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ハインヘルム(オリーヴ機)/オリーヴ・オペール(私服)
ハインヘルム(ベルタ機)/ベルタ・ベルンシュタイン(私服)
愛され冥王大作戦

火星調査団『ソリス』。
火星で起きた謎の事件を調査、解決するべく、
地球連邦によって設立された組織である。

その一員であるベルタ以下4名は、
新年早々、各自足りないモノがあるので
それを考えるようにと上層部に叱られてしまう。

各自思い思いにその言葉を受け止めていたが、
ベルタは納得がいかないでのあった…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ベルタ「わかってない! あいつらはなにもわかってないぞ!」
オリーヴ「なにをそんなに怒ってるんですか?」
ベルタ「上層部の連中が、我に足りないものがあるので、しっかりと見つけるようにと言ってきたのだ」
オリーヴ「お正月の訓示で、私たち4人が言われちゃったやつですね…」
ベルタ「この完全完璧な我に、そんなものがあるはずがない。だから、抗議してきたのだ」
オリーヴ「そうしたら、どうなったんですか?」
ベルタ「あるからちゃんと探せ! と滅茶苦茶怒られた…」
オリーヴ「あらら…」
ベルタ「我にそんなもの、あるはずがないのに…」
オリーヴ「もしかしてなんですけど」
ベルタ「なにか思いつくものがあるのか?」
オリーヴ「ベルタさんって格好いいじゃないですか」
ベルタ「ま、まあな! 銀河を統べる冥王13柱のひとりだしな!」
オリーヴ「そのせいで、可愛らしさが足りないんじゃないでしょうか?」
ベルタ「可愛らしさ…。必要か、それ?」
オリーヴ「必要ですよ、女の子なんですから!」
ベルタ「う、うーん…。でも、我は冥王だし可愛くなくても…」
オリーヴ「可愛い冥王がいてもいいじゃないですか」
ベルタ「なんか、いまいちピンとこないが…」
オリーヴ「折角ですし、やってみましょうよ!」
ベルタ「折角なのかな…? やらなくてもいいような…」
オリーヴ(私服)「…やりましょうって」
ベルタ「ひい!?」
オリーヴ「ん? どうしたんですか?」
ベルタ「お前の横に、なにか邪悪なお前が見えたような…」
オリーヴ「なんのことです?」
ベルタ「気にするな。きっと我の勘違いだろう…」
オリーヴ「ん?」
ベルタ「まあ、可愛さも手に入れて、格好良くて可愛い究極冥王となるのもいいだろう」「しかし、どうやってその可愛らしさとやらを身につけるつもりだ?」
オリーヴ「うーん…」
ベルタ「考えてなかったのか…」
カタリーナ「では、こんなのはどうでしょうか?」
ベルタ「どこから湧いて来たんだ、お前!?」
カタリーナ「ほわんほわんほわわ~ん」
ベルタ「あれ? つい最近、こんなのを見たぞ!?」
〔画面、発光〕

カタリーナ(サンタ)「ほっほっほっ、メリークリスマス!」
ベルタ「やっぱりそうだ! これ先月もやってただろ!」
カタリーナ(サンタ)「先月? なに言ってるのかわかりませんね」
オリーヴ「サンタさん、来てくれたんですね!」
ベルタ「もう1月だぞ!? 完全に時期がおかしいだろうが!」
カタリーナ(サンタ)「あなたたちは全く可愛くないので、この特別な薬『カワイクナール』を飲んで、可愛くなってください」
オリーヴ「わかりました、可愛くなります!」
ベルタ「いや、いいのか…? 全く可愛くないって言われてたが…」
カタリーナ(サンタ)「ささ、グイグイっとどうぞ」
オリーヴ「グイグイー!」
ベルタ「グイグイー!」
〔発光音〕
〔画面、青にフラッシュ〕

