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スモー(ゴールドタイプ)/ハリー・オード
ハリーとキエル

ムーンレィスは、
月から地球に帰還する作戦を実行したが、
地球のアメリア大陸に住んでいた人間と
折り合いがつかず、双方は激突してしまう。

そんな月の女王であるディアナ・ソレルと、
地球に住むキエル・ハイムのふたりは、
容姿から声までそっくりだった。

ふたりはあるタイミングで入れ替わり、
周囲はそのことに気づかないでいた。

だが、ただひとりだけ
そのことを誰から聞くでもなく、
自ら気がついていた人物がいた…

[Ep.1]
【シナリオデモ開始】

ハリー「ふむ…なかなか悪くない格好ではないか」(しかし、ディアナ様…いや、お嬢様のほうからディアナ様のもとに迎えと仰るとは…)(御身が危険と知りながら、か。一般市民であるはずの女性がわからぬものだな…)「………」(ディアナ・カウンターの誰もが違和感を持たぬあの胆力ならば当然か。私ですらすぐには…)

〔ハッチの開閉音〕
ハリー「失礼いたします」「ご命令通り、ウィル・ゲイムはフィル少佐に預けて参りました」
キエル「………」
ハリー「ディアナ様?」
キエル「!」「…ご苦労様です。時に、ハリー中尉」
ハリー「はい」
キエル「ウィル・ゲイムとか言う男の話…あのようなお伽噺…あなたはどう思いますか?」
ハリー「あにお男の祖先がディアナ様と恋をした…というものですか?」「私にはあのような下衆な男の話は…」
キエル「…いえ、つまらぬことを言いました」「今日は疲れたので休みます」
ハリー「それがよろしいかと。早めにおやすみください」
キエル「ええ…そうですね。そのように致しましょう」
ハリー(先日から香りが違うと思っていたが彼女はやはり…)(いや、ディアナ様…私は、あなたのご意向に沿いましょう)
【シナリオデモ終了】


[Ep.2]
【シナリオデモ開始】

ハリー(画面オフ)「ムーンレィスはアメリア大陸のサンベルト一帯で建国宣言をするための式典を催すことになる」「しかし、ディアナ様の姿でキエル嬢は、ムーンレィスの思惑に反し、アメリア大陸との交渉を再開しようと宣言した」「だがそれは、過激な一部の軍らを焚き付けることにもなった…」
〔ハッチの開閉音〕
ハリー「ディアナ様! 先ほどのお話は…!」
キエル「ハリー中尉ですか」「わたくしに従えば良い…そう申し上げたはずですが?」
ハリー(あれだけの大勢を前であの立ち居振る舞いをして震えもせずか…見事)「いえ…先ほどは咄嗟とはいえディアナ様のご意志に背くような意見を述べたこと、お許しいただきたく思い…」
キエル「そのことですか…構いません、許します」
ハリー「ありがたきこと…」「では、私はこれで」
キエル「待ちなさい。ハリー中尉」
ハリー「はい」
キエル「あなたは以前、ソレイユで遭遇した嵐の時、わたくしにムーンレィスのなんたるかを説きました」「先ほどの式典でもそうですが…あなたはいつから…」
ハリー「………」
キエル「…いいえ。やめておきましょう。問いただしたところで何かが変わるはずもない」「私は女王として、ムーンレィスを導きます。あなたの役目はわかりますね?」
ハリー「! …仰せのままに」(ディアナ様…何故あなたが身代わりにそのままにしたか私にも少し理解ができたやもしれません)(ハリー・オード。身体を賭し、この姫様をお守り致しましょう)

ハリー(キエル嬢…はじめは戯れで入れ替わっていると思ったがなかなかどうして我々を導いてくださる…)「私も気合いをいうものを入れねばな」
【シナリオデモ終了】


[Ep.3]
【シナリオデモ開始】

ハリー「さて…」(キエル嬢…)(軍が分裂した今、軍の内部にいたとしてもいつ生命を狙われてもおかしくないこの状況で、私を行かせるのもおそらくは迷っただろう…)(いや、もしかするとこの状況を作った責任を感じてらっしゃるのか?)(私の心配を見透かしていたようだが…どこまでも読めないお方だ…)(あの方であればディアナ様の悲しみにも…)(それは期待しすぎというものか)(だが彼女には畏敬の念すら…)「…時間か」「軍に攻撃される前にディアナ様の御身、私が必ず…」
【シナリオエンドデモ終了】


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