TOP PAGEへ

シェラザード/アレン・シェザール
天空の騎士

『天空の騎士』の称号を受けた者に
代々乗り継がれてきた機体、シェラザード。

その機体を操る、金髪の華麗なる剣士、
アレン・シェザール。

彼には想い人がいた。
しかし、その想いが成就されることはなく、
彼の想いは未だに燻り続ける…。

そして今日もまた、
彼は夜空を見上げていた…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

アレン「………」(私は…愚かなのだろう。全ては泡沫に消えた夢…しかし、私の心はまだ彼女の…)
〔画面、発光〕

ミラーナ「ねえ、アレン! 次はあちらを見てみましょう?」
アレン「ええ…」
ミラーナ「あら…アレン、あれは何かしら?」
アレン「そうですね…」
ミラーナ「………」
アエン(ミラーナの姿は、日に日にマレーネに…彼女とミラーナは違う。もちろんわかってはいるが…)
ミラーナ「アレンっ!」
アレン「! どうされましたか?」
ミラーナ「それはこちらのセリフです…!」
アレン「え…?」
ミラーナ「今日は一日中様子がおかしいわ…。わたくしの話をちっとも聞いてくださらないもの」
アレン「…姫が街中を歩くのです。周囲に気を配るのは、やむを得ません」
ミラーナ「せっかくの散歩ですのに…。そんなのって無粋ではなくて?」
アレン「それが騎士の務めですから」
ミラーナ「わたくしはそれでは楽しくないわ」「そうだ! 腕を組んで歩くのはどうかしら?」
アレン「ミラーナ姫、いけません。婚姻前の淑女がそのような…」
ミラーナ「…冗談よ」「でも、私を退屈させた埋め合わせは必ずしてくださるのよね?」
アレン「ええ、いつか折を見て必ず…」
ミラーナ「………」
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ミラーナ「………」
アレン「姫…。このような時間に、こんな場所で…」
ミラーナ「アレン…。ふたりの時は、ミラーナと呼んでと言ったでしょう?」
アレン「ミラーナ…どうしたのですか?」
ミラーナ「決まっているでしょう・あなたが遠くへ行くと聞いたからです」
アレン「そのことですか…」
ミラーナ「…! どうしてそんなに冷静なの? あなたはここを離れることなんとも思わないの?」「わたくしの心は、こんなにも張り裂けそうなのに…」
アレン「…仕方のないことですから」
ミラーナ「仕方なくなんかないわ!」
〔衣擦れの音〕
ミラーナ「行かないで、アレンっ…! わたくしは…あなたにそばにいて欲しいのです…」
アレン「ミラーナ…」「私はパラスを…いえ、アストリアを守るために行くのです」
ミラーナ「それでも…わたくしは…あなたが遠くへ行ってしまうのが嫌なの…」
アレン「浮き船もあります。あなたが望めば、私はいつだって帰って来られるのです」
ミラーナ「嘘ばっかり…。アレンが帰って来ないのなら、わたくしがアレンの所に行きますわ…!」
アレン「それはいけない。あそこは国境にほど近い。どんな危険があるやもしれません」
ミラーナ「嫌よ! 危険な場所ならなおさら…!」
アレン「ミラーナ、どうか私を困らせないでください…」
ミラーナ「ねえ、アレン…わたくしは…わたくしは、あなたが望むなら…!」
アレン「ミラーナ…」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ミラーナ「ねえ、アレン…わたくしは…わたくしは、あなたが望むなら…!」
アレン「ミラーナ…」「…その先は言ってはいけません。言ってしまえば、お父様が嘆き悲しみます」
ミラーナ「わたくしは…!」
アレン「あなたは賢い方だ。自分の立場はご存じのはず」
ミラーナ「…!」
アレン「さ…夜も更けてきました。淑女がいつまでもこんな所にいてはいけません」
ミラーナ「アレン…」
アレン「どうか、お部屋に」「…それとも、おひとりでは戻れませんか?」
ミラーナ「…!」「…いいえ、戻れます」
アレン「それは結構なことです」
ミラーナ「………」「…それでも、私は待っているわ」
〔歩き去る足音〕
アレン「………」「マレーネ…私は…」
〔画面、発光〕

アレン(マレーネの面影を彼女に重ねるなど、あってはならないはずだ…)(だが…)
〔光の放出音〕
〔画面、フラッシュ〕

アレン「…!」(あの光の柱は…? それに、今飛んでいった光は…)「どうやら…星は考える時間も与えてくれないらしい…」
【シナリオデモ終了】


● ユニットシナリオ「天空のエスカフローネ」 へ戻る


◆ 「ユニットシナリオ」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦X-Ω」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。