オリーヴ「私たちの身体から光が!?」
ベルタ「これが、カワイクナールの力なのか!?」
〔画面、青にフラッシュ〕
オリーヴ(私服)「ほい!」
ベルタ(私服)「とお!」「って私服になっただけじゃないか!」
カタリーナ(サンタ)「ずいぶんと可愛くなりましたね」
ベルタ(私服)「なったか!? 着替えただけでなったか!?」
カタリーナ(サンタ)「おっと、敵が現れたようです。ふたりとも戦ってください!」
オリーヴ(私服)「合点です!」
ベルタ(私服)「もう無茶苦茶ではないか…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ベルタ「可愛くなるどころか、普通に戦闘して終わったではないか!」
カタリーナ「ダメですねえ、ベルタは…」
ベルタ「なんだと!」
カタリーナ「戦闘中の激しい動きを利用して、パンチラとか胸チラとかすればいいじゃないですか」
ベルタ「可愛さと関係ないだろ、それ!」
カタリーナ「そうですよね。ベルタに胸チラは無理でしたね」
ベルタ「ば、馬鹿にしおって…!」「オリーヴ、お前からなにか言ってやれ!」
オリーヴ「…攻撃する時のかけ声は、『えいっ』とか『てりゃっ』とかの方が、可愛いんじゃないでしょうか?」
ベルタ「真面目か!?」
カタリーナ「まったく真面目にやって下さいよ。ベルタのためにやっているんですからね?」
ベルタ「我が悪いのか!?」
オリーヴ「大丈夫ですよ。ベルタさんなら、絶対に可愛くなれますから!」
ベルタ「慰められてるし!」
カタリーナ「では、いきますよ。ほわんほわんほわわ~ん」
〔画面、発光〕
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

カタリーナ(サンタ)「ほっほっほっ、ハッピーニューイヤー」
ベルタ(私服)「…いや、正月でも遅いんだがな」
オリーヴ(私服)「サンタさん、来てくれたんですね!」
ベルタ(私服)「…もう我はつっこまんぞ」
カタリーナ(サンタ)「では、自分が可愛いと思う仕草をしてください。どうぞ!」
ベルタ(私服)「サンタ関係ないだろ!」
カタリーナ(サンタ)「10…9…8…7…」
ベルタ(私服)「なんのカウントダウンなんだ、それ!?」
カタリーナ(サンタ)「6…5…4…3…」
ベルタ(私服)「あわ…あわわわわ…!?」
カタリーナ(サンタ)「2…1…」
ベルタ(私服)「きゃ…きゃぴ☆」
カタリーナ(サンタ)「………」
オリーヴ(私服)「………」
ベルタ(私服)「なにか反応してくれ! ツラすぎるだろうが!」
カタリーナ「4点ですね…」
オリーヴ(私服)「私は6点をあげてもいいと思いますけど?」
カタリーナ(サンタ)「あれが、『きゅるりんちょ♪』だったら、8点はいっていたのですが…」
オリーヴ(私服)「でも、彼女の伸びしろを考えると、やっぱり4点は厳しいかと…」
ベルタ(私服)「真剣に審議するな!」
カタリーナ(サンタ)「きゃぴ☆」
ベルタ(私服)「やめろおおおおっ!」
カタリーナ(サンタ)「おっと、敵が現れたようですね。きっとベルタにムカついたんでしょう」
ベルタ(私服)「我なの!? 我のせいなの!?」
カタリーナ(サンタ)「では、よろしくお願いします」
オリーヴ(私服)「合点です!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ベルタ「なぜ、毎度毎度戦わねばならんのだ…」
カタリーナ「きゃぴ☆」
ベルタ「誤魔化すのに、それを使うな!」
オリーヴ「おふたりとも、ちょっといいですか?」
ベルタ「どうしたんだ、オリーヴ。神妙な面持ちになって」
オリーヴ「さっきから全然、可愛くなってないと思うんですけど…」
ベルタ「知ってるよ! 可愛くなるようなことをしていないからな!」
カタリーナ「なんか面倒になってきたんで、はやくパンツを見せてくださいよ、ベルタ」
ベルタ「黙ってろ、お前は!」
オリーヴ「やっぱり、ベルタさんの持ち味を活かしつつ、可愛らしさを表現した方がいいと思うんですよ」
カタリーナ「ベルタの持ち味…。まない…」
ベルタ「冥府へと堕ちたいのか、カタリーナ…」
カタリーナ「なにも言ってないじゃないですか?」
ベルタ「ほとんど答えを言ってるだろうが!」
カタリーナ「ほへ~?」
オリーヴ「ベルタさんと言えば、やっぱり必殺技だと思うんです! これを可愛くしたらどうでしょうか!」
ベルタ「必殺技を可愛く…。想像もできんな…」
カタリーナ「仕方ありませんね。私が見本を見せてあげますよ」
ベルタ「カタリーナが?」
カタリーナ「私にかかればこの程度のことなんて、メグザクポイポイですから」
ベルタ「どんな感じなのか一切わからん…」
カタリーナ「では、いきますよ。ほわんほわんメグザクポイポイ~」
ベルタ「…気に入ったのか、それ」
〔画面、発光〕
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

