、ロボトルして勝ちたかったんじゃなくてお前と勝ちたかったんだって、改めて気づいた」
メタビー「俺もだ。ひとりで強くなったって、なんも意味ねえ」
イッキ「ごめん、メタビー」
メタビー「悪い、イッキ」
レトルト「これで、一件落着かな」
ロクショウ「お疲れさまだな、マスター」
レトルト「まったくだよ。おかげでバイト代がほとんどパーツに…」
ロクショウ「後輩を育てるのも先輩の務めだ。仕方あるまい」
レトルト「それはそうなんだけどねえ…ところで、イッキくんのマスターぶりはどうだった?」
ロクショウ「うむ。それが意外な名采配で、マスターよりも…」
レトルト「え…?」
ロクショウ「冗談だ。私をうまく扱える者など、マスター以外にいないだろう」
レトルト「お、お前なぁ…。いつのまにそんな冗談を言えるように?」
ロクショウ「さあな?」
レトルト「考えてみれば、お前とも長い付き合いだな」
ロクショウ「年寄みたいな物言いだな」
レトルト「お前ね…」
ロクショウ「だがその長い時間…私を選んでくれたことは感謝している。ありがとう」
レトルト「ロクショウ…」
イッキ「レトルトさーん!」
レトルト「とぅわっちゃ!?」「コホン…なんだい、少年?」
イッキ「前からお願いしたかったんですけど、僕とロボトルしていただけませんか!?」
メタビー「やろうぜ! イッキと一緒に戦いたくてうずうずしてんだ!」
レトルト「ふむ…」
ロクショウ「どうする、マスター?」
レトルト「断る理由もあるまい!」
ロクショウ「そうこなくては!」
レトルト「行くぞ少年! メタビー!」
メタビー「おう!」
レトルト「ロボトルぅー…」
イッキ「ファイトッ!!」
【シナリオデモ終了】


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