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シナンジュ/フル・フロンタル
器に注がれる名

袖付きを率いる男『フル・フロンタル』。

アナハイム社と、ある取引をしていた彼は、
目的の物を受け取るために
指定された宙域へ向かっていた…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

フロンタル「あれだな、アハナイムの輸送船というのは」
ネオ・ジオン兵「はい、手筈通り、モビルスーツ部隊を展開しているようです」
フロンタル「出迎えの準備はできているというわけか」
〔通信の開く音〕
アンジェロ「こちらも出撃の準備はできております、大佐」
フロンタル「多少、交戦の跡がなければ、彼らに疑いの目が向いてしまうからな」「くれぐれも手心を加えるのを忘れぬようにな」
アンジェロ「心得ております」
〔通信の閉じる音〕
フロンタル「さて、私の為に造られた新型…。どのような物か、見せてもらうとしよう」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

男(中年)「お待ちしていましたよ、フル・フロンタル大佐!」
フロンタル「これが例のモビルスーツ…」
男(中年)「ええ、シナンジュです」
フロンタル「色が赤くなりましたな」
男(中年)「先日、お見せしたデータにご注文通りの改良を加えましたので」
フロンタル「いい仕上がりです」
男(中年)「ハハ、なんの…」
アンジェロ(戦争を商売にする、薄汚い死神どもが…)
〔走り寄る足音〕
ネオ・ジオン兵「大佐、報告します!」
フロンタル「どうした…?」
ネオ・ジオン兵「警戒に当たっていた部隊より連絡があり、現在、こちらに連邦軍の艦艇が接近中とのことです!」
フロンタル「何…?」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

アンジェロ「これはどういうことだ! 連邦の人払いは貴様らの仕事だったはずだ! まさか貴様ら…!」
男(中年)「ひっ…!」
フロンタル「よせ、アンジェロ。過ちは誰にでもある。大事なのはそれを認め、次の手を打つこと」「現在の詳しい状況は…?」
ネオ・ジオン兵「ハッ…! まだ交戦は開始されておりませんが、モビルスーツ部隊の展開も確認されています!」
アンジェロ「小賢しい連邦が…! こちらにもモビルスーツの用意はある!」「数の上では劣っているが、連邦のザコを葬るぐらい造作もないことだ!」
フロンタル「待て、せっかくの機会だ。アレを使わせてもらうとしよう」
アンジェロ「アレ…? ! まさか大佐自ら…!」
フロンタル「機会はそれを活かしてこそ意味がある。シナンジュの性能、試させてもらおう」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フロンタル「ふっ…。いい性能だ。私の反応に充分ついてきてくれる」
ネオ・ジオン兵「あっという間にモビルスーツ数機を…!」「よし、我々も大佐の後に続くぞ!」
アンジェロ「いや、我々はここで見ているだけでいい」
ネオ・ジオン兵「しかし…!?」
アンジェロ「教えておくぞ、新米。我々の任務は、大佐の戦場をお守りすることだ」「それを汚すことは絶対に許されない。たとえ我々でもだ!」
ネオ・ジオン兵「ハッ…!」
アンジェロ「よく見ておくといい! 大佐の戦場というものを!」
フロンタル「彼らには、自らの不運を呪ってもらうとしよう」
【シナリオエンドデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

連邦兵「ダメだ、速すぎる…!?」
フロンタル「いかんな。怯えているのが見て分かる」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕

連邦兵「ぐわああぁぁぁ!」
フロンタル「戦場では恐怖した者が先に逝くことになる。君のように…」
連邦兵「なんなんだ、奴は…! 3倍以上の速度があるんじゃないのか! アレではまるで…赤い彗星…!」
フロンタル「これではこの機体の限界は試せんな。では、そろそろ終わりにさせてもらおうか」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フロンタル「なんとか事なきを得ることができたな。あれ程の性能のモビルスーツを造ってくれた、アナハイムの方々には感謝をせねばなアンジェロ「見事な戦いでした、大佐! あの姿はさながら…」「…!」
フロンタル「構わん。君の正直な言葉を聞かせてくれ」
アンジェロ「さながら赤い彗星のようだったと…」
フロンタル「そうか、君にもそう見えたか。ならば他の者たちにもそうなのだろう」「私は器に過ぎない。しかし、そう望む者がいるのならシャアの再来を名乗るのも悪くはないな」
アンジェロ「大佐…」
フロンタル「私は求められる器でありたいと考えている。それが赤い彗星という名なら、あえてそう名乗ろう」「そう…。時代が私にそれを求めるのであれば…」
【シナリオエンドデモ終了】


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