オリーヴ(サンタ)「ほっほっほっ」
カタリーナ(サンタ)「メリークリスマス」
ベルタ(私服)「なぜ増えたんだ、サンタ!」
カタリーナ(サンタ)「話が進まないので、そういうのいいですから」
ベルタ(私服)「お前たちが話の腰を折っているのだろうが…!」
オリーヴ(サンタ)「では、カタリーナさん。可愛い必殺技をお願いします!」
カタリーナ(サンタ)「わかりました。ちゃんと見ていてくださいね?」
ベルタ(私服)「本当にできるのだろうな…?」
カタリーナ(サンタ)「いっくよ~! えぇいっ!」
〔キスの音〕
〔画面、ピンクにフラッシュ〕

ベルタ(私服)「なんだいまの音は!?」
オリーヴ(サンタ)「可愛いです、カタリーナさん! 効果音まで含めてバッチリでした!」
カタリーナ(サンタ)「お粗末様でした。では、次にベルタの番ですよ?」
ベルタ(私服)「くっ…! カタリーナにできて、我にできなはずがない!」「やってやる! やってやるぞッ!」
オリーヴ(サンタ)「いまのはちょっと…」
カタリーナ(サンタ)「硬すぎますね。可愛らしさの欠片もありませんでした」
ベルタ(私服)「まだ言ってない!」
カタリーナ(サンタ)「それならそうと言ってくださいよ」
ベルタ(私服)「わかるだろ、普通!」
カタリーナ(サンタ)「はいはい、早くやって下さいね」
ベルタ(私服)「我をぞんざいに扱いおって…。いいか、目に物を見せてくれる!」「ラブリー…」
カタリーナ(サンタ)「おっと、敵が来ましたよ」
ベルタ(私服)「なんでこのタイミングで!?」
カタリーナ(サンタ)「私に言われても…」
ベルタ(私服)「全部お前のさじ加減だろ!」
オリーヴ(サンタ)「行きましょう、ベルタさん! クリスマスの街並みは私たちが守るんです!」
ベルタ(私服)「落ち着け、オリーヴ! クリスマスはとうに終わったぞ!」
オリーヴ(サンタ)「とりゃあ!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

カタリーナ「結局、できてないじゃないですか」
ベルタ「お前のせいでな!」
カタリーナ「人のせいにするとか、最低すぎますよ」
ベルタ「完全にお前のせいだからな!」
カタリーナ「やれやれ…。ベルタに付き合ってるだけ時間の無駄ですね。行きましょう、オリーヴさん」
オリーヴ「でも、ベルタさんのがまだ…」
カタリーナ「放っておいても大丈夫ですよ。それよりもオリーヴさんは私とあっちの方で、可愛いことをしましょうね?」
オリーヴ「なにをするつもりですか!?」
カタリーナ「ふふ、ふふふふ…」
オリーヴ「た、助けて下さい~!」
ベルタ「本当に行きおったのか、あいつら…」「………」「我だってその気になれば、可愛い行動のひとつやふたつできるというのに…」「喰らえ! ラブリー冥王の最終奥義を!」
〔歩み寄る足音〕
アヤメ「なにをしているのですか、ベルタ?」
ベルタ「ッ!? み、見ていたのか…?」
アヤメ「ええ、ラブリー冥王の最終奥義をくらいました」
ベルタ「あわわわわ…」
アヤメ「私は可愛いと思いますよ」
ベルタ「…! バーカ! バーカ!」
〔走り去る足音〕
アヤメ「なぜ、褒めたのに怒られたのでしょうか…?」「………」「ラブリーアヤメがオシオキしちゃうぞ♪」「………」「ないですね…。これはないと思います…」
【シナリオエンドデモ終了】


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